07/12/17 22:37:33 ylcqoEy10
玲司センセエは、自分のことを 「本当は白鳥である、みにくいアヒルの子」 だと思っているんだよな。
本当に白鳥かどうかは置いておくとしても、さ。
白鳥の子がアヒルの群れで迫害されるのは、将来白鳥になるというまさに卑属の才のためである、と。
けど、そもそも上で書かれているように、仮に白鳥であるが故に迫害されることがあるとしても、翻って
迫害されているモノは全て白鳥だとはならない。
そして、そもそも 「白鳥であることは、絶対的にアヒルであることより優れている」 とは限らない。
アヒルの群れの中で、マジョリティであるアヒルに属していることを根拠に、マイノリティの白鳥を迫害す
る “行為” や “心根” を卑しいとするならば、白鳥として生まれたが為に、絶対的にアヒルよりも優れて
いるのだと言ってアヒルを卑下することは卑しくないのか、とは考えない。
もし白鳥である玲司センセエが、シク蝶の群れに生まれ育ち、そこに一羽のアヒルの子が紛れていたら、
玲司センセエはそのマイノリティたるアヒルの子を迫害しないと言えるだろうか。
まぁ論理とかは別にして、「周囲になじめない事で劣等感を持っている個人」 に対して、 「なじめないの
は、決して君が劣っているからではないよ」 と応援するのは、それはそれで悪いとは思わないんだけど、
も、ね。
玲司センセエは、応援の度を超して、「馴染んでいる連中が君より劣っているんだ!」 ってもってっちゃ
うからなぁ。
「非属の人」 では、だめなんだよな。センセエは。