【らき☆すた】こなた×かがみPart20【こなかが】 at ANICHARA2
【らき☆すた】こなた×かがみPart20【こなかが】 - 暇つぶし2ch201:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:39:19 yj4YXW7e
「うーんっと………これは、まずいかな?」
泉こなたは、自分の目の前の現実に冷たい汗を流していた。
現実………いや、夢なのだ。
これが、夢なのだと言う事は、こなた自身既に気付いている。
先程まで自分は、寝巻で自室のパソコンの前にいた。
故に、『制服で夜の学校』にいるこの状態は、夢以外の何物でも有り得ない。
だからといって、自身に今から起きようとしている事を『夢だから』ですませる気にはなれなかった。
こなたの目の前には、ヌメヌメと光を放つ、異形の生物が地面から複数生えていた。
その形は、どこと無く男性器を彷彿させる。
『これって、やっぱり「触手」だよね?』
こなたは、その謎の生物の通称を知っていた。
何故なら、こなたが直前までしていたゲームに出ていたから。

ジワリジワリと『触手』が、こなたに迫る。
本能的な嫌悪感から、こなたもゆっくりと後ろに下がるが、その行動の後、何が起きるのかも、こなたは知っていた。
「あう!?やっぱり!!?」
背中が何かにぶつかる感触に振り返れば、そこには巨大な壁。
逃げ場所は完全に無くなった。
「やだ………ちょっと………こないでよ~……」
普段とは違う、恐れに震える声。
こなたは、この後も何が起こるのかを知っている。
知っているからこそ、恐ろしいのだ。


202:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:41:47 yj4YXW7e
突然こなたの足元から、新たな触手が生え、こなたの足首に絡み付く。
その、ヌルっとした感触に全身に鳥肌がたつ。
「こら!!この!!!はなせー!!!」
こなたが全力で蹴りつけ、殴り、引っ掻いても触手はびくともしない。
それどころか急速に成長し、こなたの身体を宙づり状態にする。
「やだ!!この!この!!」
スカートがめくれ下着がまる見えになっているのも構わず、あがく。暴れる。
下着が見えるくらい何だと言うのだ。
ここにそれを気にする『人』は居ないし、これから行われる事に比べれば些細な事でしかない。
「離せ!離してよー!!!ひぅ!?」
暴れていたこなたは、眼前の光景に思わず息を飲んだ。
こなたの視界一面。その全てが、触手に埋め尽くされていた。
学校の面影はもう何処にもない。全く異質な世界だ。
『ぬちゃぬちゃ。ぐちゃぐちゃ……』
気味の悪い音をたてながら、複数の触手がこなたに迫る。
「やだ………くるな………来ない………むぅぐ!!」
触手の内の1本が、こなたの口内を捉えた。
あまりに巨大なソレは、尖端だけでも、こなたの口一杯になってしまう。
「うぐ……んぅぅ……むぅ!?」
息苦しさのあまりこなたが呻くが、触手は構わず口内を蹂躙する。
舌を歯を………咽までも。
「うぅぅ……うぁ……むぅぅ!んぅぅ!!!」
こなたの本能が危険を感じ、体内に侵入した異物を吐き出そうとするが、触手はそれを許さない。
こなたの口内を何度も蹂躙し、徹底的に汚し尽くそうとしていた。
「!!?むぅ!!?うぅー!!」
腹部に感じる感触に、こなたは身をよじる。
いつの間にか近づいて来ていた他の触手が、シャツの隙間から侵入しているのだ。
目で追う事さえ叶わないけれど、身を這うその冷ややかな感触から、複数である事が感じとれた。
シャツの隙間から侵入した触手は、這うようにして、こなたの上半身を目指した。
そして、幼く柔らかな丘と、その先端にある小さな突起物を見つけると、
まるで刺激を与えるように何度もその身を擦り寄せた。
「!!!!??」
刺激を与えられる度、こなたの身が小さく震える。
『うそ………私………』
息苦しく、嫌悪感しか感じない触手から与えられる刺激は、こなたの身体に確かに快楽を与えていた。
その証拠の様に、幼い胸の2つの突起はツンと固くなっており、
まだ刺激もされていない秘部からは、蜜が溢れ始めていた。
『やだ……やだ!!?感じたくない!!!』
だが、こなたはその快楽を否定する。
いくらゲームで見慣れていても、女性としてのこなたにとって触手は嫌悪感しか感じない物体であった。
その物体に凌辱されて快楽を感じる自身の身体を認めたくなかった

203:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:41:52 u9zBzZXh
>>199
いわゆるマウントポジションですね

204:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:43:50 FHTiWRzB
>>199
GJ
pixivでもその絵見かけたよw

205:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:44:03 yj4YXW7e
その時、更に数本の触手がこなたの両足へと絡み付いた。
新たな触手は朝顔の蔓の様に、両足を這いあがり真っ直ぐに、こなたを秘部を目指した。
「むぅ!!んーーむぅ!!!」
『だめ!!そこはだめぇぇ!!!』
いくらこなたが抵抗したくとも、今やまるで固定するかのように、こなたの四肢絡み付く触手がそれを許さない。
抵抗される事も無く、目的地にたどり着いた触手は、何かを探すように下着の上を何度も往復する。
『だめ………そんな所……そんなヌルヌルした身体で刺激されたら………』
薄い下着では吸収仕切れなくなったこなたの蜜が、溢れ出し触手達に注がれる。
蜜を浴びた触手達は次々と集まり、更に蜜を求めた。
そして、その中の1匹が薄い布を潜りこなたの秘部へと迫る。
「ふぁ!!?ああぁぁぁ!!?」
全ての触手が一時的に下半身に集中したことで口が開放されたこなたの声が漏れる。
「駄目!!?無理だよ!!そんなの………そんなの入らないよ!!?」
こなたは瞳に涙を浮かべ触手を拒む。
こなたの秘部も触手の巨大さにその侵入を拒む。
だが、触手は諦めず何度も何度も、その身をこなたの秘部へと擦り寄せ、
他の触手がそれを助けるように、こなたの両足を左右大きく開いた。。
「ふぁああ!!だめ………だめだめだめらめぇぇぇぇ!!!」
秘部が大きく開かれ、自身の膣内へ侵入してくる異物。
何よりもそれによって与えられているものが快楽であるという事実。
それら全てを否定する為にこなたは叫ぶ。
だが、触手はそれを意に解する事なくこなたを蹂躙していく。
「ああぁぁ………あぅ………んぅぅ………うぶぅ……むぅぅ!?」
こなたの秘部へは1匹以上は無理だと悟ったのか、口内への凌辱も再開され、
幼い胸にも数本の触手が伸び刺激され続ける。
『だめなのに………嫌なのに………なんで、なんで気持ちいいの………』
更に、あぶれた触手達は他の場所にも群がり始めた。
こなたの小さな手に、脇の間、膝の裏………ありとあらゆる場所を使って自らを刺激する。
そして………
「むぅうう!!うぅ!!!」
ミリミリと音をたてるかの様に、こなたを貫く触手。
新たに貫かれたのは、小さな菊門。
『苦し………………』
既に秘部は、こなたにはあまりに大きなものに蹂躙されており、
その中で、菊門に新たな触手を受け入れるのは拷問。
圧迫感と、本来排泄するためだけの器官に侵入されている違和感。
だが、それすらも………


206:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:44:45 qgDEIO9a
>>199
高速で保存した!!!
ここ最近の甘いSSやイラストにもう溶けてしまいそうですw

207:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:45:24 yj4YXW7e
「ん………ん………ん………」
『………だめ………嫌なのに。気持ち悪いのに……痛いし、苦しいのに………』
激しく動き出した触手に、こなたは確かに快楽を与えられていた。
秘部からはとめどなく蜜が溢れ、後ろを犯す触手、胸や口を凌辱する触手にさえ快感を感じてしまうのだ。
「むうう!!う………ん………ん………」
『ダメ………そんなに乳首の上で動かないで……中を掻き回さないで………後ろで動かないで………
私……わたし………もう………』
「んんんんぅぅぅぅ!!!!!!」
こなたの身体が大きくビクン!ビクン!!と痙攣し、弓なりにしなる。
頭の中に閃光が走り抜けたかのような感覚。そしてくる浮遊感。
同時に、触手達も一斉に動きを止め、白濁色の液体が吐き出し、こなたの身体を汚した。
だが、触手達が動きを止めたのは一瞬だけだ。
すぐに、こなたへの凌辱を再開する。
「むぐぅ!!!」
『そんな……!?今逝ったばっかりなのに………そんなにされたら………』
「ううう………んんん!!!!??」
休む間もなく、強制的に逝かされる。遠ざかる意識の中で僅かに見たのは、自分に群がる触手の群れ。
『……私………もうダメかも………』


208:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:46:17 rYFUO+c/
>>195
書いてたのおまえか

209:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:47:07 yj4YXW7e
「んんん……………」
眩しい光に瞼を刺激され、目覚めると目の前にはパソコン。
画面には、触手に凌辱される少女が映っている。
こなたは、小さく頭をかく。
「そりゃ、こんな状態で寝ればあんな夢もみるよね………」
顔でも洗おうと立ち上がり、こなたは顔を真っ赤に染めた。
濡れているのだ。
おもらしでもしたかの様にびっしょりと。
そういえば、部屋の中も自身の匂いが充満してるような気がする。
「こなたー。早く起きないと遅刻………」
「わー!!起きてる!!起きてるよ!!すぐ行くから先に食べてて」
近づいて来ていた父親の足音を牽制しながら、下着を取り替え、部屋を換気する。
寝巻と下着はとりあえずビニールに入れ、押し入れの中に隠した。
万が一にも、従姉妹や父親に見られたくないからである。
帰ってから真っ先に洗濯することを誓いつつ、
『私って欲求不満なのかな?』
と思ったりした。


泉こなたが、いつもと少し違う慌ただしい朝を迎え、
でも、いつも通りの日常へと戻って行く中、こなたの部屋の片隅で………
「キィキィ………」
小さな笑い声が響いていた。


210:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 20:49:21 yj4YXW7e
以上です。
寝れない状態でボーっと書いてたらこんなんなりました。
楽しんで貰えると幸いです。


211:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 21:25:23 0ewOzQnp
はいはい、荒らし乙。
これって削除申請しないと駄目なんかね?面倒な。

212:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 21:30:55 T1gJnhli
荒らしはスルー推奨なんだが
さすがに腹に据えかねるな

213:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 21:38:21 kJtX3P3H
JaneならNGIDでまとめて消せる

214:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 21:50:18 0ewOzQnp
スルーは問題ないんだけど、全年齢板でこのままなのって大丈夫なのかなと思い。
無視しとくだけでいいならそれに越した事ないんだけども。

215:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 21:56:24 T1gJnhli
悲しいことに、荒らしはスルーして削除申請が一番無難なんだよなorz
とりあえず、荒らしをスルーしやすいように、みんなに専ブラ推奨するのが関の山orz

それはさておき

>>199に頬がゆるむ。
小さい側に主導権握られるってのはいいもんだねえ。
やっぱりこな×かがだな!(゚∀゚)9m

216:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 22:01:38 0ewOzQnp
>>215
取り敢えず、スルーだけで大丈夫なのですね。了解です~

個人的にはどちらか一方より、場合によって攻守入れ替わるのが好きw

217:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 22:36:06 FHTiWRzB
なんか定期的に変なのが湧くなあ・・・
最近荒らし多すぎ 
前スレで懲りたよ orz

218:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 22:40:37 BJD4eeW8
クライマックスな状況でこなかがになるように
敢えて最初はかがみにイニシアティブを取らせる
デュエリストこなた

219:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 22:49:27 T1gJnhli
なるほど、受けも責めも自在にこなす
かがみ専用マルチプレーヤーだったのか
さすがだな、こなた(=ω=.)

220:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:03:24 bKS+yekR
>>210
悪気がないかあるかは判らんがあえて言わせてもらう。
ここは全年齢板だからエロパロで投下したほうが喜ばれると思うよ。

なんでもかんでも荒らし扱いするここの住民の民度も落ちたもんだ。
テンプレにも18禁物禁止っていれてないのも問題だな

221:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:07:58 sXB+HJnl
>>220
今朝、すでにエロパロ板に投下されたものなんだぜ

まぁ、作者本人ではないと思いたいところ。

222:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:08:53 T1gJnhli
何でもかんでも荒らし扱い→ここはもうだめだ

こういうパターンもそろそろ荒らし認定されるぞ。

とりあえず、>>220>>210のIDのレスを全部みてから判断してくれ
明らかにスレ違い荒らししてるのが丸分かりだから。
それとも俺、釣られたか?

223:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:11:19 839Mx87E
今更だけどメガマガ買ってきた!

百合って! 百合ってかいてあるYO!!

224:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:12:39 T1gJnhli
あきらめろ

あれは ゆり の ため の まがじんなんだ

ああ おれたち は あきらめなくても いいのか

225:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:14:09 +Q8kMwS5
コンプエースのぽけとらでもニヤッとできるシーンがw

226:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:17:17 6DIragt2
NGにされちゃうとどうしようもないから
自分で自分にレスしたのかもね

227:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:33:40 /QHIc8xF
ところでみんな、聞いてくれまいか。
ぽけとらもそろそろクライマックス、ということで、俺は既刊を読み返していたんだ。
「望みが叶っていない」ということで、こなただけ小さいまま残ってるわけだが、
その望みとはなんぞや、と思ってね。

そうしたら、2話で関係ありそうなシーンをみつけたんだ。
二体揃って抱き合うフィギュアを、こなたが意味深な目で見つめてるんだな。

もしや、こなたの望みというのは……

228:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:36:08 kFJ67PTw
!!なるほどそうか…次回wktkだな

229:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:42:21 KtORm64V
>>227
ひよりん乙w

230:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/02 23:44:21 T1gJnhli
ひよりん?誰のことだ?









ああ、俺ら全員か

231:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 02:59:25 ds/1OKIU
俺がひよりんだ!

232:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 03:09:05 tQ/kE6BW
こなたが策士な二次創作って多いけどメガマガの一連の流れを見て
相手を本気で好きになればなるほどしおらしく受けっぽくなる子
なんじゃないかなと妄想してみる

233:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 03:52:42 ypS4FDnU
ちょwwwww
お前ら今すぐゆーのす通信見ろ!!

234:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 04:06:04 GbLgab3J
こなかがシリーズが次で終わりなのは結構前から分かってたことだろ>ゆーのす

235:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 04:31:07 a4QPyIOi
それより既刊の再販のほうに期待している

236:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 05:32:02 ZydR8X84
な!!ブライドだとお!!!

237:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 06:06:55 GKEuNusi
>>232
そんなこと言われると、自分の想像の中で
ますますかがみんが暴走してしまう

238:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 14:25:38 lwDTF5UT
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/



239:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 15:15:32 WlOeZmtP
はあはあ

240:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 15:49:04 sgYCjuyi
>>227
かがみがまだ小さいままだと、こなたとかがみがコスプレして抱き合うシチュもあり得たんだけど
かがみはもう元の大きさに戻ってるからなあ・・・
さすがにその展開はキツイかと

でも、できるだけこなかがっぽい大団円を迎えて欲しいよな
こなかが分が強ければ強いほど単行本出たら必ず買う可能性が上がるんだけどw

241:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 18:07:41 t2CdNXe5
>>240

コスプレして抱き合う、そのためにかがみが「もう一度小さくしてくれ」とフィギュアにお願いするんですね。
わかります。


そしてオチは二人してすっぽんぽん、とw

242:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 19:18:19 wSCTMJiK
まぁ、今月号最終ページの
「こなたは私が元に戻してあげる!」って台詞だけでキタ俺もいるんですけどね

連載終わったらせるふぃっしゅ3でこなかが描いてくれたらいいなぁ

243:雨上がりの日のできごと -午前-
08/06/03 20:50:18 e3XDxZwr
ちょいと通りますよ

244:1/6
08/06/03 20:50:49 e3XDxZwr
「へー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」

聞き覚えのある凛とした声に惹かれ、私を瞼を開いた。
そのぼやけた視界の中に佇んでいた彼女。
……かがみん?

「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー」
「ぞれは、ざぁっき聞ぃだよ」
「……つまんないわね」
「なんだよー、何じに来だんだよー、がえれよー……」
「うっわー酷い声」
「うるざーい」
「まったくー、この時期に風邪を引くとは情けない……」

息を吐いて、腕を組む彼女。

「それも、揃いも揃って三人一緒にとはね」

そういうお前も昨日寝込んでいたじゃないか。
と言い返す余力も、今の私には残っていなかった。

245:2/6
08/06/03 20:51:15 e3XDxZwr
「まぁ、あたしは心が広いから? この貴重な休日を潰して、お見舞いに来てあげた訳よ」
「……」
「でね、折角だから何かお供えも必要かなと思ってさ」

まだ生きてます。
そんな事を考えつつ枕元の時計を見遣ると、時刻は既に12時を回っていた。

「これ、作ってきたの!」

ジャーン!
と言わんばかりの笑顔で、透明の袋に詰めた物体を差し出される。
ブラック、ブラック、ブラーック、驚くほどにだ。
そうか、そういう事か。

つまりかがみは、
「それを誰かに食べて貰いたかった訳だね」
「うん!」
「ちなみに、誰かに食べさせてみたりした?」
「みんなお腹いっぱいだったらしいから、まだね」

黙り込んだ私を意にも介さず、
「仕方がないから、つかさの枕元に4袋くらい置いてきたけど」
と付け足していた。

246:3/6
08/06/03 20:51:51 e3XDxZwr
―ゴリッ

「うっ……」
「どう、ねぇ、どう?」
「ポイズン……」
「ん?」
「いや、美味しいね、この煎餅」
言いたい事も言えない。
そんな心中を知ってか知らずか、いや多分知らないんだろうけど。
彼女はやれやれといった感じに口を開いた。

「うわぁーツッコミも入れられないほどに下手な冗談ね」
いや、まぁ……すみません。

「それチョコチップクッキーよ、美味しいでしょ?」
「へぇー、上手い冗談だね」
「ん?」
「へ、へぇー、上手い焼き加減だね」
「だよねー」

あなたの笑顔、怖いです。

247:4/6
08/06/03 20:52:24 e3XDxZwr
風邪で頭が回らないせいだろうか。
どうもペースを乱されている気がする。

「それじゃ、あたしはそろそろ帰るね」
「え、もう? もう少しゆっくりしていってよ」

ずっと寝込んでいただけあって正直、人恋しい。
枕元に居座り続ける父はすぐさま追い払ったが、
かがみには少しでも長く側にいて欲しかった。

「でも、みゆきの所へも行きたいからさ」
「わ、私とみゆきさんどっちが大切なの?」
「みゆき」
「……」
「そ、そんな眼で見ないでよ、冗談よ冗談」
「じゃあ、どっち?」
「両方」
「女の人ってずるい!」
「うわぁー面倒くさい奴だなー」

248:5/6
08/06/03 20:54:20 e3XDxZwr
「なーんてね、みゆきさんも寂しがっているかもしれないし、行ってあげてよ」
「アンタにしてはえらく簡単に引き下がるわね」

そう、私は物分かりがいい子なのだ。
冗談ばかりの仲だけど、ちゃんと分かっているんだよ、私は。
……分かっているんだよ。

「うーい、それじゃお大事にね!」
「うん……」

引き留めるべきか、或いは見送るべきか。
迷っているうちに答えは逃げてしまった。

249:6/6
08/06/03 20:55:49 e3XDxZwr
「おーいこなたー、体調はどうだー?」
かがみが部屋を出ていくのを見計らったかのように、父さんが部屋へと入ってきた。
「この通り元気だよ、喉は痛いけど」
「そうかー」

うんうん、と頷いた父はそのまま続ける。

「しかし、かがみちゃんもいい子だよなー」
「そだね」
「お見舞いだぞ、お見舞い。それも朝早くから来るとは驚き物の木だ」
父の説明臭い台詞廻しは置いておくとして、気になる点を指摘する。
「朝、早くから?」
「そう、9時だぞ、9時」
「そ、そんな早くから来て何してたの?」
「お見舞いだろ?」
「え、私の所に来てたの?」
「へぇー、こなたってば意外に可愛い寝顔してんのねー……って言ってたみたいだぞ?」
うわぁ、アレ、起きるまでずっとやってたんだ……
っていうか何でそれを知っているんだ父さん。

「で、10時からは一緒にケロ○軍曹とリ○ーンを見て……」
そこは譲らないんだ。

「で、また部屋に戻っていったから、父さんは一人寂しく煎餅を御馳走になっていた訳だ」

かがみん……私の為にそこまで……
私は胸の内が暖かくなったような気がした。
こんなにも私の事を考えてくれている人は、他には居ないんじゃないのか?
こんなにも……

でも考えようによってはちょっと怖いなと考えたら背筋が寒くなったので、そのうち私は考えるのをやめた。
今度、お返しに本物のチョコチップクッキーを作ってあげようかな。
うん、そうしよう。

250:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 20:57:07 e3XDxZwr
以上です。
こな×かがなのか、そうでないのか微妙ですサーセン。

251:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 21:12:57 iS57vNxr
ほのかなこなかがアザーッス

激甘もいいけど、こういうほのかなやつもいいじゃござんせんか(・∀・)

252:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 21:17:38 yOHBXa4R
驚き桃の木山椒の木
一気に時を渡りきり、ついに出た出たやっと出た

…ってのをふと思い出した
歳がバレますかそうですか

253:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 21:40:58 0awB+m8i
>>250
イイヨイイヨー
むしろ、個人的にはガチよりも友情なのか百合なのか微妙なラインのほうが好き。

254:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 21:41:28 iS57vNxr
ばっかおまえ、
ここはウソでも

ブリキに狸に洗濯機

といえば、微妙な歳で済んだんだぞ(=ω=.)

かがみ「どっちにせよ、私らの年代が言うことじゃないよな」

255:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 21:50:06 CgcJQo3t
なんというおっさんホイホイ
わかる俺もまた・・・orz

コンプエースとかメガマガとか買いたいのに店が開いてる時間に帰れない俺涙目

256:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 21:51:32 zB79RXOO
一方、みゆつか編の方のみゆきさんは完全にガチであった

257:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 22:19:16 V8IiIpw5
>>250
GJ!
最近糖分取り過ぎてたので、程よい甘さが心地よいです。

258:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 22:59:29 sgYCjuyi
ところで思ったんだけど、そろそろコンプエースのポケトラがクライマックスだとして
そろそろ連載が終わるとしたら、らき☆すた関連の新連載また始まるのかな?
このままらき☆すたアナザーストーリー系の漫画が一切なくなるのは寂しい気が・・
一応、ぶーぶーかがぶーあるけどさw

259:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:01:16 zgPZMYJJ
かがみ攻めはいい
だがこなたと違ってかがみはその手の知識をどこから仕入れるんだろうか・・

260:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:06:34 Pqb4VjMF
ストパニやマリみてだけだとベッドイン後が不安なので、
やはり成人向けラノベをどこからかゲットしてくるのだ

もしくは本能

261:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:09:30 YhjE69sK
何故か本能が一番合ってる気がしてしまうかがみ様。

262:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:12:42 IMU9VInn
SS書きたいのに、かがみのツンデレがうまく表現できない。
こなたデレな部分がどうしても全面に出てしまう。
だが、こなたをツンデレにすると書きやすいんだ。
かがみって本当にツンデレなのか?

263:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:14:19 V2gWXz8+
>>260
ストパニってストロベリーパニックでおk?
ガチ百合と言うものをこの目で見てみたい

264:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:31:15 Pqb4VjMF
ストパニはストロベリーパニックですね。
アニメもあったはず。男は地軸の変動か何かで絶滅したようで、全く出てこない。

>>262
保護者的な厳しさがかがみんのツンではないだろうか
あと、こなたのオタクな話題に全然乗ってこないのもツン
まるで機嫌悪いみたい
みんなの前ではいつだってそう

265:グレゴリー
08/06/03 23:32:26 5SxOxlya
今回はガチでこなかが!

「サンタクロース」
//////////////////////////////////////////////////

「え、サンタさんって居ないの?」

こなたの言葉につかさは心底驚いたようだ。
「どんだけ~」

なんでみんな知らないんだろう?本当にいるのに。

こなたは胸中の思いを胸にしまった。

そしてクリスマスイブが訪れた。
とある寂れた居酒屋で、サンタはいつもどおり酔いつぶれていた。

今夜は年に一回のプレゼント配りだ。この日だけは
俺の晴れ舞台。いつもは工場に篭ってこつこつとプレゼントを作り続けている。
しかし、この日だけはきちっと正装し、そしてビール腹の突き出た
ビア樽のような体に鞭打って、酔いで赤くなった顔に満面の笑みを浮かべ、
トナカイにひかれたソリに乗って空を舞う。

意気揚々と居酒屋を出たサンタの後ろに数人の少年の影があった。

暗い曲がり角にさしかかったとき、サンタのブリーフの線が浮き出たジャージの尻を
強烈な蹴りが襲った。

あまりもの痛さにうずくまるサンタを少年たちが取り囲む。

そして、蹴るわ殴るわ。

最後に少年の一人がナイフを取り出し、「ひひひ、じじい死ね」とはき捨て

サンタの首を持ち上げ、のけぞらせると、のどを真一門に掻き切った。


泉こなたはバイトの帰りだった。今日はイブということでバイトが遅くなってしまった。

なぜかこの日、男女は発情し、そして聖夜というより性夜という表現が近くなってしまう。

今までは、家に帰ったとたんにPCの電源を入れ、そしてネトゲのコミュニティに入って、

お互いにイブなのに一人でPCをやってることについてからかいあったりしたものだ。

「私にも、いつか、恋人とこの夜を過ごすときがくるのかなあ」

と、あえて感傷に浸ったりしてみる。

目を上げると雪が夜空を彩っていた。最高の夜だ。


266:グレゴリー
08/06/03 23:33:17 5SxOxlya
だが、視線を落としたこなたが見たものは、地面に這いつくばっているジジイだった。

酔っ払いが酔いつぶれてるものと思い、避けようとしたのだが、首の辺りから
ひどく出血しているのを発見したこなたは、急いでジジイの下にかけていった。


「おじいさん、しっかりして!どうしたんですか?」

ジジイはしゃべった。意識はあるみたいだ。だが、出たのは以外な言葉だった。

「おじょうさん、いきなりですまんが、ひとつ頼みごとがある!」


数時間後、泉こなたは、空飛ぶトナカイの引くソリに乗っていた。

「ええっと、次は3丁目の田中さんっと」

トナカイは了解したかのように鼻を鳴らす。

賢いトナカイだ。これなら飲酒運転もできそうだな。

なぜ、こなたがすんなりとサンタの存在を受け入れ、怪我のために働けない
サンタの代わりを務めることができたのか?

