08/06/15 17:46:32 ge20YGAt0
絶望「一人のテンションが高いとそれに皆も釣られて高くなってしまうものなんです。
つまり、安全な遠足を楽しむためには全員がテンションを低くキープしなくてはなりません」
普通「でもそんな閑散とした遠足、楽しくもなんともないんじゃないですか？」
絶望「思えば私も幼い頃からテンションの低い遠足を行いたいと願い、様々な行動に出ていました！」
・おやつを一人で買いに行く
・行きのバスの中で寝る
・ゲームを持っていく
カエレ「それこそ後から考えたら痛々しいんじゃないですか？」
絶望「しかし、結局私の願いは届かず、遠足のテンションは高いものになってしまいました！
結果、このような事態に！」
・バスの中でカラオケ
・おやつの交換会
・ちょっとした微笑ましいハプニングの発生
普通「そっちの方がよっぽど健康的な遠足だと思うんですけど･･･」
絶望「絶望した！ハイテンションの弊害に絶望した！」
絶望「･････」
絶望「･････あれ？」
普通「どうしたんです？」
絶望「いや、いつもならここで風浦さんが突っかかってくるんですが･･･
今日は欠席ではないですよね？」
可符香「･･･いやだなぁ･･･いますよ先生･･･」
絶望「皆さん見てください！風浦さんはしっかりとローテンション遠足を実行していますよ！
彼女を見習ってください！」
可符香「えへへ･･･」
普通「風浦さん顔色悪いよ？だいじょぶ？」
大草「もしかして車酔い？」
可符香「やだなぁ･･･ポジティヴな私が車酔いなんてあるわけないじゃないですか･･･
これはただの車酔いですよ･･･」
絶望「風浦さんの顔にいつもの余裕が無い！これは異常事態です！」
愛「すみません！すみません！私が臭いからですよね！すみません！」
絶望「それ見たことですか！皆さんがテンション上げるものですからハプニングが発生してしまったじゃないですか！至急テンションを下げてください！」
可符香「･･･一番テンション高いの･･･先生じゃないですか？」
絶望「え」
マ太郎「オチは無いヨ」