あの作品のキャラがルイズに召喚されました part120at ANICHARA
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part120 - 暇つぶし2ch650:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:06:15 N7yuMFSr
避難所に練習用スレがあるんだし、そこから始めた方が良かったんじゃないかな。

651:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:07:55 O0yw3cTK
乙~!
長編では難しいキャラだと思うんで、小ネタとしていいと思います

652:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:08:04 rY1b2S6/
最強キャラって難しいよな

653:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:11:53 Zdu/cZin
耕介に続いて耕一まで来たかw
どっちも2作目でアニキ系主人公www

654:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:22:54 BzO7N94o
>>653
で、両方とも年上の従姉のお姉さんの料理の腕はアレだったり、ちかぼうは当初、角がないから量産型初音と呼ばれてたり
なつかしいな~

655:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:24:59 H847LkoG
>>614
てか、マジックよりもコタローの方がヤバイけどなw
召還するとしたら、サービスが一番妥当だろうけどね
今は秘石眼が無いし、恐らくシンタローどころかキンタローよりも弱いだろうし
もしも秘石眼を持ったキャラを召還するなら、ハーレムが良いかもしれないけど…
ただし、ギーシュがリキッドみたいな扱いを受けるのは確定だろうけどwww

656:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:27:49 GIKDJMyu
そういえばこの世界の貴族って料理ダメかな?
日本の戦国大名は自分の獲物を自分で調理して振る舞うというのが最高のおもてなしだったそうで、特に独眼竜が料理マニアだったらしい。

657:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:30:28 wHo5hxCT
貴族というか、家長が暖炉であぶった肉を客に切り分けて出す、
というのが作法の一つだった時期があるはずだ。
ただ、その作法だとメイドの存在と相性が悪い。

658:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:35:23 EOFNaB8K
キラー7呼び出そうかな・・・
いやしかしこんなマイナーな作品・・・

659:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:36:15 O0yw3cTK
>>655
秘石眼無くてもサービス様は充分に強い気が

パプワなら呼ぶならドクター高松などいかがだろう
ルーンの洗脳効果で、グンマの代わりにルイズに対して超過保護になるかもしれん
…ルイズが鼻血を浴びまくる気がしないでもないがな

660:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:40:27 JXMmtufG
>>658
俺は大好きなんだけど、マイナー…かな

661:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:41:52 kyA439QE
とりあえずダンのかっこさは異常>キラー7

662:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:42:26 dc4rWC02
シンタローを呼んでベトコンじこみのスパイクボール
ルイズそれは超伝導だとか

663:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:47:23 HfsZxcf4
パプワ君から呼ばれるなら遠藤くん!!!
小ネタな可能性大だけど

664:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:47:31 DCowzRY5
東方のレミリア=スカーレット召喚、ハルキゲニアに夜の王が舞い降りる…とか
でも従者業務は戦闘以外殆ど咲夜と門番に丸投げ

665:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:48:11 XCdKN9cC
鉄人28号FX召喚と申したか

666:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:54:39 3Ja2fiSY
破裏拳ポリマー(鎧武士)を召喚したら、いろいろ便利そうだ。人間でありながら
陸海空を移動する乗り物(それも高速!)に変形してくれるから、アルビオン行き
やタルブ戦、その他モット伯からのシエスタ救出などにも活躍させやすそうだ。

667:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:54:42 BzO7N94o
メンテ不要な自律ロボットって事でアストロガンガーを召喚

668:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:56:19 L/5rPzfF
>>623
戴宗の兄貴
強いしいい意味で大人な人だからルイズの保護者役には向いてそう

669:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 21:58:51 JXMmtufG
>>664
ラスボス勢の中では一番やりやすいかもね
でも全員呼ばれるなら何もかも美鈴に丸投げな気もするがw

670:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:01:10 L/5rPzfF
耕一召喚が来たか

千鶴姉さんがきてたら胸のない平民とかいった奴全殺しにしたりしそうだな

671:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:05:26 EOFNaB8K
やはり知名度低いよキラー7
とりあえず頑張って書いてみるよキラー7


672:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:06:16 QH6O5VG/
ひさしぶりに98ひっぱりだしてやってみるか

673:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:07:19 JXMmtufG
>>671
楽しみにしてる!

674:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:10:20 l4Y4Le8k
若本で思い出した、PSP版SO1のアシュレイもだ。

アァァァナゴの手を捻るようなものォ!

675:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:11:32 /zZR2NFO
>>664
ルイズが普通に殺されないか?

676:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:13:22 EDNvPLRX
VPのジェイクリーナスも若本だ。
弓キャラでは結構強いほうだった。

677:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:21:55 AYkuyWZg
パプワキャラを喚んでアーミン風ゼロ魔ワールド………
女キャラそっちのけで男男の御法度野郎ばかりの危険な展開。
若い部下(男)にメイド服を贈るワルド、ギーシュは薔薇族。

678:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:24:59 BzO7N94o
ルイズがダイバ・ダッタを召喚
厳しい修業を経て虚無の化身に目覚め、人間皆殺しを目指すエルフの死ね死ね団と戦う。
(超能力でロボット作るのも可)

679:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:26:57 xZuJBqxb
>>678
ジョゼフがミスターKを召喚して、「貴族死ね死ね団」結成

680:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:29:10 3Ja2fiSY
>>678
>ルイズがダイバ・ダッタを召喚

ルイズが公爵とは名ばかりの貧乏貴族出身で、病弱な姉の治療のために一流のメイジ
を目指していたらなおよし。

681:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:31:34 siqXcoj5
>>671
HITMANだって長編が書かれているんだ、逆に自分がキラー7を広めてやるぜぐらいの意気込みでGO!

682:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:50:18 6XL8Zdbb
マテリアル・パズルのTAPを召喚
・・・つかマテパ知ってる奴いる?

683:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:51:06 Uzcz9zXr
>>677
>アーミン風ゼロ魔ワールド
怪しげな忍者4人組とか、
心配性をやや通り過ぎてるお父さんとかを召喚した光景を思い浮かべてしまったじゃないか

684:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:52:09 lBM+kn00
知ってるけど最近読んでないな…。とりあえずアクア達呼んだら
コロコロ変わって忙しそうな気はする。

685:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 22:58:48 evRzsz8n
そう言えば、ファンタジー系から召喚されたキャラなら
ワルキューレ見て、リビングメイルだろってツッコミそうなんだよね

686:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:05:07 ky2SjVrw
ファンタジー系とか伝承系だったらブレスオブファイアのリュウ(3)とかよさげかなぁ。
竜変身しなくても強いと思うけど。まあセリフ殆どないし書き手に依存するかな。

687:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:05:25 H847LkoG
>>659
確かにサービスは強いけど、今の青の一族だと下から二番目って所じゃないかな
特戦部隊だと手も足も出ないぐらいに強いだろうし…
実力的にはシンタローと大差無いと思えるだけに、強過ぎると言えば強過ぎるだろうけど

それと、高松が登場すると…
最悪の場合『高松大好き』って大声で言っただけで無敵になりそうだから、高松よかある意味マシだと思う

688:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第二話
08/03/18 23:08:47 7osNzTA9
タイトル不明だとあんまりなので、急いでみました。
えーっと、五分後くらいに投下し始めて宜しいでしょうか?

689:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:10:39 57JAEVr1
うぇるかむ

690:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:12:13 05w23A54
腕かむ

691:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第二話
08/03/18 23:13:21 7osNzTA9
 つっきがーでーたでーた、つーきがーぁでたぁーあ、よいよい。
 初めての魔法の成功に気を良くした私は、チキを自分の部屋に置いて日課となっている魔法の練習を終えて帰る所だった。
 階段を登り自室に続く廊下に差し掛かった所で、見たくない顔を見てしまった。褐色の肌に赤色の長い髪、女を武器にした色魔で毒牙にかけた男は数知れず、学生なのにそんなんで良いのかと思うが、ゲルマニアはとても野蛮な国だから仕方ない。
 キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー、通称微熱のキュルケは我がヴァリエール家にとっては天敵中の天敵である。詳しい事は省くが、とにかくもう顔を見たくないグランプリ王者だ。
 一瞬、金髪で眼鏡の行き遅れお姉さまが浮かんだ気がするけど気のせい。
「あら、今日も順調に爆発音響かせてたゼロのルイズじゃない、どしたの?」
「私はそんな長い名前じゃないわ、貧血のキュルケ」
「言ってくれるじゃないの……って、あなた、使い魔放っておいて何してるのよ」
 一瞬キュルケが何を咎めているのか分からなかった。実際自分の火トカゲだって部屋に置いているくせになんて思った。
 しかし、よくよく見てみれば微妙に髪は乱れてるし、所々制服が焼けてしまっているし、マントも付けていない。
 キュルケはトライアングルのメイジだ、人数で挑めば分からないが学院でも指折りの実力者である……だからこそ沢山の男性をつまみ食いしても咎められないんだろうけど。
 その彼女が憮然そうに鼻を鳴らし、何事も無かったかのように振舞おうとしているのが分かるが、一体何があったんだろう? 
「あなたの使い魔が襲われたのよ、ルイズ」
「……え?」
「見た目エルフでさらには亜人とのハーフみたいだ、なんて噂を聞いたら使い魔とは言え恐怖心を持つ人間はいるでしょうね」
 淡々と状況を語るキュルケの言葉が段々と聞こえなくなる、チキが襲われた……さっきまで一緒に食事を採って笑っていたのに。
 私の身体は自然と駆け出す、しかし衣服の一部をキュルケに掴まれて勢いが失われた。
「何をするのよ!」
 振り返ってキュルケの身体を掴もうとすると、その相手が指を廊下の奥の方に突き出した。その指の方向を折っていくと、小柄な体のクラスメートがチキを守るようにして立っているのがわかった。
 私の視線に気付いて彼女の眼鏡の奥が揺れる。

692:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第二話
08/03/18 23:14:23 7osNzTA9
「あの子はタバサ、礼なら彼女に言って。誰から聞いたのか知らないけど、一番最初に騒ぎに気付いたのはあの子だから」
 つかつかと大きな杖を片手にタバサとチキが近づいてくる、二人とも何事も無かったかのようにしてるけど、着てる服に煤は付いているしちょっとボロボロだ。
 それにしたって可哀想なのはチキだ、まだキュルケに服を掴まれてる物だから近付けないけど、今すぐに抱きしめて安心させてあげたい。
 振り返って睨むと気が付かなかったわとか言いながら笑い、その手を離す。
「チキっ!」
 小さな体に駆け寄り、力を込めて抱きしめる。 
 不意にぼやける視界に渇を入れつつ、頭を撫でながら必死にチキの体温を確かめた。
「ルイズ……怖かったよ、いきなりガーネフみたいな格好をした人たちが現れて、魔道書をばんばん使ってきたの、大した力じゃなかったから平気だったけどすごく怖かったよ」
「だいじょうぶよチキ、私がいる限りもう怖い思いはさせない、もう大丈夫だから」
 仮にルイズで彼女を守りきれたのかしら? なんていう野次が聞こえて来るものの気にしない。今後できるだけチキを一人にしない、さすがに私が近くにいる状態で襲い掛かってくる事は無いだろうし。
 ひとしきり抱きしめた後、ぼーっと立ちながら本を読み始めてたタバサに犯人の特徴を聞いてみた。
 曰く、フードを深くかぶり変装したラインのメイジが数名とドットメイジが何名か。魔法の影響で部屋は散々破壊されたものの彼女にもチキにも、そしてキュルケにも怪我は全く無い。
 が。


693:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第二話
08/03/18 23:15:07 7osNzTA9
「でも、一番驚いたのはチキ」
 なんて言うから思わず先を促してしまう。
「魔法が一切きかなかった」  
 本来なら詮索はせずに、今日のところはゆっくり休みましょうとでも言っておけばよかったのだ。
 そんな事を聞かされてしまったら、どうして魔法がきかなかったんだろう? なんて事を考えてしまう。襲われたチキを精一杯に思う傍らで。
「……ところで、私の部屋はボロボロなのよね?」
 言った途端、特にキュルケが目を逸らした。
 確かに狙いがチキなら、彼女自身に被害が及ぶ魔法を使えば良い。相手はそう思わないかもしれないが、チキは人畜無害で基本的にはなにも出来ないと夕食時に聞いていたし。
 数で勝る相手がそうしなかったのは、タバサの助けが早かったか。
 もしくは、騒ぎを察したゲルマニアの女に炎で吹き飛ばされたか。
 仮にゲルマニアの女がそうしたのならば、部屋のドアの向こう側は黒焦げになっていて見るも無残な状況になっているはず。
「まあいいわ、チキが助かったのなら。二人ともありがとう」
「あらら、ルイズにお礼を言われるなんて、明日は嫌な雨になるわね」
「……燃え尽きた部屋にはちょうど良いかも」
 タバサがぽつりと呟いた言葉にツェルプストーへの恨みが再燃したが、一生懸命消化した。
 ルイズ強い子だもん。


694:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:15:38 ky2SjVrw
shien

695:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第二話
08/03/18 23:15:42 7osNzTA9
 が、この後一悶着あった。
 来るのが遅い教師達に夜中にも拘らず呼び出され、四人揃って事情を聞かれる。
 もちろんこちら側には非が無いし、一番咎められそうだったキュルケもいつもの飄々とした態度と、チキとタバサのフォローによって事なきを得た。
 しかし、オールド・オスマンの態度はキュルケ以上に良く分からない。
 チキの事を可愛い幼女じゃのうとのたまっただけならまだしも、意味ありげに飾りに付いた石を大切にしんさいと言った。
 どこかチキのことを知っていそうだったので、思い切って聞いてみると年よりは夜に弱いと言う理由で、早々に私達の前で眠ってしまった。
 学院長自身が別段咎める必要もないと言ったので、周りの教師達も怪訝そうな目をチキに向けるだけですんだ。
 ……そして今の私は、救護室のベッドにチキと一緒に腰かけている。
 この騒ぎのせいで眠る場所がなくなった私達はキュルケに自室に来ないかと誘われた。確かに背に腹は変えられないから、と考えたけどもタバサの、
「今日は珍しく一人」
 ぽつりと呟いた言葉で考えが変わったので、丁重にお断りした。
 結果二人で学院を彷徨う事になったけど、そこで色々な話をした。
 私の家のこと、ちいねえさまのこと。貴族のフォローとか、クックベリーパイの美味しさとかも。
 よっぽど怖かったのか、さっきからチキは黙ってばかりだったけど嬉しそうに微笑んだり頷いたりはしてくれた。
 やがて、そういえばベッドのある場所と思い付いたのが救護室だった。 

696:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第二話
08/03/18 23:16:19 7osNzTA9
「おつきさまが二つあるね」
 ぽつりとチキが呟いた。
 久しぶりに聞く声に感動を覚えるも、言ってる内容は良く分からない。
「月は普通二つだわ」
「そうなんだ、私のいたところは一つだけだったよ」
「ふぅん、場所によっては一つに見えるものなのかしら」
 しかし、ハルケギニアでそんな場所があるのかな? 仮にゲルマニアで月が二つ見えない場所なら自慢するのに、生憎とそんな話は聞かない。
「ねえ、チキはどこから来たの?」
「アカネイア連合王国って所だよ、そこのパレスで暮らしていたの」
「突然召喚されて驚かなかった?」
「ううん。すごく優しくて安心する声が聞こえたの、ガトーさまも行って良いと言ってくれたから来たんだよ」
 ふむ、そのガトー様というのはチキの家族に当たる人なのかしら、その人を様付けで呼んでいるのならもしかしてそれなりの家に暮らしていたの? 
 チキはチキなんだし。気にすることもないか。
 それにもう一つ、アカネイア連合王国なんていうのも聞いた事が無い。少なくとも地図上には載ってないけど……連合王国と言うくらいだから、どこかの小国の未開の地があるのかもしれない。 
「遅くなってきたわね、そろそろ寝ましょうか?」
「うん……」
「だいじょうぶ、絶対何も無いから、安心して?」
 ベッドが小さいので二人して抱きしめ合うような形をとる。
「なんだか、ルイズはマルスのおにいちゃんに似てる」
 お兄ちゃん? もしかしてそれは私の胸を見て? そんな卑屈な考えが頭をよぎるけどどうも違うみたい。
「ねえ、ルイズのこと、ルイズのおねえちゃんって呼んでもいーい?」
「ええ、いいわ」
「ありがと……おやすみ、ルイズのおねえちゃん」
 チキはこちらを見て微笑んで、それからしばらくすると目を閉じて寝息を立て始めた。私は一つ溜め息を吐いた。
 マルスのお兄ちゃんか……どんな人なんだろう? 
 月明かりの中、ひとり考えてみた。


697:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:18:21 mpqtOWFp
支援は必要かいっ!

698:チキの人
08/03/18 23:18:32 7osNzTA9
投下終了です。
本当なら、チキとルイズのほのぼのとした話を構想していましたが、
いつまで経ってもタバサもキュルケも出ないのはまずいと思いこうなりました。

三話くらいまで、コルベールだけが登場してると言うのはアレですし。
次回は頑張ってシエスタ、そしてギーシュ……ギーシュorz

699:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:21:16 mpqtOWFp
>>687
少なくとも、初代のパプワの6巻くらいの時点では、シンタローはサービス相手に
全く歯が立っていなかった。特戦部隊を除けば最強レベルと思われるアラシヤマと
ペアで戦っても歯が立たなかった。

700:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:23:51 FT4ozLH2
>698
乙!
ギーシュを踏み台にするのが嫌なら自分で嫌な上級生とか、チキを危険視している連中、と言うオリな名無しの脇役を設定して、
そいつらを止めるorルイズにチキの危機を知らせる と言った感じで関わらせるのはどうでしょうか?
女の子が襲われているのを黙って見過ごすようなキャラでもなし……

701:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:39:08 57JAEVr1
>>698
お姉ちゃんたらんとするルイズが微笑ましいですね、期待とGJを捧げたい。

702:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/18 23:51:55 Dl6JVa59
>>698
こういうほのぼのな感じ好きだ。投下おつかれさまです


>>699
なんだかんだでシンタローは結構弱い気がする
キンタローに手傷負わせたけど、自分はもっと酷くやられてたし

コタロー≧パプワ>マジック>アス>ハーレム>ジャン>サービス>高松=キンタロー≧シンタロー>特選部隊>>アラシヤマ>ミヤギ=トットリ=コージ>>>グンマ

こんな感じだと思ってる。グンマは潜在能力がヤバいだろうけど

703:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:00:07 sIJiumOB
……ああ畜生っ!
チキを襲った腐れチ○ポどもをウォームの魔法でグチャグチャにしてやりたいぜ!

しかしチキ可愛いなぁ……
てか、女性陣が皆良い。

704:664
08/03/19 00:01:11 2O3SB7m1
>>669
いや、イメージとしては最初はレミリア様だけ召喚で
ルイズ「洗濯しなさい」
レミリア「嫌よ、私は遊びに行くから、洗濯なら咲夜がやるわ」
咲夜「畏まりました」
ルイズ「増えた!?」
レミリア「スキマに送ってもらったのよ」
って感じ(ちなみに『遊び』はタバサの吸血鬼討伐)

最初は「楽しむ為」にハルキゲニアに来たレミリア様(その為の「小道具」として契約してガンダールブ付けた)
でも「ゼロ」である事を悩むルイズがフランドールに重なったり
ティファニアの為に必死になるフーケに自分を重ねてしまい次第に『本気』になるレミリア様
最後は「4番目」として召喚されたフランドールと「ハルキゲニアを守る為に」死闘を…とか妄想したり

ちなみにスキマがほいほい紅魔館組を送り出しますが「全力で暴れられたら大結界ヤバイ」と言う黒い理由だったり

705:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:03:49 Lmp1EHi0
>>704
それ全部二次創作で作られた設定じゃないか?

706:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:10:49 VX1fXgJ+
西条副隊長をだな

707:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:13:37 dQa6KS6r
>>704
相変わらずスキマ能力は反則だなw

やはり、性格が完成されていて成長しそうにない他のラスボス勢と違って
子供っぽいレミリアが一番長めの話に向いているか

708:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:19:23 i4oU7lX8
完全無欠の少年は、欠陥だらけの大人になります。
だけど人間は欠点を克服できるからおもしろい

という訳でアーミン系とのクロスは非常にみたいなぁ
ルイズ達はどんな大人になるのかなー

709:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:20:30 BubUs58T
漏れにはSSを読む程度の能力しかない。
誰かレミリア召還SS頑張ってくれ。

710:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:26:05 /ZAqjHJH
>>699
それは四巻の時だと思う
それに、アス覚醒後のシンタローはキンタローにボロ勝ちしてなかったか?
PAPUWAの時間軸で考えるとサービスよりシンタローが強いと思うんだがどうだろうか…

あと、グンマの潜在能力はコタロー程じゃないけど尋常じゃないだろw

711:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:28:22 OI3Smywn
東方のキャラはどうしても二次創作で作られた設定ばかり目立つからやめたほうがいいと思う

712:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:33:55 w3g21OLC
アーミンなら夢王子ケエルを召喚。
普段の姿はでかいカエルでルイズ涙目
元の姿に戻るためにキスをせまってくるからサイトも涙目

713:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:38:20 2O3SB7m1
「ピンク色の爆発するナマモノ」も一応アーミン
アーミンなのにあの作品は女性キャラが多かった気がするな~

714:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:38:53 YdXaQyp8
>>712
それならば自由人のガマ仙人も

715:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:39:06 dQa6KS6r
>>711
そうかな?露骨なのをいれなければ(ニート姫やらPADやら)元々が設定がぼやかされているんだし
一次か二次か独自かなんて分からないと思うけど
大体、世界観的に本気で焦ったり怒ったりなんて描写が無いし

それに他のSSだって若干の二次設定が混じっていたりもするしね



716:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:48:05 Lmp1EHi0
いくら子供っぽいからって500年以上生きてる吸血鬼がそう簡単にルイズに従うか?
人間は餌に過ぎないはずだからすぐに殺されるだろ
あの能力なら逃げるのも簡単だろうし

717:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:48:23 w3g21OLC
>714
ケエルとガマ仙人はカエル状態での尻尾の有る無し以外は……
自由人に青の番人アスが出てきたり、チャンネル5にジャンやサービス、ドクター高松が出てきたりするのと同じでスターシステムなのです。

718:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:53:07 dQa6KS6r
>>716
そこは描写しだいだろう
一応吸血鬼は人間友好度は低いが紳士的ということだし

719:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:55:26 3mFZjEOb
>>710
PAPUWA時のシンタローってそんな強くなってるのか?
そういや、6巻っつったら最終巻目前だっけか・・・・・・

でも、アスって追い出されなかったっけ?

720:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:55:55 +gWSSwCE
ゼロの軌跡を見て空の軌跡じゃ無しに他の英雄伝説から召喚とか面白そうかもなぁ
ミッシェルさん召喚とか
いや、バランスブレイクしそうか

721:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 00:59:31 MBWREoX2
ミッシェル以外はぶっちゃけ地味なキャラ多いからなw
まぁそこがいいとこだから
やるならほのぼの系の方が合うような気がする

722:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:02:50 PBbVBYGz
久しぶりに投下予告。
1:30くらいでいいですか?

723:664
08/03/19 01:02:59 2O3SB7m1
>>716
私もその問題は最初に行き当たったので解決策として
「レミリア様自身が望んで(楽しむ為の手順として)契約した」と言う事に
だから使い魔業務は「楽しめる事」以外は全て従者達に丸投げ、従者達も主の言葉には従いますし

724:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:03:12 OI3Smywn
別にまともな書き手が召喚するならレミリアでもフランでも咲夜でもアリスでも夢子でも神綺様でもZUNでも誰でもいいけど
今のスレの住人と職人ではただでさえ多いアンチをさらに増やすだけにしかならない気がする

725:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:04:08 dQa6KS6r
wktk

726:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:06:52 bRwUHunM
115 名前:名無しさん 投稿日:2008/03/19(水) 00:33:17 [ GCpiJaKQ ]
なんかレミリアレミリアしつこいやつがいるな
紅魔館のやつらで素直にルイズに従うやつなんていないだろ


116 名前:名無しさん 投稿日:2008/03/19(水) 00:39:08 [ S2Uwai.6 ]
東宝はよく知らん


117 名前:名無しさん 投稿日:2008/03/19(水) 00:43:21 [ mZoo85Tc ]
東方は東方板とか作って2ch外でやってくれんかなあ


118 名前:名無しさん 投稿日:2008/03/19(水) 00:45:14 [ 13Ejdg1. ]
作品だけならいい
でも雑談になってこのキャラはこんなに強いんだぜ
みたいなのは他でやってほしい


119 名前:名無しさん 投稿日:2008/03/19(水) 01:02:18 [ jLbbnUP2 ]
・メカのメンテ
・俺こんなに特撮にくわしいんだぜ
・俺こんなマイナー作品しってるんだぜ

○○呼ぼうぜ!よりうざいのは上記3つ



727:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:09:09 kT71QuOj
レミリア召喚するなら、ちゃんと「運命を操る程度の能力」も書いて欲しいな。
どうも東方系のキャラが書かれる時にはスペルカードばかり扱われるけど、
本来の能力はちゃんとあるんだから。

もちろん、その能力をゼロ魔に絡めなきゃ、クロスの意味もないよね。
難しそうだなぁ。色々と。

728:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:09:34 DbGfu89W
>>726
だから肥溜めどものはここに張らなくていいと(ry

729:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:12:53 DcsFi5h1
>>728

いつもの奴だから相手にするな。
スルーが一番だ。

730:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:14:02 z0rOjL8C
>>726
肥だめとか関係なくさ・・・ピックアップして貼ってる時点でコレは毒吐きの意見じゃなくて
ID:bRwUHunM個人の意見な訳で・・・何がしたいんだか

731:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:15:38 Irso3e4f
>>727
以前に投下された小ネタの『きょむコン!』はゼロ魔のキャラもしっかり活躍してたな。

特にギーシュがw



732:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:16:18 GXGTWZ46
>664
理想郷行って来い。
紫もやし召喚したのあるから。

733:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:16:38 CzRtY28C
毒吐きはいつだって雑談Uzeeeeeeと過去の名作Sugeeeeeeだぜ

734:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:16:37 YNhNB08Y
家紋

735:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:16:47 d8Wdj0QU
召喚
ルイズ「アンタは一生私の使い魔よ!」
アラシヤマ「一生…一生傍におってええんどすか!」

キュルケと顔合わせ
ルイズ「それってサラマンダー?」
キュルケ「そうよ。好事家に見せたら値段なんかつかないわよ」
アラシヤマ「フレイムくんどすか…フフフ…かわいいどすなぁ…
同じ使い魔同士、友達になりまへんか」

フーケ討伐
ルイズ「みんな行くわよ!」
アラシヤマ「『みんな』…ええ言葉どすなぁ…
その中にわても…わても含まれとるんどすな!」



アーミンなら、やっぱりアラシヤマしかいねえ

736:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:17:04 KrLET5sO
パトレイバーの特車二課が建物ごと召喚されるってのはありかね?
無茶なようで、実際に戦力として考えると然程極端でもないから
バランスブレイカーにもなりにくいだろうし、
(フーケのゴーレム相手でも、結構苦戦しそう)
色々なパターンの話が作れそうだ。
来々軒の親父と化すマルトー、
整備班のアイドルに祭り上げられるシエスタ、
シゲさんと胡散臭い発明に乗り出すコルベール、
茶飲み友達同士になる榊の親父さんとオスマン、
向かい合ってため息をつきあう南雲隊長とロングビル、てな感じで。
脇役同士の絡みが面白くなりそうなんだがなあ。

737:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:20:44 dQa6KS6r
>>727
もちろんそうなんだけど、原作でレミリアの運命操作が発揮されたことってあったっけ?
死ぬはずだった人が死ななかったり、死ななかった人が死んだり…いやギーシュは生きていて欲しいw

738:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:26:10 fCv+HABa
雑談打ち方やめー! わが軍はこれより支援体制に入る!

