07/11/08 01:01:08 Bf0Z92r5
「タオルさんタオルさん!」
「河童先生河童先生!」
今日は親戚の集まり。いつもだったら仲良く遊んでいる綾と里美は大きな声を上げて喧嘩をしていた。
「はい、ストップ!」
頬を膨らませてじっとにらみ合う二人の間に割り入る翔子。
「どうしたの?いつも仲良く遊んでるのに。」
「だって綾ちゃん、河童先生よりもタオルの方がかっこいいっていうんだもん!河童先生の方が強くってかっこいいもん!」
「ちがうもん、タオルさんは空だって飛べるし強くてふかふかしてるんだもん!タオルさんの方がかっこいいもん!」
「河童先生だって、お水の中、すいすい泳げるもん!かっこいいもん!」
思わず置いてきぼりになってしまう翔子。タオルと河童先生だけじゃ意味がわかりませんから。
「翔子おねえちゃんはどっちがかっこいいと思う?!タオルさんと河童先生!」
「え?」
「タオルさんの方がかっこいいよね?!」
「河童先生だよね?!」
「えー、あー、うん。二人とも、おやつの時間みたいだから、おやつ、食べにいこっか。」
おやつを使って、なんとか二人の話題を摩り替えたけれど、後三日は一緒だぞ。
がんばれ翔子!がんばれお姉ちゃん!
ノリで書いた。ノリに乗ったらすまん。