08/01/11 01:11:54 MmujKXTd
>>889
解ってはいるけどあのエンディングが結構好きだったのさ
因みに組み合わせは勇人とカシス
ところでナイト繋がりでみつめてナイトの主人公、東洋人召還とか……メタな三択が脳な(ry
ボンボンと言えばボンボン坂高校とかもですね
896:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 01:18:13 mhnw7qnz
>>895
>ボンボン坂高校
部長召喚か
ギーシュ貞操の危機か
897:オッツ・キイムの使い魔
08/01/11 01:22:25 QiJucP2r
あけましておめでとうございました。
100スレ目おめでとうございます。
投下してもよろしいでしょうか?
898:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 01:24:21 IyArfXtZ
支援
899:オッツ・キイムの使い魔 1/6
08/01/11 01:25:23 QiJucP2r
吟遊詩人は歌い伝える。
この大陸の伝説を――
時間と空間をさまよう世界。
うつろう時間を紡ぐ言葉。
言葉はやがて証となり、全ての時間と世界を繋ぐ。
××××××××××××××××××××××××××××××
がしゃんがしゃんと、窓に激しく何かがぶつかる音。
タバサは目を覚ました。
心地よく暖かい寝床の中で、まだ覚醒しきらない脳が、あといくらかの眠りを求める。
しかし音はますます大きくなるばかりだ。"サイレント"でもかけようかと思ったが、このまま窓を壊されたらシャレにならない。
仕方なく体を起こすと、窓の外いっぱいに青い姿が見えた。
昨日召喚したばかりの使い魔、風韻竜のシルフィードである。早く早くとせがむように、首の側面で窓を叩き続けている。
最高に嫌な予感がした。
窓を開けたら、ろくでもないものが入ってきそうな気がした。
しかしこのままというわけにもいかない。タバサはしぶしぶベッド脇にあった杖を手に取ると、"アンロック"のコモンを唱えた。
途端、シルフィードの首が窓から勢い良く侵入する。
口の先に、何かを咥えたままで。
「う…わぁっ!?」
床に投げ出された何か、黒髪の人間が叫ぶ。どうやら頭を打ったようだ。
頭をさすりながら、ええと、えーと、と戸惑っている様子だった。
「…お、おはよう」
その衣類はシルフィードに捕まっていたためか、引き上がり、捩れ、一部が大きく破け、とんでもないことになっている。
具体的に言うと、上半身の正面についている瑞々しい一対の膨らみの右側が、ばっちり丸見えになっていた。
「胸」
タバサに言われたその人物は、意味がわからずきょとんとする。
タバサの胸元を見て、違うと首を振られ、やっと自分の体に視線を落とす。それから、たっぷり5秒ほど硬直してから、「うわあああああん!?」と慌てて胸を隠した。俯いた耳は真っ赤である。
そんな乙女の騒ぎをよそに、シルフィードが今にも泣きそうな声をあげる。
「おねえさまおねえさまおねえさまぁ~! どうしよう、バレちゃったのね! きゅいきゅい!」
タバサは思った。ああやっぱりろくでもないトラブルが入ってきた、と。
シルフィードの言い訳はこうである。
朝、空の散歩を楽しんでいたら、ヴェストリの広場に模様のようなものを見つけた。
広場近くの屋根に降り立ち眺めたところ、それは広場いっぱいに土で描かれた人物画だった。
その大きさと上手さに驚く。
なにこれすごいの! だれが描いたのかしら! きゅいきゅい!
そう人間の言葉で大はしゃぎする。自分一匹しかいないはずの屋根の上で。
しかし背後で、あ、という驚いたような声が聞こえ、仰天して振り向くと――この少女がいたのだった。
「だってだって、屋根の上に人がいるなんて思わないのね!」
それがシルフィードの最後の言葉だった。
目立つことを嫌ったタバサに、説明後、さっさと部屋を追い出されたのだ。
以上が、今回の真実であり真相である。
900:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 01:27:10 KvObXKBh
支援
901:オッツ・キイムの使い魔
08/01/11 01:29:21 QiJucP2r
何故か投稿できない…?
すいません、もうちょっとお待ちください。
902:オッツ・キイムの使い魔
08/01/11 01:32:45 QiJucP2r
すみません、何だか駄目っぽいので代理スレでお願いしてきます。
行数もサイズも大丈夫だと思ったんですが…なんでだろう。
903:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 01:56:36 wrTzzlKH
2レス目からでいいかな?
904:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 01:57:35 ORKkAyEF
支援
と思ったが誰も代理投下しないのか?
自分でやれ?携帯だから無理
905:オッツ・キイムの使い魔 2/6
08/01/11 01:58:31 wrTzzlKH
『はぁ、ナルホドねぇ…』
タバサの部屋で事情を聞いたレムは、バレたことを困るべきか、助けて貰ったことに安堵すべきか、
それともウリックのうっかりサンっぷりに呆れるべきか考え、何ともいえない微妙な表情を浮かべた。
『とくかくアリガト、タバサ』
タバサは首を横に振る。
「交換条件」
淡々としたタバサの言葉に、ウリックは目に見えて落ち込んだ。
最初、このことはレムには伏せられる予定だったのだ。
女であることを秘密にして欲しいと懇願したウリックに、タバサはこれ幸いと交換条件を突きつけた。
すなわち、韻竜であることを秘密にしてくれ、と。
無論ウリックは快諾した。そもそも交換条件などなくても、他人の秘密を吹聴するような少女ではない。
しかし彼女は同時に、全く嘘がつけない性格でもあった。
韻竜のことを伏せて話しても、何か隠していると態度でバレバレ。長い付き合いのレムを欺けるわけもなく、問い詰められるうちにうっかり口を滑らせ。
この通り、全てを洗いざらいブチ撒ける破目になったのだった。
「本当にゴメンね、タバサ…」
うなだれて謝るその姿は、なんだか子犬のようだった。耳としっぽが垂れ下がった子犬。ようするに、やたらと可哀想。
黒い瞳はうるみ、きゅうん…という鳴き声まで聞こえてきそうだ。無論幻聴だが。
そんな年下の少女を、心ある人間が責められようか。いや責められまい。
「…妖精だから、いい」
でも他の人間にはバレないようにして。タバサはなるだけ優しい響きで、でもあまり感情を表に出さないようにしながら、そう言外に含める。
ウリックはキッと顔を上げ、真剣な表情でタバサを見つめた。
両手を拳に固く握り締め、その瞳には炎が宿っている。無論幻だが。
「タバサ! ボク、次はガンバるよ!」
そんなに気合を入れられても。というか次があると困る。頑張るって何をどうやって。
色々ツッコミ所があったが、むしろありすぎたので、とりあえずタバサは頷いておいた。
『そーよ! もうバレちゃったモノは仕方ナイわよう♪ 次よ次!』
妖精の方はやたらと気楽だ。あんまり気負われても困るのだが、これはこれでちょっと心配だ。
『…ところで、ひとつ疑問なんだケド。
どーしてウリックってば、屋根になんかのぼってたの?』
それは確かに謎だった。
シルフィードが驚いたのも無理はない。メイジは"フライ"が使えるが、普通は屋根になど上らない。貴族だからだ。
ましてや彼女は平民で魔法も使えない。自分でわざわざ上るなんて、そんな馬鹿なことをする人間がいるわけない。
もしや、誰かに魔法で飛ばされたのだろうか?
