07/12/20 13:34:29 bZ5rRkuG
>>551
はいはい、ハルヒは気の利く子分持って良いね。ヤクザの親分も真っ青ですよ。
思念体の独断と言うが、古泉的には『涼宮さんが望んだこと』じゃないのか?
下手人を長門にやらせるのがまた残酷。消失でも、長門はキョンの記憶だけはいじらなかったんだぞ。それだけ素のキョンが好きだった。
当て馬にされた高橋もかわいそう。
朝倉涼子がいれば、ハルヒ刺しているぞ。
(勝手に続き)
誰かに呼び出されて、あたしはキョンと二人で放課後の教室に行った。
西日のさす教室には、転校したはずの朝倉がいて、
ゴフ キョンは殴られて気絶した。
「キョン、大丈夫?」
「気絶しているだけ、半日もあれば目を覚ますわよ」
朝倉は不気味な笑みを浮かべて言った。
「何て酷い」
「大したこと無いわ。あなたがキョンくんに、高橋くんに、佐々木さんに、そして長門さんにしてきたことに比べれば」
朝倉が言うには、朝倉と有希が宇宙人で、あたしが神。
そして、世界改変のことも話した。
「笑っちゃうでしょ。長門さんは、自分がキョンくんを手に入れようとした時ですら、キョンくんの記憶と人格だけはいじらなかったのに。それをあなたのために」
「そんな電波話信じると思う?」
「別に信じたくなければそれで良いわ。
で、神能力者が突然死ねばどうなると思う?思念体にも予測不能。佐々木さんに移るのかしら、それとも・・・ワクワクしてこない?」
そう言って朝倉はナイフを取り出す。かなり大型の
「そんな危ない物しまってよ」
「それ、無理。
あなたはわたしの親友の長門さんの心を踏みにじった。あたし個人としてもあなたを許すことができない」
あたしは、ただ、キョンと楽しく過ごしたかっただけなのに。何故?
あたしの体は、金縛りにあったように動かなかった。
朝倉のナイフを持った手が、あたしの体に近付くのがスローモーションのようにはっきりと見えた。
(完)
注:一部にどっかで見た表現があります。