07/11/24 18:25:58 0
>>464
SQUIDは超伝導量子干渉素子のことです。
量子回路の実現に使われる技術ですね。
量子回路とは、半導体計算機で言えばフリップフロップみたいなものです。
「フリップフロップ」と言ったからといってそれが計算機に使われているとは限らないだろう、
と言われれば、まあそうかもしれませんが、
世の中にあるフリップフロップのたぶん99.99%以上は計算機に使われてますよね。
同様に、量子回路も量子コンピュータを実現するための基礎技術なので、
ならば量子コンピュータが実現されているのであろうと思ったわけですが。
とはいえ、そうじゃない可能性を全否定するつもりもないです。
何か量子コンピュータ以外の用途に量子回路を使っていると仮定することで
興味深い考察ができるのなら、是非聞かせて頂きたいところです。
わたしには量子回路を量子コンピュータ以外の用途に使うという発想が全くなかったもので。
なお、>>395で紹介されているのは、
量子回路の実現以外の用途にSQUIDを使っている例です。
SQUID自体は要するに磁束計なので、量子ビットの観測に使うこともできるし、
脳磁界の測定にも使えます。