ええと。ウリックが話し出す。
「高いトコにのぼったら、なんとなく道わかるカナーって思って」
それで自力で木登りして、頑張って屋根に上がったらしい。
あのぐらい高い木登ったのって久しブリだったナー、と楽しそうな姿を見ながら、タバサは正しくウリックを理解した。
すなわち、お馬鹿である、と。
タバサはウリックに荷物を渡すと、ふいに口を開いた。
「あなたの」
「なに?」
「格好。何故男装を?」
少し間があってから、ウリックは笑って言った。
「その…色々あって」
タバサはそれを見つめて、ならいい、と小さく呟く。
それ以上は追求しなかった。
906:オッツ・キイムの使い魔 3/6
08/01/11 01:59:52 wrTzzlKH
ウリックは荷物から新しいさらしと針と糸を取り出し、少し悩んだ末、先に服を繕うことにした。
ちなみに現在は、タバサに借りたタオルを胸に巻いている。標準よりもやや小ぶりの膨らみが、薄い生地をやんわり持ち上げている。
破れた服をちくちく修繕していく。その手つきは慣れたものだ。
ちくちくちくちくちくちくちくちく。
ちくちくちくちくやっていると、タバサがその正面に座った。
ちくちくちくちく、なんだろうと首を傾げる。
ちくちくちくちくちくちくちくちく。
タバサはさらしを手にすると、ウリックの胸を指差した。
「私が巻く」
ちくちくちくちくちくちく。え?
ちくちくちく。ちく。
ぴたり。止まった。
「…え、えええええぇぇぇええっ!?」
座った体勢のまま後ずさる。
「まままま、巻くってさらしを!? 胸に!?」
『…アンタ、そーいう趣味なの?』
真っ赤な顔であわあわするウリックと、ジト目で睨むレムに、タバサはあくまでも冷静に言葉を返す。
「もうすぐ朝食」
つまり時間がない。まだ繕い終わるまでは時間がかかりそう。
だからその間に、タバサがさらしを巻いて時間短縮する。そういうことだった。
非常にとてもものすごく理路整然としていて、何の不自然さもあるわけがない理由であった。
決して、さっきうっかり口を滑らしたことに対する報復だったりはしないし、ころころ表情が変わる少女を見ていて
普段は押し隠しているお茶目な悪戯心が湧き上がってきたりしたからであろうはずもない。全然ない。
朝食の時間までは意外と余裕があるような気がするのは気のせいだ。
「ででででで、でもでもっ! でも……レムぅ…」
ウリックは服をぎゅーっと抱きかかえ、涙目でレムに助けを求める。
『そんなのダメに決まってるじゃナイ!』
「レム…!」
少女は頼もしい仲間の言葉に、喜びと安堵の笑顔を浮かべ、
『だったら私が巻くわ!』
「レムぅ!?」
そして3秒で砕けた。
『せっかくの申し出悪いケド、ウリックのコト、初対面のアナタに任せるワケにはいかないわ!』
ビシッとタバサに指を突きつける。
おふざけでなく本気で言っていたりするあたり、この妖精も結構な天然だ。ついでに過保護である。
「小さいから無理」
ぴしっとタバサが切り返す。ううっと唸るレム。
レムのサイズでは、始点である片端を押さえておくことができない。そして力も足りない。
胸の膨らみを押しつぶすためには、結構な力でさらしを引っ張らなければいけないからだ。
「ドッチでもハズかしーってばぁ! ボクの意見聞いてよう!」
あうあう泣きつつ訴えるウリックだが、その声はどちらにも届かなかった。ちなみに聞こえてナイのがレムで、聞く気がないのがタバサである。
ウリックは神様やら目付きの悪い勇者やら金髪の王子やらに内心必死で助けを求め祈ったが、目の前の2人を止められる者など、はたしてどこにもいなかった。
結局、ひたすら無言でさらしを突きつけるタバサに、かなり押しに弱いウリックと、条件的に不利だったレムは負けたのだった。
907:オッツ・キイムの使い魔 4/6
08/01/11 02:00:25 wrTzzlKH
タオルの取り払われた素肌に手を這わせ、タバサはさらしを巻き始めた。
普段日に当たらないからだろう。腕よりも色素の薄いその場所は、恥ずかしさのためか、淡いピンクに色付いている。
見上げればウリックと目が合った。赤い顔をして、黒い瞳は涙で潤んでいる。
目線を戻し作業を再開すると、頭上でウリックの動く気配がした。服を繕い出したのだ。
妖精はタバサの頭の後ろ上あたりにいて、ウリックの服の端を持っているはずだ。
裁縫する上半身裸の少女の懐に潜り込んでさらしを巻く少女。かなり倒錯的な光景だ。
そうしてタバサは考える。
どうして自分はこんなことをしているのだろう、と。
報復、悪戯心、確かにそれもある。しかし、それだけの理由でこんなことをするほど、自分は酔狂な人間ではないつもりだ。
タバサがさらしを引けば、マシュマロのような弾力のあるそれは、簡単に押しつぶされた。
おそらく、と巻き続けながら思う。
彼女のことが気になって仕方ないのだ。
自らを偽る姿、モノとして扱う主人――そこに、自分の姿を重ねてしまったから。
明るく無邪気なその姿に、まだ『シャルロット』だった頃の自分を重ねてしまったから。
わかっているのだ。彼女と自分の境遇はおそらく全く違うし、例え似ていても、自分には目的がある。余計な面倒に首を挟んでいる暇などない。
けれど。
何故男装をしているのか、そう訊ねた時。ウリックは一瞬、ひどく辛そうな顔をした。そうしてから笑ったのだった。瞳だけは、深い悲しみを残したままで。
それを見たら、もう駄目だった。
わかっているのだ。これは単なる自己満足で、彼女のためにも、そして自分のためにもならないかもしれない。
それでも。
誰にも甘えることを許されない『シャルロット』の代わりに、せめて、せめて彼女は、そんな顔をしなくていいようにと。そう願うことを止められなかったのだ。
だから自分は、彼女のことが気になって仕方がない。
右腕が脇腹をかすめて、ひゃ、とウリックがくすぐったそうに身をよじった。
(………。)
もう一度脇腹を、今度はさっきより長く強くかすめてみると、うひゃああ、とプルプル震えた。
(……♪)
タバサは思う。
そう、自分が彼女に対してこんなに構うのは、彼女のことが気になるからであって。