ものども、続けエエエエエ!!!

739:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:26:53 VETWXLkl
伝説を呼ぶ人の再来だ、花束の準備はいいか!?

740:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:32:40 PBbVBYGz
学院長室にも二人『観客』がいた。
遠見の鏡でしんのすけのゲーム状況を見るのはオスマンとコルベールだ。
遠見の鏡に映る光景を見てコルベールが驚愕した顔で口を開いた。
「あの人並みはずれた動き…。やはり彼こそが伝説の使い魔だと言う事なのか…。」
「いやちょっと待たんかい。」
オスマンが冷静かつ的確にこの状況の矛盾点を突き詰めた。
「ミスタ・コルベール。その『ガンダールヴ』の特徴をもう一度『正確に』説明してもらえんか?」
「は、はい。彼のルーンを調べたところ、該当したのは始祖ブリミルの使い魔と言われた伝説の存在。
背中に差した剣を用いて呪文の詠唱時間の長い主を守ったという、神の左手『ガンダールヴ』です。」
「で?その能力と発動条件は何かな?」
「えっと、その能力さえ手にすればたとえ元がただの一般的な平民でも、
武器を持つことで身体能力があがり、さらにその武器の使用方法が手に取るように理解できる…。」
「うむ。君は確かにそう言ったな。ではわしから一つ質問がある。」
オスマンはもったいつけるように一回空咳をしてから言う。

「彼の武器というのはいったいどこにあるんじゃ?あのスッカスカの旗だとでも言うのかね?」

コルベールが俯いた。顔には汗がにじむ。
表情からは驚愕と同時に戸惑いも感じられた。
本当は信じたくないが渋々認める。と言った感じにコルベールが話す。
「わかってます…。本当は私だってわかってるんですよ。ガンダールヴの発動条件が武器を持つことである以上、
あの身体能力は元々素で持っていた物でないとおかしいと言うことは…。ただ、アレを信じろというのですか?
あんな子供の身で、メイジをも上回れるほどのポテンシャルを持ってるなんて…!」



741:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:33:29 PBbVBYGz
一方、傍観していた生徒たちも使い魔の目を介して行われるマリコルヌの実況を聞いて目を丸くした。
実際に見ているマリコルヌもあいた口が塞がらない状態だ。
あの平民の、それもまだ5歳くらいの子供がギーシュを押しているという台詞を聞き、誰もがマリコルヌの冗談だと思った。
しかしその現実は覆らない。
そしてその実況を聞いて一番驚いた少女が一人。他でもないしんのすけの主人、ルイズだった。
「あんな子供が…。メイジを押しているですって…?」
現実離れした話にとても驚いていた。ギーシュは確かに土の『ドット』クラスのメイジ。
メイジとしては冴えない伸び悩みした実力だし、少々自信過剰で隙だらけと言ってもいいだろう少年だった。
だがそれでも魔法も使えない平民の子供に遅れを取るようなタマじゃあなかったはずだ。
そして誰もがマリコルヌを、自分の耳を疑ったしんのすけの動き。
普段のおちゃらけただけのイタズラ小僧にしか見えない彼からは想像もつかない。
だが、他人に指摘されていたらルイズは驚いていただろう。その情報を聞いたルイズは、誰よりも嬉しそうな顔をしていた。
「…使い魔としての実力は、申し分ないんじゃない?」
ツン、と横にそっぽを向いたルイズはそう口を尖らせて言った。

そしてその中にもう一人、安堵の顔を見せていたのはシエスタだ。
「シンちゃん…。無事なんですね…。」
そんな時、近くが騒がしいのに気づく。騒ぎの原因はシエスタの同僚の二人のメイドだ。
腰を低くして地面に落とした何かを探すように辺りを探っている。
「ローラ?ドミニック?一体どうかしたの?」
「シエスタ…。ちょっと聞きたいんだけどさ、この辺りですごく変わったヤツを見なかった?」
変わったヤツ。はて、誰のことだろうか。
今のところ変わったヤツと言われて思い浮かべるのは今戦っているしんのすけくらいだ。
だがこれだけの騒ぎを起こしているしんのすけに気付いてないはずがない。
「さあ…。どんな人?」
「あ、いや、人じゃあないの。でもなんというか変わったヤツで…。」
「でも誰かの使い魔という訳ではなかったみたい。ルーンもなかったし。」
シエスタは首をかしげる。どうもイメージが伝わってこない。
「だから…。もう少し具体的に教えてくれないと私も探せないよ?」

「「羽毛布団(わたあめ)のようにフワフワしたとても可愛らしい(気味の悪い)動物だったわ!
今思い出しただけでも顔がニヤけちゃう(背筋がゾクゾクする)わ!!」」

賛否両論。うっとりしているローラを尻目にとりあえずシエスタはやけに怯えているドミニックに話しかける。
「えっと、やけに批判してるけどどうしたのドミニック?」
「私だって最初は可愛いと思ってたわ。でもダメ…騙されてはダメよ。アレは愛玩用ぬいぐるみの皮を被ったモノノフよ…。」
何があったのか、顔に大汗をうかべるドミニックだった。




742:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:33:47 fCv+HABa
支援! 支援はまだか!?

743:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:34:34 dQa6KS6r
わたあめ!支援!

744:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:35:04 YNhNB08Y
支援

745:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:36:18 PBbVBYGz
現在の得点 しんのすけ 7-3 ギーシュ

洒落たデザインの旗を持ちながらヒラリと、空中ブランコから着地するしんのすけ。
ギーシュから奪い取った手持ちの2本のフラッグを持って再び院内に逃げる。
「あと12分!この旗を持って逃げ続ければオラの勝ちだゾ!」
そう言って腕の腕時計に目をやる。
腕に書いただけの時計でどうやって判断するのかは疑問だが。
「うーん。後は『誰』が集めてるのかな~。いるはずなんだゾ『探し当てる誰か』が。…お?」
歩いてくる影があった。
それは人の姿をしていた。しかしカチャカチャと金属音を立てるそれらは全身が青銅色をしている。
鎧を着た人間ではない。鎧なら普通は鉄製の物を使うだろうし、何より人が入るには少し細すぎる。
「きっと戦闘員だ…!魔法で動くロボット戦闘員を作ったんだ!
こいつらがギーシュ君に協力してるから旗がどんどん見つかってるんだ!」
ゴーレムを戦闘員と仮定してワルキューレの正体を割り出すしんのすけ。
そのまましんのすけは柱の下に旗を置いてワルキューレの前に出る。
「旗はここだゾ~。やーいやーい!ここまでおーいで!背中が
すすけてるぞ~!おケツがユルユルだゾ~!!」
だがワルキューレからの返事はない。しんのすけの挑発を一度立ち止まって見ることもせず、
まるでしんのすけの存在に気付いてないかのように前に進んでいく。
しんのすけも少しカチンと来た。
「…無視ですか。」
おのれどうやってこらしめてくれようかと憤るしんのすけ。
だが何気なく顔を見たときだ。気付いた。ワルキューレに『目』がついてないことに。
そして事が起こったのはしんのすけの横を通り過ぎようとした時だ。

急に旗を隠した柱に向きを変え、激突する勢いで前進を始める。

「おお!?旗の隠し場所がバレてる!どこに隠してもわかるのかな!?」
大急ぎで旗を横取りするためにワルキューレの横をさえぎるしんのすけ。
一手、ワルキューレが先に動いたにもかかわらずしんのすけが先に旗を取る。
ワルキューレが思いっきり壁にぶつかって頭部が少しへこむ。
だが、ワルキューレが今まで見えてなかったしんのすけが見えるようになったように追いかけてきた。




746:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:37:21 PBbVBYGz
途中躓いたり壁にかすったりしてるのを見てもワルキューレに目がないことがわかる。だが。
「アイツ目がないのにどうやってオラを探してるんだ?…やっぱりオラの推理が正しいって事なのかな?」
首をかしげ考えるしんのすけ。せいいっぱいのスピードで逃げれば振り切れそうだが、
相手はゴーレム。スタミナなど関係ないだろうから長い時間正確に追い続けることが出来るとなればしんのすけが不利。
「うーん。もーめんどくさいから、投げちゃえ。」
ポイッ、っと本当にあっさりとしんのすけは旗をダーツを投げるように投げる。
一本目はうまくどこかの部屋の中に落ちたが、二本目は壁にぶつかって落ちていく。
「今のうちにダーッシュ!!」
しんのすけは他の旗の隠し場所を目指して逃げた。

一方ギーシュは相手の実力を考え、まずはしんのすけが隠したフラッグから先に探す。
学院の地図を真剣な顔つきで睨みながら目的地に向かう。その顔には汗がたれる。
「全く…。ただ力の差を見せ付けるだけの戦いにあまり時間をかけさせるんじゃあないよ。
魔法、ゲームの年季、そしてこの『トリック』!この圧倒的な差!絶対に勝利などできるものかッ!」
あの後ギーシュはすでにしんのすけの隠した旗を2つ見つけていた。つまるとこ現在イーブン。
しんのすけのスピードが速く、追いかけるのを諦めたが、それならまず隠した全てのフラッグを潰してから
追跡を始めたほうがよっぽどいい。そう思って集めていた時だ。
頭に衝撃が走る。頭の上に何かが落ちてきた音だった。
「イデッ!!なんだこれは!?」
落ちてきたのは、旗。
さっきからずっと取り合っていた青銅の旗だった。
「得したが…。なんだこれは?いったいなんでこんな物が…。近くにいるのか?」
ブツブツ言いながら先を進む。
頭上でもう一本旗が吹っ飛んでたのに気づかず。

しんのすけ 4-6 ギーシュ


747:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:39:20 fCv+HABa
諸君、私は支援が好きだ。
諸君、私は支援が好きだ。
諸君、私は支援が好きだ。

748:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:39:27 PBbVBYGz
…かに思えたが。
「ムッ!?いま頭上を!?」
ギーシュが不自然なほど感良く気づく。その旗は窓の中に飛び込んでいくところだ。
「あの窓から飛んだのか?あの辺りにワルキューレがいるな…。追い詰められて投げたなら
罠の可能性は低い。取りに行くか。」
ギーシュは迷わなかった。さっきからしんのすけには自尊心をくじかれまくってるのだ。
さっそうと拾いに行くため後ろを向く。
その時だった。

…ササッ!!

