らき☆すたのこなたとシンが知り合いましたPart19at ANICHARA
らき☆すたのこなたとシンが知り合いましたPart19 - 暇つぶし2ch260:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/26 22:11:11 RYjaajFM
なんかこのスレのSS
書いてる内容がほとんど一緒だな

らきすたキャラはシンに恋愛する催眠術にでもかけられてるとしか思えない

261:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/26 22:24:07 QiCaRmST
>>345
なんというか……「雰囲気」が描かれてるな……w
GJですw

262:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/26 22:25:04 BWwqOd30
>>345に期待

263:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/26 23:31:21 X+twErR5
久しぶりの予言ktkrwwww

264:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/26 23:42:38 GrX3dCl5
俺も>>345に期待

265:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 00:02:09 4I49hpL7
これはまたロングパスだな

266:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 00:29:22 DWwRCCiB
>>245
いい、すごくいい
この絵を見て

シン「なーこなたー」
こなた「んー?」
シン「昼どうするー?」
こなた「んーそうめんとかにしょっか?」
シン「そうめんかーそれでいいやー」
こなた「んー」

こんな会話が聞こえてきた俺は色々もうダメだ

267:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 01:02:17 a6gscCAD
>>258
・・・・・・・・・・・・ふぅ。

268:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 01:06:46 fAJZwFOy
>>257
・・・・・・・・・・・・ふぅ。

269:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 01:32:42 p2iiJiVH
なんでオレのこなたがシン厨の慰み物にされなあかんのだ

270:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 02:05:18 pcfTacc6
そうかもう夏なんだな

271:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 02:13:36 76fGfdgQ
シンが来た当初

シン「かがみ、教科書貸してくれよ」
かがみ「はぁ、また!?いい加減にしなさいよ!?」
シン「オレだって、好きで忘れてるんじゃないんだよ!!」
かがみ「うっさい!言い訳すんじゃないわよ!!」
シン「うわ、教科書投げるな!!!」
みさお「あいつら仲わりいなー」
あやの「犬猿の仲って感じね………」


現在

シン「かがみ―」
かがみ「はい」
シン「……よくわかったな………」
かがみ「こんだけ忘れてたら覚えるわよ」
シン「じゃあオレがいつ忘れても安心だな」
かがみ「あんたは自分で持って来る気はないのか……別にいいけどね」
シン「頼りにしてるぜかがみ」
かがみ「……ばか」
みさお「ついに柊も呆れたか~」
あやの「そうかしら?柊ちゃん、嬉しそうだと思わない?」
みさお「そうか?」
あやの「うふふ、みさちゃんにはまだ分からないかもね」
みさお「んだよー教えろよー!」



夏になると酒が上手くなるから、ついつい深酒をして大量の電波を受信するから困るぜ



272:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 02:52:06 L+5vv9WJ
>>270
年がら年中こんなキモ小説書いてるスレなんだ
夏厨が現れるのも無理はないさ

273:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 05:23:48 KUE+5uZH
>>270
素麺と来たら夏だよねぇ
そろそろ夏ネタの時期か

274:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 07:33:29 XRoF+mQP
涌くと季節を感じるな

275:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 08:10:00 C9gYMPIS
>>271
元軍人なのに教科書忘れんなwwww

そういやシンって赤服すらちゃんとした着方してなかったし、制服もあんな感じでボタン外してんのかね

276:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 12:22:48 Cyas1Qfv
……ラフなシンの服装を見て、真っ赤になるみゆきさんを連想した俺は最早人生コナタ\(=ω=.)/

277:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 22:30:22 +YVHOwoh
シン「よぉ、つかさ」
つかさ「あ、シンちゃんだぁ~。どうしたの?」
シン「ちょっと近くを通りかかったからお参りしようとな。それそりなんだその巫女服」
つかさ「えへへー、ちょっと暑くなってきたからチェンジしたんだ」
シン「(だからといって腋巫女服ってなぁ)」
つかさ「お母さんのお下がりなんだ」
シン「みきさんのかよ!!」


278:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 23:49:20 KUE+5uZH
みきさんあの年でその服は(グチャ

279:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 23:54:33 76fGfdgQ
みきさんのお下がりってことは、やっぱり姉妹から順になっていってるだろうから
次は……シンとつかさの娘だなJK


280:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 00:04:26 woMT4w1l
>>278
あの年だからいいんじゃあないか

281:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 00:35:49 sPacPYY7
墓が二つも増えたか
年を話題になんてするからだ

282:あぼーん
あぼーん
あぼーん

283:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 06:08:30 wWQYWbj1
墓が二つ増えて背筋が寒くなったところで、もっと寒くなる話題を……
こなシンスレのキャラで階段とかやったらどうなると思う?

284:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 06:08:58 wWQYWbj1
ごめ。会談じゃなくて怪談だ。

285:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 10:31:37 j+N000Hw
かなたさんとレイが面白がって、シン達を驚かすに一票

286:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 11:56:18 FQ35E6hN
かなたさんの登場で感動路線に行く、に一票

287:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 13:07:01 OpOnY7fL
>>285
レイ(何故か砂を撒き散らしつつ)「さぁ望みを言・・グベシャァ!!!

チリンチリ~ン

( ゚Д゚)「アレ?何か挽いたか」
(〓ω〓.)「どうせカエルか何かじゃないの?」


288:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 13:17:34 OJavjrS7
レイ『……』ジー
かなた『……』ジー
シン「……二人とも、他にすることないのか?」
レイ『これでも一応守護霊だからな』
かなた『それに私たちはこの世に干渉できませんし』
シン「……(いや、かなたさんはこなたの守護霊なのになんで俺に?)」
かなた『浮気しないか見張っているんです』
シン「はぁ!? お、お、お、俺とこなたはそんな関係じゃ……って心を読まないでくださいよアンタって人はーっ!!」
かなた『私は別にこなたとは言ってませんよ?』ニヤニヤ
シン「くっ……、(でも、何もできないってのは可愛そうだな……)」


こなた「どうしたのさシン。いきなり肝試ししようなんて」
かがみ「アンタから何か誘うなんて珍しいじゃないの」
つかさ「あ、あんまり怖いのは勘弁してね?」
みゆき「ふふふ、とても楽しみです」
シン「ああ、どんどん怖がらせてやるよ」


レイ『かなたさん、そちらはお願いします』
かなた『ふふ、レイ君も頑張ってね』
シン「……(よかった、二人とも楽しそうだな)」
かなた『シン君、ありがとう』
シン「お、俺は俺がやりたかっただけで、別に……」
かなた『ふふふ、そういうことにしといてあげる』


流れにそってレイとかなたさんネタ
背筋が寒くなると言えば肝試しだぜ

289:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 18:11:48 MR+bu/IR
最近過疎りすぎじゃね?

290:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 18:16:30 /A+PKn/O
土日は過疎る
それがここの伝統

291:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 18:28:26 j+N000Hw
>>287
レイwwwカワイソス

>>288
いい話ダナー。かがみ、つかさ、みゆきは巻き添えだがwww


292:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 19:05:57 n5W4pZRm
>>289
ひよりんじゃないけど最近、ネタが思い浮かばないのよねorz
誰か、燃料補給してくれないかな~

293:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 19:26:45 j+N000Hw
>>292
燃料になるか分からんけど……みゆきさんが大学に合格したらしい………
ソースは今月か先月のコンプ


294:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 19:48:16 woMT4w1l
>>292
ネタが浮かばないひよりんをネタに(ry

295:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 19:57:19 OJavjrS7
>>290
確かに昔から土日は過疎るんだよなぁこのスレww

>>292
俺も雑談がないからネタ探しに四苦八苦してる
一周年に備えてみんな我慢してるんだと思い……たい
まぁ一度過疎ったら悪循環だし、皆でどんどん盛り上げていこうぜ

296:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 19:58:13 n5W4pZRm
>>293
大学か~ そういえば前に、こなたが教育学部に進学したって話があったな

>>294
ネタ不足の彼女にはもう何度、助けられたことかwww
あれ?こんな時間にお客さn(ry

297:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 23:03:51 MR+bu/IR
>>296
こなたはいい反面教師に・・・おや、誰か来たようだ

298:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/28 23:43:41 +EaBeOm4
>>295
一周年用のネタに時間をとられてるんだぜ

299:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 00:00:06 +Fkzf0r0
=ω=.)<慌てない、慌てない。ひとやすみ、ひとやすみ

;゚д゚)<いつも休んでるお前が言うな~!


300:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 00:16:33 cQ+KQoec
というかここの住民の大半が土日都合悪いだけ何じゃないの?
一週間過疎が続いたってわけでもないし、そんな騒ぐことじゃないと俺は思うが………


もし、みんながネタで言ってたら、マジレスしてスマン



301:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 00:18:31 FjOlvDfY
もしよかったらこんなネタで誰かやってみてくれ
「シンとゆいさんがカーチェイス」
シン→バイク
ゆい→車(パトカーか一般車)
あ、そろそろ柊姉妹の誕生日だ

302:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 00:26:40 VZ3xxIoI
>>300
最近は土日関係なく過疎ってるし割りと危ういとおもう
ネタ投下より雑談がすくねーのがキツイ。ネタに繋がらん

>>301
パトカーでやったらシンが捕まるイメージがw

303:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 00:26:53 cuc6rSs2
ひなたさん絡みでネタを考えようと思っても、何故かひかげちゃんがオチに来る話ばかり思い付く
…なんか最近、シンに対して刺々しい態度ばかり取ってる妹の方が
姉よりもよっぽど脈があるんじゃないかという気がしてならないんだよな…

304:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 00:56:58 FjOlvDfY
>>302
ごめん、俺もそう思った
んで、電波受信

―国道三号線久喜―栗橋間―
爆走するスズキ『インパルス』を駆るシンとそれを追跡するパトカーのゆい

ゆい「そこのバイク!シン君!無駄な抵抗はやめて止まりなさい!!」
シン「俺はなにもやってねーよ!!」
ゆい「いや、スピード違反だし!それ以前に!あなたはとんでも無いモノを沢山盗んだわ!!」
シン「何も盗んでないし!!俺が何盗んだってんだ!」
ゆい「女の子達の心よ!」
シン「は?」

305:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 08:29:44 oBibofl1
>>303
ツンデレですね、分かります

306:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 09:25:25 mFtwObp+
>>304
シン・アスカは大変な物を盗んでいきました。

>>303
いいじゃないか。
自分が思いついたものを書けば。

307:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 12:55:34 jSAqbtm/
>>304
普通にスピード違反してるのかww
後はシンの場合ノーヘルかね?w

308:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 17:39:30 +fUmXlcu
>>307
シンは規則は守るからノーヘルではないと思う

309:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 17:51:16 ke9oGVrT
>>308
ところがどっこいアニメ本編でノーヘルだったんだよ

310:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 19:00:52 mGpWoraS
>>309
若さゆえの過ちだったんだよ

311:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 19:34:48 B1t/gGcc
シン「ザフトのん時のヘルメットだけど・・・まぁいいか」

312:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 20:36:17 cQ+KQoec
シン「で今日は何で皆でこんなとこに買い物に来るんだ?」
こなた「決まってるじゃん☆ここは何屋でしょう?」
シン「まあ、バイク屋だな………まさか!お前らもバイクに―」
みゆき「い、いえそうではなくて、今回はマイヘルメットを買いに………」
シン「マイヘルメット?」
つかさ「だって、シンちゃんにバイク乗せてもらう時にそっちの方が―」
かがみ「と、とにかく!皆の分のヘルメット代払いなさいよ!」
シン「ハァ~!?何でだよ!?」
こなた「シン、これなんかどう?」
シン「これみよがしに、高い物選ぶなー!!!」


そうじろう「でこんなにヘルメットが君の部屋にあるわけか………」
シン「ハハッ、笑って下さい………」
そうじろう「………いや、羨ましい!!君は実に羨ましいぞー!!!」
シン「ちょっ!?そうじろうさん何を……アッー!」


313:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 21:47:32 jSAqbtm/
>>312
バイト代すっ飛んだかw
後ろに乗せてもらうんじゃなくてツーリング用に免許取ればいいのにww

314:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 21:58:05 crJxWgiG
URLリンク(www.nicovideo.jp)
スパロボZによるシンの雄姿

315:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 22:10:52 i/mv7iWD
>>313
バイクは整備の手間もお金もかかるからちょっと難しいような。

316:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 22:36:48 VZ3xxIoI
ツーリングできそうなのってみゆきさんくらいか?

317:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 22:49:55 kr8bSUmi
レイ『シンは大変なものを盗んでいきました。』
かなた『え…?』
レイ『あなたの娘さんの心です!』
かなた『・・・はい!』


シン「・・・ハッ!夢か・・・」
こなた「スースー・・・」
シン「・・・(゚д゚)」
レイ『な?』

318:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 22:57:25 B1t/gGcc
こなた「うー、いつか私ものっけてよね」
シン「はいはい、ヘルメット買ったらな」
かなた「(ごめんなさい、こなた。すでに私が後ろを独占しているなんて)」

319:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 23:18:43 QFduM65n
こなた 「バイクか…」

シン 「変ッ身ッ!!インパルスリャーーー!!」

こなた 「とかどうよ? ほらシンも赤いし」
シン 「何だよインパルスリャーって
   それに俺の場合赤いのは服であって、仮面じゃないぞ」

320:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 23:59:19 +fUmXlcu
シン「・・・・・・・・・・・・。」
あやの「どうしたのシン君?」
シン「ああ、何で髪を下ろしているのかなーって思ったんだ。」
あやの「たまに下ろすのよ。どこか変だった?」
シン「いや、いつもより可愛く見えたから。」
あやの「えっ。・・・・・・あ、ありがとシン君////」

あやの分が皆無だったので、少し足してみた。

321:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 00:05:51 fs+8EpXO
バイクで後ろに乗るってことは胸がでかいと破壊力が(ry

>>320
彼氏持ちにさらりととんでもないことをww

322:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 00:09:16 t7Ca45gr
>>321
胸ぺったんガールズ「「「…………」」」

323:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 00:19:20 EHP3X9BC
SS書きたいけど、短パンマンやらエラー出すぎて諦めたorz


324:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 01:25:07 xZ0OLbKZ
ひなた「(じぃ~っ)」
シン「な、何ですかひなたさん。俺の顔に何か付いてるんスか?」
ひなた「いえ、アスカさんの目の色が綺麗だなあ~、って思いましてぇ。
    その炎みたいに真っ赤な瞳、素敵ですよぉ?」
シン「(炎か…)昔は皆から随分と険のある表情だって言われましたよ。
   最近じゃあ、まあウサギみたいだって言う奴もいますけど」
ひなた「ウサギさんと言うとぉ…アスカさんは寂しがりやさんになるんでしょうか」
シン「…そうかもしれませんね。今、俺の面倒を見てくれてる泉家の人達には
   幾ら感謝してもしきれないくらいの恩義がありますけれど。
   でもやっぱり、たまに家族や故郷のことが懐かしくなる時もありますし」
ひなた「アスカさん…やっぱり、父母が側にいないというのは、辛いことなんですよねぇ」
シン「ひなたさん?」
ひなた「私にはひかげちゃんという家族がいますし、それで充分だと思ってますけれど。
    でも、あの子はそうじゃないかもしれません。
    私達の家には父も母もいませんから…
    それでひかげちゃんに寂しい思いをさせてしまっているのではないかって
    私はあの子に何もしてあげられていないんじゃないかって、不安になる時もあります。
    どんなに頑張っても…私はあの子の親ではなく、姉でしかないんですから」
シン「…大丈夫ですよ、ひなたさん。ひかげちゃんは寂しくなんて無い筈ですよ」
ひなた「ですけどぉ…」
シン「だって、ひかげちゃんにはひなたさんがいるじゃないですか。
   たった一人で、いつも一生懸命に頑張っているお姉さんの姿を、ひかげちゃんはずっと側で見ているんです。
   ひなたさんの気持ちは、絶対にひかげちゃんにも伝わっていますよ」
ひなた「…」

325:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 01:26:54 xZ0OLbKZ
シン「ひかげちゃん、いつも言っていますよ。
   自分はお姉ちゃん一人に負担を押し付けてばっかりだ、自分もお姉ちゃんの力になってあげたいって。
   ひかげちゃんは本当にひなたさんのことを慕ってて、尊敬していて、感謝しているんです。
   だからひなたさんが不安になる必要なんて、何処にも無いんですよ」
ひなた「アスカさん…」
シン「もし何かあった時は…俺も力になります。
   ひなたさん達が姉妹で仲良く暮らせるように、俺があなた達を守ってみせますから」
ひなた「…ありがとうございます、アスカさん。そう言って頂けて、少し気が楽になりましたよぅ。
    うふふ…それにしても今の言い方だと、何だか私、プロポーズされちゃったみたいですねぇ?」
シン「あ。いや、それは、その…」
ひなた「でもぉ、私とひかげちゃんを一緒にって言うことは…姉妹で重婚?姉妹どんぶり?
    あらまあ、アスカさんってば大胆なんですから。
    でもひかげちゃんの方は大きくなるまで、もう少し待ってあげて下さいねぇ?
    確かにひかげちゃん、毎日アスカさんが来るのを楽しみにしてますけどぉ…」
シン「あーあー、ゴホン!まあ、とりあえずひなたさんはまず無駄遣いを何とかするべきですよ。
   ひかげちゃんにロクな食事を摂らせてあげないなんて、絶対に間違ってます!
   そんなことばっかやってて、その内にひかげちゃんがグレたって知りませんからね!」
ひなた「むー。それは無駄じゃありませんー、必要経費ですよぅ。
    例え食事を犠牲にしてでも、手に入れないといけない心のオヤツが…」
シン「あんたって人はーっ!」


シン「(…真っ赤な炎、か…そうだな。俺がザフトの赤服を纏って、闇雲に力を振るって…
    大勢の人達を傷付け、沢山の物を焼き払って行ったという事実は消えないんだ。
    それを赦してくれとは言えない…けど、今の俺には新しく守ってあげたい人達だって出来たんだ。
    たった一人でこの世界にやって来たのが俺の罰だと言うなら、俺は喜んでそれを受け入れるさ。
    これ以上、大切な家族を失う辛さは誰にも味わって欲しく無い…)」

326:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 02:03:06 QRTBwbdc
>>325

シン「俺じゃ・・・あなたの心のオヤツになれませんか」
ひなた「え?あ、う、あ、あま~~~~~~い///」
ひかげ「どさくさにまぎれてなに人の姉口説いてるかー!!」

327:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 08:57:43 fs+8EpXO
>>325
GJ! いいなぁ姉妹の想いw

328:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 13:33:32 XKh2qXpi
>>325
GJ!しかしシンどさくさに紛れてプロポーズとは相変わらず恐ろしいぜ。


ツーリングネタで何でヒロイン達が2輪の免許取らないか幻想してみた。

いのり「でもなんで2輪の免許取らないの?」
まつり「そうそう、憧れの『カレ』とのツーリングのチャンスなのに」
かがみ「だ、だから、あいつとはそんなんじゃないって……!!だいたい免許取るのにもお金がいるし………」
つかさ「それに取れるかどうか分からないし………」
まつり「あ~なるほどね」
みき「あら?本当はバイクの後ろに乗ると『カレ』の背中に引っ付けるからでしょ?」
双子「あう………///」
みき「分かるわーその気持ち。私も若い時はただおさんと………」
つかさ「えーお母さんも!?」
かがみ「く、詳しく教えて!!」

いのり「さて、まつり例によって取り残された私達2人だけど………」
まつり「飲もう!それしかない!!」



329:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 16:22:54 IbLq5Igt
( ゚Д゚)「この原付一人乗りなんだ」

330:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 17:03:25 ZEI9gFTR
スネオwww

331:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 17:12:17 cL3SPnQB
白石「せ、戦闘力(胸的な意味で)120000だと!!!」
みゆき「意味が分からないのですが……」

白石「戦闘力(胸的な意味で)34000!?ま、間違いねえ……」
ななこ「何や白石、ついに頭おかしくなったか」

白石「戦闘力(胸的な意味で)5000!!こりゃスカウター(自分の目)の故障だぜ」
かがみ「いきなりなんなのよ…」

白石「フフフ、戦闘力(胸的な意味で)340で俺は倒せねえ!!」
ひより「なんか妙に腹立つっす」

白石「戦闘力(胸的な意味で)…たったの5か…ゴミめ…」
こなた「……………………」

白石「ハン!!(鼻で笑っている)」
みなみ「……………………」

シン「ん、服のあちこちに赤いのがついてるけどどうした?」
こなた「いや~、赤い絵の具ぶちまけちゃってさ。そうだよねみなみちゃん」
みなみ「はい………」
シン「ま、気をつけろよ」

>>328
いのりさん達も、シンの後ろに乗ればいいんだ!!

332:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 18:01:28 t7Ca45gr
>>331
みゆきさんつえ~!!


333:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 19:21:31 sfF1z1hS
>>331

シン「なんだこれ?ちょっと借りるぞ」
白石「待て早まるな!!」
ガラガラ
ゆたか「お兄ちゃん筆箱忘れちゃったから貸してくれない?」
シン「ああちょっと待っててく(ry」
ピピピピピピ ボンッ!!
白石「戦闘力が50億まで図れるスカウターが壊れただと!?」
シン「お前さっきから何言ってんだ?」

334:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 20:55:09 W9hrUK27
低すぎて壊れたのk(ヒデブー

335:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 21:26:15 kejeE7/1
>>321
シン「みゆき、胸が当たってるんだけど……」
みゆき「……当たってるんじゃなくてあててるんです」

こういうことか

336:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 23:43:22 cL3SPnQB
携帯エラーばっかで、つながらないな。

337:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/30 23:54:33 Q8PcCGMh
つかさ「ゆっくりグーンつくっていってね!!!」

338:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 00:33:00 2pHVIm5X
>337に対抗して
みさお「おお、ウサ目!カプールが上手く出来ない、作ってくれ~」


339:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 00:50:24 8730nLhj
>>336
同じく繋がんない
夜だとまったく繋がらないや

340:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 02:49:48 SJUVXfDa
>>335
ゆかり「えーい」
シン「ゆかりさん、胸!胸あたってますって」
ゆかり「なにか問題でも?」
シン「え?いや、その、とにかく少しは離れて下さい!!」
ゆかり「もう、シンちゃんったら可愛い(ぎゅ)」

341:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 02:59:38 5FeCA1UP
>>340
ゆかりさんと二人乗り…
みゆきさんが怒りそうだ…

342:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 03:09:27 5FeCA1UP
>>322
待て待て、胸がないならないで空力的に
あのなんですかそのナタとか斧とかノコギリとか
うぁなにをするやめ

343:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 06:37:14 X+WVOFNv
ある日の放課後

みさお「よーぉ、柊、これからカラオケいかね?」
かがみ「あー、今日はちょっとこの後予定があんのよ。悪いわね」
かがみ(今日はシンをさりげなく誘って遊びに行く予定なんだから)
みさお「えー。しゃーねーなーちびっ子でも誘うか」
かがみ「峰岸はどうしたのよ」
みさお「んぁ? 今日は日下部ポチョムキンと御同衾」
かがみ「アンタ最近こなたの悪い語彙が移って来てるわね……
     まぁ、そう言うことだから、ごめんね」
みさお「おー。別に気にすんなよー」

みさお「と言うわけで、ちびっ子、これからカラオケいかね?」
こなた「何がどういうわけなのか良く解らないけど今日はちょっと予定があるのだよ」
みさお「なんだよちびっ子もかよ」
こなた「ふっふっふ、その様子ではかがみんにも振られたね」
みさお「その通りなんだよな、どうすっかな」
こなた(悪いが今日はシンを直行でお持ち帰りして着せ替え人形する予定なのだよ)
こなた「みさきちとカラオケは盛り上がりそうだけど、悪いね」
みさお「んぁ、気にすんなー」

みさお「おっ、柊妹じゃん」
つかさ「あ、日下部さん」
みさお「あー、良かったら姉の代わりにカラオケくっか?」
つかさ「カラオケ行くんだ。でもごめんなさい、今日はちょっと予定があるんだ」
つかさ(今日はシンちゃんがバイトない日だから、誘ってショッピングに行くんだ)
みさお「んぁー、そうなのかー」
つかさ「せっかく誘ってくれたのに、ごめんね」
みさお「いやいや、気にすんなー」


かがみ「シン! せっかくだしこの後ゲーセンにでも……」
こなた「シン! 今日はまっすぐ帰るよー。ゆーちゃんも待ってるよー」
つかさ「シンちゃん! 今日お買い物付き合ってくれないかな……」
みゆき「シンさん、よろしければうちで勉強会など……」

シン「ああ、悪い、今日先約あるから」

か・み・つ・みゆ「「「「ええええーっ!?」」」」


つかさ「あーあ、こんなことなら日下部さんの誘い断らなきゃ良かったな」
こなた「や、みさきちつかさにも声かけてたんだ」
かがみ「これだけ人いれば盛り上がっただろうしなぁ」
みゆき「私は誘われませんでした……」
こなた「みゆきさんはみさきちと縁が浅いからしょーがないよ」


その頃……

シン 「なんだ、みさおと2人っきりか」
みさお「あー、なんかみんな声かけても用事があるってゆーんだよ」
シン 「ふーん」
みさお「おっ、早く曲入れちゃおうぜ」
シン 「時間がもったいないからな」

344:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 07:14:51 O6u06l+/
ななこ「スマンけどなぁアスカよー、今日ちょっと付き合えー」
シン「わー!だからって何そんな抱き付くような真似をするんですか!」
ななこ「ふふん、なんや柄にも無く照れよって。
    うりうり、そんなに乳が好きか、せやったらもっと当ててくれるわ」
シン「ぬおぉ!何やら柔らかい二つの感触がーっ!」
ひかる「(遠くから見てる)……ふむ」

ひかる「アスカ」
シン「うお。何ですか桜庭先生、急にしがみ付いて来たりして」
ひかる「…む、いや、何だ。ちょっと貴様に付き合って欲しいことがあってな」
シン「それは別に構いませんが…ちょ、そんなに力一杯抱き付かれたら苦しいですって」
ひかる「ぬぐ!…な、なあアスカよ、貴様は今のこの状況に何か感じ入る物はないのか?」
シン「桜庭先生の行動が若干不可解ということ以外は」
ひかる「んがっ!」
ふゆき「…あら?ひかるちゃんにアスカくん、何をなさっているんですか?」
ひかる「うわ~ん。ふゆき、聞いてくれ~。アスカが私の心の傷を抉るんだ~。
    こいつに大人の女としてのプライドを傷付けられたぁーっ」
ふゆき「は、はぁ」
シン「な、何を人聞きの悪いこと言ってるんですか!?先に声を掛けて来たのは先生の方でしょうに!」
ひかる「やかましい!私とて教師と言えど女だ!この鈍チンの馬鹿チンがーっ!」

345:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 11:00:57 MmLUuXhU
>>335
ななこver.
シン「黒井先生、胸当たってますって!」
ななこ「なんやアスカ、教師後ろに乗せといてそないなこと気にするんか?」
  
こなたver.
こなた「シン、なんか感じない?」
シン「いや、なんにも。それよりちゃんと捕まっとけよ、お前飛ばされそうだから」
こなた「シンのバカ!」

346:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 11:06:34 MmLUuXhU
おっと、何も見ずに投下したら>>444と丸被りしたぜ。

ちょっくら小鉈さんのとこ行ってくる。

347:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 13:08:50 hNB0TV1d
>>343
なんという潰れ合うフラグwww
最後に笑うのはなーんも考えて無い、おバカか………



348:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 13:58:20 q0lvCKkK
>>343
出し抜こうと策略したら、策略に溺れちゃったわけだ。GJ

349:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 14:44:32 GVPUykbA
>>343
天然は強いなw

>>344
いやしかしないものはないから反応のしようが(ry
シンは胸がなければおにゃのこにくっ付かれてるって言う感情はないのかw

350:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 17:16:39 Vkr+PAl/
下手な方法だけどシンの耳元で、私だって女の子なんだよ…?的なことを呟けばムネナインジャーな人達でも何とかなるかも

351:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 18:04:42 hNB0TV1d
でもシンはこなたを何だかんだで女として見てるネタ多いよね~みなみも。
問題はゆーちゃんだな、妹分しか見られてない………


352:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 18:15:43 4BMJSR1b
>>351
まったく同意.
>>350の内容を読んで,真っ先に夜の寝室でシンが寝静まった後に添い寝をしにベットにもぐりこみ,
シンを軽く抱きしめて耳元で
「・・・私だって,女の子なんだよ・・・?」
と言うのを幻想した.

353:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 18:25:07 XHWbLxGo
そんでもって理性を保つために種割れですね、わかります。

354:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 20:03:49 Qf4iO5ys
シン「あー、くそ」
あやの「どうしたの?」
シン「いや、ちょっと古文がひっかかっちゃって。現代文はなんとかのになぁ」
あやの「古文は少し得意だから教えてあげようか?」
シン「え?いいのか」



かがみ「で、なんで恋歌メインに教えたわけ」
あやの「え?あ、あははは。なんでだろうね」

355:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 20:34:09 ZRZUJgBe
それに、「いい願いだけを選んで叶えた」と言うが、一方で
「間違いだと気づいていたけど、寂しいから義之を作った」とも言っており、これは
「ボクが植えた桜はいい願いしか叶えないけど、ボクの願いは間違ってます」
ということになり、まさに自己矛盾だ


356:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 20:40:37 2pHVIm5X
何の誤爆だ?

357:愚某
08/07/01 20:45:35 hNB0TV1d
>>354
そういや、あやのは国語が得意……時代が来たというのか………

さて誤爆も来たところで、21:00から6レス投下します。



358:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 20:55:08 PGdN9aTl
>>355
ダ・カーポか?
>>357
おお。期待して待ってます。

359:愚某
08/07/01 21:00:29 hNB0TV1d
~『2人の誕生日』~


「シ~ン、もう決めた?」
 隣りでこなたがゲームをしながらオレに聞いて来る。
「いや、まだ決めてない」
 何の話かというと、すぐ近くに迫っているオレとこなたの共通の親友であるかがみ、つかさの誕生日プレゼントの事だ。
「へ~、遅いじゃん。わたしの時はすんなり決まったのにさ」
「まあな」
 こなたのからかい混じりの皮肉をオレはあっさり流す。

 別にオレだって何も考えていないという訳ではないのだが………。
 双子だからと言って同じ物を渡すと手抜きと思われないか?とか、それだったらアイツらが好きなお菓子の詰め合わせ……これはいくらなんでも安上がりすぎるだろとか。
 考えれば毎回こんなルーチンに行き着くから、未だにプレゼントを決めれていない状況だ。

「ねぇ、シン。わたしに提案があるんだけど………」
「ん?」
 こなたがゲームする手を止め、こちらを見て来る。

…………。

「……うーん。それは面白そうな気がするけど、アイツらは喜ぶか?」
 こなたの提案にオレは腕を組む。
 大事なのはウケを狙うことじゃなくて、アイツらが喜んでくれなければ意味がない。

「だいじょーぶ!きっと喜ぶって」
「根拠は?」
「シンがプレゼントするから♪」
 前にも似たような事を言われた気がする………。
 オレはこなたの不敵な笑みを見ながら、デジャヴに襲われていた。



360:愚某
08/07/01 21:01:55 hNB0TV1d
「えっ、誕生日会?」
「そう。2人の誕生日は平日でしょ?
ちょっと早いけど、土曜にうちで盛大に祝ってあげようと思ってさ~」
「うわー!ありがとうー!!」
「気持ちは有り難いんだけどさ…この年で、ねえ?」
「え~!みゆきさんも来るって言ったのに~」
「なっ!?受験生のみゆきに迷惑と思わないのかあんたは?」
 お姉ちゃんはわたしと違って大学を受験するから、こなちゃんの誘いになかなか首を縦に振らないの。
 でもね。お姉ちゃんは最後には行くと思うよ。
 お姉ちゃんは優しいし、こなちゃんの気持ちを無駄にしないもん♪それに………。

「こなた、無理強いは良くないって。かがみはかがみの事情があるんだ……残念だけど………」
「うん……そうだね………」
 そう言いながら、ガックリと肩を落とすこなちゃんとあの人。
「ま、まぁ!せっかくやってくれるんだし………た、たまには息抜きも必要だしね!!」
 2人の様子を見て、お姉ちゃんは慌てて付け加えたの。ほらね♪
「ありがと~かがみ」
「無理言って悪いな」
 わたしはお姉ちゃんに頭を下げる2人がこっそりVサインを送りあうのが見えたの。
 こなちゃんだけじゃなくて、あの人もお姉ちゃんの性格わかってるんだー……そうだよね…最近、前より仲いいもんね……あの人とお姉ちゃん………。
「つかさー!何してんのー?帰るわよー!」
 顔を上げて見ると少し前にいるお姉ちゃんがとても遠くに見えたの………。



361:愚某
08/07/01 21:03:31 hNB0TV1d
「ではこれより、双子の誕生日会を始めたいと思いま~す!まずはプレゼント授与式!」
 誕生日会の司会であるこなたがハイテンションに場を仕切る。
 そしてその言葉を受けてみゆきが立ち上がった。
「かがみさん、つかささん誕生日おめでとうございます。これつまらない物ですが」
 みゆきが2人に渡した物はペアの指輪だった。ああいうのって恋人同士に渡すんじゃないのか?

「みゆきには毎年高価な物もらっちゃって……ごめんね」
「いえ、お気になさらずに、私がプレゼントをしたくて買った物ですから」
「ありがと、大切にさせてもらうから」
「ゆきちゃんありがとー、わたしも絶対大切にするね♪」
 オレの杞憂を余所にペアの指輪をもらって嬉しそうにする2人。
 そうか。かがみとつかさは日頃から仲がいいから、ペア物の方が良かったのか………。
 そうと分かっていればオレも……でもそうするとみゆきのと比べると見劣りするだろうし………。
「じゃあ、今度はわたしたちのターンだね」
 オレが葛藤をしている間にもこなたの仕切りで場は進んで行く。……本当に大丈夫か?不安になってきた………。
「わたしとシンのプレゼントは……これだ!」
 そう言うとこなたはオレを指差した。



362:愚某
08/07/01 21:05:20 hNB0TV1d
「これ、って………」
「シンちゃん?………」
 2人はオレとこなたを交互に見つめる。
「その通ーり!わたしたちのプレゼントは『明日一日シンを好きにしていい権利!』」
『ええ~!!?』
 かがみとつかさだけでなく何故かみゆきも驚きの声を上げる……って当たり前か、こんな非常識なプレゼントないだろうしな。
「それ+2人には『ギアス』を授ける!」
「ギアス?……なにそれ?」
「要するにオレに一回だけ好きな命令を出せる権利ってことだ」
 つかさの質問にオレが答える。

「では、どんな感じか実例を見せよう!」
 ん?実例?そんなの話にはなかったぞ………
「では…泉こなたが命じる!シン!扉の向こうにいるもの排除しろ!」
 そういうことか………
「イエス、マイロード」
 オレは立ち上がってドアを開ける。そこにいたのは………。
「や、やぁ、奇遇だねー。僕は断じて女子高生の話を盗み聞きするつもりじゃなかったんだよー」
「……そうじろうさん……だったら男達は下に行きましょ」
 オレは溜め息をつくと、そうじろうさんを引っ張って階段に向かう。
「ちょっと待った~シン君!これは取材!そう次の作品の―」
「シーンついでにケーキお願い!」
「了解ー!」
 なおも何か言っているそうじろうさんを引きずって、オレは下に降りた。



363:愚某
08/07/01 21:06:41 hNB0TV1d
「こなた、何企んでるのよ?」
 私はドアを閉めに立った、こなたの後ろから声をかける。
「ん~企みって?」
 振り向いたこなたの表情からは、相変わらず何を考えているかは読み取れない。だが………。
「だって、おかしいじゃない!?これって私とつかさがチャンスってことよ!?そんな敵に塩を送る見たいな事………」
「でも、かがみはわたしの誕生日の時に塩くれたじゃん♪」
 うっ!変な事だけ覚えてるわね………。
「あ、あれはー……そ、そう!シンが困ってたから仕方なくよ!仕方なく!!」
「へ~」
 ニヤニヤと笑うこなた……このペースはマズい!私の自爆パターンだ。な、何とかしないと………。

「まぁいいや、元々言うつもりだったし」
 私が何かを言う前にこなたは私相手にからかうのを止めて、話をしだした。
「わたしは考えた。シンがいかに2人にフラグ立たさずにプレゼントを渡す方法を………」
「それがこの方法なんですか?」
 みゆきの問いにこなたは自信満々に頷く。
「その通り!
これは2人を一緒に遊ばせることによって、お互いシンのことで牽制しあい、修羅場モード突入でどちらかのフラグ消滅!
さらに残った方も汚いやり方での方法にシンがっかりでフラグ消滅の危機!という作戦なのだよ!!
どうだ見たか、この完璧な作戦を!!」
 こなたはまるで勝利者の様に声高らかに宣言した。



364:愚某
08/07/01 21:09:07 hNB0TV1d
「それはそれは、素晴らしい作戦で」
 お姉ちゃんが投げやりにこなちゃんを讃える。
「ぬう、バカにしてるな。これは三国志の有名な………人が使った作戦だというのに」
「あんた今、その有名な人の名前忘れたろ?」
「曹操ですね。曹操というのは後漢末期の………そんなことより、かがみさん大丈夫なんですか?」
 いつもの詳しい説明を省いてまで、ゆきちゃんが心配そうにお姉ちゃんを見たの。

「大丈夫!その作戦でさっき言った以外の結果があるから!」
「何それ?」
「私とつかさの両方ともシンとの仲を発展させるってやつよ!!」
「し、しまった!!その事はまったく考えて無かったー!!」
 お姉ちゃんの答えにこなちゃんは頭を抱え込む………でも、そんなことできるのかな?
 お姉ちゃんはあの人と仲良くなる自信がある見たいだけど、わたしにはそんな自信ないよ………。

「てなわけだから、つかさ!やるわよ!!」
「えっ?……あっ……うん………」
「ん?つかさどうし―」
「おーい、ケーキ持って来たぞー、ドア開けてくれー」
 お姉ちゃんがわたしに話しかけようとした時にあの人がケーキを持って来たから、それでこの話は終わりになって、みんなで誕生日パーティを楽しんだんだよ♪
 でもわたしの心には不安見たいなものが消えなかったの………。

~つづく~

365:愚某
08/07/01 21:10:27 hNB0TV1d
今回は以上です。
いつも通り、抜け駆けしてすみません。
さて双子強化企画第2団。続きは双子の誕生日に投下を予定しております。
その間にスレ1周年記念で、に何か別のを投下するかもしれませんが両方ともお目にとめてくだされば幸いです。
それでは失礼します。


366:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 21:35:52 PGdN9aTl
ふぁーい。GJ!

367:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 22:09:19 tWCgrW3X
ある夜の出来事……

シン「(布団に違和感が…。こなたのやつ、また潜り込んで!?)」
ゆたか「すー…すー…」
シン「(なななななな、何でゆたかが!?寝ぼけて潜り込んだのか!?)」
ゆたか「ん……」
シン「(駄目だ…抱きつかれているので身動きが…)」
ゆたか「ううん……」
シン「(こうして見ると、ゆたかも色っぽい……。
   な、何考えているんだ俺はああああああああ!!!!)」
ゆたか「くー…くー…」
シン「(唇がなにげにエロい…。じゃなくて!!
   と、とにかくこの状況を何とか…)」
ゆたか「シンおにいちゃん……」
シン「(な、何だ……)」
ゆたか「だいすき………」
シン「………………………………………。
   (こんな事で、こんな事で、むがあああああああああ!!)」


こなた「シ、シン目の下にクマできてるけど………」
シン「あ、ああ…昨日は寝れなかったんだ…」
こなた「ふ~ん、エロい事でも考えてたのかね?」
シン「ち、ちげーよ!!
   (昨日はやばかった…明け方にゆたかを部屋に戻すまでよく理性がもった…
   夜中ずっと種割れしていなかったら、理性が確実に完全崩壊していたな…)」

>>351-353を見て電波が来た。

>>365
GJ!!続き楽しみにしてるぜ!

368:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 22:33:14 KuU8PMl/
「ただいまー」
「おかえり」
「ゆたかは?」
「母さんは体調が良くないって休んでる」
「そうか…。あまり無理させんじゃないぞ。
 ゆたかは体が弱いからな」
「そんな母さんに9人も子供を作らせた父さんが一番無理させたと思うんだけど」
「………」




>>367でシンが種割れしなかったらと考えていたらなぜかこんなのを思いついた
しかし私は謝らない


369:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 23:26:29 t0Mw8m4X
>>367
シン「(それにしてもゆーちゃん、いい香りが・・・。
    おかしい、風呂場にはいつも同じシャンプーやらしかないのになんで
    こんなに違いがでるんだ?
    それに…こなたとも違う匂いだ、なんかこう和らぐ匂いというか…
    って!!何考えてんだ!俺!!)」
ゆたか「うーん(ぎゅぅっ)」
シン「(胸元に息がかかってるーーーーーーー)」

370:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 23:31:41 8730nLhj
なんだこのゆーちゃん祭りはwww
子供9人っておまw

371:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 23:49:09 GVPUykbA
いきなりゆーちゃん大躍進www

372:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 00:32:04 VjdDniFp
なんだなんだ!?ゆーちゃんの逆襲か!?
>>367-369、GJだぜ!!


373:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 00:34:34 8ZVF8lKo
シン「今日はゆたかと二人きりか。珍しいこともあるもんだな。
   夕飯も食い終わったことだし、何だか手持ち無沙汰になっちまったな」
ゆたか「う、うん…お兄ちゃんの作ってくれた御飯、すっごく美味しかったよ。
    私もあれぐらい上手に作れるようになりたいな…」
シン「サンキュ。まあ、と言っても多少の心得がある程度でこなたやつかさ程では無いさ。
   人に食わせる為の飯を作るなんて、今まで作る機会も無かったしな」
ゆたか「……」
シン「さーて、これからどうすっかな。俺の宿題はもう片付けちまったし。
   ゲームでもやるか?でも対戦物はゆたか向きじゃないしなぁ」
ゆたか「(…折角お兄ちゃんと二人きりなのに、私どうしたらいいかわかんないよ。
     それに…それに、お兄ちゃんは…)」
シン「ん?どうしたんだゆたか、体調でも悪いのか?」
ゆたか「わあ!ち、違うよ、そういうんじゃなくて…」
シン「そうなのか…でも無理はするなよ、お前は体があまり強くないんだから」
ゆたか「う、うん」

ゆたか「(お兄ちゃん…私だって、お兄ちゃんに一人前の女の子として見て欲しいよ。
     でも、今の私じゃあ無理なのかなぁ。
     いつまでもお兄ちゃんに何とも思われないままなんて、そんなの嫌だよ…)」

シン「ゆたか?」
ゆたか「あ、う、ううん、何でもない!あ、あのねお兄ちゃん。
    今日、私学校の宿題でわからない所があるの。
    それで、お兄ちゃんさえ良かったら、少し教えて欲しいかなーって…」
シン「なんだそんなことか。わかった、いいぜ。国語と日本史じゃなければ俺でも教えられるからな」
ゆたか「ありがとう、お兄ちゃん」

ゆたか「(…今は、これで充分なんだよね。
     お兄ちゃんにいっぱい優しくして貰って、今日だけは二人きりで…。
     でもいつか、逆に私がお兄ちゃんに頼って貰えるような女の子になりたい。
     はっきりとあなたのことが好きだって、言いたい…)」

ゆーちゃん祭りだと聞いて便乗してみた。反省(ry

374:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 00:42:54 VjdDniFp
>>373
GJ!!!ゆーちゃんガンバレ!いつかはシンのバカも気付く……ハズ

しかし、まだゆーちゃん祭りが続くとは……俺もまだまだだな


375:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 00:47:40 JIunVSBP
ゆーちゃんが体調を崩した。


シン「ゆたか、お粥作ってきたぞ。食べれるか?」
ゆたか「うん、大丈夫だよ。」
シン「どうかな?」
ゆたか「すごく美味しいよ。早く元気になるからね」
シン「元気になったら、二人でどこかいこうな」
ゆたか「ありがとうお兄ちゃん」
白石「やれやれ、こんなお粥を美味いと言ってるようじゃ本当に体調がよくなるか怪しいもんだ」
ゆたか「だっだれなの!?」
シン「お前どっから入ってきたんだ!ゆたかが怯えてるじゃないか!」
白石「一週間後もう一度体調を崩してここにきてください。こんなシスコンの作るお粥よりも美味いお粥をご覧に入れますよ」

376:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 00:55:03 rHIw2V4R
な、なんだ? いったい昨日今日は何の日なんだ!?
何の前触れもなくいきなりゆーちゃん祭りかよww みんなGJ!

>>373
しばらくは妹分で、最後に逆転するわけですね。わかります!
マ○「だがあまり続くと妹と言う立場から抜け出せなくなる。素人にはお勧めできない諸刃の剣よ」

>>375
白石まだエラー起きたままかよww

377:367
08/07/02 01:11:10 /PjwXHgu
たまたま思いついて書いたものがゆーちゃん祭りになるとはwww
みんなGJだぜ!!!


378:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 01:24:29 K+sBYCsT
たった一日でこの躍進・・・
どうやら彼女は眠れるトラだったようだな

379:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 02:18:46 pn+9EX43
霊『能あるホークは爪を隠す、か』

彼方『迂濶だったわ…彼女の力を侮っていた!』

シン「久し振りに出て言うことがそれですか…」

380:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 07:20:28 ywyAYpgY
眠れるトラ・・・
砂漠の獅子・・・


381:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 09:18:01 CUaZV2s1
同じホークでもどこかの姉妹とは大違いだ

・・・・ん、あれはMS?


382:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 09:34:28 VjdDniFp
こなた「あんなこと言われてるよ~二人とも♪」
つかさ「そうだったんだ………」
かがみ「ちょっと待て!あれは私達のことじゃないでしょ!?」
シン「お前ら朝から元気だな……ホークったら……みなみだろ?なぁ?」
みなみ「え!?あっ……そんな私は……」
こなた「シン、それは無茶ぶりでしょ………」


383:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 11:29:03 bhqXTCYH
ゆたか「お兄ちゃ~ん、シンお兄ちゃ~ん」
シン(お兄ちゃんか…)


~回想~
マユ『お兄ちゃんっ、マユね、大きくなったらお兄ちゃんと結婚する~』
シン『こやつめ、ははは』
マユ『いいでしょ~?』
シン『わかったわかった。大きくなったらな』
マユ『絶対だよ!じゃあ忘れないうちに今から市役所行って婚姻届を…いや無理か。
   そうだ、マユとお兄ちゃんの血判があれば法的拘束力があるはず。それを……ブツブツ』


シン(お兄ちゃん、なんて呼ばれることはもう無いと思ってたが……)
ゆたか「どうしたの?お兄ちゃん」
シン「……いや、お兄ちゃんって呼ばれるのが懐かしくてな。つい…」
ゆたか「お兄ちゃん…」

こなたの部屋『お兄ちゃぁぁぁぁんっ!!そこっ、そこらめぇぇぇっっ!!イッちゃうぅぅぅぅぅっ!!』

ゆたか「……お兄ちゃん」
シン「今から一緒に、これから一緒に、殴りにゆこうか」




ゆたか祭りに便乗してみた

384:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 13:10:51 kv12afws
あれ、マユがなんか黒いww
そしてこなた自重www

385:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 13:26:18 zBymiReN
>>383
こなたにより全て台無しwww
最後のシンのセリフはアスカ繋がりなのか?www

386:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 15:26:08 rHIw2V4R
>>383
マユwwwwwww
こなたはワザとやってるようにしか見えんwwwww


387:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 16:30:29 Pahb6bVS
シン「運動ができないゆたかのためにウィーフィット買って来たぞ」
ゆたか「わー、これやってみたかったんだー」
こなた「おお、スカッドハンマーズ専用機だったうちのウィーにもとうとう別ソフトが」

ゆたか「んー、しょっと」
こなた「おお、どうだ!!」
シン「(う、ふ、二人とも薄着だからヨガやるたびへそやらなにやらが…
    め、目の毒だ…)」

そしてTV画面の反射でシャツから胸元が見えるのに気づき立てなくなるシン


388:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 19:58:12 KJPGJdzr
>>387

大丈夫、二人ともそんなに胸無いから
ん?こんな時間にお客さんが・・・

389:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 20:09:54 7sA095SR
あまいな。
胸がないからこそ、シャツの襟口から無防備に曝される事があるのだよ。

390:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 20:33:18 u4GR9Tf3
ゆい「おー。こいつが噂の屋内でスポーツが出来るってヤツかね。
   では次はこのゆい姉さんがチャレンジだぁ!よっ、ほっ、はっ…
   (数分後)お、こりゃ結構手ごたえあるね。えーいクソ暑い!上着なんぞ脱いじまえー!
    うりゃー!てぇりゃあー!どっせぇーーーい!!」
シン「………(見えてないミエテナイ胸元のたゆんたゆんがダッガーンボヨヨンボヨヨンなんて俺には何もミエテナイ
   脇から下からどっかから何やら尖る何かが見えてるのも単なる俺のイリュージョンさ
   種割れを信じる俺を信じろ、そーだとも俺のV-MAXの力を信じるんだブツブツブツブツ…)」

ゆたか「な、なんかさっきからお兄ちゃんが瞳孔開きっ放しのまま、ずーっと黙ったままんだけど…」
こなた「でも何気に視点がゆい姉さんの胸に行ってる気がするのが、そう、とっても腹正しいね。
    すっごくムカつくね、プツンと来るよね、怒りの電流が迸っちゃうよね!」
ゆたか「こ、こなたお姉ちゃん」
こなた「ゆーちゃん。今日を最後に我が家のWii Fitは禁止ね。
    こいつには今後、未来永劫解かれることの無い封印を貼りつけておいて
    それからシンのラッキースケベ野郎には108の罰を与えて、そしてその次は…ふ、ふふふふふ」
ゆたか「…お姉ちゃんが恐いよぅ(泣)」

391:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 20:37:23 3JzTUwHl
パルマの使い過ぎで理性(たましい)を喰われて獣(けだもの)になったシンを人間に戻す為に、こなた達がシンの髪を解かす

我ながら何て変なネタなんだ…

392:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 20:49:08 LYJlBQ+n
確かに掌の槍ではあるがwww

393:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 20:52:07 7sA095SR
シン「はっ!? ……? ゆい姉さんは帰ったのか?

