【らき☆すた】こなた×かがみPart21【こなかが】at ANICHARA2
【らき☆すた】こなた×かがみPart21【こなかが】 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 14:07:09 6LMp0SOl
>>198
あ~これは初心者にはちっときつかったかもしれないなあ。
最近荒らしがここにはりついててなあ、その手口の一つが
「過去作品、倉庫作品を無差別に貼り付ける」ことなんだよね。
みんな懸命に無視しようとしてるんだ、
荒らしにとって最高のご馳走は反応することだからさ。
だから、頼むから今後一切気にしないでいただくとありがたい。
そして、今後ともよいこな×かがライフを(≡ω≡.)

201:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 14:10:20 cPYV/04x
>>198
あ~これは初心者にはちっときつかったかもしれないなあ。
最近荒らしがここにはりついててなあ、その手口の一つが
「過去作品、倉庫作品を無差別に貼り付ける」ことなんだよね。
みんな懸命に無視しようとしてるんだ、
荒らしにとって最高のご馳走は反応することだからさ。
だから、頼むから今後一切気にしないでいただくとありがたい。
そして、今後ともよいこな×かがライフを(≡ω≡.)


202:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 14:13:13 6saeq5Oa
>>201
そうなんですか。僕も一度火が点くと止められないタイプなので…。
教えてくれて本当にありがとうございました!



203:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 14:15:51 6saeq5Oa
すいません アンカーミスりました
>>200



204:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 14:32:09 2ArJaQ2c
>>165->>172
>>175->>187


         ,. - ―- 、
       /        ヽ
     /    ,.フ^''''ー- j.
    /    /    >>0
   /     /     _/^  、`、
  /       /   /  _ 、,.;j ヽ|
  /.      |     -'''" =-{_ヽ{
. ./   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
. {  / ハ `l/   i' i    _  `ヽ  
 |  .rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ 
 | { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /  
  .|/ -'     ;: |  !  ∧_∧
   l   l     ;. l |  < `∀´>     n
.  .|    !.     ; |. |  ̄     \    ( E) GJ!
  |   l    ; l iフ     /ヽ ヽ_//
   l     l   ;: l |    j {   
   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
  |   ::.   \ ヽ、__     ノ
  |    ::.     `ー-`ニ''ブ
 l      :.         |


205:naniw
08/06/15 14:35:12 oACWPSWI
感想とかくれた方ありがとうございます。

SS書くのって結構疲れるんですね・・・
楽しいですけどね。
何があってもがんばっていこうと思います。

206:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 15:09:04 W4mSoQLq
荒らしにカッとなりやすい人は>>1の避難所を利用するのもいいだろう。規制時にも書けるし、基本マターリだから。

原作ネタ

つかさ「あ、ウサちゃんTシャツ!」
かがみ「オイィ!道行く人を指で指さない!(デコにペチッ!)」
つかさ「あうぅ、ゴメンなさいお姉ちゃん・・・でも、ウサちゃんが可愛かったから」
かがみ「PlayBoyのロゴじゃない。ポルノな雑誌で健全な女子高生がはしゃがないの!」
つかさ「ええー、そうなの?なんでウサちゃんがそういう雑誌に?」
かがみ「うーん、よく知らないけどバニーとかのイメージじゃないの?」
みゆき「あれは・・・確か創刊者の方が『セクシーでユーモラス』と選んだらしいです。
    ウサギはほ乳類で最も繁殖欲が強いと言われていまして・・・」
かがみ「ほう。良くネズミ算とか聞くけど?ウサギってネズミより増えるの?」
みゆき「繁殖力と言うよりは繁殖欲です。丸一日中、雄が雌を追いかけ回すこともあるんだとか」
かがみ「へーx3」
つかさ「ゆ、ゆきちゃん・・・ちょっと恥ずかしい・・・」

その後

こなた「私は悪戯好きだから狐。つかさはイメージ的に犬。
     ゆーちゃんは小動物ちっくだからリスかなー」
かがみ「なるほどね。私はさしずめ虎かオオカミとでも言いたいんでしょ?」

こなた「かがみんは寂しがりだから、ウサちゃんかもよー」
かがみ「なっ!そ、それは・・・」
みゆき「・・・やはり、そうだったんですか(クイッ)」
つかさ「・・・さすがこなちゃん(グッ!)」
こなた「どったの?」
かがみ「と、とにかくそれはやめてくれ・・・」

207:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 15:48:50 VP4IkN6I
>>134
GJ !
6月にちなんだキーワードが心地いいです
続きも頑張って !

>>138
こっぱずかしい展開にドキドキw
かがみ編頑張って !

>>161
なんというバカップルw
ニヤニヤしっぱなしでしたw

>>206
上手い ! 笑ったw

208:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 15:57:32 6saeq5Oa
>>206
GJ!!
なるほどかがみは性欲の塊なんですね わかります


209:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 15:58:42 cmHo3DZi
なんとなく浮かんだ会話。

「お姉ちゃんの料理、美味しいよね」
「どしたのゆーちゃん。あらたまって」
「んー、いいお嫁さんになれるなぁと思ったの」
「なんかいきなりだね」
「だって好きなんでしょ?」
「え?」
「かがみ先輩」
「っ!?」
「昨日寝言で『かがみ大好き』って言ってたよ。あと「お願いだから言わないでそれ以上!」
「お姉ちゃん顔真っ赤……」
「昨日のアホな夢を思い出してね……でも」
「?」
「その、何でいいお嫁さんとやらが、私がかがみを好きなのにつながるの?」
「今もだけど、お姉ちゃんは先輩のことになるとすごくかわいいから」
「そ、そうかな?」
「うん。先輩から貰った本は特別綺麗なところに保管してあったり」
(どうして知ってるんだろう?)
「先輩に頭を撫でられた日は機嫌がいいし」
(へぇ、自分でも気づかなか―て、だから何でわかるの!?)
「先輩の写真を見ながら『キスしてほしいなぁ』ってうっとり呟いてたときなんか、特に」
「ねえ、もしかして私ゆーちゃんに悪いことした? 新手のいじめ、これ?」
「だから、こういうのを、えっと」
(わー、きれいに無視された)
「あ、思い出した。こう言うんだよね。お姉ちゃんはかがみ先輩の嫁」
(……今度小早川の家に行くとき、ゆきおばさんに色々謝っておこう。
 ああ、純粋なゆーちゃんカムバック!)

普段人をいじってる分、自分がいじられたら弱いと思う。ゆーちゃん相手だとなおさら。

210:naniw
08/06/15 16:25:11 oACWPSWI
>>209
GJ!
ゆーちゃんそうだね~
こなたはかがみの嫁だよね~
というかいつの間にそんなに黒くなっていたんですか^^;

211:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 16:43:14 6LMp0SOl
>>210
表情を滅多に表に出さないみなみを調教して鍛えたと見た。

212:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 16:43:51 AWHUiywp
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


213:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 17:47:56 AvSJP7ft
某所のおまけ画像ですごいものが出ている

214:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 19:15:44 sYxIcGwJ
>>210
イチイチ固定で名乗るな。
投下するときだけ固定使え

215:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 19:25:27 6HKYbaOZ
コテハン云々って自殺スレの住民みたいだな...

