吸血鬼キャラ総合スレ Part3at CCHARA
吸血鬼キャラ総合スレ Part3 - 暇つぶし2ch650:名無しかわいいよ名無し
08/03/27 12:24:54 O/gliPknO
街道沿いに串刺ししてる部下一同に手料理振る舞いながら
「ガンバンナサイネー」と宣う髭旦那が見えた…

なんだ、その、萌えた

651:名無しかわいいよ名無し
08/03/27 12:54:29 iT1N1++DO
>>650
萌えんな馬鹿w

652:名無しかわいいよ名無し
08/03/27 13:46:15 IAqdF4gl0
>>650
髭旦那「うさぎを捕まえてさばいて焼いたものだ。喰うが良い。がんばんなさいネー。」
ワラキア公国軍1「は、ありがとうございます。」
ワラキア公国軍2「いただきます!」

ワラキア公国軍1「なあ・・・。」ムシャムシャ
ワラキア公国軍2「何だよ。」ムシャムシャ
ワラキア公国軍1「トルコ軍の死体の側で平気で肉とか良く喰えるよな、俺達。
         なんつーか、もうすっかり慣れっこだけどよ。」
ワラキア公国軍2「戦時中なんざこんなもんだろ。これから先もしばらく
         ずっとこんなんじゃね?」

こんな感じなんかな。

653:村田
08/03/27 17:57:41 6MBbsq1K0
    ────
 <二二二) / ̄// ̄ ̄|| |ノ~へ
   // / ./ ̄//    .|| |_,/~
<二)<二二)//[ ]   .|| |_______
  .||_  ̄ ̄|_| ̄ ̄ ̄ ̄|.|| 山 本 酒 店 |  ≡
  .lO|--- |O゜.|___ |.|_|______l.|  ≡ ドンッ!
  |_∈口∋ ̄_l_____l⌒ l.|_____| l⌒l_||  ≡
    ̄ ̄`--' ̄ ̄ `ー' ̄ ̄`--'  `ー'


        バスッ!

     ─     ───
 <二二二)/    / / ̄// ̄ ̄|| |ノ~へ
   // / /    /./ ̄//    .|| |_,/~
<二)<二/    /二)//[ ]   .|| |_______
  .||_  ̄ /    / ̄|_| ̄ ̄ ̄ ̄|.|| 山 本 酒 店 |  ≡
  .lO|--/    /- |O゜.|___ |.|_|______l.|  ≡ 
  |_∈ /    /口∋ ̄_l_____l⌒ l.|_____| l⌒l_||  ≡
    ̄      ̄`--' ̄ ̄ `ー' ̄ ̄`--'  `ー'

彼岸島よりお届け物だメ゛エエエエエエ

654:名無しかわいいよ名無し
08/03/27 22:03:21 iT1N1++DO
>>652
アットホームだが嫌な軍隊だな

655:名無しかわいいよ名無し
08/03/27 23:32:56 0ybir7VK0
>>652
何か王様の狂気に引きずられて部下まで普通の感覚じゃ無くなってる感じがする

656:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 05:02:32 Kn5njPcD0
ウィルターはどうしてあそこまでしてアーカードと戦いたかったんだろうな
インテグラへの忠誠も嘘だったとは思えないし

657:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 09:53:23 qrfxc7Z40
自分で動機を語ってたじゃん

658:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 10:30:25 Kn5njPcD0
>>657
なんつってたっけ

659:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 15:26:26 XLsYo9ayO
そろそろヘル本スレでやったほうがいい

660:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 16:51:49 Ajbnev3d0
>>656
さて、一応つっこんでおくが、
”ウォルター”な、”ウォルター”

661:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 16:52:30 nlOJj56m0
もう花粉症の季節だが、エヴァは大丈夫かな
吸血鬼は基本的に病気知らずだがあのお方はかかりそうだ

662:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 18:06:12 VmuwTSVMO
>>661
ドクと馬が保健室で待ち構えてるわけですね

……絶対に仮病使えないなこの学校

663:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 18:07:04 BJJBg849O
それにしても、思わず「様」を付けて呼びたくなるキャラが多いなぁ…

エヴァ様やらDIO様やら

664:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 18:26:28 ZWfssuzQ0
>>662
仮病じゃなくても

ドク「ほほう、風邪ですか。それはいけない。
   二度と病気にならない、老いも病もない国の住人にしてさしあげましょう。」

という事になりかねない。うっかり保健室に行かなきゃならない事態
にはならない様に、人間の生徒は細心の注意をはらいながら過ごしているかもね
おかげで全員健康優良児。

665:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 19:03:57 d4sVedn80
>>663
吸血鬼はお偉いさんキャラが多いからね。
DIOは成り上がりものだが、ツェぺリさん曰く闇の帝王の貫禄は
吸血鬼に転生してから、そう日数も経ってないのに兼ね備えていたし。

666:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 22:11:51 5KrCSIiH0
ネロ「この番号は私が貰うぞ。」

667:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 23:17:17 BJJBg849O
ネロ経営のペットショップに、鳥野郎ことペット・ショップが…とかフォーエバー(ストレングスの本体のエテ公)が…とか考えると背中が寒くなる

668:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 23:32:35 xfhMRRimO
>>663
スト様とかな

669:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 23:41:20 TAzMOs240
フォーエバー「ウキ、ウキャウキャ。」
ネロ「ん?何だフォーエバー、ルービックキューブはやり飽きたか。よしよし、
   次は1000ピースのパズルをやろう。完成すると金髪美女の写真になる。チャレンジするか?」
フォーエバー「ウキャ!」
師匠「随分賢い猿じゃのう。」
ネロ「この店の新しい客引きの目玉よ。かしこいお猿さんは人気が出そうだろう。
   どうも人間の女性に興味があるのか、時折店に来る女性を食い入る様な目つき
   で見入る時がある。まあ、お茶目な奴よ。」
   

670:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 23:43:28 VmuwTSVMO
>>667
あきらかにケージ引き裂いて出られるような危険極まりない生き物がゴロゴロしてるんだな
何故か売り物として

大尉とかガロンが普通に陳列されてるところを想像した
もはやギャグだな


671:名無しかわいいよ名無し
08/03/28 23:48:48 TAzMOs240
追記

師匠「ワシントン条約とかは大丈夫なのか?」
ネロ「この町は全てがフリーダムだ!そうだろう?フォーエバー!」
フォーエバー「ウキャキャキャキャキャ♪」

672:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 01:16:36 JOQSOGQj0
なぜか一番近くの川にタンカーが停泊してる、そんな月面町…

673:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 02:34:55 Y6zKZVliO
>>670
首輪ひとつ以外素っ裸で檻ン中に閉じ込められてるわけだな?
大尉やガロンはイマイチだが、
リザやシロついでにコタローあたりは需要ありそうだ…………とか思った自分は明らかに魂が穢れているorz

674:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 10:59:47 ZNn4Y5uF0
それは既に奴隷市・・・。

675:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 12:45:31 0XnSpe6UO
>>673
そんな奴隷市場一歩手前な彼や彼女らを颯爽と助けに来る大尉が浮かびました

俺の中のグッドシェパードこと大尉はこんな感じ

676:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 21:43:07 mcqyGx6n0
まつんだ、お前は既にペットショップに陳列されることが>>673によって決められている

677:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 22:00:12 0XnSpe6UO
まぁ他の三人はいざ知らず、いざとなれば大尉は霧?になって脱出できるな

あれって一体何なんだろう

678:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 22:01:06 jgOIniFx0
>>677
あれって霧になってんの?
スピードの演出だと思ってたけど

679:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 22:15:38 l/YJYOmQO
>>678
最初らへんのアーカードの「霧にも蝙蝠にも姿を変えられない」以下略からてっきり純正の化物はあれくらい標準搭載してるんだと思ってた

680:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 22:21:27 Vv5nE2ng0
あの霧みたいな表現の正体は10巻で分かるよ。それまで待ちましょう。

681:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 23:20:14 0XnSpe6UO
今年の冬くらいまで待たなきゃあならんと言う事か

外伝は二、三年後くらいかしら…

682:名無しかわいいよ名無し
08/03/29 23:29:12 SP03Lnxs0
いやね、前にアワーズのネタバレをうっかりしたら
虎眼流の方々に「コミックスでまとめて読む人もいるのにネタバレと申したか。」
とお叱りを受けたもんだから。
またネタバレしたらPC画面から虎拳が飛び出してきて顎砕かれそうだしw

683:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 00:02:43 SP03Lnxs0


エヴァ「ここだ。見事だろう?」
ロリカード「月面町千本夜桜か…見事だ。」
エヴァ「天然記念物級の桜の古木の宝庫だ。この月面町の付近には
    こうした絶景は沢山ある。さて、少し早めの花見といこうか。まずは一献。」
ロリカード「ありがたい。…うん、美味いな。返杯と行こうか。」
エヴァ「とっておきの大吟醸だ。美味いのは当たり前だ。」
ロリカード「しかし本当に凄い景色だ。夜空の紺色と沢山の桜の薄紅色が
      入り混じり、見ているこちらが飲まれそうになる。」
エヴァ「はははは、桜は鬼が好む花だぞ。鬼のお前が飲まれてどうする。
    梶井基次郎や坂口安吾が書いている様に、桜は怪しさを秘めた
    美しさだ。お前が見てもやはり桜は怪しく美しいか。」

桜の季節到来という事で吸血鬼っぽい花見ネタを書いてみました。



684:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 00:11:14 EYWw12mhO
>>682
丁度手首の外側で電柱を強打しても平気な程度には鍛えてる俺がコミック派だ
良かったな

しかし大尉のわんこフォームは何度見てもガチバトルなのに和む

685:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 00:32:11 5pWvC8hx0
見た感じもこもこふわふわしてそうだからねえ

686:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 00:44:26 OBgdZTCaO
大尉もマスコットキャラ

687:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 00:49:59 5pWvC8hx0
大尉もマスコットキャラ
リップもマスコットキャラ
シュレは言わずもがな
だがゾーリン、テメーは駄目だ

・・・このスレにゾーリンに萌えてる兵(つわもの)っている?

688:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 01:13:20 vYUI4yC0O
残念ながら

689:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 02:59:54 EYWw12mhO
この流れで虎眼流ゾーリンと言う怪物を受信した

690:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 05:07:04 PiSnfbEv0
>>687
テメーは俺を怒らせた

世の中にはマッシヴ萌えというものがあってですね

691:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 06:18:06 uKupRPKFO
怪物め!
…………あーでもリザくらいなら許す。
ゾーリン姐さんクラスだともう分からん……。

692:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 06:53:27 EYWw12mhO
うっすら割れた腹筋とかは大好物
でも筋繊維がみしいと軋む音が聞こえそうな女性は勘弁

693:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 07:32:18 OBgdZTCaO
>>691
リザはイイ子ですよネ…いやホント、マジで

694:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 08:55:36 Ok0v4fox0
URLリンク(nullpo.vip2ch.com)
ゾーリン可愛いよゾーリン

695:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 09:24:03 OBgdZTCaO
>>694
あ…?あ…?

696:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 10:37:25 X47jkjhs0
>>694
いやー ゾーリン萌えというのも存在するんですねー。
絵師様の愛が伝わってくるww

697:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 12:24:49 Fo2JfTMS0
ディーヴァ「みんな、こっちこっち!変な動物がいるよ!」  
キリエ 「ただの猿じゃない」
令裡  「あら、オランウータンですわね」
フォーエバー「ウキ!ウキャウキャキャキャキャ!!」
美夕  「この猿…何かさっきから私達の胸元やスカートばかり見てない?」
夕維  「き、気のせいだよ美夕」 
 
アルク 「あ、ネロのやつ猿入荷したんだ」
セラス 「えっと…オランウータンですよね、このお猿さん。確かワシントン条約で禁止…」
フォーエバー「ウキ!?ウキャウキャウキャウキャウキャウキャキャキャキャ!!」バンバンバン
アルク 「あ、鼻血出てる」

みぞれ 「…」
萌香  「みぞれちゃんどうしたの?」
みぞれ 「…いや変な猿がいてな、どこかにジッパーでも無いかと思って観察してたんだ」
萌香  「え?」
みぞれ 「タバコ吸ったり、エッチな雑誌じっと読んでたり、檻から出てピザ注文したりと
      どう考えても中の人が…」
胡夢  「ちょ、ちょっとみぞれ!中の人なんていないわよ…確かにあそこの店長変わってるけど…」
紫   「オランウータンはどこかの夢魔よりずっと頭がいいから、本読んだりタバコ吸ったりするですぅ。
      でもピザ注文するのは初めて聞いたですぅ」
胡夢  「誰が猿以下ですって!」
月音  「あ、みんなお待たせ」
一同  「「「「あっ、月音(さん)」」」」
フォーエバー「…!」

フォーエバー「…」カチャカチャ
秋葉  「何か馬鹿にされた気がするんだけど…」

698:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 13:07:32 xJ36idMi0
月面町には可愛い子は多いから(人外だけど)
フォーエバーは眼福の日々だなあ。天敵は承太郎か

699:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 13:57:44 OBgdZTCaO
エテ公が檻を破って逃走→道行く女の子と一線を越えようとしちゃう→承太郎登場→オラオラ


この流れは完璧に想像できるんだが…
そうだもっと本を読もう、そうすれば俺にだって…

700:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 14:09:00 xJ36idMi0
便乗してフォーエバーネタ
お猿さんの心の声を翻訳してみた

リップ「あら、オランウータンですわね。」
ゾーリン「ネロの奴も客引きに余念がないねえ。こんな猿まで
     入荷するなんて。・・・生意気にルービックキューブやってるよ。」
フォーエバー「ウキャ?ウキャキャキャ。ウキャー、キャッキャッキャ。
       ウキキキー。キャッキャッキャ。
       (今度はまたひょろ長い電柱の様な女が来たな。ソバカスの
        ある女は嫌いじゃねえぜ。チャームポイントって奴だ。
        声はいい声してやがるな。歌ってもらいてえぐらいだ。
        もうちょい胸にボリュームつけな。それと動物の前でマスケット銃
        なんざ見せてんじゃねえよ。おっかねえな。
        傍らの男もでかい鎌もってやがるしよ。・・・ん?胸に膨らみがあるな。
        お前女か!?ホルモンのバランスでも崩れてんのか?
        まあ、いい形の胸ではあるがな。もっと筋肉落とせ。)」
ゾーリン「なんか品定めされてる気がするね・・・。」
リップ 「まさか。オランウータンですのよ。」