「…!!?」
一瞬、目の前を何かが横切った。
「アイツか?自分で投げた旗を自分で取りに行ったのか?」
ギーシュは身構える。しんのすけがまた自分になにかをしかけてくるかもしれない状況。
またしんのすけの手玉にとられるのはグラモン元帥の四男としても黙ってられない。
さっきまでの軽くあしらってやろうと言った余裕などすでにない。
それ自体がすでにしんのすけのペースに飲まれてることにも気づかない。

走っていった影を追っていく。
だが曲がった瞬間にギーシュの目に映ったのは。


749:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:40:18 PBbVBYGz
―――目に映った物は。

道端に落ちている一本の旗だった。

「…すっごいわかりやすッ!!?」
と言うのがギーシュの第一印象。
そりゃそうだ。あまりにも不自然に旗がおいてあれば誰だってそこに罠があると
感づくに決まっている。
ギーシュは通路の奥を睨む。
(ヤツめ…。向こうで慌てふためく僕を見てニヤニヤ笑っている図が目に浮かぶ…。
きっと罠があると気付くことを想定してるな…。まだ4本も余裕があるから。
だがいくらなんでも…舐めすぎだッ!)
ギーシュが杖を出す。狙いは目の前の旗。
「『レビテーション』ッ!!」
旗がギーシュの思い通りに空中に浮く。そして思いっきり近くの床を叩きつける。
すると、目の前に隠されていた細い紐がまるで近付いてきた者を吊るし上げるためにわっかを作って
空中に浮く。誰もひっかかってなどいないのに。
「そして!お前の事だからもう一つ用意しているだろう!?僕がこの仕掛けに気付いた場合に
得意げになっている僕の不意を打つトラップを!『ワルキューレ』!!」
花びらから青銅の人形が生まれ、ギーシュの頭上に拳を振るう。
ゴインッ!!と落ちてきたタライを弾き飛ばし旗を手元に引き寄せる。

しんのすけ 3-7 ギーシュ


「おおっ!!作戦しっぱーい!!」
少年の甲高い声が聞こえる。
二重トラップが破られ、しんのすけが慌てて飛び出した。
ただし。しんのすけが飛び出してきたのはギーシュの背後。
「あれ!?後ろに!?さっきのはしんのすけではなかったのか!?」
ギーシュの後ろを取ったしんのすけが走り出す。ギーシュとの距離を一気に狭める。



750:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:41:48 48vW3Os4
風雲児支援


751:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:43:13 fCv+HABa
支援

752:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:43:49 PBbVBYGz
そしてしんのすけがホルスターから愛銃を引き抜くように手で銃の形を作る。
そしてギーシュの背後2メイルほどまで狭めたところで回転を加えるようにジャンプ。
狙うは…ギーシュのケツッ!!

「必殺!!ドリルカンチョーーーーッ!!」

「かゆうまッ!!?」

クリンヒットッ!!ギーシュはまともにしんのすけのドリルカンチョーを食らう。
しんのすけが技を決め終えたと同時にしんのすけは逆方向に逃げ出す。
そして角を曲がるところで何かを拾って駆け出す。おそらく、いや間違いなく旗だ。
「ぐう~~~ッ!!待てッ!!」
ギーシュが尻をおさえながらしんのすけの後を追う。
涙目になりながらもギーシュは勝ち誇ったようにしんのすけの後姿を見て笑う。
(どこまでもこけにしやがって…。だが僕の勝利がゆるぐもんか。僕には必勝のトリックが
あるんだ。加えてこのワルキューレ。残り時間は残り8分と言った所だが数で押せる僕なら
問題なく勝てるはずッ!あんなガキに…解けるはずがない。負ける要素なんてあるわけないッ!!)
ギーシュが全力疾走を行う。だがしんのすけは余裕そうに後ろを向き、旗を隠すようにかかえながら言う。
「さぁーてここで問題!残る旗はあと3本!オラは今何本旗をもっているでしょーか!?」
ギーシュの不意をつくような質問だった。一瞬『トリック』が解かれたかと思ったがそんなはずない思い直す。
(何と答えようかな…。『ウソ』をつくべきかあえて『本当』の答えを言うべきか。
3本とは言えないな。窓の中に飛んでいったのを見てたかもしれない。どうしようかな?
1本?2本?わざとウソをつくか本当のことを言うか。)
だがギーシュは食堂の角に逃げた時にしんのすけに向けて大声で言い放つ。
「さあね?体で隠されてはわからないんだが…。カンで答えるとするなら『1本』じゃないかな!?」
ギーシュが食堂の入り口を通り過ぎて答える。
そこにはもう逃げるのをやめたしんのすけがたたずんでいた。
得意げな笑顔を見せて言い放つ。
ニヤニヤ顔で言い放つ。

「正解!答えは『1本』だゾ!!」

ギーシュの答えは正解した。しかし正解したギーシュの見せた表情は…驚愕だった。


753:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:44:42 VETWXLkl
かゆうまwwww支援www

754:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:45:06 dQa6KS6r
支援

755:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:46:37 PBbVBYGz
「え……?」
ギーシュの顔から笑みが消える。かわりに驚愕と焦りが見て取れた。
(な、なんで…。そんな、なんで、だって…!)
「おやおや。どうしたのかな?せっかく正解したのにその表情。まるで『クイズ大会で八百長してわざと答え間違えて
上司のポイントを上げようとしたのにうっかり正解して上司を脱落させてしまった部下』みたいに焦ってるゾ?」
そう言ったしんのすけの姿はさっきまでの赤いシャツに黄色の短パンといった格好ではなかった。
青いボタンの付いた上着に短パン、蝶ネクタイに腕時計、大きな伊達メガネをかけ、坊主頭の後ろは少しハネている。
「なんだその格好。さっきも姿が変わっていたな。さっきはモミアゲが伸びていたが。」
「フフン。オラはその場その場で姿を変える出たとこ勝負のヒーローなんだゾ。」
「その場合は臨機応変って言わないか?どっから用意したソレ?本当に何者だよキミは?」
しんのすけがメガネを手にかけて言う。気取った決め台詞を言い放つ様に。

「後藤 コシン。探偵だゾ。」

「なぜ後藤?…まさかアレか?僕がルールに反した行動でも取ったとでも?」
ギーシュが顔に汗をうかべてしんのすけに問う。
しんのすけはそんなギーシュを追い詰めるように続ける。
「魔法は使ってもかまわないからそういう魔法を使えわれてたら言い逃れできてたかもしれないゾ。
だから最初にね、ルイズちゃんに旗を確認してもらっておいたんだゾ。そしたら魔法によるインチキはどこにもないし、
そもそもギーシュくんにそんな魔法は使えないって教えてもらっていたゾ。だから探知しているとしたら
ルールに反したインチキ以外にありえない。例えば誰かがギーシュくんに旗のありかを教えているとかね。」

マリコルヌの実況を聞くルイズも頷いた。
「そ、そうよ…。アイツに聞かれた通り言われたから調べたけどそれらしいものはなかった。
魔法で探っている線はないわ…。」
「でもそれだったらどうして…。」
シエスタも疑問を浮かべる。しかし真相はおそらく戦場にいる両者のみぞ知る。


しんのすけの鋭い発言にギーシュが一瞬ドキリとするが言い返す。
「な、僕に旗の隠し場所を教える協力者がいるとでも言いたいのかね!?」
「そのとーり!オラを追いかけてた時も見逃した時も真っ直ぐ旗のある部屋に行ってたよね。
途中で4ッつくらいドアはあったはずなのに!あの部屋にはすでに旗が隠れてるかもしれないと思わせるよう
散らかしておいたはずだゾ。なのにこうもスムーズに見つかったのはどーゆーこと?」
「全部憶測に過ぎない。君の仮説はでっち上げだ。キミほどの人間ならそういう怪しい人物がいたら
すぐに見つけられるだろう?隠れても無駄そうだしね。キミのポテンシャルのほうがむしろその仮説を不可能に…。」
「いいえ間違いありません!そしてその証拠はさっきの旗の数の質問の時点でバッチリだゾ!」


756:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 01:49:55 PBbVBYGz
しんのすけはさらに推理を話す。
「まず最初に考えたのはあの戦闘員たちが自動的に旗の場所を犬の鼻で探るように感知して追っかけてくる可能性だゾ。
でもあの青緑っぽい戦闘員には間違いなく目がなかった。それに自動で動いてるにしては少し動きがザツーな感じだったしね。
さっきご本のお部屋に行ったゾ。旗を隠してたあたりの本がものすごく散らかってた。
後であのモンモンのお姉さんとかに聞けばわかるかもきっと裏はとれるはずだゾ。その戦闘員はギーシュくんが手動で動かす操り人形だってね。
その腰のお城の地図を見れば離れていてもおおまかに動かす事ができるかもしれないしね。」
ハッとしてギーシュが腰の地図に目をやった。そしてしんのすけに目を戻して思う。
(目ざとく見ている…!バカなのか天才なのか…わからないヤツ…!)
「ではどうやって探知したのか?確かに誰かが教えてるにしてはなかなか見つからないゾ。オラはね、
こう見えてもかくれんぼの名人なんだ。あの手この手で隠れ場所を考えるし、それを応用して
相手の隠れ場所も考え出せるから見つけるのも得意。ギーシュくんくらいの年の人はもう見つかってもおかしくないはずだゾ。
どうして見つからないのか?そこで思い出すのがルイズちゃんとシュークリーム先生の証言だゾ。」
「もしかしてシュヴルーズ先生か?」
「そうとも言うゾ。まずルイズちゃんが言っていたのはこのセリフ。」

―――使い魔は主人の目となり耳となる能力が与えられるの。
―――使い魔は主人の望む物を持ってくるのよ。

ギクリとギーシュは心臓が早鐘を打っているのに気が付いた。
「使い魔の…能力…!!」
「オラの友達にね、四郎さんと言う大学生の人がいて、これが大学に入るまでよくお世話したんだけどね、
四郎さんは人並みにグラビアを集めたりしてるわけだけどその中にマンガ本もあったことに気が付いた。
勝手に探ったら怒られたけど。そのマンガで知った話らしいだけどモグラって人間と比べて目は見えづらいらしいけど
鼻は犬並みにいいって聞いたぞ。きっとあの大きなモグラさんも鼻がいいんだろうね。自慢のモグラだって言ってたし。」
「ヴェルダンテ…!!」
この局面でヴェルダンテの話題を出してきた。
もうダメだ。間違いない。コイツは気付いている。ヴェルダンテのトリックに。
(じゃあさっきヴェルダンテが数を『間違えた』のは…!)


757:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:50:36 fCv+HABa
支援

758:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:52:07 qPzGZJX6
ギーシュの使い魔は「ヴェルダンデ」
「テ」じゃなくて「デ」だ

759:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:52:18 48vW3Os4
支援

760:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 01:52:44 39hyk/W5
子供相手にかっこ悪いなあ、ギーシュ、しえん

761:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:02:03 PBbVBYGz
しんのすけはギーシュにトドメをさすように告げる。
「魔法のモグラさんだからこのお城全体を地下から嗅ぎ取ってるとしても問題は何を嗅ぎ取っているのか?
モグラさんは旗に付いてる何を嗅ぎ取っているのか?なにかこのゲームをするうえで何か余計な物がないか?
そこでさっきのシュリンプカレー先生のセリフ。たしかドットからスクウェアのレベルがあるっていってたかな?」
「だからシュヴルーズ先生だから!」

―――私は土系統のトライアングルですから『錬金』できるのは真鍮が限界。ゴールドは『スクウェア』でないと
錬金できませんし、そのスクウェア・スペルも精神力の回復に多くの時間がかかりますからお金持ちになるのは
少し難しいですね。

「ゴールドが難しいのは珍しいから?めったに鉱山とかから掘り出されないからイメージしにくいとか?
それはわからないけどとにかくゴールドも難しいならこういうのを『練乳あずき』するのは難しいんじゃない?」
「だから錬金…!!」
ギーシュが目を見開く。
しんのすけのポケットから出てきたものはブローチのような赤い宝石。ルビーだった。
少し大きなルビーの装飾はもう片方の手で持っていた旗の端にも付いていた。
「全部の旗についてたね。コレ。でもコレギーシュくんが作るには少し難しくない?
テレビで言ってたぞ。ルビーはサファイアの何倍も珍しい宝石で価値もすごくデカイって。
『そんな物』をドットのギーシュ君が作るには少し難しいんじゃない?そういうのは後で聞けばわかる話。
今大事なのはギーシュ君がインチキができる状況で、それを実際にやってるかもしれない疑惑のほうだゾ!」
しんのすけは勝ったように言う。メイジという圧倒的な力を持つ物の一端に平民の5歳児が。

「ギーシュくん。反則負けでオラの勝ちだゾ!!」



762:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:02:30 fCv+HABa
支援

763:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:04:14 PBbVBYGz
その時だった。バキンッ!と音を立て床から手が伸びる。
その手はしんのすけの足を確実に掴んだ。
「え?うおおー!動けないゾー!!」
地面から伸びる土の手がしんのすけを拘束する。
そのしんのすけに近づくのはギーシュだ。大汗をかいていたはずだがその顔には余裕がある。
「『アース・ハンド』。土系統のドットスペル。地面から手を伸ばして相手を掴む技だが
得意げにしゃべってるキミには簡単に使ってやれた!!」
ギーシュがしんのすけから旗を奪う。