>>210
コテハンは自由だけれど、職人さんとして発言する必要のない書き込みなら名無しの方がよいかもしれない
場の雰囲気が柔らかくなるから

216:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 20:13:34 yvXboL56
別にどっちでもいいんじゃない
名無し強制なんてルールないんだし

217:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 20:38:30 NB3APZ5J
>>213
(=ω=.)さてkwsk聞こうかネ

218:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 20:41:09 6LMp0SOl
>>213
ヲナヂクkwsk(≡ω≡.)

219:18-236
08/06/15 20:46:04 Kwi5HOvr
すごいこなかが画像に大変惹かれる思いですが、前回の続きを投稿する
準備ができましたので、これから投稿してよろしいでしょうか?
よさそうなら、前回の続きを投稿したいと思います。
7レス消費予定です。

それから感想下さった方、ありがとうございます。
SS書きとしては何よりも励みになります。

>>150
ドラマチックな展開が続きすぎると食傷気味になりますからね。
やはりらきすたはまったりした日常があってこそだなと思います。

>>207
6月のイメージがうまく伝わってますでしょうか?
鬱陶しい季節ですが、すこしでもこなかがの熱でそんな
じめじめした雰囲気を吹き飛ばしたいものです。

220:18-236 『紫陽花色に光る雨』
08/06/15 20:50:31 Kwi5HOvr


にわかに生徒の声で騒がしくなりだした放課後、かがみはつかさやみゆきさんと一緒に保健室に現れた。

「おっ、起きてたんだ」
「さっき起きたんだよ。寝てる間にかがみんにいたずらされたら困るからね」
「するか。それより気分はどう?」
「うん。寝てたらずいぶんましになった気がする」
「無理しないでね」
「ありがと、つかさ」
「黒井先生にはかがみさんに送ってもらう件、既に伝えてありますので心配しないで下さい」
「さすが根回しが早いね、助かるよ」
「それにしてもずいぶん体調が良くなられたようですね。やはり、かがみさんの手料理が良かったのでしょうか?」
「へっ!?」
「んなっ!?」
思いもかけない台詞に私とかがみは同時に変な声を上げてしまった。
「な、何を言うのよ、みゆき」
「ああ、別に変な意味ではなく、本当に泉さんが元気になって良かったなと思いまして」
一人赤くなって慌ててるけど、こういうときこそ冷静であらねばならぬのだよ、かがみん。
「こなちゃんもお姉ちゃんみたいに真っ赤だね」
「うぇ? そ、それは熱のせいだよ、うん」
思わぬところから反撃がきた。
まさか私としたことが赤くなるなんて。
思わず頬に手を当ててしまった。
「まだ熱あるの?」
つかさは私の額に手を当ててきた。
「そんなに熱くないよ?」
「うああ……」
天然コンビにしてやられた。
つかさは何も気付いてないし、みゆきさんは本当に天然なのかどうか……
光る眼鏡に阻まれて目が見えず、考えが読めない。
むう、手ごわいね、みゆきさん。

「じゃ、じゃあ、気を取り直して」
未だ赤さの抜けきらない顔でコホンと咳払いしながら言った。
「こなた、歩いても大丈夫?」
「それくらいなら大丈夫そう」
「よし、じゃあ帰りますか」
「これ、こなちゃんのかばんだよ」
「悪いね。じゃあ、行きますか」
ベッドから降りると、まだ少しふらつくようだ。
完全に熱が抜け切っていないのだろう。
そんな私をかがみは支えてくれた。
今日は寝てばかりだけど、帰って休むことにしよう。
早く風邪を治さないと、かがみ達と一緒に過ごせないから。



221:18-236 『紫陽花色に光る雨』
08/06/15 20:50:48 Kwi5HOvr


「それじゃあ、こなちゃんお大事にね」
「うん。今日はほんとありがとね」
「お姉ちゃん、ファイト」
「何をがんばるのよ」
半分呆れ顔になりながら、かがみは妹に手を振っている。
今日さんざんいじられたせいか、すっかり慣れたみたいだ。
かがみには家まで送ってもらうことになっているので、途中つかさと別れることになった。
いたずらっこのような笑みを浮かべながら、つかさは去っていった。
ほんと、つかさは自分が何言ってるのか分かってるんだろうか。
分かって言ってるんだとしたら……なんか恥ずかしいな。

帰りの電車の中は思ったより混雑していた。
ずっと揺れる電車の中で立ち続けるのは思っていたより体力がいるようで、熱のある体では正直こたえた。
途中の駅で人が降りたので、ようやく一人分座れるスペースが空いた。
「ここ座って」
「ありがと」
かがみに感謝し席に座ると、体の力が一気に抜けていった。
思ったより、疲れているらしい。
まだ熱の残る体では、このままずっと立っているのは辛かったに違いない。

目の前では、電車の揺れに合わせてかがみの制服がひらひらと揺れている。
時折制服の隙間から、かがみのお腹がちらちらと見え隠れしていた。
─きれい……
ついその白い肌に見とれてしまう。
かがみはいつも体重のこと気にしているけど、本人が言うほど肉付きがいいようには見えない。
適度に腰は引き締まっているし、出るところは出ている。
理想的な体形だし、とてもきれいでうらやましい。
……って、何を見とれているんだ、私は。
昼間の妄想がふと頭をよぎり、また顔が赤くなり始めた。
かがみの顔をチラッと上目遣いでうかがう。
大丈夫、私のこと見ていない。
ほっとため息をつきながら、どこか申し訳ない気分になってきた。

気分を変えようと窓の方を向いた。
外では相変わらず雨が降り続いている。
斜めに走る雨の雫が電車の窓を濡らしていた。
「止まないね」
「そりゃあ、梅雨だからね」
その時窓の外に続く田園風景の中に、色鮮やかな紫陽花を見つけた。
「あっ」
「えっ、何?」
雨で霞む景色の中、そこだけが色彩を放っているようだった。
「紫陽花が咲いてる」
「どこ?」
「もう見えなくなっちゃった」
「あんた花とかに興味あるの?」
「いや、特に無いよ」
「ふーん」
「……でも、特別だからね」
「?」
「何でもない」
何か聞きたげな様子だったが、そのまま気付かない振りをした。



