07/12/11 01:46:05 Q/5kKQBg
俺が軽トラを手に入れた数日後。朝比奈さんに再会した
昨日と同様、佐々木と一緒に帰るために待っていると、ハルヒがやって来た。
「キョン。そんなオンボロの変な車でなく私のに乗りなさい」
「いや、佐々木と約束しているし」
「何?団長命令が聞けないの?」
「今日は、キョン君。お久し振りです」
懐かしい声に振り返った先は、朝比奈さんだった。
ますます色っぽくなった。年齢は20代後半くらいの。
「みくる、ちゃん?」
「私は旧姓朝比奈みちると言います。みくるの姉です」
「へー、そっくり」
「キョン君とは何度か会ったことあるけど、涼宮さんとは初めてだっけ?
高校時代は妹のみくるがお世話になりました」
「いえ、こちらこそ」
「みくると一緒に日本に来たかったのだけれど、妹は急な病気で来れなくなって。涼宮さん達に会えなくなって、残念がっていたわ」
朝比奈さんが写真を見せる。
「これが私の夫と子供。かわいいでしょ」
そこには、幸せそうな顔をした朝比奈親子が映っていた。朝比奈さんも結婚したんだな。
「そうだ涼宮さん。良ければ梅田のホテルまで連れて行って下さいませんか?みくるとのことを、二人きりで話たいし」
「まあ、良いけど」
こうして、朝比奈さんとハルヒは行ってしまった。
佐々木が来たので家まで送った。
「そもそも、学校給食とは(後略)」
というような話をしながら
俺の家に帰って、気がつくと、胸ポケットに手紙が
『何月の何週めになるか判りませんけど、私は夜9時頃に佐々木さんの家を訪問します。
詳しくは禁則ですが、佐々木さん家しか行けないのです。行くのは月曜日か水曜日か木曜日です。
待っていて下さい。また会えたら良いですね。
キョン君へ 朝比奈みくる&みちる』
確か明日は水曜日だよな?
ハルヒや長門の家なら長居しようとは思わないけど、佐々木の家なら喜んで待ちますよ。
何でだって?自宅同様くつろげるのは佐々木の家だけなんだ。
こうして俺は愛車で佐々木を送り迎え、月水木には佐々木の家に長居することが日課になった。
いつしか、火曜日や金曜日でも佐々木の家に泊るのが当たり前になり、、、
「朝比奈みくるの役目はマッチメーカー。私と涼宮ハルヒにとってはマッチブレーカー
もっと早くに気付けば良かった」
長門は、すっかり大きくなって、はち切れんばかりの佐々木の胸と腹を悲しそうに見て言った。
そういえば、今日は水曜日で9時頃に朝比奈さんが来るかもしれないのだっけ。
この頃すっかり忘れていた。
佐々木は相変わらず元気だ。
「キョン、そもそも教育制度というものは(後略)」
しかし、胸を揉むとでかくなるのは本当だったんだな。
朝比奈(大)に匹敵する佐々木のマンモス巨乳を見て、思う俺だった。
って。こんなしょうもないこと考えていると立派なパパになれないぞ。反省、反省
(終わり)