決して、子犬みたいでなんだかちょっと苛めたくなるとか、反応がかなり楽しいとか、そういう単純な理由では決してないはずだ。
決して。絶対。たぶん。…きっと。
908:オッツ・キイムの使い魔 5/6
08/01/11 02:01:39 wrTzzlKH
服を繕う手が止まっている。
タバサが様子を伺うと、ウリックは自分の右手の甲を眺めていた。
あのヴァリエールの言葉を聞いて、後悔しているのかもしれない、と思った。
まるで所有物扱いのあの言葉。
偶然のような事故で使い魔となってしまった彼女にとっては、かなりの屈辱だろう。自分の運命を恨み、悔やんでいるのかもしれない。
使い魔の証であるルーンを見ながら、自分の主人のことを思い出しているのだろう。そうタバサは思っていた。
「ねぇ、レム」
だから、次に少女の口からその言葉が飛び出すことなど、あまりにも予想外だった。
「この文字…"ヴィンダールヴ"って、なんなのカナ?」
タバサの手がすべり、胸を強く押してしまったため、ウリックは「ほわあっ!?」と間の抜けた声をあげた。
『なに、どーしたのヨ?』
レムが何事かと声をかけた。
タバサがウリックを見上げる。その顔には、珍しくはっきりと驚きが浮かんでいた。
「タバサ?」
「…これ、読めるの?」
「うん」
当然、というような声だった。
使い魔のルーンを見る。ハルケギニアで4系統の魔法に使われるルーンと同じだ。
しかしタバサには、それを"ヴィンダールヴ"と読むことは出来なかった。自分達の読み方では、ただの意味のわからない文字列としか読み取れない。
ありのままそう伝えると、2人は顔を見合わせる。答えたのはレムだった。
『実はネ、私たち、ハルケギニア出身じゃナイの。
オッツ・キイム…ルイズがいう東方から召喚されたの』
曰く、オッツ・キイムのルーン文字は、マジックワードであると同時に、公用語でもあるらしい。
そしてオッツ・キイムに倣えば、このルーンは"ヴィンダールヴ"と読めるのだという。
『ウリックがオッツ・キイム出身だから、ルーンもオッツ・キイム風になったとか?』
ありえるかもしれない。人間の使い魔は初めてだから、どんなイレギュラーがあってもおかしくない。
しかし今は、それより重大な問題があった。
「それで…タバサは、"ヴィンダールヴ"ってなにか知ってる?」
問いかけられたタバサは、ウリックの右手のルーンを眺め、自分には読めないことを再確認した。
この文字列が、"ヴィンダールヴ"であるのならば。
まさか、この少女が、この何の変哲も無さそうな少女が、伝説の使い魔なのだろうか?
ありとあらゆる獣を操るという、今やおとぎ話のような伝説の、あの?
『…なにか知ってるのネ?』
タバサは小さく頷いた。
「でも、確証がない」
6000年も前の伝説だ。真偽のわからない説が山のようにある。"ヴィンダールヴ"が本当は剣士だったかもしれないし、本当は伝説でも何でもないかもしれない。
そもそも、このルーン自体、他に読み方があるのかもしれない。
もし確証の無い伝説を押し付ければ、ウリックの重圧になるだろう。口に出すのは躊躇われた。
「わかったら教える。それと、ヴァリエールには言わない方がいい」
「ヴァリエールって…ルイズ? なんで?」
「言わない方がいい」
それだけ言うと、もう話すことはないとばかりに、タバサは作業を再開する。
ウリックを所有物扱いしている今のヴァリエールに、"ヴィンダールヴ"のことを知らせるべきではない。
タバサは考えたのだ。もしもヴァリエールが知ったらどうなるか。
彼女は使い魔を再評価するだろう。しかしその評価は、伝説に対する評価であって、ウリックという意思ある個人に対する評価ではない。
ウリックがウリックとして認められてからでも、教えるのは遅くないはずだ。
そしてそれは、そう遠くないうちだろうと予想した。
ルイズは、わがままで意地っ張りでプライドが高くて暴走しやすい。けれど、性根は真っ直ぐな少女だと、
自分の友人が――最後のははっきりと言わないけれど――しょっちゅう話題にしているからだ。
上から布を捲る音がする。ウリックも作業を再開したようだった。
909:オッツ・キイムの使い魔 6/6
08/01/11 02:02:10 wrTzzlKH
「けっこー時間かかっちゃったケド、朝食間に合う?」
ウリックが心配そうに訊ねた。
その姿はすっかり少年のものになっている。服の破けた部分も、胸の膨らみも、まるで最初からなかったかのようだ。
タバサは頷く。色々あったが、時間としては予定の範囲内だ。
廊下へ続くドアを開ける。
ひらりと落ちたそれに気づいたのはレムだった。
『なにコレ?』
拾い上げたのはメモだった。どうやらドアの隙間に挟まっていたらしい。
『もしかしてコレが、ハルケギニアのコモンワード?』
読めなかったのでタバサに渡す。
レムの予想通り、ハルケギニアの公用語で書かれたその文章を、タバサは音読した。
[ 私は先に食堂に行きます。
使い魔は立ち入り禁止だから、絶対、食堂には来ないように。 ルイズ ]
それは書いた人間の気持ちが雄弁に伝わってくる書き殴りっぷりで、タバサは読むのに少々以上の苦労を強いられた。
『食堂はダメって…ぢゃあゴハンはどーすればいいのよう! ルイズのバカ、ケチ、いぢわるー!』
きゃいきゃい叫ぶレムに、タバサは冷静にアドバイスする。
「厨房。食堂の裏」
『そこでゴハン貰えるの?』
「たぶん」
『きゃー! タバサやさしー!』
喜んで首元に抱きつくレム。悪い気はしないのか、タバサもそのままにさせている。
『…あれ?』
しばし戯れてから、レムはようやく異変に気づいた。
ウリックが会話に参加せず、じっとドアを見つめていたのだ。
『どーしたの? 食いしん坊サンだから、どーしよーって真っ先に騒ぐかと思ったのに』
「ボクだって、食べ者のコトばっかり考えてるワケじゃないモン」
ちょっと拗ねたように頬を膨らませるウリックに、レムはくすくすと笑った。
『じゃあなに考えてたの?』
「ん~…」
ウリックはもう一度ドアを見てから、タバサに視線を移した。
「ねぇ、タバサ。厨房で冷たい水って貰えるカナ?」
910:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 02:03:07 1QXcW6Wn
誰もいないと見せかけて支援
911:オッツ・キイムの使い魔 -代理完了-
08/01/11 02:04:18 wrTzzlKH
『オッツ・キイムの使い魔』第5話、投下完了。
支援ありがとうございました。
ルーンの設定ですが、一部避難所設定スレを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
ちなみに原作のオッツ・キイム世界では、北欧のルーンをアルファベット変換し、
それをローマ字(もしくは簡単な英単語)として日本語文法で扱っています。
---------------------
ここまでです。
どうかよろしくお願いします。
-----------------------
代理投下完了
2/6について、非常に長い行がいくつかあったため、1行辺りの文字数が原因と思われます。
他数箇所で、まことに勝手ながら改行を追加させて頂きました。
あと、オッツキイム文字の話を思い出した瞬間に思った
「あぁ、これがやりたかったんだな、この作者殿」と
912:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 02:44:03 By9leDKE
夜麻作品は好きすぎて困る
オッツキイム文字解読に挑んだヤツ
ちょっとでてきなさい。
あとロト紋のルーン解読したヤツも
913:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 03:21:11 UAtEumO5
ちくしょう、キャプテン翼とかアストロ球団とかをネタに小ネタでも一本やれ
そうな感じするけど難しいぜ、やっぱスポーツ関係は相性悪すぎるか・・・
914:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 03:24:35 TCvXdnnj
前に出た明日のジョーとのクロスは秀逸だったなぁ
915:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 03:57:33 KvObXKBh
オッツキイム乙ー。
何時の間にか自分の中でお気に入りになってきてる。
916:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:22:04 3UPglYXW
皆さんお早う御座います。
投下予約無さそうなんで、25分から投下始めて宜しいですか?
917:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:26:13 3UPglYXW
では問題無い様なので投下します。
ゼロの夢幻竜 第十八話「深海の宝珠(後編)」
「凄い……!元の世界では噂しか聞いた事無かったけど、『こころのしずく』ってこんなに凄いんだ!」
改めて『こころのしずく』の力に驚嘆するラティアス。
しかし自分の体に起こった変化はそれだけではない。
自分の左手にあるルーンが眩しく輝いていた。
そして体も何故か軽く感じられた。
この軽さなら元の世界にいた同種生物の一つ、ハネッコといい勝負だろう。
全速力で飛べといわれたら今までの速度の倍近い速さで飛べそうだ。
ラティアスは小さく呟きながら先ず様子見とばかりに、割合小さい体と凄まじい速さを利用してゴーレムの周囲を飛んでみる。
その様子はさながら大きな獅子の体を駆け回る鼠といったところだろうか。
流石にゴーレム、もといフーケは我慢ならなくなったのか、ゴーレムの巨体をいかん無く生かして攻撃を行う。
しかしそれらは常に間一髪のところでかわされてしまう。
対してラティアスが自分の『技』であるミストボールを一発試しに放ってみる。
結果は……ラティアスの予想したとおりだった。
当たったゴーレムの左腕の肘から下が跡形も無く消え飛んでいたからである。
使い魔になる前までの自分の力なら、崩す事さえ難しかったかもしれない。
しかしゴーレムとてやられた場所をそのままにしているわけがない。
ほんの少し目を離していた間で、消え飛んだ部分に新しい腕が生えていた。
ならばと今度は角度を変えながら両足に一発ずつ、そして胴体の真ん中に三発喰らわせてみる。
確かに足が?げてゴーレムはその場に崩折れるが、直ぐにまた足を生やしてこちらに向かって来る。
また胴体はよほど頑丈に出来ているのか、表層面ががらがらと崩れただけで風穴が開くわけではない。
更に動きは一時的だが緩慢になるものの、完全に止まるほどのものではなかった。
お返しとばかりにゴーレムはその腕と足を異様なまでの速さで振り回す。
宙返り、捻り込み等、必死に回避行動を取りながらラティアスは低く呻いた。
「『こころのしずく』を使っても上手くいかない!……やっぱり駄目なのかなあ?」
「嬢ちゃん。そいつぁ違うぜ!」
突如喋りだしたのは、何かあった時の為に一応背中に背負っていたデルフだった。
唐突に話しかけられた事で、ラティアスは一瞬ゴーレムの動きに反応するのが遅くなってしまった。
そして右側からもろに喰らったゴーレムの拳で彼女はその場から50メイルほど遠くに飛ばされる。
気を失いこそしなかったが、開口一番ラティアスはデルフに対して文句を言った。
「いきなり話しかけないで下さい!」
「それはいい。それよりも嬢ちゃんさっき随分と弱気な事を言っていたな。良い機会だから教えるぜ。ぶっ壊れた所を再生するっていうのは操り手であるメイジの精神力をかなり磨り減らすことなんだよ。
あんなデカ物、作って操るだけでも結構きついのに動かしながら作り直すのはそれ以上にキツい行為なんだぜ。」
しかしその話の最中でもゴーレムはお構い無しに攻撃を加えてくる。
フーケが本気を出したのか、ゴーレムの一部は今や頑丈そうな鉄に変わっていた。
デルフはそれも意に介せずラティアスに向かって話し続ける。
「精神力は魔力の量と同じような物だ。いつか必ず再生がおっつかなくなる時が来るだろうさ。それにやっこさん、今あのゴーレムの一部を土より固い物にしたろ?
