07/12/10 00:34:52 jj7j0lYe
起こった事を端的に言い表すとあたしはキョンに見放された訳なのよ。
佐々木さんに負けたとはあたしは認めたくなかったし、負けるという言葉に反応してしまったのも理由の1つかもね。
負けたと思ったら自分がほんとうに惨めになるし、少しでも根性がねじ曲がっていたら逆恨みの原因にもなりかねないから。
あたしはこう考えたの。あたしに落ち度がいっぱいあって、それが原因にキョンに振られてしまい見放されてしまったのよ。
そう思うと胸の中のヤキモキはすっきりしてきた。あたしの胸に秘めていればアイツにも迷惑掛からないしさ。
今夜は一晩ず~っと泣いて泣いて過ごして、明日になったら一歩踏み出そう。
やがて学校を卒業して社会に飛び立つ日が来たけど、あたしはその群衆の中から"あの二人"が居ないように心に願った。
もっともこれはあたしの記憶違いだった様子で"あの二人"はあれから直ぐに学校を辞め、二人で事業を始めたらしかった。
その時はキャンパスでも噂になったねと、卒業の日に思い出話の1つとして語られたけどあたしには全然興味がない話だし聞きたくも
無かったから、耳をふさいでその場を立ち去った。
就職したのは地元の水産会社で家から近いと云うだけでなんの取り柄も無い会社だった。
あたしはここで頑張って輝いてみせるんだと思ったけど、これが意外に長続きしなかった。
切っ掛けはよくある話で上司や同僚とかと仕事で色々あったのよ。結局はみんな同じ方向に向かっているんだけど、その方法が回りく
どく非効率と感じたあたしは独断で改革してみようと思って行動した。
すると仕事の効率は上がったけど上司から独断は許さない、新入りのクセに生意気だと目を付けられた。
同僚の、あたしから見れば只のヒヨッ子連中は自分で物事を判断出来ないクセに上司へとなびいていった。
ここはあたしの居場所じゃないと思った時には辞表を出した後だった。2年ぐらいは働いたかな。
次に就職したのはまたも近所の惣菜製造の元締めをしている会社だった。ここは少し長かった。
商品企画グループに配属されたあたしにある程度の裁量が与えられ、惣菜物に関する独自の調査を行う事が出来て、自分自身の企画で
新製品を発表する事が出来た。小さな満足感は次の企画へのチャレンジ精神に変わり、次々へシリーズ化の展開を行って業界でも少し
名前が知られるようになったのはそれほど時間は掛からなかった。
でもある日、その会社の御曹司があたしに声を掛けてきた時からすっかり調子が出なくなった。色々と優しくはしてくれる人だった
し、悪い事は絶対考えもしない本当にいい人と思いはしたけれど、それだけでは社会に出られないと思った瞬間からその御曹司に冷酷
な対応を取ってしまう事になった。
もうこの会社では居られないと思ったあたしは思い立ったらと辞表を書いていた。3年ぐらいは働いたかな。
あたしの手元には昔からでは思いも付かないようなお金が残っていた。
大してお金が掛かるような事には使っていなかったし、そんな時間も無かったから手元に残っただけの話だった。
両親はそのお金を使って自分を磨いてそろそろ相手を見付けなさいと言ったけど、全然乗り気じゃなかったあたしは親の言う事も無視
して次の仕事を探していた。
色んな会社を受けてみたけれど、大きな会社では履歴書だけでハネられていた。人に言われて初めて気が付いたけど、自分の職歴に
書く内容の何と短い事。その上に実際に働いた年数も短かったから、あたしは根性無し新人類と見られているようだった。
そんな事があったから、発想の転換としてバイトから始めようと陳腐な行動をとったのも当然だと思う。
112:あたしの愛車は冷凍車 2/5
07/12/10 00:35:34 jj7j0lYe
あたしは自分が出来そうな仕事は片っ端からやってみた。
色んな出来事があってそれなりの経験は積んだつもりだったけど、何故かいつもあたしはドロップダウンをしていた。
そんな事を繰り返してるうちに、自分が独りぼっちになっている事に気が付いた。
あたしは家に居る事が多くなった。
起きては何も考えずにぼ~っとする事が多くなり、睡眠時間は極端に長くなっていった。
何もない毎日を繰り返している間に、あたしが居なければすべて解決するんだと思い至った。
親に見付からないように身辺整理を始めていた。最初は仕事関連の資料とかを思い切って捨てた。
次は大学時代の物を捨て去った。ついでに詰まらなかった中学時代の遺物を捨て去り、何もかも思い切って全部捨ててやった。
もう残っている物はあたし自身しかなかった。
「じゃぁね。つまらなかったあたしの人生」
当然訪れるだろうその時をあたしはジッとして待っていたけれど、何も起きなかった。
・
・
・
焦れったいわよね。早く来なさいよ!
「やれやれだな」
何よ、その言い様は!
「・・・・お困りの団長様を見捨てる俺じゃないぞ」
113:あたしの愛車は冷凍車 3/5
07/12/10 00:36:09 jj7j0lYe
いきなりキョンのイメージが頭の中に拡がった。
何で、何でなのよ!いつもあんたはあたしの前に飛び出してきて勝手に去って行く。
あんたさえ居なければあたしの人生はもっと充実していたし、こんな思いはしなかったわよ!
とっくの昔に捨て去ったと思ったら、女々しくもあたしの心の中で巣くっていたとはお天道様もビックリだわ。
悪魔のとおりは黒装束だけど、あたしの場合は赤の方がいいかしら?今から迎えに行ってあげるから、首を洗って待ってなさい。
あたしは夜の街へ当て処もなく車を走らせる事にした。
キョンの居場所は判らないけれど、どこかへ走ればきっと出会えるに違いない。あの夜空をもう一度二人で見たかったし、あの光景の
中で二人で逝けるならきっとキョンも満足するに違いない。そう思うと居ても立っても居られなかった。
あたしの愛車は冷凍車。
初めて買った大きな買い物。
あの人が乗っていた、小さな小さな頼れる奴。
ごみ捨て場に捨て置かれた、今のあたしの相棒よ。
あたしは必死に磨き上げ、今宵も夜空を眺めてる。
戻って欲しいと思うほど、想う程に離れて行く。
キョンを見付け出すのにそれほどの時間は掛からなかった。
今すぐ頸根っこを押さえてやろうかと思ったけれど、あいつが今何をしているのかが気になった。
出来れば今のあたしと同じに不幸のどん底で喘いでいれば嬉しかったし、艱難辛苦のど真ん中に居て欲しかったから、キョンの様子を
少し眺めてみる事にした。
あいつは疲れ切っている様子だった。
港と街の往復で半時たりとも同じ場所には居なかった。休みを取る時はホンの数分で、寝ている時は身動きひとつしなかった。
それはとても嬉しいけれど、なんであいつは動くのか。
人と会えば笑顔を絶やさず、おばちゃん達の輪の中にも、おみやげ片手に乗り込んでいた。
あいつはいつも微笑んで、人の中へ融け込んでいた。
キョンを見ている自分が無様に思えたから、あたしは街へ戻る事にした。
その原動力を、その根本と向き合う事が必要だと思ったから。
114:あたしの愛車は冷凍車 4/5
07/12/10 00:36:48 jj7j0lYe
あたしは迷う事無く佐々木さんの会社を訪れていた。
キョンはもう何ヶ月も会社へは戻っていないのは確認してるから、ドアを開けるのにためらう事はなかった。
そこはベージュを基調としたシンプルな作りだけど、ほんのりと暖かさを持った空間だった。
「いらっしゃい、涼宮さん」
植木の向こうから澄んだ声が響いてきて、あたしの足は自然とその方向へと向かった。
なによ、なによこの女。
人がせっかく来てあげているのに、椅子から立つ気は無いらしい。あたしの方がずっと礼儀正しくできるわよ。
そう思ったあたしは手近な椅子をたぐり寄せ、どかりと座って相手の瞳を見ようとした。
「そろそろ涼宮さんが来ると思って、私はずっと待ってたの」
・・・・あなたが待っていたのはあたしじゃなくてキョンじゃなかったの。
「そうね、そうかも知れないけれど、待てどもキョンは帰って来なかった」
・・・・いい気味じゃない。
「そうだね、まったく涼宮さんの言う通りだわ」
・・・・いい夢見れたんじゃないの?
「分不相応な夢は見れたけど、いつの間にかお互い違う夢を見るようになっていた。
待つのには慣れた積もりではいたけれど、私もそろそろ限界が迫ってきたみたい」
佐々木さんは立ち上がろうとしてよろめいた。
よろめいた彼女は机を支えにして何とか立ち上がると、お腹に手をあてて苦渋の表情であたしにこう言った。
「わたしはキョンを止める事が出来なかった。繋ぎ止める事は出来なかったの。
今の彼を引き留める事はわたしには出来ないから、お願いだから涼宮さん。キョンの事をお願いします」
・・・・ちょっといきなり何なのよ!?それに佐々木さん、その体はどうしたのよ。
佐々木さんはあたしの問いかけに応じる事無く床へ静かに倒れ込んだ。
115:あたしの愛車は冷凍車 5/5
07/12/10 00:38:06 jj7j0lYe
その時のあたしが何を思って行動していたか、きっと思い出さない方がいい。
気が付くとあたしはハサミを、新聞のスクラッチに使うような大きなハサミを握りしめて佐々木さんの横でぼ~っとしてた。
何をやっているのよ、あ・た・し!!
でもこんなのひどくは無い?なんであたしがこんな事をしなきゃいけないのよ。これもかれもみんなキョンのせいなの。
不承不服な思いを感じつつ、今のあたしに出来る最善の施しを佐々木さんにおこない、ふたたびキョンを探しに出た。
あたしは小さな相棒と、ふたり一緒に夜の道。
二人して暗闇を、走っているとまた逢える。
そんな気がした夜の道。
待っていてよね、あたしのキョン。
あいつを見付け出したのは暗い夜道のサービスエリアだった。
既に誰の物とも判らなくなった憤りをキョンにぶつけると、大人しくあたしについてきた。
懐かしいあの軽トラに引き合わせると泣き出した。泣き出すのはまだまだ早いわ。
あんたに引き合わせたいのはこの子だけじゃないんだからね。あたしはキョンを連れて道を戻った。
あなたを想っている人は、必ずあなたを待ってます。
だからあなたは大丈夫。きっとあなたは大丈夫。
~俺の愛車は軽トラだ~ 番外編 おわり
116:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 00:44:51 4tqGQvyi
番外編GJ
117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 00:47:08 73gNdPQ9
>>1乙
「やあ、こんばんは。1乙、多少フライング気味だったが大丈夫だったようだね。さて、26スレ
目だね。26といえば、26文字で構成される表音文字のアルファベットを想起するね。知ってい
るだろうが、我々日本人が一般的に言うアルファベットとはローマ字、つまりラテン文字のアル
ファベットのことだ。実際にはスペイン語やドイツ語のアルファベットのように独自の拡張を行
なっているものもある。だからアルファベット=26文字というわけではない、ということだね。
思いこみと決めつけで物事の本質を見失わないように気を付けてくれ。と、言ったところで、
たいへんこれが難しいことなのだよね。たとえば僕のように女子でありながら、男言葉を使う
人間は“変なヤツ”というレッテルを貼られることになる。当然のことながら、多くの人々はそれ
でおしまいだ。ま、そういうのが楽だったから、僕はそういう生き方を選んだわけだよ。
まぁ今にしてみればもっとうまいやり方があっただろうとも思うのだけど。それは今更言っても
詮無いことさ。それにまだまだ僕も未熟者だからね。これからだって、こんなことはいくつもあ
るはずさ。だからさっきの言葉は僕のためにあるようなものなのだ。思いこみと決めつけと予断
は排除して客観視して物事を判断する。難しいことだが、実践できるようにしなければね。さて、
このスレッドでは僕はどんな人間なのだろうね、僕はそれにとても興味があるのだ。自分がど
んな風に他人に思われているのか、僕のような人間だってそんなことには興味があるのさ」
そういって、佐々木は軽く片目を閉じて見せた。
今日の佐々木さんは客観的でいたいようです。
118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 00:53:12 4tqGQvyi
1乙乙
119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 01:07:16 NpKbjidh
>>111
すごく、ヤンデレです。
120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 01:08:28 IjM8+ANa
>>101
今遊戯王にはまってる俺にタイムリーwww
俺もなんか遊戯王ネタ書こうかな…
121:1/3
07/12/10 01:40:23 0q1yF8/Z
佐々木さんの、子猫の目の日々4
Der Mechanismus der Catzen.Auf welche Weise funktionieren Die?