サンタ自身、これほどの年の少女が未だに自分の存在を信じていることに驚いていた。

「おじょうさん。なぜ、ワシが本当のサンタだと名乗ってそれを信じてくれるのじゃ?」

「うん、実はね。小さい頃、寝たふりをして、薄目を開けてサンタさんの姿を見ようと思ったことがあったの。

私、てっきりお父さんかと思ってたんだけど、サンタさんのお尻にブリーフの線が浮き出てたのを見て。

だって、お父さん、トランクス派だから。それで分かったの」



こうして、すんなりとサンタの事情を理解したこなたは、サンタの代わりにプレゼントを配っているわけだ。

やっとこれで最後の一軒だ! ええっと、住所は。

「え?まさか!」

こなたは唖然とした。

「鷲宮神社、柊かがみ...」


267:グレゴリー
08/06/03 23:36:54 5SxOxlya
柊かがみは、自分の部屋で一人寂しく過ごしていた。なぜか寝付けない。

クリスマスイブかあ。このむなしい感情はなんなの? ま、私の家は神社だし!

キリスト教のお祝いなんて関係ないしーと自分に言い聞かせても、なぜか

今日の晩御飯はケーキが出た。馬鹿らしいと思っていても、なぜかソワソワする。

と、いきなり部屋の窓がガラリと開いて、あの声が聞こえてきた。

「かがみ! サンタなんて信じてたんだあ!かーわいいいいーー」

かがみは椅子から転げ落ちそうになった。
目の前の光景が信じられない。

こなたは空飛ぶソリから部屋に飛び降りると、興奮した様子で
しゃべりまくってきた。

だが、途中で何かを思い出すと、背負っていた袋の中をごそごそと探りはじめた。

「あれ?どうして?プレゼントがない?」

かがみは気を取り直すとやっと言葉を発した。

「あ、あんた、、、何やってるの?」

「だから、今言ったようにサンタクロースやってるんだよ!でも、かがみのプレゼントがないよー

 ねえ、かがみん。一体、何をサンタにお願いしたの?」

「ちょ、そんなことどうでもいいでしょ!まずは、もう一回、この説明をしてちょうだい!!」

こなたは興奮して再び、ことの起こりを話しはじめた。

.....こういうときに、あいつがそばにいてくれれば......

一人で窓の外を眺めながら、ふと、かがみが思った願い。

これが、こんな形でかなうなんて思いもよらなかった。......

こうして、二人は長い間、一緒に話していた。



268:グレゴリー
08/06/03 23:37:28 5SxOxlya
代わりにプレゼントを配ってくれた女の子に、最後に、粋なプレゼントを残したサンタ。

そのサンタは市営住宅の前にいた。

駐車場には高級車。あちこちに散らかったゴミ、まるで個性が感じられない無機質な造形。

人を詰め込むのが目的で作られた建造物には、側面に大きく数字が描かれている。

入り口に停めてある改造バイクを蹴り倒すと、サンタは中に入っていった。

手にはオノを持っている。
やがて、任意の玄関の前で立ち止まると、サンタはチャイムを鳴らした。

「はい、なんです?」
いかにも低所得者然とした茶髪でジャージ姿の母親が出てきた。

「お宅の息子に、サンタクロースは不死身だということを伝えに来たんじゃ」

母親は恐怖に目を開いた。

その目いっぱいに、すさまじい形相でオノを振り上げるサンタの姿があった。





269:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:45:03 zgPZMYJJ
>>260
成程な
どうみても中身成人向けなのに全年齢向けのとして売ってる百合コミックとかもあるしな

本能吹いた

270:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:54:31 /1iEoItz
>>268
暴力ネタがなければ素直にGJするんだが……
相変わらずそういう表現を書かずにはいられないらしいね

271:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/03 23:57:49 +9BJ/BqV
せっかく皆スルーしてるのに反応する奴が出ててくると全て水の泡になる

272:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:02:26 GbQB9zNH
>>270
専ブラマジオヌヌメ


とりあえずかがこなの原因No1=かがみの本能に一票
かがみがハァハァしてこそかがこなだと思うんだ。

273:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:06:46 0zZxCOYO
今、何故かOCN規制されてるね。携帯からだときついわ。専ブラ入れたら書きこめるかな。
かがみの本能に一票!

274:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:07:03 Sp9gxIAa
専ブラとっても便利ですよ。害虫対策に是非w

275:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:12:01 6R8bI0I9
害虫って
相変わらず投下する場所間違ってるとは思うけど

276:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:15:33 GbQB9zNH
まあたしかに害虫は言いすぎだとは思うが・・・
かの人よ、あなたの作風を見てると、その残虐暴力の矛先が
また愛すべき主要キャラに舞い戻りそうな気がしてならないんだ。
どうしても、何が何でも、どうあっても、残虐暴力が書きたいというのなら
それ専用のスレが必ずあるはずだから探せ、探してくれ。
後生だから。

わかるまで何度でも繰り返す

ここは何のスレだ
こなた×かがみのスレだ
ここは何のスレだ
こなた×かがみのスレだ
ここは何のスレだ
こなた×かがみのスレだ
ここは何のスレだ
こなた×かがみのスレだ

277:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:27:01 QsvQ+qfO
自分は攻めだと心底から疑わないこなたを受けさせたい
普段飄々としてる子の余裕が剥がれた姿はかわいすぎる

278:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:28:18 WOIN99Jz
ってか、スルーしましょうよ。今更何か言うべきことあるわけじゃなし。

かがみの本能派多いのでちょっと安心w

279:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:38:37 KDV7A4/y
「荒らし・煽り・気に入らない作品はスルーで」

テンプレにこの一文を入れときゃ万事解決

280:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:39:26 g4Sihb3g
>気に入らない作品はスルーで
これ大事だな

281:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:40:06 XzTYSxU4
正直、俺はNGというのは嫌いだ。

嫌いだが、もうやむをえない。
俺の長い2ちゃんねる人生で二人目のNGに、ヤツを任命する。

282:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:48:38 GbQB9zNH
うう~~ん、やっぱり

最初はこな×かがな流れなのだが
時を経てかが×こなとなっていくのだなあ。
それぞれに、かがみ→本能増加、こなた→余裕減少
というギャップが、あるからなんだろうか。
うむ、おもしろし。





そう語る俺は、未だこな×かが派だけどなwww

283:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 00:55:28 cWlHPqiT
>>282
やあ同士よ!

284:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:00:56 KDV7A4/y
難しいことはよく分からんがとりあえず二人でいちゃいちゃしてればいいよ

…っていうのは何派なんだろうか

285:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:05:22 gVCggdRv
>>282
やあ同志コナカガスキーよ。
共にこなた×かがみを肴にウォッカでも飲み交わそう!!


ところで誰か、つかさ→みゆきさん→こな→←かがと言った隠れキリシタンはいないのかね?
いるなら私とキャビアを肴に冷凍庫ストリチナヤで乾杯しよう。

286:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:05:55 13V2takA
かがこな派は俺だけですか、そうですか。
さみしす

287:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:09:28 0zZxCOYO
かがみの本能に一票ではあるが、こなかがもかがこなもおいしくいただける派だ。

288:こなかが派プレゼン
08/06/04 01:20:19 GbQB9zNH
なんつうかなあ、少女の夢っぽく言えば
こなたはかがみにとって
「白馬の王子様」
であってほしいわけよ。

かがみよりはるかに小さな体だけど、それでも頼もしく支えてリードする。
それでこそこなただと思うのさ。
どっかの小説で見たことがあるが、
合気道経験を生かしてかがみのバランスをくずし、
上半身をやさしく支えて、いつのまにかお姫様抱っこ体制……
というシーンになったとき、かなり興奮したのを覚えている。
もちろん、かがみのピンチのときも、
合気道&空手が火wをw噴wくwぜええええwwwwな
こなたも見逃せない!

以上、酒をあおりながら、こな×かが派からの主張ですた(=ω=.)ノ

289:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:23:03 WOIN99Jz
どっちかいうとかがこな派だけど、二人がイチャついてればOKかな?
希望としてはどっちも攻撃力MAXだけど防御力は最弱で、内心は悶え合ってるみたいなのが欲しいところ。

290:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:34:35 XzTYSxU4
懐に飛び込まれると弱いわけですね。
わかります。

291:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:34:56 Fwcx9Aaq
こなかがでもかがこなでも、二人が幸せならどっちでもいい

292:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:36:00 /apBHtIi
どっちが攻めとか受けとかより、
二人が笑顔でいられる関係っていうんが大事だと思うんだ。
攻め受けはその後に来るものだと思う

293:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:45:00 QsvQ+qfO
かがみの優先順位がこなた一番なのは容易に想像できるけど
こなたはそうと言い切れない気がするのは何故だろう
例えばゆーちゃんとかがみがピンチなら私情を抑えて体の弱い
ゆーちゃんの方を助けるんだろうなと思うよ
そういうのってこなかが・かがこな的にアウトなんだろうか

294:288
08/06/04 01:46:26 GbQB9zNH
あーすまなんだ。

俺も2人が幸せなら本来いいんだけど。
受け攻めのときのそれぞれの魅力を追求するために、
あえて2大派閥形式にしてみたんだ。
かが×こなとなったときの魅力を、誰かに語らせることによって
話を発展させる意図だったんだ。

いや、2人が幸せならいいんだ同士よ、すまなんだ(=ω=.)ゞ

295:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:48:01 GbQB9zNH
>>293
みなみちゃんを信じて、かがみを助ける、に決まってるであろう(゚∀゚)9m

296:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 01:58:42 WOIN99Jz
>>293
こなたは冗談で済む事には幾らでもおちゃらけるけど、そうでない事には非常に常識的な性格の気が。
そうすると、あくまで状況次第だけど、重なった場合は姉代わりとしてゆーちゃんを優先しそうな感じ。
かがみには情理を尽くして説明するか、もしくは何も言えなくなってしまうか。

だけど、重要なのはどっちを選ぶかより、その時のこなたの心理描写なんでしょうね。
よりこなたらしくあれば、ゆーちゃん優先してもやはりこなかが・かがこな的であるかと。

297:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 02:02:16 ++6x4EI5
>>293

まずかがみを助けて、共同戦線でゆーちゃんを助ける。
(=ω=.)b 「戦略は重要なのだよ。かがみんのメリケンサックは十分先陣張れる戦力だしネ」
T(~Д~;)T 「ぅおい」

298:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 02:06:33 Sp9gxIAa
「イナヅマの如き素早さで二人とも助け出すのだよ (=ω=.)b」

299:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 02:07:39 GbQB9zNH
>>293
   _
  '    `ヽ
 | ,l/リ|/ハヘ
 lv|' . .ハ! <……大丈夫、ゆたかには、私が、いる……

300:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 02:36:05 DRFpeHd4
ここでかがみを助けようとして、叱られるという妄想をしてみる
後で絶対助けに来るから!みたいな展開にもえる

301:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 02:37:28 pmVvQ5PM
>>293
なんかわかる
どっちの方が大切、とかじゃなくてね
あとゆーちゃんに対しては姉として守らなきゃいけないという責任があるけど、
かがみとはそういうのはないよな、対等な関係。無論良い意味で


302:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 03:14:15 PGwQYdBQ
崖にかがみとゆーちゃんがぶら下ってたとして、
こなたは思わずかがみを見る。
かがみは一瞬迷ってこなたを見つめ返す。
そしてこなたはゆーちゃんに手を伸ばす。

そんなイメージ。


303:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 04:48:50 D5pMNpSP
1.大変だ!かがみとゆたかが落ちそうだ!
2.かがみに一言「かがみ!頑張って這い上がらないと結婚しないよ!!」
3.ゆたかに手を伸ばす
4.かがみ「ファイト一発!」自力で這い上がる
5.かがみ、ゆたか共に助かる。

