08/02/03 18:33:30 UluxMHUTO
か、神が隣県にお住まいだった……！！
温泉神故に、きっと一生お会いする機会も無いだろうと思っておりました。
でもお隣りなら……もしかしたらいつかどこかで、と儚い期待を抱かずにはいられません。
奉納した※に毎回お優しいお言葉を下さる神。
民草のあばら屋に何度となくご光臨下さっている神。
有り難くも民草の拙い散らしがきに神殿内で触れて下さり、時には連打の拍手を送って下さる神。
けれど、神は常にお忍びでいらっしゃるご様子。
まだ一度も民草のあばら屋に御名を残しては下さいません。
キモイほど神を好き過ぎるこの民草が、未だ神殿への扉を貼れず、信者の名乗りもあげられないヘタレだからですか？
それとも、こんなあばら屋に神の御名が残るのは、やはり穢れになるのでしょうか？
いえ、我が神は決してそんなお方ではありません。
それはきっと民草の信仰が足りないせいなのです！
溢れ出るこの敬愛がいつか神へ届くその日まで、民草の果てなき萌という名の修行道は続くのです。
ああ……民草が神との交流などという、愚かな望みさえ抱いていなければ……！