というかマタタビ、マタタビ、マタタビの巻
今、ひと時の安らぎを求めて、帰宅路をのんびり歩いている俺は、SOS団所属のごく一般的な男子高校生。
強いていつもと違うところをあげるとすれば、 ポケットにマタタビが入っていることか……。
古泉が薦めてくれた、最初の1Pだけ読んだ漫画のマネはおいておくとして。
実際問題、俺のポケットには粉末のマタタビが入っている。ペットショップで数百円で手に入るものだ。
何のために買ったかといえば、
勿論こいつのためだ。
「やあキョン、おかえり。随分と寒くニャってきたね。風邪が流行っているようだから、
外から帰ったらまずうがいと手洗いをしたまえ」
俺の部屋で、炬燵に入ってくつろぐ猫耳の佐々木、本人の希望するところの呼び方ではシャシャキ。
今日はことのほかご機嫌らしく、炬燵から覗くしっぽがリズミカルに踊っている。
なんか日に日に我が部屋でくつろぐ頻度が高くなってないかシャ……佐々木よ。
しかも問題解決のための努力を最近放棄してないか。
「さあ、半分は猫ニャので、そうそう複雑なことを求められても困るのだよ。くっくっ。
まあ君に実害はかけていないと思うのだが、どうだろう」
いつもの笑顔で平然と返すシャシャキである。ああまただくそ。こっちも不本意ながら、
こいつが居座る我が部屋という状況に急速に慣れてしまいつつある。
自分の環境対応性がこういう時は恨めしい。SOS団で無駄に慣れてしまったからなあ、非常識な事態には。
しかし何時までもこのままではよろしくない。
健全な男子高校生には家人にすら伏せられるべきプライバシーな衝動が……いやそうじゃなくて。
ハルヒと顔を会わせても、何故か隠し事をしている気分になるし、気のせいか長門の視線が痛くて仕方ない時があるし。
そんなわけで買ってきたのがこのマタタビである。
誤解されることうけあいなので先に言っておくが、猫にとってまたたびは、沈静作用もあるのだ。
これで、シャシャキ化しているシャミを眠らせて、時間切れリングアウト勝ちを繰り返し、
佐々木に自分の体に戻っていただくよう遠まわしに実力行使するという、涙ぐましい作戦なのである。
確かにこの絵面は、コンパにコークスクリューをそ知らぬ顔で出し、さらに目薬まで入れるスーパーに自由な連中と
酷似していることは我ながら認めざるを得ない。だが、これはあくまで自衛手段であって、
そこに邪な感情は寸毫もない。眠った後のシャシャキをどうこうしようとかそういう考えはないんだ。ないんだったら。
「どうしたのだねキョン、入り口でずっと立っていられると冷えるだけだよ。早く炬燵に入りたまえよ」
無邪気に微笑むシャ……佐々木の顔に良心が僅かに疼くが、これもこいつ本人のためなのだ。
そう必死に自分に言い聞かせていると、佐々木が僅かに鼻をうごめかした。
「キョン。帰りに寄り道して買い食いでもしたのかな? 何か甘いような臭いがするのだけど」
「そ、そうか? 気のせいじゃないか」
鋭い。感覚器はシャミ並みか。
早速使ってしまおうかと思っていたのだが、これは隙を見つけるまで待つしかあるまい。
「そうかい。残念だニャ。最近特売チラシで、ペット用品大安売りが出ていたものだから、
劣情を持て余したキョンが、思い余ってマタタビを大量に買い込んで、僕を前後不覚に酔わせた上で、
思いのたけをありったけ肉体的にぶつけるというシチュエーションを想定していたのだが、
それも無駄となったか。
僕としても将来的にはそうした過激な方向もマンネリ化を防ぐためにアリだと思うが、
最初くらいは意識のはっきりした状態での方が望ましいと思うので、まあ仕方なしとするかニャ」
…………。
どこの三毛猫ホームズなんだ佐々木。動機と方向性は真逆だが、途中経過だけは全く推理の通りだよ。
この作戦もまた作戦だおれか。仕方あるまい。
ズボンのポケットに入れたマタタビは、後で捨てておこう。まあいい、どうせ数百円の出費だ。
ハルヒ達のコーヒーを一杯余計に頼んだと思えばいいさ。
122:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 01:41:14 0q1yF8/Z
鞄をベッドに放り投げ、炬燵に足を入れる。おお、暖かい。
まとわりつく佐々木の足を払いつつ、いつか聞いてみようと思っていたことをきりだしてみた。
「ところで佐々木……」
「シャシャキと呼んでくれたまえ、キョン」
ええい、畜生。
「し、シャシャキ、前から疑問に思っていたんだが、こんなに俺のところに入り浸っていて、お前自身の
生活は大丈夫なのか。ってか、お前がこっちにいる間、本体の方はどうなってるんだ。
また前の時みたいに意識不明になってるなんてのは勘弁してくれよ」
「ああ、それは大丈夫だよ。流石にこれ以上両親を哀しませるのは願い下げだしね」
そう願うよ。俺も短期間に2度も3度も入院したくないからな。しかしそうなると、お前の意識はどうなってるんだ。
「そもそもキョン、ここいる僕が、というか僕の意識が、君と同じ時間軸の僕だと、誰が保障したのかニャ?」
はい? なんだそりゃ。
「僕も完全に仕組みを理解しているわけではないのだけどね。
大体のところ、僕の本体が眠っている間に、
僕の精神はこのシャミくんの体を借りて、君の部屋にお邪魔しているようニャんだ。
ところが、僕がこうしているのは殆ど放課後の時間帯で、勿論今の時間帯、僕は学校か、塾に行っている最中だ。
だから、考えられる帰結としては、今こうして喋っている僕は昨日の夜の僕かもしれニャいし、
或いは明日の夜の僕の意識なのかもしれニャい。先ほど広告のことを挙げたけれど、
多分それを見たのが何日前か比べてみると、君の今と、僕の今がどれだけ違うか分かると思うよ。
ねえキョン、時間というのは全く不思議なものだね」
不思議というか不可思議なのはお前のほうだ。
「僕本体に聞いても、多分今の状態のことはあいまいにしか覚えていニャいはずだよ。
ただし、最近夢見がよいというか、良い夢としての時間をすごしているから、基本的に体調はすこぶる好調だけどね。
くっくっ」
こっちでストレス発散して、いい夢みたで日常はスッキリってか。
まったく、何と言うややこしい仕組みを、こんなしょうもないことに使いやがって。
朝比奈さんとか長門が聞いたら、二人して目を回すぞまったく。
「キョン、僕にとってこの時間、君とこうしていられる時間は、何にもまして大切なものニャんだよ。
だから、決してしょうもなくなんか、ニャいんだよ」
そ、そんな真剣なまなざしで見つめるな。思わずドキリとしたじゃないか。
猫口調と後ろで揺れる尻尾がなけりゃ、もう少しまじめに受け取ってしまう所だぞ。
「まあ、涼宮さんたちに、唯一勝る場所だしね。
僕は割りと長い睡眠を取るほうだから、最長七時間はこの状況を連続して楽しめるわけニャのさ。
意識だけの状態の1秒が、果たして現実の1秒と同等かという命題も未検証だけれどね。
今度、どれだけ長くい続けられるか試してみようか」
試さんでいい、試さんでいい。
「そうかね。それは残念。
まあともかく、今の状況を僕は充分に楽しんで、良きリフレッシュの場としているので、
君もこの時間に楽しみを見出してくれることを希望するよ。くっくっ」
へいへい。まあ、お前の日常に負担がかかってないってんなら、それでいいけどな。
123:3/3
07/12/10 01:41:53 0q1yF8/Z
何かが解決したわけでもないんだが、佐々木の生活に害がないというのなら、
このへんてこりんな状況とも、まあ気長につきあっていきますか。
「さて、じゃ飲み物でも取ってくるわ」
「ああ、僕は暖めたミルクに蜂蜜を溶いたものがあれば嬉しいな。できればぬるめで」
ええい、注文のうるさいヤツめ。
炬燵から立ち上がったとき、姿勢の関係でポケットから何か滑り落ちた。
「おや、キョン、この袋は何かね?」
いかん! 今更になんってあんなもん見られては。
焦ったのがよくなかった。
とっさに足で踏みつけたビニールのパックはものの見事にずるりと滑り、
結果としてねじれちぎれて中身をシャシャキの方に盛大にぶちまけ、俺は盛大にすっころんだ。
「痛っ!」
「うにゃあっ!!」
軽くぶつけた頭をさすりつつ起き上がりシャシャキの方を見ると、なんだかうつむいて震えている。
すまんシャシャキ、大丈夫か?
「き、キョン……」
いや本当すまん……って、シャシャキさん、あの、もしもし……
「ぼ、ぼ、僕は、僕はもう我慢できないニャーーー!!!」
いやあああああああ!!
翌日、SOS団の活動を休んで、俺は佐々木を呼び出した。
活動を休むにあたってハルヒは色々言いたそうだったが、俺の顔を見て余計なことは何も言わずに許可をくれた。
「やあキョン、どうしたんだね君から会いたいなどと……」
佐々木、お前に今すぐ伝えておかねばならんことがある。
いいか佐々木、親友として忠告する。飲酒だけはやめろ。
二十歳になろうと何があろうと、決して酒を飲んではいかん。マタタビ酒などもってのほかだ。
「ち、ちょっとキョン、どうしたんだい突然。それに、その顔は」
お前自身と、なにより周囲の人間の身の安全のために、酒は控えてくれ。頼む。
「……まるでライオンに襲い掛かられたような有様だよキョン。集団暴行でも受けたのかい?」
お前にやられたんだよ。この暴れ上戸め。普段のストレスを暴力で解消せんでくれ。
あ痛たたた。まったく、やれやれ。
おしまい
124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 03:15:28 YL2M4UPw
>>123
こんな時間でも来てみるもんだな、GJ!
三毛猫ホームズとかスーパーに自由な連中とか、
たとえがいちいち面白くてワロタw
125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 06:12:00 jyqUGp4g
>>115GJ
頑張れハルヒ、お前ならきっと幸せの首根っこも引きずり寄せられるさ
>>117
一乙乙です、このスレ本格始動ですな
>>123GJ
尻尾ネタ初登場!あう、触りたい…
猫好きな俺には堪らんww
126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 08:13:27 4tqGQvyi
>>123
シャミ佐々木乙
127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 09:07:33 t032uDId
>>115
ハルヒポエムだけど、これって韻文なのか?
128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 10:24:34 IjM8+ANa
席替えしたらキョンの前の位置になった
129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 11:30:56 ELHuJQx9
>>53
すごい亀レスだけど、
「茜色の雫」のキョンと佐々木さんがあまりにも可愛いので
ついかっとなって描いてしまった。
URLリンク(0bbs.jp)
下手で申し訳ないけど作者さんGJってことで。
>>123
シャシャキさん可愛いよシャシャキさん
佐々木さんに猫耳猫尻尾付けたくなってきたじゃないか。
130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 14:04:51 4tqGQvyi
>>129
GJ
驚愕早く出て欲しいけど、驚愕以降佐々木さんの出番無い可能性があるから微妙なんだよな。
アニメも消失以降はアニメ化しずらいし。
131:121
07/12/10 17:47:09 +wGKMCfU
>>121
い、今更になって、タイトルが
子猫の目の「甘い」日々4だったことに気がついた。
保管庫の管理人さん、すみませんが入れるときタイトル直してもらえないでしょうか……
orz
いやもう甘いというかアホい日々になりつつあるけどね……
132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 18:03:35 QiKt4A6S
12/14前後は双子座流星群が見られます。
流星ネタの投下を行いましょう。
133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 18:29:25 7/uMReL9
i ______/ i |
| ``‐-、._ \ i
. i ‐-、._ \ | |
i . , -‐- 、 / ,. ‐ `‐-\
. i ,'. / ト、 ヽ /ノ / ヽ |
. | i. ((从ソ 从〉./ ノハハハハハ !