 室内には放置されているWii Fitと……

シン「? ゆたか、こなたはどこへ行ったんだ?」
ゆたか「こなた? お兄ちゃん、それ、だれのこと?(にっこり)」

394:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 20:55:29 rHIw2V4R
>>390
種割れの集中力を持って胸を凝視……。スケベすぎるwwww

395:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 21:28:19 zU4BSwJq
>391
藤田和日郎画のシン、こなた!描いてみせるがいい!

396:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 21:59:51 3JzTUwHl
>395
それ無理。こなたとどっこいどっこいのレベルの俺には無理だ

397:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/02 22:20:43 JKaAnKq3
つーか、>>390は小ネタ仕込み過ぎだろwww


398:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 00:00:48 IK7k4TuI
URLリンク(www3.uploader.jp)
アスカになれるようになりました。
※右側は営業スマイルです。


おまけ。
URLリンク(www3.uploader.jp)

399:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 00:14:36 LhJBC3Pk
>>398
相変わらず良い仕事をなさるぜ! GJすぎる!
つーか欲しいwwww

400:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 00:26:29 IuDe5IQ3
>>398
こりゃ相変わらずのGJだぜ!!
これは白石じゃなくてもホレるなwww
ただデスティニーが泣いてみえるのは俺の気のせいか?www


401:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 05:17:26 VhQPco3x
                             l!
                        __   ヾ、
                  ー=ニ;´_:::::::`ヽ、 ヽヽ
              `ヽ、 __.. -:::'´::::::::::::::  :::ヽ}:::ヽ
                ` ーァ:...  :::::::::..   ::. .::. :::/_
                ,r '´:::::  .::: .: /::..::.ヽ::ヽ::::ヽヽ`ヽ
               /イ::...::  /:/::::j::::l:::::';::ヽ::ヽ::::::::`ヾヽ、
              /./:/:::::: .::/:::/:::::ィ:::::|::::::l:::::';:::::';:::::::::::ヽ`ヽ
             './:;イ::::::/.::/:::/l:::/ l::::ハ::::::ト、::ト;:::ト;::::::::::トヽ
              /'´j::::;:イ::;;j:;/~1:l-;|:::j l::::::j-ヘ!ヘ;|-}:}:::::::', `GJだあああああ!!
            〃 /:::/::::l::::〈《;;:・:;;》:::;' .l:::/《;;:・:;;》:/:::::/:|   
             !' ./::;ィ:/:::ヽ;:ヽ`;*::o_,,.;.-・。¨;;:*:フ;:':::/lト;! 
             l::/ .|ト;:::ト;{;0・"*(●)(●):。ニ':/ 〃i!
             |;'  l!ヘ::|l;トr_!・:・トェェェェェェェイ‘o`''´,rrr'从
             |!   .リ-ヘ ::トc/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:|@;;/ |ヽl `
             '    ヽ ヾ\ {/⌒ Y ⌒ヽ;|;;/ j j j
                   ヽ  ;~し-‐~‐-、ノ´//}/

402:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 07:57:10 xiHQPuxZ
>>398
そりゃ運命も泣きたくなるさwww
果てしなくGJ!!

403:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 17:50:57 ugdlfrNQ
こなた 「う~ん、派手にぶちかましてるねぇ」
シン 「ファンタジー物か……結構古そうだな」
こなた 「まあ、90年代の作品だしね
    新シリーズも始まったし、旧シリーズを見直してるんだよ」
シン 「ふ~ん」
こなた 「シンも一緒に視る?」
シン 「おう、何か面白そうだしな」
獣神官登場
シン 「こいつ絶ッッッッッッ対、敵だ!!
   ヅラみたいな髪形にあの声、間違いない!!」
こなた 「あまり熱くなっちゃダメだよシン、ゆる~くゆる~く」

404:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 19:52:46 LyHU0hpF
>>403
竜の巫女さんの声はステラだったよね。
他に誰かいたっけ?

405:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 20:25:09 IuDe5IQ3
>>404
盲目の賢者様の声が、不可能を可能にする仮面の人

といっといて空気切って投下

ひより「いよいよキタッー!!」
パティ「オ~ひより凄いやる気ネ!!」
ゆたか「でも、田村さんの気持ちわかるな~。私も今からドキドキしてるよ」
みなみ(コクリ)

パティ「なんにセよ、楽しみデス。なんト言ってモ………」
ひより「ひより祭り開幕だからね!!」
ゆ・み・パ「え?」
ひより「みんなどうしたの?前々スレではパティ、前スレでは岩崎さん、今スレでは小早川さんと祭りがあったんだから次は………」
ゆたか「あ、あのね、私達がいってるのはスレ1周年の事なんだけど………」
ひより「な、何ですとー!?じゃあ、ひより祭りは!?」
みなみ「……今のところ、その予定は………」
パティ「考えて見るネ、ひより……アナタがヒロインだったのを誰モ覚えてまセん!!!」
ひより「そ、そんな!!わたしだって、妹キャラで!ヒロインの1人で!腐女子!のはずなんだよー!!わはぁーん!」

ゆたか「行っちゃった………」
シン「お前らこんなとこにいたのか、一緒に帰ろうぜ」
みなみ「……狙ったかの様なタイミング……ですね………」
パティ「ひよりのヒロイン復帰ハ当分お預けネ……」



406:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 20:33:24 0Iygh5Ie
妹の携帯をいじるシン


ピッ
携帯「はいマユでーす。」
シン「・・・・・」
携帯「でもゴメンナサイ。ほんとはマユじゃありません」
シン「誰だよお前!?」
携帯「私は・・・ガンタンクです。」
シン「お前こなただな!」



メイリンをこなたにしただけ

407:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 21:16:16 EwjsjwRI
白石「なあ、シンよ…」
シン「何だよ?」
白石「女の子の膝枕って、至高の贅沢と思はないか?」
シン「はあ!?いきなり何だよ…」
白石「女の子の膝に頭のせるんだぜ!!
   その時の膝のやわらかい感触を楽しみたくないのか!?」
シン「いや、妹に膝枕しながら耳掃除してもらった事があるんだが…」
白石「なにィ、膝枕だけじゃなく、耳掃除もだと!?
   だ、だが所詮は妹だ…彼女じゃない!!」
シン「まあ、そうだが……」
白石「アスカちゃーーーん!!罪深き俺に膝枕と耳掃除をしてくれーーー!!」
シン「…………。(今度バイトでそういうフェアがあったら、やってみっか)」
白石「だから、お前も家族以外の女の子に膝枕で耳掃除をやってほしくないのか!!」
シン「まあ、やってほしいかな……」

女の子達「………………………………」



こなた 「ほらほらシン頭を乗せなよー、耳掃除してあげるよー」
かがみ「ま、まああんたも一人じゃ耳掃除できないから、やってあげるわ…」
つかさ「シンちゃ~ん、耳掃除やってあげるよ~」
みゆき「あの、耳掃除はいかがでしょうか?」
みさお「ウサ目~、耳掃除してやるぜ~」
あやの「うふふ、後はお姉さんに任せて頭をのせてね」
ゆたか「お兄ちゃん、私とみなみちゃんで左右ずつやるから…」
みなみ「ゆたかが左で、私が右です…」
ひより「ねえ!!腐女子の私にそんなスキルはないっす!!」
パティ「シ~ン、米国スタイルでやってあげますヨ~」

シン「な、何だいったい…」

白ウ「知れば誰もが望むだろう!!君のようになりたいと!!君のようでありたいと!!(血涙)」


>>405
ひよりガンバレ!!

408:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 21:18:20 1fZR6cnI
>>406
某保健所さんのフラッシュか

409:みなシン
08/07/03 21:22:48 i3EYV1Qn
>>405
ひよりんはフラグブレイクの数なら半端ないんだけどなぁ
私も彼女には、かませ犬役として何度お世話になったことかwww

410:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 21:24:39 i3EYV1Qn
>>409
あっ…コテ外し忘れt(ユルシテヒヨリサマー

411:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 21:33:50 LaZODxy3
罰としてあやのメインの作品をツクリナサーイ

412:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 21:51:25 dBeqSz9P
白石「あ~アスカちゃんに会いたいなー。そして次はかれこれこーゆー御奉仕をして欲しくて云々…」
シン「……ふむ」

(後日、コスプレ喫茶にて)

アスカ「はい、どうぞ白石さん」
白石「おや。何だいアスカちゃん、このお菓子は。俺これ注文した記憶無いんだけど?」
アスカ「白石さんには良くお世話になっている、いえお世話させて頂いておりますので
    今日は特別に、日頃の感謝を込めてのサービスですわ。
    拙くて恐縮ですけれど、こちらは私が手ずから作らせて頂きましたのよ」
白石「何!何だって!?アスカちゃん手作りのお菓子サービス!?
   これは只事では無い!ありがとうアスカちゃん、俺もう天にも昇る程に幸せいっぱいだよ!
   そういうことならこいつは在り難く頂かせて貰うよ!」
アスカ「ふふふ、どうぞごゆっくり」

パティ「…聞いてもイイですかシン、どうして白石にトクベツなサービスを?」
シン「ああ、たまに俺の提案したアイデアが次のフェアに採用されることがあるだろ?
   そんな時は大概、白石が考え付いたネタが元になってるんだよ。
   いやあいつ原案のイベントって毎回結構盛り上がって店長とかも喜んでくれるしさ。
   この店の常連でもあることだし、たまには日頃のお礼も兼ねて
   あいつにサービスしてやってもいいかと思ったのさ」
パティ「良くワカリマシタ。ですがシン、白石にだけサービスして
    目の前の私には何もナッシングとは少しヒドイですネ。おモチがバーニングデスよ。
    タマには助け合うバイトの同僚として、私にもサービスして下サーイ」
シン「え、ちょっと待てパティ、何故そんな風に顔を近付けて(ry」

省略されました。この先が気になる方は「サービス・ハーレム・ルーザー・マジック」と
書き込んでも何も起こりません

413:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 23:08:22 BqdYuLiW
白石いいように使われてるな・・・

414:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 23:21:32 LhJBC3Pk
>>412
それでもくっ付くことは絶対にない。白石哀れすぎるwwww
最終的に男とばれても「もう男でもいい」とかいいそうだwwww


しかし、明日が一周年か
……一周年作品間に合うだろうか。間に合わせたいぜ。だがなんか20レスくらいになりそうな悪寒が(ry

415:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 23:31:13 bBAVtAlV
>>412
なぜパプワ君www

416:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 23:34:45 IuDe5IQ3
>>407
そこで座り方がエロいかがみんの出番ですね、分かります!!

>>414
20レスか、なかなかの大作ジャマイカ、それが投下されるんだったら、自分は書かなくてもゴフン!ゴフン!とにかく期待してるぜ!!


417:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 23:40:23 YwBClP8p
ほのかに座り方がエロいかがみん絵は避難所行きですね!分かります!!

418:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/03 23:54:24 xiHQPuxZ
>>414
>男とばれても「もう男でもいい」
”もういい男と結ばれても”に見えた。何でだろ・・・疲れてるのかな・・・

419:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 00:00:09 /5U2GPyL
   シン        ヽ 丶  \
    アスカ   \ ヽ  ヽ     ヽ
/  /    ヽ   \ ヽ   ヽ
 /   |  ヽ \     \  ヽ  ゝ            (SS)
ノ 丿       \  ネ \   ヾ
 ノ  |   |  丶  \     \          (絵)
   /          \     \/|                (MAD)
 ノ   |   |      \  タ    |         ↑
     /\        \      |         (  ↑
   /   \       /      |          )  (
  /      \      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         (   )
/_        \                    ) (         パルマ
 ̄  | な  こ  C| ̄          ノ⌒ ̄⌒γ⌒ ̄⌒ゝ           / /
   | い .な  ・ |         ノ  フラグブレイカー ゝ         / /
   | で  た  E|        .丿              ゞ      _/ ∠
   | ね . 達 に|       .丿/|/|/|/|\|\|\|\|\ゝ     .\  /
   | ! .の 帰|                │                V
―| .と  こ  っ|―――――┼―――――――――
   / .い  と てヽ  巛巛巛巛巛巛巛巛 人巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛らき☆すけ
    う  忘 も
    気.  れ                           _    ┌┬┐        | | |
    持             /| ノ―┬  日 日   /|  丶 .├┼┤  |   ヽ └┼┘
    ち               |  ┌┼   | 日 .|    i /   | └┴┘  ヽ     | | |
                   ┴ . ̄ ̄| ̄        V    / ノヽ_ヽヽ       └┴┘

420:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 00:05:41 bBAVtAlV
>>419
いきなり大作来てるとはww
一周年オメ。意外と早いもんだね

421:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 00:14:35 q7Mi45rQ
>>419
ちょwww大作の意味が違うwww
だがGJ!!!

422:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 01:01:25 8z6tvxmN
>>419
GJ!そうか1周年か・・・何か描こう、明日休みなんで。
だれか お題 たのむ

423:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 02:06:24 fbIyWtNf
>>422
なら、俺の書き込み時間の下1ケタが


1…こなた
2…かがみ
3…つかさ
4…みゆき
5…あやの
6…みさお
7…コウ
8…黒井先生
9…みきさん
0…らき☆えろ


でよろ

424:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 05:55:52 JAS2s+Zm
レッツ・ギャンブル!

425:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 07:30:56 pKe2J+Cs
14日じゃなかったのかぁぁぁぁぁ!!
 
 
書かなきゃヤバいジャマイカ

426:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 07:43:43 pKe2J+Cs
忘れてた、今のうちに言っておく!!

携帯からはファイルシークを使ってcookie&リファラーをオンにしてここに書き込むんだ!!
そうすれば夜でも書き込めるぞ!!
 
ファイルシーク
URLリンク(fileseek.net)
 
設定済み(上のURLをここに変えて書き込むんだ!!)
URLリンク(p28.fileseek.net)

427:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 09:24:51 RO6hHg+7

    (.`ヽ(`> 、                        / ̄ ̄ ヽ,
     `'<`ゝr'フ\                  +   /        ', +
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                    |{0}  /¨`ヽ {0},
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + .l   ヽ._.ノ   ', +
       \_  、__,.イ\           +     リ   `ー'′  |    +
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
          \l__,./       i l.ヽ! |   .| ::::::::::::::l ヽ   `7ー.、‐'´ |\-、

このスレに出会って絵を始めて一年、思い返せばあっという間だったよ。
これからもヨロシク頼むぜ
URLリンク(www3.uploader.jp)

428:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 09:40:34 +CAK6ZHl
>>427

あなたの絵にどれだけ助けられたか……
 
最高のGJをあなたに!!

429:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 10:07:08 8z6tvxmN
>>427
おおーGJ!揃い踏みですナー

430:あぼーん
あぼーん
あぼーん

431:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 11:18:17 q7Mi45rQ
>>427
これは凄い力作・大作だ……和尚GJであります!!!
いや~和尚の絵には萌えさせて頂いて、これからもよろしくです!


432:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 14:24:08 /UfJbA3R
>>427






GJ

むしろこれで絵師1年目ってのが恐ろしいんだが

433:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 14:27:27 a/FjSICq
>>427
GJ!!最高の良作にありがとう!!

434:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 15:46:28 K0VNWFH6
>>427
GJ!
これで一年って……ありえねぇw 俺も絵を書こうとしてるけど人に見せられる代物じゃないのに、一年でこれは凄すぎるwww

しかし一年間、これだけマターリさせてくれたこのスレはすげぇなぁw
いろいろあったねぇw 全員凄いよw

435:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 17:44:10 8z6tvxmN
1周年演目Final Fantasy Ⅳ
かがみ「あと1,2秒早ければ・・・もぅ!」
つかさ「でも、ゆきちゃん幸せそう。」

>>423によりヒロインはみゆきさんに。つか1周年関係ないなw
URLリンク(wktk.vip2ch.com)

436:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 17:54:09 RO6hHg+7
>>435
すげえぇぇ!! GJ!!
暗黒剣士が似合いすぎるぜ、シンw みゆきさんがなんかエロティックw
この配役は正解だったなw

437:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 18:38:38 RaG91CxQ
>>427
力作GJ!
勢揃いだねw

>>435
GJ!
二人とも似合いすぎだぜw

438:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 18:40:47 NRjKdyoi
>>435
みゆきさん白魔道士スゲー似合ってる!

439:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 18:41:16 HruWJ7Y/
>>427
GJ! 相変わらず最高だぜw

>>435
GJすぎるwすげえwww

440:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 18:41:36 K0VNWFH6
>>435
こちらもGJ! ってお題から一日でこれ書いたのか、凄すぎるww
そして45分頃から19レスSS投下します。間に合わせるため細部が疎かですが、ご容赦をorz
規制に引っかかったら避難所に投下するので、誰か代理投下してくださると幸いです

441:1/19
08/07/04 18:45:50 K0VNWFH6

かた こと かた こと

心地良い振動。人の眠気を引き出すと言われる定期的な振動はこなたの身体を揺らす。
こなたの長く青い髪が自分の瞼をくすぐり、そのまま寝させないかのようなむずかゆさを感じさせる。
このままもう一度寝ようか、それとも瞼を開けて意識を覚醒させようか、一瞬の躊躇がありながらもゆっくりと瞼を開いていく。

「……ん」

こなたの寝起きの呻き声はお世辞にも色っぽいとは言えなかった。いつもと違う何かを感じながらもこなたは目をこする。
直後心地よい振動がこなたの睡魔を刺激し、再び眠りにつかせようとしたが頑張って起きることにする。

かた こと かた こと

しかし再び感じる振動のあまりの心地よさに眠ってしまいそうになる。
聞くところによると電車の振動と言うものは人間の睡眠欲を駆り立てるらしい。だから寝過ごして終電まで行ってしまう人間が多いのだろうか。
確かもみゆきさんもやってしまったと聞いている。ああ、だからこんなに眠いのかと納得しつつ、瞼を持ち上げる。
何で電車の中にいるのか、考えることもなかった。なぜならば漠然とこれが夢だとわかっていた。
足元には埃があるほど汚れており、電車の内部はどこもかしこもボロボロだった。田舎の列車がこんな感じなのかと考えつつ、大きな欠伸をする。

「……ふわ」

眠い、ひたすら眠い。これが夢ならばもう一回寝てしまってもいいのかと思いつつ、それを勿体無いと思ってしまった。
夢ならば夢の中なりに何かできることがあるだろう。ネットで見た記憶では「夢の中自分のやりたいことをやる方法」などがあるはずだ。
信用などはなからしていない情報だったが、せっかくこういう機会に恵まれたんだし何かやろうと思った。

442:2/19
08/07/04 18:46:57 K0VNWFH6
だが、こなたは何をしていいかわからなかった。とりあえず空でも飛んでみようかと念じてみるが、何も起こらない。

「つまらないなぁ」

口を尖らせ、何も起こらない現状に心を苛立たせる。
電車は何も変わらず定期的な振動を起こしつつどこかへ向けて進んでいくし、自分は空を飛べない。
夢の中でくらい何か面白いことがあっても良いと思うのだが、そううまくはいかないようだ。
まぁ、今のこなたにとって夢の中よりも現実のほうがよほど面白いことが起こっている。起きたときに何が起こるのかと一日をワクワクして向かえるほどだ。

「……って、うぉ!?」

そこでこなたの目の前に何かが座っていることに気づく。普通ならすぐに気づいてもおかしくないのだが、こなたは気づかなかった。
まるで今急に現れたかのような感覚を覚えながらも、目の前の何かに視線を移す。

ああ、これはシンだ。

座ったままでも緊張しているような体勢。肩に手を置くだけでも相手をなぎ倒すような気迫。間違いなくこれはシンだった。
俯いているため彼の前髪が彼の顔を覆ってしまい、彼の表情は見えない。どうやら寝ているようだ。
手を伸ばそうとしたが、昔迂闊に触ったら殺されかけたことを思い出す。軍人として戦場にいたことを考えれば当たり前ではあるが、あの時は本気で自分が死んだと思ったものだ。
それだけの殺気と腕力、相手を殺すことのみに集中させた瞳。もしシンが「相手の姿を脳で理解する前に殺す」人間だったならば、自分は本当に死んでいただろう。

しかし、今は違う。

こなたは恐れることなくゆっくりと、だが確実に、手をシンのほうへ伸ばし、優しく頭を撫でる。
さらさらな黒髪は音を立てて乱れる。シンは起きることなく寝息一つ立てずに静止している。シンという人間を知らないものだったならば死んでいると勘違いしてもおかしくないほど彼は静かだった。

443:3/19
08/07/04 18:48:37 K0VNWFH6
だが、こなたは知っている。軍人としてそういう寝方になったシンを、そして半分の理由は単純にシンがそういう寝方であるだけのことを、こなたは知っている。
思えば寝ているシンに向かってこうすることは珍しくもなんともないが、シンより先に起きると言うのは初めての出来事かもしれない。
いつもはシンが自分を起こしているからだ。そう考えると、この夢はいい夢なのかと思い始め、なんとも幸せな気分になる。
ずっとこうしてみたかったが、シンはこなたにとって早起きすぎた。念願ともいえる願いが一つ叶ってホクホクしていると、外の景色に気づく。

「そういや、どこに向かってるんだろ」

電車は何もない平原をただひたすら走り抜けていた。地平線の彼方が見えるほどの広大な平原で、草木などの命は一切存在しない荒れた土地。
窓を開けようと手をかけたが、どうやら開かない窓のようだ。窓から顔を出して行く先を見る作戦は失敗。
シンがピクリと動いたような感じがして慌てて振り返るが、それは完全に気のせいだったようでシンの位置は僅かも変わっていない。
気づかれたくない相手がいるときや自分が変に気を使っているときはこういうことが多いものだ。こなたは安堵のため息を一つ吐くと再び外の景色に視線を移す。
どうせ現実世界では早く起きてしまうのだから、それまではゆっくり寝かせてあげようと言うこなたなりの心遣いだった。

「……あれ?」

向けた先の景色は先ほどと打って変わって、こなたの家がそこにあった。
一瞬で過ぎ去ったその場所の次は、かがみの家がそこにあった。世界をはさみで切り取って、別の場所にくっつけた様な風景。
まるで川を流れ行く水のように無数の景色がそこを流れていく。こなたの記憶の中にある景色が流れ行くその姿は見ていて壮観だった。
川の水の流れを見ているかのような感覚。流れていく風景に風情を感じる。たとえ現実として不可解であっても、こうして流れていくのが当たり前であるかのように感じる。
時間の経過と言う、ごく当たり前の出来事を景色にすればこういうものなのではないだろうか。
小学校のころの思い出、中学校のころの思い出、そして今の思い出……時間は流れて戻ることはない。

444:4/19
08/07/04 18:49:41 K0VNWFH6
見れば見るほどその光景は愉快だ。昔は当たり前であったことも今ではおかしく見えてしまう。ポケベルが便利とされた時代があったが、今は携帯電話がある。
そのように次々と進んでいく時代の先は、どこまであるのだろう。


人類が月に行ったその何年後も先、その宇宙船の発展型はどこまで行けるんだろう


とある歌の歌詞にそんなものがあった。その答えを知るはずの少年はこなたのすぐ近くにいる。
宇宙が近く、今よりもっともっと身近になった世界の人間。ありとあらゆる技術が今の時代を超越する時代。
月に行くことはおろか、火星に住むことも宇宙に住むことも可能な世界。

こなたは、その世界のことを何も知らない。

今までシン・アスカはその世界のことを喋ることはなかった。
「こんなものがある。こんなことがあった」そんな簡単なことは日常会話でそれとなく聞くことはあるが、もっと根本にある「何か」をシンが話してくれたことはなかった。
シンが話すことはその世界の上っ面で、本当のことかもわからないほど霧散している話。シンがあの世界について話したくないことは明白だった。
寂しげに目を細めてシンを見る。何でそこまで話したくないのか、こなたにはわからない。
こなたの知るゲームや漫画ではそういう過去の話を知ることによって仲が深まったなどと言う話が多い。だからこそ不安になる。
シンは帰るつもりなのではないかと、この世界に長くいるつもりはないのではないかと、こなたはそう考えてしまう。
必要以上に親しくならない。そのことからこなたが推測できるのは「帰るつもりなのではないか」などと言う結論のみ。
理屈とかそういうもの抜きで、こなたはその事実を認めたくない。ただ「嫌」だった。
逃がしたくないかのようにシンに向かって手を伸ばす。深く考えたくない。ただ頭を撫でたかった。
その指先がシンの髪の毛に触れる直前、世界が揺れた。

「え……」

自分がぐにゃぐにゃになる感覚。電車が急停車したようで、自分がその場に立っている感じがしない。
頭を打った。「痛い」。思わず頭をさするが、特に傷もなく、血も出ていないようだった。
その場をゴロンゴロンと転がってのたうち回る。若干涙目で目を開けると、そこは空き部屋だった。
こなたはその部屋に覚えがあった。シンが来る前のシンの部屋がそこにあった。
生活するものは何もない。そこに人が住んでいないと雰囲気と物で判別できる。そこには誰もいないのだ。
思考が停止し、何もかもが頭から吹っ飛んだ気がした。数瞬そうなっただけで、再び世界が揺れた。