しんのすけ 2-8 ギーシュ

そのままギーシュはしんのすけの襟を掴んで持ち上げる。
しんのすけはそのまま空中でもがくばかり。
「はなせ!ひきょーもの!!」
「卑怯とはひどいな。…まあ確かに驚いたよ。僕の必勝トリックを見破るなんてすごいじゃないか名探偵。
そうとも。僕のヴェルダンテは宝石に目がなくてね。一度覚えた宝石の匂いを覚えてそれを探し当てることができるんだ。」
「ゲームはオラの勝ちのはずだゾ!」
「そうかな?キミは一番大事な事を忘れている。僕が出した条件は『お互い、メイジも平民も
どちらの味方もしてはならない。』だぞ?メイジでも平民でもなく使い魔のヴェルダンテを協力させて
なにかルールに反したことをしたか?」
「メチャクチャズルイゾ!クッソー!そんなのナシだゾ!!」
しんのすけが断固抗議する。しかしギーシュはどこ吹く風だ。
今にも歌いだしそうなノリでギーシュは言う。
「ルールに則っているんだ。文句を言われる筋合いはないね。それに本物のメイジを相手にする時はそんな
文句など一切聞いてくれないぞ?自らの使う魔法。使い魔の有効な扱い。それらができてこそメイジなんだ。
力も味方も持たないキミが悪いね!」
なんというズルの正当化。モンモランシーはまちがいなく引いているだろう。
おそらく勝っても損するギーシュがワルキューレを集めて言う。
「僕はすでにヴェルダンテを最後のあの旗が飛んでいった部屋に向かわせている。これを僕がとれば9点だ。
だが最後のルビーの取れた旗のありかはどうしてもわからない。なあ教えてくれよ。最後の旗はどこにあるんだい?
ルール上殴る蹴るはダメでも、キミが吐くまでワルキューレにジャイアントスイングをやらせてもいいんだよ?
あきらめて負けを認めるんだ!ノハラシンノスケ!」
いくらしんのすけでもずっと回されてたら確実に具合を悪くして最悪吐くだろう。
勝ち目のない戦い。もうギーシュは止められない…。


764:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:06:11 PBbVBYGz
―――そう絶望しかけたその時だった。
「ど、どうしたんだヴェルダンテ!?」
「??」
しんのすけを掴んでいたギーシュが急に焦りだした。何が起こったのかは分からない。
「何?襲われた!?噛まれただって!?バカな!どういうことだ!?」
ヴェルダンテの声を聞いたギーシュはしんのすけを睨む。
「何が協力者を使うなんて卑怯だ!!自分こそ同じ手を使ってるじゃないか!!誰に襲わせたんだ!?」
「え?いや、オラ知らないぞ。」
「ウソをつくんじゃないよ。他に協力者がいるんじゃないのか?どうやってマリコルヌの目をかいくぐって
来たのかは知らないけど!」
しんのすけにはワケがわからない。そりゃ自分は最初から一人で戦うつもりだったのだ。
1対1にルイズやシエスタを巻き込むつもりはない。
「本当に知らないゾ!!」
「いいかげんに…どうしたヴェルダンテ?何?こちらに近づいているだって!?
だが人影などどこにも…ウボァッ!!!」
ギーシュが何者かの攻撃をわき腹に受けた。
その拍子にしんのすけが華麗に着地した。すぐにしんのすけは誰が自分を助けてくれたのかを確認する。
「アン!アン!」
「お、お前は…!」

しんのすけを助けた『ソレ』は人間ではなかった。だが決して化け物でもない。
旗を咥えていた『ソレ』は真っ白い毛に覆われていてフワフワとした印象をもっている。とても可愛らしかった。
まるでわたあめを思い出させるかのような外見。しんのすけの愛用の兜を被っていた生き物だった。
それは犬だった。しんのすけに拾われてからずっと彼の相棒を勤めてきたしんのすけの愛犬だった。

「おおッ!シロ!おまえも来ていたのか!!!」

――――シロ。彼はそう呼ばれていた。


765:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:07:17 48vW3Os4
それにしてもギーシュ、実に非道である。
支援

766:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:08:15 VETWXLkl
まさしく大人気ないw支援

767:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:08:18 PBbVBYGz
「い、犬だ!平民の犬がギーシュにフライングクロスアタックを決めた!!」
「い、犬!?犬ですって!?シンノスケの!?」
「シンちゃんの…犬なんですか?」
ヴぇストリの広場にいた面々が口をそろえてざわめきだしていた。
しかし、疑問に思ったキュルケがルイズに聞く。
「でもなんで彼の犬までこの学院にいるの?」
「さ、さあ?」

兜を被った自分の愛犬と再会を喜ぶがしんのすけが疑問を抱いていた。
「でもシロ。どうやってこの世界に来たんだ?」
「アヴウウウウ…。」

シロがここにいる理由。簡単だ。ルイズはしんのすけを呼ぶ時同時にシロを呼んでいただけだ。
逃げたところですでに召喚されているしんのすけとリードが繋がっているから必然的にシロも呼ばれざるを
得なかったのだ。
しかししんのすけにとってそんな理由はどうでもいい。
再会を喜んでいる横でギーシュが起き上がっていた。周りにはすでに7体のワルキューレを。
「フン!キミだってインチキをしてたみたいじゃあないか!」
「インチキじゃないもーんだ!平民でもメイジでもないシロは戦っていい。そういったのはそっちだぞ。」
しんのすけの挑発に対しギーシュは余裕の笑顔で返す。
「だからどうしたんだい?こっちは7体のワルキューレ。そっちはそんな小さな犬っころじゃないか。
殴る蹴るはダメでも、掴んで捕らえるのはいいルールだったはずだよ。」
「それでも!オラは負けない!シロの持っている旗を守りきって!シロが逃げ切ればオラの勝ちだゾ!」
そう言って淵に隠しておいた物を武器にかまえ、シロの被っていた兜を受け取って被る。
「10本目の旗…。そこにあったのか。」
「シロ!遠くまで逃げろ!」
「アン!」
負ける気はしなかった。その兜はしんのすけの本気の覚悟の表れだった。
そしてそれに答えるために。
『宝石を取り外すために叩きつけて割れたことで、先が鋭利な得物と化していた旗』が答えるように、
無論そんな使い方をする気はないが、その左手は光った。

768:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:09:46 PBbVBYGz
学院長室の二人は突然驚愕した。
「オールド・オスマン!ご覧ください!あの印は間違いなく!」
「やはり彼が…しかし、彼すごいの。犬の扱い方といい、あの頭のきれっぷり。
一人で4つの使い魔こなせるんじゃあないか?」
「ええ。彼の基本スペックが優れているのはわかりました…。ですが、だからこそ恐ろしい!」
コルベールは正直に心の半分を埋め尽くす恐怖を打ち明ける。
その顔は強張っていていやな汗がにじみでている。緊張している証拠だ。
だが残る半分を埋める期待が彼のセリフを続ける。
「ただでさえ超人的な彼が…『ガンダールヴ』の力を使ったらどうなってしまうんだ!?」
神の左手、ガンダールヴ。
その力があればさえない17歳の少年ですら7万もの軍勢と渡りあえる超人的な力。
これが、

ただでさえ超人的な野原しんのすけという少年に発揮されたらどうなるか…!?

答えはすぐにやってきた。
この1分に満たない時間。野原しんのすけは。
全ての人間を超えた。

「見て!食堂にいるわ!!あの二人は食堂よ!」
ヴェストリの広場からすぐに食堂にたどり着く。窓ごしにみることすら可能だった。
「シンノスケ…?」
「シンちゃんの手が…光ってる!?」
ルイズは、シエスタは、そのおかげで見ることが出来た。
1分にも満たないしんのすけの戦いを。




769:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:11:40 s0Y2pvat
44口径マグナムカンチョー支援

770:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:15:07 PBbVBYGz
その瞬間しんのすけの瞬間的スピードは新幹線を越えた。
リニアの領域まで来てるかも知れない。
「は、速い!?」
一番近くで見たギーシュですら信じられない速度だった。
見物していたキュルケとタバサは目を見開く。
「い、いつのまに…!?」
タバサは何も言わない。無口だからではない。
あまりの速度にくちも開かないのだ。
しんのすけはギーシュの体中を飛び回る。
「な、何をしている!?何をするつもりなんだ!?」
しんのすけは手を出さない。彼が行うのは観察。
ギーシュの体の弱点をつくためだ。
しんのすけはやがて言った。
「オラには…風間くんというホクロの数まで知っている仲の親友がいるぞ。
ギーシュくん。キミの耳の形、肌触り、神経の通り方、まるで風間君だゾ。
なにがいいたいかおかわり?」
「おわかりじゃ…。」
一瞬のことだった。しんのすけがギーシュの顔の横を通り過ぎた。
その瞬間。
「あ…体に力が入らない…!?」
ギーシュが膝を突くと同時にしんのすけが着地する。
ルイズにはわかった。しんのすけの勝利がもうわかっていた。

「耳が弱いんだよねェ~風間君は!」
「あへぇ~~。」

「これが…シンノスケ…。」
ルイズも目を見開いていた。

771:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:17:04 RZ5bJfVV
ギーシュは風間君そのものだったかw支援

772:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:19:14 VETWXLkl
>神経の通り方
……( ゚Д゚)!? 支援

773:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:19:46 WdEmRLFZ
支援

774:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:21:06 myvFO/uh
支援砲撃だ!

775:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:23:58 PBbVBYGz
「僕の負けだ…。潔く負けを認めよう。」
すでにモンモランシーにボコボコにされた顔でそう告げた。
「シンちゃん!大丈夫でしたか!?」
「シエちゃぁ~ん!膝すりむいちゃったぞ~!」
「大丈夫ですか!?」
「オラ強いから問題ないぞ~。あはー。」
シエスタにかまってもらうために言ったようだった。
ルイズがしんのすけに告げる。
「シンノスケ。アンタの勝ちよ。約束通り何でも言うこと聞かせなさい!」
シエスタと一緒にシロをかわいがり始めていたしんのすけは「お?」と言って振り向く。
「ほほう。何でも?」
「うわ…。出来る限り優しいヤツで…。」
「何いってんのよ!?シンノスケ。遠慮はいらないわ。」
しんのすけはすこし考える。だがすぐに答えた。
「うーんと、じゃあ、また明日遊ぼうよ。」
「え?そんなのでいいのかい?」
「うん。また遊ぼう。ギーシュ君。」

そう言ったしんのすけは変わったヤツだとみんなからそういう目で見られていた。

「変な…ヤツ。」

776:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:25:22 PBbVBYGz
投下終了。
途中遅くなってスイマセン。
タイトルは「伏兵の白いむくいぬだゾ。」です。
次回も…うん。春休みだし投下できるさ。うん。

777:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:28:12 48vW3Os4
決着ゥ!
まことにGJ
もはやしんのすけは誰にも止められそうにないな


778:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:28:23 VETWXLkl
乙乙!
しんちゃんひとりいるだけで本当に周りが全部しんのすけワールドになるな。
しかし、相変わらず抜きん出たサバイバビリティだぜ、しんのすけw

続き、楽しみにしてますぜ。

779:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:28:48 dQa6KS6r
GJ!!

780:伝説を呼ぶ使い魔
08/03/19 02:32:20 PBbVBYGz
ちなみに後藤コシンの由来。
最初はパロだから「利根川」にしようとしたんだけど気付いた。

これは『ゼロ』の使い魔・・・!ゼロ・・・!ゼロ・・・!零・・・!

迷いはしなかった。

781:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:34:44 uzbPIOYs
勝てば大人気ない、負ければみっともない。
或る意味嫌な勝負ではありましたな。
しかしシロも来ていたとは、このリハクの目を以てしても読めませんでした。
乙。

782:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 02:55:10 KfLPLZ6a
ざわ・・・ざわ・・・GJ・・・ざわ・・・
ギーシュの臼井絵が頭に浮かんでくるわ。

783:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 03:10:51 SfYRDQj6
GJだぜ

784:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 07:56:47 xdm3k7Lx
いぬかみっな使い魔の作者です。
すいません、>>97 から投下したいぬかみSSですが、
第7話のところ第8話と書いて投下してしまいました。
素で間違えてました、すいませんm(_ _)m

785:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 09:17:42 hUECBVig
話は変わりますが、召喚される人間について。
修羅の門より陸奥九十九なんてどうでしょう。
あの人はドモンほどじゃないにせよ身体能力がバケモノだから魔法なんて目じゃないかも……

786:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 09:23:49 F2K4u5Q5
俺TUEEEになるだけだと思うが。
書きたいのなら止めないけど。

787:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 09:25:12 3dyrSy31
ageる人って専ブラ使ってないのかね?


788:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 09:25:58 6Y9DhbEP
>>785

九十九の祖父の祖父の父の弟なら召喚されてますよ。

陸奥雷。

あれ?祖父の祖父の祖父の弟だっけ?

789:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 09:39:44 w/DgnJlD
伝説を呼ぶ使い魔GJ
しんのすけの名推理とギーシュの風間化に笑った。
次回も楽しみにしてます。

790:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 10:16:34 9XXtrfTo
「今日からマ王」の渋谷有利を召喚。

召喚者のルイズ共々ハルケギニアと眞魔国を往復する日々。
有利が使い魔にされたと知ったヴォルフラムやギュンターは大騒ぎ。
有利に婚約者(しかも男)がいると知ったルイズも大騒ぎ。

>>736
> 無茶なようで、実際に戦力として考えると然程極端でもないから
> バランスブレイカーにもなりにくい
特車二課の全装備を無制限に使えば相当暴れられるだろうけど、
後藤隊長も南雲隊長も許可しそうにないしな。
タルブの戦いに出たがる太田を「俺たちは警察官だ。軍隊じゃあない」
と言ってなだめる後藤隊長が見える。

791:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 11:06:41 nXDSm3JR
>>790
そういやカトレアと有利の前世のスザナ・ジュリアって髪の色以外そっくりだよな

792:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 11:26:38 66Q22+sM
ただ九十九やケンシロウは「強い」以外の人間的な魅力が見えてこないからなあ。
舞子がなんで九十九に惚れたのかがよくわかんない。

793:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 11:30:18 kZ2K8WL7
遅れながらもエルクゥ乙

某茸がッ…某茸がッ…

794:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 11:46:29 W4JFLBag
>>790
というか、レイバーだとフーケのゴーレムにすら勝てるかどうか微妙だしなあ。
そっちを越えても、ワルド戦で大苦戦しそうだし。
所詮は警察組織だから、そう極端な火力はないし、人数の大半は整備員だし。
まあ、だからこそ、そこをどうするかで面白くできそうな気もするんだが。

795:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 11:49:50 VX1fXgJ+
ハルケギニア=怪魔界

796:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 11:56:13 t2HXgECz
>>795
その発想は無かったわw

797:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 12:21:17 FKQ78fjn
>>794
整備員としてはオーバースペックな班長とシゲさんがいるがね。
嬉々としてゼロ戦いじりそうなタイプだけど。

対ゴーレムだとライアットガン次第?