| l. (|┳ ┳i!l/ !|─ ─ ,iリ)! i
| . ハNiヘ ー ノハ! ’ 、 - ,ノル´
| ⊂)"ー'゙iO ⊂}゙|†'|´{つ i |
i /ュュュュゝ i´T `i i
i 〈__八_,〉 〈_,八__〉 i
134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 19:14:27 jyqUGp4g
>>129
キレイな挿絵GJ
>>130
エピローグで妻の旧姓は――となるのを祈ろう
>>131
おっちょこちょいさん乙。出来れば>>121の冒頭の異国語の意味も教えてくだされ
>>132
ギャグだとオチはフラクラと双璧を成すアレしか無いんで、ある意味書き易いかもw
135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 19:18:31 +wGKMCfU
>>134
おっちょこちょいさん惨状!(涙目)
独逸語で「ネコのメカニズム。どのような仕方でそれは機能しているのか?」(機械語訳風)
136:偽装問題
07/12/10 19:39:35 QiKt4A6S
「ねぇ、キョン。
最近続々と発覚している偽装問題だけど、君は何か思う事があるかい?」
「いきなり唐突な質問だな。佐々木よ」
「何でもいいから話をしてくれないか。退屈なんだ、僕は」
「確かめて判るような事ならいいのだが・・・」
「シュレーディンガーの猫・・・量子力学の話をしたいのかい。くっくっく」
「そんな話じゃないぞ。確かめても判らないような偽装は消費者にとって困ると思わないか」
「違うのか。まぁ、君の言う事も判るよ」
・
・
「この夏に親戚からお中元を貰ったんだ。それが噂の某料亭のブランド物でな。
次に叔父にあった時どう言おうかウチの親が困ってるんだ」
「それは確かに気まずいね」
「俺はネタとして笑い飛ばせばいいと言ったんだが、
ウチの親はこれだから関西人はと言われるのが嫌みたいんだよ」
「そう云う見方もあるのか。確かにステレオタイプで判断されるのは僕も好まない所だね。
どうやら君の御両親とは気が合いそうだよ」
「そうか?」
「そうだよ」
・
・
・
「ところで君が言っている偽装問題の話だが、これはコンプライアンスの話だよね」
「いきなり何の話だ?天ぷらは俺の好物だぞ」
「違うよ!"倫理"って意味だ」
「すまない、日本語で頼む」
・
・
「目の前の人物が何かを偽装している可能性を君は考えた事はあるかね」
「お前は間違っても嘘をつくような人間じゃないな。俺が保証してやるよ」
「そう言ってくれると思ったけど、実際に言われると実に嬉しいね。
でも嘘を付くつもりはなくても、何らかの事情で隠し事がある可能性ならどうだろう?」
「何かあるのか?俺は言いたくない事まで詮索するような野暮な男じゃないつもりだが・・・・」
「仮に僕は"男だ"としたらどうだろう」
「冗談だろ?お前をどこから見ても女にしか見えないぞ」
「僕は君に確認をとらせるような事をした憶えはないね」
・
「僕が君に確認をとるチャンスを与えると言ったらどうするつもりだい?
あくまで確認だけでそれ以上でもそれ以下でも無い。あくまで確認だけだ」
・
・
・
「・・・・ゴクリ」
137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 19:57:22 BEPPLW4U
キョン自重しろw
138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 19:58:30 4tqGQvyi
確認?一体どうやって確認するんだろうか
139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:04:42 FNrOcw8R
>>136
つまり、お前はあれってわけか?
中村中?
どこ行けば 適切な診断をしてくれるんだ
やっぱ 精神神経科だろうな
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, -‐- 、 ,. ‐-ー- 、
,'. / ト、 ヽ. ノ / ヽ
. i. ((从ソ u从〉 ノハハハハハ !
l (|┳ ┳i!l !|─ ─ ,iリ)!
. ハNヘ ヮ ノハ! ’ 、 - ,ノル´
⊂)"ー'゙iつ . 〈i゙|†'|´{'>
/ュュュュゝ . i´T `i
〈__八_,〉 〈_,八__〉
140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:27:09 jyqUGp4g
>>135自虐乙w
意味ありがたう
キョンを心と体に引き裂いてハルヒと分ける場合、佐々木さんはどっち欲しがるだろうか
>>136の佐々木さんなら体欲しがりそうだが
141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:27:57 CFBS5po2
>>136さんの勝手に続き
思わず『ゴクリ』と喉を鳴らした。確認と言ったら、まずは一般の男には無くて女だけが持っているもの…
これは冗談だろうか?いや、佐々木が俺を試しているのか?健全なる男子だし…お触りもOKなんだろうか?
ここからエロになりましたので掲載不可。
142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:28:43 7kipx7+5
難しい問題だな
143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:30:02 YtzelkHw
ほほう
144:佐々木さんの腹筋
07/12/10 20:35:22 QiKt4A6S
「なぁ、佐々木よ」
「どうしたんだい?キョン」
「お前と俺が妙な関係だという噂が流れているのだが」
「それがどうしたと言うのだい?」
「いや、お前が迷惑していないかと思ってな」
「人の噂は75日って昔から言うから、放っておけばそのうち無くなるさ。
それともキョン。君は僕相手の噂話が迷惑だと思っているのかい?」
「迷惑だとは思ってないぞ。
しかし、何故そんな話が出て来たのだろう。
佐々木よ、何か知ってるか?」
「たぶん、この前の事じゃないかな」
・
・
・
・
「お前の腹筋って結構凄いよな。何かトレーニングしてるのか」
「別にトレーニングなんかしていないよ。強いて言うなら笑う事かな?」
「笑うだけでそんなになるのか」
「キミもやってみると判ると思うが、僕の笑い方は横隔膜と腹筋に負荷が掛かりやすいんだよ。くっくっくっ」
「本当に凄いな。縦にも横にも・・・・」
「気が済むまで観察してくれ」
「お~い、キョンと佐々木さん。
もうすぐプールを閉めるから、いつまでも乳繰りあってないで早く来なよ」
「わかった、国木田君。もうすぐ出るよ」
145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:41:16 4tqGQvyi
>>140
そもそも、ハルヒが分けてくれないに一票
>>141
100%冗談だと思っていても、健全な男子ならそれくらいは妄想しそうだな。
146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 20:53:28 pybehaGZ
>>136
「ゴクリ」というのは、喉仏の隆起を確認させるためにツバを飲み込んだ音か?
147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 21:09:04 tajJN24X
キ「佐々木、佐々木。お前はオトナ帝国、見たことあるか?」
佐「……。キョン、僕も君ももう高校生だ。禁止とは言わないが、アニメを見る前にするべきこともあるんじゃないかな」
キ「む、お前もそうやって先入観で。見たことないのか?」
佐「それは、十年以上続く作品だ。小さな頃は見ていたがね、今子供向け作品を見て楽しめるとは思えないよ」
キ「まあまあ」
視聴後
佐「………………うう」
キ「……あー、ハンカチいるか?」
佐「ありがとう……(ズズッ) ……キョン」
キ「ん?」
佐「……家族を作ろう……」
キ「……ん?」
148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 21:10:45 7kipx7+5
>>147
とんでもなく飛躍したなwww
149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 21:20:54 4tqGQvyi
>>144
おかしいな。ビキニじゃないと腹が見えないはず。体育の授業ではビキニじゃないよね?
>>147
GJ
150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 21:26:27 jyqUGp4g
>>147フイタw
いやあれは確かに名作です号泣します鳴咽上げます
151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 21:39:53 NMHgUgee
「ゴクリ……
い、いとしいしと! いとしいしとぉ!」
「き、キョンが壊れた!」
「カチューシャのしとつめたい鉄でゴクリいじめる!」
152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 22:20:31 G4QqdiEU
ロード・オブ・ザ…この場合何だろうw
153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 22:47:03 cNMx5WpL
神の力を捨てに、キョン達が旅立つのか。
まあ、ほぼ間違ってないな。
サウロンも神の眷属のなれの果てだし
154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 22:48:34 pybehaGZ
The Lord of the Flags
155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:03:49 GD9YCFs0
マジックアカデミーやってたら
ポンジーに遭遇したよ
156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:12:14 2ocXlYHy
今日、学校の給食でバンバンジーが出たんだが、
献立表を見るとバンバンジーがバンパンジーに見えて、
最終的にバンポンジーに見えた俺は末期だろうか?
157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:13:40 e9ALu7c+
給食って言葉に断絶を覚えるw
158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:14:31 gIPY2kZY
>>156
中学生にも情熱をもてあます…
159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:33:58 IjM8+ANa
給食食いてえよう
いいなあ中学生…
給食大好きだった
160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:35:54 v7qu3To1
しかし給食のうどんはまずかったよな
汁すってのびまくりで
161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:48:44 wJd/HqvU
そこがいいんじゃないか
162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:50:10 O00wlric
俺の通ってた中学校、給食無かったんだぜ……
163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:51:07 u//5fDgP
給食のカレーやうどんは完食すれば自分でおかわりつげるから
早食いだったなぁ・・・
きな粉やらココアパウダーのついた揚げパンも上手かった
164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:53:14 nia5fTur
あー中学生に戻りたいなー
165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/10 23:57:43 cNMx5WpL
給食は小学校だけだったなあ。
求職なら(ry
166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 00:11:33 j1Nu31xv
給食抜け出してラーメンを食べに行った俺が来ましたよ
佐々木は給食あんま喰わない感じがするな
余ったおかずをキョンに食べさせて間接キスを狙ってる佐々木が目に浮かぶ
167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 00:16:36 d+nYfV/m
何事もハルヒと対照的と考えるとそうかもね。
ハルヒは大食いみたいだし。
168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 00:47:00 fEvoy3+q
>>166
友情のあかしその1.あーん
友情のあかしその2.給食の牛乳ラブラブ飲み
ってやつか…ゴクリ
169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 00:47:10 6UUSqabf
だから胸が小さいのk(ry
170:俺の愛車(朝比奈との再会)
07/12/11 01:46:05 Q/5kKQBg
俺が軽トラを手に入れた数日後。朝比奈さんに再会した
昨日と同様、佐々木と一緒に帰るために待っていると、ハルヒがやって来た。
「キョン。そんなオンボロの変な車でなく私のに乗りなさい」
「いや、佐々木と約束しているし」
「何?団長命令が聞けないの?」
「今日は、キョン君。お久し振りです」
懐かしい声に振り返った先は、朝比奈さんだった。
ますます色っぽくなった。年齢は20代後半くらいの。
「みくる、ちゃん?」
「私は旧姓朝比奈みちると言います。みくるの姉です」
「へー、そっくり」
「キョン君とは何度か会ったことあるけど、涼宮さんとは初めてだっけ?
高校時代は妹のみくるがお世話になりました」
「いえ、こちらこそ」
「みくると一緒に日本に来たかったのだけれど、妹は急な病気で来れなくなって。涼宮さん達に会えなくなって、残念がっていたわ」
朝比奈さんが写真を見せる。
「これが私の夫と子供。かわいいでしょ」
そこには、幸せそうな顔をした朝比奈親子が映っていた。朝比奈さんも結婚したんだな。
「そうだ涼宮さん。良ければ梅田のホテルまで連れて行って下さいませんか?みくるとのことを、二人きりで話たいし」
「まあ、良いけど」
こうして、朝比奈さんとハルヒは行ってしまった。
佐々木が来たので家まで送った。
「そもそも、学校給食とは(後略)」
というような話をしながら
俺の家に帰って、気がつくと、胸ポケットに手紙が
『何月の何週めになるか判りませんけど、私は夜9時頃に佐々木さんの家を訪問します。
詳しくは禁則ですが、佐々木さん家しか行けないのです。行くのは月曜日か水曜日か木曜日です。
待っていて下さい。また会えたら良いですね。
キョン君へ 朝比奈みくる&みちる』
確か明日は水曜日だよな?
ハルヒや長門の家なら長居しようとは思わないけど、佐々木の家なら喜んで待ちますよ。
何でだって?自宅同様くつろげるのは佐々木の家だけなんだ。
こうして俺は愛車で佐々木を送り迎え、月水木には佐々木の家に長居することが日課になった。
いつしか、火曜日や金曜日でも佐々木の家に泊るのが当たり前になり、、、
「朝比奈みくるの役目はマッチメーカー。私と涼宮ハルヒにとってはマッチブレーカー
もっと早くに気付けば良かった」
長門は、すっかり大きくなって、はち切れんばかりの佐々木の胸と腹を悲しそうに見て言った。
そういえば、今日は水曜日で9時頃に朝比奈さんが来るかもしれないのだっけ。
この頃すっかり忘れていた。
佐々木は相変わらず元気だ。
「キョン、そもそも教育制度というものは(後略)」
しかし、胸を揉むとでかくなるのは本当だったんだな。
朝比奈(大)に匹敵する佐々木のマンモス巨乳を見て、思う俺だった。
って。こんなしょうもないこと考えていると立派なパパになれないぞ。反省、反省
(終わり)
171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 01:53:47 Q/5kKQBg
ちなみに、「俺の愛車は軽トラだ」とはパラレルです。もちろん作家も違います。
172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 01:59:23 fEvoy3+q
>>171
ういお疲れ。
で、朝比奈さんの子供ってのはどんな伏線なんで?
お相手は藤原々々?
173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 06:35:38 yTQDOSsG
>>170朝比奈さんGreatJob!
でも胸は子供生んで暫くしたら(ry
174:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 07:05:10 ZoNDNwd/
給食……よく考えろ、>>156は小学生だ!
