08/07/28 00:28:10 sm2zT+lw
ひかる「今日はついにふゆきがカナヅチを克服した姿を見られるんだな」
ななこ「天原センセが泳げへんのも意外っちゃ意外やったけど…
寧ろアスカの奴とマンツーマンで特訓っちゅー響きに、なんぞ穏やかならん感情が湧いて来るわ。
ぶっちゃけ、天原センセが羨ましい」
ひかる「アスカよ。我々も断腸の想いでふゆきを貴様に託したのだ。
これでつまらん成果しか見られんと言うならば…その時は覚悟するがいい」
シン「フフフ、御心配なく先生方。それこそ俺と天原先生は連日、血が滲むような努力を繰り返して来ました。
その甲斐あって、既に天原先生に恐れる物はありません。
そう！今の天原先生はまさに水の妖精！モビルスーツに例えれば新型のアッシュ！
ザフトのMS開発陣も真っ青な俺達のたゆまぬ研鑽の結果、とくと御覧下さい」
ひかる「おお…いい話だなぁ」
ななこ「…羨ましい話やなぁ」
ふゆき「………」
シン「天原先生！いつもの訓練を思い出して下さい！先生なら絶対に出来ます！」
ふゆき「アスカ君…はいっ、私、やってみます…！」
ばちゃーん
ななこ「…恐る恐る水にダイブしたまま…７…８…９……１０秒ぐらい経ったんかなぁ？」
ふゆき「―ぷはぁっ！」
シン「すごいですよ天原先生！水の中に１０秒も潜っていられるなんて！」
ふゆき「うぅ、すごく緊張しましたが…私、上手く出来たでしょうか」
ひかる「ブラボーだふゆき！素晴らしい、素晴らしいぞ！まったく何という成長っぷりだ！
既に私の眼鏡は目から迸る涙で曇り放題ボケ放題！愛しい眼前のお前が見えないくらいだ！」
シン「だけどこれで終わりじゃありませんよ桜庭先生！さあ天原先生、次はバタ足で前進！」
ひかる「は、はいっ！……（じたばたじたばた）」
シン「すッばらスィーよキャシー！水に入れば即沈没のキミが水中を５メートルも直進出来るよーになるなんて！
これも全てはザフト式スウィミング・テクニックのおかげ☆ＳＡ！」
ひかる「グッド！グゥーッドさボブ！今ボクの前にマーメイドが降り立ってるのが見えるＮＥ！
ブルーコスモスやロゴスの連中だってこぉーんなミラクルは起こせないよ！」
シン「イエース、ジャック！ボクらは今、世界の神秘に遭遇しているのさー！ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！」
ななこ「……つ…付いて行けへん…こいつぁ、色々な意味でウチにはハードルが高すぎるでぇ…
…で、でもまぁ…ウチも何か自分の弱点めっけてみよーかいなぁ…
そんでアスカと二人きりで特訓するんや…なんつーかこう、もっとマシな感じで…」