あの作品のキャラがルイズに召喚されました part153at ANICHARA
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part153 - 暇つぶし2ch520:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 14:40:02 jIlsmwtJ
某所にあった、日本がハルゲキニアに召喚された話で、日本外交団へのトリステインの回答



1、栄光あるトリステイン王国王政府は、ニホンの要求に対し、断固たる回答を行う。

2、ニホンの要求する平和友好条約の締結および相互不可侵条約の締結は、これを拒否する。

3、トリステイン王国王政府は、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール公爵令嬢の拉致監禁に関してニホンに正式な謝罪と賠償を要求する。

4、ニホンは、上記の事項に対し、以下の賠償行為を可及的速やかに行うべし。
  
  a、神聖不可侵な王家を侮辱した行為に対する賠償金70億エキューの支払。
  b、今後、トリステイン王国王政府の指名した内政官にその内政を統括せしむべし。外交権はこれを認めない。
  c、今後、トリステイン王国王政府の派遣する徴税官による以外の一切の徴税権を認めぬべし。
  d、その軍事力を、すべてトリステイン王国国王陛下に譲渡すべし。また、ニホンの統帥機構の存在は認めない。
  e、ニホンおよびその影響地域におけるブリミル教以外の宗教の存在を認めぬこと。
  f、ニホン国王および、平民どもによる傀儡政府は、栄光あるトリステイン王国王政府に絶対の忠誠を誓い、
    ニホンはトリステイン王国の一部であると宣誓すべし。

5、以上を受諾しない場合は、天なる始祖ブリミルにより付託された神聖なる王権への反逆と見なし、神罰の鉄槌が下るであろう。




このあとメイジの歴史は終わった

521:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 14:40:20 CbN3k+OI
「アウターゾーン」だったらデスノート(前・後編)の二話で終わる話だぜありゃ

ミザリィ召喚しても文庫版最終回みたいな話しか思いつかないや

522:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 14:50:37 qHWkjQ4Y
>>512
確実に人類種がほろぶよw
生まれてくる時に母親に苦痛という犠牲を強いてるんだぜ、ついでにその後養育の負担まで負わせるんだから例外なくあぼんだよw

523:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 14:53:29 ydSEPZ1B
>>522
それが申し訳なくて泣きながら生まれてきた俺は間違いなく助かる

524:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 14:58:36 Bw1FgrJC
>>520
ぜひ読んでみたい、どこに有ったのか教えて下さい。

525:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:00:13 ivjYY700
朝陽の中へ 火葬

でググれば幸せになれるよ

526:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:02:09 v8XKHnh/
>>524
黙ってろカス。

527:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:02:34 J7xSB55X
>>524
朝陽の中へ て名前のブログ

微妙にスレ違いだから、この話題は自重

528:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:03:34 IKZtiJHS
微妙にスレ違いで済ませる程このスレは終わってたのか
明らかにスレ違いだっつーの

529:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:09:08 qHWkjQ4Y
>>523
残念ながら泣きながら生まれてくる赤子はまずいないぜ
ありゃ生まれてから泣くんだ、泣くからには呼吸しなきゃならんからな、少なくとも数秒からの誤差がでるよ

530:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:10:21 b20swdNq
>>524
あの作品はイザベラ様がかわいかった。

アンアンとイザベラ様が入れ替わってる作品とか無いのかな?

531:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:12:57 zZAlGBnL
善良なスレ住人ならそろそろ自重

532:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:19:59 eQM2fN6D
もうこのスレはSSの投下とその感想以外のレスは全面禁止にしたらいいんじゃね?

533:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:22:08 ZLKk4QeD
カバカッバ・・・・

534:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:28:07 nxkRNq8Z
>>524
作者 乙!
こんなところまで出てくんな

535:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:33:54 KRXJQHtJ
だから外部の話は隔離スレでやれよ。
巣から出てくんなヴォケ!

536:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:35:13 E8Dx8HB0
>>532
その結果書き込みが少なくなりいつの間にか自然消滅していったスレがある

537:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:36:37 Fqdd3hCL
多少の雑談を交えないと衰退しかねんからなぁ
常駐してる連中と自治厨が空気読めなきゃいつまでもループする話題やけど

538:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:37:06 0kab+pjY
妙な、雑談が多いから、荒れるんだろ?

539:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:38:39 CbN3k+OI
西村京太郎か君は。

540:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:38:39 zZAlGBnL
雑談するのはかまわないとおもうけど、
スレとまったく関係のない雑談は自重したほうがいいと思う。

541:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:38:58 AfQ396Sw
荒れている内はまだいい。
荒れることすらなくなったスレは正しく廃墟だからな。

542:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:43:48 ydSEPZ1B
マクロスFよりケータイくん召喚。
なんか色々模様が出ておもしろーい、とグネグネやってるうちに黒く変色、電池切れで死亡。

543:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:45:15 1kFPks9E
夏だねえ。
みんなカキ氷でも食べてクールダウンしないかい?

544:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:48:02 Fqdd3hCL
涼しげになるキャラを召喚してくれぃ・・・・・・

545:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:48:19 CbN3k+OI
雪見だいふくが食いたいんだが、あれって夏場は販売してないのか?
どこ行っても売ってない。
あの天上の美味を誰か食わせてくれ。

546:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:52:48 E8Dx8HB0
ルイズが雪見だいふくを召喚しました。
クラスメイトたちはルイズが召喚した使い魔が生き物や道具ですらないただの食べ物だったので大笑い。
ルイズ超涙目


※雪見だいふくは後でスタッフがおいしくいただきました。

547:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:54:07 AfQ396Sw
>>544
0マンから電子冷凍機

548:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:54:07 eQM2fN6D
>>544
稲川淳二
だと実在の人物だからアウトか

549:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:56:11 ydSEPZ1B
まとめに雪だるまみたいの召喚されてたような。

550:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:57:07 0kab+pjY
>>544
変わったところから召喚するなら、「かまいたちの夜」の主人公とか…






551:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:57:51 78ol/TPK
投下中の割り込みがどうこう言われてるけど
長文じゃなきゃ支援と変わらのじゃね?

552:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:58:59 0kab+pjY
>>551
投下するのなら、支援するよ(内容によって)

553:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:59:32 8uQfl9yE
投下してる側からしたら
「もしかして歓迎されて無い?」
とか不安になるだろ

554:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 15:59:58 KB6lb2ON
もう夏休みのところもあるのか

555:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:01:26 VCdNhKZv
ドクターマリオが召還されました

「よし、ワルドを入れて同じ色四つ!」

ぷよーん

ワルドの偏在と本体が消滅しました

556:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:02:59 EWfzpQkV
せいぜい試験休みだろ?

557:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:03:14 zZAlGBnL
>>551
肝心なところでCMが入ったときのような気持ちになって
興が削がれる。読んでる側としては。

558:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:03:24 n6EetmH9
投下後に何の反応もないのが作者的には一番つらいです。

559:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:04:09 zBjJ+kOD
>>544
らんまの九能校長

560:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:11:32 YQfX7Pnx
>>544
愉快なミルさんとか?

561:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:11:52 EPCw14Ar
>>558
つらいのぅつらいのぅ ほんとうにつらいのぅ

562:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:17:10 NbOPtZ8f
>※雪見だいふくは後でスタッフがおいしくいただきました。
これがツボに入ったのは俺だけか(苦笑
後このスレ、別にSS投下用のスレじゃないんだぜ?
(投下中に割り込むなっつーのは同意だが)

563:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:22:03 QWnRj1pV
>>562

564:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:27:11 m0SJY68i
>>563
元々ただの雑談スレなんじゃなかったっけ?

565:562
08/07/13 16:29:08 NbOPtZ8f
>>563
んー、時々出る「雑談完全禁止にしろ!」
てな論調がまた上にあったからねー。
何事も程度問題であって、極端はどっちにいったって
ロクなこたないと思うんだが。
「SS投下専用のスレじゃない」とした方がよかったかな。

後、前半と後半は全く無関係な話題です、ハイ。

566:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:29:17 0kab+pjY
>>562
ここは、投下用のスレだぞ。忘れるな。わかってるだろ?

567:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:30:18 a0oR/cI7
完全に投下だけだと書くほうも見るほうも面白くないよな
同じ目線でやりあうから面白い気がする
投下中に雑談すんなってのは同意だが

568:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:31:34 0kab+pjY
雑談するとこがあるだろ?

569:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:33:42 a0oR/cI7
だからそれがここだろ
「投下用」と「投下専用」は全然違う

570:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:35:03 E8Dx8HB0
雑談専用のスレが他にあってもここである程度は雑談したって良いと思う。
雑談完全禁止は寂しいし何より衰退する元だから。

571:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:35:13 0kab+pjY
>>569
避難所見て来い。話はそれから聞いてやる。

572:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:36:46 a0oR/cI7
>>571
お前さんがここのテンプレ読んで内容を理解したら見てくる

573:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:38:05 1DcNtC8w
避難所はあくまで避難所。
どう頑張っても本スレにはなれない。

574:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:39:03 0kab+pjY
「・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!」

「・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?」

この二つが矛盾してるから、おかしくなる

575:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:40:40 1DcNtC8w
>>574
雑談と「議論・荒らしへの反応」が同一になってるお前の頭の中がおかしい。

576:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:41:00 AfQ396Sw
もうこんな不毛な話やめておっぱいについて語ろうぜ

577:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:42:05 FdKOCRFr
ルイズのおっぱいは駄目だな
小さすぎて駄目駄目だ

578:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:42:40 E8Dx8HB0
>>574
普通の書き込み⇒ここでもOK

荒れるような書き込み⇒非難所へGO

ってことなのでは?

579:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:43:06 AfQ396Sw
>>577
何を言うか!
ちっぱいにはいっぱい夢が詰まってるんだよ!

580:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:43:18 0kab+pjY
シエスタのが最適かな

581:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:46:10 E8Dx8HB0
ルイズが「胸の話題は本スレでも非難所でも禁止よ!!
べ、べべ別に嫉妬とかそんなんじゃないんだかんね!!わかった!?」
と申しております

582:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:47:02 iXfQz2XV
デコ様の程よく発育したおっぱいこそ至高

583:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:47:29 a1TPYAbO
さっき姉妹スレまとめのアヌビス神の
おっぱいソムリエの活躍を読んできた所なんだぜ

584:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:48:33 v7Rt1+jY
大きい胸には夢が詰まっている。
小さい胸は夢を与えているから小さいのだ。

585:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:50:19 EWfzpQkV
じゃ、わたくしはベアトリスのツインテと小ぶりなおっぱいを堪能しています

586:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:51:40 ku26rhDk
タバサ(68)
ルイズ(76)
モンモン(80)
マチルダ(?)
シエスタ(83)
アンアン(84)
キュルケ(94)
テファ(胸革命)
8組のバストを選ぶとしたら
君ならどれが好き?

587:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:52:16 AfQ396Sw
>>582
765プロから平賀P召喚と申すか

588:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:53:27 YQfX7Pnx
>>577
貧乳は文章として描くならなかなかよろしいのだが、
絵としてみた場合に無難にバランスがとれて面白みがないんよね。

巨乳でありながら、全体のバランスを崩さないように書くというあたりが、絵として面白いと思うのだよ。

逆に、文章としてみた場合直観的に劣情を誘うおっぱいが小さいというのは、
それ相応に魅力を伝えるための工夫があって面白い。

ひんにゅー教徒向けの文章は、面白みがないので却下だが。

589:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:54:19 0kab+pjY
シエスタ(83)
モンモランシー(80)
アンアリエッタ(84)
この辺りかな

590:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:55:23 m0SJY68i
お前ら胸の話題になったとたんはっちゃけ過ぎだろw

591:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:55:56 zBjJ+kOD
誰か姉妹スレのワルドを呼んできて。

592:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:56:08 ydSEPZ1B
だからおっぱいなんてものは都市伝説だと何度言えば(ry

593:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:56:20 AfQ396Sw
>>590
おっぱいが嫌いな男子なんていません!

594:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:57:54 0kab+pjY
>>590
素直になれよ、同胞

595:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 16:59:16 8MeLgxVl
俺はおっぱいが好きなんだ!貧乳も巨乳も胸革命もすべて等しくおっぱいなんだ!