175:佐々木さんの教育
07/12/11 07:31:50 IDt/LhFF
「キョンに将棋や囲碁を教えたのは佐々木さんね」
「いかにもそうだ。辛い受験戦争の息抜きに私が教えたんだよ」
「キョンが時折言う小難しい言い回しはあんたが教えたのね」
「そうだよ、涼宮さん。受験に出て来そうな単語とかを教えるために私が伝授した」
・
・
・
「キョンが言う滑るギャグも佐々木さんが教えたのよね!?」
「・・・・すまない」
176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 08:25:16 Q/5kKQBg
原作でスベるギャグってどこで出て来たっけ?
177:SSカナダ留学
07/12/11 12:54:30 Q/5kKQBg
僕がいると神:涼宮の精神を刺激し、僕にとっても、世界にとっても良くないことが起きる。
ということで、僕はキョンに黙って海外留学することにした。
向こうで博士を取るので、8年はいることになる。
一人寂しく飛行機に乗る。見送りは誰もいない。
『親友の僕を見送りもしないなんて薄情だよ。キョン』
ああそうだ、キョンには知らせて無かったんだ。
飛行機が日本を離れる。
『キョン、君は今、幸せかい?』
もし『僕と一緒に来てくれ』と言ったら付いてきてくれたかな?
でも、これでお別れだね。
もう会うことも無いだろう。
不意に涙がこぼれる。
『いけない、キョンのことは早く忘れないと』
泣き疲れた僕はそのまま眠ってしまった。
・・・・・・・・・
目が覚めた頃、アメリカ大陸が見えてきた。
この飛行機はカナダ東海岸までノンストップだ。
「目が覚めたか?佐々木」
そうだ、僕はキョンと一緒にカナダに留学に来たのだ。
「酷い悪夢を見ていたよ。夢で良かった。君と一生離れ離れになる夢だった」
「俺も悪夢を見ていた。女ジャイアンに、奴隷としてこき使われる夢だ」
キョンの夢は僕の夢とは違うらしい。
・
・
飛行機は、空港に着いた。
「ホームステイ先は君の知り合いだけど、どんな人なんだ?」
「朝倉という俺の高校の同級生で、5月いっぱいでカナダに転校した奴だ。短い時間だったけど気があったな。
しかし、悪いことしたかな?」
「何?」
「いやなに。奴に刺される夢を見てしまって。お、奴が来たぞ」
キョンの示す方向には、とんでもない美人がいた。
夢で見た涼宮さんより、さらにランクが上の。何となく性格も良さそうだ。
「よう、朝倉。久しぶり」
「会いたかったキョンくん。一年も会えなくて寂しかった」
そう言って朝倉さんはキョンに抱き付く。
キョン、知り合いの朝倉さんというのは、もしかして恋人か?
「おい、そろそろ離せ、朝倉」
僕が睨んでいるのに気がついたのか、朝倉さんも僕を睨み返す。
「えーと、佐々木といいます。朝倉さんですね」
「佐々木さん。あー、あの佐々木さんね。
噂は聞いているわ。キョン君の中学時代の恋人でしょう。
私はてっきり、キョン君の男友達が来ると思っていたわ」
キョン、君って奴は夢でも現実でも。それで刺される夢か。納得したよ
「フェアにいきましょう。長い付き合いになりそうだけど、これからよろしくね」
手を差し出す朝倉さん
「左手なのは、わざとなのですか」
「そうよ、戦線布告よ」
(終わり)
178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 13:51:40 JmrepCyb
か、改変しちまったのか佐々木……
179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 16:44:12 4YDOpbAx
朝倉がナイフなら佐々木さんは?
180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 16:45:46 FkoLkj4v
鉈だろ
181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 16:48:38 4N4aGWNY
自転車のスポーク
182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 16:50:35 9mzyVHgv
脱ぎたてのストッキング
183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 17:22:06 Q/5kKQBg
本、は長門のイメージがあるから
3角定規とコンパス
184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 17:42:02 G3o/S3w2
ここはオーソドックスに斧で
185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 17:54:21 auncmeM8
不思議な踊りで
186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 17:54:52 A40ZpNM1
ペン
187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 17:59:18 KyUb+tFC
空鍋
188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:11:29 3P2mZu3g
ノコギリ
189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:14:48 4N4aGWNY
原点に帰って
言葉責め
190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:20:34 fZP4jd7c
なんかすごい佐々木っぽい
URLリンク(www.imgup.org)
191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:23:08 NHg+P/1f
>>181
ブラックエンジェル乙
192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:45:25 ZtEffWZW
>>168 その同人誌もっている
193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:53:40 G3o/S3w2
>>192
_,. ----、 _,_
,r''" ヽ
/ r' `゛ ― ミ.ミミ
. l 彡 :. i
.! r' r'" 、 l
l.r-、" ,;;;::::::;;:,;,, ,,_i_
l ヽ ,r'i_lヽ "!irt、!
.! 、 - 、 iT
ヽ r 、 l,!
,. r ;ミヽ;:: -、,,,ノ
/ ヾ、 ,.r'" r ,: ': ヾ
'´ ヽ、. ;' ;r' ;'" r''";"' ,;!
ヾ; ; ,; ; '" ミ
ヾ;i:' ミ
ヾ、, ;r;, ,ミヽ
"''" ヽ
ゼッヒ・ジップデークレ[Sech Zipdeclair]
(1938~1996 オランダ)
194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 18:56:25 3P2mZu3g
>>179
盾で殴る
195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:00:54 d7M2qccI
>>190
スレチだがkwsk
196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:01:56 HRW/iJmi
どこぞのパラディン乙
197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:02:52 yTQDOSsG
>>176
クリスマスパーティーでの鶴屋さんだけがウケてくれたやつでわ
>>179
毒あるいはスナイパーライフルで
198:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:27:34 Q/5kKQBg
>>197
クリスマスパーティーですか。サンクス
199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:38:20 G3o/S3w2
佐々木さんにナイフは似合うと思うが、朝倉という強力なナイフ要員がいるからな……
200:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:44:25 3P2mZu3g
, -‐- 、
,'. / ト、 ヽ
. i.(从ノノ 从〉
l. (|┳ ┳i!l
. ハNiヘ ー ノハ! 200ゲット
{iつ旦と ここ2-3日速度が早くなっているね
とくュュュュ〉 くつくつ
201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 19:48:39 3TAiFS1H
あえてバット
いや、パッドじゃないぞ。モチロンそれも持っているはずだが・・・。
おや、宅配便でもきたのかな?
202:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 20:16:42 ZoNDNwd/
涙だな
203:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 20:25:38 Kt9QS5Gu
大魔人の召喚だろ
204:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 20:31:50 3P2mZu3g
キョンが浮気すると、大魔神佐々木がボーリングの玉を上手投げで投げて攻撃してきます。
205:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 20:41:14 G3o/S3w2
キョンの鈍感フラクラっぷりを見てると、自身のやっている行為が
浮気であると自覚しているかどうかすら怪しくなってくるな
206:SS『フラクラは便利』
07/12/11 21:17:32 3P2mZu3g
「君はもしかしてこう思ってないかい?
『チ○ポ入れなければ、恋人でなくただの友達で、
ただの友達と二人きりでどっか行ってもデートじゃない。
そもそもただの友達に『浮気者』と呼ばれる筋合いは無い』
君は僕の気持ちに気付いていないね。中学時代からずっとそうだ。
キョン、君は原作でも話数を重ねる度に鈍感になっていくね。
悔しいけど、憂鬱ではそれ程でも無かった気がするのに。
話は変わるけど、実はフラクラは作者にとって便利なんだよ。
親の反対とか経済的理由とかの障害が無いのにも関わらず、ヒロインの気持ちに気付いてなおかつヒロインと付き合わないということは
『ヒロインと付き合いたくない』ということ
つまり好感度が低いか女として見ていないということだから
ヒロインと急接近したとして『どんな良いことをヒロインにして貰ったんだ?その程度のことで惚れるか?』
となって、読者に対して説得力を持った文章書けないことが多い。
『ヒロインに好意を持っているが、鈍感なフラクラな性格』という、かなりぶっ飛んだ設定にしておくと、
何かの拍子にヒロインの気持ちに気付けば、そこでゴールとなって何時でも物語を終わらせれるんだよ。くつくつ
ということで、僕とキョンの物語は今終わらせよう。僕と君の結婚によって。
ーーーあれ?君は寝ているのか?」
「キョンくんは、さっき涼宮さんが殴って気絶させましたよ」
ガーン
「かわいそう。私が直してあげる」
「ちょっと、有希。勝手に何をやっているの」
「長門さん。キョンの介抱は、中学時代からの知り合いの私の方が適任だわ」
207:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 21:25:55 G3o/S3w2
ハルヒに関しては、本人の語った「恋愛は精神病」というハルヒ理論を誰よりも愚直に信奉していて、
そしてそれを無意識的に防壁にして鈍感フラクラ力を全開にしているのではと見ている
佐々木さんに対しても似たようなものなのかな。長門へは恋人というより保護者的な感情が先行しているのか
208:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 21:42:30 Eq+rUQxJ
佐々木の凶器はキョン専用に決まってるだろ。
209:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 21:50:54 yTQDOSsG
>>207
ハルヒからの好意は分裂で古泉との会話の中で「ハルヒが佐々木に嫉妬してるとでも云々」的な事言ってたから気付いてると思う
なのに付き合わない理由は佐々木スレ的にはともかく原作的には不明
長門は同意、朝比奈さんは好意を抱くなんて恐れ多い、かな
佐々木さんは中学時本気で一線を踏み越えるのに不安を抱いていた
キョンもそれを察知して踏み込まなかった、と見てる
210:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:10:04 3P2mZu3g
>>209
朝比奈さんと付き合わないのは、未来人が過去の人と付き合うと、朝比奈さんの存在自体が消滅する可能性が高いという縛りのため。
恐れ多いという感情はゼロではないと思うが。
普通に考えたら、ハルヒの好意に気付いて付き合わないのは、ハルヒがDQNすぎるて躊躇しているためだが。
溜息の頃のハルヒならともかく、だいぶ性格が丸くなっているからなー。
それか、キョンがあの時の古泉の話を疑っているとか?
(また超能力者が俺を騙してハルヒの機嫌を取らせようとしているな。
はいはい、ハルヒが嫉妬しているんでしょ。わかっているよ)
長門は陰謀で随分フラクラした。
佐々木さんは。あの時は佐々木さんもキョンもまだ中学生だったし。受験で忙しかったから
自分の気持ちや相手の気持ちに気付かなかったとしても当たり前だし、一線を超える怖さもあるだろうし。
211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:11:05 G3o/S3w2
好意に気づいてなお付き合わないのは、SOS団の現状を壊すのが嫌だからか?
団員の誰と誰が付き合ってどうこうって話になると、
何となく気まずいというか気を遣ってしまうというか……
212:26-144
07/12/11 22:12:29 IDt/LhFF
知らない間にスレが進んでいるけど、続編投下してもいいかな?
213:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:13:56 3P2mZu3g
行け。雑談なら後でもできる。
214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:16:24 yBDGOyTO
エロの予感wktk
215:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:33:47 3P2mZu3g
おーい、まだかー
216:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:34:27 3TAiFS1H
wktk
217:ささキッス
07/12/11 22:48:12 IDt/LhFF
あくまで確認だけだ。
佐々木にそう言われた時に中学の頃の自分の役割を思い出したのは誰が責められようか?