それでおまえさんをしとめようっていう算段なんだろうが、裏を返せばそんな作戦に出なけりゃいけないほど追い詰められてるって事なのさ。
何しろただ土をゴーレムの形にして動かすより、土に『錬金』の術をかけて鉄にしてからゴーレム作って動かす方が、遥かに精神力を使う事になるからな!」
918:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:26:34 3UPglYXW
それを聞いたラティアスはふと考える。
ならば今の攻め方を暫く続けていれば道はある。
例え、自分の身を不可視化してフーケをゴーレムから叩き落とした所で、大量に精神力が残っている状態でそれをすれば魔法で対抗されてしまう。
ならばゴーレムの修復に精神力を使わせ、その後如何なる簡単な魔法も使えない様にしてからとっちめたって遅くはないだろう。
再びミストボールの応酬をゴーレムに浴びせる。
するとデルフの言った通り、再生はするものの若干そのスピードが遅くなっている事に気づいた。
この調子で行けば或いは……
ラティアスは更に威力と大きさを増させたミストボールを次々に放った。
その為ゴーレムを中心とする半径50メイルに渡って朦々とした霧が立ち込める。
ルイズ達はその場から大分離れていたところで事の成り行きを見守っていたせいか、それに巻き込まれる事はなかった。
その霧の中をラティアスが高速飛行の状態で飛んでみると霧が段々と晴れていった。
そもそも霧というのは大気中で飽和状態になった水蒸気の事である。
体毛がじっとりと濡れていくのを感じたラティアスは、数回身震いをして水気を一気に落とす。
そして霧の中からゴーレムが姿を現した。
相変わらず一部を鋼鉄化した腕も足もあり、なんてことはない様に立っている。
ただ最初の時に比べるといやに痩身の様子を呈している。
間違い無くフーケの精神力は限界に達してきているようだった。
ラティアスは一旦距離を取り、もう一度出力を上げたミストボールを放とうとした。
しかし……それが出来ない。
如何に集中しても霧を包んだ強烈な旋風は口元から現れる事はない。
まさかもう出せないっていうの?いや!こんな肝心な時に!
呆気に取られるラティアスを前にしたフーケは小さく嗤う。
「ちっちっちっ。最後に笑うのは私のようだねえ。なんだかんだ言って今日はツイてるよ!」
そしてその次にはゴーレムの強力な一撃がラティアスを襲っていた。
彼女は勢いに任されたまま地面に叩きつけられる。
そこは丁度ルイズ達が身を寄せ合いながら集まっていた所の傍だった。
と、その時ルイズが杖を握り締めてゴーレムに向かっていった。
「ご主人様!戻って下さい!」
しかしルイズはラティアスの声に止まる事はおろか振り向きさえもしない。
彼女は何やら呪文を詠唱し杖を振ってみる。
だが起こるのはいつもの様に爆発だけで、それ以上の事もそれ以下の事も起きない。
しかも鋼鉄に変異した部分に向けて打った事が不味かったのか、相手の体にも動きにも全く異変は見られない。
「ちぃっ!邪魔だね!今すぐ潰してやるよっ!」
言うが速いかゴーレムはルイズに向かって鋼鉄化した足を振り下ろす。
だが疾風(はやて)の如く駆けつけたラティアスによって彼女は救われた。
ラティアスに羽交い絞めにされつつルイズは叫ぶ。
「何するのよ!離してっ、ラティアス!」
「危ないじゃないですか、ご主人様!逃げないといけないじゃないですか!」
「逃げるなんて嫌よっ!!」
涙まで付いてきた血を吐くような叫びに、ラティアスは一瞬怯んでしまう。
「何でもかんでもあんたに任せたままで……ゼロのルイズだから何も出来ないって思われたくないのよ!あんたがどんなに凄くても、私……私……何にも出来てないままじゃないっ!!!」
ラティアスがキュルケに勝った時から抱いていた悲痛な感情。
自分は何も成長していない……サモン・サーヴァント、そしてコントラクト・サーヴァントには成功したがそれまで。
使える魔法は相変わらず無しで爆発ばかり。コモン・マジックだって碌に使えるものが少ない。
ラティアスの恐るべき力をあたかも自分の力として考えていた自分は浅はか且つ、傍目に見ても惨めな物だった。
そこに貴族のプライドなぞある筈もない。ルイズはそれが許せなかった。
泣きじゃくるルイズを地面に下ろし、ラティアスは彼女の肩を揺さぶる。
919:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:28:21 3UPglYXW
「ご主人様、聞いて下さい!ご主人様の努力は私が一番よく知ってます!ご主人様の気持ちはいつもお傍にいる私が一番よく分かります。
ですから、お願いですからこんな所で無茶なんかしないで下さい!何も考えずに突っ込むなんて勇気でも何でもありません。無茶です!」
しかし話はゴーレムの容赦ない再攻撃によって遮られる。
強烈な地響きがそこにいる全員を襲う。
そしてその時、跳ね上がった小岩がルイズの体を直撃した。
「あううっっ!」
ルイズの体は一旦大きく弛緩し、それからぐったりとラティアスにもたれかかる。
「ご主人様っ!!」
ラティアスの悲痛な叫びが木霊する。
幸い気を失っているだけのようだったが、頭から一筋の血が流れている事は彼女から冷静さを失わせるのに十分な働きをしていた。
ゴーレムは未だに自分達をつけ狙ってこちらに来ていた。
ラティアスは近くにいたキュルケとタバサにルイズの身柄を渡した。
「ご主人様を……ほんの少しの間だけお願いします。」
その申し出にタバサはこくりと頷いた。
それから直ぐに先程呼び出したシルフィードにキュルケと共に乗る。
荷重が少しキツイのか、翼をいつもより大きくはためかせていたシルフィードはラティアスのいる位置より更に高空へと移動した。
これで少しは安心できる。残るは……あのゴーレムだけだ。
ラティアスはゴーレムの方になおり精神を集中させる。
『こころのしずく』を持っているからだろうか力は湧き水のようにゆっくり少しずつ、しかし確実に体の中に流れて来ている。
要はそれをどうやってゴーレムに対して攻撃の術として使うか。
すると……何かが頭の中で見えて来た。いや、厳密に言えば感じた。
ミストボールではない、新しい力の発し方がラティアスの頭にするすると入っていく。
この力は一体何なのだろうか?