こなた「いやーかがみんが単純で良かった良かった」
かがみ「うるさい!私を殺す気か!…それでちゃんと約束通り結婚してくれるんでしょうね…?」

304:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 05:32:45 EYDjgYZp
なんていうか、二人はかっこいいんだなと
ただ守られる側になるのは本当に稀であって欲しいんだネ

305:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 08:43:48 YcJA88wb
一晩でえらく伸びてて「何だろう?」と思ってたら、こなかが派かがこな派議論始まっててワラタ

>>303
それネタとして面白いw
これは本当に結婚しないと許してもらえそうに無いw

306:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 09:09:17 P3LpNfD1
なんだか初期のこなかがスレみたいだw

俺はこなかがでもかがこなでもどっちでもいけるかも
細かく書くとかがみヘタレ攻め、こなた誘い受けって感じ

307:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 10:43:30 QsvQ+qfO
かがこなだと亭主関白のようで頭が上がらないヘタレかがみと
普段は敢えて夫を立ててあげてる小悪魔こなたみたいのがいいかな

308:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 11:21:44 OH7rwr7u
>>307

職場の先輩は言いました。
「結婚するなら『掌で遊ばせてくれるような妻』がいい」、と。

309:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 11:28:14 tDC3fIJW
>>308
うまいわねそいつ…

310:(=ω=.)
08/06/04 11:42:41 cWlHPqiT
>>309
かーがみん、こんなとことろで油売ってないで私にも構ってよー

311:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 14:42:40 ZlttVLQk
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


312:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 18:30:00 yLWYIdhv
やっぱりかがこな派は少ないのか、残念だ~

313:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 18:54:51 3iVeNQPg
正直、かがみもこなたも恋愛方面はヘタレだと思う。
かがみは見ての通りだし、こなたもギャルゲで耳年増装ってるけど、自分でもそんな知識役に立たないと分かってるし。

314:グレゴリー
08/06/04 19:19:27 r17nAx9R
君らの求めているものが分からん。
ストーリーは王道中の王道、メルヘンチックでハートフル、分かりやすい懲悪勧善
を描いてもなぜ叩かれるのかw


315:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 19:30:39 GbQB9zNH
基本こなかが派だが
時々暴走したかがみに対処しきれず
守勢にまわったこなたは、すっごくヘタレてしかもか弱いモードに
なると思うな。
しかもこなたって、いつもあんなふるまいだけど、
姿格好は保護欲刺激フラグ満載だしな。
うむ、萌える!実に萌える!

だから>>312よ、嘆くな落ち込むな。お前の萌えを見せてやれ!

316:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 19:35:27 cODiHh4v
同人は圧倒的にこなかがの方が多いな
かがこな同人っていえば蒼☆菫くらいしか思い浮かばない

317:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 19:37:46 YcJA88wb
発音がしやすいから敢えてこなかが言ってるだけで、こなかがもかがこなも美味しくいただけます

318:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 19:43:35 JZXP/PrI
       /   / / /                     \    ヽ
    _ノ   /Y^Y^ヽ/  /    /  .イヽ        \ \   ゝ
.   丿   /: : : ∨: : /  /     / / / !  !  ! !   \ ヽ ( 
  l.   /: : : : :::/: : :.l  /     / イ / |  |  | l  ',   l`ヽ.l  ヽ
 ノ  /: : : : : :: /: : : :{  l、_  / / ! /  |  |  ,.l -ト  l   |   l  /
 l   \: : : : : : i: : : : :|  { `メ、 l/ l/  l  l//l |  !   ト、  (
 ヽ_    \: : : :.|: : : : :|  | / / `ニナー〃 ー'l / !/l  l   l: :〉  /
   \    \/l___.r|  l え¨斤〒     f 斤fア从 ∧   |/  l
.    丿    |  l  l{ ヘ l/ 辷ラノ      辷ノノ /}l /: :〉 /  /  こなたぁー、逃げても無駄よ
.    \    |  l  lト、_V          ,    、、 {/l /'´//  /
    (     |  l  l   ̄lヽ、   f^ー--ァ    ノ l/     (
    )     l  l   ',    |   >  辻_ノ_,.  イ  l       )  ____ ヽヽ  ____ ヽヽ
   /     /   ト、  ヽ、 |/: :.|   T:.ヽ |   l   |    /        /         / 
.  丿     /   /  \  \|: : :.<   Lュ: 弋.  l   |   (        /         /      ・  ・  ・  ・
  \    /   /   | >、  \: : \___ ヽ: : lヽ.l   |    ヽ     /\          /\      
.  丿   /   l   /⌒ヽヽ  ヽ: : : \  ̄| : l: :l|   |     ゝ   /   \      /   \    


319:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 19:49:19 GbQB9zNH
          _,-,ニ二ニ=、
        //
        /:/
          ヾ`、
        >+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
      /: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´
       /: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\
     l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/: : : /::::l l: : : : :ヽ: : ヽ
      l: /://: : : : :/::/':::::/: : : /::::-H、: : : : : lト、: ヽ
    l://://: : : イミ土=、_/: : :/:::::::::l∧: : :l: : :l `ヾ、
    l/: :l l: : : イ:llo:::::::/:::/://:::テテヵl: : :ハ: : l
     l: : :l: l: :/.:l.:l し: 」:::::l/:'::::::P::::/'/l: : :l:N: :l
.    l: : : W/: : N        、 `‐':::l::l: : lN V
.    l: : : : :ハ: : : ト、   ー=    ノlハ: :ハl
    l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l   かがみん……やっと積極的に
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l   なってくれたんだね……
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: : l   でも……返り討ちだよ
  /: : /      l \ヾ、: l ヽ  l //l: :/   とりあえず……駆けつけ3揉みね。
 /: : :l       l ハ ヾ、l、、l  l////l


320:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 20:31:13 pmVvQ5PM
最近はかがこなをよく見るようになった気がする
この二人に限らず百合は受け攻めが曖昧らしいし、いい感じで均衡してるんじゃね


321:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 20:34:27 zJHE4jSa
おにぎりの直巻き派とパリパリ派と同じで
両方を交互に味わうことで飽きずに長く楽しむことができる

322:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 20:59:58 1guOcwNa
かがみんの誘い受けもいいかも知れない。

323:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:16:21 0zZxCOYO
昨日今日でなんか覚醒しそう・・・

324:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:16:57 BwW1JDNv
状況によりけりだな。
こなかがな時もあれば、かがこなな時もある。
どちらかに役割が固定されているという考えは無いな。

ただ、普段は余裕を見せているのに、いざ事になると
余裕を失って恥ずかしそうにするこなたは、反則なほど可愛すぎる。
逆に普段はからかわれてばかりのかがみが、そんな様子のこなたに
優しく接するというシチュエーションは好きだな。
これはかがこななんだろうか?

325:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:22:28 yLWYIdhv
かがこなが好きな人が出てきてくれてよかったw
もちろんこなかが否定派じゃなく、むしろ肯定派なんですが
やっぱかがみがこなたを~っていうシチュがたまらん

326:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:28:46 0zZxCOYO
>>324
ふむ、面白い発想だ。
優しくかがみがリードするならかがこな、と言えるだろうし。
こなたから誘ったなら、こなかが、と言えるだろう。
中々深いテーマだなっ!

327:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:31:40 +eFL60tB
まあ、大抵の人は状況次第で自然に入れ替わると受け止めてる気が。
常に流動してるのでなければ精神的に異性同士と同じになってしまうし。
それがいいカップルもいるだろうけど、この二人の場合はそうじゃなさそうだから。

328:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:32:26 JZXP/PrI
今度学会で発表しよう

329:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:38:07 ZEH8hbqM
>>327
食べ物で例えるとこなたとかがみは31のダブルのような組み合わせではなく
どちかというと玉露と饅頭のような組み合わせというわけか?

330:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:46:37 +eFL60tB
>>329
何たるお口の中でハーモニー状態。
言い得て妙かもw

331:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 21:56:50 qLiXLXGV
かがみんをからかって抱きついたりするこなた
どうせ冗談だろうと思ってるけど、ノリでこなたに襲いかかってみるかがみん
「食べちゃうぞ~」

しかし、急に乙女ちっくモードになった
こなた(下着の柄が上下揃っていない)は焦って
「こ、怖いよ、かがみ…優しくしてくれなきゃ、ヤダァ…」とか言いだす

かがみの中で何かアウツな部分がこみ上げてきていた

332:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 23:05:32 YcJA88wb
>>331
典型的なかがみ暴発ストーリーだなw

333:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 23:19:24 1cr4HfN8
MEGAMI買って来たーヽ( ・∀・)ノ
アンケートも出した

334:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 23:41:49 Au2PJyHU
なんつーか
こなた→記憶喪失
かがみ→こなたのウブな反応に萌えて理性崩壊
アリエール

335:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 23:46:09 GbQB9zNH
こなた「さすがかがみん、暴走が似合う女≡ω≡.」
かがみ「愛は愛でも、愛の拳骨くらわしてあげよっかこなた###」
こなた「私、別の意味で受けモードうぐぅ……」

336:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 23:51:09 yLWYIdhv
かがみ「あ、あんたもあんたで夜暴走するときあるじゃないの!」
こなた「かがみが好きだからだよ」
かがみ「こ、こなた・・・///」
こなた「テレてるかがみん萌え(=ω=.)」

337:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 23:59:40 MTuWxy0V
うーむ、奥が深いな…

ところで、皆のお気に入りのSSを聞きたいんだけど、どう?
俺は、6-774氏のプロジェクト・こなかがシリーズとか好きw
てか、カウントダウンもこの人の作品なんだなと、今作者欄見て知った…


保管庫行っても、どれがどんなSSだったか思い出せない場合が多いw
エロパロみたく、シチュとか区分分けできないかな…?

338:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 00:17:32 +eFCWa7r
5-974氏とか好きだな。短編とか演劇シリーズとか

この前は暴走気味だったけどw

339:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 00:32:42 QqvT5TbJ
お気に入りSSがこっちの保管庫だったか
エロパロの保管庫だったかわからなくなる時がよくある。

340:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 00:33:25 X9QYscJb
>>337
シチュ区分けは難しいのでは?
後、管理人氏とおやつ氏にこれ以上の負担を増やすのはどうかと思います。

私は10-79氏がすごい好きです。
ストーリーが神がかってる。

341:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 00:40:58 apJexi/y
>>337
俺もプロジェクト・こなかがシリーズは好きだな。今でも時々読み返してるよ。
みゆきさんの詰め将棋的戦略とか、ニブイにも程があるぞバカップルとかが好きだし、
あの独特の語彙というか言い回しがツボにはまって気に入っている。

342:6-774
08/06/05 01:00:00 R0ROjdPU
ど、どうも、ありがとうございます。
今規制受けてますので思ったように書き込みできませんが、皆様に喜んで頂けているのは、作者として光栄です。
本当にありがとうございます。

343:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 01:03:21 X9QYscJb
>>342
1時きっかりに書き込みとはさすが職人様!
頑張って下さい。

344:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 01:06:29 V1Z/b8Y9
若干話に乗り遅れつつもレス……。
個人的に、何度も読み返す率が高いのは4-234氏の作品だなぁ。
シチュやこなかがの受け攻め的なバランスが
非常に自分が好きな案配で書かれていて、一人悶えまくってるw

申し訳無いことに普段はROMで、感想とか書いてなかったけど
この機会に思いを伝えておきますw

345:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 01:19:03 KabwRTAi
ちょっとエロパロの話になってしまうがサンシャインって人のは良いよ
かなり文章が上手くて鮮やか

346:14-586
08/06/05 01:38:38 YrLP4zoT
こそこそと覗きにきましたが……

>>344
うおわ、同志発見!
自分も一番何度も読み返すのは、4-234氏だったりします。
受け攻めのバランスというのもそうなんですが、
自分の場合、氏の『あぁ、恋してるんだなぁ』みたいな、繊細な心の動きが堪りません。
あれは自分にはちょっと出せないです。

あと、8-616氏。
5年越しのラブレターとか、今ちょうど読んでましたが(笑)、
猫こなたんの続きをわくてかしているのは、私以外にもおられますよね……?

347:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 03:19:21 +/O03+kd
10-79氏のは心に響き過ぎて気楽に読めない
読み終えるのに何日も掛かった揚句、暫く放心状態に…
えーと、大切な気持ちを教えてくれてありがとう

348:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 06:11:05 nDgXmi62
大掛かりなものも良いけど
原作と同じく数Pの四コマにできそうなぐらいの
小ネタも良いな

349:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 06:38:02 gjX6THz7
このスレの過去作で、
こなたとかがみが修復不可能になるくらい対立した作品ってありますか?

もしあったら、作品名を教えて頂けないでしょうか?

350:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 07:17:34 W2L2/MPH
>>349
記憶にないなあ
エロパロスレの「Elope」とか面白かったけど、こなたとかがみが・・・というよりは
こなゆたとその他全員が対立する感じだし
まあここよりはエロパロとかで探したほうがいいかと

351:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 07:38:53 gjX6THz7
>>350
ありがとうございます
探してみます

352:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 10:47:31 OrZ12MOq
修復不可能だったらこのスレで探すのは間違ってるな。
喧嘩はするが最終的に仲直りする話なら山ほどあるんだけど…

353:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 11:24:59 6rMkqUJ2
こなたかかわいい

354:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 12:45:04 KigOndpP
こなたか・・・?
こなた化したかがみんとか?w

355:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 12:50:40 OrZ12MOq
>>316
こなほんの後半がかがこな。
積極的なかがみにこなたが涙目になりながらたじたじになっている。

356:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 12:52:37 yHslPv3T
>>354

ばるるんばる~んかw

こなた化したかがみは、アホ毛が二本でほくろの位置が逆だった。

357:17-337
08/06/05 14:17:08 Jw00LAbu
ご無沙汰してます。作品の続きがキリのいいところまで書けたので
様子みて投下したいと思います。

注意点?
・5レス消費予定
・ラストでオリジナルキャラ登場あり
・百合度は今回も皆無かも。申し訳ない(´・ω・`)
・全体を通して災害ネタ

358:KEEP YOURSELF ALIVE2第五話(5/1)
08/06/05 14:20:56 Jw00LAbu
では行きます。 


ずいぶん深い眠りに就いていたらしい。こなたに揺さぶられているのに
気が付くまではすっかり熟睡しきっていた。

「ん…そんなに揺らさなくても起きてるわよ…」
「そのセリフ三回は言ってるよかがみ!でもそろそろ起きてくれないと…
いたずらするよ?」

こなたが私の脇腹に狙いを定めて両手を近づけてきたので、これはマズイと思い
ようやく慌てて身体を起こした。
まだ寝惚け気味な私に対してこなたはやたらテンションゲージがマックスである。

「…珍しく寝覚めがいいみたいね…」
「なんてったってネトゲもしてなければ深夜アニメも見てないからねっ!
ぐっすり眠れたから最高にハイってやつだよ!」

人差し指を頭の横にドスンと突き刺して穿るような仕草をしてるけど何かの
ネタなんだろうか?いろいろな意味で心配になってきた。

「大丈夫?いささかハイになり過ぎてるような気がするんだけど」
「あれ?かがみんならこのネタ分かると思ったんだけどなー」
「あんたのはマニアックすぎて分からないわ…」
「まぁいいや。よーし、それじゃ早速我が母校へいざ出発!」
「……実は結構楽しんでない?ある意味強いというか何というか…」
「こうしてかがみと一緒に行動してるとどんな状況でもワクワクするね」
「またあんたは臆面も無く小恥ずかしいセリフを…」

そういう私も未知の場所へ行くという事で少しだけワクワクしていたりする。
保存食を控えめに食べると、道中に必要となりそうなものをまとめて各々の
鞄に詰め込んだ。

 外に出ると壊れたままの世界に出迎えられた。忘れかけていたけど、
いや忘れたかったけどこれってやっぱり現実なんだ。
まだ着込むほどの気温ではないけど、かつての生活観のある暖かみが
失われ、変わり果てた街を目の当たりにするとやけに寒く感じる。
ぶるっと一つ身震いをしていると後ろでこなたが自分の家をぼんやり眺めていた。
その手には亡き母の遺影が抱かれていた……。

「やっぱこれだけは手放せないよね。こうして無事でいられたのはお母さんが
守ってくれたのかなぁ?」

感慨にふけった様子でぽつりと呟くのが聞こえた。


359:KEEP YOURSELF ALIVE2第五話(5/2)
08/06/05 14:22:58 Jw00LAbu
「それならあんたの母さんに感謝するべきね。あのまま生き埋めになるのも嫌だしね」
「まっ、偏に二人の愛が奇跡を起こしたのだよ。愛が」
「な!?いつから愛が芽生えたのよ」
「んー?あの時かがみが抱きついてきた時からかな?怖がってるかがみも
あれはあれで結構可愛かったよ?」
「だぁぁあっ、それは忘れてよっ。そ、それより早く出発するわよっ」

またいじられのネタにされるのは御免なので強引にごまかして一人で廃墟の中を
進もうとした。

「ってちょっとちょっとかがみ、場所知ってるの?」
「あ…そういえば知らない……」

後ろの方で呼び止められてはっと気が付いて足を止めた。
我ながら恥ずかしい。

「もうせっかちなんだからー。そんじゃ気を取り直して行こうか」

 かくして私達は泉家に別れを惜しみつつその場を後にした。
もうここに戻ることはないかもしれない。
住人ではない私が言うのも変だけどあの家には色々と思い入れがある。
何度か足を運んだこなたの家。そこにはこなたの人となりを表すものがあって、
おじさんがいて、ゆたかちゃんがいて、うちよりずっと賑やかな気がした。
遊びに行くたびに下らない話もいっぱいしたっけ。
地震の時はあそこでなく別の場所にいたらどうなっていたか…。
今となっては考えようによればあの晩、こなたに誘われていなかったら
もっと最悪の状況になっていたかもしれない。とはいえ、こうなってしまった以上
つかさたちが心配なのは否めない。今はただ無事を信じて行動するしかない。
しかし一番辛いのは当のこなた本人だろう。長年住み慣れた家をこんな形で
離れるのはそれなりの決断を強いられただろうし、家族が心配なのは彼女も同じはず。

 しばらくはあまり会話もすること無く私はこなたにくっついて瓦礫だらけの町を
歩いていたのだが、こなたがぽつりと独り言を漏らした。

「あーあ、やっぱり漫画の二冊や三冊持っていくべきだったかな。
あの中にはコミケでむさくるしいのを我慢して手に入れた同人誌もあったのになぁ」

前言撤回。やはりこなたは色々な意味で格が違った。私の杞憂だったようだ。
でも実際のところはどう思っているのか分からないし、あまり感情を露骨に
出さないので全く安心というわけではない。といっても、ああして振舞われると
こちらは結局いつもの調子で受け答えするしかなくなってしまうのだけど。
壁を作っているつもりじゃないけど、もっとお互い寄り掛かれたらいいのにと思う。


360:KEEP YOURSELF ALIVE2第五話(5/3)
08/06/05 14:24:34 Jw00LAbu
 道が道でなくなっているせいでだいぶ時間が掛かったけど、ようやく広い通りに
出ることが出来たのだが、程なくして難関にぶち当たった。ビルが倒壊していて、
行く手をすっかり塞いでしまっていた。周囲には他に進めそうな道がない。

「うっはぁ、ここも通れなくなってるよ…。ここを抜ければ中学校は
もうすぐなんだけど」
「ここまで来て逆戻りするわけ?他に行く当てなんてないわよ?」
「あはは…まさかとは思ったけど目的地に辿りつくこともできないとは…」

予想外だったのかさすがのこなたも苦笑いして頭を掻いていた。
どうにか他のルートがあればいいんだけど…。

「どこか別のところから行く事は出来ないの?出来れば危険を冒してまで
あの瓦礫の山を超えるようなことは避けたいんだけど」
「んー…。無いことも無いけど同じような状況になってないとも限らないね。
それだったら私の家に戻るほうがいくらか安全だと思うよ」
「今更引き返してもどうにもならないわよ。食料も確保しなきゃいけないし、
何より情報が少なすぎるわ。色々と不可解な事が多くてこれが本当に地震なのかも分からない。
些細な事でも得られるものがあるならとにかく今は進むしかないと思う」

 私としてはなるべくリスクを避けたかったけど、他に選択肢は無さそうだ。
どちらかといえば中学校に行けば、こなたの過去が窺い知れるかもしれない
何かが得られるという期待と好奇心の方が上回っていた。

「かがみにしてはアクティブな意見だね。まぁあれくらいの高さなら何とかなると
思うし、私たちでも登れるかな?」

およそ五メートルほどの高さでなんとか登っていける傾斜だった。

「足滑らないように注意してね。よっ……と。あとは私の手につかまって。
ん?かがみん意外と軽い…」
「失礼ねっ」

 こなたの助けを得て瓦礫の山を登りきると、その先の交差点の近く、目の前に
中学校はあった。どうやら校舎のほうは無事みたいだ。
校門を抜けて校庭に入ってみると、そこに人の姿を見つけることは出来なかった。
てっきり避難してきた住民であふれているのかと思ったけど、がらんどうで誰も
いない。

「ふむ…。体育館に集まってるのかも」

だが体育館は扉が施錠されていて中に入ることは出来なかった。
小さな窓があるが格子がかかっておまけに摺りガラスで中の様子を見ることは出来ない。

「となると後は校舎の中かぁ」
「中に入れるのかしら?」
「誰かがいれば、ね…」

昇降口まで来たものの、やはり施錠されていて中に入ることは出来なかった。
地震があってから誰もここへ来ていないのだろうか?

361:KEEP YOURSELF ALIVE2第五話(5/4)
08/06/05 14:28:09 Jw00LAbu
「おかしいなぁ、誰もいないのかな」
「もしかしたらどこか鍵が掛かっていないところがあるはずよ。探しましょう」

校舎の窓を調べて気付いたのだが、全て内側から板でふさがれているのが奇妙だった。
ということは他の扉や出入り口も同様に封鎖されているのだろうか?

「なによこれ…用心深いにも程があるわよ」
「というか歓迎する気ゼロみたいな?」

人の気配が無いだけに不自然である。私たちが来るまでの間に誰かがいたことは
間違いないだろう。それとも今も校舎の中に潜んでいるのかもしれない。

「怪しい…。人を中に入れたくない理由があんのかしら。まさか自分だけ安全な場所を
独占しようってんなら許さないんだからっ」
「まぁまぁ落ち着いてよ。まだ調べてないところも残ってるんだしさ」
「他に入れそうな所ってどこがあるかしら」
「職員用の玄関なんだけど、まぁ見れば分かるよ」

 こなたに連れられていくと近代的な鉄筋コンクリート製の校舎には不釣り合いな
鉄製の扉が口を閉ざしているのが見えてきた。どうやらこれが職員用の玄関らしい。
扉は電子ロックがされていてテンキーの端末が付いていて暗証番号を入力する
タイプのものだった。緑色のランプが淡く光っているのを見ると、ここの電気は
生きているようだ。

「あんた、これの暗証番号知ってんの?」
「もちろん知ってるよ。遅刻して正門から入れなかったらここから入ってたし」
「さらりと言ってるけどやばくないかそれ。大体知ってるったって三年前と今じゃ
番号変わってんじゃないの?」
「あぁそれなら心配ないよ。一年たっても変わらなかったから多分今もそのまま
じゃないかな」

それもどうなのよと突っ込む間もなくこなたがホイホイと番号を入力するとロックが
解除される音が静かに響いた。ここの関係者はかなりズボラらしい。
こなたのマイペースな性格を形成する要因はおそらくこの学校にあるのだろう。

 重厚な扉はあっさりと私たちを受け入れてくれた。内部は照明がついていて、
電源の供給が建物全体に生きている事が確認できた。

「こちらスネーク、桜帝中学校に潜入した。大佐、指示をくれ」
「またわけわからんことを……スネークって誰よ」
「いやほら、こういうのっていかにも潜入って感じがしない?」
「どちらかというと不法侵入のような気がするんだけど」
「大佐、それは言わない約束だ」
「って私が大佐かいっ」

滑稽なコントを展開していると、不意にどこからかピアノの音が静寂に混じって
聞こえてくるのに気が付いた。こなたも気付いたようで黙ったまま耳を澄ましている。


362:KEEP YOURSELF ALIVE2第五話(5/5)
08/06/05 14:29:30 Jw00LAbu
「かがみも気付いた?…音楽室かな」
「誰かがいるのは確実ね。だけどなんか不気味ね」
「虎穴に入らずんば虎児を得ずっていうしね。行ってみよう」
「あらよくそんな言葉出てきたわね」
「…かがみ、ひょっとして私の事アホの子だと思ってた?」
「え?そ、そんなことないわよっ」
「どうだか」

中途半端にネガティブなところが面倒である。
さばさばしているのかと思えば意外と根に持ちやすかったり。
どうしたものかと考えながら隣の校舎にあるという音楽室を目指す。

「うーん、どれもこれも懐かしいなぁ。先生たち元気してるかな」
「そういえばみんな本当にどこ行っちゃったのかしらね」
「ここに来るまでの間に誰にも会わなかったのが不思議だね」

こなたの話によれば音楽室は三階にあるらしい。階段を上っていくとそれまでに絶えず
流れていたピアノの音は徐々にはっきりと聞こえてくるようになってきた。

「このメロディ…前に聞き覚えがある…。まさか……?」

音源に近づくたびにこなたの表情が訝しげに変わってきた。そのメロディはノリのいい
テンポでビートを刻んでいた。なんだか演奏する楽器が間違っているような気もする。
いよいよ音楽室の前に着くと、私達は意味も無く顔を見合わせて扉を開けた。

「それじゃ開けるわよ」
「うん…」

 中に入るとピアノの奏者をすぐに確認できた。ジーパンにジャケットを羽織った
ラフな服装で、おそらく男の子だろう。年の瀬は私たちと同じくらいだろうか。
こなた同じ青色の短髪にアホ毛があるのが見える。
後姿だったので顔は見えなかった。少年はこちらに気が付いていないのか、今も曲を奏でている。
私はそのまま眺めていたが隣で見ていたこなたがそっと少年に近づいていった。

「…きょう」

こなたは少年のすぐ近くまで行くと、彼の名と思しき言葉を発した。
少年は呼ばれたことに気付いたのか、ピクリとして演奏を中断して振り向いた。
こなたによく似た中途半端に開いた目で、更にその瞳はまるでこなたと同じ緑色だった。
むしろ全体的に雰囲気がこなたにそっくりだった。彼女を男にしたらこんな感じだろうか。

 こなたとこの少年の関係は一体?止まっていた歯車が今、動きだしたように思えた。
この出会いが意味するものは……?

363:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 14:38:12 rl+Dtv3R
       /                     \
      /  ,r'"j                i^'!、  ヽ
    /   </´                `ヾ>  .:;i,
    ,l        _,._,.        _,._,.       .:.:l,
    |       < (ヅ,>      < (ヅ,>     ...:.::|      乙
    !        ` ̄´      .   ` ̄´       ..: ::::::!   
   |           ノ . : . :;i,          ... ::::::.:::|    
     !          (.::.;人..;:::)      ...:.:::::.:::::::::!
    ヽ、         `´  `´    ........::..::..::.::::::::/
      \......,,,,,,,_           .....:::::::::::::::::::::::::/


364:17-337
08/06/05 14:40:42 Jw00LAbu
あとがき……
予想外に長くなりそうです。もうしばらくお付き合いください。
中学校の名前なんかは勝手に付けてしまいました。
オリキャラについてですが、原作でこなたの中学以前の
交友関係などがほとんど語られていないので、かがみが
こなたの過去を垣間見れたらいいなと思ったのですが…。
彼はそれに深い関係があります。
なんか色々すみませんでした!
そして今回も駄文にお付き合いくださりありがとうございました!

365:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 18:21:53 XmBcMYRu
>>364 GJ、頑張ってくれ!

366:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 19:19:21 w8YK8jhF
>>364
楽しみにしてるよー

367:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 19:21:27 t0MZ0lgW
>>364
先は長そうだ!頑張ってくだされ。

10-79氏はホント泣ける、放心するね。
4-234氏、5-974氏もニヨニヨが止まらないです。


368:18-236
08/06/05 20:01:42 f4NPCw+E
こんばんは。
SSの話で盛り上がってますね。
それに呼応するようにこれからも良いSSが多く作られるといいですね。

それでは、『小さな足跡』の続きを投稿する準備が整いましたので、
これから投下したいと思います。
物語りも今日でラストです。
6レス消費します。

369:18-236 『小さな足跡』
08/06/05 20:02:20 f4NPCw+E


かがみの頭を撫でながら、これまでに起こったことを思い返していた。
ちょっとした誤解から、かがみと喧嘩してしまったこと。
それが原因でしばらく喋ることもできなかったこと。
そして、今日奇跡的にかがみと出会い、仲直りできたこと。
どれもが運命のように感じる。

─これでよかったんだ
かがみも嬉しそうな顔を取り戻し、元気になった。

─だから、……だから私は満足だよ
無事かがみと仲直りできたし、あの子供たちみたいに一緒に雪だるまを作ることもできた。
そのことが本当に嬉しかった。
だから、これ以上求めることなんてない。
求めちゃいけない。
なのに、……満足だって思わなきゃいけないのに。

かがみがこんなに近くにいるのに、……とても遠い存在に感じる。
かがみがそばにいてくれて嬉しいはずなのに、どうして苦しくなるんだろう?
どうしてこんなに満たされないの?
それは……
でも、これ以上求めてしまったら……

当たり障りのない会話を続けながら考えていた。
私はかがみとずっと一緒にいたい。
だから、本当の気持ちを言っちゃだめ。
そうすればずっと一緒にいられる。
それだけで十分満足だよ。
満足……

でも、こんなに近くにかがみがいるのに言えないなんて。
このまま思いを伝えられないのも苦しいよ。
かがみ……
私が本当に伝えたかったこと……
それは……

─私かがみのこと……だから

だめ、やっぱり言えない。
かがみから拒否されるのが怖い。
精一杯笑顔を取り繕うことしかできない。
苦しい。
このままでいるのは苦しいよ……

私はその場から逃げるように駆け出した。
わき目も振らず、すこしでもかがみから離れるように。
何も考えずに。
外へ向かって─

「こなた!」

─えっ?

手に触れる温かい感触。
強く引き寄せる手が私を現実に引き戻した。



370:18-236 『小さな足跡』
08/06/05 20:02:35 f4NPCw+E
「か、かがみ?」
振り返ると、かがみが私の手を掴んでいた。
全力で走ったせいか、必死で息を整えている。

「……はぁ、はぁ、……どうして逃げるの、こなた?」
「そ、それは……」
そんなこと言えないよ。
「私、……私まだこなたに言ってないことがある」
「……?」
「こなた……ごめん」
「えっ……」
「私勉強に逃げてた。こなたが辛い思いしているのを知っていながら、
受験だから仕方ないんだって、自分を正当化してた」
「そ、そんなこと」
「それに、私は許してもらえないほどの辛い仕打ちをした。
自分勝手な思い込みでこなたのこと無視していたのよ?」
「私は別に……大丈夫だから」
「ううん、こんな不器用な私にずっと親しくしてくれたのに、最低な仕打ちをした。
私は……裏切り者なのよ」
「かがみ、そんな酷いこと言わないで」
かがみの告白を聞いていると私まで辛くなってくる。
「かがみ、そんなに自分を傷つけるようなこと言わないで。
そうじゃないと、私も苦しいから」
ハッと、かがみは俯いていた顔を上げた。
「ごめん」
「ううん」
「私、ずっと自分が辛いことしか考えてなかった。一番辛いのはこなたなのに。
ずっとその気持ちに気付かなかった」
「もう、……いいから」
「これまで辛かったと思う。ずっと辛い思いさせて、ごめんね。ほんとに、……ごめんね」
「もう、謝らないでよ……」
私なら大丈夫だから。
だから、もう言わないで。
それ以上言われると……
泣いちゃだめ、またかがみに心配かけちゃう……
でも……涙が……
「だから、こんな私が自分の辛さを語るのはお門違いだと思う。でも聞いて。
私もこなたと喋れなくてとても辛かった。あの日から頭が重くなって何も考えられないこともあった。
夢にまで出てくることもあった。気付いたら、……こなたのことをずっと考えてた」
「かがみ、それって……」
「私、こなたがいないと、何も出来ない。気が付いたらそうなってた。
前に私のこと寂しがりやだって言ったわよね? その通りよ。私はうさぎみたいに寂しがりやなの」
顔を真っ赤にしながらも、真剣に私の目を見て訴えかけていた。
「……かがみ」
「私こなたのそばにいたい。もうこんな辛い思いするのは嫌なの。
ずっと喋れないなんて、……もう嫌」
かがみは泣いていた。
涙を流しながら、これまで見たことないほど真剣に私のことを見つめていた。
私の頬にも熱い雫が伝うのを感じる。
「だからお願い、これからもずっとそばにいて、こなた」
「かがみ……」
「こなた、…………大好き」
「!!……うっ、ぐすっ、かがみ、かがみ、かがみ!」



371:18-236 『小さな足跡』
08/06/05 20:02:51 f4NPCw+E
これ以上我慢できなかった。
嬉しさも、悲しさも全て受け入れて、私はかがみの胸に飛び込んだ。
「ううぅ、かがみぃ」
「こなた」
これまでの思いを表すような強い抱擁。
かがみの温かさを、胸の鼓動を感じる。
とても温かくて、優しい気持ちになれて、安心できる場所。
ずっとこのままでいたい。
このままでいさせて。
時間なんか止まってしまえばいいのに……
………………
…………
……

「さっき私に言ってくれたわよね、一人で辛い思いしないでって」
「……うん」
「私の方こそずっと辛い思いさせてごめんね。もう一人にさせないから」
そうやって絶妙なタイミングで優しいこと言うなんて。
ずるいよ……かがみ。
また出てきた涙を隠すように、後ろを向いた。
「ばか……」
そんな私を、後ろから優しく抱きしめてくれる。
「辛いなら一人で泣かないで。私も一人でずっと辛かったから」
「泣いてなんかないよ、……泣いて……うぅぅ」
「もう、私よりもずっと意地っ張りじゃない」
「ぐすっ」



372:18-236 『小さな足跡』
08/06/05 20:03:05 f4NPCw+E
かがみは私にとってどんな人だろう?
普通ならまじめに相手にしてくれない漫画やアニメの話にもちゃんと付き合ってくれて。
宿題写しに行って怒られたりもしたけど、それは私のためを思ってのこと。
分からないところも丁寧に教えてくれて、いつしかかがみと会うことが目的になってた。
いつもは厳しいところがあるけど、私が困ったときには必ずそばにいてくれる。
それがとても嬉しくって。
たまには喧嘩もするけど、ほんとは一緒にいたくて仕方ない。
ずっと私のこと支えてくれる存在。
そばにいるだけで心が温かくなって、私を幸せにしてくれる人。
そんな人のことを親友っていうのかな?
ううん、もっと大事な人。
かがみがいない学校生活なんて、私こそ考えられない。
かがみは、……かがみは私にとってとても大切な人。
誰よりも近くにいたくて、誰よりも一緒にいたい。
私の、大切な、……好きな人。

「かがみ」
「ん、何?」
「さっきの返事だけど……」
「うん」
くるっと体を回し、かがみの正面を向く。
涙の跡で輝くアメジストみたいな瞳をまっすぐに見つめた。
そのまま吸い込まれてしまいそうなほど、まっすぐに。
綺麗な紫色の髪は、まるでライラックの花のよう。

胸がドキドキする。
顔も真っ赤だ。
息も苦しい。

かがみ、私もかがみのこと好きだよ。
だから、……その証に私のだいじなものあげるね。
そのままそっと爪先立ちで顔を近づける。

息が……

「……」
「……」

初めて唇に触れる感触は柔らかで、熱くて、そして─
これまでに感じたことのないほど幸せな味だった。

その幸せを伝えたくて─
ありったけの思いと─
笑顔をその言葉に乗せて─

私は……
かがみを……

「大好きだよ」

─愛しています。



373:18-236 『小さな足跡』
08/06/05 20:03:24 f4NPCw+E


雲間から差し込む光に照らされ、世界は輝いていた。
穏やかな寒さの中、雪の上に足跡が続いている。
終わりを告げた暗闇の外へと、その足跡は続いている。
二人の少女がその小さな足跡を刻み続けている。
希望という名の光に向かって。

「よかったね、仲直りできて」
「よかったね、好きな気持ちが伝わって」

仲良く寄り添った小さな雪だるま。
二つの雪の精は見守り続ける、未来へと続いてゆく二人の足跡を。

「いろいろあったね」
「けんかもしたね」

「でも」

「これからも私たち」
「どんなことがあっても一緒だよ」

「今日から始まる新しい日々に」
「明日に向けて踏み出される一歩に」

「『二人の未来に幸あれ』」


Fin

374:18-236 『小さな足跡』
08/06/05 20:03:35 f4NPCw+E
以上で『小さな足跡』は終わりです。
ここまで長い話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
これが初めてのSSになるのですが、ここまで長くなるとは思っていませんでした。
文章を書きなれていない身としては、これだけ長いと作る時間も比例して長く
かかってしまい、本来雪がまだ残る季節に投稿する予定だったものが、
思いっきりずれてしまいました。
その点は反省しなければなりません。

それでは、長くなりそうなので、あとがきはこのあたりで終わりたいと思います。
最後に、この物語をこなた・かがみを愛する人々、およびこなた、かがみ本人に捧げます。

375:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:15:37 alKDaMJP
受験勉強の合間にアルバイトをすることを、賛成する親はいない。私はそれを一般常識だと思っていた。
そして女性同士が愛し合い、お付き合いを始めることが非常識なことである。これも常識だと思っていた。
しかし今の私は、この常識が間違っていたものだと気がついた。いや、正確には間違えにしてしまった。