あの頃は受験生で佐々木に色々と教わる事が多かった俺は、佐々木の口調や状況であいつが何を望んでいるかを考え、望み通りの答えをしてやる事にある意味で充実感を感じていたのだ。
大きく分けて4つのパターンに分けられる。
・君は憶えてくれたかい?(勉強モード)
・君の考えならばどうだい?(プロファイルモード)
・君はどう思う?(予定調和モード)
・君だったらどうする?(雑談おちゃらけモード)
まぁ、こんな感じだろう。
突拍子もない事を言って瞳に喜色を浮かべている佐々木を見た俺は、これはおちゃらけな質問だなと思い、それに即した答えを導き出そうとしたのは、俺としては極めて自然な考えだった。
いま俺達がいるのは純喫茶(純じゃない喫茶って何だ?)の中で、机の向こうの目の前にいる佐々木は挑発的とも思える瞳で俺を見てる。
手近にあるおしぼりで手を拭いつつ、俺はひとつのいたずらを考え付いた。
――なぁ、佐々木。瞳を閉じて決して開けてくれるな。
「ああ、いいよ。キョン。目を閉じればいいんだね」
おしぼりはまだ温かかった。
俺は左手でおしぼりを掲げて、右手を前に出して人差し指を鍵のようにして佐々木に突き出した。
「君は僕に何をさせようというのかね?君の口から是非とも詳細に説明をして貰いたい」
そうなる筈だった。
佐々木は確かに反応した。
おしぼりが発する熱赤外線を感じ取り体を動かした。
佐々木は両手を机に置いて音も出さずに体を乗り出すと、ごく自然な動作で俺の付きだした右手の人差し指に唇を重ねた。
驚いた様子で睫毛を上げた佐々木だったがすぐにさがって、いつもの微笑むような表情に変わった。
やがて頬が見る間に赤く染まり、緊張感が無くなり幸せそうな表情のまま俺の人差し指に唇を重ねていたのだった。
きっと普通に付き合っている男女でも、こんな時の女の表情の変化を見る事は決してないだろう。
1秒が10秒に感じ、10秒が100秒に感じ、俺にとって何も考えられない無限のような時間が流れた。
やがて佐々木の頬を一筋の涙が流れた時、自分がとった行動の意味とその罪深さを思い知る事になった。
「佐々木!」
おれは両手で佐々木の顔を包み、やっとあいつは瞳を開いた。
「・・・・キョン。ありがとう」
俺は返す言葉もなかった。
気まずい時間がしばし流れ、耐えきれなくなった俺は佐々木の手を引いて喫茶店を出て家まで送っていった。
佐々木は何も言わず、俺の袖を摘んでついて来た。
近所の公園まで来て佐々木は立ち止まり、今日は有り難うとつぶやいた。
佐々木は大きく手を振って家まで掛けていった。
あいつが帰った後、俺は右手の人差し指を見詰めた。
不意に人差し指にキスをした。
甘酸っぱい味がした。
今夜は眠れそうにないな。
218:26-144
07/12/11 22:50:04 IDt/LhFF
軽トラシリーズで大暴れしたお詫びに甘いのを用意しました。
219:26-136
07/12/11 22:52:59 IDt/LhFF
すみません。
26-214じゃなくて26-136の続編です。
220:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:54:51 3P2mZu3g
>>217
良いぞー。ちょっぴりビターで甘いSS
全然エロくないのも良い。
221:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 22:58:33 G3o/S3w2
エロいのが欲しかったのか? このいやらしんぼめ!
>>217
佐々木かわいいよ佐々木
222:26-217
07/12/11 23:19:00 IDt/LhFF
誰だっていつまで経っても忘れたくない思い出ってあるでしょ。
そんな想いを佐々キョンに込めて書きました。
223:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 23:23:45 bGDgXh8a
>>210
>ハルヒがDQNすぎるて躊躇しているためだが。
それは無いわw
>>222
俺も眠れなくなっちまったぜ…
224:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/11 23:49:37 yTQDOSsG
>>217
睡魔に襲われてる頭じゃ状況分かり辛かったんで一度136に戻って確認してやっと理解できたよ
寝る前に甘いのさんくすGJ
では佐々木さん及び皆さんおやすみなさい
225:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 00:01:27 j7y4YsAV
佐々木さんお休み
226:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 00:31:38 MzpbbuQg
>>217
甘いSSありがとう
227:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 00:47:41 J5hzJyKV
みくるverの未来とポンジーverの未来が分岐するのは、
神がハルヒか、佐々木かによって変わると見た。
228:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 01:14:08 nBIdftls
すまん、珍宝バージョンを想像して吹いた。
229:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 01:20:05 jScMo1kF
なんか電波。
仮面ライダーS王
ヒロインの旗を捕まえて 今すぐに折ろう約束の鈍感
全開無限 今飛び越え フラグクラシュジャンプ
(いいにょろ いいにょろ すげーにょろ)
230:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 01:22:48 MzpbbuQg
むしろ、キョンがハルヒと結婚するか、佐々木と結婚するかで分岐するとか
231:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 07:02:35 Kn/bZ1Jp
いやいや、キョンが鶴屋さんと結婚すると朝比奈未来ルートで
橘と結婚するとポンジー未来ルートだろ
ハルヒ?佐々木?嫁にはもらいたくないね
232:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 07:33:47 Xe0RX9K1
佐々木スレなのに凄いチャレンジャー現るww
233:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 08:52:54 MzpbbuQg
朝比奈がハルヒルートを潰しに来た可能性は高いな。本人は何も知らないみたいだが。
ハルヒより美人でハルヒと違って優しい朝比奈みくるが側にいなければ、キョンがとっくにハルヒとくっついていたようなイメージある。
笹の葉?ジョンと会わなければ中学時代のキョンがつかまっていたんだよ。
234:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 16:05:05 xIs+slvg
>>233
「う~、進学塾進学塾」
今塾へ行こうと走っているのはキョン(仮名)いたって普通の学生だ
強いて言うなら少し不思議な事に興味があるってところか
そういうわけで少々へんな奴がいるという東中前を通っていたのだ
ウホッ!良い女!
「手伝わないか」
こうですか?わかりません!><
235:SSどうやったら勉強する気が起きる?
07/12/12 16:51:26 j7y4YsAV
俺は国木田と一緒に昼飯を食っている。
「はー、昨日もお袋に言われたよ。『もっと勉強しないと佐々木さんと同じ大学行けないよ』だって。
出来の良すぎる友人持つのも考え物だな」
「キョンは佐々木さんと一緒の大学に行きたくないの?」
「無理して行くモチベーションなど無いぞ」
「そう」かわいそうに、佐々木さん
「高校入ってから全然勉強してないから、お袋が怒るのも理解できるけど。やる気が起こらないのだなー。
中学時代はあんなに勉強が楽しかったのだが」
「何故楽しかったかわかる?」
「知らん」
「じゃあ、中学時代と今でどこが違うかわかる?」
「うーん、何かな?色々変わったのでどれが原因かわからんぞ」
(ひょっとしてキョンは馬鹿?)
「キョンお前、馬鹿か。彼女といっしょだと勉強やる気になるだけじゃないか。
お前は涼宮とでもいっしょに勉強しろ」
何だいたのか谷口。しかし、俺は谷口の言葉でひらめいた。
「そうか、ありがとう谷口。やっと原因がわかったよ。
あ、ハルヒいたか。聞いていたか?」
「聞いていたわ」
「なら話が早い。俺は進学のために勉強を本格的に始めたい。
SOS団にも支障が出るかもしれないけど良いか?」
「まあ、しょうが無いわ。遊ぶわけじゃなくて将来のためだから」いっしょに勉強しようということ?ドキドキ
「ありがとう。ハルヒは団員思いの団長だ」
そして
「キョンはどうしたの?部室にも教室にも図書室にもいないけど。
いっしょに勉強する約束だったのに。どこ行ってるのよ!!」プンプン
「はあ、実は、キョンくんは」
「ところで古泉君は?」
「古泉くんはバイトが入りそうと言って、早退しました」
「有希。何か顔色悪いわね」
「彼は、佐々木といっしょに勉強するために早退した」
「何ですってー」(怒)
その頃
「やっぱり佐々木といっしょだと勉強が楽しいな」中学時代は佐々木と一緒に勉強したからなー
「僕もだよ。どうだい、これから卒業まで毎日いっしょに勉強するというのは」
「良いのか佐々木?いや、ありがとう。
佐々木と同じ大学に行ける様に頑張るよ」
(おしまい)
236:25-701
07/12/12 17:32:03 j7y4YsAV
軽トラ祭りの元凶の「俺の愛車」の作者です。
保管庫に投下したのでよろしく。
>>234
何かすごいSS書けそうだな。多分VIP向けだな
237:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 18:39:55 MYDDtJQ1
>>235
ごめん、ハルヒのほうが可愛いwww
238:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:09:48 Xe0RX9K1
ニュース聞いてたら「はたおりき」って言葉が耳に入ってきた。結局正体は機織り機だったけど、
旗折り名人キョンが頭から離れない
239:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:24:35 PjOOxW/R
>>238
思い出したが七夕の物語に出てくる「織姫」は「機織娘」なんだよな。
フラクラ娘って誰だろう?
ハルヒか佐々木か・・・・・・・
240:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:26:15 BrZl8w69
(兄に近づく他人の)フラグを折る娘:妹
241:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:34:51 Xe0RX9K1
>>240
異様に納得。
242:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:41:09 d9agz0Cq
巧みにフラグを立てつつその全てを叩き折る『技の兄』キョン
当たるを幸い見境なく次々とフラグを破壊する『力の妹』キョンの妹
243:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:44:32 xIs+slvg
>>238
旗を折るなら全部折る!
(生存)フラグ折っても折りぬけて
折りつくしたなら 俺の勝ち!!
俺を誰だと思っている
俺はキョンだ!ポンジーじゃない!
俺は俺だ!旗折りキョンだっ!!
この辺まで浮かんだ
そろそろ自重する
244:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 20:53:53 d9agz0Cq
フラグを立てる者、フラグを壊す者―けして重ならない思いが重なる瞬間に、奇跡は生まれた。
245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 21:40:35 663lWM1w
「キョンを補足!フラッグ・ファイター攻撃に移る!」
「何者だ!」
「久しぶりだねキョン!僕は佐々木!君の存在に心奪われた女さ!」
「乙女座の私には(中略)それとも涼宮さんが近くに居なかったから見つけられたのか―
恐らくは後者!」
「くぅうっ!」
「…手土産に唇の一つも頂いていくよ!」
「俺に、触れるな―!」
ポキーン(←フラグがへし折れる音)
「くっ…」
246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 21:51:38 j7y4YsAV
確かフラグが具現化するSSあったな。
247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 22:36:37 lkQZLiZY
時は冬。
「なぁ佐々木、中学一緒だったよな」
「同じクラスで勉強を受け、一緒に塾に行ったという一年間が作られた記憶ではないのなら同じだろうね」
「なら……頼む! 佐々木、同級のよしみだ、俺の家に勉強を教えてくれないか?」
「そ、それは構わないが……君の家を度々訪問するのは親御さんに些か迷惑じゃないのかい? 勉強ともなれば回数もあるだろう」
「親か、佐々木なら大丈夫だろう。むしろ動機を聞けば手放しで喜ぶハズだ」
「追い込みになれば遅くなってしまう事もあるんじゃないのかい?」
「そうなりゃ、まぁ泊まればいい。むしろお願いします」
(これがフラグってやつかい?///)
「なら、いいんじゃないかな」
「ありがとう佐々木! やっぱりお前は最高の 親 友 だな!」
「親友…かい」
(ふふふ、フラクラしてやったぜ、最近はこれに快感を覚えちまってな、やめられねぇぜ)
248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 23:01:21 TKk3F6Wv
避難所落ちてる?
249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 23:08:34 xIs+slvg
というかしたらば全体が落ちてるっぽいな
250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 23:19:57 MzpbbuQg
フラグネタが続くなー
251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 01:20:08 U9qF/5kA
>>231
こうですか?
朝比奈→鶴×キョン
藤原→橘×キョン
機関に潜り込んで機関を操る未来人→ハル×キョン
橘の組織の黒幕の未来人→佐々×キョン
超能力者と未来人の争いと思っていたのが、実は未来人どうしの争いだったということ。
252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 05:41:04 r43jGXC/
>>236
保管庫への勝手投稿は別に構わないけど、リンクを張るとかの付帯作業もちゃんと
する必要があると思うよ。
出来ないならば使うべきじゃないね。
253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 05:45:25 6RV6BD96
7分佐々木
254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 05:50:43 r43jGXC/
やぁ!