兎に角やってみなければどれ程の物なのか想像もつかない。
ラティアスは全身の力を攻撃力に変換してその技……『サイコキネシス』を放った。
次の瞬間、空気が一瞬にして歪み、次いで爆弾が爆発したような見えない衝撃波がゴーレムとその上に乗っていたフーケを襲った。
その勢いは凄まじく、周囲にあった木々は無理矢理捻じられた様にして折られていき、地面には小さいながらも罅割れが出来ていた。
炭焼小屋の窓は一瞬にして全て割れてしまい、小屋自体も大きく傾いでいく。
そしてゴーレムの体も同様に裂け目が出来ていき、ついに全身がばらばらになってあちこちに弾け飛んだ。
高速で飛び散った鋼鉄の塊は地面に衝突するとそのままめり込み、木に衝突すれば枝を、そして幹を悉く吹き飛ばす。
フーケはと言うと、ゴーレムが崩壊する直前にそれの肩から飛び降りていたが、その途中崩壊したゴーレムの体の破片をもろに下腹部に喰らう。
そしてそのまま彼女は炭焼小屋のドアに自分の身を嫌というほど打ち付けた。
そしてそれだけではなく、ドアは真ん中から真っ二つに折れてしまい、彼女はそれと共に部屋の中に押し込まれた。
やがてラティアスの精神力が尽きたのか、『サイコキネシス』は終わりを告げる。
長く感じられた技の発動時間だったが、終わってみれば十秒も経っていなかった。
だがその間に放たれたエネルギーは凄まじい物だった。
ラティアスは全身に脱力感を感じ、そのまま真っ直ぐ地面に墜落する。
最早飛ぶ力も残っていはしなかった。
今の力ではせいぜい人間状態の姿を見せるだけで精一杯だろう。
だが安堵の息は吐けなかった。
小屋からぼろぼろになったフーケがゆらりと現れたからだ。その形相の恐ろしさといったらない。
眼鏡は何処かに吹き飛んだためか既に無く、目は猛禽類のそれと同じ鋭さを持っていた。
後ろで纏められていた艶のあった髪は、ばらばらに振り乱されている。
額と口の端から黒ずんだ血の筋が流れており、破れた服のあちこちにも飛沫血痕が残されていた。
そして彼女は戸枠に寄りかかりながら、左腕で必死に右腕を押さえている。
見ると右腕は肘の先からあらぬ方向に曲がっている。折れているのだ。
そしてそうなっているのは腕だけではなかった。どうやら右足も同じ様になっているらしい。
ただそちらの方は魔法でも使っているのだろうか、立って歩ける状態にはなっていた。
ブーツのヒールがどちらも折れていたので歩きにくそうではあるが。
その様子を見たラティアスは目の前が真っ暗になるような感覚に襲われた。
あれだけやって……新しい技まで覚えて……やっと勝てたと思えたのに!
920:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:29:21 3UPglYXW
「もう駄目なのかしら……」
「弱気になるのはちぃと早いぜ、嬢ちゃん!」
ラティアスの微かな呟きに力強い声で答えるデルフ。
「どう……いう事?」
「何の為の俺だよ!おめえさんが今の姿でいる時に、さっきぶっ放した様なやつがもう出せねえって時に俺があるんだろ?人間の姿で戦うのよ!
まあ、『深海の宝珠』改め『こころのしずく』を左手に持ちながら俺を右手に持ちゃあ分かるぜ。今はまだ幻術をやって多少体を動かす事が出来るんだろ?おめえさんよぉ。」
考えていては時間の無駄だ。やってみるしかない。
ラティアスは人間形態に変身して、言われた通り左手で『こころのしずく』を、右手でデルフを持ってみる。
すると驚いた事に体の痛みが消えていった。
ルーンも再び強い光を放ち始める。
剣は今まで持った事も無いのに、まるで腕の延長線上にあるかのように物凄くしっくりとくる印象を与えた。
だが感心している暇は無い。
フーケが懐からこっそりと杖を取り出し、ラティアスに向けたからだ。
「今すぐくたばりな!このおチビ!」
そう叫んでフーケが呪文を詠唱しだす。
ラティアスは一足飛びに走り出し、フーケとの距離を一気に縮める。
勝利の軍配は……ラティアスの方に上がった。
詠唱が完成する直前、ラティアスは最初の太刀でフーケの杖を真っ二つにし、次の太刀でフーケの脇腹辺りを切りつけた。
「ぐあああっっ!!」
フーケは絶叫し、大きく派手な音をたてて再び小屋の中に押し込まれる。
棚の前で血を流しながらぐったりとなるフーケの周りには、衝突で壊れた椅子、割れた酒壜、そして歪な形の薪が散れていた。
その様子をラティアスは呆然としながら見つめていた。
「死んだの……かしら?」
「……いや。胸元が小さく動いてるから死んじゃあいねえが、このぶんじゃ当分の間泥棒稼業は無理そうだな。」
921:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:29:48 3UPglYXW
デルフはただただ冷静な意見だけを述べていく。
と、小屋からそこまで離れていない所にシルフィードが降り立った。
ルイズはまだ目を覚ましていないらしく、キュルケにもたれかかっている。
ラティアスは勝った事と中にいるフーケの事について言おうとして……膝が抜けてしまった。
その次に世界がぐるりと一周し、そして急激な疲労感に襲われた直後に意識を失ってしまった。
キュルケはルイズをシルフィードの背びれにもたれさせ直した後で、ラティアスを抱きとめる。
そして恐る恐る小屋の中を覗くと、かなりの血を流しながら様々な物に埋もれているフーケを見つけた。
フーケが死んでいない事を確認し、タバサと共に彼女とラティアスを運び出す。
治療が急がれるルイズ、ラティアス、そしてフーケは徒歩や馬では追いつかない。
森の入り口にいる馬は後で取りに来る事にして、自分を含む5人はシルフィードの厄介になる事になった。
学院に戻る段になってシルフィードは、5人も運ぶ事に嫌そうな態度を示していたが、渋々了承した感じで全員を背中に乗せた。
森の入り口まで来てからキュルケは疑問に思った。
ラティアスのあの力は離れて様子を見ていた彼女でも感じ取る事が出来た。
あんな攻撃の形をとる竜は今まで学習したどんな竜の中にもいない。
一見風魔法の一種にも見えたあの技には、明らかにそれ以上の何かが力として加えられていた。
ならばあれは先住魔法の一種なのだろうか?
ラティアスの特徴や振る舞いからして今までそうだと考えられる要素はごろごろあったものだ。
そうであったとしてもおかしくない。
そして……『深海の宝珠』。
あれをルイズから受け取った後、ラティアスは見違えるように速くなり攻撃力も上がった。
だとすれば、あれはラティアスに対して何らかの力を付与したのだろうか?