222:18-236 『紫陽花色に光る雨』
08/06/15 20:50:58 Kwi5HOvr


「ほら、こなた、そろそろ起きなさい」
「……んぁ?」
目を開けると体がゆらゆらと揺れている。
かがみが私の肩を揺さぶっていた。
「もうすぐ降りる駅よ」
「んん、分かった」
寝ぼけ眼をこすりながら、周囲を見回す。
もうすぐ降りる駅が近いようだ。
しかし、昼間あれだけ寝たはずなのに、また眠ってしまうとは。
ゲームで夜更かししたのが原因だろうか。
眠い目をこすりながら、またふらつかないよう注意し席を立った。

雨足は先ほどよりずいぶん弱くなったようだ。
「もう少し待ってれば雨止みそうだけど、どうする?」
「んー、早く帰って休みたいかも」
「そう。じゃあ、行きましょ」
「うん」

「そういや今日はちゃんと傘持ってるのね」
「そりゃあ朝から降ってたからね。さすがに雨に濡れながら登校するわけにはいかないよ」
「昨日はどうして雨に濡れちゃったのよ?」
「だって傘って持ち歩くのめんどくさいじゃん? 折りたたみ傘はかばんの中濡れるし膨れて邪魔だし」
「あのねえ。そうやっていつも傘持ち歩かないから、ばちが当たったのよ」
「むう、まさか風邪引くとは思わなかったんだもん」
「いい教訓になったでしょ」
「まあね。でもそんな風に言われると意地でも持ちたくなくならない?」
「ならないわよ。はぁ、まったくあんたは懲りないわね。
そんなに傘が嫌ならカッパを着ればいいじゃない。ちっちゃい子がよく着てるやつ」
「なんだかとても馬鹿にされてるような気がするんだけど」
「気のせいよ」
「カッパは蒸れるから好きじゃないんだよね」
「文句ばっかりね。まあ、確かにこの季節毎日傘ささなきゃいけないのが面倒くさいって気持ちは分かるけど」
そう言って止まない雨を見つめながら、いつものようにため息をつく。
肩が下がった拍子に、ツインテールが傘からはみ出し雨に濡れていた。
「かがみ、髪が濡れてるよ」
「えっ、ああ、ほんとだ。もう、これだから雨は」
「嫌だよね」
私も自分の髪が濡れていないか首を回して確認してみた。
幸い大きな傘だったので、小柄な自分が濡れることは無かったようだ。

振り向いた先の民家の庭先に、偶然紫陽花が咲いているのを見つけた。
今日あの紫の色の中にかがみの姿を見てから、気になって仕方が無い。
これまでそんなもの気に留めることもなかったのに。
熱のせいかボーっとしている。
まるで吸い寄せられるように、その花のもとへ近づいていった。



223:18-236 『紫陽花色に光る雨』
08/06/15 20:51:04 Kwi5HOvr
「こなた、危ない!」
かがみの声が聞こえると同時に、強く抱き寄せられた。
とたん、車が横を猛スピードで通り過ぎてゆく。
「まったく、何考えてるのかしら!」
かがみは通り過ぎた車をキッとにらみつけている。
どうやら私は前から車が近づいてきたことに気付かなかったらしい。
「怪我は無い?」
「う、うん。心配かけてごめん」
私が無事だとわかると、ほっと息をついた。
「大丈夫? さっきまで普通に話してたから熱が下がったのかと思ってたけど、まだ熱があるのね?」
「うん。完全にはまだ治ってないみたい」
「それもそうか。ごめんね、熱のこと忘れてて。家までちゃんと送り届けるっていったのに」
さっき危ない目に遭わせたことを悔いているようだった。
「そんな、心配しないで。ちゃんと歩けるから」
「でも、まだボーっとするでしょ?」
「それはそうだけど……」
かがみはしばらく迷ったあと、何かを決意したように言った。
「こなた、こっちに来て」
「えっ?」
そう言ってかがみは私を引き寄せると、肩に腕を回してきた。
「か、かがみ?」
「こ、こうしていれば安全でしょ?」
「う、うん」
「これでふらふらすることもないと思うし、さっきみたいに危ない目にも遭わないし」
照れを隠すためか、やたらと理由を強調している。
「うん。でもこれって、……相合傘だよね」
私の呟きに、かがみは真っ赤になった。
かがみはいつも通りの反応とはいえ、自分の言った言葉の意味を悟り私まで赤くなってしまった。
「なっ、何言ってるのよ。別に変な理由なんてないんだから。
仕方ないじゃない、だいたいあんたがふらふらして危なっかしくて─」
─やっぱりいつものかがみんだ
必死に反論するかがみを見ていると、ふと可笑しさがこみ上げてきた。
二人して一緒に赤くなって何やってるんだろう。
「もう、素直に私の側にいたいと言いたまへ」
「あ、あんたは私の話聞いてなかったの?」
「本心じゃないくせに」
「ううっ、もう知らない」
そういいながらも、私の側を離れることはしない。
私を守るように、ずっと肩を抱いてくれている。
─ありがとね、かがみ
私はそっと、気付かれないようかがみに寄り添った。

本当ならじめじめして暑いはずなのに、触れた肌から伝わるかがみの体温はとても温かくて心地よかった。
ほんのちょっと寄り添っただけなのに、それに気付いたかがみはぎゅっと私の肩を抱き寄せた。
驚いてかがみの方を振り返ると、頬を赤らめながら明後日の方を向いている。
何だかとても変な感じ。
頭がボーっとする。
でも、不思議と体のだるさは感じない。
これもきっと熱のせいなんだ。
朝から続いている熱が私をおかしくしているに違いない。
でもじゃあ、体をだるくするはずの熱がどうしてこんなに心地よく感じるんだろう。
ずっとこのままでいたいって思うのはどうしてだろう?



224:18-236 『紫陽花色に光る雨』
08/06/15 20:51:14 Kwi5HOvr
気がつくと、ずっと降り続いていた雨が止んでいた。
雲間から射す日の光が、雨の雫に濡れた周りの世界を輝かせていた。
光の雨が降りそそぐ中を、二人ひとつの傘をさし寄り添いながら歩き続けた。
傘が日の光をさえぎってくれる。
きっとこの瞬間、傘でさえぎられた私たち二人の世界にはまだ雨が降っているんだ。
だから、まだ傘はたたまない。
あともう少し、このまま一緒に歩きたい。
私たちの世界に降り続く雨が止まない限り……

「ここまで送ってくれてありがとね」
「どういたしまして」
駅から自分の家までの道のりは、こんなに短かっただろうか?
まだ未練の残る中、かがみのそばを離れた。
触れていた肌から温もりが消えていくのが寂しい。
本当は早く家に帰って休みたかったのに、二人でもっと歩いていたいと思った。
雨なんか嫌いだったはずなのに、……もっと降り続けてほしいなんて思ってしまった。
ほんとどうしてしまったんだろう。
そんな動揺を隠すため、冗談めかして言った。