でも確かに文章で書くと巨乳ってどうも表現に個性がだしにくいよねw

596:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:01:24 4nKCIT7W
人は自分に無い物に憧れる。
……大きな胸に悩むカトレアさんは、妹の慎ましやかな胸に憧れているのかもしれません。

597:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:01:34 a0oR/cI7
とりあえず避難所は見てきた

>>586
タバサ(68)

598:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:02:25 m0SJY68i
>>593-594
OKわかった
ではタバサ嬢のまな板は俺が貰っていこう

599:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:05:06 xO9mqkDM
ちゃんとリロードしないから…

600:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:05:15 HoBJsBno
ルイズに聖闘士を召喚させる場合、主な問題点は3つ。

1、強すぎてパワーバランスが崩れる。
2、ルイズの使い魔になるのを承諾するとは思えない。
3、デルフの出番がない。

1、に関してはむしろゼロ魔キャラを強化させるより聖闘士を弱体化させるべきだろう。
原作にもハーデス城の結界があるし。世界設定を変えればいい。

例えば、五千年前、ハルゲニアの存在を知ったハーデスが聖地にある『扉』から軍勢を送り込んできたため、
ブリミルは『扉』を閉じ、冥闘士対策に世界全土に異世界の戦士の力を削ぐ結界を張った。

という設定にして、聖闘士の実力をワルドなら対抗できるレベルにまで下げれば問題ない。
そしてルイズのピンチとかの限定的な条件の時のみ、ルーンが輝いて本来の力を発揮できるとか。
それなら万単位の軍を相手にしても大丈夫だろう。
蟹座などの即死系の技を持ったキャラでもある一定以上の実力者相手にはダメージを与えないと効果が薄いことにすればいい。
タナトスだって耐えていたんだから、そんな設定があってもおかしくはないだろう。

2、に対してはアテナに使える彼らがおとなしく使い魔やるとも思えないので、いっそう召喚された時のショックとかすでに受けていたダメージが原因で
一時的な記憶喪失にしてはどうだろうか?
さすがに記憶がない状態で異世界に来たなら当面の衣食住の確保のためにとりあえず使い魔をやると思う。
ワルキューレに殴られて小宇宙の燃やし方を思い出し、フーケのゴーレムに踏み潰されそうになって記憶を完全に取り戻すという流れにすれば
元の世界に変える方法を探すことを条件で使い魔を続けてくれるだろう。
個人的には更に他の虚無の使い魔に冥闘士を召喚させて、聖地にある『扉』を開くことを目的にする冥闘士とそれを阻止する聖闘士という構図にすれば面白そうな気がする。

3、は無視するという選択肢もあるが、あえて出番を与えるなら武器以外のものにするしかない。
ドラゴンの盾のような腕につけるタイプの盾なら両手も使えるし、武器じゃないからアテナも文句は言わないだろう。
加えて聖衣は異世界ではアテナの加護が届かないからとか適当に理由をつけて防御力を大幅にダウンさせるか、
最初っから聖衣なしにすればデルフにも出番を与えられる。

このように設定をいじれば(弱体化、記憶喪失など)聖闘士だけではなく、大概の作品をクロスできると思う。ようは筆者の工夫と発想次第だろう。

601:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:05:19 j3sh606a
勝昭wwwwwwww

602:610
08/07/13 17:06:08 j3sh606a
スマン誤爆

603:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:08:02 1DcNtC8w
>>600
>3、デルフの出番がない。

ムウが召喚されました。

「聖衣の修復をしたいが材料が無い…
 おや、こんなところにオリハルコン製の剣が」

604:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:10:11 ltNhVCn4
イザベラ様のお胸が丁度よろしいかと。

605:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:12:40 0kab+pjY
>>600
問題点解決 例

2、圧倒的な力を見せるとか
  ルイズの爆発やコルベールの魔法

3、必要無いと思う。

606:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:17:03 xO9mqkDM
>>603
聖衣の残留思念とかと共鳴して喋るようになるのか

607:512
08/07/13 17:19:13 Bw1FgrJC
以前から、「少しでも悪い事をすると、即座に、かつ100%強烈な報いが帰ってくるため、悪人は存在し得ない。」

「一切の不平等が存在せず、能力どころか容姿も含めて、生まれてからの行いですべてが決まる。才能や天分といっ
たものは存在せず、生まれつきの美貌も存在しない。また、どんな大金持ちの家に生まれても、それによる恩恵は
一切無い。自分が働いて稼いだ金で贅沢をすることは許されるが、親から貰った金で贅沢をすることは許されない。」

また、
「金と権力は、それに対する欲望を持つこと自体が罪とされている。従って、金を欲しがれば欲しがるほどどんどん
貧乏になっていくし、権力を欲しがれば欲しがるほどどんどんみじめな境遇になっていく。ただし例外はあり、何か
価値有る事を成し遂げるための道具として、金や権力を求めることは許される。」

「善良な人間が不運に見舞われる事は、決して無い。また、他人のせいで自分がひどい目に合うことも、決して無い。
つまり天才とか人災といったものが存在しない。ただし、自分のミスで自分がひどい目に合うことは有る。」

ただし、
「どんな小さな身勝手もわがままも許されないし、『清く正しく美しく』以外の生き方は一切許されない。それ故に、
エゴイストや怠け者は、子供のうちにすべて死んでしまい、生まれる子供の半分近くが、大人になることができない。」

そんな世界を舞台にした物語を空想したことがある。さすがに、この設定でプロットを造ることは難しかったが。

結局面白い話になりそうなのは、「その世界に我々の世界から飛んでいった人間」の話と、「その世界で、自然や動物
相手の仕事をする人々」の話か。

608:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:19:42 q5q1fhpU
>>600
えっと……ここってテンプレ通り過ぎると比較的嫌われるよな?
アレって、キャラが変わってるのに行動が同じだとクロスの醍醐味ゼロだからだと思うんだが、
原作と同じなテンプレ展開にするために設定に手を入れて弱体化や記憶喪失って、
ものすごーく本末転倒じゃねぇの?

609:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:23:15 0kab+pjY
>>608
性格がチェンジがしてなちゃ、OK

610:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:26:34 eQM2fN6D
強さにしてもどこぞのてつをよろしく思いきり飛ばして爽快感を出せばいいんじゃないか?
要するにおもしろければ無理して変えなくてもってことで

611:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:36:34 Fv+WhxD6
>>600
設定は読み手が決めるもんじゃねーんだよ

612:アオイツカイマ
08/07/13 17:45:00 Kk9hkT8u
さて、10分くらいしたら9話投下しますよ。

613:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:50:03 0kab+pjY
支援。待ってました。

614:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:51:00 LM1TwwER
>>525
100話近くあるので読む気なくしたけど一話あたりの量は少ないな

615:アオイツカイマ 1/6
08/07/13 17:54:12 Kk9hkT8u
 パーティは、城のホールで行われているらしい。そこに、ルイズたちも最後の客として参加している。
 けれど、私は1人で月を見ている。
 私には、この城の人間の考えが理解できない。明日、死ぬとわかっていて浮かれる気持ちが分からないし、ルイズたちのように明日死のうという人たちと顔を合わせて冷静でいられる自身もない。
 来るんじゃなかったな。そんな思いが心に浮かんでくる。
 戦争をしている国まで出向いて。そこで、これから死ぬ人たちと顔見知りになって、何もしないで帰る。
 ルイズには、王女が皇太子に送った手紙を取り戻すという任務があって、その護衛に子爵がついてきて。私には何もない。

「ショウコ」
 呼びかける声に振り向いて。私は泣いているルイズがいることに気づいた。
 どうしたのかと聞く私の胸に、ルイズは無言で飛び込んできた。
「いやだわ……、あの人たち……、どうして、どうして死を選ぶの? わけわかんない。姫様が逃げてって言ってるのに……、恋人が逃げてって言ってるのに、どうしてウェールズ皇太子は死を選ぶの?」
 自分たちは明日、貴族派『レコン・キスタ』の総攻撃で皆殺しの目に合うだろうと彼らは笑っていたという。
 ルイズも別に他人の死に冷静でいられたわけではないのだと知って。だけど、私は言う。
「貴族だから。じゃないかな」
 かつてルイズは、敵に後ろを見せない者を貴族と呼ぶと言ってフーケのゴーレムに立ち向かおうとした。
 それは、ゼロと呼ばれ誰にも認められなかった少女が意地になって言っただけの愚かしい行為だったのだけど。今のアルビオン王党派も似たようなものなのではないかと私は思うのだ。
 私が何を言いたいのか理解したのだろう。ルイズは傷ついた目で私を見上げて、だけどっ、と続ける。
「愛する人より、大事なものだっていうの? 残される人たちの気持ちはどうなるの!」
 その言葉もまた、そのままルイズに返るものだ。ルイズを愛するものがいないなんて私は思わない。
 今ここにいることを、ルイズの家族が知ったらどう思うだろう。
 思い返してみれば、ここまで無事に来れたのはただの幸運でしかない。そして、無事に帰れるという保障もない。
 王女に頼りにされたと舞い上がっていたルイズの行動は、彼女を大切に思う人たちの気持ちを踏みにじるものでしかない。
 同意と優しい慰めの言葉を期待していたのだろうルイズの眼は裏切りに傷つき、何も言わず身を離しこの場から立ち去っていった。

 残された私も、与えられた部屋で休もうと踵を返しかけ、いつの間にか近寄っていた子爵に肩を叩かれた。
「きみに言っておかねばならぬことがある」
「なんですか?」
「明日、僕とルイズはここで結婚式を挙げる」
 思いも寄らない言葉に、私は絶句する。明日には、ここは戦場になるのだ。人が死んでいる隣で結婚式を執り行う気でいるというのか。
「是非とも、僕たちの婚姻の媒酌を、あの勇敢なウェールズ皇太子にお願いしたくなってね。皇太子も、快く引き受けてくれた。決戦の前に、僕たちは式を挙げる」
「ルイズはなんと言って?」
 同意したのかと問う私に、しない筈がないだろうと子爵は笑う。
「明日の朝すぐ、女子供が乗った艦がここを離れる。きみは出発したまえ。私とルイズはグリフォンで帰る」
 三人は乗れない。だから先に行けという子爵に私は首を振る。
 だけど、私にルイズを置いていくという選択肢はない。
 だから私はこう言う。
「それなら、今から式を挙げたらいいんじゃないですか?」




616:アオイツカイマ 2/6
08/07/13 17:56:15 Kk9hkT8u
 礼拝堂で、私とギーシュ。そして、媒酌人を務めるウェールズ皇太子が新郎と新婦となる2人を待っていた。
 他に人はいない。みんな明日の戦の準備に忙しく、皇太子も早めに式を終わらせなければ今夜は徹夜になる。

 今夜中に式を挙げてしまえばいい。という私の言葉に、最初子爵は難色を示した。もう夜も遅いのだから、ルイズも皇太子も休んでいるだろうというのが、その理由。
 だけど、決戦の直前に城に残る危険を冒してまで明日に回す必要はない。ルイズの命を危険に曝すほどの理由にはならない。そこに異を唱えさせるつもりはない。
 そして、子爵は渋々だけど同意し、もう休んでいる皇太子の居室に剣を持った者や他国のメイジである自分が行くのは問題があると言って私からデルフを取り上げルイズを起こしに行った。
 正直、その理屈はよく分からないものだったのだけれど、反論する理由も思いつかなかった私は皇太子を呼びに行き、礼拝堂に行こうとしてギーシュのことを忘れていたなと彼を起こしに行った。

 扉が開き、いつもの魔法衛視隊の制服を着て何を思ったのかデルフを背負った子爵と、借り物の枯れない花のあしらわれた冠と純白のマントで着飾ったルイズが入ってきた。
 戸惑っているようなルイズの表情が気になったけれど、だからといって嫌がっているようなそぶりも見えず、私はただ2人を見守るしかない。
「では、式を始める。新郎、子爵ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。汝は始祖ブリミルの名において、このものを敬い、愛し、そして妻とすることを誓いますか」
「誓います」
「新婦、ラ・ヴァリエール公爵三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。汝は始祖ブリミルの名において、このものを敬い、愛し、そして夫とすることを誓いますか」
 皇太子の詔に、しかし続く誓いの言葉をルイズは口にしない。
 助けを求めるように私を見つめ、そして皇太子に呼ばれて子爵に顔を向けたルイズは「ごめんなさい」と呟いた。
「ワルド、わたし、あなたとは結婚できない」
 それは、皇太子には以外な言葉であったはずだが、さして驚く様子もなく。しかし、子爵は怒りに顔を歪めた。
「……緊張してるんだ。そうだろルイズ。きみが、僕との結婚を拒むわけがない」
「ごめんなさい。ワルド。憧れだったのよ。もしかしたら、恋だったのかもしれない。でも、今は違うわ」
「世界だルイズ。僕は世界を手に入れる! そのためにはきみが必要なんだ!」
 唐突に、繋がりのないことを言い出して掴みかかる子爵にいつもの余裕はなく、その目には狂気を感じさせる光があった。
「子爵……、きみはフラれたのだ。いさぎよく……」
 見かねた皇太子が伸ばした手を子爵は撥ね退け、ルイズを睨みつけて言う。
「ルイズ! きみは始祖ブリミルにも劣らぬ、優秀なメイジに成長するだろう! きみの才能が僕には必要なんだ!」
 叫ぶ声には熱い情熱のようなものが込められていて、だけどそこに相手を思いやる想いはない。
「子爵! 今すぐにラ・ヴァリエール嬢から手を離したまえ! さもなくば、我が魔法の刃がきみを切り裂くぞ!」
 皇太子が杖を抜いたのを見て、ようやく子爵はルイズから手を離す。
「こうまで僕が言ってもダメかい? 僕のルイズ」
「いやよ。いま分かった。あなた、わたしをちっとも愛してないじゃない。あなたが愛しているのは、あなたがわたしにあるという、在りもしない魔法の才能だけ。誰があなたと結婚なんかするもんですか」
 ルイズが怒りと共に吐き出した言葉に、子爵はそれまで感情をあらわにしていた顔が仮面だったかのように無表情になり、そして唇の端を小さく曲げ。私は胸騒ぎを覚えた。
「この旅で、きみの気持ちをつかむために、随分努力したんだが、こうなってはしかたない。目的の一つは諦めよう」

617:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:56:32 a0oR/cI7
支援

618:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:57:11 06CxRq5z
支援仕る

619:アオイツカイマ 3/6
08/07/13 17:58:00 Kk9hkT8u
「目的?」
 首を傾げるルイズに、子爵は哂い人差し指を立てる。
「目的は三つ。一つはきみを手に入れることだ。ルイズ。しかし、これは果たせないようだ」
 当たり前だと答えるルイズに中指を立てて子爵は続ける。
「二つ目の目的は、ルイズ、きみのポケットに入っている、アンリエッタの手紙だ」
「き、貴様……、『レコン・キスタ』……」
 すべてを察したらしい皇太子は、杖を構えて呪文を唱え始める。
 詠唱を終えた皇太子が発動させた風の魔法は、一瞬早く抜き放たれた子爵の手にある剣に吸い込まれて消えた。
「なに!」
「三つ目……、貴様の命だ。ウェールズ」
 予想してなかった事態に驚愕し、動きが止まった皇太子に子爵の剣が振り下ろされ。その剣を私が手にした剣で受け止めた。

「きみの剣は取り上げたはずだが?」
 薄笑いを浮かべ、自身の手にあるデルフリンガーを見る子爵に私も笑い返す。
「私たちの仲間には土系統のメイジがいるのよ」
 この手にあるのはギーシュが錬金で作り出した剣。子爵の行動に疑心を感じた時に作ってもらったものだ。
 もちろん一瞬で作られる物ではなく。
 もしも、私が<<鬼>>でなければ、ルーンがなければ、子爵がデルフを使おうとせず魔法で皇太子を攻撃していれば、一つでも条件が違えば、おそらくは間に合わなかっただろうけれど。
「なるほどね」
 笑いながら振るう剣は『閃光』の二つに恥じぬもので、ルーンの力でそれ以上の剣速をもって振るわれた私の剣は、しかし一合で破壊された。
 ギーシュの作る剣は時間が経つと崩れてしまう半端な代物で、デルフの魔法を吸収する能力の前にはガラスの剣のようなものでしかなかったのだ。
「終わりかね?」
 余裕を持った問いに皇太子が魔法で答えるが、それも剣に吸収される。
「ちょっとバカ剣! なんでワルドなんかを助けてるのよ!」
 ルイズの叫びは私も同意するものだったけれど、デルフは「無茶言うなよ」と返してくる。
 意思を持って話すことができても、剣はただの道具に過ぎない。持つものに逆らうことなどできないのだから。
「ただし、それは使いこなせればの話だ。悪い事は言わねえ、さっさと俺を相棒に返しな」
 忠告するデルフを子爵は鼻で笑う。デルフがどういう剣か知らない彼には、そんな忠告はハッタリにしか聞こえないだろうし、今から教えても信じないだろう。
「自分の剣で死ぬがいい」
 振るわれる剣を私は避けられない。ルーンなしの私の身体能力は子爵と互角。だけど、何のためらいもなく子爵が解放する<<剣>>の瘴気はルーンの加護のない私の動きを鈍く縛る。
 こんなところで死ぬのか。そう思った私を誰かが突き飛ばして、その誰かが私の身代わりになって斬り倒された。
 上げかけた悲鳴を私は飲み込む。斬られたのが人ではなくギーシュのワルキューレだと気づいたから。
「邪魔だな」
 左手に杖を抜いた子爵は、それをルイズの隣に移動し更に六体のワルキューレを錬金したギーシュに向ける。
「やめなさい! ルイズを巻き込む気? あなたの婚約者でしょう!」
「ああ。残念だよ」

620:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 17:58:56 0kab+pjY
支援

621:アオイツカイマ 4/6
08/07/13 18:00:05 Kk9hkT8u
 私の制止に意味はなく、皇太子が新たに唱える呪文もデルフに打ち消され、魔法の稲妻が撃ち出される。
「させるかぁーーーっ!」
 その稲妻を追い、その輝きを私は切る。右腕を刃金と成し一本の剣に変えると同時に発動したルーンの力が、それを可能にした。

「なんだ、その腕は?」
 驚く子爵に、デルフと同じものだと答えてやる。まったく同じ物ではないが本質は同じである<<剣>>は子爵の魔法を打ち消した。
「なるほど……。さすがは伝説の使い魔だ。そんな奥の手を持っていたとはな」
 それでも、余裕を失わない子爵は杖を構え呪文を唱える。
 いまさら何の魔法をと思う私は、子爵の体が分かれ四つの分身を生み出すのを目にした。
「偏在かよ。俺と相棒の右手の近くじゃすぐ消えちまうぜ!」
 デルフが笑い。子爵も笑う。
「ああ、その通りだ。だから、『ガンダールヴ』と戦わせようとは思わないさ」
 言葉と共に分身がルイズたちに向かう。とっさに追いかけようとした私は本体に阻まれ、皇太子が唱えた呪文はかろうじて一体を捕らえただけに止まる。
 ギーシュがワルキューレを応戦に向かわせ、ルイズが呪文を唱える。
「逃げなさい。2人共!」
 逃げて逃げ切れるものではないと、理解していても、私にはそれしか言えない。
 そして、ルイズの呪文が完成し、いつか見た失敗の爆発が分身の一つを消滅させた。
「え? 消えた? わたしの魔法で?」
 上手くいくとは自分でも思っていなかったルイズは、驚き状況を忘れた。
 だけど残った分身は、ワルキューレを容易く蹴散らす。
 斬りかかる剣を杖で受けたギーシュは、しかし剣の勢いを止めきれず肩に刃を食い込まされることになる。
 そして、もう一体の分身はルイズに杖を向けて呪文を唱えて彼女を吹き飛ばし、気絶したルイズに止めの魔法を唱えようとしたところで、もう一体の分身と同時に消滅した。

「バカじゃねえの?」
 そう言ったのはデルフリンガー。偏在は本体と同じ能力を持った分身を作る魔法。分身の持つデルフも同じ能力を持たされていたなら自滅するのは当然の理。
 そんな事も分からなかったワルド子爵。分からなくなっていた彼は……。
「おおおおおおーーー、おおおおおおーーー」
 杖を捨てて、剣を振るった。
 その身は浅黒く染まり、右半身に刺青のように浮かぶ文様。そして、琥珀色に輝く右目。
 剣からは、黒い蒸気のような目に見えるほど濃くなった瘴気が溢れ出していた。
「剣に……、飲まれた……」
「みてーだな」
 のんきに答えたのは、剣自身であるデルフ。どうにかならないのかと問う私に、どうにもならないと彼は答える。
 ガンダールヴのための剣であるデルフには、他の人間が持った場合の事が考えられていない。持つものが剣に飲まれたなら、その者が死ぬのを待つしかない。
「どういうことだい? ワルド子爵はどうなったんだい?」

622:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 18:01:00 MRPUpEGS
支援します。

623:アオイツカイマ 5/6
08/07/13 18:01:36 Kk9hkT8u
 尋ねてくるのは皇太子。今ここでそんな事を聞いてくる余裕があるのは事態を理解していない彼1人。
「あそこにいるのは剣鬼。<<剣>>に憑かれた鬼です」
 剣鬼と成った子爵は獣の雄たけびをあげて、かつて『閃光』と呼ばれていた頃を軽く凌駕する速度で切りかかってくる。
 迎え撃つのは同じく鬼であり、ルーンの加護を持つ私の右手の剣。
 鬼と鬼。魔法が使えない者と使えなくなった者。剣も同じくカタチを持った混沌。互角の条件を覆すのは剣に込めた意思。
 人を斬ることに恐れを持ってしまった私が、ただ殺すために剣を振るう剣鬼に勝てる道理はない。
 それでも打ち合えているのは皇太子が援護の魔法を撃ってくれているからで、しかしデルフの守りを潜り抜ける魔法の一撃がつける傷は、人の身では致命傷であっても鬼の肉体にはそうではなく、そしてどんなに深い傷も剣の力が癒してくまう。
「本気を出せよ相棒。こいつはもう人間じゃねえ」
 子爵の手に握られたデルフの言葉に私は答えられない。
 そんなことは、わかっている。だけど、頭で分かったからと言って簡単に割り切れるようなら、最初から悩みはしないのだ。
 このまま続けていれば皇太子の精神力が尽きて、私は斬られるだろう。そんな、あきらめに近い思考が脳裏をよぎった時、彼女が目を覚ました。

「ショウコ!」
 その声に込められた感情を私は理解する。それは、フーケのゴーレムに立ち向かったときの決意と、私に血を与えるために自らを傷つけたときの労わりに満ちたそれ。
 一瞬、声の方を見た私は、ギーシュに抱き起こされ杖を構え呪文を唱えるルイズに気づき、その一瞬が作った隙を突かれた私の右足の腿を長剣が貫いていた。
「相棒!」
 デルフの声が遠い。
 痛いとは思わなかった。ただ熱いとだけ思い、だからこそ気を散らすことなく剣を振るうことができた。剣鬼の追撃の一撃で止めを刺されずに済んだ。
 だけど、この傷は致命的。私自身にもだが、それ以上に自分1人では上体を起こすこともできないでいるルイズにとってだ。
 どうにかしなければと、思考は空回りしてついに、その瞬間が訪れる。
 ルイズが何の呪文を唱えたのかは知らない。ただルイズの魔法はいつもの失敗の爆発を起こし、剣鬼はルイズとギーシュを視界に納めた。
 ルイズは死ぬ。それはもう確定した未来。穴の開いた私の足は、剣鬼に立ちふさがることを許してくれず、精神力を使い果たした皇太子では死人を増やす結果にしかならない。
 極度の緊張による錯覚が、時間の感覚を狂わせる。ルイズたちが、恐怖に顔を歪め。剣鬼が、ひどくゆっくりとした足取りで、2人に向かう。
 私は、このままルイズが殺されるのを見過ごすのか。それは嫌だ。ダメではなくて嫌だ。私はルイズを死なせたくない。頭に浮かぶ想いはそれだけ。
 もう剣鬼は私の剣の届く範囲の外にいるけれど、そんなことは関係ない。
「打ち抜けっ━」
 私の右手の本質は、自在に形を換える混沌。私の戦う意志に反応して剣の形をとっていたそれは、遠間からですら届く長い長い槍へと変じて、剣鬼の背中を貫く。
 海淵に眠る混沌の落とし子そのものであるがゆえに、それが可能。
「その一点を穿てっ━」
 槍は、剣鬼の心臓を貫いた。だけど、そこで終わらない。鬼といえど心の臓を貫かれて生きていられる道理はないのだけど。そこにいるのは剣鬼、剣に支配され動かされる人形にも等しいモノ。
 だから、槍を剣に戻して踏み出す。足の痛みなど感じない。足が思うように動かない? それがどうした、私は鬼で伝説の使い魔だ。
 模倣するのは、私の知る最強の剣士。鬼をも断つ神懸かった剣の使い手。
「海石榴」
 放つのは牛の首をも一撃で断ち切る断絶の技。模倣に過ぎぬ技も、人を超えた力を与えられた今の私なら、鬼の首を断つ。