しかしマジックアイテムなら、魔法使いにとって良くても悪くても何らかの影響がなければならない。
しかし宝物庫見学の際に受けた説明では、人間の魔法使いが何かに使おうとしても何の役にも立たなかったと聞かされた。
改めて思う。『深海の宝珠』とは一体何なのだろうか、と。
922:ゼロの夢幻竜
08/01/11 05:30:16 3UPglYXW
以上で投下終了します。
ではまた近い内にお会いしましょう。
923:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 05:30:34 6odPnfpt
ここで通りすがりに支援!
924:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 08:25:12 D1bxTR6I
もうすぐ次スレだな。
100スレ記念企画はどうなったのやら。
925:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 08:51:45 bK50W0kJ
やはり心のしずくだったか。乙乙
926:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 10:39:37 Dbv0y7ap
>>868
超遅レスだが、同じことやった作品にブラックマトリクスがある。
このゲームは恋人選ぶとそれまで一緒に旅してきた仲間が全員敵にまわって戦うことになる。
無論元仲間を倒してクリアすると世界滅亡。倒されるとゲームオーバー。
製作はサモンナイトと同じフライトプラン。興味があったらやってみるといい。
927:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 10:57:45 ORKkAyEF
PPが存在するということはゲーム仕様?
928:ゼロノマキバー第二話
08/01/11 12:11:17 2GVylGxY
予約無いみたいなんで投下するよー(^o^)/
元ネタ:みどりのマキバオーからマキバオーとチュウ兵衛
929:ゼロノマキバー第二話
08/01/11 12:12:09 2GVylGxY
朝目覚めたルイズは顔を洗い、服を着替え身仕度をして食堂へと足を運ぶ。
それはいつもと変わらない生活だった。
食事を終えた生徒達にコルベールは話し始める。
「二年生は今日の授業は休みとします。昨日召喚した使い魔とのコミュニケーションを取る為
交流会を開くことにしました」
ルイズはマキバオーのことを思い出す。馬という事なのでとりあえず厩舎に預けておいたのだ。
厩舎の中で目覚めたマキバオーは目の前で藁を運んでいる年配の男に声をかけた。
「んあ~おっちゃん誰なのね」
男は驚き振り向いた。
「えらいこっちゃ!犬が喋ったよ!」
「犬じゃないって、馬なのよ!」
厩務員の男は昨日ルイズに中庭に呼び出されたことを思い出す。
「この馬とネズミ、厩舎で預かっといて頂戴」
「へ?この犬をですか?」
「犬じゃなくて馬よ、私も信じてないんだけど本馬がそう言い張ってんだからそうなんでしょ。
後は頼んだわよ」
「はぁ、分かりました」
厩務員は気絶しているマキバオーとチュウ兵衛をリヤカーに乗せて厩舎まで運んだのである。
確かによく見ると立て髪もあるしヒヅメもある、こりゃ馬だ。
「私はここの学院で働いてる厩務員じゃが。
いやーしかし驚いたな。長い間馬の世話してきたがまさか喋る馬がいたとはの」
「馬が喋って何がおかしいのね?」
マキバオーはクエスチョンマークを浮かべる。
「んあ~それにしてもお腹空いたのね」
マキバオーは昨日から何も口にしていなかった。
「何だ腹減ってんのかい。今エサを持ってきてあげるからちょっと待ってな」
厩務員の男はそう言って飼い葉桶を運んで来てマキバオーの前に置いた。
「んは、ゴハンなのよ」
腹の空いていたマキバオーは出されたエサをあっという間にたいらげる。
腹がふくれたマキバオーはチュウ兵衛がいないことに気づいた。
「あら、そういえば親分がいないのよ。どこに行ったのね」
そこに丁度よく厩舎の入口からチュウ兵衛が現れた。
「やっと起きたかたれ蔵。ほら土産だ」
現れたチュウ兵衛は両手で持っていたリンゴをマキバオーに渡した。
「リンゴなのね!」
「ちょっとここの建物の様子を見てきたんだが、建物の外は草原ばかりだ、何にもねえ。」
「ふ~ん」
マキバオーは好物のリンゴをシャクシャクかじりながらうなずく。
さてこれからどうした物かとチュウ兵衛は考える。
やっぱりルイズって女を探し出して帰る方法を聞き出すしかないのか。
チュウ兵衛がそう考えを巡らしていた時厩務員の男が口を開いた。
930:ゼロノマキバー第二話
08/01/11 12:12:53 2GVylGxY
「あ、ルイズさん」
「何!」
入り口にはルイズが立っていた。ルイズはこっちに歩いて来る。
チュウ兵衛は現れたルイズに向かって叫んだ。
「やい、ルイズてめえ!俺たちを元の世界に戻しやがれ!」
「いきなり怒鳴らないでよ!それに何よ元の世界って」
チュウ兵衛はまくしたてる。
「俺たちを元のいたとこに戻せって言ってんだ!」
「そんなの無理よ」
「何だと!?」
「使い魔を元の場所に帰す魔法なんて無いもの。まぁあんた達が勝手に帰るってのなら話は別だけど」
「そ、しょんな…」
「ぐっ…!」
マキバオーとチュウ兵衛は肩を落とした。
「それより今から使い魔との交流会があるのよ。あんた達も来て」
「交流会か…行けば何かわかるかも知れねえな…行ってみるぞたれ蔵、まだ諦めんな!」
「んあ!」
マキバオーとチュウ兵衛はルイズの後をついていった。
ルイズ達が広場につくとそこにはたくさんの使い魔の姿があった。
「んあー赤いのやら青いのやら見たことの無い変な生き物がいっぱいいるのね」
あんたが一番変な生き物よとルイズは心の中でツッコむ。そこへキュルケが現れた。
「あらルイズ。犬とネズミを連れてお散歩?」
「良かったらどっちか譲ってあげてもいいわ」
「何を卑屈になってるのよ。なかなかカワイイ顔してるじゃないのこの使い魔。
まぁ私のフレイムには負けるけどね」
キュルケの足元からサラマンダーが顔を出す。
「んあーとってもカッコイイのねこのトカゲ。特に燃えてる尻尾がとてもオシャレなのね」
そう言ってマキバオーはフレイムに触ろうとする、が、燃え盛る尻尾がマキバオーの顔面を直撃した。
「あつ、あっつ!あ熱いのね!」
「駄目よフレイムに触っちゃ、火傷しちゃうわよ?それじゃあねルイズ」
キュルケはそう言って去っていった。
「危ねえじゃねえかたれ蔵!俺まで巻き添え食らうとこだったじゃねえか!」
「まったくひどい目にあったのね」
ルイズは置いてあったイスに座り呟く。
「あーあ喉かわいちゃったわ、あんた何か冷たい飲み物取ってきてよ」
「それぐらい自分で取りに行くべきなのよ」
「誰があんたの世話代出してると思ってるの?本当は馬ならもう間に合ってるんだからね」
「わ、分かったのね。まったく馬使いの荒い子なのよ」
マキバオーは給仕がいる所に向かって歩き出す。
「そうだ親分、帰る方法何かわかった?」
「分からん」
「駄目よ親分やる気出さなきゃ、本当に帰る気あるのね?」
「だったらお前が帰る手がかり見つけてみろってんだ!寝てばっかのお前に言われたくねえ!」
「んあ~それじゃあ、あの気の良さそう兄ちゃんに聞いてみるのね」
マキバオーはテーブルで話をしてるギーシュに聞いてみることにした。
931:ゼロノマキバオー第二話
08/01/11 12:14:13 2GVylGxY
「お話し中ちょっとスイマセンお兄さん。日本に帰る方法知りませんかなのね?」
「ん?何だね君は?ああ確かルイズが召喚した喋る犬だったかな」
「だから犬じゃなくて馬だってのよ…」
「馬?馬ってのは体がもっとスラっとしてて脚が長くてカッコイイ生き物なのだよ」
マキバオーはもう話す気力を無くしていた。
「可哀想に、本物の馬を見たことがないらしいな、今度僕の愛馬を君に見せてあげたいよ。」
「そんなことよりお兄さんよ、使い魔ってのを元いたとこに戻す魔法なり方法知らないか?」
「誰だい今の声は?」
「ここだここ」
ギーシュはテーブルの上に移動していたチュウ兵衛を見つけた。
「あーそういえばこっちのドブネズミの方も喋るんだったな」
「ド、ドブネズミだと!?俺は野ネズミだ!ドブネズミ何かじゃねえ!