「かがみんとの相合傘は良かったヨ」
「えっ、ほんとに?」
「ちょっ、何まじめに言ってるのさ」
かがみが素で返事をしてきたので、慌ててしまった。
いつもなら顔を真っ赤にして返してくるのに。
かがみまでどうしちゃったんだろう。
「そ、そうよね。何言ってんだろ私。あれは仕方なくなったんだもんね」
とても寂しそうな顔で、俯いてしまった。
その姿に私の心が痛んだ。
「ち、違うよ。自分でからかっておいておかしいと思うけど、かがみがそばにいてくれて嬉しかったよ。ああもう、何言ってんだか」
いつもの調子でかがみをからかうことが出来ない。
私まで慌ててどうしちゃったんだろう。
そんな様子の私をかがみが見ている。
とても恥ずかしい。

「こなた」
「なに?」
「ありがとね」
「……!」

それはとても幻想的な風景だった。
ほんの一瞬、雨の雫に濡れたかがみの髪が日の光を受けきらきらと輝いていた。
それにも勝るとも劣らない、輝きの中で見せる満面の笑み。
それはどんな花よりもきれいだった。

「……」
何も言えない。
私はかがみから目が離せなかった。
私はただボーっと見惚れることしかできなかった。



225:18-236 『紫陽花色に光る雨』
08/06/15 20:51:56 Kwi5HOvr
「こなた?」
「……」
「どうしたの?」
「……えっ、あっ、べ、別に何でもないよ」
「もう、家に着くなりどうしちゃったのよ?」
「うん……まだちょっと熱があるみたい」
「まだ立ってるの辛い?」
「ううん、そんなんじゃなくて」
「熱でふらふらするんじゃないの?」
「そんな熱じゃないよ」
「えっ、じゃあどんな?」
「……ずっと、下がりそうにない熱だよ」
かがみは頭の上にクエスチョンマークをつけながら、きょとんとしていた。
「もうすこし風邪が長引いてもいいかも」
「何でよ?」
「秘密だよ」
「?」
「気にしないで。熱でちょっとおかしくなってるだけだから」
「気になるわね」
「ふふ」
「教えなさい」
「またいつかね」

かがみ、私自身にもその答えは分からないよ。
このもやもやする気持ちが何なのか、今はまだはっきりと分からない。
この気持ちをうまく言い表すことができるかも、うまく伝えることができるかも分からない。
でも、いつか分かるときが来ると思う。
もしそのときが来たら、必ず言うから。
だから、今はもう少し待っててね。

空を見上げると、雲間から青空が覗いていた。
初夏の到来を予感させるその青空に、私の心は躍った。
─これから先きっといいことがあるよね
蒼に染まる空と、紫陽花色に光る雨。
それはまるで、私とかがみみたい。

季節はこれから夏に向かう。
蒼が空いっぱいに広がる私の季節が来る。
今はまだ紫の多い季節かもしれない。
でも、待ってて。
きっと夏空のように、かがみを私の色で染めてみせるから。


Fin

226:18-236
08/06/15 20:52:39 Kwi5HOvr
以上で『紫陽花色に光る雨』は終わりです。
お読みいただきありがとうございました。

しとしとと降り続く雨、薄暗い世界に咲く色とりどりの傘、
落ち着いた色を見せる紫陽花など、どこかアンニュイな雰囲気の漂う
季節でイメージは好きなのですが、じっさいにはじめじめするので
余り好きにはなれません。

もう半月ほどあとには7月、かがみとつかさの誕生日が控えてますね。
さあ、そちらに取り組む準備をするとしましょう。

227:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:10:56 AvSJP7ft
>>217-218
昔、ぼっちスレに絵を描いていた人のところです。いってらー。


228:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:11:25 m16pvXLj
>>226
GJ!
かがみん綺麗だなぁ
紫陽花か・・・青色だったり紫色だったり・・・いいねえ

229:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:23:21 6LMp0SOl
なるほど、考えてみれば紫陽花って、
こな×かがのためにあるような花かもしれんな
青&紫(・∀・)b

ここのところ雨雨作品ラッシュで、
脳内でaikoの「相合傘」がリフレインしています(´∀`)

230:8-784
08/06/15 21:28:13 VP4IkN6I
>>226
GJです !
雨に濡れながら、親友以上恋人未満な二人が肩を抱き合って相合傘・・・絵になりますね
かがみとつかさの誕生日もがんばってください

それではお久しぶりの落書き行かせていただきます
かがみのキャラソン聴いてたらこんなお話思いつきました↓
URLリンク(up.mugitya.com)

お姫様は騎士様に優しくしてもらえないと、すぐにご機嫌ナナメになってしまうようですw

前回お返事くださった皆さんありがとうございます !
それから小ネタの使用許可ありがとうございます。かがみとつかさの誕生日に投下する予定なので
もう少し待ってください

231:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:32:35 YBddj8W/
>>230
やっぱりかがみは寂しがり屋のウサギ…GJ

232:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:35:28 6LMp0SOl
>>230
おとめかがみ、うさちゃんかがみ(≡ω≡.)GJ!
「なんか用でもあるの」こなたには悪気はなかったんでしょうけど、ねえ……
いやあ、言葉ってこわいね~(´∀`)

233:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:36:11 SqQDBw7u
「お姉ちゃん喧嘩しちゃだめだよ~」ってしっかり隣の部屋に丸聞こえだった事実に慌てて
「ち…違うのよこれは…」と取り繕うかがみん
そしてしっかり電話越しにそれを聞いてて「かがみん可愛いねぇ~」とニヨニヨするこなた

という怪電波を受信してしまったので丸投げさせてもらおう。

234:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 21:37:08 lOVOWFcc
おひさー
百合姫みたいになってきましたね、GJ!

235:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 22:13:04 6saeq5Oa
今から晩御飯食べてる時に思い付いたSS(っていうか小話)を投下したいんですけどかなり変な内容なので、そういうのが苦手な人は今のうちに避難準備しといてください。
あ、あとこなたは出ません。

236:柊かがみに10の質問
08/06/15 22:15:50 6saeq5Oa

―よろしくお願いします。

Q1:あなたの名前は?
A1:泉かがみ…じゃなかった、柊かがみ。

Q2:好きなものは?
A2:こなたに決まってるじゃない。愚問だわ。

Q3:嫌いなものは?
A3:こなたに近付くヤツ、こなたを泣かせたヤツ、こなたを(ry

Q4:趣味は?
A4:こなた観察。こなたったらチョココロネのチョコを口の周りに付けて気付かないのよ。もう可愛くて可愛くて。でもこなたの可愛さはこんなものじゃないわ。他にもこなた(ry

Q5:あなたの宝物は?
A5:こなたの画像&写真コレクションね。…え?これ盗撮じゃないかって?失礼ね。この画像と写真はこなたへの愛の詰まってるの。それを盗撮だなんて言われるのは心外だわ。

Q6:特技は?
A6:愛の追跡。こなたにバレないように後ろから尾けるのが得意なの。…ストーカーじゃないわ。うん、決してストーカーじゃない。

Q7:友達は多い?
A7:割と多い方だと思う。でもこなたに比べれば月とスッポンね。っていうかこなたがいれば友達なんていらないわ。

Q8:毎日の日課は?
A8:日記かしら。これでどの日にこなたがどんな事をした一目で分かるようになってるの。…え?自分の事はって?そんなのこなたの事に比べたらどうでもいい事よ。私はこなたの大親友としてこなたの全てを記しておく役目があるんだから。

Q9:今欲しいものは?
A9:媚薬…いや、なんでもない。

Q10:将来の夢は?
A10:こなたのお嫁さん!これしかないわね!!っていうかこれしか有り得ないから!