ロリ旦那「おお、見ろウォルター。猩々が雑誌を読んでいる。」
若ウォル「へー・・・やたら頭の良いオランウータンは見てて
     ゾッとしねえな。ポーの小説を思い出す。」
ロリ旦那「モルグ街の殺人事件か。」
フォーエバー「ウキ!ウキャキャキャ!ウキャーキャッキャ!!
       ウキャキャキャキャキャーーーー!!
       (おいそこのガキ!おれをあんな馬鹿と一緒にするな!
        おれは女二人を剃刀で殺すとか勿体ねえ事なんざしねえよ!
        容赦しねえのは野郎に対してだけだボケ!
        あいつは暴れるだけ暴れて証拠の体毛を部屋に残して行った
        間抜けだ!おれはもっと賢いんだぞ!
        ん?連れは女か。・・・まだガキじゃねえか。あと5年は
        待たなきゃダメだな。まだ青いバナナだ。)」
若ウォル「何か俺に対して怒ってやがんな。」
ロリ旦那「・・・私は何か品定めする様な目つきで見られたぞ。」

701:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 14:19:41 xJ36idMi0
ちなみに「猩々」とはオランウータンを指し示す言葉です。
中国には酒を好む猿だか人だか分からん赤い体毛の怪物
の伝説があり、そいつの事を猩々と呼びます。
今でも酒を飲んで顔を赤くする人の事をお年寄りの方は
「まるで猩々だなあ。」と表現する事があります。
その怪物の名前がいつしかオランウータンの和名となっていきました。
ロリ旦那は外伝で平家物語の一説を唱えていたので多分日本の古い言葉使い
も詳しいのではと思い、「猩々」と言って貰いました。


702:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 14:32:02 OBgdZTCaO
例のコブラチームのゲームではストレングスがタンカーじゃなくて舘になっててだな…

つまりネロの店は(re

703:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 17:19:11 fzHVNOeC0
え、じゃあストレングスはネロの店の共同経営者?

704:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 17:51:01 mFB3Ijhk0
フォーエバー「ウキキキキ(あんたと俺の立場は対等だぜ?)」
ネロ「・・・・・・・・・・。」

705:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 17:51:07 1aPncGuw0
家主じゃね?

706:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 22:10:17 OBgdZTCaO
園長がオランウータンと対等とは…

707:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 22:38:08 Fo2JfTMS0
アルクとセラスが通るたびに興奮しまくるフォーエバー
何せ三次元ピンナップだもん

708:名無しかわいいよ名無し
08/03/30 23:51:52 LfVZbDJP0
野生の感で志貴に自分と似たエロガッパの波動を感じるフォーエバー

709:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 00:00:00 OBgdZTCaO
で、時々承太郎に錠前でぶん殴られると。
つーかなんでストレングスなんだwww

まぁ…ペット・ショップは恐ろしいからな、あのイギーでさえ恐怖してたし

710:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 00:07:58 LfVZbDJP0
番犬ならぬ番鳥には最高の性能。
どうにかしてバトルSSの悪役で活躍出来ねえかなと考えてる。
ほのぼの物にはDIOより向かない殺人鳥。
ユーモア性が皆無といっていいもん、アイツ。

711:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 00:37:11 TB8GXNF30
姫  「…ふふん」
フォーエバー「う、ウキ!?アバババ~!」バッ
ネロ 「恐怖した動物は降伏のしるしとして、自分のハラをみせるそうだが……
     あの女がそんなに恐ろしいというのか…フォーエバー」

シルヴィア「…ふふん」
フォーエバー「…!!?」バッ
ネロ 「こ、今度は土下座するとは…、一体どうしたというのだフォーエバー?」

志貴 「そうかアイツ――踏まれたいんだな」

712:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 00:41:49 sUxQBt/W0
成る程、野生の勘で姫の「女王様気質」を見抜いたんだな…。
で、ヒロに嫉妬の炎をメラメラ燃やすと。
とことんフェチなエテ公め。

713:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 07:31:04 UZ0ZV3ieO
>>709
あ 今気付いたけど書き込みの時間すげえ
これは良いことがありそうだ

714:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 13:31:55 3OZqSn4L0
黒執事「うおー、僕と戦えアーカードォー!!」
ロリ旦那「またお前か・・・・しつこいのぉ・・・・」


ロリテグラ「なに?この赤ちゃん」
ロリ旦那「ストーカー」
若執事(俺は絶対あんな風にならないぞ・・・・)

715:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 13:46:32 rWivIsDd0
>>714
強く殴ったら若返るからな・・・w

もう1人の自分を反面教師に出来る訳だから
ショタウォルは「いかにまともな大人に育ち、ナイスなおじいちゃんになるか」
を勉強出来る訳だ。

716:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 14:53:19 rWivIsDd0
何となく思いついたネタ

ショタウォル「なあアーカード・・・。」
ロリ旦那  「ん?」
ショタウォル「俺さ、まともに普通にでかくなって、渋い爺さんになる。」
ロリ旦那  「その歳で爺さんになった時の事を考えておるのかお前は。」
ショタウォル「だってよ、俺の身の回りは変わり者が多いし俺自身『普通』の奴
       からしたら変わり者の部類に入るだろ?そんなんでまともな精神
       で有り続けるって難しいんじゃねえかなって思うんよ。時々
       俺って一般人と感覚ズレてねえかなって自覚する時もあるんだな。
       こういう仕事についてるから良心の欠片も無いサイコパスな化け物と
       接触する機会も多いからな。自分でも気づかない内に狂気の世界の住人
       になっているなんざゴメンだ。」
ロリ旦那  「怪物と相対する時は心せよ、自分が深淵を覗き込む時、怪物もこちらを覗いているのだ。 
       という様な言葉を、どこぞの誰かが言っていたな。
       狂人の毒気にあてられて自分も狂人にならぬ様にするのは、確かに存外難しいのかもな。
       狂気というものは、感染する。・・・・・・成る程、その歳で『まともに歳をとれる様に
       心がけて日々を過ごす決意』を固めるのは、いい事なのだろうな。反面教師ならこの町には
       沢山いる。私も含めてな。お前なら正気を保ちながら狂気と戦える者になれるさ。」
ショタウォル「そんな自分を蔑むような言い方はやめろよ。お前は確かに人でなし
       だがまともな人間と一つ屋根の下で暮らしている訳だし年中狂気を
       振りまいてる訳でもねえだろ。戦いがなければステポテな楽隠居みたいな
       もんじゃねーか。お前は実は好戦的のようでいてちゃんと戦いの空気を読む
       からな、なんつーか、お前は精神の根っ子の部分はまともなんだろうなって思うよ。」
ロリ旦那「まとも か・・・。そう言われると酷くこそばゆいな。 まあ、ウォルターの私に対する評価
     が分かったが、どうやらまんざらでもない評価と受け取っていいのかな?」
ショタウォル「おう、まんざらでもないよ。だがよ、僕がもっとでかくなったらお前に負けない人間
       になってみせるぜ。道を踏み外す事なく、真っ当にな。」
ロリ旦那「クス・・・クスクス。」
ショタウォル「何だよ笑うなよ、何か可笑しいか。」
ロリ旦那「お前、今、一人称が『僕』だったぞ?ふむ、本心からの誓い
     みたいだな。決意も固いようで結構結構。」
ショタウォル「え?今『僕』って言ったんか?俺が?」
ロリ旦那「ああ、言った。お前は実は僕っ子なんだよ。ははははは。」

       
       

       

717:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 22:27:11 UZ0ZV3ieO
元ネタがせつらなだけはある

718:名無しかわいいよ名無し
08/03/31 22:46:50 n9RfINGl0
月面町夜話 その6 >>640の続き

妖怪樹に用件を話す様に言われた新入り4人とアーカード一行。
「さて、まずどちらから発言する?」とアーカードがピーに訪ねると、
「まずそちらからどうぞ。」とピーは返答をした。
アーカードは「ふむ。」と頷くと最近起こった奇妙な事件についての話を始めた。
「最近、月面町に奇妙な奴が出没しましてな、ペナンガランという奴で、
 ガラガラと音を響かせては住民達を脅かせていたのですが、このウォルターを
 襲ったのが運の尽き、真っ二つにされお陀仏に。貴方に聞きたい事というのは、
 南方の吸血鬼に疎い私達にはウォルターを襲った怪物は本当にペナンガランなのか
 という確証を持てないので、この写真を見てペナンガランなのか判断して頂きたい。
 何せ南方妖怪なんぞ文献くらいでしか知らんので、確証が欲しいのだ。
 それと今まで南方の方からやって来た吸血鬼が粗相を起こす事件は前例が無い。
 私達ヘルシング機関は、何かの異変の前触れかとも懸念している。
 妖怪世界のネットワークに詳しい貴方に聞きたい。何か吸血鬼世界で怪しい
 動きでも無かったかな?」
「ふむ・・・この写真の死骸は確かにペナンガランじゃな。2000年ぶりに見たぞ。
 2000年前、わしがまだ若かった頃はここいらは文字通り人跡未踏。密林を好む
 妖怪も棲み易かった。たまにここいらの妖気に惹かれて遥か南方から流れ着く
 奴もいたからのう。月面町が出来て、森は切り開かれたが住民も増え、妖気も増えた。
 こいつもそんな妖気にあてられて流れ着いたのかもしれんな。
 わしはこの地に根を張り幾星霜。動けはしないものの吸血鬼世界は見届けてきた。
 たまにこんな所まで辿り着く流れ者や吸血蝙蝠から色々聞いての。何千年も生きている
 吸血鬼の植物を見に来る物好きもいるからそういう奴からも外の情勢は聞いているが、
 何か変わった動きは知らんのう。まあ、もっとも大きな何かが動いているのだとしたら
 それこそ自分達の存在は出来るだけ目立たん様にして動くだろうがな。
 気取られたくない活動の場合はの話だがの。
 ・・・案外、わしよりもそちらの者の方が何か知っているかもしれんぞ。
 ピーと申したな、確か南方の出身だとか。ここに訪ねてきたのも、それ関係の事ではないのか?」
名指しされたピーは色々と考えながら答える。
「いえ、ぼくはそれとは関係ありませんよ?アーカードさんにも聞かれた事ですけど。
 (ペナンガランを聞く時にぼくに写真を見せなかったな・・・。南洋出身で
  ペナンガランを知っているぼくに『これはペナンガランで間違いないか?』
  と聞けば確証は取れたのに。こういう機関に属していると写真一枚とはいえ
  信用の無い奴には機密は見せないものだろうが・・・。写真一枚とは言え機密は機密という訳か。
  アーカードは内心ぼくの事をまだ信用していないのが分かったね。合ったばかりだから当然か。
  もともとぼくに写真を見せた所で、『はい、ペナンガランですね。でも僕とは無関係ですよ。』
  と答えられるだけだと判断して見せなかったのだろうし。・・・・実は関係なくはないんだけどね。
  妖怪樹のおばあさんやこの町のお偉いさんの耳に色々と情報が入らないのも当たり前。
  なるべく目立たない様に気をつけて活動してるんだから。・・・さーてアーカード、おばあさんに
  聞いても何も知らない。ぼくの発言をそろそろ許してもいいんじゃないの?)」
アーカードは少し思案をして、ピーの方に顔を向け、こう言った。
「・・・・・ピーさん、貴方が話をする番だ。」

取り合えずここまで。ああ、お話を纏めるのは難しい。




719:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 01:58:55 0ceumRmw0
>>718
GJだよ!

720:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 04:18:17 qSH5cCaf0
黒執事「くそっ!!アーカードめ、赤ん坊まで若返らせるとは・・・・うぅ、パンツに茶色いシミが・・・・」
ドク「毎度毎度、若返った貴方を全盛に戻さなくちゃいけない私の身にもなってくださいよ・・・・」
黒執事「うるちゃいうるちゃい!!私はこの夜明けにアーカードを切断するんだってばよ!!」

勢いよく最後の大隊本部飛び出したものの、途方に暮れてトボトボ歩くウォルター

黒執事(とは言ったものの、どうやったら勝てるのかまるで見当が付かん・・・・命が何十万もあるとかチートすぎるだろ常考・・・・。
命がいくつあるか明確な数も分からないしな・・・・ゴールが見えれば頑張れるのに・・・・。
死の河発動させちゃえば楽なんだが、あいつはこの街でアレは使わんだろうし、何よりお嬢様が零号解放命令を下すとも思えん。
仮に発動させたとしても、幾十万の亡者を踏破しつつ奴に勝てるか?絶対に無理です→結論)

黒執事「ええい、私は諦めんぞ!!ヘルシング家にカメラ仕掛けて奴の弱点探ってやる!!」


モニターでカメラからの映像を見つつ
黒執事「デブにココア入れるより兆倍もマシとはいえ、アーカードが起きるまで暇だな・・・・」

仕方なく他の連中を監視することにするウォルター
「ふむ、インテグラお嬢様もこの頃は可愛らしかったな・・・・成長するとマジ男前だかんね。
む、コイツ本当に私か?ヌルすぎる、糸はこうやってやんだよ、こうやって!!ズパーッって感じで!!
つーかモノクル付けろ!!執事のたしなみだぞ!!」

