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525 名前:おさかなくわえたアサシンさん[sage] 投稿日:2006/04/23(日) 17:16:05 ID:LeV1/Shit
その日はいつもどうりの仕事をしていた。
入隊してしばらくたってきて仕事に余裕が出てきたのが油断だったと思う。
普段やらない様なしょうもないミスをしてしまった。
俺のボスはまだ10代の御曹司だった。でも、下手な大人よりもかなり恐い人で
正直あんまり好きではなかった。鬱な気分で上司の説教を聞く羽目に
「いつまでも新入りの気分でいられたら困んだよ」
「そんなんで出世できんのか」「いつまで経っても進歩しねぇくちびるゲルゲが」などなど
好き放題言われて(´・ω・`)な俺。
たぶん、ちょうど仕事に慣れてきて気が抜ける時期だったから
叱って俺の気を引き締めるべきだと思ったんだろう。
そのせいか、いつもより説教が少しきつめだった。徐々にヒートアップしていくボスの説教
「手前ェが伸びねぇのは注意力に欠けるからだ」
「カスはカスなりにもう少し慎重に行動しろ!」
「今回はこの程度で済んだけど、もし重要な仕事だったらどうすんだ、ああ?」
「責任取れんのかよ?」
「謝ればどうにかなるって話じゃない場合もあんだよ。わかるか?」
「しゅみませんでしたでは済まされねぇんだぞ!」
今まで怒られて(´・ω・`)だったけど「しゅみません」発言を聞いて吹いてしまった。
まさか、この人が噛むとは思ってなかったらツボにはまってしまって
笑いをこらえるので大変。
本人も恥ずかしかったのか、赤くなりながら大きな声出してその辺のものを
手当たり次第にぶち投げたり、必死にごまかしてた。
その怒られた日から上司の事が少し好きになったよ俺。