07/12/03 15:09:12 0
先発投手をダルビッシュではなく、成瀬を登板させた点だ。
星野監督は力で押すダルビッシュが、「力対力」の勝負になれば韓国は危ないと、戦略的に判断したようだ。
シドニー五輪での韓国戦でダルビッシュに似た松坂大輔が登板し、失敗した事実を忘れていなかったというわけだ。
星野監督は成瀬、川上、岩瀬、上原の継投を見せたが、岩瀬に2回と3分の1イニングを投げさせた。
剛速球投手・藤川を温存させたことも、WBCの影響を受けていることが明らか。
星野監督は延長戦に備えて藤川を温存したと語ったが、7、8回に登板のタイミングが来ても岩瀬を続投させた。
藤川はWBC1次予選で李鍾範(イ・ジョンボム)に決勝二塁打を打たれた前科がある。
また、投手の継投策だけでなく、攻撃においても「超スモールボール」で韓国戦に臨んだ点も、日本の韓国野球に対す
る評価が変わった一面を証明しているといえよう。
今やオリンピックとWBC、コナミ杯で繰り広げられる韓日戦は「日本が1.5軍クラスと韓国を見下していた」、1990年代の韓日スーパーゲームの
時代とは完全に変わっている。試合後、韓国代表の金卿文(キム・ギョンムン)監督は「負けて残念だが希望が見えた試合」と評価した。