モニターに向かってブツブツ独り言を呟く根暗根性一色のウォルター
やがてロリカード起床

黒執事「やっとアーカードのお出・・・・ま・・・・・・し・・・・・・・・」

カメラに映っていたのは、パジャマ姿で欠伸しながら伸びをしたり、ボサボサの頭で歯磨きしたり、可憐な唇で輸血パックに刺さったストローに口付けるアーカード

黒執事「なん・・・・だと・・・・?」

ビデオのラベルに「永久保存版」と書きつつ、映像を録画してはツメを折るウォルター

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

丸めたティッシュの海に、大の字で横たわるウォルター
黒執事「何故人は戦争などするのだろう・・・・・・・・」

そのまま瞳を閉じ、深い眠りへと落ちていくウォルター。そして翌日・・・・

黒執事「畜生っ・・・・!!僕が望んだのはこんなことかっ・・・・!!」

721:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 07:29:45 ATYraANIO
なんかもう駄目だわコイツw

722:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 10:00:17 8/wEcSgi0
賢者タイム突入してんじゃねえwww

723:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 10:03:18 H7fpBPj20
ここの志貴とほぼ同類になってるww
完璧にダメ人間、いや、ダメ人工吸血鬼wwww

724:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 10:21:35 H7fpBPj20
若執事「お前なー、裏切って『畜生!こんな事か』とか言うくらいなら
    始めから道を踏み外してんじゃねえよ。」
黒執事「フン、どの道お前の末路は私だぞ。」
若執事「嫌だね、俺の完成形はこっち!」
老執事「私でございますか?執事人生70年、思えば色々ありました。
    私から言えるのは一言。出来るだけ悔いの無い人生を歩みなさい。
    後先はきちんと考える様に…。」
    

725:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 11:08:36 f+uP6WHg0
二人とも若いころに知り合って、老いてからも親友同士なんだけど、
自分の意志で吸血鬼になった黒執事vs友として倒さざるをえない3部ジョセフ
というのを思いついた

726:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 12:12:11 ATYraANIO
ウォルター&ジョセフは老いてもいいコンビだろうなあ

727:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 12:59:11 Yr6HJVdm0
若ウォルとジョセフは気性がどこか似ているからな。
スリリングな目にあっても二人とも
「ひゃああああああああああああっほおおおおおおう!!」
とノリのいい雄叫びを上げそうな性格しているから


728:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 15:16:31 dtX2wq6o0
友達の家に鬼太郎があったので読んでみたら
「妖怪樹」と「ピー」の出て来る話があったよ。
確かにピーは鯱みたいな形してたし、妖怪樹は丸い籠みたいな形だった
何か目玉のオヤジが吸血鬼になった鬼太郎を元に戻す為に
乗せた奴の時間を遡らせる「まぼろしの汽車」っつースタンドみたいなもん
を発現させていてびびったw
元から吸血鬼じゃない奴をあの汽車に乗せると吸血鬼になる前の状態
に戻らせる事が出来る一種のタイムマシン。そんなもんを精神力で
発現させる目玉の親父スゲーww

729:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 16:07:38 qSH5cCaf0
ウォルターいいよねウォルター。HELLSINGで一番好き。
イカした爺さんかと思いきや、負けず嫌いなクソガキだったりさ。

730:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 19:25:17 qSH5cCaf0
連レスごめんよ。ウォルター大好きなあまり、ウォルターばっか出てくるSS書いたから投下しますね



ウォルターはいつものように、ヘルシング家の部屋の掃除をしていた。
無論、広いヘルシングの屋敷を一人で掃除できるはずもなく、掃除は何人もの使用人で行うのだが、
アーサーやインテグラ、そしてアーカードの部屋の掃除は執事長であるウォルターにのみ許された特権だ。

「まったく、アイツは家庭的なのかそうじゃないのか分かねぇな」

盛大に散らかされたアーカードの部屋の掃除をしていると、古びたアルバムを見つける。
ウォルターも初めて見るものだ。
普段ならそのまま片付けてしまうのだが、そのアルバムの表紙に刻まれた「1944~」の字が、ウォルターに別の選択をさせてしまった。

「1944年?確か、アーカードと駄目執事がワルシャワに出撃した年・・・・」

アルバムを開けると、そこには自分の良く知っている顔がいくつも記録されていた。
アーカードと、それともう一人。

「俺・・・・?まさか駄目執事か?」

アーカードが写真を撮って保存していることより、アーカードがもう一人の─道を踏み外してしまった─自分と仲睦まじげに映っている。
そのことに驚愕を受けた。
アルバムの中は笑顔で溢れている。アーカードともう一人の自分。今こそが幸福だと言わんばかりに。
ページを捲っていくと、それに合わせてもう一人の自分は成長していく。
そして、アルバムはもう一人の自分が二十歳を迎えるか、というところで終わっていた。

「アーサー様がアーカードを地下に封印したのか」

アルバムを仕舞うと、ウォルターは少し胸が痛むのを感じた。もう一人の自分に嫉妬など・・・・馬鹿馬鹿しい。

「んだよ・・・・アーカードの奴、俺には内緒かよ」

片付けを終え庭に出ると、アーカードがいつものようにもう一人の自分と戦っていた。
いつもなら「またか」と呆れつつ観戦するところだが・・・・。

アーカード、どうしてそんな悲しそうな顔で戦ってんだよ?
無理に笑って、どうしてそんな奴と・・・・。
全然気付かなかった。
そして考えたこともなかった。

「どうしてアイツはヘルシングを・・・・アーカードを裏切った・・・・?」

勝負の結末は、やはりいつもと同じだった。
もう一人の自分の実力は、恐るべきものだ。純粋に戦闘力、という点でなら自分の目標。
しかし、一対一の消耗戦でアーカードに勝てる者など、この街には・・・・この世には存在しない。
外見的には10歳ほど年上だったもう一人の自分は、結局自分より年下まで若返らされ、戦闘能力を失った。

「おぉ、ウォルター。今終わったぞ」

なんて、返事したらいいんだろう。

「ウォルター?」
「悪い、少し出てくる」

731:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 19:26:29 qSH5cCaf0
もう一人の自分を、息を殺して尾行する。
本来ならば瞬く間に発見されるはずだが、アーカードとの戦闘でボロボロに摩耗した今の彼に、それは適わない。
最後の大隊総本部の前で少々待つと、見なれた青年姿に戻ったもう一人の自分がメモを片手に出てくる。
正直もっと待つかと思っていたが、どうやら運が良いらしい。

「よう」

もう一人の自分に声をかけた。

「ちょっとそこまでいいか?」

二人で喫茶店に入ると、店員である極貧吸血鬼少女二人が目を丸くしている。
予想外の組み合わせに驚いたのだろう。今はフォローする気も起きず、コーヒーを二つ頼んで席に座る。
・・・・コイツの顔を見ると、どうしても殺気が漏れる。極貧吸血鬼少女二人が「ヒッ」と声を上げた。
一方、もう一人の自分は、そんな雰囲気は億尾にも出さずに優雅にコーヒーを啜っている。
年中アーカードにボコられてるくせに余裕かましやがって・・・・ウォルターの殺気が更に色濃くなる。
カウンターでは気絶してしまった極貧吸血鬼少女に、片割れが「大丈夫ですか、さつき!?」と声をかけ肩を揺すっている。

「どういう風の吹きまわしだ、未熟者」
「そりゃこっちの台詞だ。なんでアイツを裏切ったんだよ」
「そんなことを聞くために誘ったのか?時間の無駄だな、失礼する」
「待てよ!!」

簡単にこちらに背中を向ける、もう一人の自分。それは彼の自信の表れでもあり、ウォルターには絶対に負けないと彼が自負していることでもある。
ギリ、と歯噛みする。事実、自分の実力では彼に勝てないということを理解しているが故の屈辱だ。
糸を振るいたい気持ちを抑えつつ、彼を呼びとめる。

「アルバム!!」
「何?」

もう一人の自分が歩みを止め、怪訝そうにこちらを振り向く。

「アルバムを見たんだ、アーカードの。いいから座れよ」
「ふん・・・・」

面倒臭そうにしつつも、やはりアーカードのことには興味があるのか、もう一人の自分は言われた通りに席に着く。

「続けろ」
「お前とアーカードが写ってた。・・・・仲、良かったみてぇじゃねぇか。アーカードだって、お前のこと・・・・・・」

もう一人の自分は目を閉じ、言葉を探しているようだ。
極貧吸血鬼少女は目を覚ましたらしく、また二人でビクビクとこちらを窺がっている。

「ああ・・・・・・愛していた。今のお前と同じように。なればこそ、お前にもいずれ分かる」
「わかんねぇよ!!なんでアイツを裏切った!?下らねぇ理由だったら・・・・俺はお前を・・・・・・!!」

絶対に許さない。その言葉を遮るように、もう一人の自分が口を開く。

「なぁ、奴らは・・・・吸血鬼は永遠の命に満ちていると思うか?」
「は・・・・?」
「自分をやめることが出来ない、そんなことは地獄に他ならん。だから血を吸うのだろう、誰かとひとつになるのだろう。そして、戦うのだろう。自分を終わらせるために」
「何言ってんだお前」
「彼らにとって、死は救いだ。誰かに討たれ、朽ちることだけが彼らにとっての救いだ。
しかしアーカードは死ねない。強大なアイツを討ち滅ぼせる者は、アイツの満足する死を与えてやれる者は、決して存在しない
だから・・・・だから私がソレになろうと思った。しかし、アーサーがアイツを地下に封印したことで、その機会は永遠に失われた。
故に裏切った。最後の大隊に身を翻し、インテグラお嬢様にアーカードを目覚めさせ、そしてアーカードを討ち倒すために全盛の力を取り戻した。
私の手で、アーカードを終わらせてやるために。だからもう戻れない。私はもう、吸血鬼なのだから」

それが、裏切った理由か。なら・・・・

732:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 19:26:50 qSH5cCaf0
「なら、お前には負けねぇな」
「何?」
「アーカードのために裏切った?笑わせやがる、そんなアホにアーカードが負けるわけねぇじゃねぇか。
アーカードには俺がついてるんだぜ?俺が絶対にさせない」

そう、奴に言い放つ。自分に言い聞かせるように。
もう一人の自分は、それを聞いて満足そうに口を歪める。

「フ。なら、私に勝てるよう腕を磨くことだな。今のままでは、いつになるか分からんぞ?」
「ぐ・・・・」

再認識。やっぱり俺は、コイツが嫌いだ。





「アルバム、か。まさかアイツがそんなものに縋るとはな。・・・・人のことは言えんか」

未熟だった自分と別れたあと、ウォルターは自室のアルバムを手に取っていた。
その中にはアーカードのそれと同じ、二人の眩しい過去。
若い自分の写真と、もう一人の自分を重ねて呟く。

「お前はそちらの道を選んだか。なら、せいぜい今のうちにアーカードと楽しくやるがいい。
私が願いを成就させるその日までは、アーカードをお前に貸しておいてやる」

言い終わると、背後から猫のような少年の声が響く。

「独り言終わった?」
「い、いつからそこに!?聞いてたのか!?ああああ恥ずかしいいいい!!」
「僕は何処にでもいて、何処にもいな」
「黙れ!!」
「ドクがちゃんとおつかいしてきたかー、だって」
「うるちゃいうるちゃい!!忘れたよ、畜生!!」

おわりんこ

733:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 21:04:31 IC6LxJF50
おおお…… 確かに執事大好きな事が伝わってくる文章だ。乙

734:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 21:27:27 IC6LxJF50
つか、路地裏コンビもバイトについたんだね。
これでねずみ男に経済面で負けなくなるかもね、おめでとう。

735:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 21:40:14 ATYraANIO
>>730
切なすぎ泣いた

736:名無しかわいいよ名無し
08/04/01 23:46:33 b2jFvoBr0
もう1人の自分がいるってのは色々とやりづらいんだろうな

737:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 10:08:06 pQMt/rOfO
ロープマジックだなまさに

738:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 10:59:27 yRRlFEhz0
志貴「アーカード先生の生下着だァー!!命がけで更衣室からパクってきた!!」
太臓「いいなァー、この萌香の使用済みペットボトルとトレードしようぜ!!」
惣太「いやっ!!このさっちんの靴下とこうかんこだ!!」
志貴「さつきだと!?」
黒執事「貴様ら、何をやっている!!」
志貴「ゲ、ゲェー!!確かお前は!!」
太臓「イケ好かねェ糞真面目野郎の大人版!!」
惣太「邪魔立てしようってのか!?こっちは三人だ、構うこたぁねぇ、やっちまえ!!」
黒執事「ウォルター・アルティメット・ボンバー!!」
志貴・太臓・惣太「アブドゥル!!」
黒執事「覚えておけ、アーカードは我が宿敵にして我が嫁!!その下着は私が預かっておく」
志貴「そ、そんな・・・・まだ使ってないのに・・・・」
黒執事「さて、嗅ぐか被るか、はたまた穿くか・・・・いっそ包み込んで擦るか?」
ロリ旦那「うぉ~る~た~!!まさかお前が犯人だったとはなぁ~・・・・!!」
黒執事「ア、アーカード!?ま、待て、これはこいつらが・・・・」
ロリ旦那「問答無用!!バック・トゥ・ザ・フューチャー・パンチ!!」
黒執事「モノクル!!」
志貴・太臓・惣太「無茶しやがって・・・・」


黒執事「げふぅっ・・・・ノーパンのアーカード、脳内フォルダに永久保存完了・・・・!!お尻がプリ・・・・チー・・・・・・・・がくぅ」

739:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 11:24:47 zfd7Ot6q0
格好いいのかド変態なのかはっきりしろよ黒ウォルターよーwwww
若ウォルと老ウォルが泣いているぞマジで…ww

740:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 11:25:49 yRRlFEhz0
>>737で思い付いた

ロリ旦那「おーい、駄目執事ー!!」
黒執事「誰が駄目執事だ!!ここで会ったが百年目、覚悟!!」
ロリ旦那「いや、それはまた今度で。今日はお前にお願いがあってな」
黒執事「なん・・・・だと・・・・?(ア、アーカードが僕にお願い!?なんだろう、この胸の高鳴り・・・・興奮してきたァー!!)」
ロリ旦那「目・・・・瞑ってくれ・・・・?」
黒執事「え!?はっ、はいっ!!(スプリングシーズン到来ッッッ!!)」

ボゴォ!!

