08/01/09 13:28:12 FFLM7htT0
数年前のミケ前日のこと。
ミケ合わせのコピー誌のをコピーするために、都内の立地的に空いてそうなキンコに向かった。
キンコの店内を覗いてみると、流石前日だけあって何人も待っている。
その上、2台しかないモノクロコピー機は、1包というんだろうか?
恐らく厚さから1000枚以上の束の紙を持ち込んで、
腰を落ち着けてコピー作業をしているのがいた。
これは、かなり時間がかからないとコピー機が空かないだろうと思い
「同じ10円くらいだし」と、近所のコンビニでコピーすることにした。
ピコでそんなにコピーする必要ないからすぐにコピーが終わって
そんなに迷惑かけることもないだろうと、キンコ最寄りのコンビニに行くと先客がいる。
それでも、時期的に他にコピー客が来なさそうなオフィス街だからしばらく待っていると、
その人がコピーが終わったのか、コピーした紙を持参の茶封筒に入れ始めた。
作業が終わったのかと思い
「あのー。コピー機あきましたか?あいたらお借りしていいてですか?」
と聞いてみたものの反応がない上、近くに寄って初めて分かったんだけど何かブツブツ話し続けてる。
「もしかして、私の声が聞こえなかったのかも」
と、もう少し近づいて同じように声をかけようとしたら、その人が言っている言葉が聞こえた。
「絶対、辞めさせてやる。私を怒らせたらどうなるか思い知ればいい。あのクソ藪医者が」
その人は、コピーした紙を入れる茶封筒とかを広げていたので、それに目を向けてみると
茶封筒には医療関係を管轄しているらしいお役所名や、都知事、区の議員の名前があって、名前分茶封筒が用意されてた。
そして、コピーしたらしい紙には、要約すると
「自分(その女の人)がかかった精神科医の精神状態が異常で営利に走っている、
正常な患者に病名を付けて薬を飲ませたがっている、
精神状態が異常な医師が、自分を実際には患ってない病気だと言って名誉を傷つけた」
ことが大きな文字で、何故かいくつかの雑誌などから文字を拾ってきた切り張りで書かれていた。
怖くなって、そのコンビニを出てキンコの列に並んだよ。