07/09/06 20:58:59 cCFzdGRU0
一人称「僕」で自称二重人格者で自称メンヘラのリストカッターだった私。
当時友人(だと思っていた)だった子は一見ギャルながらも実は穏やかで
優しく、大抵のことは親身になって乗ってくれるクラスメイトA。
私は当然のごとく毎日Aに「見て…僕また手首切っちゃった…」とリストバンドをめくって見せていた。
Aは曖昧に笑っていた。今思えばあれは絶対困っていた。
ある日私がAにいつも通り話し掛けたところ、Aが唐突に
「ちょっと厳しいこと言っていい?」と聞いてきた。
私が「いいよ~」といった瞬間、Aは
「私、ずっと自傷者とか自称メンヘラってきもいって思ってたんだよね。
何が『僕はリスカなんてしないよ?ただ僕のもう一個の人格はしてるかもしれないけど☆』だよ。
正直、私そういうの信じないから。てか、本当にそうなんだったら恥ずかしいから隠したいと思うよ?
あんたには悪いと思わないでもないけど、あんまり話し掛けないで欲しい。胃が痛くなるの(意訳)」
と言い、颯爽と去っていった。
はたから見ると私ってそうだったのか…と思い、次第に私はリスカ自慢などをやめた。友達も少し出来た。
あの時は恨んだが、今はAに感謝している。