445:5/19
08/07/04 18:51:01 K0VNWFH6

「起きろ、こなた」

その声に強く反応して、こなたはものすごい勢いで飛び起きた。
身体を起こしながら目を開ける。視界にはシンの姿が入っていたが、脳までその情報が届くことはなかった。
このままでは起き抜けに頭をぶつけ合うと言う王道イベントが待ち受けているはずだったが、シンはその卓越した超反応でこなたの頭突きを回避した。
こなたとしてはいきなり目の前にシンの顔のドアップがあったことに加え、それが急にいなくなったこと、夢の内容などのせいで硬直していた。

「おい、大丈夫か?」

体中の節々が痛い。変な寝方をしてしまったのだろうか。
着ているパジャマが気持ち悪い。寝汗をかきすぎたようで、肌にべったりと密着している。
瞳は虚ろで、開いてこそいるがその瞳から脳まで情報が伝達されることはなかった。
こなたは意識せずかけ布団を強くつかむ。シーツがしわになり、手汗で濡れるほど強くつかんでいた。
これはただ事ではないと気づいたシンは、ゆっくりとこなたの背中をさすろうとする。
だが、触れようとしたその腕をものすごい剣幕のこなたに掴まれた。

「うぉ!?」
「……あ」

相変わらず虚ろな瞳はシンの姿を映していない。ただシンの腕を掴んで、その存在を確認するかのようにベタベタと触る。
その行為だけでいったい何分立ったのか、シンからしてみれば凄く長い時間であったが、実際には数十秒の出来事だった。

「……シン?」
「あ、ああ。おはよう」
「……シン」
「……?」
「……このラッキースケベ。胸触ってるよ♪」
「え……あ、ご、ごめん!」


446:6/19
08/07/04 18:51:55 K0VNWFH6
腕のほうまでこなたがベタベタしていたせいか、気づけばシンの手はいつものごとく掌の槍、パルマ・フィオキーナを発動していた。
どこか嬉しそうに言うこなただが、対するシンは真っ赤になって大慌てだ。
シンからすれば「(大きさの問題的に)胸触っているのに気づかなかった」と言いたいところだったが、そんなことを言えばこなたが小鉈モードになって今日中にバッドエンドを迎えることは確定だっただろう。
それを言わなかったのはシンが慌てていたことと、こなたが最近やけに胸のことにこっていることを知っていたからだ。とっさにとは言え口を閉じることが出来たシンを褒め称えてあげよう。
もちろん、バッドエンドなどと言った考えまでは浮かんではいないし、乙女心もわからない。シンは今日も元気にKYだった。

「に、二度寝するなよ! じゃあ俺降りてるぞ」
「あいあい~♪」

いつもどおりのこなたに戻ったのを確認すると、シンは部屋を出て行った。後姿からでもシンの顔が赤いのがわかる。思わずニヤニヤしてしまう。
シンが部屋を出て行くのを確認すると、こなたは「いつもどおりのこなた」を演じるのをやめた。

「……はぁ」

憑き物や幸せなど、さまざまなものをこぼれ落としそうなほど大きなため息を一つ吐いた。
その後、大きく身体をそらして身体全体を使って深呼吸をする。深く息を吸い込み、深く息を吐き出す。これだけの動作でも身体の調子は元に戻っていった。

「起きてるよね、私」

シンが着てからは目覚まし時計を使うのをやめた。目覚まし時計のやかましい音は不快だ。不快な音を出させて人間を起こす仕組みはわかってはいたが、ムカつくことに変わりはなかった。
対するシンの声は、人のぬくもりを感じて心地よかった。起きても不快になることはなく、起きやすかった。
そして今では大好きな人の声になっている。朝一番、何より最初に耳にする音が好きな人の声というものは至福だった。
そう、泉こなたはシン・アスカの声で起きた。


447:7/19
08/07/04 18:53:09 K0VNWFH6
つまり、シンは今ここにいるということだ。先ほどまで触って確認していたので当たり前のことではあるが、こなたはその事実を認識して落ち着いた。
充電しておいた携帯電話を手に取り、着信やメールを確認する。特に何も来ていなかったが、ふと日付に目が行った。

7月4日

それはシン・アスカがこの家にやってきた日であり、この世界のさまざまな因果が狂った日である。
普通ならありえない出会い。普通ならありえない出来事。それを全部ひっくるめて、シンはこなたにいろいろなものを運んできてくれた。
そう、今日で一周年。その事実に気づいたこなたは青ざめた。

こんな毎日が、続くものなんだろうか。
シンがここにいることはオカシイ。常に続くことなんだろうか。
漫画やゲームなんかだと、世界からの修正が入ったりしないんだろうか。
一周年と言うと、シンは今日帰ってしまうのではないか。

その考えまで行き着くと、こなたの焦りはますます加速する。
今日見た「悪夢」は、いったい何なんだろうか。
電車の進む先は未来だった。未来ということは……

「こなた! 早く降りて来い!」

こなたの思考を粉砕する一喝。思わず携帯電話を落としてしまう。
慌てて着替えて、身だしなみも無茶苦茶なまま急いで食卓に向かう。

「ごめんごめん。いやぁ寝ちゃいそうだったよ~」
「ったく、二度寝するなって言っただ……」

そこまで声に出したシンが硬直する。こなたがシンの硬直に気づいた瞬間、シンは思いっきりこなたから視線を外した。

「……服はちゃんと着ろ!」
「ありゃりゃ……」


448:8/19
08/07/04 18:54:12 K0VNWFH6
慌てすぎたせいでこなたの服は滅茶苦茶だった。あられもない姿と言ってもよく、もしもこなたの胸が大きかったのならば逆セクハラとも言えるほど胸元が開いていた。

「スケベー」
「な、そっちが勝手に……!」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん……」

ゆたかの嗜めの声が入ると、シンは罰を悪くしたような顔をして椅子に座る。そうじろうは徹夜で作品を仕上げたらしく、まだ寝ている。
こなたは「にゃははー」などの声を出しながら椅子に座る。大丈夫、「いつものこなた」を演じられている。
シンが無言で茶碗を出し、こなたも無言で茶碗にご飯を盛る。こなたが卵に手を出そうとするとシンは無言でこなたに醤油を渡す。いつもどおりの見事なコンビネーションだ。
いつもどおり何も変わらない、変える気のない毎日だ。

「……なんだよ」

どこか不機嫌そうな声のシンによって、こなたの心臓は跳ね上がる。

「え?」
「さっきからこっちをずっと見てるだろ。顔になんかついてるのか?」
「あー、ボーっとしてただけだよ」
「そうか」

シンとしては納得がいっていないようだったが、それ以上追求はしてこなかった。
そんなシンの心遣いに感謝しながらも、こなたはシンに視線を送り続けた。
恋する乙女などの視線ではない、恐る恐る怖いものを見るような視線。

「……ご馳走様」
「あれ、早いね」

シンの食事は基本的にいつも早い。軍人だから当たり前ではあるが、一般人から見るとただ早いようにしか見えない。
しかし今日は輪にかけて早かった。こなたのさり気ない疑問の声にこたえることはなく、無言で食器を流しに置き、シンは戻っていった。
その背中はどこか不機嫌そうだった。ゆたかは心配そうな視線を送っていたが、シンはそれに気づいていないようだった。


449:9/19
08/07/04 18:55:04 K0VNWFH6
こなたはそんなシンを見て、さらに不安になった。だがずっとそんな気分でいるわけにも行かず、学校に行くための準備を進めるために食器を片付けた。

「ごちそうさま」
「え、まだ半分も……」
「あー、なんか今日は食欲わかないんだよねー」

ゆたかの心配そうな声に対し、視線を合わせることすらせずにそこを立ち去る。今のこなたに誰かを気遣う余裕はなかった。

450:10/19 規制により代理投下
08/07/04 19:15:19 RO6hHg+7
それからのシンは、妙に刺々しかった。
まるで初めて来た日のように、何にも関心を示さず、無愛想な表情を崩すことはなかった。
授業中もずっとシンの表情を見続ける。いつもとどこか違うその表情に不安は増大していくが、見ないことは出来なかった。

「シンさん、どうしたんでしょうか……?」
「あー、少し遅れた反抗期だよ、きっと」

みゆきの心配する声に対し、ゆる~い答えを返す。その答えは本当のことではなく、みゆきに変な心配をかけさせないための答えだ。
それでいて、自分にそう言い聞かせるための答えだ。シンが今日変なのはただ反抗期が訪れただけ、そういうことにしておきたかった。

いや、それも違う。

シンが異世界から来た、なんてことを知っているのは自分とそうじろうだけだ。
シンはそのことを誰にも話さないし、おそらく話すつもりはない。それはシンと常日頃会話していてわかる。
「シンが帰ってしまう」かもしれないということを知っているのは自分だけだ。
要するに、自分は「シンの秘密を知っているのは自分だけ」という状況を維持したいだけなのかもしれない。

(ホント、最低だよ)

どうも最近自傷してばかりだ。私らしくない。
ただのオタク少女で、こんなこととは無縁で、もっとおばかで、何の心労もない。それが私だったはずだ。

「……はぁ」

自然とため息が多くなる。
みゆきさんがこちらにも心配そうな目を向けてきたが、何でもないよと言って離れてもらう。
遠目でシンを見つめると、シンは静かに何かを考え込んでいた。
その表情は真剣そのものだ。来た当初にナイフを研いでいたときの目に匹敵する。
帰る方法でも考えているんだろうか。私にはわからない。

451:11/19 規制により代理投下
08/07/04 19:16:15 RO6hHg+7
(帰らないで欲しいな)

自然と頭の中に浮かんだ思考に自己嫌悪し、頭を振って邪念を払う。
我侭は言っちゃいけない。そんなばかなこと考えてもいけない。
つい最近まで我侭ばっかり言っていた私が、凄い変わりようだと自分でも思う。
我侭ばっかり言っていて、もう嫌われていると思うけれど、せめてこれ以上嫌われたくない。そんな思いだけが私の中で渦巻いた。

「でも、本当にありえることなんだよね」

シン・アスカの戦う理由。それは戦う意思のない人を守るためだ。
それ以外の理由はなく、ただそれを信念にして生きてきた。それはもはや心の支えといってもよく、取り払えるものではない。
全てのそんな人たちを守るなんてことは出来ない。でも、シンは馬鹿だから、お子様だから、妥協というものを知らない。
折れる自分を許すことなんて出来ない。妥協することが悪いことだと勘違いしていると思う。
どんな人間も妥協をして生きてきていることを彼は知らない。どこまでも彼は子供だから。
もし彼が帰るというと言ったとき、自分はどう返すだろうか。
きっと、泣いて、縋り付いて、我侭を言うんだろう。
アニメや漫画のように笑って送るなんて絶対無理だ。最後の最後まですがりつく自信がある。

シンが自分の世界のことについて話さない理由。それは帰るためではないだろうか。
軍人として情報漏洩せず、ただ帰るためではないだろうか。
思考は永遠にループし、気をどんどん重くしていく。

そんな思考の渦に飲み込まれ、気づけば全ての授業が終わっていた。
黒井先生に何度か叩かれた気がするけど、覚えていない。
憂鬱な気分で帰り支度を進めていると、シンが意を決したようで、真剣そのものな表情でこちらに歩いてきた。


452:12/19 規制により代理投下
08/07/04 19:17:17 RO6hHg+7
怖い


「なぁこなた、大切な話があるんだけど……」


怖い!


私は帰り支度も済んでいない鞄を引っつかみ、逃げるように――実際逃げているのだが――教室の外へ飛び出していった。
後ろを振り返っていないが、シンはたぶん呆然としているんだと思う。普通なら逃げるのに反応して捕まえられてもおかしくないからだ。
これもゆるくなった影響なのかもしれないが、今の私にそんなことを考えている余裕は一片たりとも存在しなかった。

(だめ、帰っちゃダメ!)

