08/05/03 23:14:29 kDvp5qbo
C.C.「何だお前、私からあいつの好みの味付けでも聞き出そうという肚か?」
カレン「ばっﾉ何ﾉ変なこと言ってるんじゃないわよ！ 下衆な勘繰りはやめてよね！」
C.C.「だが残念。やつの所に世話になっている間中、私はずっと一人で出前のピザを食べていたのだ。
あいつの好みなど大して知らん」
カレン「え、あ……そう。ルルーシュに料理を作ったりとかはしてなかったのね」
C.C.「寧ろあいつの作った料理を私が味見してやっていたな」
カレン「あなたねぇ……人様の家に世話になっているなら、少しは遠慮とかしなさいよね」
C.C.「何だ、私の舌は確かだぞ。それに、密かな期待が外れたからと言って私に当たるな」
カレン「違うって言ってるでしょ！ 何が密かな期待よ！」
C.C.「ふふふ隠すな、本当は少しホッとしているクセに」
カレン「何で私がホッとしなくちゃいけないのよ！」
C.C.「言わせたいのか? 仕方ない言ってやろう、それはだな…」
カレン「いい！ いいからもう何も言わなくて！
とにかくとっととこのサバの味噌煮の作り方っての教えなさいよ！」
C.C.「おやぁ? それが人様にものを頼む時の態度か?
お前の家では礼儀というものを教えてくれなかったのか?」
カレン「くっ………お、お願いします。教えて下さい………」
C.C.「そうそう。素直なのはいいことだ。お前はあいつと違って仲々見込みがあるな」
カレン「何の見込みよ全く………ﾌﾟﾂﾌﾟﾂ」
C.C.「そう言えば………」
カレン「何よッ!?」
C.C.「たとえゼロに料理を作ったとしても、食べる時には仮面を外さなければいけないな」
カレン「………そうね。だから?」
C.C.「いや、中身はお前の嫌いなルルーシュだなーと思ってな」
カレン「今更だけど、激しく人選を間違えた気がするわ………」
C.C.「おい、調味料が足りんぞ。タバスコはどこへやった?」