黒執事「バスカヴィル!!アーカード、貴様、たばかりおったな!?は、鼻がっ・・・・!!」
ロリ旦那「よーしよし、ヘルシングさんちのウォルター君と同い年くらいまで若返ったな、ミレニアムさんちのウォルター君」
黒執事「何!?」
ロリ旦那「さぁ、ウォルターや!!ヘルシングプレゼンツ、ウォルター君が瞬間移動!?ビックリ☆ドッキリマジックショーを手伝うのだ!!」
若執事(俺が歳とるとかハチャメチャなこと言い出さなくて良かった・・・・)


黒執事「アーカードとの共同作業かァー、えへへぇー」

741:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 11:52:18 zfd7Ot6q0
勝手に740の続き
ショーの後

若執事「さて、ショーは大成功でまずはめでたしだな。」
黒若執事「じゃ、ドクに全盛期に戻してもらってくるわ。
     鏡に話しかけてるみたいで気味悪い。」
若執事「確かに年恰好が同じだと同じ服を着るとまるで鏡だな。
    映画『プレステージ』を思い出す。アブラカタブラ…。」
黒若執事「お前が黒い服着ても同じ事だよ。…そういやお前、
     クラスじゃ真面目君だったよな?」
若執事「まあな。お前と違って至極真面目だ。それがどうかしたか?」
黒若執事「不真面目極まりないそっくりさんが現れたらお前の評判ガタ落ちだよな。」ニヤリ
若執事「………。」ギュラギュラギュラ
黒若執事「糸を出して凄んだってダメだよ兄弟。」ギュラギュラギュラ

セラス「マスター! 何かあっちの方で二人のウォルター君が大暴れしています!!」
ロリ旦那「しょうがない子供らだのー…。」




742:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 12:03:28 yRRlFEhz0
>>741
黒執事の大人げない感じがさいこォーだァー!!
黒執事は格下相手には余裕かますくせに、アーカード相手だとボロボロなのが素晴らしい
化物になった途端に人間臭くなるとことか

743:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 12:31:26 pQMt/rOfO
それはどちらかと言うと某雑誌に連載されている黒執事なんじゃないのかね>>738しゃん?

書店で見かけた時、ついていた帯で思わず吹き出しました…よ!

744:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 12:35:13 yRRlFEhz0
>>743
インテグラがショタで、アーカードが執事のやつじゃないですよ
吸血鬼ウォルターですよ

745:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 12:48:40 yRRlFEhz0
>>743
うああ、俺わけわかんないこと言ってるわ
ちょっと意味が理解出来てなかった、吊ってくる

746:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 12:49:36 9Eo90qdl0
そういやそういう作品があったな
リップに似ているチェーンソーを振り回す眼鏡っ子の死神が出てた
俺もあのタイトルに驚いた

747:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 13:36:29 yRRlFEhz0
黒執事「夜桜が美しいな・・・・花というのも、たまには良いものだ」
ロリ旦那「ん、ウォルターか?」
黒執事「!!アーカードッ・・・・今日こそ貴様を倒す!!」
ロリ旦那「まぁまぁウォルターや、こんな日くらい、昔のように肩を並べても良いではないか。ほれ、月も奇麗だ」
黒執事「・・・・フン、興が削がれた」
ロリ旦那「ほれ、おはぎがあるぞ」
黒執事「ああ、済まな・・・・ッッッ・・・・!?かっ、辛っ・・・・!?」
ロリ旦那「ハッハッハ、ぶわぁ~か!!いつまでたっても子供だなぁ、ウォルター」
黒執事「きっ、貴様っ・・・・!!」
ロリ旦那「ほれ、口直しじゃ」



ロリ旦那「私はもう帰る、いつでも私を倒しに来い」
黒執事「ああ・・・・(唇を奪われるとは、不覚・・・・)」

黒執事「ま、たまにはいいか・・・・」

748:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 16:31:40 XyQxVCY70
結構気が多いなー、ロリ旦那。

749:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 16:53:14 yRRlFEhz0
>>741が面白かったので

黒執事「またアーカードにボコられた・・・・まったく、ストレスがたまる一方だな・・・・くっ、胃腸が・・・・」

何かストレスを発散する方法は無いかと、思案するウォルター
ふ、と鏡を見ると、丁度今の自分の姿が、ヘルシングさんちのウォルター君くらいであることに気付く

黒執事「ククク・・・・たまにはハメを外してみるか・・・・!!」

~裏路地~

さつき「・・・・・・」
シオン「・・・・・・」
黒執事「くっちゃ、くっちゃ」

ボロボロと食べカスを溢しながら、ケーキを口いっぱいに頬張るウォルター

黒執事「パンが無いなら、ケーキを食べれば良いのでは?ゲプゥ」
さつき「ビキビキ・・・・」
シオン「ビキビキ・・・・」
黒執事「お前らには食わせてやんねェー!!糞して寝ろ!!」
さつき「シオン・・・・やっちゃう?殺っちゃう?」
シオン「ヘルシングさんちのウォルター・C・ドルネーズなら、二人掛りで勝率約48%・・・・足りない分はガッツで補うとしましょう・・・・!!」
シオン「さつき、ヤツを押さえて下さい!!その隙に私がエーテルライトを!!」
さつき「応!!」

~3分後~

黒執事「貧乏人というのは、かくも浅ましいものだな」
シオン「負けた確率・・・・・・100%・・・・がくぅ」

~イスカリオテ~

神父「銃剣の手入れでも・・・・ん?」

そこには銃剣の代わりに、大量のニンジンが。添えられたメモには、「これでも投げてろ猪武者 Byヘルシングさんちのウォルター」と書かれている

神父「ぶるぁぁぁぁああああああああ!!」

~エヴァ邸~

黒執事「エヴァンジェリン、ネギ!!ナギの手がかりが掴めたぞ!!」
エヴァ「何ィ!?」
ネギ「マジですか!!」
黒執事「ああ!!数々の検証の結果、三千院ナギちゃんは俺の嫁だった!!間違いない!!」
ネギ「うわーん、うわーん!!お父さーん!!」
エヴァ「怒れー!!怒るんだぁー、ネギ!!」

750:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 16:55:49 yRRlFEhz0
続き

~ヘルシング邸~

エヴァ「おい、インテグラ!!お前んとこの執事、どうにかしろ!!」
承太郎「俺の帽子を返せ!!」
秋葉「ああああいつ、私に無言で洗濯板を・・・・!!」
ロリテグラ「なっ、ウォルターが!?」
ロリ旦那「ふむ、臭うな」

若執事「ぜぇー、ぜぇー、なんで俺がっ・・・・アンデルセンに追いかれられなくちゃいけねぇんだっ・・・・!!ん?」

そこには、大爆笑しながらヴァニラの前でDIOの写真を破く、もう一人の自分が

若執事「そぉ~いうことか、あンの駄目執事野郎ッッッ・・・・・!!」
黒執事「ん?おぉ、未熟者じゃあないか。元気してた?」
若執事「テメェー!!!!」

~5分後~

若執事「げふぅ!!ちっくしょう・・・・!!」
黒執事「ダハハ、ダッセェー!!チョー弱いんデスけどー!!」

若執事の頭を、グリグリと踏みつける黒執事。と、その時、アーカードがウォルターにライダーキック

黒執事「ジャッカル!!」
ロリ執事「本当に仕方ない奴じゃな、お前は」
黒執事「まっ、待て!!わた・・・・俺じゃない!!イケメン青年執事は、こっちでだらしなくノビてる方だ!!」
ロリ旦那「うちのウォルターが、駄目執事に勝てるはずないじゃろが。つーか今の蹴りで若返っとるし、お主」
若執事「えぇ!?ちょ、アーカード、結構マジにショックなんだけど!?」
シオン「そういうことでしたか、ヘルシングさんちのウォルターさんが、あんなに強いはずありませんからね」
若執事「ガーン・・・・ガーン・・・・ガーン・・・・」
ロリ旦那「さて、ウォルター君。推定年齢5歳のお主が、この怒りに震えた住人達から逃げられるか?」
承太郎「テメーが泣くまで!!殴るのを!!やめねぇ!!」
黒執事「お馬鹿さんめ、誰が泣くか!!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」
黒執事「ヤッダァーバァァァァァァァ!!」

赤ん坊まで若返るウォルター

黒執事「おぎゃあああ、おぎゃあああ」
ロリテグラ「泣いたー!?(ガビーン)」
ロリ旦那「やれやれじゃな」

Fin

751:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 17:20:20 9+q6phjU0
インテグラ「色んなお前がいるもんだからイマイチお前の性格が掴めんよ。」
旦那   「私も誰かに お前は何だ? と問われたら 只の化け物だ。
      と答えるしかないくらい自分の事がどうでも良くなっている
      時があると自分自身感じる時がある。」
インテグラ「自分自身が結構波乱万丈の人生を送っているのに
      血を吸うと他人の人生まで背負わねばならんのがお前の性質だからな。
      言わばお前は様々な人格やら魂やらの複合体。まさしく『歩く国』
      自分の性格がどうであろうがそれこそ『どうでもいい』までに
      なってしまっているのか・・・?」
旦那   「私自身の精神の大元はあの『狂った王様』なんだろうがな。天に向かって
      屍の階段を築き上げればいつかは自分も救われると信じていた愚か者。
      そしてそんな自分を端から見て楽土は降りてきたかよとせせら笑うのが
      今の『吸血鬼アーカード』である私。殺して殺して高笑いするのが私。
      死の河を削ぎ落とし『1人』になって血涙を垂れ流して我が身の有様
      を嘆く『俺』。…自分でも奇妙奇天烈な性格をしているとは思うな。」
インテグラ「どのお前もお前自身という事でいいじゃないか。
      人間として生まれてきても狂って鬼にならねば生きても行けない
      奴もいる。沢山の性格を引きずって数多の他人の人生を吸って
      倣岸な笑いを浮かべて生きていく地獄は私には到底どんなものかは
      想像もつかんがな。・・・それでもお前は気高きノーライフキングだよ。」
旦那   「フ・・・。」
インテグラ「自分を嘲笑する事なぞないさ。もう少しもう1人のお前、あの少女を
      見習ってみるのも良いかもしれんぞ。天真爛漫になれるかもな。」
旦那   「あいつは特殊だ。特殊。」
      
      

752:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 17:51:26 pQMt/rOfO
残念で迂闊な人だけど強い

そんなジャパネット黒いの

753:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 17:56:52 yRRlFEhz0
>>752
俺的には、自分より格下の奴相手ならひたすら強いが、
格上相手には途端にヘタレるイメージ
まぁ黒執事より格上の奴なんて、なかなかいないけども

754:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 19:15:39 +Li1+84A0
とても強い小悪党って感じか

755:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 19:20:04 yRRlFEhz0
>>754
それだ!!
ああ、なんか小悪党ってすげぇしっくり来るな
執事のために用意されたような単語だ
もうウォルター大好き

756:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 20:34:43 pQMt/rOfO
インテグラ「ペンウッド卿。最近変質者が敷地内に頻繁に現れるので、最新鋭のガードシステムに戦闘ヘリ10機とミサイル50発、それとワイルドギース隊の装備を新調して下さい」

ペンウッド「そんな無茶な…」

インテグラ「無茶?」(ギラン)

ペンウッド !!(ビクーン)「…わかった わかったよインテグラ、すぐに手配しよう」(領収書はアーサーにツケとくとして、ああ…アイランズの怒る顔が目に浮かぶ…)

757:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 20:48:51 jbW/c/u3O
何かまた愉快な住人が増えたなオイw
…………えーと、
アルクとワルクと猫アルクと猫カオス、
志貴と七夜、
旦那とロリ旦那とヒゲ旦那とショタ旦那、
んで若執事と老執事と黒執事、か。
他に多重人格っぽいのは路地裏コンビに萌香かァ……あと誰かいたっけ?

758:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 21:05:51 yRRlFEhz0
>>757
セラスっちがキレると怖いよ

759:対決 その1
08/04/02 21:27:24 hU7Tn2WA0
ウォルター・C・ドルネーズは自室のベッドの上で眠れぬ夜を過ごしていた
もう1人の自分と、自分自身の事についてである。
「俺はまだまだ弱いよなあ…畜生。 もっともっと強くならねえとなあ。」

頭にちらつくのはべらぼうに強いもう1人の自分。「だははははは!!」
と調子付いた思い出すだけでムカつく笑いを浮かべる黒尽くめのあの男。
格下と踏んだ相手にはとことんやりたい放題するくせに格上相手だと情けない程
にブチのめされる見下げ果てた奴。もう1人の自分だとは信じたくもない存在。
そして、そんな最低男に実力で勝てない自分の不甲斐なさ。
色々とモヤモヤを抱えながら日々を過ごしている少年に、相棒の少女吸血鬼が
「何か悩み事でもあるのか?ウォルター。」と聞いてくる。そんな相棒に「何でもねえよ。」
と答える自分。スッキリしない頭で日々を過ごしている事くらい普段の何気ない態度で
分かってしまうものなのだろう。ジョセフからも「なーんか最近深刻な表情でボーっとしてねえ?」
と指摘されたくらいだ。
「あー畜生!!不甲斐ねえ!!」
と、寝床の上で叫ぶ。 一言叫ぶとこの現状をいかにするかを考えた。
『このままウダウダしててもしょうがねえじゃねえか。……弱い自分に
 腹が立つんなら強くなるしかねえもんなあ。…何か腹の中が熱くなってきたぞ
 いてもたってもいられねえや。…走るか。』

