08/06/30 02:58:06 8Se2iW4X
「ふぅ、出来た…まぁ、思いのほか楽だったかな」
予め式の知識と、数理の深い理解、高い魔力があったからだろうか
藍は5日で完璧な魔方陣を書き上げた。
媒介は霧の湖のそこで見つけた、エクスカリバーと言う宝剣を使う。
主曰く
「これを媒介に使い魔を呼べば相当優秀な使い魔を呼べるわよ」
恐らく、霧の湖の底でこの剣を見つけられたのは藍の主のお陰だろう。
藍はそんな主の何気ないやさしさを胸に、これらかくるであろう使い魔への期待を胸に。
魔力を込めて呪文を唱えれば良い
魔力の使い方など、九尾の狐を1000年以上もしている彼女に聞くのは愚かな事だ
呪文を覚えるなど、複雑な数式を理解し作り上げる彼女なら容易い事だ。
本来であれば、彼女の望みは叶えられなかっただろう
例えどれほど緻密な魔方陣であっても要となる魔法機関が無いのだから
だが、この地に、この時期に、忘れられた大聖杯が人知れず入郷していた事
そして西方楽土や妖精郷に等しい幻想郷に溢れる魔力が僅か5日でその器を満たすなど
幾つもの要因が重なった事
そう、それはFate-運命-だったのだろう。
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
されど我はその眼を混沌に曇らせ侍る者。我、狂乱の檻に囚われし者。汝はその鎖を手繰る者―。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!」
魔力が満ち、そして爆ぜた
後に残りしものは…
キ、キ、キキキ
「問おう、あなたが私のマスターか」
藍がセイバーを召喚してしまいました。
>>401-403を借手やってみた
ギャグとして見てくれれば良い
黒幕はきっと紫
今は反省している