08/04/13 20:40:21 wXHSt4gG0
カリファ(バカな!!?)
ルッチ(暴走!?)
カク(お前の相手は麦わらじゃないじゃろ!?)
カク(いや…!! 違う!!)
やや遅れてカクが
さらにコンマ数秒遅れて他の者が理解する
カク(あの野郎この状况で………!!
なんて早く!!何てトコに気付きやがるんじゃ!!)
『万が一』
アイスバーグがプルトンの設計図を隠したまま
麦わらに一呼吸の間もなく殺されたら?
設計図は既に誰かに託されているのか?
それとも
このまま誰にも認識されずに朽ちるのか?
答えは「わからない」
仮に後者が正解ならば今設計図がどこにあるかを確かめる術はない
ならば
『万が一』の場合 代わりに誰かが麦わらと闘らなければならない
ルッチ(本来ならばオレの役目…!! ブルーノ…!!)
カリファ(ルッチに落ち度はない!!
私すら気付いてカクより遅かった…!
ルッチ!!自分を責めるな!!精神を立て直すのよ!!
ブルーノが麦わらならあなたが船員達よ!!!)
しかしこの時ルッチの胸中には全く別の感情が沸いていた
号泣し絶叫したい程の感動!!!!
ルッチ(ブルーノォ!!!
出来るならば世界中の人々に叫びたい!!
あれがブルーノだ!!
オレより一回り以上格下の…オレの恩人だ!!
危険や好機と全力で向き合うことを恐れ逃げて
安全な檻の中で自分の言葉すら隠し
何者からも傷つけられまいとしていた
そんな自分がいやだった でも直せなかった
仲間…師の言葉ですら強い者の理屈と
本当には聞いていなかった…けど!!なのに!!)
ルッチは確かに好機には尻込み 弱い傾向があった
ルッチ(オレより一回り以上弱かったお前が
オレの檻を壊してくれた!!
生きてお前にお前に言う!! ありがとうと!!!)
だが逆境時には独特の思考展開によって
本領発揮することに本人すら気付いていない
カリファ(よし!!!!)