ジョギングウェアに着替えて屋敷を出たウォルターは夜の月面町を疾走する。
月明かりがそんな彼を照らしていた。町をぬけ、月面河のだだっ広い河原まで来た。
「フウ…。」と一息をつき、休もうと河原に寝転がる。
体を動かすと気持ちがいい。悩みを忘れられる。少しまどろんだ気分になっていると
ビュ! ビュ! と音が聞こえてきた。
「何だ?こんな夜中にこんな所に来るもの好きが俺以外にいるのか?」
と音のする方を見ると、見慣れた顔の男が1人、イメージトレーニングをしているのか
ひたすらに拳打を繰り出し、蹴りを空に放っている。
ビュ! という音は拳が空を斬る音だ。
「大尉じゃねえか。ほーー…流石にミレニアム1真面目な男。訓練はかかせないか。
 あの不真面目執事も見習えってんだ。…あいつはトレーニングしなくても強いけどよ。」
大尉は上半身裸で黙々とイメージトレーニングを続けている。
そんな姿を見ていると、『自分もあんだけ頑張ってみるか。』
と思えてきた。そして、何かを思い出しそうになる。
『何か引っ掛かるんだよなあ…。えーっと、連想で記憶の糸を辿るか。
 まずは大尉、大尉と言えば強い。でも、あいつは不思議と不真面目執事
 と比べたらまだ恐さがねえんだよな。性格の違いってのもあるんだが、
 何か重要な事を忘れてる様な…。……あ、思い出した!!俺、前にあいつと
 戦った事があるんだ!!何でこんな事忘れていたんだろ? この町は何だかんだ
 で秩序は守られた平和さがあるからなあ。…間違いなく平和ボケだ!
 ここじゃ厨二眼鏡とかぺドゴニアとかしか相手にしてなかったかんなあ。
 心身共になまってやがったんだ!畜生俺のクソッタレ!
 なんっつー事だ!アイツのボディーブローとストレートの痛さを忘れるなんて!
 ……まてよ、俺、アイツの攻撃くらっても戦えたんだよな。頑丈なセラス嬢
 も食らったらノックアウト負けしかねないあいつのパンチを。
 俺ってタフネスとスタミナは案外凄いんじゃねえか?
 ………よーーーーーーーーーし。」
ウォルターは何かを思い立ったのか立ち上がり、イメトレを続ける大尉の所へ
歩み寄る。そして、こう言った。
「よう、1人でそんな事やるよりも戦闘訓練なら俺とやらねえか?」


今までの流れに触発されて書こうと思ったネタです


760:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 21:34:02 yRRlFEhz0
wktk
俺はもっぱら裏切り後のウォルターが好きだが、真面目な若ウォルターもいいなぁ

761:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 22:06:37 pQMt/rOfO
期待が止まらない

762:対決 その2
08/04/02 22:22:27 hU7Tn2WA0
大尉はその声にピタリと動きを止め、ウォルターの方を見る。
ウォルターはそんな大尉の向かって更に話しかける。
「覚えてるか?前にお前が首を絞めてガチで殺しかけた男だよ。
 俺も強くなりたくてウズウズしてんだ。お前が『一緒に訓練なんざゴメンだね』
 と言ってもやり合うぜ。俺と出逢った事運の悪さを恨みな。」
精一杯の強がりを言う少年。大尉は、ザワ…ザワ…と髪をざわつかせ、殺気をウォルターに向ける。
河原の草が殺気に反応し、大尉の髪と一緒に揺れる。まるで風が吹いたかのよう。
大尉の眼が火を灯したかのように輝き出す。ウォルターは久しぶりの感覚に捕らわれていた。
『喰うか喰われるか』の勝負の場所。修羅の庭である戦場の真っ只中に躍り出たかの様な感触。
『こ れ だ よ…!今の俺に必要なモノは!!』
ウォルターは自然と自分が笑っているのを感じた。笑うとは本来獣が牙を剥く
動作と等しく、攻撃的な表情なのだという話を思い出した。
大尉は、自分を目の前にして笑みを浮かべ、瞳に闘争心の輝きを灯す少年を見て、
誰も気づかない程の、本当に僅かな微笑を浮かべる。そして、右手の人差し指をクイ、クイと動かす。
ウォルターも身構え、糸を取り出す。
「カモンカモンってか…。行くぜ犬っコロおおおおお!!」
ウォルターは踊りかかった。

数分後。

『!!!…強え!やっぱり強いぞコイツ!!』
ウォルターは人狼の強さを全身で感じていた。なまった自分の攻撃なぞ
まるで通じない。ことごとく避けられしこたまに殴られる。
ボディー、ストレート、アッパーカット。変身しなくてこれだ。
最初の一撃で失神しそうになったが、そうなりそうになる度にムカつくもう1人
の自分が頭の中に浮かび、意識が保たれる。
「この糞ったれがあああああああ!!!」
腹の中からこみあげてくる雄叫び。がむしゃらに大尉につっかかる。
鼻っ柱に一撃、鋼の拳撃。ウォルターの脳内に星が飛ぶ。
宙に舞い、気を失う瞬間にみたものは馬鹿みたいに綺麗に見える星空。
そして意識を失う寸前に
『へへ…黒いのよう、もう1人の俺よう。お前はこんな一撃食らったら、
 赤ん坊に戻るだろうが、俺はならねえんだぜ…。』
こんな事を思った。

1時間後
意識を取り戻したウォルターがまだガンガンする頭を抱えていると
バシャッと上から冷たい水が降ってくる。
目をぱちくりさせるとそこにはペットボトルを持った大尉。
運動後の補給用の水を頭からかけられたみたいだ。
「ざまあねえな…。」
呟くウォルターの前で仁王立ちする大尉。『まだやるかい?』と言わんがばかりに。
ウォルターは強敵を前にこう言い放つ。
「まだ元気いっぱいだっつーの。」
結局、二人は朝までやりあった。夜明けの光が東から登る頃には
ウォルターの顔は血と痣と地面に叩きつけられた時についた泥にまみれていたが
心は何か晴れ晴れとしたものだった。
大尉は上着を着て、ミレニアムの本部へと帰る。ウォルターは大尉に言い放った。
「おーい!また今夜もやり合おうぜ!俺が恐いからって逃げんなよ!!
 それとガキの我侭に付き合ってくれてありがとうなあ!!」
大尉はそんな少年の方にくるりと振り向き、コクリと頷いた。
ウォルターはヘルシング邸に帰る途中、こう呟いた。
「俺はまだまだ強くなるぜ不真面目糞執事。てめーはいつかブッ飛ばす!」


続きはまた。





763:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 22:49:23 yRRlFEhz0
確かに、鬼のようなタフネスさは若執事にあって黒執事に無いものだね
面白かった、続き期待してる

764:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 23:33:24 545OnDMv0
魔人ゲィ:ふははははは!!!どうだーっ!俺のペニスの味はーーーーーーーーー!!!

セブラン:うぉぉおおぉおぉ…もっもう駄目だ…
俺の性力も此処までなのか…?
もぅもう駄目だ…

!?


(阿部高和:セブラン!お前は此処で敗れるゲイではあるまい!さぁゲイの誇りに掛けて立ち上がれ!G精子よ!)
(一瞬愛すべき人の声がセブランの心の中で響きセブランはの目が再び輝きを取り戻す)

セブラン:でも阿部…あいつは…魔人ゲィは化け物だ…あいつの性棒力は53㎝もあるんだぜ…それも生まれ付きの奇形だ…

(阿部高和:いい男は
ヤった事あるよ
色褪せぬ記憶だ
公園のベンチで)

セブラン:なっ何を言っているんだ…阿部?
!?
(その時セブランの脳裏に遥か遠い昔の記憶が甦る)

(?:いい男は
ヤった事あるよ
色褪せぬ記憶だ
公園のベンチで)


765:名無しかわいいよ名無し
08/04/02 23:49:53 hU7Tn2WA0
>>751
>旦那   「あいつは特殊だ。特殊。」

旦那から見てもロリ旦那は特殊なんかw

766:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 00:21:12 tkHTqfqP0
令裡  (ふふ、やっぱり体育のお着替えの時間は眼福ですわね~♪)
キリエ「く、今日も晴れか。日光…ウザい」
夕維 「大丈夫、具合悪くなったら付き添ってあげるから」
キリエ「へ、平気よ…これくらい」
令裡  (キリエ、胸のほうはまだまだ控え目ね…それにしても夕維ったら可愛らしい下着♪)
ディーヴァ「ひゃっほぉおぉおおお~~~!」
小夜 「で、ディーヴァ!何やってるのよ!服を着なさい、服を!!」
ディーヴァ「小夜姉さまも脱いじゃえぇぇ!」
小夜 「ちょ、やめ!キャッ!?で、ディーヴァぁぁぁ!!!!」
令裡  (双子の姉妹がくんづほぐれつ…これもなかなか)
胡夢 「やだぁ、また大きくなっちゃった…また差がついちゃったわね萌香?」
萌香 「お、大きさより形のほうが大事だもん!」
紫  「そうですぅ!巨乳より美乳のほうがエクセレントですぅ!それに貧乳はステータスですぅ!!」
胡夢 「屁理屈並べて!オッパイは大きくて柔らかい方がいいって昔から相場が決まってるの!!」
紫  「お前のはただの脂肪の塊ですぅ、このメス豚!」
胡夢 「何ですって!!」
みぞれ「胸なら私もなかなかのもんだぞ?雪のように白い肌と、チェリーのようなピンクの
     コントラストなんて我ながら――……」
令裡  (わたくしは全部大好物ですわ)
美夕 「何さっきからチラチラ見てるのよ、このバイセク吸血鬼」
令裡 「あら美夕、人の愉しいひと時を邪魔するのは野暮でしてよ」
美夕 「…そう言いながらその目つきで私の胸見ないで」

アルク「む~胡夢の奴92cmとは生意気な~、でも上には上がいるぞぉセラス!」
セラス「ちょ、な、何するんです!ヤメ!」
アルク「うりゃあ!」
セラス「きゃ、きゃああ!」
萌香 「!?」
胡夢 「で、デカ!」
令裡  (ふふふ…)ペロリ
美夕 「…」
夕維 「み、美夕…」

秋葉 (だから体育は嫌なのよ!)

767:対決 その3
08/04/03 01:11:26 G2JumWH50
薄暗がりの明け方に傷だらけでヘルシング邸に到着した少年執事。
シャワーを浴びて、顔を消毒し、絆創膏を貼り、包帯を巻いて、身支度をする。
ウォルターはふと思う。怪我をして手当てをしたなど、どれくらいぶりだろうか。
弾丸の飛び交う中、職務をこなした事もあるが自分が怪我を負う事などごく稀。
それでも危険な任務の時には不覚を取る事もあり、身体を縫う羽目になる怪我を負った事もある。
しかし、この町に来てからは割りとのどかな時間を過ごす事が多くなっていた為、
自分の血を見る事など無くなっていた。
『平和な生活って奴を送っていたら身体なまりまくりになっていたのが
 よーく分かったぜ。前にあの犬コロと戦った時には少なくとも自分の攻撃は
 食らってくれたもんなあ。昨晩は掠りもしねえでやんの。
 刃物は手入れを怠れば錆びる。それがよーーーーーく分かったよ。』
こんな事を考えつつも執事服に身を包み、自分の両頬を両手でぺシぺシと叩き、
朝の勤めをするべく気合いを入れる。

ヘルシング家朝食の時間。
アーサーとその娘であるまだ13歳のインテグラ、そして少女吸血鬼は驚いた
表情をしている。執事が包帯を巻いて何事も無かったかの様に紅茶を淹れている
のだから明らかに昨晩ウォルターの身に何かがあった事は明白なのだから。
ウォルターは食卓で一斉に質問をされる。
「死神坊主よう…何かあったんかい?」
「誰か強い敵に襲われたの?」
「…ゆゆしき事態だなこれは。涼しい顔をしとらんと誰にやられたか言え…!
 場合によってはそいつを八裂きにしてくれる。」

ウォルターは頬を人差し指でポリポリと掻きながら
『包み隠さず正直に話そう。』と思い、こう答えた。
「あー…昨晩、自分の不甲斐なさに悶々としてジョギングして、河原に
 寝そべったらミレニアムんちの大尉もそこで自主トレしてて、大尉に
 戦闘訓練を申し込んだ。そしたらこの有様。いやー、俺ケンカの腕なまりまくり。」
『ふうん、無茶しやがるねえ。』という様な表情をした後ニヤリと笑うアーサー。
呆気にとられた表情のインテグラ。……そして腑に落ちないと言った表情のアーカード。
朝食が済み、月面学園に登校すべく仕度をし、アーカード、インテグラ、ウォルターの三人
は家を出ようとすると、地下の部室から出てきたもう1人のアーカードと出くわす。
リオに行った時の白コートと白スーツ。ブレナーと名乗っていた時の彼の姿が
月面学園世界史教師であるアーカードの正装だった。2m近い長身で地獄の様な声
を出す彼は学園では強面教師で通っている。その彼に
「おはよう、インテグラ、ウォルター、もう1人の私。」
と声をかけられたので三人は返事をする。
「おはよう、アーカード。」「おはようさん、アーカード。」「おはよう、もう1人の私。」
男性体アーカードはウォルターの顔を見ると笑顔を浮かべてこう言った。
「やんちゃも結構結構。誰が相手か知らんが手こずったようだなあ。はははははは。」
少女アーカードはその一言に多少怒気を含んでこう言う。
「ここまで顔を腫れ上がらせて来られたのでは笑い事では済まされんぞ、私よ。」
「ふん、血気盛んな若造が無茶をするのはある意味当然なのだ。女の性を持った私よ。」
その様子を見たインテグラはこう声をかけた。
「学校があるでしょう?」

次期当主のご令嬢の一言でアーカード2人は口論を始めるのをやめ、
ウォルターとインテグラと一緒に学校へ向かう。
ウォルターは晴れやかな空の下で口笛を吹いている。
一睡もしていないのに頭はすっきりしている。ナチュラルハイの状態の様だ。
ファイトクラブのエドワード・ノートンの様に。

取り合えずここまで。



768:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 01:38:12 Rr3CUz1sO
悪いが何レスかまとめて投稿してくれ
1レスずつだと内容が覚えにくいから

769:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 03:47:10 DE2cF+j50
同じ世界観ならピートよりモリアーティのホウガツヨイキガス

770:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 14:26:52 iWUOACpB0
ウォルターの朝は早い。
だが、それは決して執事としての仕事をこなすためではない。
「あんなデブにココアいれるくらいなら、餓鬼執事のケツ舐めた方がマシ」
というのが信条のウォルターは、基本的にロクに仕事をしない。
鳥も眠っているような時間に起きた理由は、打倒アーカードのため、自身を鍛え上げるために他ならない。
手早く身支度と鋼糸の手入れを済ませると、エヴァンジェリンの小屋へ向かう。

「おはようございます、ウォルターさん。マスターは未だ睡眠中にございます」
「だろうな。かまわん」

エプロンを着け台所に立つと、鮮やかな手つきで料理を完成させていく。
何故こんなことをしているのかと言うと、これがエヴァンジェリンの出した条件だからである。
「訓練を手伝ってやるから、家事全般をこなせ」。
一応現役執事であるウォルターにとって、その条件は容易い。
朝食をテーブルへ並べると、庭に出て体を温める。
ボクサーがするように、架空の敵を想像し、その攻撃をかわし、受け、攻撃を加える。
ウォルターの鋼糸は、中・遠距離で最も力を発揮する。
格闘の訓練は、決してしておいて損にはならない。

(アーカード・・・・・・)

ウォルターの脳が作り出した虚像が、その小さな拳を振りかぶる。
ウォルターは、その攻撃を絶妙のタイミングで逸らし・・・・

(アーカードッ!!)