624:アオイツカイマ 6/6
08/07/13 18:03:14 Kk9hkT8u

「ワルド……」
 転がった子爵の首を見つめるルイズの呟きが宿す感情は悲しみ。
 彼の死を悼んでいるのか、裏切りに傷ついているのかまでは、私には分からない。どちらにしても、今はこれからの事を考えなければいけない。
 右手を元に戻し、首のない子爵からデルフとを鞘を取り戻し。
「やっと相棒の手に帰ってきたぜ……、ってもうちょっと喋……」
 鞘に収めて皇太子に向けて言う。
「お願いがあるんですが」
「なんだい? きみは命の恩人でもあるから大抵の事は聞いてあげたいが」
 命の危険を運んできたのは私たちなのだけど、それは口にせず。
 では、遠慮なく。と口にする私の頼み事は、私たち3人をトリステインの王城に運んでほしいというもの。
 私たちは明日、いやもう今日か、の朝に出航する艦に乗ってこの大陸を脱出することになっている。だけど問題はその後だ。逃げ延びた人々は、それぞれ散り散りに逃げて身を隠して生きる事になる。
 そこからは、私たちは自分たちだけで帰らなくてはならなくなる。
 片足に穴を開けて、どうゆうわけか元に戻した右手が動かなくなった私。左の肩を剣、デルフで傷つけられたギーシュ。そして、深い傷ではないものの、魔法で吹き飛ばされて、全身に打撲を負ったルイズ。
 応急手当ぐらいしか時間的余裕がない以上、正直なところ、この3人で無事に帰りつける自身はない。
 皇太子は護衛をつけようと言ってくれるが、それは遠慮する。理由は信用できないから。
 別に子爵のように貴族派に裏切ることを心配しているわけではない。今この城にいる人たちは皆ここで死ぬ覚悟をしている人たちで、そういう人たちが、決戦から逃げるに等しい私たちの護衛をよしとするだろうか?
 最初から脱出する予定の女子供に私たちの世話を負担するのは心苦しい。
 だから私は願う。ウェールズ皇太子自身に、私たちを送り届けてほしいと。
 彼は言う。他でもない自分が逃げるわけにはいかぬと。だけど、こう言っては何だけど彼の事情は私の知ったことではない。
 私は、私たちにとって何が最善なのかを考え口にしただけなのだから。
 ついでに言えば、子爵との戦いで精神力を使い切った王子が残っても大した戦力になるとも思えない。
 どの道、ここでの皇太子の死には意味は無いと最初から思っていた私は、そのことを遠慮なくぶちまけて、ルイズがまた王女の想いを持ち出してきて。
 その後、彼が何を思いどう決断をしたのか私は知らない。彼は、一度私たちを置いて父王であるジェームズ一世に会いに行き、そして戻ってきた。
 結論として、私たちは皇太子と共に、大陸を脱出したのだった。

625:アオイツカイマ おまけ
08/07/13 18:05:01 Kk9hkT8u
 その一
 その頃の出番の無かった人たち

 最初にそれを見つけたのは、タバサの使い魔の風竜だった。
 キュルケとタバサを乗せて飛ぶ風竜が、何かに興味を惹かれたことにタバサが気づき、そんなタバサにキュルケが気づいたのである。
 二人と一頭の見下ろすそこを、急ぐでもなく走る一台の馬車。
 いつもなら、そんなものに興味を持たないキュルケが馬車の御者に話しかけてみようと思ったのは、
その馬車に見覚えがあり、わざわざルイズたちを追いかけていったのにすぐに引き返さなければならなくなった苛立ちを誰かにぶつけたい気持ちがあったからである。
 シルフィードと名づけられたタバサの使い魔が聞けば、散々タバサに愚痴を言っていたくせにと思うだろうが、キュルケにそんな自覚はない。
 タバサの感情を読むことにかけては右に出るものはいないと自認するキュルケは、タバサが自分のいう事のほとんどを聞き流していることを知っており、強引にここまで運ばせたことにも特に不快感をもっていないと理解していた。

 閑話休題

 シルフィードを馬車に並走させて御者に話しかけると、その人物はやはり体調不良を理由に休暇をとっていたミス・ロングビルであった。
「ミス・ツェルプトーにミス・タバサ? どうして、こんな所に?」
 そんな事を尋ねてしまったのが運のつき。怒涛のようにルイズの婚約者への不満を口からあふれ出させる。
 わざわざついて行って助けてやった自分たちへの冷たい態度。女の魅力が分からない。発育不良の幼女趣味の変態。
 いちいち、それは大変でしたね等と相槌をうってしまう人のいいミス・ロングビルはさらに不満を引き出してしまい、もっとじっくり話したいと考えたキュルケはタバサと共に馬車に乗り移り、そしてもう一人に気づいた。
 それは白い髪と蒼い瞳、七歳位の少女であった。
「この子は?」
「遠縁の子なんですけど、学院を見てみたいと駄々をこねられまして」
 苦笑と共に語られ、少女を観察してキュルケは違和感を感じる。
 ぼんやりとこちらを見つめる少女には、なんというかタバサに似た他人への無関心さを感じる。とても、我儘を言うようには見えないのだ。
「あなたは、どうして学院に行きたいの?」
 尋ねてみると、「梢子ちゃんに会いにいきます」と答えが返ってきた。
「ちょっ、ナミ。それは黙ってなさいって」
 などと、ミス・ロングビルの慌てた声に、なるほどと納得する。
 しかし、ショウコか。とキュルケは考える。
 つきあい難いルイズと適当な距離を保ってそれなりの信頼関係を築き、ルイズとあまり仲のよくない自分やギーシュとも上手くつきあう。
 不可解なインテリジェンスソードと、伝説の使い魔のルーンを左手に持つ、異世界から来たと言う少女。
「ミス・ロングビル。この子ひょっとして」
「ええ。わたしのの使い魔です」
 脱力した様子のミス・ロングビルにキュルケは同情する。人間で異世界から来た使い魔などというものを召喚してしまえば、自分だってできる限り隠しておきたいと考えるだろうに、少女にはそれがわかっていない。
「しかし、ミス・ヴァリエールが婚約者と出かけているということは、ショウコさんも学院にはいないのですか?」
 尋ねるミス・ロングビルに、そうよ。と答え、でも用事が済んだらすぐに学園に戻るだろうと付け加える。
 今からルイズたちを追いかけるという選択もあるのだろうが、あまりお勧めはできない。
 男への情熱に突き動かされていない時のキュルケは、冷静で的確な判断力の持ち主であり、何らかの任務で行動しているらしい今のルイズたちを追うのは、どちらにとっても得策ではないと確信していた。
「学院に戻って、ルイズたちが帰るのを待ったほうがいいわよ」
「待つと、どうなりますか?」
「しばらくすればショウコが帰ってくるわ」
 キュルケが問いに答えると、ナミは納得した様子で、「待ちます待ちます」と頷いた。

626:アオイツカイマ おまけ
08/07/13 18:06:25 Kk9hkT8u
 その二
 その後の……

 瓦礫の山と無残に焼け焦げた死体が転がるニューカッスル城を二人の男が歩いていた。。
 そこに篭城していた王軍が1人残さず命を落とした戦の二日後である。
 一人は、丸い球帽を金髪の上にかぶり、緑色のローブとマントを身に着けた、三十代半ばの男。
 彼は、『レコン・キスタ』総司令官オリヴァー・クロムウェル。今ではアルビオン皇帝と呼ばれる男である。
 そして、もう1人は左の眼に眼帯をした白髪の額にルーンを刻んだ男。
 いつの頃からかクロムウェルに付き従っていたロウリュウと名乗る男である。
 二人は城内のあちらこちらを探し歩き、ついに礼拝堂であるものを見つけた。
「子爵が! ワルド君が死んでいるぞ!」
「ああ。こいつ、失敗したみてえだなァ」
 彼らが見るのは、首と胴体が離れた男の死体。祖国を裏切り婚約者を裏切り、最後は鬼となって斬られたジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド子爵。
「むむう。では、件の手紙も見つからず、ウェールズをしとめることもできなかったということかね」
「だろうな。けど、手紙なんざなくても、やることは変わんねえし、王子サマとやらも、どっかその辺でくたばってるだろうさ。生きてたところで……」
 言いかけて、隻眼の男は何かに気づいて、死体を見下ろす。
「どうかしたのかね!」
「こいつは、おもしれえ。コイツ鬼になってから殺されてやがる」
「鬼?」
「ああ。こいつは、ぜひ話を聞かせてもらわねえと、いけねえな」
「では、余がワルド君を蘇らせようかね?」
「いや、コイツは俺の方で生き返らせておくよ。立派な鬼としてなァ」
 そう言って笑い、ワルドの死体を持ち上げる隻眼の男。彼の名は馬瓏琉。隻眼鬼とも鬼一法眼とも呼ばれた鬼族の王であった。

627:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 18:08:03 ewh4+e4p
しえーん

628:アオイツカイマ
08/07/13 18:09:36 Kk9hkT8u
以上投下終了。
支援ありがとうございました。
そろそろ、たたみに入らないといけないけど、原作10巻までしか読んでないので、次は時間がかかりそうです。

629:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 18:10:14 0kab+pjY
OK。気長に待ってるよ

630:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 18:23:53 ffqSEt4Q
乙でしたー

631:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 18:59:46 KlaEK1E8
乙ー

ところで雑談とかしてる暇があったら前スレまでに取り残されてる作品をwikiにあげてやれよ。
投下したけど放置じゃそりゃ作者もやる気なくすさ。
ネカフェ住人の俺には時間が無い。

632:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:11:42 q5q1fhpU
乙ー
なぜかワルドのダメさが、ネトラレ男だった原作より加速してるふしぎw

633:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:16:12 LM1TwwER
>>631
投下した本人がやりゃいいじゃん
俺は読んでる作品しかやらん

634:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:29:17 AFRk6GJu
>>633
それはマナーとしてなってないと思うんだ。
って言うか二行目が蛇足

635:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:30:33 aPi3laxA
>>634
お前がやればいいんじゃね?

636:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:33:20 CbN3k+OI
そういえばワッハマンの奴は保管されて無いんだな
投下も冒頭以降されてない様だけど

637:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:34:57 AFRk6GJu
俺はできないんだ、Wikiを触った事も無い。
最悪破壊する事になるから怖いんですはい。

638:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:37:07 ltNhVCn4
ある作者の独り言。

普段は誰かがwikiにアップロードしてくれているのでそれに任せてる。
でも、過去に一度全くアップされないことがあって、凹んだ。
それでも次の話を投下したときにはまとめてアップロードされてた、嬉しかった。

書き手とはそんな単純な生き物なのです。

639:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:45:42 X2MZIDzt
投下中に○○召喚とか、○○まだかなとか言われるとすっごいへこむ。

640:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:50:50 ZSDUbI3P
投下した直後に自分が投下する遥か以前の作品の談義に花が咲いたりすると枕を濡らさずにはいられない。

641:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:56:09 99JQZi84
あるまとめたりしてる人の独り言

長文になるので先に結論を言うとはまとめたい作品は自分でうpするのがいいって話

毎日見ている人もいれば一週間に一度しか見ない人もいる
スレの流れが速いと好きな作品でも掲載された事も気づかないこともあった
でそれを防ぐためと気の効いた感想がかけないならせめてうpしようと
全部載せるようにがんばった時期もあったが

正直、作業量はともかく
読まない作品をうpしたり作品や規約に引っかかってるじゃないかと思う
作品の是非を考えるのが辛くなってやめた
そうすると好きな作品がやはりうpされなかったりするので
自分が読むのだけうpするようになった



642:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 19:56:49 RNAxutFB
>>640
たいていそういう状況は前の投下後一時間も間をおいていないとかだから
もしそれを挿してはるか以前と言っているならなら
みんなが感想言い終わってないうちに投下するのが悪い

643:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:05:36 Kw8R5oJ4
>>631
じゃ、せめてそのあげられてない作品を避難所なりで挙げてやればどう?

644:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:06:53 BZdiAhNw
勝手な仮定で悪いと言われる >640カワイソス

645:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:14:50 QgvgE2Nw
そもそもwikiの編集方法すらワカンネ

646:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:16:57 GC9IaHiR
こんばんは。11話が出来たので投下よろしいでしょうか?
今回はちょっと投下手間取るかもしれません。
行とかバイトとか教えてくれるソフトが入った
自分のUSBメモリどこ行ったorz

647:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:18:31 nxkRNq8Z
>>642
空気を読まずに雑談を続けるヤカラもいるぞ
投下中だけ静かにしていればいいだろうぐらいに考えているのか、投下が終わったらさっさと自分の話題を再開するとか
投下自体がスルーされた感じで作者さんがカワイソウだなと思ったことはある


648:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:19:03 SziqkMiz
どうぞです

649:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:19:32 GC9IaHiR
それでは、はじめさせていただきます。

使い魔はじめました―第11話―

「随分と買い込んだわねー」
帰路の空の上、パンパンになった袋を見ながら、キュルケが笑った。
武器屋に行った後、サララたちは市場に寄って様々なものを買っていた。
薬草や瑞々しい真赤なリンゴ、不思議な音色を鳴らすオルゴール。
サララは、売り手と交渉して、それらを提示された値より安く買っていた。
この指輪のおかげだろうな、と指先にはめた指輪を撫でる。
家具や建材にも使われる、弾力のある木材を加工したものだ。
幸運を呼ぶといわれて、着けているモノの交渉を有利にする力がある。
「スゴいわよね、その指輪。えーっと……トルネコの指輪だっけ?」
「トネリコでしょ。なにその東方の計算機で敵をぶん殴りそうな名前は」
ボケたキュルケに対して、呆れたようにルイズが訂正する。
「いやァー、凄いのは相棒だぜ! こんなちっこい体なのに、
 俺を振れちまうんだから! おでれーた!」
鞘から出されたデルフリンガーが、かちゃかちゃと鍔を鳴らす。
「ちょっと、相棒って言わないでよ。サララはボクのパートナーだよ」
デルフの言葉を聞いて、スネたようにチョコが声を上げる。
「大体、君が言った『神の頭脳』って何なのさ」
『神の頭脳』、デルフリンガーが、サララに握られた時に言われた言葉だ。
「えー……っと、忘れた」
「何それ、あっきれたぁ!」
ニャアニャアカチャカチャとケンカする一匹と一振り。
ルイズとサララは顔を見合わせて、苦笑いした。
「あはは、二人?とももっとやっちゃいなさいよー」
キュルケはそれを見ながら、からからと笑っていた。

650:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:20:22 nQRqWOwI
支援だ!

651:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:20:36 GC9IaHiR
「……着いた」
学院の門の前に降り立って、タバサが呟く。
「んー! やっぱ空の上は気持ちよかったわねー、ありがとタバサ!」
キュルケが、ぎゅっとタバサを抱きしめて頭を撫でる。
あ、ちょっと気持ちよさそうだ、サララとルイズが一瞬だけ思った。
「それじゃ、今日はこれで解散ね……え?」
解散しようとしたキュルケに、サララが頼みがあると告げる。
実は、このデルフリンガーには魔法を吸収する能力があるようなのだ、と
「へえ? 君、そんな能力があったんだ」
チョコが感心しながらデルフを見る。
「えー……、ああ。そういや、そんなもんもあったな」
本人(本剣)は忘れていたので、一同盛大に呆れた。
とにかく、と気分を持ち直してサララは続ける。
どれくらい魔法を吸収できるか確認したいので、
夕食が終わった後くらいに、どこかに集まって欲しい、と言う。
「そうねえ……じゃあ、宝物庫の辺りでどうかしら。
 あんまり人もいないし、うっかり建物に当たったとしても、
 宝物庫なら頑丈だから、きっと大丈夫よ」
ルイズの言葉に、分かりました、では夕食後に、とサララは言った。

652:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:21:09 GC9IaHiR
夕食後、人気のない広場にサララ達は集まった。
では、よろしくお願いしますね、と言いながら、
ざすり、と地面にデルフリンガーを突き刺す。
「え? 待って。いきなり? え?」
刃の部分を狙ってください、と戸惑う彼を軽く無視する。
「……エア・ハンマー」
早速、タバサが呪文を唱えて杖を振るう。
巨大な風の槌が現れて、彼へと一直線に打ち込まれる。
「ぬわーっ! ……って、あれ?」
吹き飛ばされると思ってデルフが悲鳴をあげた。
だが、風はシュルリ、と刃に触れた瞬間掻き消える。
「うそ、すごい! 本当に消えちゃったよ!」
四人と一匹は驚いて、口をポカン、と開けた。
「あー……そういやあ、こんな能力あったなァー。
 分かったならいいだろ? もう抜いて……」
「さて、私の番ね……、ファイヤーボール!」
笑みを浮かべながら、手慣れた仕草でキュルケが杖を突き出した。
杖の先から、メロンほどの大きさの火球が現れ、デルフめがけて飛んだ。
「へぼぁ! 吸い込めるけど熱いんだから勘弁してくれよ!」
その火球を吸い込みながら彼が情けない声をあげる。
「おほほ、ごめんあそばせ」
じゃ、次はルイズさんお願いしますね、とサララがルイズを振り向く。
「へ、わ、私? でも、私の魔法、失敗だし……」
そんなルイズの言葉に、サララは首を傾げる。
爆発するのも、魔法でしょう? と理由を答えた。
「……はぁ。商人ってのは、ポジティブでこそ、だからなのかしら」
どこか嬉しそうに、ルイズが杖を構える。
「え? 嬢ちゃん、何を張り切って……」
「ロック!」
知る限り、最も短いコモンマジックを唱えた。
爆発しかしないのなら、短いほうがいい。
そう、それがいい。それがグッド。
「ぬわーっっ!!」
やる気を込めすぎたせいか、狙いが反れた。
デルフリンガーの刺さった地面が、轟音を立てて爆発する。
その衝撃で、デルフリンガーが宙を舞った。
ごすっ、という鈍い音がして、彼は塔の上層部に突き刺さった。
「あ……マズい」
「あそこって、ちょうど、宝物庫、よね?」
さぁーっとルイズとキュルケとサララの顔が青ざめた。
タバサも、若干顔が白くなっている。
「ぬ、抜かないと! レビテーション!」
「ちょ、ちょっとヴァリエール!」
焦ってレビテーションを唱えようとしたルイズを、
キュルケが止めようとしたが、時すでに遅し。
爆発がものの見事に宝物庫に命中した。
ビキビキと亀裂が入り、デルフの刺さった部分にまで到達する。
「あーんまーりーだー!」
どこぞの炎の流法使いの戦士のような声を上げながら、デルフが落下した。
「げふぅ!」
そして、地面さんと熱烈なキスをするハメになった。
「……状況悪化……」
珍しく冷や汗を垂らしながら、タバサが呟く。

653:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:21:24 OUuCeP1N
>>646
GO!

654:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:22:00 GC9IaHiR
「どどど、どーすんのよ!」
「私だって、どどど、どーすれば!」
どどどどどどど……
「どどどどうるさいよ! 素直に謝るかごまかすか選びなよ」
チョコが慌てる二人に対して意見する。
「……って、あれ? 何か急に暗くなって……うわぁー!
 ご、ゴーレムだあああああ!」
影が差してきたのを不思議がって上を見たチョコが、
そこに巨大なゴーレムの姿を見て悲鳴をあげた。
30メイルはあろうか、とにかく巨大だった。
ゴーレムは、彼女らの目の前で宝物庫の壁を殴った。
先程、ルイズが魔法で亀裂を作った辺りだ。
殴られた壁には、人一人通るくらいの穴が開いた。
ゴーレムの肩から、影が一つ、ひらり、と宝物庫に侵入した。
「も、もしかして、『土くれのフーケ』!」
昼間に買い物の途中で聞いた怪盗の名を思い出して、ルイズが叫んだ。
彼らが呆然としている間にも、フーケは宝物庫から
何か箱に入ったものを抱えて出てきた。
それから、ゴーレムの肩に乗ると、物凄い勢いで逃亡した。
あんなにデカいのに早いなぁとか、うっかり考えてしまう面々だった。
一番最初に正気に戻ったのはルイズだった。
「お、追わないと! 盗賊を逃がすなんてトリステイン貴族の名折れよ!」
「馬鹿ね! 命あっての物種に決まってるじゃない!」
ケンカをする二人を横目に見ながら、心配なら心配だと言えばいいのに、と
思いながら、サララはガレキの下敷きだけは免れていたデルフリンガーを拾う。
「ヒデーよ相棒……」
デルフの泣きそうな声を聞き流しながら、
さて、大変なことになったなぁ、と頭を抱えるサララだった。

655:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:22:12 d03M5hdv
支援

656:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:23:18 GC9IaHiR
翌朝……。トリステイン魔法学院は、蜂の巣をつついたような騒ぎになっていた。
宝物庫の壁が破壊され、学院の宝物が奪われたのだ。
『魔王の宝珠、確かに領収しました。 土くれのフーケ』
宝物庫の中に、フーケの犯行声明が刻まれていた。
教師達が口々に好き勝手なことをわめいているのを、
ルイズ達四人はドキドキしながら見ていた。
衛兵を責めたり、当直のミセス・シュヴルーズを責めたり、
オスマンがとりなして、場をなごませようと彼女の尻を撫でたら
スベっちゃって気まずい空気になったりしていた。
サララは、いつ呼び出されるかと緊張していたのに、
気がついたのが翌朝とは、どれだけ快眠なんだろうこの学院の教師は、とか
そんなことを寝ぼけた頭で考えていた。
足元では、チョコがあくびをしている。かみ殺す気すらないらしい。
教師には、魔法の練習をしていたら、いきなりゴーレムが現れたのだ、と説明した。
ルイズが努力家であることを知っていたので、教師達は納得してくれた。
その直後、ロングビルがフーケの隠れ家を見つけて戻ったので、捜索隊が募られた。
「……何じゃ、誰も志願せんのかね」
オスマン氏が呆れたように呟いた。
この学院は大丈夫なんだろうか……とサララが頭を抱えたくなった瞬間。
すっ、と隣に立っていたルイズが杖を掲げた。
それを見て、キュルケ、タバサも杖を掲げる。
「き、君達は生徒じゃないかね!」
コルベールが驚いて声を上げた。
「誰も掲げないじゃないですか! それに、逃がしてしまったのは私ですもの!」
どうやら、取り逃がしたことを悔しく思っていたらしい。
「……ヴァリエールに負けるわけには行きませんから」
「心配」
キュルケ、タバサもそれに続く。
そんな三人の様子を見て、オスマンは笑った。
「そうか、では頼むとしようか。ミス・タバサはシュヴァリエを持つ騎士。
 ミス・ツェルプストーは優秀な炎の使い手。
 ミス・ヴァリエールは……えー、と、その……」
褒めるところが思い当たらないのか、オスマンがしばし考えこむ。
「ヴァリエール公爵家の、カリーヌ殿の、あ、いやいや、
 とにかくご息女であり、将来有望なメイジだと聞いておる」
カリーヌ、という名にギトーという教師がぴくり、と眉を動かした。
それからオスマンはサララを見つめた。
「その使い魔であるサララちゃん、じゃったかな? は、
 何でも珍しいマジックアイテムを多数所持しておると聞いておる」
コルベールが興奮した調子で後を引き取った。
「そうですぞ! 何せ彼女は、ミョズ……いえ、何でもありません」
あやうく伝説の使い魔の名を出そうとして、コルベールは慌てて口を閉じた。
「魔法学院は、諸君らの努力と貴族の義務とメイジの誇りに期待する!」
オスマンは四人と一匹に向き直ってそう言った。
「杖にかけて!」
と同時に唱和して、うやうやしくスカートの裾をつまんで礼をした。
サララも慌ててそれに倣う。
「では、馬車を用意しよう。ミス・ロングビル。彼女らを案内してくれ」
「はい、もとよりそのつもりですわ」
ミス・ロングビルは頭を下げた。
早速出発しようと、女五人とネコ一匹は学院長室を出た。
が、サララは足を止めて、準備があるから、とルイズの部屋へ駆け出した。
盗賊相手、一体何が必要だろうか、と頭を回転させる。
足止めをするためのアイテムはアレ、ケガをしたときにアレ、
そうだ、あの武器も用意して、デルフリンガーも連れて行こう。
不謹慎だが、ワクワクしている自分を、サララは感じていた。
「サララ、久しぶりの冒険でちょっと楽しんでるでしょ?」
チョコに言い当てられて、恥ずかしそうに笑いながら、サララは部屋へ入った。
そうして、鍋に手を入れて、目的のアイテムを取り出すのだった。

657:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:24:53 p2md2c/9
支援


658:使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32
08/07/13 20:25:17 GC9IaHiR
以上で投下終了です
今までちょっとのんびりしていたので、少し物語の進みを
早くしてみることにしました。
あと、今まで読点を打ってなかったんですが
読みにくい気がしたのでつけるようにしました。

659:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:30:14 Fv+WhxD6
>「ぬわーっっ!!」
テラパパスwww
投下乙です

660:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 20:31:33 SziqkMiz
乙でした

>>647
>・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
それに関してはテンプレにこうあるから何とも言えない。
テンプレに従ったんだって言われりゃそれまでだから。

661:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 21:10:28 YXf+onGb
>>660
それに関しては
『そのSSは興味ないからウゼー、だから目障りだから(作者や感想共は)消えろ』
という暴論を元にする荒らしを未然に防ぐ為の処置だと思うが

662:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 22:46:29 f7Un7ZQ0
雑談を防ぐ手段は無い
テンプレは無力である

663:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 22:51:08 TxA24xED
良くも悪くもテンプレ案はベストと行かずともベターなんだから
テンプレ以上の規制をわざわざ此処で四の五の言う必要必要は無いと思う
運営板へGO、でいいんだっけ?

ともあれ乙で、

664:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 22:51:52 rDgsKHvi
侍の使い魔のアンアンの手紙イベントの話がないんだけど
だれかwiki使えるひとやってくれ

665:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 22:59:50 n2uDzcYn
wikiの編集でお手伝いをしたい、そう思わせるSSを書かないと。

666:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 23:01:55 dt8enImF
銀魂の銀さんの奴はタイトルが決まらないから
Wikiに登録できないんじゃなかったっけ?

667:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 23:04:50 99JQZi84
>>664
だったらその話のリンクくらい自分で調べてもバチは当たらないんじゃないか?

668:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 23:14:05 GLwESc6k
はじめました氏投下乙
トルネコとぬわーっでドラクエ噴いたw

669:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 23:40:55 TdcHN8Ch
トルネコ召喚したら
つるはしでゴーレムを粉砕できるぞ

670:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/13 23:59:42 eQM2fN6D
嫁と息子から引き離すとはなんて酷いやつなんだ>>669

671:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:03:20 QLvmzrCe
父さん…サイトだって両親と引き離されているわけで…

672:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:03:33 xzScvdu+
そういえばトルネコって破邪の剣とか装備出来るんだよねぇ。
ある意味、デルフにとっては最良のパートナーかもしれない。

673:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:06:51 ORwba4Ex
>>671
アニエスは親すらいないわけで

674:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:11:16 sV98CvWK
>>669
黄金で作られていないと壊れてしまいます。

そして、そのアイテムがあるとモグラが役立たずになる件。

675:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:11:44 nf4mta6h
>>666
Wikiに登録されてる「侍の使い魔-15」の次のページが「侍の使い魔-2」に飛ばされるんだけど

676:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:26:20 f0/l+f0N
思ったんだけれど、春に使い魔召喚するってことは、雛鳥から親鳥を引き離したり、乳呑み児からおっぱいを引き離したりしているってことなのか?
平民召喚とか以前に非道な行為なんじゃ…

677:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:28:24 kKDH1klz
>>676
ゲートを通るのは基本任意だから、乳飲み子とか雛は来ないと思う
つうか、そもそもそんなチビっ子のとこに
ゲート開かない気がする

678:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:28:27 A9NPrAbC
>>676
その手の考察は散々出てるから
過去ログ一通り読むか、避難所の考察スレ行こうな。

679:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:29:34 t+ULv/7N
>>676さん

だからそんな事を気にしていたらゼロ魔は読めないし、SSも碌なものが書けないって散々議論し尽くしたでしょ!!
それが気に喰わないなら、ゼロ魔から卒業するべきでは?

680:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:33:27 f0/l+f0N
そうだったのかorz 過去ログ読んでくる

681:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:40:49 vl60KvvM
よく勘違いされがちだが召喚=拉致ではない。サイトがゲートくぐったのは好奇心が災いしてのこと。

682:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:43:55 0mCnUs21
(注意!)

このスレに登場する使い魔は、全て自ら望んで主人に従属することを望んだ者です。
決して拉致・強制労働などではないことを予めお断りしておきます。

683:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:44:24 LngmLPIR
>>681
まるでサイトが悪いみたいな物言いじゃないか

684:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:46:55 eaL4qXU6
サイトは悪くないよ、只バカなだけ。

685:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:47:07 O/bhPESc
好奇心が災いして得体の知れない鏡に触れてしまったことが、
異世界に拉致られて使い魔という名の奴隷になることに同意したことになります。

686:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:48:10 uIyd1uGy
>>676
拉致するのは駄目でも殺して毛皮剥いだり食ったりするのはOK?
意味が解らん。

687:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:49:26 PyR8CSrG
この流れ…まさに雑談スレ

688:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:51:29 4m7uuY+n
じゃあ、次元という事でクロノクロスからセルジュまたはキッド召喚。
シャイターンの門は時食いのところに繋がってると言う事で・・・

689:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:53:37 SMVTY8ih
>>677
つシルフィード

690:侍の人
08/07/14 00:54:04 TbQcUNJT
>>666
すいません、その話のタイトルは
「偉い人は常識とか足がかざりとかがわからない」
で決定です。
長らく放置してすいません

691:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 00:54:17 sEyTCJsO
ルイズがバッドエンド後のエミルを召喚・・・
マルタと同じ声だからたぶん、大丈夫なはず!!

692:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:07:15 IzkJIce5
書いてみたけど晒していい?

693:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:18:07 Xc00Wk1H
どうぞ。と言いたいところだが、その前にクロス先と召喚されるキャラの名前を教えてくれ

694:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:20:29 IzkJIce5
失礼しました。

『爆球連発!! スーパービーダマン』より西部丸馬(スナイパーガンマ)&ワイルドワイバーンを召喚

です。

695:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:21:27 Xc00Wk1H
どうぞ、投下お願いします

696:サーヴァントワイバーン01
08/07/14 05:23:56 IzkJIce5
「ウソや……」
 ここに至ってまだ、彼は現実を受け入れられないでいるようだった。
 幾十の失敗を経て、トリステイン魔法学院の落ちこぼれ、ルイズの召喚魔法は成功した。
 呼び出された使い魔は、人間の少年であった。齢は十かそこらであろう。
 しかし顔立ち、身のこなしに、幼さは感じられなかった。体力と知力と技術と魂とを尽くした、“闘い”を知る者に特有の雰囲気があった。
「ウソや。ウソや。ウソや。ウソや」
 といって、背の低い草の生えた平原に手をつき、呆然とそればかりを繰り返している今の彼には、大した凄みもない。
「魔法学院? 使い魔召喚? 荒唐無稽にもほどがあるわ!」
 不意に爆発。八つ当たりの被害に遭ったのはマリコルヌ。ふくよかな両頬を引っ張られ、フガフガと涙目でもがいている。
「子供だな」
「ゼロのルイズが平民の子供を召喚したぞ!」
「変な格好……」
「黒マントに格好のことでどうこう言われる筋合いはないわいッ!」
 高校生ほどの一団に取り囲まれるという、小学生にとっては“怖ろしい”この状況でも、彼はツッコミを叩き込む。
 そこには勇気というよりは、何か物悲しい、生まれのサガのようなものが感じられた。

697:サーヴァントワイバーン01
08/07/14 05:27:19 IzkJIce5
 召喚者ルイズは茫然自失の態。
 「こんなのが私の」「でも留年」「家名だって」などといった葛藤の声が、呪詛めいた響きを伴って唇から漏れていた。
 やむなくコルベール教諭が使い魔召喚の儀式について説明したのだが、少年はまるで納得していない。
「Dr.! Dr.タマノ! 出てこーいっ! えせファンタジーの異世界なんぞこさえよって! また立体映像でワイらのデーター採ろうとしとんのやろ!」
 とうとう虚空に向かって意味不明なことを叫び始めるに及んで、ルイズの中で何かが弾けた。
「五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我が使い魔となせ……」
 ルイズはゆらりと立ち上がる。ずかずかと大股で少年に歩み寄り、むんずと肩を掴んで振り向かせた。
「仕方がないわ。ええ、そうよ。これは仕方のないことなのよ」
「なんや今取り込み……ひぃ!?」
 ルイズの目が据わっていた。
「むぐ!?」
 次の瞬間。少年は、ルイズに唇を塞がれた。
 十五歳の少女にキスされるという、小学生としてはレアすぎる経験だった。
「なっ、きさっ、何さらし―」
 抗議の声は、またしても遮られた。今度は手の甲を焼く激痛によって。
「ぐあッ!?」
 烙印のように刻まれていく文字列。
「変わったルーンだが、コントラクト・サーヴァントは成功のようだね」
 使い魔の証しを手袋の穴から確認して、コルベール教諭はのんきに生徒達に撤収を呼び掛け始めた。

698:サーヴァントワイバーン01
08/07/14 05:31:39 IzkJIce5
「はあ、はあ。何やっちゅうねん……」
 痛みと共に怒りが引いたのか、少年は大分頭の冷えた様子で息を吐いた。
「そういえば、あんたの名前は?」
 ルイズが、今思い出したとばかりに尋ねる。こちらも何やら吹っ切れたようで、先ほどまでとは雰囲気が違っていた。
「ワイは」
 ところで、衆人のうち、彼の所持品について注意を巡らせた者は僅かに二人だけであった。
 コルベール教諭とタバサである。
 しかし二人は、その物品が“武器”ではないこともまた、ただちに看破してしまった。
 手に乗る程度の大きさの、二頭身の人形であった。ゴーレムのように武骨で鋭角的な造型である。
 色は黒を基調とし、青や黄も目立つ。腹には何の変哲もないガラス玉が嵌められていた。
 特筆すべきは、極めて単純ながら何かギミックがあるらしいこと、得体の知れない材質で製作されていることくらいのものだ。
 だが、平民の手慰み、機巧人形とそうは変わらない。
 “差し当たり危険はない”と認識して、コルベール教諭は安心し、タバサは興味を失った。
 だから。
「ワイはガンマ。西部丸馬や」
 ゼロのルイズが、あるいはタバサが召喚した風韻竜に勝るとも劣らぬ、野蛮な飛竜を引き当てたことが明らかになるのは、もう少し先のこととなる。

 古来より玉には、魂が宿るという。
 それゆえ、戦う男は命をかける。
 おのれの宝玉に―。

699:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:34:04 IzkJIce5
短いですが第一話投下終了です。ありがとうございました。
ゼロ魔の方の説明は省きまくってますが、ご容赦ください。

700:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:36:02 Xc00Wk1H
乙でした
途中で筆を置く事無く頑張ってくださいw

701:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 05:37:04 IzkJIce5
どうもです。
ワルドあたりで綺麗に終わらせたいですねw

702:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 07:48:06 U32vAZTY
>>685

クリック→会員登録→料金請求

と同じ流れですね。

703:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 08:37:03 cHjw9/+Y
>>702
いえいえ、

在日の人と友達になる→海水浴に誘われる→北へ

ということです。

704:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 08:50:57 Rxk2CesP
殆どの作品で、召喚のショックに襲われているとはいえ主役・準主役を張れる連中を相手に契約を成功させるルイズ。
有無を言わせぬ性格と、踏み込みの速さと迷いの無さ。
……実はルイズが最強になる可能性を示唆しているのでは? 主に肉体言語で。

705:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 08:57:19 zzhws3p9
>>704
衣食住の提供、しかも実態は着たきり雀、冷たいスープに固いパン、床に藁、という最小限の提供で、
異世界で最強クラスの戦士や魔法使いを隷属させる。

タフ・ネゴシエーターとして政治の世界で活躍する可能性を示唆しています。

706:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 09:03:05 Xc00Wk1H
>>704
吉田沙保里ばりのタックルでマウントをとるルイズか・・・
新しいな・・・

707:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 09:09:27 4ZfuTW9d
そんな人として最底辺な扱いされても、後でちょっとデレてみせればウヤムヤにしてくれるんだから男って単純だわ

708:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 09:18:08 fKP4IFkF
セガールに教えを請うて、銃士隊に「俺の教官だった」と恐れられるルイズを(ry

709:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 09:28:04 7enPp3KM
姉妹スレのとあるチートキャラはルーンによってチート能力が解除された上、
それ以外の能力自体も弱体化しまくったので
元の世界に返るために仕方なく従っていたな

710:小ネタ1
08/07/14 09:44:31 WqcWbwPD
「急募!」
 そんな、ハルケギニアの動物や幻獣たちにだけ伝わる言葉でメッセージが籠められた銀色の円盤が火竜山脈中
腹の岩場に現れたのは、今から30分ほど前の事だ。
 銀色の円盤からはなにやら賑やかで楽しげな音楽が大音量で流れてきて、物見高い火竜や火蜥蜴、極楽鳥達が
円盤の前に集まってくるのに、さして時間はかからなかった。
 集まってきた火竜や火蜥蜴達が音楽に合わせて身体を揺する、音楽に合わせて歌うように吼える、極楽鳥たち
が舞うように飛ぶ。それぞれが、それぞれのやり方で音楽を楽しみ始めたとき、不意に曲調がしっとりと落ち着
いたものに変わった。
 なんだなんだと、動物達が戸惑っていると、銀色の円盤から音楽に乗せてこんなメッセージが流れてきた。
「トリステイン公共職業安定所よ緊急の使い魔募集のお知らせです。
 トリステイン公共職業安定所では、トリステイン魔法学院の使い魔召喚の儀式での召喚に応じてくださる使い
魔の皆さんを募集しています。
 今回募集するのは火系統の動物、幻獣の皆さんです。
 定員は1名。
 やっていただく仕事の内容は、使い魔としての一般的で簡単な業務。情報収集、秘薬の原料の採集の補助、戦
闘時の援護など、能力に応じて。
 契約期間は、召喚者、被召喚者のどちらかが死ぬまで。
 待遇:食、住の保障。
 召喚者についての情報。
 種族:人。年齢:18歳。性別:女。系統:火。現時点でのレベル:トライアングル。最終的に到達しうるレ
ベル:スクエア。
 召喚に応じてくださる動物、幻獣の方は、このゲートに触れてください。
 突然の出来事に戸惑い、ざわめきだす動物達。
 そんな中、1頭の火蜥蜴がゆっくりと円盤に向かって歩き出す。
 その火蜥蜴は成熟した雄で力も強かったが彼のテリトリーの近くには彼よりもさらに大きく強い雄の火蜥蜴の
テリトリーがあったため、彼は雌を得てコロニーを作ることが出来なかったのだ。
 彼が、このままここにいても卯建が上がらないから使い魔にもでもなって一旗あげるか、と思ったかどうかは
分らない。
 とにかく彼は自分の意思で銀色の円盤に触れる。
 すると、円盤は彼を飲み込み、
「御協力ありがとうございました」とメッセージを残して消えた。