255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 12:04:28 PWNx7lzS
保管庫更新乙
256:小ネタ
07/12/13 12:07:15 NijAYSxN
「おっと」ドン
「あっ」
ドッボーーーン
「ああっ!キョンが池に!!」
「ゴバゴボ!ゴボゴボゴボゴボ…」
「待ってて!今助けるから!」
「ゴボ!ゴブガバ…ゴボ…ゴ…ボ……ゴ…プ…」
「あああ!沈んでしまった…」
………ゴ……ボ……ッ
「!?」
……ゴ…ポ……ゴポ…ゴボッ
「え?」
ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「池の中からキョンを抱えた女の人が!誰だか知らないけどありがとうございます!!」
「あなたが落としたのはこのフラグを折らないキョンですか?」
「えええ!?あ…えと違います」
「そうですか」ドボーン
「投げ捨てた!?」
「それではこちらの(グイッ)中学時代に仲の良かった女の子へ密かな好意を寄せつつも
進路を違えたために疎遠になってしまったが、ひょんなことで再会したことにより
想いが再燃し、これまでとは打って変わって積極的に逢うようになり、
ある日の予備校帰りに待ち合わせた駅から帰る途中に寄った夜の公園で
これまで溜まりに溜まった想いの丈を告白するタイプのキョンですか?」
「タイプって。ちょっといいけどそれも違います。私が落としたのは普通のキョンです」
「…あなたは正直者ですね。よろしい。あなたにはこの3人のキョンを授けましょう」ペイッ ドサドサッ
「えええええ!?」
「それでは…」ゴボゴボゴボゴボボボボ
「………」×3
「どうしよう…」
257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 12:23:19 OfUVE212
>>256
一人は佐々木二人目はハルヒ三人目は長門、朝比奈、古泉、周防で争わせればいい
258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 12:52:00 OzFF9Y/8
ハルヒがポニーテールにしてるのを見て自分もする佐々木
259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 13:05:50 bZcy2Eh6
>>257
キョンを一人だけもう一度落とせば計六人になります。
260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 13:18:25 dHsvUYie
テラカオスw
261:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 14:15:38 +Ls00iKN
>>256
わーい、キョンが増えた。
262:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 15:12:30 EFFhldtz
キョンの分裂、これで万事解決。
263:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 16:50:00 OzFF9Y/8
増えた六人のキョンをハルヒ、長門、みくるに一人ずつ配る佐々木。
佐々木「勿論三人のキョンは僕のものだ。朝僕を、キスで起こすキョン。昼僕と一緒に昼ご飯を食べるキョン(勿論あーんでね)、夜ベッドで一緒に愛を(ry」
キョン×3「断る。やれやれ…」
264:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 17:03:14 aqMLOa6l
>>259
五人じゃないのか
265:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 17:18:05 NGq8LwdB
>>264
いや、九人だね
266:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 17:25:50 /LK/cfnt
佐々木が囲ったキョン1号、2号、V3はそれぞれ特殊フラクラ能力を備えているのだ!
267:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 17:32:26 n0NYovn2
佐々木さん、星占いはお好き? の巻
~中学3年時代~
キョン「お? 珍しいな佐々木、お前が星座占いの本を読むなんて。
てっきり佐々木はそういうの、非合理的だとか言ってに興味を示さないと思ってたぜ」
佐々木「とんでもないよ、キョン。占いとは長年の英知の集積だよ。僕は非常に高い敬意を払っているよ」
キョン「そうか、佐々木も女の子なんだなあ。相性占いとか気になる奴でもいるのか」
佐々木「何を言ってるんだい、キョン。僕は君以外に特段相性が気になる異性などいないし、
第一、そういう興味を持って読んでいるわけではないよ。占いそのものの結果など、
ナンセンスとしかいいようがないね。僕の興味は別にある」
キョン「それ以外に何が面白くて占いの本読むんだ?」
佐々木「いいかねキョン。
人間とは全く係わりのない星星の運行、しかも、たまたま地球という星の
恣意的なの観測位置における他の天体の動きが、人の相性に何の意味を持つものかね。
僕が興味があるというのは、そうした全く意味のないものに意味を付与する、
いわば宗教的な「まやかしの体系」創設の努力であったり、
占い師がどうやって顧客の信用を勝ち得たか、なのだよ。
言ってみれば「占い」ではなく、「占い師」の方に興味があるんだ」
キョン「そ、そうか」
佐々木「考えてもみたまえ。根底にある星座の動きやら亀甲の割れ方やら水晶の輝きやらに
意味がないとして、それをもっともらしく見せ、顧客の信用を得るというのは、
逆にとてつもない高度な人心操作能力だとは思わないかね。
占いの歴史すなわち、人心掌握術の歴史であるのだよ。
街角の占い師など特にそうさ。気づかれないよう顧客から情報を引き出し、
どちらともとれる発言で顧客の意識を誘導し、しかも「うそつき」呼ばわりされぬよう、
言質は与えない。
まさにプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい鮮やかさじゃないかね、キョン」
キョン「おいおい……」
佐々木「もちろん、占い師の「聞き上手」という点が、それだけである種のカウンセリング的な
効能があることは認めるよ。特に精神科を頻繁に利用する習慣のない文化にとっては、
きちんと話を聞いてあげ、それらしいアドバイスをするだけでも、十分な意義はあると思うんだ。
ただ、それは彼らの本領ではないしね。
僕が興味があるのは、たとえばこの本のように、不特定多数の人間、それも星座や血液型といった
意味のないカテゴリーで分けた不特定多数の人間に、どうやって
「彼ら・彼女らが望むような答えを破綻なく、かつ適度な曖昧さを以って発信するか」
というテクニックなのだよ。
人間はコミュニケーションによって非常に大きな影響を受ける動物だからね。
こうした人心掌握術は非常に大きな武器になるはずなんだ。
特に、正面から立ち向かっても全く効き目がないような鈍感な人間に対するときにね」
キョン「佐々木……、お前将来、悪徳信仰宗教の改組とか、ネズミ講の主催者とかなりそうだな……
ガクガクブルブル」
佐々木「な、何故そんな話になるんだい!? 僕はただ、君に対して……」
キョン「悪の道にだけは進んでくれるなよ佐々木。頼むぜホント」
佐々木「き、キョン! だから!」
同級生KNKD氏は後に語る
KNKD「ええ、確かにキョンは血も涙もないフラクラ野郎でしたが、相手の佐々木さんにも
非はあったというか、どっちもちょっとどころでなく変というか。
類は友を呼ぶというか……」
おしまい
268:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 17:33:48 /LK/cfnt
KU☆NI☆KI☆DAwwwwwwwwww
269:樵の泉ネタの逆バージョン
07/12/13 18:07:29 +Ls00iKN
佐々木が池に落ちた
飛び込んで助けようとするキョン。しかし、
ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「池の中から佐々木を抱えた女の人が!誰だか知らないけどありがとうございます!!」
「あなたが落としたのはこの巨乳の佐々木ですか?」
朝比奈(大)に匹敵する巨乳の佐々木がいた。思わずゴクリと唾を飲み込む。しかし
「えええ!?あ…えと違います。もっと乳が小さい。はっきり言って貧乳の」
「そうですか」ドボーン
「投げ捨てた!?」
「それではこちらの(グイッ)若布髪の女の子らしい佐々木ですか?」
「キョンくん、私といっしょに勉強してくれませんか?駄目ですか?」モジモジ
「違います。僕っ子で、男みたいな口調の佐々木です」
「そうですか」ドボーン
「また投げた?」
「それでは、無口な眼鏡の佐々木さん?」
「それも違います。本物の佐々木はおしゃべりです」
「ドジッ子ツインテールの佐々木さんは?」
「違います」
「それでは、元気で唯我独尊な佐々木さんですね?」
「キョン、明日は二人で不思議探索に行くわよ」
まるでハルヒだやれやれ
「それも違います。そろそろ本物の佐々木を出して下さい」
「それではこちらの(グイッ)中学時代に仲の良かった男の子へ密かな好意を寄せつつも
進路を違えたために疎遠になってしまったが、ひょんなことで再会したことにより
想いが再燃し、これまでとは打って変わって積極的に逢うようになり、
ある日の予備校帰りに待ち合わせた駅から帰る途中に寄った夜の公園で
これまで溜まりに溜まった想いの丈を告白するタイプの佐々木ですか?」
「それも違います。もっと普通の、俺なんかに恋心を抱かない、親友の佐々木です」
「……」
どうしました、女神様?
「あなた大嘘吐きですね。罰として、このヤンデレの佐々木さんをあげます」
そこには、朝倉みたいな佐々木がいた。
ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「消えちゃった?」
「キョンくんは今の女の子と全て別れて。そしてあたしと結婚するの。
もし浮気したら、閉鎖空間とナイフのどっちが良い?」
佐々木の右手にキラリと光るナイフ。嫌だ、死ぬのは嫌だ
「女神様、出て下さい。お願いだから元の佐々木を返して下さい」
ゴボゴボゴボゴボゴボボボボ ザバアアアアアアアアア
「何故かあなたが気に入りました。特別です。残り6人の佐々木さんもあげましょう」
(終わり)
270:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 18:22:20 /LK/cfnt
>何故かあなたが気に入りました
さりげなく女神様とのフラグも立てやがったwww
271:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 18:26:15 OfUVE212
プラナリアみたいに増えたら大変!
苦労するのは橘だけだろうな
272:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 18:37:06 +Ls00iKN
>>267
佐々木さんガンバ
国木田乙
273:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 19:03:14 6mtr2kaF
泉の精ネタでセミ人間の死体を思い出すのは俺だけでいい
274:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 19:13:38 9aLo3LNH
きれいなガキ大将思い出したのは俺だけじゃないはず
275:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 19:52:56 +Ls00iKN
ちなみに、数年前、7人のナナとかいう漫画がチャンピオンに掲載されていてね
276:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 20:08:47 03uxg3tz
>>275
ちなみにアニメも放送されてね
277:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 20:25:00 qTs3Wxqc
元ネタよりさらに面白くなるってのも珍しいな。クソワロタ
278:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 21:19:36 /LK/cfnt
クールな佐々木さんもいいけどヤンデレな佐々木さんもいいよね!
279:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 21:36:47 HQ12mQkL
そういえばヤンデレ佐々木のssあんま見かけないな
280:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 21:38:45 2NdTEYAc
>>278
なれ!!好きになれ!!
僕がいなくなったら寂しくて死んでしまうくらい、僕のこと好きになれ!!
僕は今までキョンに尽くしてきた! 完璧なくらい、いい女を描いてきた!
嫌われる要素は全部排除してきた!
僕は完璧! 僕は嫌われる要素なんて、何も持ち合わせていない!!
おかしいのはテメェなんだよ!
テメェの精神がおかしいんだよ! 異常なんだよ!!
某RPGのコピペでよければ。
281:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 21:54:48 6mtr2kaF
>>279
『最近』と付けとかないとまた(ry
282:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 22:20:56 U9qF/5kA
>>279
もともとヤンデレ佐々木さん自体が少ないから
普段が真面目なだけに酷い振られ方をするとヤンデレになりそうなイメージあるな。
>>280
ヤンデレ佐々木さんにぴったりですね
283:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 22:31:21 MT3AjNrW
>>281
ちょっと前に朝倉がナイフなら佐々木は?
というレスがあったが真っ先に肥後守が思いついた
その元凶となったSSのことを言っているのかな?
284:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 22:32:05 yYJJCD41
なぜかヤンデレっぽいイメージがあるんだよね佐々木さん。
ど忘れしちまったが、IF世界で、橘とキョンが想いあってて~みたいなやつの衝撃は凄かった
285:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 22:33:27 /LK/cfnt
ヤンデレ佐々木さんの破壊力は異常
286:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 22:47:51 6mtr2kaF
>>283
肥後守かどうかはわかりませんが、11スレの血染めの鉛筆が登場するやつです
アレは激しく鬱になる…
287:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 23:24:28 M8P2CGz1
だから佐々木はヤンデレとかグサデレとかではないぞ。
確かに売られた議論に激しい殺意を抱く奴ではないな。
288:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 23:34:11 U9qF/5kA
>>284
多分、ハルヒ達を神能力で遠くに飛ばして『キョンと恋人になれる』と思ったところ、キョンが橘に恋してガーンとなるやつだと思う。
場面は佐々木の高校の文化祭。
それとは違うけど、キョンが橘に恋したので、「そうだ、橘さんに適当な男と付き合うように命令しよう」と佐々木さんが思うのがあったな、
場面はクリスマス直前だった。題名忘れたので誰か教えて下さい。
289:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 23:36:29 g3C+glgj
>>287
まあ、まだわからないけどなー。
自分から喧嘩はうるみたいだけど。
290:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 23:40:57 yYJJCD41
議論は好きそうだけど、相手を言い負かそう、という感じじゃなさそうだけどね。
291:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 23:42:53 Vuf2Ugs6
俺の中の佐々木は京極堂みたく喋るイメージだな
関口はキョンでピッタリなんだが後もう一人自称神の探偵が欲しいところだ
292:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/13 23:47:52 zTTnxqVE
ハルヒがぴったりだと思うんだが>自称神の探偵
どっちも一見破天荒で唯我独尊だけど、根は良い人だし
ハルヒはさすがに神は自称してないけどさ
293:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 00:12:07 7qI4s2mj
>>288
アドレスキボンヌ
294:俺は佐々木好き
07/12/14 00:18:01 RHu2hmmR
俺は佐々木が好きだ。
こんな事を言えば誤解する輩がザルですくえそうな程に出てくるのは百も承知なのだが、好きか嫌いかという選択の余地もない二択の
選択を余儀なくされたら、俺は間違いなく"好き"に一票を捧げるだろう。
あいつは昔から根が驚く程に素直なんだよ。
馬鹿という地に指数表現が許されるなら、俺は迷いもなく数桁単位の数値を与えるだろう。
佐々木の言う事はいつも真剣で相手の事を思いやっての事だ。
いつもあいつは真剣に相手の事を考えて、自分の言葉で表現する。
その言葉には佐々木にとって異存の無い言葉であって、場合によっては直言に過ぎる言葉もある。
そんな言葉を冷たいとか感じる事もあるかも知れないが、佐々木は責任を持ってその言葉を発しているのだ。。
俺自身、佐々木のそんな態度や台詞に助けられた時もあるし、励みになった事もある。
こんな阿呆な俺でもそれくらいは判る。
俺はそんな佐々木が好きであるし、そんな資質は身を挺して守ってやるつもりだ。
なぁ、こんな事言っている俺を変人と思うか?