―………ありがとうございました。



おわれ。




237:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 22:17:54 6saeq5Oa
…本当に変な作品で申し訳ない…。今、別の作品も制作中なので出来上がったらそちらでお目直ししてください。

238:フタ☆某
08/06/15 22:29:11 6Bsz52/5
カンフーハッスル!
URLリンク(konakaga.me.land.to)

愛するかがみを救うため、拳士こなたは単身、敵のアジトに乗り込むのであった!


239:18-236
08/06/15 22:44:20 Kwi5HOvr
>>228
きらきら輝くかがみんは実際に見てみたいですね。
こなたが一瞬見たかがみはさぞかしきれいだったんでしょう。
もしかしたらこれが決定的になったのかな?

>>229
家の近くに咲いてる紫陽花は紫が多かったので、
主にかがみをイメージしてました。
確かに青い紫陽花もありますね。
ひとつの花の中にこなたとかがみを重ねることができますね。
これは良いネタになるかも。

>>230
雨の日の相合傘はマンネリではありますが、やはり外せません
とても綺麗ですからね。

それと、相変わらず可愛い絵柄でGJです。
かがみは付き合ってからも苦労しそうですね。
普段はだらけてても、ここぞというときにかっこいい台詞を言うこなたに、
「もうっ」と表向き怒った振りをしつつ、内心デレデレなかがみが容易に想像できます。
誕生日の絵も楽しみにしていますね。

>>237
かがみがいい具合に壊れてますね。
また甘々な作品を楽しみにしてます。

>>238
続き物ですか?
こなたは昔何の格闘技を習ってたんでしょう。

240:6-774
08/06/15 22:56:59 hbMq/K9p
どうもです。こなたの誕生日では、まぁ、お騒がせしました。
えっと、今書き途中であったssの続きが出来たので投下させていただいても構いませんか?23時5分まで様子見てからまたきます。


241:6-774
08/06/15 23:05:07 hbMq/K9p
時間になりましたので、ちょっと失礼します。
タイトルは『子狐こなたんの物語』(完結)
でお願いしますです。

242:6-774
08/06/15 23:05:48 hbMq/K9p
「こなた~、髪の毛梳かすからこっち来て」
「あ~い」
かがみの言葉に、こなたは狐耳をぴょこん、と揺らしながら頷くと、かがみの元までとたた、と駆け寄りました。
子狐のこなたがかがみのお家に来てから、もう、大分時間も経ち。すっかりと、人間の姿でいることにも慣れ、かがみもまたその状況を自然として受け入れていて、こなたの世話を率先してやるようになりました。
櫛を持ってこなたを手招きするかがみ。その目の前まで行ってかがみを見上げるこなたは瞳を僅かに潤ませていて、満面の笑顔。それに、無意識にでしょう、その尻尾もパタパタと揺れていました。
そんなこなたの様子を見て、かがみも相好を崩すと、床に腰を下ろして、自らの膝を示しました。
こなたは、さらに頬を赤らめて一瞬くすぐったそうに首を竦めましたが、直ぐにその膝の上に乗って丸まります。
そして、そんなこなたの髪を、かがみは梳き始めました。
サラ、サラ、と櫛が髪を梳く音だけが響くかがみの部屋で、1人と1匹。
窓からは午後の麗かな日差しが差し込んでいて、本当に、のどかな時間が、流れていました。

「こなた、気持ちいい?」
かがみが髪を撫でながら聞くと、こなたは、返事の代わりに耳をペタ、と倒して、かがみの胸の辺りに擦り寄りました。
その様は、狐というよりは猫で、そんなこなたに、かがみは苦笑しました。
「ん~♪やっぱりかがみは温かいな~、それに、柔らかい。優しい匂いがする」
かがみにじゃれつきながら、甘えん坊な一面を覗かせるこなた。直接に甘えられて、なんだか気恥ずかしくなったかがみは、プイ、と顔を背けました。
「な、何言ってるのよ……」
口調こそ強気でしたが、その顔は上気して、言葉とは裏腹なかがみの心情が如実に表れています。
そんな様子を見て、こなたはニコッと笑みを作ると、今度はかがみに抱きつきました。
「ムフフ、照れてるかがみん、萌え~」
「萌えって……アンタ時々変な言葉使うわね」
呆れたようなかがみの言葉にも、嬉しそうな顔をして、こなたは再び膝の上で丸くなりました。

その時、こなたが丸くなった拍子に、足元の傷口に巻かれた包帯が服の裾から覗き、かがみの目に留まりました。
「こなたの足の傷、大分良くなってきたわね。もう直ぐ治るわよ」
何気なく、かがみは言ったつもりでした。ですが、その言葉を聞いて、顔を上げたこなたは先程までの笑みを消し、耳や尾の毛を逆立て、緊張している様子でした。
「かがみ、それ、どういう……」
「え?だから、傷が治るって―」
かがみは、最後まで言葉を言い終えることが出来ませんでした。その前に、こなたがかがみの膝の上から、身をくねらせ、抜け出すと、凄い勢いで自らの足に爪を立て始めたからです。
「ちょっ……!こなたっ!?」
驚いたかがみは慌ててこなたを制止しようとしました。しかし、こなたは伸ばされたかがみの手を乱暴に払うと、目尻に涙を浮かべ、かがみのほうを哀しげに見やると、一気に部屋から駆け出して行ってしまいました。
「こなた……?」
後に残されたかがみは呆然とするしかありませんでした。一体、こなたは何故あんな事をしたのか、どうして、自分の下から去って行ったのか。何故、あんな哀しそうな目をしていたのか。かがみには分かりませんでした。