「かがみの好きにしなさい」
アルバイトの面接を受ける前に求めた親の許可は、その一言で了承された。
放任とも取れるお父さんの言葉に、私は家族から突き放された不安に取り乱しそうになった。つかさの言葉を聞くまでは…。
「ごめんね。お姉ちゃんの全国模試の結果、お父さんに言っちゃった」
私は結果を両親に告げていなかった。それが自分に対する甘えになるのを恐れていたからだ。
第一志望の外大は常にA判定、全国順位で二桁に入ることも数回あったが私は満足しなかった。
それはあくまでも模擬試験、大学に合格した訳ではなかったからだ。つかさもみゆきも、日下部も峰岸も… そしてこなたも… 既に進路は決まっている。
私だけまた一人ぼっちの状況、どうして私だけが皆からはぐれるんだろう。その悲しみを認めたくない、そのことも模試の結果を封印する動機だった。
「お父さんはかがみのがんばりを見ているからね。アルバイトもがんばりなさい。こなたちゃんにも認めてもらいなさい」
水面の下であがいている姿など、誰にも見せることは無いと思っていた自分が過去のものになりつつある。
だって、私が住んでいるこの水溜りはきれいに澄んでいる。表面に出ている部分だけを見ていたのは私だけ、
他の皆は水中のがんばりをお互い認めて、そして励ましあってきたのだろう。私が一人ぼっちにもなるはずだ。
進路が決まっていないことに感謝しなくてはいけないな。皆見るがいい、私のあがきを。

「いいのよ、つかさ。結果を見せなかった私が悪いんだから。けど、お父さんはこの結果を聞いて許してくれたの?」
「いいや、違うよ。大人になったかがみの姿を見たからだよ」
『大人』の一言に反応する。私達は… まだ… そう言う関係には… その…。赤面する私を不思議そうにうかがう、つかさ。
「お姉ちゃんは普段からしっかりしてるから、私はいっつもお姉ちゃんのこと、大人だなって思ってるよ」
そう言う意味だとは思っていた。どうして恥ずかしかったのだろう… 恥ずかしい。

不意にテーブルに置かれた私の模擬試験の、判定評価のプリントが宙に浮く。
「これで落ちたらかがみ、洒落になんないね」
まつり姉さんに、もてあそばれる私の実力。いい加減なこと言わないで欲しい。けらけら呑気に笑う顔に腹を立てる。
「まつりお姉ちゃん笑わないでよ。お姉ちゃん絶対受かるよ」
そう言ってつかさはまつり姉さんからプリントを奪い取る。が、足を引っ掛けて転んでしまった。
「つかさが滑ったら駄目でしょ。縁起でもない。かがみは滑らないようにね」
「お姉ちゃん、ごめん…」
しおれるつかさを慰めつつ、まつり姉さんを睨み付ける。
「な、なによ。私が悪いの? 今日は私、何も言ってないじゃない」
不本意な反応に戸惑うまつり姉さんは、これ以上何も言わずに部屋に戻っていった。

「かがみ、まつりはあれで応援しているつもりなんだよ」
「うん、わかってる。わかってるけど、あの言い方は素直じゃないわね」
「お姉ちゃんみたいだね」
「つかさ!」


このようにして掴んだアルバイトの許可だ。明日の初勤務は、皆

376:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:18:15 alKDaMJP
「お姉ちゃん。服これでいいかな?」
朝から何度聞いただろう、この台詞。その度に決まってこう答える。
「あんたねぇ、どうせお店で着替えるんだから、おしゃれしなくていいのよ。私だって普段着なんだから」
「でも、お店入る前にお客さんと会ったら恥ずかしいし…」
「大丈夫よ。つかさはキッチンで、お客さんの前には姿を現さないんだから」
十二時の開店に間に合うようにと、私達は十一時から勤務だそうだ。本当は、私は十二時十五分前に来たら良いと言われたのだが、
つかさがひとりでは心細いということで、私まで一時間前集合になってしまった。
「服の心配をしていて遅刻なんてしたら、こなたに笑われるわよ。早くしな」
時計を見ると九時を少し回っていた。これは駅まで走らなきゃいけないな。

予定の電車に何とか間に合い、飛び乗ったと同時に電車が動き出す。すいている車内の席はどこでも座れるが、私達は立ったまま電車に揺られた。
「お姉ちゃん、こなちゃんは一緒じゃないの?」
「こなたとは待ち合わせしなかったから、先に行ってるんじゃないの?」
「どうして待ち合わせしなかったの?」
「なんだかわからないけど、こなたから『明日は一緒に行けないから』ってメールが来たのよ」
「こなちゃんと喧嘩したの?」
つかさの顔が曇る。
「そんなんじゃないわよ。思い当たる節はないわ。大丈夫よ」
これは間違いない。と言うのもメールが来る前まで、私達は電話で話をしていたからだ。あのたわいのない会話に、こなたの機嫌を損ねるキーワードはなかった。
電話を切った後に思い出したように来たメール。こなたは開店に合わせて来るものだと解釈していた。
「大丈夫よ」
つかさの心配が、仕事へ影響しなければいいと思いながら繰り返す。
車内が込み始めたのをきっかけに、つかさとの会話をやめた。都心へ近づくにつれ緊張の度合いが高まる。
私はうまく接客できるだろうか…。

二人だけで降り立つ秋葉腹の駅。いつも人通りが絶えない駅前は、週末のイベントがあるらしく身動きできないくらいだった。
イベントとは関わらない私達は裏道を歩く。もちろんこの道はこなたが教えてくれた道。怪しげなお店の前を早足で通り過ぎ、
表通りに出たときにはすでに時計は十時五十分を指していた。急がないと遅刻してしまう。
「つかさ、走るわよ」
私はつかさの手を取り、走り出す。よろめきながら付いてくるつかさの手が離れた時、お店の前に私達はいた。
十時五十五分。遅刻は免れた。しかしつかさの顔に表情はない。今日の体力は使い果たしたようだ。がんばれつかさ、今からが本番だぞ。

ドアを開けると私達は怒鳴られた。
「あんたたち、遅刻よ、遅刻! 罰金よ!」
「ふぇ?」
つかさの力ない反応に時間が止まる。
「え? 時間過ぎちゃった?」
「何言っているのよ。団長の私より遅いなんて、団員にあるまじき失態ね。罰として今日の昼食はあんたが買ってきなさい」
「ちょっと、こなた。遅れたわけじゃないんだからいいでしょ?」
「泉さん、もうこのくらいでいいんじゃありませんか?」
キッチンから小野店長がこなたを諌める。やり足りないらしく不満そうなこなたに一礼してから私に向かって、
「朝からずっと練習なさっていたんですよ。かがみさんに認めてもらいたくて」
と説明する。
こなたが私に認めてもらいたい? どういうことだろう。


377:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:21:35 alKDaMJP
「かがみは面接の日、ハルヒのDVD買ったって教えてくれたよね。その時私のこと似てるって言ってくれなかったから…」
子供か、こいつは…。
「あんた、今日は何時に来たんだ?」
「ん? 九時…」
「私達に『遅刻よ!』って叫びたいために、そんなに早くから待ってたのか?」
「まあね」
この努力を他に回すことは出来ないのだろうか…。私は呆れたが同時にこなたと遊びたくなった。
「やれやれ」
肩をすくめてキョンの真似をする。しかし客観的に見て、普段の私と変わらない。それはこなたも感じたようで、
「ごめんね、かがみん」
と、素で返された。申し訳なくなった私は、小声で答えた。
「似てるわよ、ちょっと焦っちゃったくらい」
うつむくこなたが微笑んだのが見えた。

つかさはキッチンに入り、料理の下準備にかかった。私はすることがなく、と言ってもただお店の中で座っている訳にもいかない。
当然だが私がつかさを手伝えることなどまったくない。そして店内の準備はこなたが既に済ませている。どうして私がいるのだろう?
これでは本当に、つかさの付き添いでしかないじゃない。私の横では私の髪で遊ぶ幸せそうなこなたがいるだけ、って和みすぎだろ?
「さっきの話なんだけど、お昼、私が買ってこようか?」
「つかさが作るからいいよー」
一蹴された。何もしない罪悪感と、初めて接するお客さんのことを考えるので、私は落ち着かないのである。体を動かしたい。

「けど、何もしないって訳にはいかないわ」
「いいのですよ。涼宮さんが望んでいること。今の時間がその望み、そのものなのですから」
「どうして、こなたを特別に扱うのですか?」
「禁則事項です」
小野店長は茶目っ気たっぷりに、みくるの真似をする。こういうお店なのか、と私は判断した。
こなたが一年以上も続けているのは、ただお金が欲しいからだけではなく、この店長とお店が好きなんだろうと思った。
そしてその大切な空間に私達を招待してくれた。こなたはいつまでも私達に贈り物を配り続けてくれる。私はその思いに、答えることが出来るだろうか…。

「おはようございます」
ドアの鈴の音と共に、みゆきが出勤してきた。
「駅前にたくさんの方がいらして苦労しました」
「あー 今日はゲマズでイベントあるから。きっとその後、お店に流れてきていっぱいになると思うよ」
「みなさん、来られるのですか…?」
顔色が変わるみゆき。人数の多さからか? それとも何かあったのか?
「階段の下まで続くくらいの列かな」

平然と答えるこなたは慣れたものなのだろうが、私とみゆきはこの後の忙しさを想像して顔を見合わせたまま沈黙する。
しかしこなたって、こんな子だったっけ? めんどくさがり屋の子供だと思っていたのが、今では私に仕事を教えてくれている。
もっともコミケで見せた自分の欲望に対する情熱を、余すことなく行動に置き換える性格は認めていたけどね。
ここでは何を燃やしてがんばっているのだろう。楽しいから? いや、それだけじゃない気がする。
こなたの中に大人が見えた。


378:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:23:56 alKDaMJP
動けない。
私の身体がベッドに貼り付いて、起き上がることが出来ない。私が出来ることは天井を見つめて、つかさの呼びかけに答えることだけだ。
「気をつけて行っておいでー」
「うん、行ってくるよー。お姉ちゃんも、勉強がんばってね」
今日、私は試験勉強の日と言うことで、アルバイトはお休みにしてもらっていた。昨日の初勤務から一晩明けた今朝、私の身体に異変が起きた。
…筋肉痛か。
慣れないうえに目まぐるしく入れ替わるお客さん、緊張している暇なんてなかった一日が遠い昔のような気がする。
こなたは私と遊ばない日に、こんなことしていたのか…。いくら慣れてないからといっても、私も体力には自信があった。
ここまでハードだとは思わなかった自分が、いかに甘い考えであったかを痛感した。そしてこなたの偉大さも。

「いてて…」
寝てばかりではつかさになってしまう、いや、そのつかさは今日もアルバイトに出かけたのだ。
不器用ながらも注文に答え次々と作り出されていた料理に、今思えばつかさの天性を感じる。私はただ必死にそれを運んだだけだったのに。
私の身体が、昨日の事を思い出すのを拒絶する。今はふくらはぎがその先頭に立っている。なんだか私は私に負けたみたいだ。
悔しさから涙がこぼれる。
「どうして私に負けなきゃならないのよ!」
腹が立ってきた。そしておなかが空いた。朝ごはんは何かな…。布団から抜け出し、ベッドの高低差を利用して床に足を下ろす。
どうも身体のほうも食事を取ることには反対しないようで、私を台所まで運んでくれた。階段の手すりに掴まりながらの昇降はさぞ滑稽だったろうけど。

食事が済んで自室に戻った私はベッドに戻るか、机に向かうか考えていた。今日の私は何もする気が起きない、ベッドで寝転びながらラノベでも読みたい気分だ。
本棚から取り出した読みかけのラノベを持って、あえて目を背けていた机の上に目を走らせる。
そこに一枚のプリントを見つけた。全国模試の判定評価のプリントだ。まつり姉さんの顔を思い出す。
「負けてなるものか」
怒りと共にやる気が出てきた。もう少し受験生に優しい応援の仕方があるだろうと、自分勝手ではあるが抗議したい。
しかしその抗議をすることより、私が大学に合格すれば何倍にも見返せる。合格した私を想像してにやける。
私はラノベをベッドに放り出し、机に向かった。過去の問題集はどこを開いても知っている問題と答え、正直、飽きた。

携帯電話が私を呼ぶ。メールの受信を知らせる音に、私は手を休め確認した。送信主はみゆき、何の用事だろう?
『かがみさん、受験勉強はかどっていますか? お邪魔でなかったら私もご一緒に、勉強させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?』
みゆきからのメールは、私をマンネリから救ってくれた。すぐに返信する。
『私も一人じゃはかどらなくて、みゆきがいてくれたら助かるよ。何ももてなせないけど、来てくれたら嬉しいわ』
『ではお昼過ぎにお伺いいたします』
よし。これで私の気合も入れなおせる。そろそろと部屋を出て行き、お母さんに尋ねた。
「お母さん、湿布無い?」
「お父さんが使っていたのが確か… あら? 無いわね」
携帯電話を取り再び送信。
『みゆき、来るとき湿布を買ってきて。お願い』
友達にこんなこと言うなんて、昔の私では考えられない。いいよね、みゆき、頼んでも。


379:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:26:41 alKDaMJP
遅めの昼食が済んで、一息入れていたところにみゆきが尋ねてきた。みゆきは早めの昼食を取ったらしく、私の昼食の時間が終わるのに合わせて来てくれたようだ。
手には私の家族分のケーキと私のための湿布。
「お役に立てて光栄です」
とはみゆきの言葉。本当に嬉しそうに、私に湿布を渡してくれた。頼まれた方が喜んでいる奇妙な光景に私は照れる。
素直にありがとうと言わなければ…。
「悪かったわね、みゆき。変なもの頼んじゃって」
これではだめだ。頭を掻きながらもう一言。
「ありがとう」
人に物を頼んで感謝する。私の一番苦手なことをやってみた、そしてやれた。
「み、みゆき… 気分悪くしてない? その… ごめんね」
「お慣れにならないことをなさって、心配されていますか? 私が出来ることは限られています。それはかがみさんも同じこと。
その欠けた所を補えるのが友達じゃありませんか?」
「そ、そうね…」
「このように泉さんの前でも出来たらいいですね」
微笑むみゆきに見つめられて、私は言葉が出ない。

「慣れてないといえば、私も今朝、筋肉痛になりまして… お恥ずかしながら」
「私もあそこまで、仕事が忙しいとは思わなかったわよ」
「昨日は近所でイベントがあって、お客様が大勢いらしたのですよね?」
「あー こなたが言ってたわね。あいつよく働いてるわよね」
「泉さんは責任感がありますから、小野店長もとても信頼なさっていましたね」
「こなたのこと見直したわよ。最後のほうには先輩って呼んじゃったもの」
「うふふ。先輩ですか。実は私も泉さんをそうお呼びしていました」
「こなたは不思議な子よね。今でもどうしてこなたのことが、好きになったのか分からない時があるの」
「泉さんは魅力的な方です。私も憧れることがありましたよ」
「だ、だめよ。みゆきはこなたを好きになっちゃ」
「うふふ。私はまだ恋愛をしたことがありませんから、かがみさんが羨ましいです」
「いや… そう言われると、なんだかむず痒い…」
「その後どうですか、泉さんとはうまくいっていますか?」

こなたとキスをした夜を思い出す。お風呂場では私がこなたに迫ったが、つかさに邪魔されて出来なかった。
その後、私の部屋でこなたから迫ってきて、私のほほにキスしてくれた。まつり姉さんに言わせるとそれは子供のキスだが、私にとっては一生の思い出。
思い出し笑いを隠せない。
「あらら、かがみさん。私は野暮なことをお聞きしたようですね」
「なによ。もっと聞いてくれていいのよ」
「いえ… 私も聞いていて恥ずかしいですよ」
うつむくみゆきに優越感。みゆきにも早く、素敵な人が現れるといいわね。けどどうして幸せな人は、自分の幸せを分けたいと思うのだろう。
このお裾分けは迷惑かな? 
「そうだ。折角買って来てくれたんだから、湿布張るのを手伝ってよ」
「そのようなことは、泉さんにお頼みください」
「なによ。みゆき、妬いてるの?」
「禁則事項です」
変な言葉、覚えちゃったわね。

貴重な受験勉強の時間を割いて交わしたこの会話を、つまらないものだと言う人がいたら私の前に来て欲しい。
きっと言ったことを後悔するだろう。私の幸せの前では。


380:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:29:49 alKDaMJP
夕食を固辞してみゆきは帰っていった。今日の勉強会は私が筋肉痛であったため、終始お喋りで終わってしまった。
しかし私の合格を待っていてくれている人がいる、それを再確認しただけでも私の受験勉強が意味あるものだと自信を持った。
痛みをこらえてベッドに横になっている私に訪問者が来た。
「お姉ちゃん、具合どう?」
朝、顔を合わせたわけでもないのに、つかさは私の異変に気が付いていたのだろうか、姉の面目がない。
「ちょっと疲れただけよ」
笑顔で答えるが、痛みを堪えることが出来ない。

「かがみん、もう年じゃないの?」
え? どうしてこなたがいるの? 私は不意の出会いに心がときめく。ん、けど何て言った、私が年を取っているだと。
「な、何しに来た!」
言っちゃった…。本当はお見舞いに来てくれたのが嬉しくて、甘えたくて、抱きしめたいのに駄目だな私。
「いやぁ。つかさが『おにぇえちゃんの、ぎゅあいが、わりゅい、みたいだから、心配なにょ』って言うもんだから、来てみたんだ」
「こなちゃん、今の私の真似?」
「そだよ。つかさだよ」
「うぇーん。私そんな喋り方しないよー」
私は苦笑した。どうして私の周りにはいつも人がいるのだろう、静かにして欲しいよ…。嬉しいな、ありがとう。

「で、かがみ様は筋肉痛で動けない、と」
「はは… 結構ハードよね、仕事って」
「けど、つかさは今日も元気に働いてたよ」
「それを言うな」
「私も元気だよ」
「皆まで言うな」
「で、かがみ様、『だけが』筋肉痛で動けない、と」
「み、みゆきだって筋肉痛だって言ってたわよ」
「みゆきさんは、かがみの家まで来て、かがみ様はベッドの上でお出迎え」
「う、うるさいわね… そ、そうよ私は体が弱いのよ、労わりなさい!」
「おー。だったら今日は、私がかがみ様の面倒を見て進ぜよう」

私の中の時間が止まる。こなたが私の面倒を見てくれる…。お願いしようかな。
私はこなたを見つめた、こなたと目が合う。すぐ私は目を逸らせた。そのまま視線をはずして、
「いいの? 夜、遅いよ…」
「泊まるから大丈夫」
「明日、学校でしょ!」
「冗談だよ。ゆいねえさんが十一時頃に、迎えに来てくれるって」
あと二時間もないじゃない…。泊まっていけばいいのに…。馬鹿。

「後はお風呂に入って寝るだけだけど、お願いするわ」
「じゃあ、お風呂一緒に入る?」
「それは駄目よ」
「どうして?」
悲しそうなこなたの目が私は嬉しい。私だって一緒に入りたいよ。けど、私はけじめを付けたお付き合いがしたいの。
「私は家族に私達が付き合うって宣言したの。そして恋人同士って認めてもらったの。友達なら一緒にお風呂も入れるけど、
恋人同士が一緒のお風呂に入るのは、家族の前ではおかしいと思うのよ。これは私が決めたルールだけど、守りたいのよ。こなたと正々堂々、付き合うために…」


381:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:33:00 alKDaMJP
言い終わって私は後悔した。つかさがいるじゃない! つかさには、まだ私達の関係を話していない。
私達はまだ一人歩きできない子供な関係。世間の目に晒された時、どのような対処も出来ない未熟者なのだ。
つかさにばれないようにする。これが世間から身を隠しているバロメーターになるはずだ。ばれてしまったら私達は近すぎるということ、自重しなければならない。

それは、つかさが寝静まったあとの家族会議でまつり姉さんの
「つかさはまだ幼いから、聞いたらショックじゃないの? 女の子同意が付き合うなんて聞いたら。それも友達と姉だし」
の一言で決まったこと。私はつかさにも伝えて共に浮かれたい。内緒になんてしたくなかった。しかし、
「かがみは浮かれると、言わなくていいことまで話よね。煽られたら黙ってないでしょ? 耐性がないのよ、あんたは」
と続いたまつり姉さんの言葉に、私は黙るしかなかった。
「すべてを隠しても協力してもらうことが出来るのは、姉妹の特権じゃないかな? お父さんはそう思うよ。これはつかさにしか出来ないことなのだから」
つかさにしかできないこと…。私が取り乱して家出した夜の事を思い出す。神社の境内でつかさが話したこと。
『私は私が出来ることをして、お姉ちゃんの力になるよ』
パジャマのまま私を探してくれた妹の、精一杯の主張に今は、すがろう。

その決意が私の不注意で壊れてしまった。恐る恐るつかさがいるのであろう場所を覗う。しかしそこにつかさの姿はなかった。
「あれ… つかさは?」
私の記憶がおかしいのだろうか。つかさはこなたと一緒に、私の部屋に入ってきたはず。狐に抓まれた私を、こなたは不敵な笑みで見つめる。
「かがみは夢中になると、前後が見えなくなってすぐ暴走するね。つかさは話の途中で出て行ったよ。ここに来る前に頼んでたから」
「どう言う事よ」
「仕事のことで、かがみに話があるから席を外してってね」
「そうなの? じゃあ仕事の話しなきゃ。何なのよ」
「もう… かがみは… どうして…」
寂しく呟きながらこなたは私に抱きついてきた。ベッドの上で上半身を起こして聞いていた私は、その勢いを受け止めきれずにこなたと共に倒れこむ。
枕が私の頭を受け止める。こなたの頭が私の胸の中に納まる。こなたの香りと温もりが私に暖かくかぶさる。

「つかさの前じゃ、こんなことしちゃ駄目なんでしょ。かがみ様の掟では」
「いいのよ、いつでも… どこでも… 誰がいても… 私にはこなたしか見えないんだから…」
「本当にかがみは、私がいないと駄目なんだね。一直線すぎるよ」
「あんたがいるから、私も素直になれるのよ。悪かったわね」
「私もそうだけどね」
「こなた…」
私はこなたの唇を目指した。しかし今の私は筋肉痛で、腹筋だけでは頭を持ち上げられない。こなたを私の上から下ろし、横に寝かせる。
お互い身体の片側をベッドに付けて、向かい合ったまま寝ている。私の右腕はこなたの首の下にあり、その手はこなたの頭を絶え間なく撫でている。
自由な左手でこなたの右肩を押さえる。見つめ合うだけの時間が、幸せを膨らませる。両手を胸の前で組んだこなたは、私の次を待っているようだ。
私がこなたに近づいたのを見届けて、こなたは目を閉じた。そして心持、あごを上げたように思えた。
お互い早くなった呼吸で胸が上下する。そのリズムは合わせたように重なっていた。これがファーストキスになるのか…。


382:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:36:04 +ueQpVlf
保管庫のSSをコピペする荒らし
どんどん行動がキチガイになっていくな

383:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 20:36:05 alKDaMJP
こなたの顔を再び見つめた。目を閉じたままのこなたからは、いつものおたくでオヤジで子供っぽくて嘘つきで、いたずら好きな少女のオーラはなく、
ただ一人のかけがえのない恋人、それだけの存在。しかしそれは私の持ちきれる、目一杯の存在だ。
不満がある。ファーストキスは、夜景を見ながらの方がよかったかな…。いや、砂浜で沈む夕日に包まれて…。
腕の中にいるこなたはもうどこにも行かない。その現実の前に、私の空想は止まらない。この時間だけ切り取って、私のアルバムにしまって置きたい。

「か… がみ?」
こなたの目が開く。少し不満げで不安な表情。しまった、こなたを待たせ過ぎた。
「今日は… キスだけに… して欲しいな…」
そんなこと… いや、それ以上のことなんて考えていません!
必死で首を横に振る私。こなたの顔が曇る。
「キス… じゃなかったの…」
違うわ。キスしたかったのよ。ちょっとこなたに見とれていたんだよー。心の中で叫ぶ。
私は目を閉じてこなたに迫った。

「お姉ちゃん達、お話済んだー?」
ノックと共に聞こえるつかさの声。とっさに私はうつ伏せ、こなたは身体を起こし私の腰をもみ始める。
「お姉ちゃんの筋肉痛は酷そうだね。こなちゃん、ずっと揉んでるの? 私、代わろうか?」
「つ、つかさもなれない仕事で疲れてるんじゃない? かがみが終わったら私が揉んであげるよ」
「じゃあ、私もこなちゃん、揉んであげる」
枕に顔を埋めたまま、私は小刻みに震える。笑いが止まらない、自分の愚かさに。
「お姉ちゃん、くすぐったいんだね」
…。一人にさせてください。



アルバイトにも慣れ、学校と受験勉強、そしてこなたとの買い物デートが、バランスよく保てるようになったある日のこと。
今日は学校が終わると、そのままアルバイト先に向かう予定だった。実際向かっているのだが、予定とは違う事態が起こっている、つまり…
私の周りには九人の女子高生がいることだ。
こなた、つかさ、みゆき、パトリシアさんは予定通り、何の問題もない。後に続く五人、日下部、峰岸、ゆたかちゃんとみなみちゃん、そして田村さん。
「本当に来るのか?」
「往生際悪いぞ、ひぃらぎぃー」
「本当に来るのか?」
「切符もちゃんと買ったぞ、柊ぃ」
「ほ・ん・と・う・に来るのか?」
「もう店の前だぞ、柊… ってなんで私ばっかり聞くんだよー」

その日の朝にさかのぼる。

「柊ぃ。アルバイト始めたんだってな。私、今日いくぜ」
「何、寝ぼけたこと言ってるんだ」
朝から冗談に付き合っていられない、いや、どうして私がアルバイトをしていることを知っているんだ?
「みさちゃん、ちゃんと話さないと柊ちゃんに招待して貰えないわよ」
「いや、峰岸、ちゃんと話してもこいつを招待する気は無いぞ」
「私は柊に招待されて、行きたいんだってヴぁ」
「はいはい。私がいない日に来て頂戴ね」
「冷てえなぁ、柊は。って、やっぱりアルバイトしてんだ!」
「どうしてあんたが知ってるんだ」
「それは…」



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