08/03/21 18:03:45 0
そういえば、こんなのもありましたね
1話
眞一郎モノローグ/涙本を書きながら僕(=自分)が君(=比呂美)の涙を拭いたいと思う
乃絵の姿をした天使が出会う前に現れるが、涙本の中の天使(=乃絵)はあくまで君(=比呂美)の涙を集めてくれる存在と認識
比呂美初登場時のBGMが穏やかなのに対し、乃絵登場時のBGMは重め(ブログの堀川P発言加味)
仲上家に来る前から比呂美に惹かれていたことを眞一郎自身が自覚している
乃絵は大切な存在である雷轟丸が死んで悲しくても泣けなかった
4話
眞一郎、比呂美から4番が好きと聞かされてショックを受ける(本格的なすれ違いの始まり)
比呂美が眞一郎のことを好きじゃないと聞き、愛子が眞一郎争奪戦に参戦しようと考え始める
眞一郎は愛子との買い物の中でも比呂美のイメージのセーターを無意識に手に取ってしまう
眞一郎、逆走して比呂美のことを傷付けてしまう→自室のベッドで自己嫌悪になりつつうなる
比呂美のことで悩み”逃げ腰”になってる眞一郎を見て、乃絵は今の眞一郎の涙には価値が無いと言う(逃げ腰というのが問題)
眞一郎、乃絵から”真心の想像力”という単語を聞かされる(眞一郎は間違った”真心の想像力を会得し、利他的な諦観へ)
その帰り道にカラスに向かって叫びまくる
4番、妹の乃絵に欲情(放送当時は乃絵or4番病気説、ガチ近親説で意見が分かれた)
洗顔料歯磨き事件で比呂美のことを笑わせることができてささやかな幸せを感じる眞一郎
眞一郎と4番の初めての接触
7話
6話の比呂美からの血縁疑惑告白を受け、ショックを受ける眞一郎
比呂美のことは諦める? と自問自答(ここでは4番が好きと聞いた時点で諦めたつもりだった、と結論に至る)
乃絵の暴言により、比呂美と乃絵がキャットファイト
眞一郎は乃絵の反応を見て、「自分のことが好きなのか?」と訊く
麦端祭りの練習中モノローグで”乃絵は俺が好き。比呂美は乃絵の兄貴が好き。俺は比呂美が好き。でも俺と比呂美は……”。
眞一郎と愛子の帰宅中に4番出現(4番は「乃絵と付き合わなければ比呂美と別れる」と言う)
比呂美と4番の顔が浮かび上がった後で、自分も乃絵のことが好きだと思い込もうとする(好きだよな? 多分……。交換条件じゃないぞ。などなど)
石動家に帰宅後の4番、変わり始めた乃絵を見て複雑な表情で抱擁
鶏小屋で乃絵を見つけた眞一郎、その場の勢いで「付き合え」と言ってしまう
その後、言葉以上の誠意を求めて石文字を書かせられた眞一郎は自分と乃絵の温度差に戸惑う
その複雑な状況を相談するために姉的存在の愛子に会いに行く(自分で告白したにも関わらず、眞一郎は乃絵と付き合うことになったことを「何でこんなことになったのか分からない」と表現)
眞一郎が比呂美以外の誰かと付き合ったことを知り、愛子が爆発して眞一郎の唇を奪う
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乃絵派の拠り所である岡田回を書いてみましたが、これで乃絵エンドと確信できるのはある意味凄い
むしろ岡田自身が積極的に眞一郎と比呂美の”すれ違い”を演出しているようにさえ思えるというのに
ちなみに、乃絵派が一番好きだったという8話Aパートの乃絵を描いたのは、乃絵派が比呂美派のライターと言い始めた森田
9話の眞一郎の比呂美抱擁を描いたのは西村、10話の眞一郎の自転車疾走を描いたのは森田、眞一郎と比呂美のすれ違いを動かしたのは岡田
結論……結局はこの作品で描きたかったのは両思いの二人の”すれ違い”と、”真実の愛”である