08/06/05 21:46:06 JvpKNJXF0
単行本=商品を売ることを第一義に考えて作られた方法論漫画>アオイホノオ
だから表紙はむき出しでも恥ずかしくないような感じに、自分以外のファンを取り込む仕組み(作中での引用等)、
毎回ラストでのメッセージ(一冊になれば自己啓発本的な側面ももってくる)、単行本での庵野との対談収録、などなど、
商品としての強度を上げ、単行本を最大限売れるようにする試み&保険が多くなされてる。
単行本を出せる本数描けるように人気投票にも異様にこだわってたし。
内容自体も、手塚治虫が自分の得意分野=医学知識、を総動員して最後の記念碑的作品(のはずだった)BJを描いたように
島本もある種ちょっとした賭けにでたんじゃなかろうか。島本の場合は漫画&アニメ知識で。
で、今の所、そういった試みもある程度は成功してるわけで、その上何やら週刊作家に復帰しようとしてる。
吼えペン今回のラストの炎のように島本自身何か企んでる感じでちょっとワクワクしませんか?
なわけで、逆にスランプは脱したんじゃないかな、と思ったりするわけです。