07/11/03 05:50:00 T9IplrGx
BDは、「夢オチ」では無論ない。
「夢物語」と言えば些か合致し、ある程度食い違う。
「夢を描いた映画。物語では、ない。」と言えば、まず的確かも知れんが、
それでは、つまらない。
BDは、「うる星やつら」という作品世界ならこういう事も包括し得るという、
作品世界の可能性をかなり「曲線的な」手法で示した作品であり、
こういう事も出来るからこそ、「うる星やつら」は魅力的なのだ、
とすら、俺は思っている。
当時激怒した高橋留美子は、自作の可能性に実は気付いておらず、
それをこういう形で示された事で、自作を壊された様にも感じ、
ある意味無意識的に(意識した部分もあろうが)、
自ら引き出すべき自作の可能性を他人に引き出された事による嫉妬も感じたのではないか?。
などと、言ってみたり。