243:6-774
08/06/15 23:06:24 hbMq/K9p
ぼんやりとしていたかがみの所に、母、みきがやってきました。怪訝そうに眉を顰めています。
「さっき、こなたちゃんが凄い勢いで飛び出して行ったけど、かがみ、何か知らない?」
聞かれて、かがみは先程あった事を話しました。こなたの髪を梳いていた事。こなたの足の傷の事。そして、こなたが取った行動の事。
かがみが全てを話し終えると、みきは、納得したように頷きました。
「そう……」
一言、呟いて、かがみの方に向き直ります。その瞳は少し、険しく、吊り上がっています。
「かがみは、こなたちゃんの事、どう、思ってるの?」
「え? どうって、どうって……アイツは……」
答えようとして、答えられない事にかがみは気が付きました。
こなたが家に来てから、ずっと一緒にいるのが当たり前で、当たり前だからこそ、何も考えないで。ただ、一緒にいて、楽しくて。
そんなかがみの様子を見て、みきは、ちょっと息を吐きました。
「こなたちゃんはね、かがみの事、好きだって言ってたわよ」
言われて、かがみはハッとしました。
以前、確かに、こなたにそう言われたことがあったからです。でも、その時には深く意味を考える事はしませんでした。
なぜなら、かがみもまた、こなたのことが好きだからです。
「だけど、こなたちゃんは、人間は嫌い、とも言ってたわ」
「え……?」
とつとつと、みきは語ります。
「人間は嫌いだけど、かがみは好き。こなたちゃんにとって、かがみは、特別な存在なのよ」
「! こなた……」
「だけど、やっぱり、こなたちゃんは、人間を信じられない部分があるのかしらね。迷惑をかけてるかも、って言ってた。もしかしたら、かがみが自分と一緒にいてくれるのは足を怪我してるから。その治療のためなんじゃないかって」
「そんなっ!そんなこと……」
ここで、かがみにも合点がいきました。こなたが、自身の足を傷つけようとしたこと。それは、足を怪我しているから一緒にいてもらえる。逆に、足が治ったら、一緒にいられない、そう思ったからではないでしょうか。
「かがみは、こなたちゃんに、それを伝えた? 一緒にいるのは、そのためだけじゃないって事」
「あ……」
「追いかけなさい、かがみ。もし、あなたが、こなたちゃんの事を大切に思ってるなら。言葉にしなくちゃ、伝わらない事だって、あるんだから」
そう言うと、みきは表情を柔らかくし、かがみの頭に手を伸ばしました。
「うん……」
母に頭を撫でられ、かがみは、小さな子どものように、頷きました。

244:6-774
08/06/15 23:06:46 hbMq/K9p
「かがみ……かが、み……」
こなたは、1人で、丸まっていました。
足の包帯は真っ赤に染まり、じくじくと痛みます。
何度も、何度も足に爪を立てました。でも、こなたにも分かっているのです。そんな事をしても意味は無いという事を。
かがみは、こなたが出会った人間の中で、初めて‘特別’になりました。随分と可愛がってくれたし、常に気にかけてくれました。
だから、嬉しかったのです。かがみと同じ、人間になれたこと。
何で人間になれたのか、こなたには分かりません。だけど、そんな事はどうでも良かったのです。かがみの傍にいられれば。
こなたの足に残った傷は、かがみとの絆、でした。それが治って、消えてしまう。かがみから、離れなくてはいけなくなってしまう。ただの子狐に、戻ってしまう。
かがみと、もう、会えなくなってしまう。
それは、こなたにとって、とても恐ろしいことでした。
体の震えが、止まりません。
「かがみぃーっ!!」
「こなたっ!!」
ハッと、起き上がりました。涙でぼやけた視界に、薄い紫色が揺れています。人間より鋭敏なこなたの嗅覚は、視覚より先に、その存在を認識しました。
「かがみ~っ!!」
叫んで、こなたは立ち上がろうとしました。が、傷つけた足は力が入らず、姿勢を崩して、ガクっと倒れそうになりました。
「こなた~っ!!」
間一髪。かがみがこなたの元へ駆け寄ると、その小さな体を抱きしめ、受け止めました。
ふわ、と匂う優しい香り。柔らかくて、温かくて、こなたは、鼻の奥がツーンとするのを感じました。
かがみは、こなたの頭を、先程、母から自分がしてもらったようにゆっくり、ゆっくりと撫でました。
咄嗟の事で逆立っていたこなたの狐耳、尾の毛も、かがみの手の動きに合わせて、ゆっくりゆっくりと寝ていきました。
「かが、み、ゴメ……わたっ、かってに、かがみ、やさ、しく……でも」
しゃくり上げながら、それでも必死に言葉を紡ごうとするこなたを、そっと制すると。かがみは、こなたを落ち着かせるように、もう一度、今度は、その耳を撫でました。
こなたは、かがみにここを撫でてもらうのが好きでした。ふわふわ、もふもふ、優しく、包み込むように。
こなたは、目を細めて、首を竦めました。
かがみは、少し屈むと、こなたと目線を合わせました。
「私、こなたが来て迷惑だなんて思ったこと、一度もない。私が、こなたと一緒にいるのは、足に怪我してるから、憐れんでるからなんかじゃない。私が、こなたと一緒にいたいの」
「でも、私、人間じゃないよ。狐だよ?」
「関係ないわよ」
「自分勝手で、迷惑かけちゃうかも」
「だから、迷惑じゃないって」
「他の人間から見たら、私は……」
「その時は、私がアンタを守るから。だから、一緒にいてよ……こなた」
「……っ、かがみっ!」
こなたは、思い切りかがみの胸に飛び込みました。一房飛び出た髪の毛と、狐耳が揺れて、尾はパタパタと。そんなこなたを、かがみはぎゅっと強く抱きしめました。

「ねぇ、こなた」
「ん~?」
家に戻り、こなたの足の手当てをした後。やっぱりかがみの膝枕の上で丸くなるこなた。そんなこなたの髪を優しく撫でながらかがみは言いました。
「今度、家の神社のお祭りがあるんだけど。一緒に行かない?」
「いいの? かがみ、ずっと支度してたじゃん」
「一生懸命手伝ったからね。当日は、手伝いしなくてもいいって」
それを聞くと、パタッパタッっと今まで一定のリズムで床を叩いていた、こなたの尾がピンと立ちました。
「ホント?」
「うん」
「やったぁ~!」


「こなた、浴衣、大きくない?」
「む、そういう時、普通‘小さくない’って聞くんじゃないの?」
「いや、私のお古だし。こなたには少し大きかったかなって」
「失礼な。丁度いいよ。それに……」
「それに?」
「かがみの匂いがして、凄く落ち着く。大好きだよ、かがみ」
「なっ! は、恥ずかしいこと言うな……」
「ん~?顔が赤いぞ、かがみん?」
「あ~!私も、大好きだよっ!こなた!」
「うんっ! 行こっ、かがみ」
差し出された手を、かがみは苦笑と、微笑みの成分を半々に含んだ表情で、掴みました。
手のかかる子狐です。人になった、不思議な子狐です。でも、それ以上に、かがみにとっては、大好きな、子狐なのです。

