08/07/05 12:41:04 bekxIaqt0
School Rumble # 281 SISTER ACT 2 : BACK IN THE HABIT
部室棟の廊下。
晶 「あ、先生。こんにちは。笹倉先生が車で待ってましたよ」
絃子「おう。あと頼んだよ」
茶道部部室。
晶 「え? もう聞いてるの?」
―「ハイ! あの執事の人が方々に。さっきも絃子先生とその話を!」
晶 「そうよ…。たしかに、すったもんだの末に愛理と播磨君は許婚になったわ」
―「えーーー!!」
サラと美樹、バッと八雲を振り返る。
サラ「八雲!!」
美樹「一大事よ! どーすんの!?」
紅茶を飲んでいた八雲、困惑して、
八雲「え……べつに……どうもしようが……」
サラ「あ~~~っ。もう! どうでしょう、この反応!」
美樹「日和見です。日和見主義ですなぁ。自分で行動起こして傷つくより、相手の行動に期待する。
現代っコにありがちなパターンですな。哀しい。まったくもって哀しい!」
八雲「あの……」
榛名「怒っていいよ八雲」
八雲「そこ…勝手言わない…」
と、一応の抗議をする八雲。
八雲「でも……微妙にそれっぽいことしちゃったけど、ダメだったかも……」
―「え!?」
―「マジで!! そうなの!? 聞きたい!!」
八雲「別に告白じゃないし、たぶんだけど……」
回想。歩行祭での場面。『私が好きなのは……』『そんなに漫画が好きなんだな!』の八雲と播磨のやり取り。
八雲「先輩……はぐらかしてて……」
八雲、沈んだ表情。
八雲「思ったの…。『ああ。この男(ヒト)には私は映ってないんだ』……って」