【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part26【変な女】at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part26【変な女】 - 暇つぶし2ch527:SS佐々キョン_終わりは始まり(2/2)
07/12/20 07:10:36 unfyyYX+
春休み初日。
俺は佐々木と図書館で待ち合わせをしていた。
俺は意外な人物を見た。
長門。漆黒の瞳で俺を見つめている。
「よう、長門。お前も図書館か?」
長門は、ゆっくり手を掲げて、って待てー
俺の意識は遠のいた。

春休み初日。
今日はキョンと図書館に行く日だ。
僕は意外な人物を見た。
長門さんとキョン。長門さんはキョンに手を掲げて、何かつぶやく。
ーキョンが崩れ落ちたー
悪寒。僕は最悪のシナリオを思い浮かべる。まさか…有り得ない。
「キョン、キョン!!」
キョンに意識は無い。
長門さんは既に僕が来た道を戻っていったところだった。
「う…」
「キョン…」
僕の頭はこんなときにも冷静に結論を出す。お願い、それだけはやめて。
「さ、佐々木?!どうしてここに?」
やめて。
「俺は…」
聞きたくない。
「市内探索の…なんでこんなとこに?」
嫌。

「ちょっとキョン、何やってんのよ?」
やっぱり来た、涼宮。その後ろには、無感情の悪魔。
「ちょっと…キョン、離れなさいよ。」
何故、僕が離さないといけない?離れるのはお前らの方だ。
「なぁ…佐々木。離してくれ。どうしたんだ?」
何でよ?
「あんた、離しな」
「黙れ!!」
あぁ、自分でもびっくりしているよ。僕ってこんなに大きな声出せるんだね。
僕は涼宮を見る、中途半端なポニーテール。こいつがしていると腹が立つ。
今度のキョンの入試模試の成績がC判定だったら僕がポニーテールにする約束だった。
「佐々木?どうした?」
キョンの方は見れない。今の僕の目はおぞましいほど憎悪に満ちているだろうから。
憎悪?空虚?悲しい?
「キョンは道具じゃないんだ!」
涼宮に向かってそう言い放つと、そのまま僕の意識は遠のいた。



今日は春休み初日。全くキョンは団員としての心構えがなってないのよ。
高橋の方がずっと団員らしいじゃないの。

今日は春休み初日。俺はいつものように駅前に向かう。
いつも通り、俺より先に5人が迎えてくれた。くそ、今度こそ、高橋に奢らせてやる。

今日は春休み初日。僕はいつもどおり予備校に向かう。
少し物足りない毎日だけれど、僕にはこれくらいのささやかな人生が似合う。

どうも失礼しました。


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