08/03/26 16:13:46 0
(ここは、とある霊園。その中にある一つのお墓に両手を合わせている中年夫婦。そこへやって来た一人の少女と数人の男達。桃葉と鶴屋さん崇拝者の者達であった。
お墓は桃葉が暴走トラックに轢かれそうになった時に身代わりとなって死んだ崇拝者のものである。中年夫婦は彼の両親であった。
また桃葉に付いていた崇拝者の者達は全員彼と親しく、彼女の警護役も兼ねてお墓参りにやって来たのだった。)
死んだ崇拝者の父親(以下・父親)：・・・小鳥さん！
死んだ崇拝者の母親(以下・母親)：・・・わざわざ来て下さったんですか。
桃葉：｀ﾉjiゝﾟ ヮﾟﾉゝ ＜私は●●さん(死んだ崇拝者の本名)のお陰で命の大切さを身を持って学びました。ですから、それに感謝する意味で・・・。
母親：ありがとうございます！(桃葉達に頭を下げる。)
父親：あいつもきっと喜んでますよ。SOS団や支持者の皆さんは英雄と呼んでくれている様ですけど・・・。
(桃葉達はお墓参りの後、死んだ崇拝者の両親と共に霊園内の休憩所へと移動した。母親が切り出した。)
母親：SOS団の団長さんは「死んだ者に執着するより生きている者との繋がりを持ちなさい。」って言ってましたよね。
だから、私たち夫婦は●●の弟に全てを託したいと考えているのですが・・・。
父親：その弟は未だに「兄貴が死んだのは小鳥さんとSOS団のせいだ！」って言ってるんですよ。
兄貴が死んでから生活が荒んでまして、どうも不良グループと付き合っているみたいで・・・。
母親：私達がその事を聞きだそうとしても「アンタには関係ねぇだろ！」「俺のプライベートに口を挟むな！」とか言って話を聞こうともしないんです。
桃葉：｀ﾉjiゝﾟ -ﾟﾉゝ ＜・・・・・・・・・。