自己嫌悪すらする余地がないほどに頭の中を一つの思考が埋め尽くす。
こんな風に一時的に逃げることに何の意味もないことはわかっている。でも、シンの帰る場所はプラントじゃない! 私の家だ!
だけど、今はその事実が私の肩に重く圧し掛かる。私に逃げる場所はないのだ。

「……どうしよ」

頭の中が冷えてくると、自分の取った行動がいかに愚かなものかわかってくる。
どうせ家に帰ればシンと会うことになるのだ。そうすれば今度は逃げられない。

「何してんだろ、私」

意味もない行動であると理解した。だけどその事実を受け止めたくなかった。
興奮した頭に冷水をぶちまけられた気分だ。
私に出来ることなんて何もない。シンを帰らせないようにすることなんて出来ないだろうし、我慢することも出来ない。


453:13/19 規制により代理投下
08/07/04 19:17:56 RO6hHg+7
結局、私はシンと違って世界を変えることなんて出来ないし、人一人変えることも出来ない。
シンをゆるくする、なんて言っておきながら、それはただシンのことを考えていない傲慢な考えだった。
戦わない、と言う考えをシンに植えつければ、苦しむのはシンなのだ。彼は妥協を知らないから。
私はただのオタク少女で、シンみたいなエリート軍人ではない。何も出来ない、ちっぽけな存在だ。


だけど、誰にも負けない、唯一つ自慢できることは私にもある。
だから、私がすることは一つだった。

454:14/19 規制により代理投下
08/07/04 19:19:07 RO6hHg+7
家中にいい匂いが蔓延する。鼻に触るだけで涎をたらしそうになる甘い匂い。
その匂いを作るのはただ一人、泉こなた。真剣そのものと言った表情でケーキを作る。
少し台所を離れ、自分の部屋に駆け込む。ベッドの下から装飾を取り出し、台所に駆け戻る。
前々から用意していた様々な装飾。こなたの想いを込めた一筆書きにより、形こそ崩れているが想いは崩れない文字がそこにある。
食卓の壁にその紙を貼り付け、またいそいそとケーキの元まで走る。
ずっと前からやろうと思っていたことだ。今日という日を決して忘れず、前々から準備を重ねてきたのだ。
思えば、こなたはこうして一つのことに一生懸命になるのは初めてだった。彼女のオタク趣味を除けばだが、誰かのために一生懸命になることは初めてだった。
匂いに釣られてそうじろうが食卓にやってくる。紙を見たそうじろうは驚いたような表情を見せ、次に笑った。年甲斐もないといわれるような子供の笑みで、まるで悪いことを思いついたようだった。
家の中の雰囲気の変化に釣られてゆたかがやってくる。紙を見たゆたかは驚いて、柔らかく微笑んだ。ケーキ作りを手伝おうとこなたの近くに寄ったが、やんわりと断られた。

「そろそろ夕食……?」

夕飯の準備を手伝おうとしたシンがやってくる。うん、全部予想通りだ。
ポカンと口を開け、呆然と紙を見つめるシンがそこにいる。うん、その反応もわかってた。

「あ、あ、あ……」


『一周年記念! うちのシンはただのシンではないのだよ!』


彼が見せたのは悲しみに満ちた表情や怒りに震える表情ではない。この世界に来て思い出した、私が作った馬鹿みたいに呆然とした顔だ。

「そっか、もう一年か」
「そうだよ! いやぁこの一年間、シンのスケベレベルは上がるばかりで……」
「な、何を言ってるんだ、お前はー!」
「ふふふ……」


455:15/19 規制により代理投下
08/07/04 19:20:37 RO6hHg+7
「笑わないでくれよ、ゆたか……」

愕然と肩を落とし、ため息を一つ吐くシン。
シン以外の全員がくすくすと笑う中、そうじろうがシンの肩をぽんと叩く。

「シン君も変わったね」
「そうですか?」
「うん、ゆるくなったよ」

その言葉を聞いて考え込むシン。しかしそんなシンとは裏腹に、こなたの心は舞い上がった。
一年間、ずっとシンをゆるくしようとしてきた。それが他の人から評価されることに嬉しさを覚えないはずがない。

「ちぇ、言ってくれれば手伝ったのにさ」
「何言ってるのさ。今日の主賓はシンだよシン!」
「そんな一周年くらいで大げさだな……」
「重要だよ! もっと準備をしてもいいくらいだよ」
「おいおい……十分凄いぞ」

シンは祝ってもらって心底嬉しそうに装飾を見つめている。こなたが作った大きなケーキを感心したように見つめる。

「いやいや。このらき☆すけを祝うにはもっと。たとえば来年とか……」
「おいおい」

こなたは自分で言っておきながら「来年」という言葉に反応して、それ以上先の言葉を飲み込んだ。
シンが放った窘めの言葉がこなたの不安をさらに加速させる。やっぱり、帰るつもりなのでは――
そんな不安を吹き飛ばすかのように、シンは笑った。

「毎年こんな風にやったら、疲れるだろ」

シンがさらりと言い放った言葉に反応したのはこなただけ。ゆたかとそうじろうは先ほどから成り行きを見守っている。


456:16/19 規制により代理投下
08/07/04 19:21:24 RO6hHg+7
こなたは目の前が滲んだ。目を開けているはずなのに、前が見えなくなった。

「来年もいるの?」
「え、いちゃ駄目か?」

寂しそうな表情に変わるシンを見つめる。困ってしまった、といわんばかりに困惑した顔。
対するこなたの表情は、涙を滲ませ、花が咲いたような元気な微笑み。

「大歓迎!!」


457:17/19 規制により代理投下
08/07/04 19:22:11 RO6hHg+7
この一年間、本当にいろいろなことがあった。
今思い出せるのは毎日毎日楽しかったということだけ。一日が充実しすぎていて覚えていることは割と少ない。
ずっと怒っていて、ずっと辛かったあっちの世界とは違い、今のこの世界はただ楽しい。
シン・アスカが求め続けた「優しくて暖かい世界」が、今彼を取り巻く環境となっていた。

「ったく、皆酔いつぶれるなんてさ」

一人一人寝室まで運ぶほうの身にも成って欲しいとぼやきながら、最後の一人であるこなたを背負う。
軽い、けど重い。この重さに酔いそうになるが、同時に泣きそうになる。
もう、この重さを感じることはないと思っていた。全てを失って、もう誰とも親しくなることはないと思っていた。

最近はこなたがやけに素っ気無かったし、そわそわしていた。今日に至ってはなにやら悪夢を見たようだし、ずっとこっちに視線を送っていた。不安になって声をかけたら逃げられた。
正直、結構辛かったものだが、こんな盛大なパーティを開かれてしまっては文句の一つも言えない。

「重い、な」

幸せだからこそ、重い。
シン・アスカはもう二度と何かを失うつもりはない。その想いだけは誰にも抑えられない。
だからこそ、シンは「あちらの世界」のことを少しも「こちらの世界」に持ち込まない。
優しくて暖かな世界には、血なまぐさいあの世界は不要なのだ。
何より、自分も優しくて暖かい世界にいるためには、全ての過去を切り捨てるだけの代償は必要だろう。
だからシンはあちらの世界を誰にも話さない。たとえ誰かに問われても、なんと言われようと答えることはないだろう。
あちらの世界の出来事は全て墓の中にまで持っていく。それだけの覚悟がある。だから――

「俺はここにいるよ」

458:18/19 規制により代理投下
08/07/04 19:23:03 RO6hHg+7
一つの言葉を解き放つ。全てはこの一言だけで十分だった。
こなたをベッドにのせ、優しく毛布をかける。やんわりと頭を撫で、微笑む。
そして背を向け、起こさないようにこなたの部屋を立ち去る。
今日はこれでさよなら。でも、終わらない。終わらない明日へ。

「こなた、また明日」

生きている限り永遠に続く、明日へ。

459:19/19 規制により代理投下
08/07/04 19:23:44 RO6hHg+7
投下終了です。本当はこの三倍ほどあったんですが、レス量と時間的に断念して削りましたorz ゆえに文章の細部がおかしいことになってます。
ワード一枚=1レスで投下しましたが、もう少し1レスに詰め込めそうですね。次からは気をつけます。
一周年記念。すべての職人様にGJを!


460:愚某
08/07/04 20:44:05 q7Mi45rQ
>>435
GJ!!!これが発売されたらFF派じゃない某でも買うな……

>>459
なんという大作GJ!!そして、代理投下乙です

みんな大作過ぎて、気後れするけど、でもそんなのry
というわけで21:00から7レス使わせてもらいます


461:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 20:54:33 Rb47qTfC
俺も>>427さんに影響されて描いてみました
下手糞でごめんなさい
URLリンク(sabouru.hp.infoseek.co.jp)

462:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 20:55:47 EGs0c+Mr
>>459
GJ!シンの決意に全俺が泣いた
「終わらない明日へ」をこんな形で目にするとは

>>460
ユーハブコントロール
期待して待ってます

463:愚某
08/07/04 21:00:37 q7Mi45rQ
~スレ生誕一周年記念SS~


「よく来てくれた諸君!」
 3人の少女が放課後の会議室に入ると、先に座っていた少女に声をかけられた。
「何なのよ?急に私達を呼び出して?」
「まあまあ、取りあえず席に着きたまえ」
 少女の進めに、3人は顔を見合わせ思い思いの席に着いた。

「そうそう、先にこれを渡して置こう」
 そう言って少女は小さな紙を3人に渡す。
「これなーに?」
「コードネームだ」
「コードネーム…ですか?」
「今回の会議は誰が参加してるのか分かられたくないのでこういう処置をとる。
ちなみにわたしのコードネームは『konakona』」
「わたしは……『ドジりぼん』?わぁー、かわいい!」
「そ、それバカにされてるんじゃあ?………私は……『ツインテ』って、中途半端に訳さないでよ!」
「私は『天然萌え』……何か人の名前見たいですね」

「さて、それぞれのコードネームの確認が終わったところで本題に入る」

 ゴクッ

 『konakona』の発言にその他の全員が唾を飲み込む。そして、『konakona』は3人を見回すと口を開いた。
「ここにいる皆がシンとのフラグを建たせて丁度1年……ぶっちゃっけどうよ!?」



464:愚某
08/07/04 21:01:40 q7Mi45rQ
「ぶっちゃっけ、ってどういう意味よ?」
 『konakona』の発言に『ツインテ』が疑問を挟む。
「早い話、シンを落とせる算段がついた?ってこと」
「それは、暖簾に腕押し、糠に釘といいましょうか………」
 『天然萌え』が諺を駆使して答えるが、なんということはない、要するにシンの攻略法が見つかってないと言っているのだ。

「こな……『konakona』ちゃんはそんなのあるの?」
「ない」
 『ドジりぼん』の質問に『konakona』は自信満々に自分のステータスである胸を逸らして答える。
「だいたいそんなのがあったらこんなことにもなってないと思うけど?」
 『ツインテ』が冷ややかな目で『konakona』を見てくる。
「ふふ、あわてなさんな『ツインテ』。今のは確認だよ~。
皆、シンが自分に心が傾いてるっていう手応えがない、だよね?」
 『konakona』の発言に悔しいが頷く事しか出来ない3人。
「まあ、それはわたしもそうなんだけどね………そこで!わたしはこういう物を用意したんだよ!!」
 溜め息を一つしてから『konakona』は一本のビデオテープをどこからか取り出した。



465:愚某
08/07/04 21:04:18 q7Mi45rQ
「……その中には何が納められてるのですか?」
 『天然萌え』の問い掛けに『konakona』はニヤリと笑う。
「これは、わたしのお父さ……もとい!諜報員『カモン・マイロード』がシンの今の心境を記録したビデオなのだよ!!」
「じ、じゃあその中に………」
「シンが私達の誰を好きかを………?」
「わたしも内容はまだ見てないけど、かもね~。
どうする?見たくない人は席を立ってもいいよ」
 『konakona』の発言に席を立ち上がる者はいない。
 皆分かっているのだ。ここで席を立てば、それはこの競争での完全なる脱落を意味するらということに。
「じゃあ、みんないいんだね?映すよ?」
 『konakona』の再度の問い掛けに3人は決意のこもった目をして頷く。
 『konakona』はそれを確認すると再生ボタンを押した。

『シン君』
『何ですか~?そんな真剣な顔しちゃって~?』
「ねぇ、シンちゃん少し変じゃない?」
 『ドジりぼん』が言った様に、いつものシンと違って画面のシンは不自然なくらいに陽気だった。
「た、多分、諜報員が話を聞きやすくしようと、シンにお酒を飲ませたんじゃないかな?
わたしが帰って来たら酒瓶転がってたし………」



466:愚某
08/07/04 21:05:49 q7Mi45rQ
「未成年に酒を飲ますなよ………」
 『konakona』が汗を垂らしながらの解説に『ツインテ』がジト目でツッコミを入れる。
『キミがこの世界に来てもう1年以上たつ』
『ああ~いわれてみたら、もうそんなになるんですね……』
 陽気だったシンがそこで寂しげに笑う。それを見ると、4人の少女達は胸を痛める。だが、そんな少女達を余所にビデオは続いて行く。

『そんな中で、君はこなたを始めその友達と知り合った』
『ハイ、アイツらには世話になりっぱなしです………』
『そうか………。しかも周りが可愛い女の子ばっかりだしな………』
『は、はぁ………』
『なんだ、その気のない返事は!?君は自分がどれだけ素晴らしい環境に身を置いてるか分かってないのか!?』

「あのー『konakona』さん、『カモン・マイロード』さんも………」
「うん、飲んでるね………。
この状態になったら長いんだよね~」
「『konakona』早送り」
「ラジャー」
 オヤジの居酒屋トークに皆興味はないらしく『ツインテ』の提案に誰も異論を挟む者はおらず、諜報員の動きが速くなった。




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