07/12/31 18:45:49 LQHJc2eq
支援? >413
「……興味深い」
いきなり振ってきた、雪ならぬ長門有希は、俺が大切~にしまっておいた(金即事項)をしげしげと眺めている。
「な、長門。お前も十八歳未満だろ」
「私は、対有機体(ry)。だから、関係ない」
長門は振り向きもせずに答えた。勘弁してくれ~。
「い、いいから。それはだなー」
「……不思議。体の一部が隠してある」
「しょ、しょうがないだろ。そうしないと、売れねえんだから。ほら、妹とかにバレたら困るから、返してくれ」
「情報操作は得意」
俺が見てる前で、(金即事項)の秘匿処理が消滅し、(金即)やら(金即)が丸見えで、ものすっごい(金即)がまともに。
「あなたも、より深く興味をもった。良い事」
「あ、ああ。 ……へえ、実際のところ、こんなんなんだ。ハルヒや朝比奈さんもこうで、やっぱり長門も……」
「見たい?」
「あ”……今のは撤回! お、俺はそのー、まだ早いと」
「……そう」
長門はコクリとうなずいて、本を閉じてくれた。はあ、助かった。
「さあ、仕舞うから、返してくれ」
コクリ。そして、再び天井裏へとよじ上って行く。
今、上を見れば、覗き込む事が……あーーイカンイカン。長門は大事な友人であり、信頼を置ける大切な相手で。そんな目で見ては駄目だ。
「……それじゃ」
天井裏から半分顔を出し、こっちを見てる。
「ああ。またな」
明日部室で、ってとこか。
「今夜、また来る。まだ早いと言ったから」
……ぱたん。
やれやれ、どうしたものか。