245:6-774
08/06/15 23:10:50 hbMq/K9p
以上です。お付き合いくださいましてありがとうございました。

ゆーちゃんの書いた氷姫のお話を読んで、ああいう作風にもチャレンジしたいなと思ってトライした今回ですが。
まぁ、どうでしょうね。
ゆーちゃんはすごいなぁ、ちゃんと起承転結で纏まってるから。

こなた=狐。とはよく言われていますね。
なので、冬頃に♪子狐コンコン こなたんたん こなたんたん かがみに抱かれて昼寝をしたり、かがみの枕で夢の中♪
なんていう変な電波受信しまして、こういう風なの出来上がりました。

こなかが、といってもパラレルなので受け方様々にあるとは思いますが、少しでも楽しんでいてくれる方がいたら幸いです。
では。

246:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/15 23:32:22 2CSb82DP
>>236
吹きまくったwww
こういう小ネタも保管庫にいれてほしいなw

>>245
俺の好きなシリーズ来てるーーーー!!!!!
まだ読んでないけど、どうせおもしろいからぐっじょぶ!!w

247:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 00:26:00 GU26PwnP
>>245
GJ!今回で完結かぁ。
毎回思ってたけど動物的なこなたって可愛いなw

248:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 00:29:01 cexADlu6
>>213
もしかして某サイトで拍手すると見れるやつか?
あれは… R-15ってレベルじゃねーぞwww

249:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 00:33:19 9aGSAZ8N
その記事は見たんだけどよく考えたら拍手してなかった…と思って拍手したら、ちょwwwwwwwww

250:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 00:54:22 XjJNk8fp
何の記事?kwsk頼むっ!

251:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 01:10:28 J6sq8lGY
ほんと人の気持ちが理解できない奴等だな
作者は拍手してくれる人にだけ見てほしいと思ってるはず
少し考えれば分かることだろ

252:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 01:28:35 aafEcpEF
猛省orz

以後追求しないことにするorz

何のためにホムペ作ったか、
今俺らの置かれてる状況を鑑みれば、即座に分かるなorz

253:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 01:44:55 9hwqH2Yj
たかだかエロ絵一つ見つけたくらいでギャーギャーと…
ここの住人は小中学生しかいないのか

254:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 03:15:03 AyzEDgj4
>>226
GJ!
紫陽花って色々な色のある花ですからね。
他の方も言ってるように、蒼だったり、紫だったり。
ピンク色っぽいのとか、黄色っぽいのもあった・・・ような?どうだったかな?
もしあったら、こなたとかがみだけじゃなく、親友4人を表す花になれるのかも。

花に負けないくらい、綺麗な作品だったと思います

>>230
こなた空気読んでくれ頼むw
まーでも、いきなりこんなこと言われちゃショックもでかいかなw
別に用がなくたって電話してもいいじゃないか!

>>245
完結お疲れ様でした。
狐こなた可愛すぎるw
一挙手一投足のたびに動いているであろう尻尾とミミを想像しただけで死ねる

255:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 07:44:42 ZvIeq+Z7
画像普通に見られるようになってるけど、紛れもなくこのスレ民のせいでつね^^

256:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 14:03:50 AkmVD8OT
こなた「かがみ、付き合わせちゃってごめんね、こんなとこ嫌だよね」
かがみ「い、嫌に決まってるでしょ!でもあんた一人だと何するかわかんないし、ほら保護者って必要でしょ」
こなた「うん…かがみ、優しいよね」
かがみ「別に優しくないわよ」
こなた「優しいよ、つかさもみゆきさんもみんな優しいよ…」
こなた「理屈じゃなくてさ、優しいんだ…これすごく贅沢だと思う」
かがみ「ま、まー…長い付き合いだし」
こなた「ま、これが出来るのもここが二次元だからだネ☆」
かがみ「肝心なとこでメタ発言すんじゃねえっ!!!」

はぁかがみかわいい

257:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 14:57:15 ygrNbrs2
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


258:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 17:13:59 AfLhYYCE
>>214
>>215
感想とかの時は固定を使わずスレするようにします。

259:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 17:16:14 ASy1OH4F
新作SSが完成したので投下してもよろしいでしょうか?いいんなら、いきます。

260:隠していた本当のココロ
08/06/16 17:18:41 ASy1OH4F
──いつからアイツの事が好きだったのだろうか。アイツが笑うと嬉しい。アイツが悲しむとこっちまで悲しい。

今の私の感情の全てはアイツ─こなた─に占領されていた。今まではそれが普通だと思っていた。
でも、私がこなたに抱く感情が友情ではないと気付くのにそれほど時間はかからなかった。

──こなたと手を繋ぎたい。こなたに抱き締められたい。こなたとキスしたい。…そしてこなたと……。

そう思い始めた瞬間から私にとってこなたはただの友達ではなく、“大切な存在”になってしまっていた。





「かがみーん!宿題見せてー」
「もう、たまには自分でやれよ」』
「いいじゃん、かがみと私の仲ではないか」

こなたは私をどう思っているのだろうか。…ただの友達としか思ってないだろうか。
私がこんなに熱い視線を送っているっていうのに、こなたは気付く素振りも見せない。

「かがみーん」
「……あっ……なに?」
「こっちのセリフだよ。どうしたの、ボケッとして」
「あっ…ゴメン、ちょっと考え事してて…」

気付けば私はこなたの家にいた。どうやら私は今日一日中ボケッとしていたらしい。ここに来るまでの記憶がほとんど無い。




「もう、かがみ今日はどうしたの?一日中ボケッとして」
「…ゴメン…」
「かがみさあ、なんか私に言いたい事あるの?」
「へっ!? なっ、なんで?」
「いや、今日私ばっかり見てたから」

…なんでコイツは変な所だけ勘がいいのか。

「言いたい事はあるけど…いやだ、言いたくない」
「おいおーい、私とかがみんの仲でしょ?なんでも言っちゃいなYO~」
「…これを言ったらアンタ絶対私の事嫌いになっちゃうから言わない」
「よし、約束しよう!嫌いにならない」
「……本当に?」
「本当!」

…ここまで来たらもう言うしかない。嫌われたって構わない。私はこなたに今の気持ちさえ伝えることが出来れば良い。


「こなた…。私…アンタの事好き…なの」
「えっ…」
「友達としてじゃなくて……その、恋愛対象として……なんだけど……」

予想通りこなたはビックリしたような表情を浮かべていた。

「あっ…でもこなたがイヤなら、別にいいんだよ。……私、もう二度とこなたに関わらないようにするから……」

そう言って私はこなたの部屋から出ようとするとこなたが私のスカートの裾を引っ張ってきた。



261:隠していた本当のココロ
08/06/16 17:19:21 ASy1OH4F
「何?こなた」
「……かがみは鈍感だなぁ。私がこんなにかがみにラブラブ光線送ってたのに。今頃気付くなんてさ」
「…えっ…?…こなた、それって…」

