08/01/12 23:53:37
米国CN トランスフォーマーとポケモンで視聴率躍進
米国の大手アニメーションチャンネルのカートゥーンネットワークは、
今年1月5日よりテレビ放映を開始した『トランスフォーマー』の新シリーズと
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の新エピソードで好調スタートを切った。
新作アニメーションの人気により、子供向けアニメーションの
ゴールデンタイムである土曜日朝の時間帯で、視聴率は前年比で2桁以上の伸びを示した。
カートゥーンネットワークは、土曜日朝の9時から12時を
「ダイナミック・アクション・スカッド」と名づけて、
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』を1時間、
それに『BEN10』、『トランスフォーマー アニメイテッド』、
『ティーン タイタンズ』、『トータリー スパイズ』を放映している。
特に視聴率が好調だったのは、人気アニメーションシリーズ『トランスフォーマー』の
新作シリーズ『トランスフォーマー アニメイテッド: TRANSFORMERS ANIMATED』である。
カートゥーンネットワークによれば、視聴率は6歳から11歳の少年で4.2%(前年同期比27%増)、
2歳から11歳少年で3.7%(同54%増)となり、地上波、ケーブル全局のなかでトップに立った。
昨年夏の実写映画化とハスブロの玩具展開による高い知名度が、番組の人気を牽引しているようだ。
新作『トランスフォーマー』は日本の製作でなく、カートゥーンネットワークと
カートゥーンネットワークスタジオ、ハスブロの共同製作でアメリカ国内向けに制作されている。
このため作品全体に、カートゥーンアニメーションの色彩が濃い。
しかし、実際のアニメーション制作はMOOK DLE、アンサースタジオ、
STUDIO4℃といった日本のアニメスタジオが行っている。
カートゥーンネットワークの得意とするカートゥーンとアニメのハイブリッドの要素が表れている。
これまでにもこうした作品は、純粋なカートゥーンや日本のアニメよりも人気を獲得するケースが多い。
このため今後も、米国の企業が日本のアニメスタジオにアニメーション制作の発注をするケースは増えるだろう。
URLリンク(animeanime.jp)