07/11/23 16:52:56 oXDnNOaT
うる星のテレビシリーズで初めて原作を離れたオリジナル作品である、第31話の「ああ個人教授」のなかに
ラムがポンチョ姿て公園を歩くというシーンがある。
当時、初めてアニメ化された自分の作品に対する意見をもとめられた高橋は、「原作とアニメは別物だから特に不満はない」
と前置きした後で、「ただ、ラムのビキニの上にポンチョというファッションだけは許容できない」という旨の発言をし
ラムのポンチョ姿に萌えた(当時はまだ無かった言葉)人が多かったアニメファンの間ではけっこう話題になった。
自分の知る限り、これが高橋がアニメ版うる星を公に批判した最初で最後の発言である。
このスレッドの住人である賢明な皆さんには、すでに私が何を言いたいのか分かったと思う。
押井監督は自分の分身とも言える夢邪鬼が、ラムと水族館で出会い彼女の夢を作ろうと決意する重要なシーンで
アニメ版最初のオリジナル作品で着ていたポンチョを、原作者の高橋自身に否定されたあの曰く付きのポンチョを
あえてラムに着せ登場させているのだ。
こんなあからさまな事をされれば、コピーライト・マークのペンダントをぶら下げ、ご丁寧に尻にまでそのマークを付け
無邪気のせっかく作った夢をぶちこわすバクが、原作者(自分)の事を表現しているのだと高橋に思われてもしょうがない。
もし俺が原作者だったら、「おんどりゃ、喧嘩売っとんのか? そもそも、この世界(夢)を作ったのはわしや!
この世界はわしのもんなんや!」と激怒して、二度とそんな人間に愛する自分の作品を監督させるような事はしない。