711:小ネタ2
08/07/14 09:45:37 WqcWbwPD
「急募!」
 そんな、ハルケギニアの動物や幻獣たちにだけ伝わる言葉でメッセージが籠められた銀色の円盤が日曜日の秋
葉原に現れた。
 銀色の円盤からはなにやら賑やかで楽しげな音楽が大音量で流れてくるのだが、それは地球に住んでいる人間
に聞こえる波長の音ではなかったたこと。また、銀色の円盤それ自体が普通の人間の目に見えるものでなかった
ため、誰もその存在に気がつかなかったのだが、銀色の円盤は自らの職務に忠実だったから、楽しげな音楽に乗
せてこんなメッセージを流す。
「トリステイン公共職業安定所より緊急の使い魔募集のお知らせです。
 トリステイン公共職業安定所では、トリステイン魔法学院の使い魔召喚の儀式での召喚に応じてくださる使い
魔の皆さんを募集しています。
 今回募集するのは虚無系統の人の皆さんです。
 定員は1名。
 やっていただく仕事の内容は、戦闘時の召喚者の護衛。平時は使い魔としての一般的で簡単な業務。情報収集、
日常の雑用、秘薬の原料の採集の補助。
 契約期間は、召喚者、被召喚者のどちらかが死ぬまで。
 待遇:衣、食、住の保障。
 召喚者についての情報。
 種族:人。年齢:16歳。性別:女。系統:虚無。現時点でのレベル:‐。最終的に到達しうるレベル:‐。
 そのメッセージは普通の地球の人間に聞こえるものではなかったし、仮に聞こえたとしてもハルケギニアの言
語を理解できる地球人などいるわけもないので、それは意味のあるものではなかった………はずだった。
 修理が終わったノートパソコンを引き取ってきたばかりの少年が現れるまでは。

 才人が呼ばれた経緯ってこんな感じなんだろうかっていう小ネタでした。

712:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 09:51:51 D5yNtqnQ
繁殖して子孫を残すこと。
これは時として本人自らの命にも優先される、生物としての最優先命題である。

果たして餌が保障されるからといって繁殖相手のいない所に行きたがる野生生物がいるのだろうか?

713:710
08/07/14 09:59:39 WqcWbwPD
そうですけど、タバサの冒険だと、外敵から襲われることもないし餌も保障されてるから使い魔暮らしも
悪くないってジャイアントモールと雑談してたような。

現実の野生生物でも、そういう理屈に合わない行動を取る個体は常に一定の割合いるし、
ましてやある程度の知性を備えてたら、こういう気まぐれを起こしてもおかしくはないんじゃないかと。

714:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:05:42 xxc0VDuN
俺たちだって繁殖を捨てて二次元と婚姻を結んでるようなもんじゃん。
アリアリ。

715:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:16:34 xJcQfJC1
>>712
高等な生物になるほど、行動における本能・条件反射と思考・学習の割合が後者が多い方にシフトしていくから、
一応の自意識っぽいものがあるゼロ魔世界の使い魔候補ナマモノだったら別におかしな話じゃないと思われる。
リアル世界でも、ライオンの若い雄なんかは成人したら群れから離れて独りor若い雄同士の小集団で放浪して、
別の群れのボスを殺して成り代わる事もあればDTのまま生涯を終える事もあるし。

716:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:18:20 6Jnrfcmg
>>713
人間くらい知能が高ければ種よりも個を優先させてもおかしくないだろうけど、そんなのシルフィードくらいの例外だよな。




つうかヴェルダンデは餌は自分で獲ってるし、寝床は自分で掘った穴の中だし、着る物も要らないし、
全くギーシュの世話になってないよな。
メイドたちがミミズを捕まえてくれてるってのなら話は別だがw

717:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:21:54 MS+Sltt+
>>715
ライオンの雄が群れから離れるのは繁殖相手を探すためで、別に自主独立を気取ってるわけじゃないぞ。

718:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:37:16 r2SHVPwh
「向こう」に「繁殖相手が居ない」とは限らない
なら縄張り争いに負けたとか理由があれば乾坤一擲を狙って行っても
おかしくないと思うのですよ

719:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:39:00 xJcQfJC1
>>717
それが、即繁殖に直結するわけじゃ無いってことです。
繁殖が全てに優先するんだったら成人してすぐ昆虫みたいに生まれた群れや近い群れで闘争・繁殖に身を投じればいいのに、
個の生存(種より個を優先)とか遺伝距離とか単純な繁殖本能(個より種を優先)とかのせめぎ合いで、
すぐ繁殖に結びつくわけじゃない、放浪っていう迂遠な(繁殖に至らない可能性もある)方法をとる事もありうる、と。
スレちなのでこの辺で。

720:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:39:31 4iSkE1jv
野生生活してる上に思考レベルが人間とは次元違いな連中を人間基準で考えるなと言う

721:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:40:33 XS0bKHTx
火蜥蜴にとって火竜山以上に適した環境があるのかって気もするけどな。


>>712
逆に考えるんだ、キュルケこそが繁殖相手なのだとすれば何の問題も無い。

722:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:42:48 5CFSVJQE
スレ違い

723:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:44:44 UOTM9ofL
>>717
彼が言っているのは、生殖・繁殖が本能に忠実な行動という前提で、↓こういう対応を指摘しているんだろ?

1)群れから離れて独りor若い雄同士の小集団で放浪して、別の群れのボスを殺して成り代わる事 ⇒ 本能的行動
2)DTのまま生涯を終える事 ⇒ 非本能的行動(思考・学習etc.)

こんな短い文章で、どうしてそこまで筆者の意図を読み違えることが出来るんだ('A`)

724:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:46:07 ZUxWHG7x
生殖なんていうがそも、シルフィが繁殖可能年齢はたぶん数百年先だろうし、さらに発情期なんてパンダより凄いことになんてのもありえる。
竜種が個体数少ないのってたいていこのへんが理由なことが多いんだし、他の使い魔も似たようなのかもしれないし気にしてたらきりないぞ
スピノザなら無問題かもしれんが

725:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:48:15 ORwba4Ex
>>722
今回は同意だ

726:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:48:33 H23eGWHK
これに「繁殖相手は召喚主が責任を持って提供します」
とあったら完璧だというわけだ

サイトはノートパソコン放り出して飛び込んだ事だろう
そんな彼の首根っこを捕まえて引きずり倒し、私が先に飛び込んだ事だろう

727:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 10:48:50 FnFIAxAR
>2)DTのまま生涯を終える事 ⇒ 非本能的行動(思考・学習etc.)


自ら望んだ訳じゃないのに、それを非本能的行動とか言うのは無茶があるだろ。


728:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:02:16 P/ludQjk
ガーン!才人クンが死んじゃう!

729:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:03:20 DQFGmlXc
ライオンの雄は鬣が生えてきた頃、まだ繁殖できる様になる前に群れから追い出されるんだから、
「群れの中で相手を探さないだろ」「種の保存が全てに優先されてはいないだろ」ってのは間違い。
成人するまで群れにいません。

つうか、群れ中の雌は全て成獣の雄のものなんだから、近親交配云々の前に手なんか出せない。

730:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:11:55 UOTM9ofL
>>727
>生殖・繁殖が本能に忠実な行動という前提で、↓こういう対応
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

脳おk?


731:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:11:58 Xc00Wk1H
ここはいつからライオンについて語るスレになったんですか?

732:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:15:12 4iSkE1jv
あの作品のキャラがルイズに召喚されました ↓スレタイ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

脳おk?

733:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:16:31 e33pE5lm
>>730
本能に従って繁殖相手を探したけど見付からなかった。
その結果DTのまま生涯を閉じた。

それは非本能的行動じゃないだろ。
動物園の檻の中みたいな特殊例を除いて、全く繁殖相手を探す素振りも無く生涯を閉じたって観察例でもあるのか?

734:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:18:27 ODJedEpy
>>731
ルイズがジャングル大帝レオを召喚しました。


そして語るも憚られる使い魔にはライオンキングのシンバが…

735:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:27:45 T9Pdq/gX
ライオンで思い出したけどゼロの少女と紅い獅子の人帰ってこないかな。

736:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:29:20 bfx8i1XW
ゴライオンを召喚

ルイズ
キュルケ
タバサ
ギーシュ
ウェールズ

五人が乗り込みます。
そしてウェールズが戦死し、その跡をアンアンが引き継ぎます。

737:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:43:49 4iSkE1jv
ジャングル大帝をルイズが召喚した場合
ライオンキングはガリア側につくわけか

738:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:43:55 9Gr+C5D9
>>736
黒獅子 =雷のエネルギーで動く →ルイズ
赤獅子=熱エネルギーで動く →キュルケ
緑獅子=風のエネルギーで動く →タバサ
青獅子=水をエネルギーとして動く →モンモン
黄獅子=地のエネルギーで動く →ギーシュ


ルイズ以外はぴったりはまるな。

739:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:48:54 SL67vNnN
シンバは確か続編ではヘタレてたな。

740:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 11:59:55 vJoEzlO1
どうせおまえらがボク天才だもんね!って偉そうに語っても穴だらけで笑われて恥さらすだけなんだから、
戦闘力しか取り柄がないキャラで虐殺しまくるか、
とにかくもてまくって他人が無条件で取り巻きになるニコポキャラでハーレムするか、
全てを兼ね備えた神に等しい自分の分身のスーパーキャラに憑依して俺SUGEEEEE!!!やってろよ

741:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 12:11:46 qjD36vpW
>>740
さあ、隔離スレに帰ろうか。

742:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 12:19:32 sEyTCJsO
>>737
つまり、ハルケで日米のアニメ市場を賭けた代理戦争がおこるんですね
ネズミの覇権主義にうんざりした童話の世界のひと達も手伝ってくれるのかが疑問だ


743:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:07:38 iT8HLfwx
>>712
すべての野生動物が繁殖のために相手を獲得できる訳ではないよ
力のある個体でなければ、繁殖相手を確保できない種も多い

地球上のペットや去勢手術を受ける猫や犬についての意見は?

というか、ラノベの設定に対して動物愛護精神を発揮してどうする?
身の回りの生命を尊重することからはじめてはいかがか


744:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:14:19 pZ9EuDdE
ポパイを召喚すればいいじゃない

the sap

745:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:18:37 FYoAHahI
>>743
アホ?

繁殖相手を求めてそれでも得られないのと、
最初から求めないのでは天と地ほども違うの。

746:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:24:32 iT8HLfwx
>>745
アホはお前だ
作り物の話を真面目に考えてどうする?現実に使い魔がいるわけではないのに

747:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:37:37 Q4VZjpmA
>>746
アホはお前だろ
作者が向こうに行って書いてるんだぞ!

748:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:38:41 vJoEzlO1
同じ穴のムジナで共食いしてんじゃねえよ空気嫁愛好会

749:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:43:51 qLrub9AF
夏だねぇ禁止

750:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:45:24 PyR8CSrG
うるせーバカ

751:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:45:59 dNd8QLSC
>>748
SS書くのは自由なんだ。内容までケチをつける、お前は何様だ。

752:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:46:51 ZrFER3A/
隔離スレでやれ。

753:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:48:55 sF1Dr0qw
使い魔同士の会話とか読んでると、
「結婚?そんなのまだまだ考えてないしww」
みたいなもんだろーかと思う

754:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 13:56:18 /+CFyT5J
「使い魔になると長生きできるからなー」

755:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:03:05 qnzWoWKp
野生動物より、動物園で飼育されてる動物の方がずっと長生きするからな。

756:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:07:39 ORwba4Ex
全タバサ入場のネタを考えたが奥様は魔女とウォーザードのタバサぐらいしか思いつかず断念
他にタバサっているかい?


757:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:08:48 xxc0VDuN
あれ、使い魔になると寿命が延びるなんて設定あったっけ?
俺モンモンのロビンはすぐ死んで再召喚前提と思ってたんだけど。
「腹減ったところにサモンサーヴァントのゲートが!使い魔になれば食事に困らないな。よし行こう」

「性欲を持て余して来た。繁殖相手は……しまった!召喚されたら同族いないじゃん!!」
なんて頭の悪い理由で召喚されても不思議じゃないし。所詮カエルだもんな。

758:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:10:57 sZe5RB4m
>>757
設定は無いけど基本的に捕食の危険もないし野性よりは安全じゃないか?
ラッキーは食われたが

759:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:15:22 9Iy3snkG
>>756
MtLの北花壇騎士団長タバサだな。

760:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:38:56 CyR2Y2PI
>>757
・大自然より遥かに安全
・食事は確実に取れる
・もし怪我とか病気になっても主が助けてくれる
・頭がよくなって危険などを避け易くなる

これだけで寿命はすっごく伸びると思うよ
野生動物としては貧弱になるだろうけど

761:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:41:37 xxc0VDuN
調べたら蛙の寿命って10年前後もあるんですなぁ。飼育下では30年とか……
水メイジのモンモンが育てれば何とかモンモンの寿命まで生きられるか?

762:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:43:18 dNd8QLSC
>>760
・頭がよくなって危険などを避け易くなる

違うだろ。ただ主の命令を聞くから、「危険などを避け易くなる」だろ?

763:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:45:49 PyR8CSrG
頭よくなるわけではないな。
でも主の命令を聞くから敵の盾になったり囮にされたりもするかもしれん。
まぁ戦闘するメイジの使い魔になった場合だけど…

764:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 14:46:04 ZUxWHG7x
つルーンの効果

765:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 15:41:16 sF1Dr0qw
種族によっては会話できるくらいにもなるんだっけ?>頭

766:さらに小ネタ
08/07/14 15:42:41 WqcWbwPD
いぬかみっより古城の精霊を召喚

高い知性を持った存在を使い魔にするのは結構大変だ。
 通常の使い魔に提供する以上の待遇を求められたり、それ以外の条件を求められたりするからだ。
 例えば韻竜を使い魔にしたタバサの場合……。
「きゅい!きゅい!ただの人間の小娘がこのわたし、○×△□wsx(日本語では正確に発音できないため当て字になっています)を使い魔にしようなんて生意気なのね!きゅい!きゅい!」
「学院が使い魔の餌として準備している食べ物の他に、任務が終わった後には高級な牛肉を1キロつける。これで、どう?」
「きゅい!……ちょっとだけ心が動いたけど、そんなことじゃ騙されないのね。きゅい!きゅい!あなたの方がわたしより優れてることを証明して見せない限り、使い魔になんかなってあげないのね。きゅい!きゅい!」
「分かった。何をすればいい?それをすれば使い魔になってくれるのね?」
「きゅい!きゅい!とっても難しい試練を与えるのね!きゅい!きゅい!誇り高き竜族の一員、○×△□wsxの何かけて、その試練を乗り越えられたらわたしはあなたの使い魔になってあげるのね!きゅい!きゅい!」
「教えて、わたしは何をすればいい?」
「きゅい!わたしの名前をあててみせるのね!きゅい!きゅい!」
「名前?」
「きゅい!きゅい!そうなのね。わたし、○×△□wsxの名前を当ててみせるのね。きゅい!きゅい!」
「○×△□wsx?」
「きゅい~~~~!凄いのね!なんで分かったのね!?」
「………」
「お姉さま凄いのね!わたし、お姉さまの使い魔になってあげるのね!きゅい!きゅい!」
 とまぁ、こんな感じだったりする。

 それでも、思考形態が人間に近く、また、同じ言語で会話が出来る相手ならまだいい。
 問題は、ルイズが召喚してしまった者達のような場合だ。

767:さらに小ネタ
08/07/14 15:47:50 WqcWbwPD
「うー!」
「やー!」
「たー!」
 その日、使い魔召喚の儀式でルイズが呼び出したのは、一言で言えば3個の巨大な喋る玉子だった。
 これが、ただの玉子なら問題は無かった。
 いや、ルイズ的には大問題なのだが、とりあえず親鳥がそうするように玉子を暖め、孵化した何かと改めて使
い魔の契約を結べばいいのだから、問題が無いと言っていい。。
 しかし。
 ルイズが召喚したのはただの玉子ではなかった。
 まず第1に、顔があった。
 玉子達の大きさはルイズの腰くらいまでだろうか。全体のフォルムは鶏卵の尖った方を下にして立てた感じだ
が、上から6分の1くらいのところに一つだけ目があった。そのすぐ下には鼻に見えないことも無いちょっとし
たでっぱりがあり、上から3分の1くらいのところには口があった。
 幸いなことに、それらの目や口や鼻は子供が玉子にペンでいたずら書きをしたような感じなので気持ちが悪い
ということは無かった。見ようによってはむしろ可愛いと感じられさえする。
 そして第2に、その玉子には手足が生えていた。もちろん、顔がそうであるように、手足も子供の落書きのよ
うなもので、人間で言えば肩に当たりそうな部分と股に当たりそうな部分から、それぞれ2本針金のようなもの
が伸びていて、肩から伸びた針金の先には5本指の手袋のようなものが、股から伸びた針金の先にはブーツのよ
うなものが付いている。
 第3には、その玉子達は服を着ていた。
 一つ目の玉子は、金色にピカピカ光る鎧を着ていた。
 二つ目の玉子は、濃い紫色のローブを着て先端の尖った三角帽子を被っている。
 三つ目の玉子は、王様が着るような豪華な衣装を身に纏っていて、一目で良いものと分る冠……恐らくは王冠
を被っている。
 第4には、玉子達の持ち物。
 鎧を着た玉子は、右手にはやはり金色にピカピカ光る剣を、左手には同じく金色にピカピカ光る盾を持ってい
た。
 ローブを着た玉子は、長い、先端に宝石を嵌めた杖を持っていた。
 豪華な衣装を着た玉子は、大きな宝石をいくつも嵌めた豪奢な杓を持っていた。
 つまり、ルイズが召喚したのは、収穫祭のときに平民の子供が玉子で作る、王様とメイジと戦士の人形だった。
 ただし、その人形は自分の“足”で立って、「うー!」「やー!」「たー!」とルイズに向かって何か訴えて
いる。


768:さらに小ネタ
08/07/14 15:48:53 WqcWbwPD
「コルベール先生、やり直しを要求します!」
 ルイズがやり直しを要求するのはある意味当然だったが、コルベールがそれを認めるわけがないのも当然なの
で、二人のやり取りは割愛。

「分りました!」
 ルイズはコルベールを睨みつけた。
「契約します!契約すればいいんでしょう!ええ、契約しますとも!」
 コルベールを怒鳴りつけたルイズが、玉子達に向き直る。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。」
 そして、一番近くにいた戦士玉子にコントラクト・サーヴァントの魔法をかけようとした時だった。
「五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔とな」
「うー!」
 戦士玉子は不意に後ろに飛んで、ルイズから逃げ出した。
「な、な、な。」
 突然の、そしてあまりに予想外な出来事にルイズが絶句すると、戦士玉子は再びぴょんと飛び跳ねてルイズの
前に寄って来て「うー!」と何かを訴える。
「落ち着いて。落ち着くのよ。ルイズ。」
 ルイズは大きく深呼吸して、自分に話しかける。
「逃げられたわけじゃない。逃げられたんじゃないんだから。」
 そんなやりとり……コントラクト・サーヴァントの呪文を唱えようとしては逃げられ、再び寄って来た玉子達
が「うー!」「やー!」「たー!」と何かを訴える……が、5回か6回続いた後、ルイズが手負いの熊のような
叫び声をあげた。
「うが~~~!あんたらいいかげんにしなさ~~~~~~いっ!」
 ルイズは少し危ない目をしていたのか、ルイズに睨まれた玉子達は一歩後ずさった。
 あとずさりながらも、「うー!」「やー!」「たー!」と何かを訴えるのは止めていないあたり、玉子達には
玉子達なりに、何かルイズに伝えたいことがあるのだということはルイズにも分かった。
 しかし、「うー!」「やー!」「たー!」だけでは、何が言いたいのか分らない。
「あ、あ、あ、あ、あんたらね!言いたいことがあるなら、ちゃんと、はっきり言いなさいよ~~~~~!」


769:さらに小ネタ
08/07/14 15:49:58 WqcWbwPD
 ルイズは切れた。
「ライト!」
 ルイズは、呪文の詠唱時間が一番短く、当然のことだが爆発の威力も一番小さい、けれども、いくら大きいと
はいえ玉子を破壊するには十分な威力を持った失敗魔法を玉子達にぶち込んだ。
「ライト!ライト!」
 最初は戦士玉子に、二発目はメイジ玉子に、三発目は王様玉子に。
 ぱん、ぱん、ぱん。乾いた爆発音が3回響く。
 玉子達が爆煙に包まれた。
「みっ、ミス・ヴァリエール!?」
 コルベールは慌ててルイズを止めようとした。が。
「ロック!」
 ルイズの失敗魔法に弾き飛ばされた。
「邪魔しないで下さい。コルベール先生!」
 地面に叩きつけられ呆然と見上げるコルベールに、ルイズは言った。
「これは、あいつらとわたしの勝負なんです!」
「勝負?」
「ええ。分らないんですか?あいつらは生意気にもこう言ってるですよ。『おれ達を使い魔にしたかったら、お
れ達に勝ってみろ』って。」
「えええ?」
 コルベールが驚くのも無理は無い。ルイズ自身、確証があるわけではないのだから。
 しかし、絶対にあいつらはそう言ってるという確信はあった。
 だから、試すのだ。
 爆煙が消えた後に。
 あいつらが倒れていたら、この勝負わたしの勝ち。契約してしまおう。
 割れた玉子が落ちていたら、わたしの負け。
 ルイズは、フライの呪文を唱えながら煙が晴れるのを待つ。
 そして。
「うー!」「やー!」「たー!」
 煙が晴れた瞬間、王様玉子、メイジ玉子、戦士玉子の3人は嬉しそうに叫びながらルイズに襲い掛かってきた。
「きゃ~~~~~~!」
 王様の飛び蹴り、メイジの良く分らない魔法、戦士の剣戟を受けて、ルイズが吹き飛ばされる。
 吹き飛ばされたルイズに、追い討ちをかけようと迫る3個の玉子。
 しかし、ルイズも悲鳴をなんとか飲み込んで、フライの呪文を完成させていた。
 正面からぶつかり合う、ルイズの爆発と3個の玉子。
 一人のメイジと3個の玉子が、楽しそうに笑っていた。

770:さらに小ネタ
08/07/14 15:52:04 WqcWbwPD
 その後のことは書くのもあほらしいのだがその後も、ルイズが系統魔法に目覚めることは無かった。
 何故なら、ルイズの失敗魔法はどんな系統魔法よりも強力だったからだ。
 風のスクエアスペルであるカッタートルネードを失敗したときなど、卑劣にも不可侵条約を破ってタブルに攻めてきたアルビオンの艦隊をことごとく爆破、破壊しつくしてしまったくらいだったのだから、こと戦闘に関す
る限り、系統魔法も虚無も、ルイズには必要なかったのだ。

 そして、3個の玉子を従えたトリステインの聖女の名は、末永く語り継がれたという。


771:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 15:52:38 dNd8QLSC
フライ使えないのでは?

772:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 15:55:38 yPEKB8If
ルイズ「今のはフライではない
ただのジャンプだ」

773:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 15:56:48 aOaKYc0M
フライの呪文で爆発起こして迎撃したんじゃ?と思ったZE?
違ったのか?

774:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 15:57:53 7X6USPGm
「フライ」を唱えて空を飛ぶことは出来ませんが
「フライ」を唱えて爆発で迎撃することが出来ます

775:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 15:58:10 dNd8QLSC
身体能力高いな・・・戦士になったほうが良いのでは?

776:さらに小ネタ
08/07/14 15:58:50 WqcWbwPD
>>771
すいません、>>773さんの仰るとおり、フライの呪文で『ライトよりは強力な
爆発を起こして迎撃』のつもりでした。

777:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 16:30:55 sZe5RB4m
元ネタは?

778:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 16:32:55 7k+Rj485
>>777
よく読め、いぬかみっより古城の精霊って書いてあるだろ

779:さらに小ネタ
08/07/14 16:33:52 WqcWbwPD
いや、だから、「いぬかみっ」
12巻の後半あたりかその辺。

780:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 16:34:13 sZe5RB4m
あぁ、繋がってたのかorz

781:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 16:53:20 6Wr3asXt
>>776
フライよりはレビテーションだったほうがしっくりくるのかも

782:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 17:05:55 PyR8CSrG
確かに迎撃に使うなら元が他人対象のレビテーションをかけるの方がイメージが沸いたかも

783:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 17:07:53 dNd8QLSC
ルイズなら魔法を「爆発させる」なんて戦わないと思うけど…
だから、4系統のうちのどれか(原作を道理にすると多分『火』)だと思う

784:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/14 17:46:05 vJoEzlO1
たまに「私の爆発魔法最強」なルイズとか「お前の武器寄越せ、先住魔法教えろ」とか言ってるルイズ書いてる奴は原作もアニメも見てないだろ
ルイズが欲しがってるのは魔法って力じゃなくて「貴族の証」の系統魔法だ
だから爆発を失敗で魔法じゃないと思って「私は魔法が使えない」「私をゼロと呼ぶな」って劣等感むき出しでひねくれてんだろうが
自分からそんな力使いたがるわけねえんだよ
自分の生き方や世間の常識の全否定だからな
黒蟻やgiftみたいにカルチャーショックで葛藤とか洗脳もどきの侵食とかで価値観ぶっつぶれてねじ曲がれは別だが


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