魔人のデコッパも面白そうなんだけど…知識が追いつかない。


798:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 12:43:39 9rQbHGcB
>>794
例えノアがガンダールヴになったとしても岩の30メートルゴーレムには
絶対に歯が立たないのは確実だな。それ以前に電源が無いのが痛い。



799:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 12:47:04 9rQbHGcB
おっとごめん、あの二人なら古いモーターと木の板で水車発電機作るか。
問題が無いようで、チントンシャン

800:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:06:34 N/jMebtg
>>797
榊班長、2000年の時点で66才らしいから、ひょっとしたら子供のころ、飛んでるゼロ戦見たことあるかもしれないんだよなぁ


801:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:09:04 VX1fXgJ+
斑鳩呼ぼうぜ

802:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:10:07 Xw8i1BJG
まあ、遊馬とか無駄にオタク気質だから、零戦みたら興奮するだろう。
シゲさんも同上。

あ、そういえば後藤隊長は漫画だと亡霊軍人相手に鉄パイプで対応してた使い手だったっけ。
警察官だから柔道・剣道の心得はあるだろうけど、実は達人クラスだったりしてなー。


803:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:15:33 D/ekGihm
俺、このスレがなかったら、ゼロ魔読まなかったと思う
このスレの人達には感謝です!

804:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:17:17 MBWREoX2
イースシリーズよりアドルを召喚とか
元々月が二つある世界だし巨大ボスとの戦闘はお手の物、ヒロイン全員に惚れられるのはデフォです
・・・でも無個性なキャラだから難しいorz

805:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:26:10 66Q22+sM
出たな赤毛の女たらし。
ギーシュくんに真のモテ道を教えてたらどうしよう。

806:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:29:08 FcnmktG0
アドルは自覚無しに女の子撃墜してる印象があるんだがなぁw
DS版イース発売はもうすぐか。

807:チキの人
08/03/19 13:29:12 ax6NU4ep
13時40分くらいになったら、投下し始めて宜しいでしょうか。
故意ではないですけど、世界観批判などになっていたらごめんなさい。
ご指摘があればすぐに避難所の方にぶち込みますゆえ。

808:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:31:44 HVcYE+Wi
ういさ

809:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:33:12 Z3gu7pHS
アドルって、そこいらで女つくってはどっか行く酷い奴
とか言われている割りに惚れられたヒロインの数って
そういないような。

自分が悪名の数々の事聞いたのはⅢが'出る前後のことだが。

あの時代のフィーナ、レア、リリアのファンって
かなりイッチャてたんだな。

810:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第三話
08/03/19 13:39:28 ax6NU4ep
 誰かが身体を揺らしてる……。
 その力は弱くて、油断すると逆に眠ってしまいそうだ。
 でも誰? チキは隣で眠ってるし、もしかしてキュルケとか? 
 そんなことを考えながら目を開けると、泣きそうな顔をした使用人が必死になって私の体を揺らしていた。
「ミス・ヴァリエール、朝食の時間は過ぎています……」
 体を起こした所でもう一度ベッドに潜りこみたくなった。
 ただ貴族と“おねえちゃん”としてのプライドで何とか堪えると、傍らで困った表情をした使用人に、何故ここにいるのかを聞いてみた。
 ふむ……キュルケに言われて。部屋を破壊したであろう張本人を良い人だなんて思ってしまうじゃないか。唯一気が利かなかったのは、私を起こせる人材じゃなかったことだけど、それはこの使用人が悪いわけではないので気にしない。
 この使用人の名前はシエスタ。さっきから妙に謙遜したり度が過ぎるほど恐縮したりして、話しにくいことこの上ない。
 平民の使用人からすれば、貴族の体を揺らして起こす他にも傍らにエルフと思われる少女が寝ていれば、怖がっても仕方が無いのかもしれない。
 ただどうしてこんな幼い顔をしてすやすやと眠るチキに対し、外見だけの判断で怖がるのかはいまいち理解できないが。
「制服を……って、そっか、キュルケに吹き飛ばされたのか」
 いろいろな事が立て続けにあったせいで、昨日来た制服のままで眠ってしまったんだ。二日連続になるけどこのままで授業に向かおう、と考えた所でシエスタが制服を差し出しているのに気が付いた。
「これは?」
「はい、ミス・ツェルプストーからミス・ヴァリエールに渡す様にと」
 ふぅん、キュルケも良い所あるじゃないの。
 一体どうやって短時間で制服を手に入れたのかは分からないけ……でかい、制服が大きすぎる、特に胸元の辺りが広く伸びている。
 仕方ないから着るしかないか。さすがに年頃の乙女としては、同じ制服のまま授業に出るのは情けない。
 ……なんか、お姉ちゃんの制服を黙って着てみた妹みたい。
 しばらくボーっとしていたシエスタだけど、私が着替え終わった瞬間に慌て始める。そっか、確かに使用人として構えているのに勝手に着替えたらまずいか。
「ごめんなさい、つい、普段の癖が出てしまったわ」
「そんな、滅相もありません、私の方こそ……」
 途端にシエスタは首を痛めそうな勢いで頭を下げる。まあ落ち着いて、何て声をかけていると、もぞもぞと隣にいたチキが動き出した。
 目を閉じたまま体を起こして、パタパタと羽が震える。そんな姿を見てシエスタは小さく悲鳴を上げたものの、睨みつけると恐縮したように身体を丸めた。
「おはようチキ」
「んん~? あれ、マリーシア?」
 ごしごしと目を擦りながら、私を見る。
 その後腕を上に伸ばしてうぅーん、と唸った後に目が開いた。
「あ、ルイズのおねえちゃん! おはよう!」
「おはようチキ、良い朝ね」
 パッチリとした大きな瞳と長い髪を揺らし元気よくチキが挨拶をする。
 私もちいねえさまのように微笑みながら返事をした。
 ぴょこんと音が出そうな仕草でチキがベッドを降りたので、私もそれに続く。
 ただ、このまま私は授業に向かえば良いけどチキはどうしよう? と、考え込んでいるとくいくいと、袖が引っ張られた。
「ルイズのおねえちゃんは、勉強するのがお仕事なんでしょう? だったら、お仕事に行って欲しいな、私なら大丈夫だから」
 ううむ、考えてることを読まれてしかも逆に心配されちゃうなんて。
 だけどそこまで言ってくれたなら、私としてもきちんと行動しなきゃいけない。
 後ろ髪を引かれる思いをしながらシエスタにチキを任せ(そのチキに抱き付かれて卒倒寸前の事態に陥ったが)私は授業に向かうのだった。

811:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第三話
08/03/19 13:40:08 ax6NU4ep
 シュヴルーズ先生の授業の真っ只中、こそこそと隠れるように教室に入る。
 丸めた背中をキュルケに引っ張られ強制的に隣の席へ。
 身体を寄せ合いキュルケは耳元で呟いた。
「なーんで連れて来ないかな、このおバカな子は」
「仕方が無いでしょう、チキが行ってくれって言うんですもの」
「もしも襲われたらどうするの、授業なんて興味ないメイジは沢山いるのよ?」
 その筆頭であるキュルケが言うかな、それを。
 ただ、私の予想はこうだ。昨日の事は教師も理解しているから多少は警戒をしているはず。
 そんな中授業を抜け出して不審な行動をとる人間がいれば、速攻で気が付く上に犯人が特定される形になる。
「あんた、だからダメなルイズなのよ」
「え、私ダメなルイズだったの?」
「ええ、ゼロからダメに格下げだわ……もしも、教師と生徒がグルになったらどうするのよ?」
 まさか、と思いながらキュルケを見た。
 かろうじて大きな声を上げなかったのは、さっきから熱心に授業をする先生に申し訳ないと思ったからだけど、元から聞いていないのだからそんなに変わらないかも。
「エルフって言うのは、ハルケギニアの人間の殆どが恐怖する代物よ? 生徒に上手い事言い包められて所業を見逃す教師がいても不思議じゃないわ」
 そうかもしれないけど……ただキュルケの考えは悪い方へと向かい過ぎてる気がする。第一疑ったらキリがないし。
 ただやっぱり隣に居させて、何かあったらちゃっかり後ろの席に移動してきたタバサとか、キュルケに守って貰ってた方がいいかも……。
「そこ、ミス・ヴァリエールとミス・ツェルプストー、そんなに私の授業が面白くないのですか?」
「い、いえ! 存分に楽しい授業です!」
「トライアングルのメイジにすればあまり興味の無い授業ですわ」
 おい、そこのゲルマニアの女は空気読め。
 事実キュルケの発言のおかげで、シュヴルーズ先生の醸し出す空気がいくらか険悪な物になっている。
「そうですか、ならば授業は出席にして置きますから出て行って結構……ミス・ヴァリエール」
「はいっ!」
「今説明した、錬金の魔法でこの石を変化させてみなさい」
 途端にがやがやとクラス中が騒がしくなる。その隙にキュルケは私に手を振りながら教室を出て行き、タバサは先ほどよりも後ろの壁に張り付く。
 私も呼ばれてしまったので、仕方なく先生の傍で呪文を唱え始めた。
 ゼロのルイズ。
 私がそう呼ばれるのは、今の今まで魔法を成功することが出来なかったから。
 火・風・水・土のどの系統も適合せずに、失敗をすれば必ず爆発を起こす。
 ファイアーボールなどの攻撃を加える魔法に限らず、風の初等魔法フライなどでも爆発を起こす。
 このまま呪文を唱えて失敗したらどうなるだろう? 爆発をしたら先生だってただではすまない。以前までの私だったら意地になってでも詠唱をしたはずだけど。
 恐らく先生は私の爆発魔法を知らない、そうで無ければ私を指名しない。サモン・サーヴァントの時に授業の先生がミスタ・コルベールに代わったのも、他の教師が私の魔法を避けたからだ。
 ……やっぱり、できない。
「どうしたのですか? ミス・ヴァリエール」
「すみません、できません」
 先生の顔に怪訝そうな表情が浮かんだ、それもそうだ。錬金の魔法なんて基礎中の基礎、簡単な材質の物なら魔法学院に入学してないメイジにだってできるから。
「私の魔法は必ずといって良いほど爆発を起こします、この距離で爆発が起きればミセス・シュヴルーズも無事ではすみません」
 納得してもらう為に説明した。
 最初は良く分からないといった表情を浮かべていたが、マリコリヌを中心とした生徒達の野次によってある程度納得してくれたらしい。
 その後、私の代わりにギーシュが呼ばれた。
 元々土系統のメイジである彼は錬金もわりと得意らしく、難なく魔法を成功させた。これは鉄ではなくゴールドですとか言ってクラス中に苦笑いを撒き散らしていたが、それを見てギーシュにちょっとだけ感謝した。
「ルイズにしては懸命な判断だったね」
 席に戻る途中でギーシュが私に声をかけてきた。
 怒るわけにも行かないので適当に流していると、思わぬ言葉をかけてきた。
「だが失敗を恐れていては何も出来ない、僕の父親の言葉だけどね」
 ……そんなこと、私にだって分かってるわよ。 

812:チキの人
08/03/19 13:42:33 ax6NU4ep
投下終了です。
何となく限りなく短いような気がしますが、第二話とそれほど容量が変わりません。
もしかしたら、ギーシュが神竜のチキにフルボッコと言う展開を予想された方がいましたらごめんなさい。
ほのぼのほのぼのしますorz

813:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:49:06 rorkgnCN
チキGJです

814:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:52:09 Z3gu7pHS
乙っす。

偶にはギーシュにもいい目を見せてやっても良いんじゃないかと。

女性関係以外で。

815:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:52:12 66Q22+sM
たまにはこういうほのぼのとした話もいいでしょう。

FEは封印の剣しかやっていませんが、マムクートのファの言動は心が和みました。

816:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:54:49 FGSAnZx7
ところでふと思ったんだが、炎の紋章が無いといずれチキは
竜の本性が抑えられなくなるんじゃなかろーか?

817:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 13:58:30 7BiQIDct
右手だったらなんとかなったかもしれないけど
このチキは左手みたいだしな
そのへんの配慮に期待

818:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 14:37:40 cnmlRZ2b
ただそれだけできれば英雄さ♪

819:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 14:45:21 dVtev353
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  
  |     (__人__)    |  
  \     ` ⌒´     /    FEやったことないから、話についていけないお……

820:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 14:47:29 dDjK/PpA BE:289396872-2BP(30)
GJ!
うんうん、
チキが絡むとほのぼの路線のほうがいいですよ。
ギーシュフルボッコは他の方々や自分に任せてねw
さて、まずはプロットを完成させねば・・・・・

821:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 15:27:52 UxhJolgU
チキか・・・
一部ラスボスなら単身ガチバトル可能なんだよな

822:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 15:43:39 CNjADoD1
おっつー。
>>炎の紋章
ああ、だから最初のチキが妙に好戦的だったのかな
ブリミルの元に送られるのはおマチさんかワルドか………

823:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 15:45:50 DwxOr8Q2
GJで乙でした。ほのぼの路線万歳!

824:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 16:42:29 W4JFLBag
水精霊騎士隊の立ち位置に特車二課が入るような感じになるのかね>特車二課召喚
でも、後藤隊長なら、単に使い魔になるような下手は打たない気がする。
逆に、ルイズを御輿に担ぎ上げたり、マザリーニに自分から接触しにいったりして、
隊の独立性を保つネタに使いそうだ。
この世界にない異質な「組織」であることの価値はマザリーニならわかるだろうし。

825:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 16:50:47 uXi5NaoD
あんまりしつこいと胸焼け起こすぜ?

826:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:15:50 t8Kt82nz
なあ結局こう言いたいんだろ?
つ「世界一身軽なお巡りさんをなめるなっ!」 

827:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:17:45 o0fXnPeE
>>826繋がり眉毛の巡査長が思い浮かんだぞ

828:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:20:53 VmoZOKNa
>>824
つーかさ、そこまで大人数で召喚しちゃうとゼロ魔キャラが霞んだり、いらない子になったりする
可能性が飛躍的に高まると言うか、それ以前に双方を十全に扱いきれる書き手は少ないと思う


829:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:23:42 6Y9DhbEP
まぁ、「男達の使い魔」みたいなのを書ける人が必要ですな。
特車二課のメンバーは男塾ほど濃くないから難易度はもっと高いだろうけど。

830:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:26:57 N0gfNQbX
セブンスターのソバつゆづけ食ったあの巡査長か

831:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:34:43 t2HXgECz
銃士ダルタニャンならぬ「長靴をはいた猫」のペロ君が召喚されますた
URLリンク(image.blog.livedoor.jp)

832:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:48:05 9XXtrfTo
>>828
世界同士を丸々くっつける感じでキャラの掛け合いを楽しむのであれば
別にスレを立ててみんなでネタ出し合って雑談中心にした方が楽しいんだろうね。
パトレイバーとゼロ魔のクロスで1スレ立てるのは需要的に厳しかろうと思うが。

833:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:53:44 HVcYE+Wi
そういえばハンター×ハンターのクロスって少ないのな。
ビスケあたり面倒見よさげだから手助けくらいしてくれると思うけど、いかんせん念能力が戦闘向きじゃないな…

834:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:55:51 VmoZOKNa
>>833
ルイズが念能力の訓練を始めて、徹底的に鍛え上げられた後にムキムキマッチョになるんですね、わかります

835:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:56:08 8oVtb3pU
長編になると、どうやってもぼくわたしの考えた念能力が出張っちゃいそうだからなぁ

836:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 17:59:33 dQa6KS6r
応用の効きそうな念能力ならいいけど、わりと使い道が限られそうなものが多いからな

837:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:01:14 g8xe0Fsa
念を教えることができるキャラ呼ばなきゃいいじゃん
普通にゴンでいいよ

838:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:05:27 8oVtb3pU
>>836
よくねーよw そういう意味じゃない

839:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:06:58 ZbbjeSyU
もうモタリケでいいがな

840:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:12:30 eXSf1STC
チキ召喚を見て多数の作品で主人公をやっている任天堂の看板エルフ系キャラを誰か召喚してくれないかなと希望。









つまりワリオを。

841:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:18:13 BIGjyS+z
ワリオってエルフだったのか……

842:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:22:08 febx+yR4
>>840

いやそれはおかしい

設定的にどうとか言う以前に、見た目的におかしい

いやファンタジー的におかしい

843:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:24:33 8oVtb3pU
>>840
お前エルフのこと勘違いしてるよ
エルフってのはまずみんな美形で、魔法が強くて、森とかに住んでて、寿命が長くて、
あとエルフの女は胸が薄くて、背が高くて、耳がながくて、うなじが性感帯で、俺のことが好きなんだよ

844:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:30:05 dHoaW6Ws
 三          三三  なぜこうなるまで放置していたんだ!
     /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
三  _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
   /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
 〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
 ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←>>843
.〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
 };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll


845:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:36:20 VX1fXgJ+
アグル呼ぼうぜ

846:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:40:17 EAD3xhPs
>>843
自重しろw
CAT SHIT ONEよりパッキー召喚
サバイバル能力は多分高いがうさぎの亜人か

847:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:43:07 eXSf1STC
>>841-843
だってほら、ワリオって耳尖ってるし、魔法使えるし、不死身だし、強欲だし、ニンニク好きだし、鼻毛長いし、下品だし、ピーマン嫌いだから
まるっきりエルフだろ。

848:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:43:09 N0gfNQbX
もういっそタイヤ6つついてて「ISUZU」とか書いてるエルフ呼んじゃおうぜ
いいじゃん。KITTだって召喚されてんだから。

849:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:48:25 FGSAnZx7
>あとエルフの女は胸が薄くて
つ胸革命
…ああ、あれはハーフだからいいのか

850:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:57:41 KVKPpNNi
何故かハーフエルフやダークエルフは巨乳の印象が強い

851:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 18:58:20 v4mR30y5
ワルドのライバルキャラのマルド召喚だな

852:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:01:05 PTqs84O3
そこはゼンダマンだろう


853:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:07:13 QgGMuKdc
古代北欧の半神族アールヴ
中近世北欧・英国の妖精エルフ
中近世ドイツの夢魔アルプ

トールキンの半神的エルフ
グローランサの植物エルフ(アルドリアミ)
フォーセリアの妖精族エルフ

いすゞ製トラック・エルフ
環境テロリスト団体・地球解放戦線(ELF)
エリトリア解放戦線(ELF)

854:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:16:15 jQeXlvSv
まあ落ち着いてこれでも聞け
動画の都合上ようつべは無理だからニコニコ動画で我慢してくれ
URLリンク(www.nicovideo.jp)

855:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:19:53 Ml5YLtNb
>>850
アーチェ「あたしのこと?」

856:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:25:21 XkVmrhiw
エルフの性感帯は耳
これは定説

857:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:25:43 aDJxauXx
称号「ぺったんこ」はお帰りください
や、別に貧乳を否定する訳ではありませぬ

858:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:42:23 VWjlj6Or
>>853

ちょw 最後の3つは違うだろww  ̄  ̄)ノ☆

859:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:47:13 Am+3zD+P
>>846
一等自営業先生かw
俺としてはオメガ辺りから佐藤大輔でも召還して欲しいね

860:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:54:17 Z3gu7pHS
>>859
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ

そんなkとしている暇があったらさっさと続きを書いて下さい。
色々なモノの。

861:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:55:07 t2HXgECz
>>851
カッコワルドでひとつ

862:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 19:55:22 wa2WvV7O
>>853
死にたいの老害メーカーelfも入れてくれ

863:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:09:19 aKbtqy8C
三沢のウォータードラゴンがワルキューレ7体を葬り去る

夢を見た

864:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:09:43 VX1fXgJ+
ルイズにネクサスが取り付くってのは

865:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:14:07 zkgfM0EA
ヤマトから真田さん呼ぼうぜ
コッパゲと意気投合してどんな危機もこんなこともあろうかと!で乗り切る

866:チキの人
08/03/19 20:15:56 5HQm53e3
上げて落とす……決まっていたこととは言え、ギーシュごめん。
そして何よりマリコルヌの名前を一話で間違えたかもしれないという不安。
二十五分から三十分の間に投下を始めても宜しいでしょうか?

元ネタが分かる人には、ジェイガンの死因はもしかしたら心臓麻痺だったのかもしれない。
そんな風に思うお話です、次回はついに虚無の曜日、デルフの出る分があるかもしれません。
この話の通りに行くとアカネイア大混乱だと思うorz

867:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:17:45 dxmZSG42
俺の嫁の(エルフ)性感帯は耳
意義は認めない

868:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:18:50 t6XDqIdo
>>859
つまりこういう事か?

ルイズ「ナカムラー!あんた、あたしの下着ボロボロにしたわね!」

ナカムラ「あれは佐藤中尉が……」

サトウ「中村、お前洗濯はもう終わったのか?」

ルイズ「やっぱりあんたじゃないの!この猿ー!」

BAOOOM!

ナカムラ「くそ……、いつか殺してやる」

こんな感じ?

869:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:19:48 P+AtWZod
どうぞ~~~

870:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:20:03 zkgfM0EA
>>860
俺と一緒に煉獄に帰ろうか

871:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:22:20 v4mR30y5
エルフキャラ召喚
>ゼロダの伝説 

872:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:22:32 t2HXgECz
>>866
待ってました!支援しまっせ~

873:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:24:14 Z3gu7pHS
支援

874:チキの人
08/03/19 20:26:12 5HQm53e3
 授業も何事も無く終わった瞬間に、私は廊下へと飛び出した。
 別に昼休みだからという理由ではなく、チキ心配になったからだ。朝に待ち合わせ場所を決めずに別れてしまった事を後悔しつつ食堂へと向かう。
 きっと、キュルケ辺りが気を利かせて食堂で待っていてくれるはずだ。という根拠の無い勘だったから外れても仕方のない賭けだったんだけども。
 いた……チキを真ん中にして左にキュルケ右にはミス・ロングビルと、三人並んで座っている。
 でもどうしてミス・ロングビルが? 何て事を考えながらふらふらと三人の元に向かう。
「あら、遅かったじゃないの。食事はもう終わっていてよ?」
 キュルケが私の姿に気が付いて、手を上げて私を招くような仕草をする。
 そんな事しなくても離れ小島にでもいるかのように、ぽっかりと開いた座席に三人が座っているので気が付くのは容易だった。
「授業を真面目に聞いている人間にとっては普通よ」
「そうですよミス・ツェルプストー。いくら成績優秀とは言え、こうも露骨に授業を抜け出していては」
 私の言葉に同意するようにミス・ロングビルも続くが、キュルケはどこ吹く風といった表情でチキを抱きしめた。
 なっ、それは私の役目じゃないの! 許可無く抱きついたりしないでよ!
「それにしてもこの子ったら少食なのね、もっといっぱい食べなくちゃ大きくなれないわよ?」
「うん、昔はもっといっぱい食べられたんだけど……」
 そういえばチキの昔の話って聞いた事なかったっけ、ちょっと興味あるかも。
 私も歩き回っている使用人にサンドイッチセットを注文して、チキの真正面に座った。
「肌身離さず持っていなさいって言われた大切な物があるんだけど、ポッケに入れてたりするとどうしても落ちちゃうの。だから、身体の中に入れれば良いと思って」
 食べちゃったの。
 ……空気が止まった、キュルケ辺りは露骨に表情が歪んでいる。
 恐らく、食べ物じゃない物を食べたのは確かだろう。
「それ以来食べ物があまり食べられなくなっちゃって」
 一体何を食べたのかな? とは誰も聞かなかった。
 それからサンドイッチセットが届くまで、不思議そうな表情をしたチキが延々と話すのを黙って聞いてるしかなかったのだ。
 曰くその代物は、建国の証と言われるほどのものだった。
 曰くその代物は、皆が苦労して集めた物で、この世に一つしかない。
 曰く、でもマルスのおにいちゃんは、笑って許してくれたよ。
 すげー、マルスのお兄ちゃん心広いなー……というか、もしかしたらバカなんじゃないかな。
 ……いやいや逆に言えば、チキはそれが許される立場の人間だったって事だ。でもなんでそんな大事な物を持ってなきゃいけなかったんだろう?
「やっぱり、おじいちゃまが置いて行った石と私の石を飲んじゃったのもいけないかなあ」
 さっきからチキの爆弾発言が続いている、ずっとチキのターン!
 チキにはきちんとものを食べさせてあげなきゃ、と意気込む私と違い。ミス・ロングビルは何事か考え込む仕草をしている。
「チキは、別に何が何でも口に入れるわけじゃないんですよ!」
 食べかけのサンドイッチを置いて、ミス・ロングビルに訴えかける。驚いたようにこちらを見た彼女は、困ったような笑みを浮かべるとゆっくり首を振った。
「違いますよ、ミス・ヴァリエール。もしかしたらここの食事が合わないのかと不安になっただけなんです」
「確かに、味付けは濃いとは言ってたわね」
「ん? そうなの?」
 私がチキに問いかけると、おずおずと頷く。
 んん、私はここの食事に慣れているからどうってことは無いけど。

875:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:28:12 jnirKbWk
ちょw飲んじゃったのか支援

876:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第四話
08/03/19 20:28:34 5HQm53e3
「こんなに豪華な物を食べたことが無いからビックリしちゃったの」
 豪華って……うーむ、そういえば昨日の夕食も多く残ってたっけ。
 確かに平民の基準で考えれば豪華かもしれないけど、チキは世界に一つだけの何かを任せられる人材だった。それを考えれば立場は上のはず……。
「ねぇ、そのマルスのお兄ちゃんって言うのは何者なの?」
 考え込む私の右前にいたキュルケが、そんな事を聞いた。
 本来なら私が聞きたかったことなのに、さすが横取りを得意とする所はツェルプストーの血ね。
「えーっと……そうだね」
 指を顎に当てて考える仕草が可愛い……いやいや、邪念よ消えなさい。
 チキが話したことによると、マルスのお兄ちゃんの周りには女の子が沢山いる。しかもその全てが美少女である。だがその人には結婚を約束してる人がいる。
 そしてチキの友達であるマリーシアという少女が言うには、優柔不断でどの女の子にも優しく、特に押しが弱いがむっつりスケベ。踊り子が隣で踊ると元気が出たといってびんびんに動き出す。
「マリーシアの言ってた事はよく意味が分からないんだけど、マルスのおにいちゃんに関することはこんな物かなあ」
 何かもっとスマートで格好良い人を想像してたんだけど、もしかしたらチキはそのマルスのお兄ちゃんに良いように扱き使われていたのかもしれない。
 私はぜーったいそんな目には遭わせないわ、と意気込んでいると、キュルケもそしてミス・ロングビルも揃って目に闘志が沸いていた。
 いや、チキは私のパートナーだからあんまり手を出さないで欲しいんだけど。
「も、申し訳ございません!」
 気合入れている最中、唐突に悲鳴に似た声が上がった。何事かと思って振り返ると、見覚えのある使用人……確かシエスタがギーシュに向かって頭を下げている所だった。
「君のとった行動のおかげで二人のレディの名誉が傷ついた。この責任をどう取ってくれるんだい?」
「そ、それは……」
 食堂全体がしんと静かになっているので、離れているのに二人の話し声が聞こえて来る。
 だけど、何でシエスタが怒られてるんだろう?