何なら承けて立ってやろう。
俺はそうするだろうし、それがあいつに対してのせめてもの恩返しだと思う。
295:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 00:36:25 bxDLZTZD
つまり、友達として佐々木が好きというわけか
296:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 00:48:02 t4x4WaxX
あんまり佐々木の出番も何もかもが少なすぎるから
佐々木に対する愛があああああああああどんどんとおおおおお小さくううううううう
誰かああああああああああああ
297:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 00:49:00 KxX7qLY7
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き 弱い男は強い女が好き
298:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 00:57:04 +nwyFPD9
>>296
旧保管庫から順に、SSを全部読み返すんだ。
299:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 01:04:58 n42RsrLq
>>296
やれやれ、お前の愛はそんなモンだったのか?
違うだろ?
思い出せよ、初めて佐々木にときめいたあの時の気持ちを
300:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 01:08:16 rbffy7Y5
>>296
新刊が出たらお通夜になるかもしれないんだぞ
今は一分一秒も無駄にできないはずだぜ
301:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 01:15:17 t4x4WaxX
お前ら強いな。すげえよカッケェよお前ら
涙を拭いて、そんでSSと分裂読み返してくるよ
302:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 05:43:56 7W8WbZ6L
>>293
てめー検索しろよ…、ってもキーワードがまるで無いな。無理言ってスマン。
前者は知らん(っつか他スレかもしれん)が、後者は24-310。wiki分類は短編だ。
303:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 06:36:23 Sn6oJi93
>>293
長編19-75の 佐々木と文化祭 かと。
304:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 09:05:56 bxDLZTZD
>>302>>303
293じゃないが、俺も読みたくなっていたんだ。サンクス
305:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 09:44:09 1WkaPWpX
>>297
ちょっとキミ、キョンと一緒にフロイトに基礎講座を教わってくると良い
306:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 11:00:18 FPUrrw0Z
佐々木って変な女だからまんこも変な味がしたり変な臭いがしたりするの??
307:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 13:12:11 aCnyZhRo
>>297
よくわかったよ。君がDQNだということがね。くつくつ
308:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 17:22:12 qB+5u9q5
新刊でお通夜わろた
流の作品は絶望系とハルヒしか読んだことないけど
主要キャラが死ぬパターンってあるのか
309:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 18:01:59 cRLy4oPt
少なくともハルヒでメインキャラが死んだ事はないな
イージスはそういう人死にが出るような作品じゃないし、絶望系は別枠だしな
310:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 18:16:53 FIC84lER
>>297
弱い男はMなんだよ
311:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 18:17:33 sLGRZiYY
佐々木さんは立場が微妙だからな
展開によっては消滅したりハルヒに吸収・統合されたりする可能性があるからその事言ってるんじゃないか
312:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 18:18:36 aCnyZhRo
敵では朝倉が死んでいるな。
あれが人間じゃないとか言うなら、長門も人間じゃない。
流がどうまとめるか知らないが、他の作家の作品では主要キャラが最終回寸前で急に死ぬのが、ごまんとあるから油断できないな。
313:○○降る日に(1/2)
07/12/14 18:20:36 sLGRZiYY
続いて依頼のあった流星群SS投下
↓↓↓
『もしもし佐々木、今晩暇か?』
「どうしたんだねキョン、まさか夜のデートのお誘いとでも言うつもりかい?くっくっ」
『あー、まあそんなとこだ』
「んなっ!!!!!!!」
ちょ、落ち着け私。はいしんこきゅー、すぅ、はぁ。よし、落ち着いた。
「い、一応だね、念のためにだが、理由を聞いてもいいかな?」
『明日は土曜で休みだから、今夜はSOS団でハルヒ命名双子座流星群一晩ぶっ通し観測会の予定だったのだが、
当のハルヒが熱出して、見舞いにいったその席で自分が参加出来ない観測会なんか中止って言いやがったんだ。
が、今回は何故か長門が異様に乗り気だったし、
俺は俺で機材や防寒具用意したりして完全にやる気モードに入ってたからハルヒ抜きでもやりたかったんだがな、』
長門さん、気持ちは分かるよ……この日の為にあれだけ議論したんだものね。
『古泉がそんな事したら間違いなく閉鎖空間が発生するでしょうとかなんとか言うからしぶしぶ諦めたんだ。
で、持って行き場の無くなったやる気をどうするか考えてたら、気が付いた時にはお前に電話してたって訳だ』
「なるほど。僕も週末はこれといって用事も無いから、喜んでお共させて頂こう」
橘さん達との観測会はキャンセル決定。
「ところで、何故キミはそれほど迄にやる気だったのかな?
もしや星が流れてる最中に3回願い事を唱えられれば願いが叶うというアレの為かい?」
『挑戦しないとは言わんが、基本はまだ流れ星を見たことが無いから一度ちゃんと見てみたかったからだよ。
幸い天気予報でも今夜は快晴みたいだし、更に月の具合も…俺はよく分からんが古泉が丁度いいって言ってたからいいんだろう。
そんな訳で今夜が俺の流れ星デビューだって年甲斐も無く興奮してるんだ』
「くっくっ…そうかい、それは失礼な事を言ってしまったね。謝罪させてもらおう。
しかしキミが本気でやろうとしていたなら、それは無理だと言わざるを得ない所だったよ。仮に
『これなら金!金!金!の3回くらい言えそうだ、でも無粋だな、止めとこう』
まで思考してから見送れる程の時間流星が流れたとしよう。
だがそれは所謂スローモーションに感じる瞬間の中の出来事で、現実の時間ではせいぜい一秒を越える程度になるはずさ。
人間は集中すると瞳孔が開いて視覚情報が増え、最大で通常時の30倍にも脳の処理速度が高まるそうだ。
結果、体感として世界がスローモーションに見えるということになる。
身近な例を挙げるなら、たまに初めて見るCMをやたら長く感じる事があるだろう?あれも同じ原理だよ。
……話しが逸れたね、元に戻そう。そんな一秒前後という短い時間の中で3回も願い事を唱えるなんて、
余程事前に願いに適う言葉を選び、早口言葉の練習を積み、更に運良く一秒にも達する位の流星を見つける事が出来て初めて
やっと至難だが不可能ではないくらいのレベルになるというものだ、いきなりやったってまず無理というものだろう」
『やけに具体的だな、色々と』
「え!?あ、ああそれくらい難しいということで、特に深い意味は無いよ」
言えない……ここ二週間橘さん、周防さん、長門さんと一緒に我々の願いを叶えるに相応しい言葉は何が最適か激論を重ね、
意味合い・必要音数・言い易さを考慮した結果『豊乳』がベストであろうという結論に落ち着き、
一人でも願掛けが成功したらその人を皆で祝福しようと誓い合ったなんて言える訳が無い!
『そうか。じゃあ佐々木は流れ星を見つけても願い事言ったりしないのか?』
「それとこれとは話が別だよ。僕だってたまにはロマンチストになりたくなるのさ」
『へぇ。例えばどんな願い事をするんだ?』
「それはお互いに内緒にしておこうじゃないか。流れてみてのお楽しみって事にしよう」
『そうだな。じゃあ8時に迎えに行くから準備して待っててくれ』
「わかった」
314:○○降る日に(2/2)
07/12/14 18:23:24 sLGRZiYY
さて、流星観測のポイントでも説明しようか。
まず、場所は街の明かりが入らずそれでいて開けているのがベストだが、主な移動手段がキョンの自転車だから近場で妥協する。
カメラを使う場合は広角レンズを着けて天頂方向か副射点、つまり流星が来る方向に向けてシャッターを数分開放を繰り返す。
肉眼での観測は地面に断熱シート等を敷いてその上で寝転び、なるべく広い範囲を視野に収めながら全体をぼんやりと眺める。
複数人いる場合は見る方角・範囲を分担した方が望ましいので、残念ながら二人仲良く並んで星を見ることはできないだろう。
そんな事を話しながら自転車と徒歩で2時間かけて現場に着き、設営も終わりいざ観測!という段になって…
「雨だね」
「いや、雪も混じってる。みぞれだなこりゃ」
「予報は快晴だったよね、これってやっぱり……」
「『やつ』のせいだろうなあ」
涼宮さんのばかぁー!!
で、いつもなら終わる所だけど、今日は一味違う展開が待っていた。
涼宮さん、貴女は気付いてないかもしれないけど重大なミスを犯したのだよ?では私のモノローグから続きをどうぞ、くっくっ
水を弾く断熱シートは最も高価なカメラを護るために使用しなければならなかった為、私達はまともに氷雨を浴びてびしょ濡れだ。
体温を保持するのが目的の防寒具も冷水を吸収し、ただひたすらに重く冷たく、全くその役割を果たさなくなった。
雪混じりの冷たい雨は10分程で上がったが、身体は冷え切り、とても観測を続けられる状態ではない。
「くしゅっ!」
「おい佐々木、大丈夫か?」
「これが大丈夫に見えるならキミも相当危ないね。幻覚が見えているようだ」
「どうにかして暖をとらんとマジでやばいな。さてどうするか……」
朝になって、屋根付きベンチの休憩所で断熱シートにくるまる私達を発見した古泉君の顔は蒼白だった。
可哀相に、余程寒い中を探し回ってくれたんだね。私達は温かいどころか暑く、いや熱くすらあったというのに。くっくっ
『月曜日の天気予報をお知らせます。午前・午後を通して概ね快晴、所により一時血の雨が降るでしょう』
(色々ぶち込んで終わり)
315:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 18:33:17 aCnyZhRo
>>314
GJ
316:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 21:42:41 Sh8HSs4r
血の雨ってちょwwww
でもGJ!
317:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 21:52:35 aCnyZhRo
血は血でも佐々木さんの破○の、、、、
318:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 22:36:52 cPj3bXWj
>>314
GJ!!
豊乳に感心したw
319:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/14 23:24:31 aCnyZhRo
>>318
気がつかなかった。
320:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 00:06:53 Fh8xPBwV
>>318が何に感心したのか解らない…。
>>314での天気予報が「概ね快晴」=豊乳になった
って意味?
321:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 00:27:14 YFEFPRpK
おおむねかいせい
大 胸 改 正 って事?
322:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 00:55:43 8TusdzAu
キョンが佐々木さんにぶちこんだのもガチだな
そして血は血でも、、、
323:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 01:13:38 7sGsEnaB
>>320
いや、さすがにそれは深読みしすぎw
「一秒前後という短い時間の中で3回も願い事を唱える」必要があるという条件の下、
おっぱいを大きくしたいという夢を「意味合い・必要音数・言い易さを考慮した結果」
「豊乳」という短い単語に縮約したというのは上手いな頭いいなぁ
と文字通り思っただけ
もしかして作者さんはまじで>>320のような語呂合わせを意図してたのかな・・・
324:流様の観察
07/12/15 02:41:57 8TusdzAu
「キョン、九曜さんと僕で上位世界観察機を作ったよ。一緒に見てみよう」
「何?それ?」
「見ればわかるよ。くつくつ」
「なんだ、このおっさんは」
「フン、禁則だ」
「谷川流と言って、我々の世界を作る神らしいよ。この世界の外に存在するんだけどね。彼が書いた原稿が出版されると、僕達の時間が動き出すんだ」
「こいつが神?谷川?もしかして谷口の親戚か?」
「――だいぶ――禿げてる――」
「5時間ずっとパソコンと原稿用紙ににらめっこしているが、何かの儀式か?」
「何も書けなくて、苦労しているんだよ」
「書いてくれないと、我々の時間が進まないですね」
「―また―髪が――落ちた――」
『「コラー、谷川、涼宮さんの能力を佐々木さんに移すのです」』
びっくりする谷川
『え?橘の声が原稿から聞こえたぞ。やっぱり疲れているのかな。気分転換にイラストでも書こう』
「長門に少し佐々木を入れたような女は誰だ?長門のつもりか?」
「フン、奴の高校時代の文芸部の女部長だ」
「文芸部というと、長門のモデルか。好きだったのかな」
「さあ、どうかな。君はどうかな?」
「俺は長門を信頼できる仲間だと思っている」
「はー」
「なんだ橘、その溜息は」
「偉そうなおっさんが来たぞ」
「出版社の人だよ」
『先生、今日は進みましたか?』
『いや、全然』
『そんなことだから、ラノベ界の冨樫と言われるんですよ』
『面目無い』
「原稿出来なくて怒られているのですね」
「―また―髪が――抜けた――」
「大変そうだな」
「そろそろ時間のようだ今日はこれまでだな。くつくつ」
次号予告:流様に何を願う
(谷川先生ごめんなさい)
325:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 03:27:05 sjLMcuhE
やはり佐々木は悲しい末路を迎える運命なのか…
そんなキャラに恋してしまうなんて…
326:ひゅ~まのいど☆いんた~ふぇいす
07/12/15 05:09:03 0K2veipQ
「キョン、そろそろ受験勉強を考えなければいけない季節だね」
「お前まで俺を受験に駆り立てるのか。まったく、やれやれだ」
「そう言うと思って君の為に頼れる助っ人を用意したよ」
「誰だそいつは?」
「こっちにおいで」
・
・
・
「紹介しよう。この子は"僕っ娘型ヒューマノイドインターフェイス・ささっきー1号"だ」
「うわっ、佐々木がもう一人!?何なんだこれは??」
「キョン、僕ハ佐々木ダヨ」
ポカッ!