一閃、ウォルターの蹴りが、虚像の側頭部を捉える。
タイミング、スピード、インパクト。そのどれもが最高のものだ。
その虚像がウォルターの知る最強の人物とて、それをまともに食らった以上、一瞬の隙は生まれる。
そしてその一瞬の隙こそが、人外の闘争では命取りになるのだ。

ギャギャギャギャギャギャ!!

死神が鎌を振り上げる。宙に舞う鋼糸は、虚像の四肢を縛りあげ、それをいとも容易く壊す。
手足を失い、ダラリと鋼糸に吊るされている奇妙なオブジェの心臓に、手刀一閃。
虚像は、朝の光に霧散した。

「都合の良い虚像相手に、やっと一回か・・・・・・遠すぎるっ・・・・!!」

小屋に入ると、エヴァンジェリンが朝食をとっていた。
エヴァンジェリンが「これはどうやって作るのだ?」と聞いてくるが、無視してタオルで汗を拭く。
聞いてもどうせお前は作らんだろうが。

「さっさと済ませろ。先に待っている」

771:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 14:27:14 iWUOACpB0
続き

エヴァンジェリンに告げると、内部に見事な模型が形作られている、複雑な形をしたボトルの前で立ち止まる。
内部に外界と断絶された、別空間を形成するマジック・アイテム。
この中ならどれだけ暴れても構わない。何より、この中での一日は、外の世界での一時間。この中でなら、毎日満足の行く量の訓練をこなせる。
まるで回数制限のない、精神と時の部屋だ。
早速中に入り、しばらく先ほどのようにシャドーをこなしていると、エヴァンジェリンがやって来た。

「待たせたな、執事」
「なに」

短く言葉を交わし、睨みあう。
目の前の少女が放っている眼光は、断じて人のものではない。
まるで、それだけで人を殺せてしまえそうな、魔性のものだ。
何故なら、彼女は吸血鬼。ウォルターが知る、二番目に強い不死の王なのだから。

ビュビュッ!!

牽制に、氷の矢が飛ぶ。
それを必要最低限の動きだけでかわし、鋼糸を振るう。
常人ならば鋼糸の存在に気付くことも出来ずに切り裂かれるが、そこははやりエヴァンジェリン、
自らの身に迫る鋼糸の軌道を瞬時に見切り、安全域へ逃れる。
はずだった。

「え?」

背中に感じる、あり得ない感触。
ニヤリと口元を歪める、黒尽くめの男。

「兵は詭道なり」

エヴァンジェリンは遅まきながら、全てを悟った。



-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------



「糞っ・・・・未だ貴様にすら及ばんのか・・・・・・!!」
「そう悲観的になるな、私がここに来る前に、予め糸を張り巡らせておくと言う作戦。
私は卑怯などとは思わん、見事だった。まんまと蜘蛛の巣に誘い込まれたよ」
「フン、貴様に遅れを取るようで、アーカードに勝てるか」

エヴァンジェリンは考える。この男は、強い。
霧にも蝙蝠にもなれず、吸血鬼の特殊能力は何一つ持たず、傷を負えば若返るという、出来損ない。
にも関わらず、この男は「死神」と呼ばれる。
何故なら、彼の力は人間であった頃に培ったものだから。
この男は、歪な出来損ないになってまで、その力を行使し続けている。
たった一人の、吸血鬼のために。

「アーカード、怖い女だな」
「どの口がそれを言う」

エヴァンジェリンは減らず口を叩くウォルターに、フッ、と笑いトドメを刺すことにした。

「赤ん坊が仏頂面でベラベラ喋っていると、気持ち悪いぞ」
「・・・・・・・・バブー」

772:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 16:03:08 ND531U/jO
頑張ってんなァ黒執事…………と思いつつ読んでたら、オチで噴いたww
GJ&乙!

773:対決 その4
08/04/03 17:20:50 SVaLlezS0
月面学園のウォルターのクラスはざわついていた。
理由は只一つ、『至極真面目なウォルター君』が顔を腫らして登校してきたからである。
この学園では、ウォルターを血生臭いイメージで見る者はあまりいない。
友達である日和見ヒロは驚愕の表情で
「どうしたの!?ドル君!?その顔!誰にやられたの!!?」
と聞いてくる。因みに『ドル君』とはウォルター・C・『ドル』ネーズのあだ名である。
「犬とケンカした。まあ大げさに驚く程のもんじゃねえよ。」
ケロッとした表情でそう返事をするウォルター。いつも通りの飄々とした、
いや、いつも以上に涼やかな声で。ジョセフからは、
「なーんかふっ切れたいいツラになったんじゃね?最近モヤモヤしたツラしてたから
 心配だったけどよ。二枚目がボコボコになっちまってるが、額にかかった黒雲がなくなってら。」
と言われた。悪い気はしない。悪友と久しぶりに話しが弾む。
「なあ、ジョセフ。ここには強い奴は多いよなあ…。」
「?何だよ急に。ま、確かに多いぜ。俺も含めてな。」
「何かよ、俺は今片っ端から無謀な勝負に挑みたい気分なんだよ。」
「ははは、承太郎とかどうだ?」
「・・・・良いかもな。」
「! おいおいおい、冗談のつもりで言ったんだぜ?・・・本気で強くなりたいみたいだな。
 久しぶりに大マジみてえだな。・・・そういう相談なら世界史の方のアーカード先生に頼めば
 いいじゃん。マジでケンカの事ならあの人は親身になって相談に乗ってくれる
 話の分かる先生だぜ?ブリジット先生からはその姿勢が睨まれてるけどよ。
 家庭科の方のアーカード先生はぶっちゃけお前に甘いし。」
「・・・あー・・・やっぱ家庭科の方は俺を甘やかしてる感じがするか?」
「おう、見える見える。手作りランチを持たせるのはまあ、お前んちの台所番だから
 そうなんだろうなとは思うがよ、何か出来るだけお前に降りかかる火の粉は
 祓いたがっている感じはするね。家庭科のアーカード先生は俺がこの学校で
 知り合った最初のうちは世界史の方と同様ギラギラしている感じだったがよ、今は
 大分丸くなった。この町の雰囲気に飲まれたんかなあ?世界史の方はまだ危険な獣の
 匂いがするがよ。」
「んー・・・貴重な意見ありがとう。俺は甘やかされているか・・・。
 言われてみれば、そういや思い当たる節もあるなあ・・・。
 よし、おっさんの方のアーカードに相談してみる。」

 
 


774:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 17:22:29 SVaLlezS0
そんなこんなで昼休み、ウォルターがランチを食べていると、
教室に『家庭科の方のアーカード先生』が入ってきた。
「ウォルター。話がある。来い。」
と言われたので、ウォルターはアーカードに連れられるがまま
学校の屋上に向かう。心地よい春風の吹く屋上。二人以外は誰もいない。

「さて、屋上で何の相談?アーカード。」
「大方察しはついているであろう。その怪我の事だ。」
「ああ、この怪我なら大尉と・・・。」
「その経緯なら朝に聞いた。何でそんな無茶をやった?」
「声色がちょっと怒っているね。俺の事が心配?」
「心配するに決まっているだろう!そして怒るのは当然だ!いいか?そんな無茶は・・。」
「ストップ。どうして無茶をやったのか理由を聞いておいて弁明も聞かずに怒る
 ってーのは無しなんじゃないの?つか無茶した訳も朝話したじゃん。自分の不甲斐なさ
 に腹が立ってだな・・・。」
「・・・・・・急にあんな事を言われても腑に落ちん。焦る事もあるまいに。」
「・・・そうだな、まず質問をさせてくれ。お前にとっての俺は何?」
「相棒だ。大切な相棒で・・・かけがえの無い存在だ。」
「相棒ってのはお世話になりっぱなしじゃダメだろ?」
「・・・何?」
「背中とか守られてばっかりじゃダメだろ?強くならないと。」
「!!それで大尉と一戦交えたのか!!戦闘訓練なら私と・・・!!」
「お前、俺に甘いじゃん。昨日大尉とやりあって、今日友達と話して
 分かった事だがよ。お前、戦闘訓練の時ですら手を抜いてねえか?
 大尉は徹底的に執拗に俺をぶちのめしたがお前は『今日はこんなもんかな』
 とか言ってツメを甘くしてるだろう?まあ、大尉とやり合ったおかげで分かった
 事だがよ。お前の訓練に比べたら大尉の方が遥かに実戦に近いね。
 ・・・ったく、吸血鬼アーカードらしくねえよ。」
「それは・・・そんな事をしたらお前が壊れて・・・。」
「おいおいおい、過去を振り返ってみろ。俺らこの町に来る前、任務で
 かなり無茶したろ?それでも笑い合えていた。ちっとやそっとじゃ俺は
 壊れねえよ。お前がこの町に来て何を思って変わったのか、俺には分からん。
 相棒なのに情けねえよ。確かにここは秩序も保たれていい所だ。でもな、この町の
 優しい空気と優しいお前にすっぽり包まれて、俺はだんだん弱くなった。
 ・・・・いや、この町とお前のせいにするのは止めよう。甘ったれのガキの俺が悪い。
 自分で気をつけて、なまくらにならない様にしていれば済んだ事だ。
 お前に『甘やかさなくてもいいよ』と言えていれば済んだ事だ。
 気づけば俺はもう1人の胸糞悪くなる自分にぶちのめされて見上げている。
 ・・・そんなのはもう嫌だ。勝手な言い分かもしれんがよ、ちとキツめの
 自主トレさせて貰うぜ。」
「ウォルター・・・お前・・・。」
「・・・泣きそうな顔すんなよ。・・・俺、もう1人のお前に掛け合ってみる。
 強くなるとは言ったものの、結局は誰かの手を借りなきゃならない不甲斐ない
 俺だがよ、もうちっとマシになったら、お前も俺を甘やかさなくても済む様に
 なるだろ。もう1人のお前なら、ヤバめの訓練メニューを喜んで用意するんだろうなあ。
 問答無用で糸で斬りかかるってのもいいなあ。・・・流石に死ぬかな?」
「待てウォルター!!!もう1人の私な掛け合うだと!!?
 そんな事は絶対に・・・!!!」
「危ないからさせられませんってか?・・・人の選択をどうこう言わないのが
 お前の流儀だろ? これも俺の自由意志・・・なんつって。人道は踏破しないから
 安心しろ。そんな事したらもう1人の俺みたいになる。・・・やりたい様にさせてくれよ。
 このままじゃ俺は前みたいに何の蟠りもなくお前と笑いあえねえよ。
 これは、俺を取り戻す為のチャレンジってところなんだから、頼むから止めてくれんな。」


 



775:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 17:23:07 SVaLlezS0
ウォルターは屋上を去る。もう1人の『男』のアーカードによって地獄に誘わられる覚悟を決めて。
硬い決意を決めている少年を引き止める事なぞ不可能と知った『女の子』のアーカードは、
しばらく、ただその場に立ち尽くしていた。そしてこう思っていた。
『ウォルター・・・私はな・・・お前が極限の強さを求めたら・・・。
 お前も修羅になりそうで恐かった・・・。もう1人のお前の様に・・・。
 私の生を終わらせて生きる苦しみから解き放ってやるだと!!?
 一方的な想いで勝手に裏切っておいて今の私がどんな気持ちでいるのかも知らず!!
 お前に殺される様な私とでも思っているのか!糞、思い出しても腹が立つ
 あのうつけめ!!お前もあのうつけの様な力を求める修羅になる気かウォルター!
 そんな事は絶対にさせん!!!
 お前は自分はあんな風にはならないと思っているだろうが、血塗れた道を歩けば
 行き着く果てはアレだぞ!!力を求めるという事は、奇麗事を抜きに考えれば
 常に心に羅刹を携えて歩く様なものなのだ!そうはさせない為に闘争とは縁遠い
 ヌルい空気も創り上げてお前の中の獣の部分も添いできたのだ。
 
 私は今はウォルターとインテグラの行く末を見届けたい・・・!いつかは誰かに
 殺される生き方をしてきた私だ。自分が死ぬのは構わん!だが、あいつは、
 あいつは出来るだけ血の匂いから遠ざけておきたかった・・・!真っ当な一生を送れる様に!
 その為にあの懲りずに突っかかってくる裏切り者の相手だって
 ケラケラと余裕ぶって相手をしてきた。あいつを哀れとも思い、もう1人の自分が
 流す血を見せたくないとも思ってきたから道化を演じて適当にあしらってきた。
 私達以外にも化け物狩りが居るこの町なら、血まみれの任務からも遠ざけて
 もしかしたらまっとうな子供として育っていけるかもと思った・・・。
 血を啜る様な生き方は化け物だけにまかせておけばいい。そうとすら思っていたのに!
 ・・・呆けている場合か!!私ようろたえるな!!・・・しかしどうする?
 あいつの選択の自由を否定する権利なぞ、私には無い!!
 どうしたらあいつを止められる?決意は固いぞ・・・。もう1人の私のもとへ
 行くかウォルター・・・。お前があまりに傷つくようなら、私は是が非でも
 止めさせてもらうぞ。お前に恨まれたとしても。お前は真っ当に生きていて
 ほしいからな・・・。』

とりあえずここまで

776:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 17:29:27 iWUOACpB0
wktk
楽しみだぞォー!!

777:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 17:30:36 SVaLlezS0
読み辛いと注意を受けたので出来る限り読みやすいように投下します。
拙い文ですが良ければ読んでやってください。お目汚しかもしれませんが
精進致しますゆえ・・・。
対決シリーズは>>759>>762>>767
と続いて773から新しく投下させていただきました。
もっと上手く文章を書ける様になりたい。

778:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 17:34:50 iWUOACpB0
気にせずじゃんじゃん投下しちゃってよ
母性本能丸出しのロリカード可愛い

779:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 17:51:28 VMcPHJGCO
不覚にも忘れていたが、エシディシ ワムウそしてカーズを倒したのはジョセフだったな。
柱の男を三人とも倒す、これはこれで人外の領域

まあvs究極生物カーズは運が味方したが…

780:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 18:37:22 iLa/iKpf0
>>779
しかしその運を引き寄せたのもジョセフの精神だぜ

781:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 18:37:26 HH48IBBC0
>>773に便乗してのネタ
令裡「ヒロはヘルシング家の執事さんと仲がよろしいんですの?」
ヒロ「うん、ドル君とは友達だよ?」
令裡「ドル君・・・?米国の貨幣みたいな呼び方ですわね。」
ヒロ「ウォルター・C・ドルネーズだからドル君。」
若ウォル「俺の母国の通貨はドルじゃなくてポンドだけどな。」
ヒロ「あ、ドル君、今帰る所?一緒に帰らない?」

令裡「(ヘルシングの縁の者はれっきとしたヴァンパイアハンター
    で、出来ればあまりお近づきにはなりたくない方ですわね…。
    でも、ヒロのこの様子を見る限りは、人畜無害な方なのかしら?)」


782:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 18:54:36 iWUOACpB0
>>775読んで、機嫌悪い旦那ってスゲー怖ェーだろうなってことで

ウォルターは悩んでいた。アーカードを襲撃するか否か、である。
いつものようにアーカードを探し、街中を探し回っていたウォルターは、程なくしてアーカドを見つけ、あることに気付いた。
いつもと、雰囲気が違う。ガラにも無く落ち込んでいるのだろうか、とても闘争の空気では無い。
今なら勝機があるかもしれないが、自分は少佐とは違うのだ、自分が望むのは、あくまで正面からの完全決着。
目的と手段が入れ替わることは、本意ではない。
帰って銀食器でも磨こう、と踵を返そうとしたとき。アーカードがポツリと呟いた。

「誰だ・・・・?」

不覚。
ごちゃごちゃと考えているうちに、気配に気付かれてしまったらしい。
こうなってしまった以上、戦う他無いと、アーカードの前に姿を現す。

「ウォル・・・・ター・・・・?」
「そうだ、今日こそお前を終わらせる」

殺意と共に発せられた、定番となった決まり文句。
しかし、アーカードは軽く俯いたまま、臨戦態勢を取ろうともしない。

「・・・・今日は帰れ」
「ふざけるな!!」
「頼む・・・・・・」

次の瞬間、ウォルターは驚愕に目を見開いた。
なんだ──この殺気は?
ウォルターに、まるで全身を針で刺し貫かれたかのような戦慄が走る。

「今日は機嫌が悪いんだ・・・・」
「ア・・・・アーカー・・・・・・」
「今戦ったら・・・・・・お前を殺してしまう・・・・・・」

---------------------------------------------------------------------------------------------

ウォルターは悩んでいた。自室のベッドに腰を下ろし、己の在り方に。

「私は一体、何をやっている・・・・・・?私は・・・・私は一体なんだ・・・・・・?」

783:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 19:43:21 Aa7LqBPR0
今日ついたレスを職人さんに感謝しつつ読ませてもらったが、
何かある漫画(バガボンドだったかな)の「刀は、刀である事をやめる事はできない」
という言葉を思い出した。どんだけ平和に見える暮らしの中に浸っていても
武士(もののふ)は、男(おのこ)はギラつかずにはいられないんだなあ。
しかしウォルター君はブラックウォルターといういいライバルを手に入れたなあ。


784:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 22:09:24 tkHTqfqP0
ドS度

EX :美姫(菊池)
SSS:ロリカード(ドMでドS) 
S :姫、シルヴィア(もはや芸術)
A+:黒セラス、真希シノヴ(聖人の矛盾)
A :裏萌香、秋葉、カエルラ(女王様)
B :美夕、令裡、千砂(頭脳派)
C :ディーヴァ、キリエ(スプラッター系)
D :エヴァンジェリン(ヘタレ女王様)

人畜無害:サッチン、セラス、夕維

785:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 23:10:12 7G4UQMSU0
A+の 聖人の矛盾 というのが何か深いね。

786:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 23:10:37 VMcPHJGCO
分からぬ…ヘタレ女王様なる属性が…全く…

あの闇の福音様はいつが盛りよな~♪

787:名無しかわいいよ名無し
08/04/03 23:50:34 7G4UQMSU0
あ、>>759>>782を見比べたら
若い方の執事も黒い方の執事もベッドの上で悩んでいる。
大概悩み事があると寝床の上でもそう簡単に寝付けないよね。
物思いにふけるのにはベッドは最適です。

788:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 02:30:35 146D+68e0
シュレ「ねえねえー」
黒執事「・・・・」
シュレ「何作ってるのー?」
黒執事「・・・・」
シュレ「晩御飯なにー?」
黒執事「・・・・カレーだ。カレー粉を入れた時点で察せ」
シュレ「いがーい。執事さんってー、スパイスから自分で調合するイメージあるけど」
黒執事「あのデブに食わせるものなど、市販品で十分だ」
シュレ「ふーん」
黒執事「・・・・」
シュレ「ねえねえー」
黒執事「五月蠅い!!前に、私は貴様が嫌いだと言っただろう!?話しかけてくるな!!」
シュレ「なんで嫌いなのさー」
黒執事「努力したわけでもなく、生まれつきアーカードを妥当し得る能力を持っているからだ!!納得行かん!!」
シュレ「それって嫉妬ー。ていうか、アーカードやっつけるには、僕死なないといけないんだけど」
黒執事「アーカードを倒せるなら、私とて命の一つや二つ、惜しくはない!!とにかく、私はお前が嫌いだ!!」
シュレ「嘘・・・・だね?」
黒執事「な・・・・」
シュレ「僕のことが嫌いなんて嘘。本当は、自分が“何か”に目覚めそうなのに、必死に抵抗しているだけなんだよね?」
黒執事「何を・・・・」

すす・・・・

黒執事「まとわりつくな!!」
シュレ「抗っても無駄・・・・だって、執事さんは僕みたいな男の子に欲情する変態さんなんだから・・・・・・」
黒執事「ち、違う・・・・私は・・・・」
シュレ「男の子に・・・・・・戻れなく、して?」

-----------------------------------------------------------------------------------------------

黒執事「ハッ!?夢か・・・・・・」
黒執事「夢・・・・?私が夢だと・・・・?フン、下らん・・・・・・・・・・・・・・・・・・パンツ洗お・・・・ハァ・・・・」

789:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 02:41:05 nuJvzJz9O
不機嫌っていうか、もうキレちゃった旦那を止められるのは、セラスかインテグラしかいないんじゃないかと最近思う。

790:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 02:44:58 oRYmWJ6b0
なんというダメ執事www

791:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 04:07:30 146D+68e0
ロリ旦那「ウォルター・・・・・・私は、お前のことをずっと慕っておったのだっ・・・・・・!!」
黒執事「フ、困った子猫チャンだ・・・・・・オラ、ここか!?ここがええんか!?」
ロリ旦那「らめぇ、死の河でちゃううううううう!!」

黒執事「ふぅ・・・・・・夏コミ、今からでも応募出来るのかな・・・・・・」

792:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 05:36:16 DjXVO/Bw0
ちょっと待てお前等、イケメン黒執事を一体どこの世界に連れて行くつもりだww

793:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 06:00:10 146D+68e0
>>792
俺は黒執事がヘルシングで一番好きさ
ビル切り刻んで由美江瞬殺、アーカードを一時的にとは言え一方的にボコるほどの実力者なのに、なんかヘタれてるとことか
そんな彼は、駄目人間街道まっしぐらがお似合いだと思うんだ

794:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 07:41:53 vn5QBuAmO
分割手数料無料

795:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 15:59:43 146D+68e0
シュレ「ネクタイなんかしめて・・・・ヘタレの癖に、なに気取ってるの?執事さん」

シュレディンガーはそう言うと、ウォルターのネクタイを掴み、ぐいっと引き寄せる。

黒執事「ち、違うんだ、これは英国紳士として・・・・」
シュレ「フフフ、英国紳士だって・・・・ヘタレがスカしちゃって、まぁ・・・・・・」

シュレディンガーはウォルターのネクタイを解くと、ウォルターの腕を縛り、柱に固定する。

シュレ「僕が本当のネクタイの使い方、教えてあげるよ・・・・」
黒執事「クッ、やめてくれ准尉・・・・」
シュレ「二人きりの時はシュレディンガー、でしょ?教えたよね、またお仕置きされたいの?」
黒執事「す、済まないシュレディ、あ・・・・・・」





リップ「なぁんて・・・・・・・・良いかも、准尉×執事・・・・・・」

796:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 16:33:23 rKiX/hzL0
ゾーリン「キモッ、准尉攻めなんて信じらんない。」

797:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 16:53:03 vCUBB0ML0
遅レスだけど>>283のダン国王がすげーかっこいい
流しながら読んでるけど意外と書き手多そうだねここ


798:対決 その5
08/04/04 17:39:54 s61twl6d0
トルルルル 
「直通回路から?誰だ?」
ガチャ
「アーカードか?何だウォルターか。緊急の用事か?」
「おお、悪いけど俺、スパルタな訓練がしたいんだ。いつもの訓練じゃなく。
 女の子の方のアーカード相手じゃ厳しい訓練にならんのよ。
 だから、おっさんの方のアーカードに掛け合ってみようと思うんだ。」
「・・・今朝の事といい、心境の変化が並々ならんなあ。」
「強くなりたくて仕方が無いお年頃なんだよ。ヘルシング機関としても手駒
 がより強くなるのは大歓迎だろ?だから、男の方のアーカードに連絡っつーか
 命令してくんない?『ウォルターを鍛えろ』って。女の子の方には『ウォルター
 の邪魔をしてやるな。しばらく放っとけ』って。・・・・・・頼むよ、アーサー。
 あ、お嬢にも俺の修行の事を言ってくれるかな。」
「へ、俺がお前が修行とやらをする事を許すと思っている様な口ぶりじゃねえか。」
「許すでしょ?お抱えのソルジャーが強くなるんだから。」
「勿論許すぜ。部下を地獄に送るのはヘルシング当主のお家芸だ。
 もうすぐ学校春休みだよな?強化合宿といこうぜえ。ストラウスに連絡して
 世界史の教師とウォルター君はちと早めの春休みをとらせてもらう事にする。
 ・・・学徒に暴力を叩き込むなんざブリジット嬢ちゃんに睨まれそうだが。
 二人のアーカードにも娘にもお前の事はストラウスを通じて連絡しておくさ。
 おっと、そちらで体育教師と英語教師をやっている乳でかセラスと眼帯隊長
 にも連絡しなくちゃな。・・・・・・・死なん程度に気張れよ。」
「了解。マイマスター。」

これが、ウォルターがアーサーに昼休みにした電話の内容である。

放課後、月面学園の校庭にヘルシング家のエンブレムが刻まれたチヌーク(軍用ヘリ)
がバリバリバリとプロペラ音を響かせてと降りてくる。生徒達はその轟音に何事かと目を丸くする。
「やれやれ・・・。もうちっと静かに事を運べないんかねえ。大仰なんだよ。」
ウォルターは溜息混じりで呟き、校庭に向かう。その様子を見たジョセフは
朝の会話の事もあり何かを察したのか、「ウォルター。」と声をかけ、只一言
「グッドラック。」と言って見送った。

校庭にウォルターが行くと、そこには二人のアーカード、インテグラお嬢さま、
セラス、ベルナドット、そして何故か不良の馬鹿兄弟、ルークとヤンまでいた。
男の方のアーカードは教卓につく時の白コートではなく、あの赤コートに
テンガロンハットのいつもの格好である。どうやら気分はノリノリらしい。
「やあ、何か大袈裟な事になっちゃって悪いね皆。・・・何で馬鹿兄弟までいるんだよ。」
「私が知るか!!この極道世界史教師に『少し顔を貸せ』と首根っこ掴まれて
 ここまで連れて来られたんだ!!『お前にも都合とかあるかもしれんが
 まあ、いいよなあ?』とか言われたから思わず『はい』と答えちゃったんだぞ!!」
「お、俺はあんちゃんが心配だったからよ・・・。それに『お前もついて来るか?』
 ってニヤケ顔でドスの効いた声で聞かれたからつい『はい。』って返事しちまった。」


 

799:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 17:41:10 s61twl6d0
ウォルターは苦笑して、男の方のアーカードに訪ねる。
「おいおい、拉致じゃねえのかこれは?それにこいつらまで連れて行くのか?
 つか、俺はこれからどこへ行くんだ?」
「何を言うかウォルター。こいつらは二人とも私が『ついて来るか?』
 と訪ねたら『はい。』と答えたのだ。拉致ではない。こいつらもまあ、
 お前の特訓に役立つと思ってな。・・・これからお前は望みどおりの
 スパルタ訓練を受けることになる。これからその訓練場へ行くのだ。」
アーカードの言葉を聞き、兄弟は同じ事を思った。
『こんのド畜生が!お前の声色で何か言われたら全てYESと答えなきゃ殺されそうなんだよ!!』
そんな二人はさておいてアーカードとウォルターは会話を続ける。
「あー・・・今晩も大尉と訓練するって約束しちまったんだ。
 月面河の河原でなんだけど。訓練の場所ってそこら辺かな」
「フン。安心しろ。お前がこれから行く場所はワイルドギースが野戦を演習する土地だ。
 町の外れ、彼岸山の近くだ。水が汲める月面河が近くにある場所だ。
 さあ親しい者としばしの別れを告げろウォルター。」
「ああ・・・!」
この時の馬鹿兄弟の心境はこうである。
『おいおいおい。俺らも訓練だか何だかにつき合わされんのかよ!!帰りてーーー!!!』

しばしの別れを言おうとする少年に、家族も同然の者達が真剣な眼差しで語りかける。
「何で急にこんな事になっちゃんてんのか分かんないですケド・・・。
 色々と気をつけて下さいね。」
「了解・・・セラス嬢。」
「その歳でお前も気張るねえ・・・。ま、修行生活が済んだらご褒美に
 ピンナップ貸してやる。厳しい環境だと性欲とかは二の次になるが
 戦場から帰ると途端に暴れ馬がうずき出すんだ。そん時にヌクとイイぜー。」
「プッ!はははははははは!あんたはこんな時でも下ネタかよ!!
 じゃ、頑張ってきます。」
「朝の時から何かこんな事になりそうな気はしていたわ。・・・・何て
 言葉をかけたらいいか分からないけど、無事に帰ってきてね。」
「ヤー。次期当主。」



800:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 17:42:46 s61twl6d0
そして・・・・・・・・・・・・

「全く・・・アーサーに『ウォルターの邪魔をしてやるな。』と釘を刺された。
 お前、アーサーに何か言ったな?」
「悪い・・・でも、こうでもしないとお前、何か俺を意地でも引きとめようとするだろ?」
「するに決まっている!本当は今だって・・・!」
「ったく・・・お前は男のアーカードと違ってよく泣きそうな顔をするなあ。
 心配するな。強くなって帰ってくるよ。大体、河の近くの演習地だぜ?
 広いこの町でもヘルシング邸とはすぐ近くじゃん。」
「強くなければいかんのか?お前は普通の子供として生きる事も出来るのだぞ?
 私がついていれば降りかかる火の粉は払ってやるのに・・・!」
「・・・この町に来て暫く忘れていたがよ、俺は死神ウォルターなんだよ。
 ヘルシングの武器として生きてきた奴がいきなり普通に生きるなんざ無理だ。
 お前の相棒になった時から血まみれになって生きていく覚悟は出来ているんだ。
 『私がついていれば降りかかる火の粉は払ってやるのに』ってのは強い奴の台詞
 だがよ、弱い奴は『火の粉を払う力をこの手にしたい』よ考えるもんなんだ。
 ・・・強くなりたい男の子の邪魔はしちゃダメだ。」
「・・・・・・分かった。これから私はしばらく、只、お前の身を案じて暮らそう。
 お前のいない間、お前の事を考えて日々を送ろう。・・・もう1人の私!!
 ウォルターをうっかり死なせるなよ!?」

そう問われた男性アーカードはこう言い放った。
「まあ、色々とギリギリの所で頑張ってもらうだけだ。
 馬鹿兄弟。お前らにも役立ってもらうぞ。」
そう言われた馬鹿兄弟は口を揃えて一言こう答えた
「「は、はあ・・・。」」

とりあえずここまで
色々と書く事があって中々修行シーンと黒執事との対決まで
いかなくてごめんなさ
 




801:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 17:47:26 146D+68e0
GJ
トルルルルでドッピオ降臨かと思ったのは俺だけじゃないはず

802:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 18:41:03 Qg6POLzB0
>>801
GJありがとうございます。
自分で見返してみると誤字があったりして申し訳ない限り
SS書くの初心者なんですんません。いやー、長文書くのはエネルギー使います。
ヘルシング3巻81Pを見るとヘルシング邸の電話が鳴る音は「トルルルル」何です。
明日は少し忙しいのでSSを投下出来るかどうかは分かりませんが
日曜には頑張って投下しようかと思っています。

803:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 19:27:45 aqpY5kZR0
>>801
お前は俺かw
>>802
長文書けるのが羨ましい
貧乏性だからどうしても1レスにまとめたくなって
書いた後に添削しております

804:名無しかわいいよ名無し
08/04/04 21:43:29 vn5QBuAmO
ジャパネットの癖に人気だな

805:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 03:29:40 eGG/ZABX0
>>804
スゲー強いヘタレって、なんか新しくね?
~温泉~
黒執事「何が悲しくて、男と風呂に入らねばならんのだ!!失礼する!!」

壁越しから声が

秋葉「セラス先生・・・・それ、何?何?」
ロリ旦那「なんじゃ秋葉、胸を気にしとるのか。揉むとおっきくなるんじゃぞう?」
シオン「そ、そんな非科学的な・・・・・・・・さつき、ちょっと後で・・・・」
アルク「私だって、大きさではセラスに負けてるけど、形じゃあ良い勝負だよー」

黒執事「・・・・」
シュレ「帰る?」
黒執事「せっかくだから温まっていこう」
神父「フン、せっかくの温泉だ、今日は見逃してやる化物共」
若執事「ケッ、下らねぇ・・・・俺は上がるぜ」
旦那「そう言うな、お前も少し温まって・・・・」

ガシッ、ハラリ

黒執事・旦那・神父「・・・・・・」
若執事「・・・・・・」
黒執事・旦那・神父「も、揉むとおっきくなるんだよ・・・・?」
若執事「うるせぇぇぇぇぇぇ!!!!」
志貴「・・・・・・・・覗くか」
惣太「ほ、本気か、志貴!?」
志貴「男たる者、壁一枚の向こうに広がる楽園は絶対に覗かなくてはならねぇんだっ・・・・・・!!」
黒執事「し、しかし隊長!!向こうは最強の女性衆ですぞ!?」
太臓「何混ざってんだよお前」

806:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 04:23:07 mGa5c6fs0
素晴らしい出来だけど重箱の隅をつつかせて貰うぜー
シオンの乳は結構デカイ筈

807:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 04:38:30 eGG/ZABX0
あ、そうなんだ
てっきりスレンダーなものかと

808:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 05:12:19 bXEMsNbx0
控えめな若執事のを寄ってたかってもみしだく男性陣とそれを一心不乱にスケブに描き込むリップさん

809:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 13:02:53 cIx0fBMVO
個人的に、自分が書いたり見たりしたいクロスオーバーやバトル妄想。

対決:エヴァ様&茶々丸&チャチャゼロvsロリカード

別荘でネギ先生達に稽古を付けてくれてるエヴァ様、ても時々面倒くさくなるエヴァ様の代理として呼び出されるロリカードvsネギ&明日菜&刹那。

大尉vsコタロー 喧嘩を売ったのはコタロー

810:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 17:43:32 eGG/ZABX0
ネギま側が勝つ姿を想像できないぜ!!

811:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 18:27:53 BOK/hr1MO
なんかもう無理だろ
大尉わんこフォーム出すどころか人間の状態で一発殴って終了じゃね?
小太郎じゃ頑張って帽子取らせるくらいが限界っぽい気が

812:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 18:33:20 bkebdmVLO
ってか大尉と互角以上にガチれる人狼なんているか?
ラノベネタですまんが『月と貴女に花束を』の月森冬馬ぐらいしか思い浮かばんぞ。
格闘戦だけで考えたらガロンがなんとか食らいついていけそうな気がしなくもないが…………。

813:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 18:56:07 4djqK5eWO
>>811

> なんかもう無理だろ
> 大尉わんこフォーム出すどころか人間の状態で一発殴って終了じゃね?
> 小太郎じゃ頑張って帽子取らせるくらいが限界っぽい気が

814:814
08/04/05 18:58:41 4djqK5eWO
携帯から書き込み失敗した…orz
下手すりゃ格闘する前にメーターモーゼルで弾かれて終わりかねんしな。

815:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:02:58 to7/M7lw0
旦那は升。大尉も旦那ほどじゃないけど升、弱点属性がないと勝てない。

816:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:26:21 e5CkpDNQ0
升ってチートの意味だよな?
其れは兎も角俺は単行本派だから分からないけど
原作だと婦警が倒したと噂に聞いた>大尉
なら大尉に止めを刺した攻撃と似たような事出来る奴
呼んできたら大尉もたおせるんじゃあないか?

817:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:27:29 eGG/ZABX0
婦警もまた、化物なのですよ・・・・

818:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:32:48 e5CkpDNQ0
>>817
そお言えばゾーリン相手に覚醒してるから
後は旦那の血を飲みさえすれば旦那が言うところの
「本当の夜族」になるんだな

もしや婦警って既にカテゴリーAのヴァンパイア?

819:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:33:32 eGG/ZABX0
>>818
ぶっちぎりで超越してる

820:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:34:22 YOrefcgI0
なんか黒い靄みたいなのも出せるしな

821:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 19:44:40 e5CkpDNQ0
今思い出したけど
領土も民衆も凡て失くした旦那だけど
婦警だけは旦那のものなんだな
執事相手にもあれは私だけののモノ発言してたし

822:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 20:18:45 cIx0fBMVO
>>816
無理。あれはほとんど偶然

大尉vsコタローは、コタローが「こんなヒョロイ兄ちゃん楽勝www」みたいな感じで始まると予想。
そんで大尉は最初はガードや避けばかりなので、コタロー更に増長。

そこで少佐が開口一発「大尉、訓練と言えど手加減をすると少年に失礼だぞ」

大尉戦闘モードに以降 みたいな感じと予想

823:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 20:48:49 AQt7hO7w0
大尉の地獄コンビネーション炸裂…

824:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 20:48:50 dTbvKf9n0
>>821
おっぱいは旦那のものか・・・・・・

825:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 21:20:46 BUg/XrLlO
もしセラスが大尉の血を飲んでたら、セラスの犬耳+しっぽ付きバージョンが見れたかも。
そんなことを考えた時期が有りました。

826:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 21:46:27 OPcG9vyR0
旦那が真ゲッターだとしたら、セラスは強化ドラゴンくらいはあるからなぁ
大尉はアレだ、マジンカイザーだ


827:名無しかわいいよ名無し
08/04/05 21:52:26 AQt7hO7w0
藤田=ボスボロット

828:対決 その6
08/04/05 21:55:16 dkMcIdX60
ルーク、ヤン、男性体アーカード、ウォルターの4人を乗せた戦闘ヘリは、
演習地を目指して空を翔けていく。馬鹿兄弟からしてはいい迷惑だが。
そして見送りを終えた4人は帰路に着く。
見送り組の一人、セラス・ヴィクトリアは浮かぬ顔の少女アーカードに話しかける。
「大丈夫ですよ。リトル・マスター。ウォルター君は一回り大きくなって帰って
 きますって。マスターはあれでウォルター君の事を気に入ってますし、あんまり
 無茶な事はしないと思いますよ?」
リトル・マスターとはセラスなりの少女アーカードの敬称である。二人のアーカード
をマスターと呼ぶのは何かややこしいからと、小さな少女の姿のアーカードの事は
小さな師匠(リトル・マスター)と呼んでいるのである。気遣いの言葉をかけられた
少女アーカードはこう答えた。
「気に入っているからこそ問題なのだよ。あいつはウォルターを生きるか死ぬかの領域で
 徹底的に鍛えるだろう。そしてウォルターは死線を越えて強くなるだろう。ウォルターの
 潜在能力ならおそらくは可能だ。そして、強くなる度に狂気を帯びていくだろう。
 元の死神に戻るまでな。・・・セラス、私はな、ウォルターがそうなる事が恐い。
 もう1人のウォルターみたいになりそうな気がしてな。」
「やんちゃだけどあんなに良い子じゃないですか、ウォルター君。
 あの子がそんな風になるんですか?」
「お前はウォルターのもう一つの側面を知らない。見ていないからな。この町に来る
 前からの付き合いの私はあいつのもう一つの顔をよく知っている。あいつはな、
 笑いながら人をバラバラに刻み、戦場にスリルを求める癖がある。紛れも泣く夜族
 に近い性質を持っているんだよ。私はその性質を何とかしようと思慮しながら
 あいつと接してきた。・・・吸血鬼アーカードらしくないと思うかね?セラス。」
「・・・いいえ。マスターもリトル・マスターの教育方針に今まで口出し
 をする事無く過ごしてきました。あの方もウォルター君に『人でなし』になって欲しく
 なかったからではないでしょうか?マスター、人間が大好きですし。マスターの
 言う人間の基準は所謂『立派な人間』じゃないかなと思いますから、ウォルター君を
 普通にしようとした貴方の方針はマスターからしても間違ってはいないと思います。
 『普通の人』でいる事って、立派で凄いことじゃないですか!」
「もう1人の私・・・か。確かにあいつはそんな事を考えていたのかもしれん。が、化け物
 を圧倒する超人ウォルターの事も懐かしんでいたのだろうな。これから始める訓練に胸を
 高鳴らせていたのだろう。あいつの考えていた事はおそらく、『ウォルターを何の
 変哲も無い普通の人間にする。それもいいだろう。が、異能の持ち主がそうなることは
 至極困難。この町は一見平穏だが様々な異能の持ち主がひしめく獄。同類の匂いに中てられて
 元の死神に戻りたいと言い出す日もくるかもしれんな。私はそれでも良い。異能は、所詮
 異能という事だ。狂気じみた暴力を捨てれないというのなら己の狂気に負けない人間にしたら
 良いだけだ。圧倒的な暴力を振るいながら正気でいられるヒューマン・・・!素晴らしい!
 喜んで殺し屋のウォルターの再来を歓迎しよう。』・・・・・こんな所だろう。
 あいつはウォルターが普通にならないのなら、化け物を圧倒する力を持ちつつも人間としての一線
 を超えない、 そんな夢の様な存在にでもしてやろうと思っているのだろうな。」

 


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