877:ゼロのルイズとマムクートプリンセス 第四話
08/03/19 20:29:08 5HQm53e3
「浮気がばれたから」
「た、タバサ!? いつの間に!」
「そろそろタバサ分が少なくなってるかと思って、それじゃあ」
 突然現れて言いたい事言って去っていく、大きな杖を持った小柄な身体が何故だかすごく大きく見えた。
「しかし、浮気?」
 振り返ると、興味無さそうに私の食べかけのサンドイッチを摘んだキュルケの姿が目に入った。睨みつけると嬉しそうに口に入れる。
「んぐ、ギーシュの女性遍歴は有名よルイズ。シエスタも運が無かったわね、アレは完璧な八つ当たりだわ」
 そういえばシエスタを紹介したのはキュルケだっけ、使用人一人一人の名前を覚えているのかと思わずビックリしたじゃないか。
 だけどどうしよう? シエスタには世話になってるけど完全に怒ってるギーシュの相手をするのはちょっとなあ。
 ……ここはミス・ロングビルに仲裁って、いねぇ!
「シエスタ怒られてるね、ルイズのおねえちゃん」
「そうね」
「今日起こして貰ったし、ロングビルが来るまで遊んでくれたんだ」
「……そうなんだ」
「かわいそうだよね、ルイズのおねえちゃん」
 ごめんチキ、コレばっかしはどうしようもないんだよ。私が下手に仲介してややこしくなってしまったら大変だもの。
 そんな風にいつの間にか隣に立っていて、切なそうな表情をしながら私の制服の袖を引っ張っても、どうすることも出来ないの。
「……こーらー! ギーシュ! なにしてんの!」
 私は走って騒ぎとなってる場所へと向かう、後ろをチキがとことことついて来て、キュルケも同様に追ってくる。
「何って、この平民の無礼な態度を咎めていただけさ」
「無礼って何をしたのよ? つまらないことだったらただじゃ置かないからね」
 ギーシュは鼻を鳴らし、やれやれという態度で説明を始めた。
 彼は友人達と友に食事をしていた、しかし不意にとあるレディから頂いた香水が胸ポケットから落ちた。
 それをシエスタが拾ったまでは良かった。
 彼はモテモテであったので、食事の際にも一年生の少女に声をかけられていた。もちろん先ほどの香水のレディではない。
 一年生の少女と話している最中、シエスタが香水をギーシュに渡した。すると目敏いマリコルヌが、その香水はモンモランシーの物だと叫んだ。
 その叫びを聞いた一年生の少女は酷く怒った、なのでビンタをギーシュに決めた後に走ってどこかに行ってしまったのである。
 話はここで終わらない、その一部始終をモンモランシーが見ていたのだ。
「というわけで、僕の頬は両方林檎になっているのさ」
 うん、格好付けて言ったのかもしれないけど格好良くないよギーシュ。
「ごめんねギーシュ、どっからどう聞いても悪いのはシエスタじゃないわ、もう一度考えてみなさいよ」
「なんだい? この平民が僕に香水を渡さなければ良かったんだろう?」
「違うわ、この香水がモンモランシーのものだとバレなければ良かったのよ」
 つまり、モンモランシーからのプレゼントではなく、たまたま拾った物だとギーシュが言い訳できる。その要素を限りなく失わせた人物がいる。
 その事に気が付いたのか、シエスタに怒りの目を向けていたギーシュは、今までの事などどこ吹く風とばかりに食事を続けていた人物を睨みつけた。
「マリコルヌー! 僕と、僕と決闘をしろ!」
「さ、行きましょうかチキ」
 オドオドした仕草で、私とギーシュの方を見たりしていたシエスタも、やがて興味が無くなったのかやがて仕事に戻って行った。
 キュルケもマリコルヌとギーシュの決闘というのには興味が無いらしく、チキを不意に抱きしめたり、左手のルーンを珍しいなんて褒めながら私を怒らせた。
 ……そういえばお昼ご飯をそんなに食べてなかった、と気が付いたのはチキを隣に座らせた午後の授業中の事だった。

878:チキの人
08/03/19 20:30:33 5HQm53e3
タイトルの打ち忘れしました。ジェイガンの呪いでしょうか。
投下終了です……戦闘orz

879:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:32:00 t2HXgECz
乙でした~
マリコルヌぐっじょぶwww

880:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:37:45 Z3gu7pHS


そうか、そういう手もあったんだw

881:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:40:17 FVsnp4Fd

これは新しいパターンだなwww

882:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:43:25 wde6Dfp2
乙。発想の転換だなw
決闘回避には「使い魔が平和的解決を望む」か「ギーシュが香水を落とさない」しかないと思ってた。

883:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 20:55:49 i4oU7lX8
乙!

意外な盲点だったぜ!

884:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:04:26 bmErnSUk
乙です

すげぇ!ルイズすげぇよ!
見事な話題の反らし方だ!

つかタバサ、何タバサ分てw

885:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:07:09 WQ7uQGtN
乙。
お願いだ、せめて王子って所だけでも説明してあげてくれ……。

886:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:14:31 WQ7uQGtN
ああ、>>885 の下の分はチキに対しての発言だと思って下さい職人様。


887:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:24:41 dDjK/PpA BE:578793874-2BP(30)
乙!
なるほど、これは確かに新しい。
もしもチキがギーシュと対決なんて事になったら・・・・・・
ああ、家庭教師のマリコの二の舞になってしまう。

888:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:27:49 R/pJZ6nd
ゼルダ書こうかなぁ・・・本当はハーフライフのバール好きの主人公の奴でも書こうかと思っていたんだけど。

ま、実際迷っていたんだけどさ。今日、スレ見たら書きたくなってなw
明日明後日にでも投下したいな。

889:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:32:13 LBUvk0pB
横綱大社長から大磨仁が召喚されないかな…
貴族主義を掲げるレコンキスタに対して、相撲主義でハルケギニアを改革するとか
虚無の魔法は横綱素子(ヨコヅニウム)を活用するとか

890:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:40:40 aTQig2fC
人間が進歩したのは、人間が何も持っていない生き物であるから、という話を聞いたことがある。
だからこそ考え、発明をし、進歩し続けてきたのだとも。
全てが魔法でまかなわれているハルケギニアでは、進歩して魔法の優位性が失われてメイジの地位が脅かされないように見える。

そういう意味での世界を脅かしかねないキャラクターは、虚無の王の武内空以外に誰か召喚されていましたっけ?

891:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:44:29 bmErnSUk
アトリエシリーズから召喚されて錬金術を広めた「ヘルミーナとルイズ」のヘルミーナと「ゼロのアトリエ」のヴィオラートとか。


892:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:44:56 VmoZOKNa
>>888
本気で投下するのなら、もう少し時間をかけて書いたり推敲したりした方がいいぞ


893:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:45:50 t2HXgECz
>>889
そんな作品があるのかとググってみたがなんじゃこりゃw
URLリンク(ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com)

894:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:47:00 72m06+g4
そういや煉獄の虚神は、記すことさえ憚られる奴が不明だったなあ。
何かの間違いで王子護ハウゼンが来ようものなら……

895:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:48:23 R/pJZ6nd
>>892
ま、そうでしょうなぁ。思いつきでやっていいのはじゃんけんか独り身の外食ぐらいか。
ちょっと練ってみますわ。

896:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 21:56:32 VX1fXgJ+
ただそれだけできれば英雄さ

897:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 22:25:35 tMKyTYCn
記すことさえ憚られる奴は空飛んでなかったか?

もしかして真「記すことさえ憚られる」は
ホームレス⇒女子小学生のペットになった
全裸レディの方なのか

898:いぬかみっな使い魔
08/03/19 22:33:00 P+AtWZod
すいません、進路クリアでしょうか?
予約が無くて感想タイムも確保できるようなら5分後程度を目処に
投下開始したいと思うのですが。

899:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/19 22:33:50 Z3gu7pHS
進路オールグリーン

900:いぬかみっな使い魔
08/03/19 22:39:34 P+AtWZod
では投下します。第8話です。実質第7話な8話です。
前回は実質6話な7話だったのに8話と書いてしまいすいませんでした。


 召喚二日目の夜、ルイズの部屋あらため啓太の部屋にて。
「啓太様! もう夜遅いです、早く寝ましょう!」
「しくしく」
ともはねが、グンゼの熊さんパンツ一丁の(一部の人には)悩ましい格好で
ベッドに誘う。ツインテールにしていた髪留めも取ったので、
背中に長い髪が流れており、一部が乳○のような微妙なところを隠している。
(すいません、規制はいりましたので髪はツインテールじゃないのです)
時々ちらりと乳○が見えたりもするのであるがするぺたに興味の無い
啓太はまったく気に留めない。
「ああ、もうちょっと待っててくれ、これを書いてからな。」
「しくしく」
啓太は、昨夜に続き気づいたこと、これから確かめるべきこと、
人の名前と人評等をノートに書いていた。何が役に立つのかわからない。
こんな孤立無援の環境で生き抜くために、啓太なりに努力をしているのだ。

「ふむ、後は電圧計と電流計だな。ついでに電池っと。」
「しくしく」
 啓太はバッテリーをパソコンにセットして百科事典を開き、
電圧計と電流系の基本構造を書き写す。終わると素早く電源を切り
バッテリーを抜く。モーターの構造は頭に入っているのでこれも記入する。
「電圧の数値は複数のバッテリーと電池を基準にすれば何とかなるな。」
「啓太様~~」
「後は機械にも強い土系メイジの協力が必要だな。けど、いるのかな?」
啓太は悩む。
「しくしく」

「啓太様~~~はやくうぅん!」
ともはねが、毛布からきゃしゃでなめらかな肩を出してベッドに誘う。
単に添い寝をねだっているだけなのだが、一部特殊な嗜好をする人ならば
鼻血を吹きながらルパンダイブしそうな光景である。
しかし啓太はスルペタには興味が(後略)

「ていうかなんで私が床なのにケータの使い魔のあんたがベッドなのよ!」
 部屋の隅で毛布に包まっていたルイズが我慢しきれなくなったようだ。
「え~~と、罰だから?」
ともはねが、ちょこんと首をかしげて答えた。
「な、なに使い魔の分際でえらそうに言ってるのよ! いい、私はね!」
「ルイズ。それは現在進行形で拉致誘拐してるのを何とかしてから言え。」
「うう!」
啓太は顔も上げずに言い放つ。内心では良心がとがめているのだが。
「でもでも、朝起きると体中がいたいのよ!」
「昨日とまったく同じやり取りだな。もすこし口調を何とかしたほうがいいぞ。」
「なによ、私はヴァリエール公爵家の3女で(略)」
「平貴族がでかい口利くな。せめて言葉遣いと高慢な態度を直せ。
上に立つものの義務で最大のものの一つは仲良くすることだぞ。」
「仲良く?」
「隣の領地の領主と仲良くなれば攻め込まれる事が無いどころか助けてくれる。
領民と仲良くなれば税をとるときに余計な手間は必要ない。王様と仲良くなれば
無理難題を吹っかけられることも無い。ちょっと愛想良くするだけでそれだけの
効果がある。例えばともはねの心象悪くしていい薬が出来ると思うか?」
「そ、それは!」
固い床に寝る屈辱で忘れていたことを指摘され、ルイズは青くなった。



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