私が何かを言いかけたと同時に私はこなたに押し倒されていた。何が起こったか分からないままの私にこなたは続ける。

「私、かがみにあんだけモーションかけてたのに、かがみったら告白のタイミングずれてるよ」
「こなた、アンタ…私の事…」
「好きだったよ…ずっと…かがみの事好きだった。でも私から言うのはちょっと悔しいから、かがみに言わせたかったんだ」


─好きだって…─


私の心臓が跳ねるのが自分でも分かった。…ヤバい。壊れてしまう。これ以上こなたに何かを言われると私の理性が壊れてしまう。

「…こなた、私アンタにこれ以上何か言われると、アンタを襲っちゃうかもよ?」
「別に良いよ?かがみを襲ってるのは私だもん」
「…こなた、キスしてよ」
「舌、入れてもOK?」
「ダメっつってもやるんでしょ…?」
「…やる」
「…バカこなた…///」


私達は長い間貯めていた想いを互いの唇に込めた。その想いはとても熱くて脳が麻痺しそうなほど頭がクラクラした。それはきっとこなたも同じだっただろう。

「…こなたぁ…」
「かがっ…みぃ…」


私達は長い間密着していた唇を離した。

「こなた…アンタの唇、甘過ぎ///」
「アハハ、お昼にチョココロネ食べたからかな///」
「……こなた、私達両想い…なのかな」
「もちろんだよ、かがみーん///」


こなたは私をより一層強く抱きしめて。

「どうする、エッチ…しちゃう?」
「こなたさえよけりゃ」
「…今夜は帰さないよ?」
「古」


私達はその夜、激しく愛し合った。

私、もう自分の気持ちに迷わない。こなた、アンタを幸せにするって決めたから…。




262:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 17:20:49 ASy1OH4F
以上です。前回書いたやつとは何の繋がりもないので、それぞれ独立した話だと思って貰えば良いです。

263:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 17:53:03 m75wL8BE
>>262
GJ !
もう少しでアウアウ路線になりそうでドキドキしたw
メガミの先月のピンナップもこんな感じのシチュだったのかなと思ったり

264:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 18:03:54 dEZax2lV
URLリンク(cochocochoco.cocolog-nifty.com)

URLリンク(www.eunospress.com)

265:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 19:30:01 3NlT6At1
アニメ本編見直して改めてかがみはこなた好きすぎるとニヤけてしまった。
こなたも子悪魔受けっぽいし(これはフィルターのせいかもしれない)
ヘタレなかがみを誘ってるのかと思うと堪らない。

266:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 20:41:06 97R0cgkU
昨日、いつぞや話題になってたらき☆でいとちょーらき☆でいをようやく入手できた
なんつーか…あまりに盛りだくさん過ぎて!!すごく充実しただよ…!
このスレの住人さんが薦めるのもわかるわー。ありがとう。

あと、もちろんゆーのすさんの新刊も堪能させていただきました。
夏以降もらき☆すたで続けられるようで何より。
あ、ちなみにコンプエース新連載はちょっと先になっちゃいそうですって。

267:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 21:54:33 LFzmMkbf
>>264
コラコラ、ひたすら画像集めるスレでもあるまいし
個人のサイトからは止めときなって
どうせみんな見てるんだから

268:13-351
08/06/16 22:07:55 1sM5zZrj
URLリンク(blog.livedoor.jp)

お久しぶりです。
「私を守る人 貴方を守る人」完結編です。

多数の方にお越しいただき、ありがとうございます。

269:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 22:29:46 1wcxcDRR
>>GJ!
何とかかがみが復活して良かったです。
やっぱり、大切に想ってくれる人が側にいないとね。
それにしても、実際にかがみが嫁をやってるケースは新鮮だったかも。
嫁嫁言ってても、大抵はこなたが主婦やってるパターンだし。

270:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 22:30:50 1wcxcDRR
なんか変な書き込みに(汗)
>>269のつもりでした、失礼

271:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 22:32:15 1wcxcDRR
>>268ねorz
焦りすぎ……

272:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 22:59:49 m75wL8BE
>>268
GJ !
かがみが元に戻れてよかったです
やっぱり傍にこなたがいてあげなきゃね

そして最後のやたらと力の入った一行に吹いたw

273:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 23:00:15 5g4uwxmM
>>268
GJです。
一時はどうなるかと思いましたが、治ってよかったです。
性格的に向いてない仕事はやらないほうがいいですよね。
しかし、かがみはかなり溜まってたんでしょうね、いろんな意味で。
これ以上溜め込むとそれが外に出て行かず、ずっと自分を
苦しめることになったでしょうね、身を挺して救ったこなたGJ。
こなたがかがみを養うというのも確かに珍しいですね。

274:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 23:16:01 MIvDBgNX
普段はどう見てもかがこななのに
こなかがだもん、かがみが嫁だもん、と言ってる
こなたはちょっと可愛いかもと思ったり

275:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 23:53:30 3Au4aD9Y
口じゃ「かがみは私の嫁~」とか言いながらも実は主導権はしっかりかがみに握られてるこなた萌え。
そんで意地で嫁嫁連呼するんですな。

276:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/16 23:56:13 aafEcpEF
かがみ「あら、嫁でいいわよ
     最近は嫁に主導権を握られてるヘタレ旦那や
     家事全般こなす主婦ならぬ主夫も多いしね^^」

こなた「むぐ~カカア天下がデフォルトですかっ(≡△≡.)」

277:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/17 00:12:10 du4s2SfO
恋愛感情で付き合ったら弱いのはこなたっぽい。
一度優位を崩されたらずるずるとって感じ。

278:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/17 00:15:01 goZscyBo
ツンデレはデレると強しですな。

279:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/17 01:31:49 0jtw4QMh
一種の思い込みのたぐいだと思うけど、
百合ネタてお姉様役と妹役、上下関係と言うか主従関係みたいのが
まずベースにある感じで同性愛以前にそれが苦手で遠慮していたのだけど
こなたとかがみだとそういうのが無くて二人で歩んでいくというお話が
多くてどんどん好きになっていく感じ

280:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/17 02:23:29 d1+0qXbt
>>277
アニメ版だとかがみは保護者っぽい面見せてるシーン結構あるしな
まあ同じくらい振り回されてるとこもあるんだが

281:フタ☆某
08/06/17 07:50:37 J3iDRsRC
亀レスですが…
イラストへのコメント、有難うございました~ ノシ
素敵な甘々妄想に、描いた本人も身悶えましたw

282:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/17 08:04:07 BFisOTcD
URLリンク(hp29.0zero.jp)
更新キタ━(゚∀゚)━!!!

283:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/17 14:33:16 EK75ghq3
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      GJ
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
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