「・・・・ササッキー1号デス」
「佐々木が佐々木を殴ったぞ!?何やってんだ?」
「・・・・ゴホン、九曜さんに頼んで作ってもらったんだ。
この子には外見は当然として内面も僕に合わせて作られたアンドロイドさ。
君の手となり足となり、受験ライフを陰ながら支援させて貰うよ」
「キョン、キミ自身ノ可能性ニ僕ト二人三脚デ頑張ロウヨ!」
「俺の可能性へのチャレンジか・・・・。なかなかいい事を言うな」
「きっと君を満足させるよ。ささっきー1号を可愛がってくれたまえ」
<一ヶ月後>
「佐々木よ。お陰様で森鴎外をスラスラ読めるようになったよ」
「くっくっくっ、エリスがヤンデレに見えるようになったかい?」
<二ヶ月後>
「ツオルコフスキーの法則が暗算で出来るようになったぞ」
「一緒に宇宙旅行にでも連れて行ってくれるかい?」
<三ヶ月後>
「俺は学校を辞めたぞ。なぁ、佐々木よ。俺と一緒に東大を目指さないか?」
「くっくっくっ、君はやれば出来る男だ。僕も頑張るよ」
<四ヶ月後>
「もうすぐ大統一理論を解けそうだ」
「凄いな、キョン!」
「更なる学習の為、ササッキー2号があれば貸してくれないか」
「ああ、いいよキョン」
・・・・ササッキー2号は僕の事なんだけどね。
それにしてもキョン、君は僕の想像を遥かに超える。
君は本当にタフだ。タフすぎる。
そんなに毎晩毎晩激しく攻められたら・・・・・・僕、壊れちゃうよ。
327:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 06:13:58 hyR99RJK
>>324
上から怒られ、ファンには急かされ、さらに登場人物に突き上げられるとは…
がむばれながるん
>>326
キョン潜在能力高杉ww
それを引き出すササッキー1号優秀杉
ササッキー2号こと佐々木さんの真の実力は推して知るべし?
それとも1号を使い潰したからねだったんだろうか
328:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 08:30:13 8TusdzAu
>>326
ササッキー1号欲しい
329:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 08:39:35 oTXZjEqa
>>326
ナニを攻め立てるんだ?ふふふ
330:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 10:09:19 rCP5cqYA
最初に言っておく。
俺もササッキー1号がかーなーり欲しい!
331:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 11:23:57 Ku7MOk7h
>>326
オヤ モウできたノデスカ?
すごいデスネ。大学院れべるデス
確認シマス。お見せクダサイ
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんなの 実力実力
全問正解だったら、わかってるな?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
ハイ、もちろんデス
僕、本番ハ 未経験とナッテおりマスノデ、
ドウカ 優しく お願いシマス
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|- -|──┬──|- -|
|:::::::| // i コンナ シヨウ :::|
|:::::::|#.ト、.ヽ | キイテナイヨ ::::|
ホンジツ ノ |!!!!|从ソlll.从〉: クヨーサン….ll|
ゴホウビ サービス ハ |:::::::|┳ ┳i!l:: //|:::::::|
SPコース 2ジカン デス. |:::::::|、 ー ノハ!∩ |:::::::|
,. -─- 、 |:::::/.──┴──ヽ::::|
/. ソ ト、 ヽ.~~, -‐-ー.、 ~~
. |. (〈从ソ 从〉〃 ヽヾ コラッ
|. (|で) で)!l i ハハバハ> アッチ ヘ イッテナサイ
___ ハNiヘ.''' ヮ''ノハイ(! ─ ─|i ________
<')´_)._)ヽ、.ゞハ、'' ー ノ’ 、
. '〈___,!` ゙ <'}`|{†}|゙iφ ( "8' ̄`ヽ
l__ハ_,}l\ ̄ ̄ヽ三三ヽ ̄\ リ((ハヾNリ
. |l\\. \ !、ヘ´(ソ
. ∧∧ …ネタテキ |l__|.\l二二二二二二二l (|廿| )
( ゚ x゚) オヤクソク || | || | レーJ
~( w デアル ||__| ||__|
332:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 11:38:05 oTXZjEqa
>>331
吹いたwww
333:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 12:05:11 hyR99RJK
>>331
一部のスペックが本人を凌駕(ry
334:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 12:39:41 8TusdzAu
分身と本人が入れ替わる話があったな。
既に佐々木さんはササッキー1号と、、、、、
335:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 13:30:56 HVGc/I6O
>>326>>331
GJ
336:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 18:30:04 HVGc/I6O
人がいなくて気持ち悪いけどSS投下
本当は2レスでまとめるつもりだったけど、無駄に長くなりました。
サルったらごめん。できれば支援してね
337:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/15 18:30:23 hyR99RJK
保管庫更新乙です>中の人
338:SS星の流れる時:その1
07/12/15 18:33:56 HVGc/I6O
その頃の俺は、美人だが男のような口調で話す親友といっしょにいることが多く、周囲から恋人どうしとみなされていた。
「君は流星の伝説を知っているかい?」
「願い事を3回言ったら叶うというやつだろ?」
佐々木は、その整った顔で目にマゼラン星雲を浮かべて言った。
「もう一つの伝説はしっているかな?」
「さあ?」
「流れ星が一つ流れる時、地上の人間の一人が天に召されるのさ」
「つまり死ぬということか。嫌な伝説だな」
本当に嫌な伝説だ全く
「僕達が死ぬ時は、一緒に死ぬか、どちらかが他方を看取るのが良いな。くつくつ」
「縁起でもない」 佐々木が死ぬところを想像して、少し欝になった。
「心配しなくても老衰で死ぬ時の話だよ。ついでに、僕達の子供達と孫達に看取られて」
それを想像すると、確かに幸福な人生の終わり方だ。
「そうなったら良いな」
「君がそう言ってくれて嬉しいよ」
「俺達は、互いに恋人ができ、結婚して別々になっても、いつまでも親友でいたいな」
「な?」
何故か急に佐々木の機嫌が悪くなった。俺には女心が判らないからなー。
それが2年程前のことだ。
・・・・・・・・・・・・
「キョン、さっき流星が見えたわ」
「すまん、望遠鏡のセットしてたので見ていなかった」
「何よ、早くしなさい」
今、俺とハルヒは携帯の電波が届かない丘の上で双子座流星群の観察をしている。当然運転、雑用は全部俺の役目だ。
遠いのでハルヒの親父の車で来たけどな(注:この世界では16歳で自動車運転免許が取れる)。
しかし、星空観察で有名なはずなのに今日に限って誰もいないのは何故だ?
それに、佐々木との先約をキャンセルしてまで来たというのに、古泉、長門、朝比奈さんは用が有るので来れないらしい。
しかし、用って何なんだ?ハルヒの観察があいつらの仕事じゃないのか?
(今日こそキョンを落とすわよ。他の団員にはわざと知らせないようにして、佐々木さんにはキョンから強引に誘われたと嘘ついたし
これくらいのズル良いわね?今まで佐々木さんがしてきたのに比べると、かわいいものよね)
「なあ、長門達の用って聞いているか?」
「さあ?知らないわ。わざわざ詮索するのは嫌らしいから聞かなかったわ」
俺が休みたいとか用があるとか言うと一々詮索するのは何でだ?やたら暴力ふるうし。そんなに嫌われていたかな俺?
まさか、閉鎖空間でのキスのことを未だに根に持っているのか?しかしあれはハルヒ的に夢だろ。
しかし、団長様と二人きりは異常に疲れるんだよなー
・
・
・
・
その頃。橘の組織。閉鎖空間にて
「群れなす神人。500体、いや、1000体を下らない。イヤー」
「ーーー現在・・・988体ーーーー1分で3体・・・増加ーーー」
「駄目です、キョンさんには連絡取れないのです。その上、佐々木さんは居留守で連絡取れないのです」
「機関の方に応援を頼んでますが、焼け石に水でしょう」
「世界の終わりです。エーン」
339:SS星の流れる時:その2
07/12/15 18:37:28 HVGc/I6O
・
・
「なあ、ハルヒ。佐々木でも誘った方が良かったかな?」
「佐々木さんは用があって来れないらしいわ。もしかしたらデートかもしれないわね」ピクピク
あの後、佐々木は予定を入れたのか。そうか良かった
「そうか。でもデートってことは無いな。佐々木が俺に黙って男と付き合うはずが無いから」
「なっ?」ビキビキ (何でそこまで信頼できるのよ、あんた)
何故かさらに機嫌が悪くなったよハルヒ。ハルヒと二人きりは間が持たなくて苦手だよ。
団員でも鶴屋さんでも佐々木でも谷口でも誰かいると全然違うのだがなー。
(何よ、いつもいつも佐々木、佐々木って。あたしの方がずっと良い女なのに。
駄目、駄目、怒っては水の泡。今日はキョンと最後までいって、それをネタに正式に付き合うのよ)
「ハルヒ。俺が作ってきた弁当食うか?」
「食べる、食べる」 (キョンのお弁当おいしいなー。あたしの作ってきたお弁当は明日の朝食にしよう)
「何だハルヒ。ジロジロ見て」
「えーと、お弁当おいしいよ。ありがとう」ニコッ
急に向日葵のような笑顔になったハルヒに俺はドキドキした。
「ありがとう。笑っていると可愛いぞ」ドキドキ
「////」ドキドキ これからどうしよう。いきなりキスするのも変だし
また星が流れる。それを見て、俺は2年前の佐々木の言葉を思い出した。
この言い様の無い不安は何故だ
「あ、また流れ星。どうしたのキョン?深刻な顔をして」
「いや、何。今夜俺の友達の誰かが死ぬような気がして、、、すまん。縁起でも無いことを言って」
「何辛気臭いこと言ってるの。せっかく来たんだから思いっきり楽しむのよ」
そうだな、ハルヒの言うとおりだ
・
・
・
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その頃の朝比奈さん
「長門さん、朝倉さん、喜緑さん。3人そろってどうしたのですか?それに、随分殺気立って」
「・・・あなたが気にすることは無い」
喜緑さんは変な機械と睨めっこしてます。
「朝倉さん、長門さん。ようやく涼宮ハルヒの位置が判ったわ」
「涼宮さんの崇拝者は佐々木さんの閉鎖空間でつきっきりだし。目撃者は涼宮さんの能力で排除されたし。
千載一遇のチャンスだわ。そろそろ、いきましょうか」
朝倉さんは嬉しそうです。は?もしかして?
「もしかして、またキョンくんを殺そうとすのでは?そんなの嫌です」
「・・・大丈夫、殺すのは涼宮ハルヒの方」
「長門さん。涼宮さんは大事な仲間じゃないですか。それを」
「・・・私は彼さえいれば良い。邪魔するならあなたも殺す」
長門さん。そんなー
「涼宮さんが殺ねば、能力がどうなるのか調べるための実験よ。
佐々木さんに移るのかしら、それとも、、、ワクワクしてこない?」
朝倉さんは本当に嬉しそうです。人間だったら病気です
「キョンくんの前で殺すのは良くないわね。キョンくん眠らせてからやる方法もあるけど。
未来人の朝比奈さん、だっけ?キョンくんを呼び出して、しばらく涼宮さんから引き離してくれない?」
断れば殺されましゅ。ひーん
「・・・失敗したら、殺す」
そんな、長門さん。勘弁して下さい。えーん