あったま来た!てめえ勝負しやがれ!」
「お、落ち着くのよ親分。これじゃ帰れるものも帰れなくなるのね」
「うるせえ!お前も犬なんかに間違えられて競走馬としてのプライドってもんがねーのか!」
「何かもう慣れちゃったのね」
ギーシュは目の前で言い合いをしてる馬とネズミを見て喋った。
「競走馬とは大きく出たもんだな…へ~面白い。
僕の馬を見せてあげるついでにレースでもしてみるかね?」
「上等だ!やるぞたれ蔵!」
「え?」
それを聞いた廻りの生徒が煽る。
「本当かよギーシュ?競馬だ!競馬が出来るぞ」
「何?どうしたの?」
「ギーシュの馬とルイズの使い魔が競馬で勝負するってよ」
騒ぎを聞き付けたルイズが割って入る。
「ちょっとちょっと何言ってるのよ。競馬?ふざけないでよ」
「ああそうだルイズ、もちろん君がその使い魔に乗るんだろ?」
「え?」
「まあその犬に乗れるかは疑問だけどね」
乗れる乗れないの問題じゃない、こんなのに乗りたくない。
「走るっていうのならこいつじゃなくてちゃんとした私の馬がいるわ」
「僕はその使い魔の犬に馬が走るとこを間近で見せてあげたいのさ。他の馬じゃ意味ないだろ?」
「そうだルイズー!メイジなら自分の使い魔を信じろー!」
娯楽に飢えてる生徒達は騒ぎ立てる。
ルイズはギーシュとマッチレースをすることになった。
終わり。次はルイズがマキバオーに乗ってギーシュと競馬で勝負します
932:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 13:09:55 LqDXloux
乙
龍子召喚でルイズ達が光車を集めに……を考えたがマイナーかつ古いかorz
933:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 14:28:55 phU3vZ6P
うっ屈
934:オッツ・キイムの人
08/01/11 14:56:23 cfqRelmz
代理投下ありがとうござうました。
一行の長さについては失念していました。ご迷惑かけて本当に申し訳ないです。
次回から気を付けて投下します。
支援と感想をくださった皆さんもありがとうございました。
935:オッツ・キイムの人
08/01/11 14:59:56 cfqRelmz
>ござうました→ございました
うわああああ、すいません
936:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 15:02:40 67Hu4DMD
>>935
萌えキャラだなあ……(ほのぼの)
937:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 15:44:42 9c798Isw
>>935
ござうーか・・・
938:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 15:59:00 ORKkAyEF
>>936
ぼのぼのに見えて何でもしまっちゃう使い魔召喚想像した
939:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 17:57:22 nOXrst6X
ここって小説からのクロス少ないよね
アルバイト探偵なんか面白そうだが
940:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:23:17 11NJn1p1
そうだ!タバサの冒険からクロスしようぜ。
941:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:23:35 phU3vZ6P
なら青春の門から伊吹信介を召喚。
942:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:25:43 nOXrst6X
不夜城あたりから適当に引っ掴んできてトリステインを真っ黒に
943:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:25:57 ORKkAyEF
フラッドとフェイスハガーと寄生獣を同時に召喚
944:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:55:02 M8qoA2QL
バカボンから本官さん召還はどうだろう?
945:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:57:50 wWEzJ0Xz
>>944
小ネタだか短編だかであったな
946:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:07:35 JCPGoPEd
ultrasevenX召喚。
ハルキゲニアを裏から支配する敵を倒す。
947:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:09:37 nsWPiOTK
>>938
しまっちゃうおじさん「さぁさぁ、ルイズちゃんをゼロって言う子はどんどんしまっちゃおうね~」
やめろww俺のトラウマだぞwww
948:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:18:06 YmMNnhe0
にゃふぅ召喚とか、どうよ?
絶対互いに、話噛み合わないだろうなあ
949:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:19:14 Pm9bljZy
音速丸召喚
あれ?周りのキャラが変わるだけで結局シノブ伝な空気になりそうな
950:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:21:38 nsWPiOTK
トップハムハット卿を召還
「お前は混乱と遅れを招いた!」
初代は亀仙人が声優だったんだけど・・・今はオスマン氏の声だよなぁ・・・
951:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:22:02 /o99z/kp
アトリエシリーズから妖精さん召喚
952:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:24:11 67Hu4DMD
>>948
超絶奇怪生命体はなぁ
小ネタを書ききることすら難しすぎる
>>949
ルイズ=ミヤビとして、シノブのポジションに誰がくるのか……
シエスタか?
そして音速丸の妄言に右往左往する水精霊騎士隊が想像できてワラタ
953:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:24:31 TG5WZyfk
マドラックス召喚
…いかん、無敵ソングがエンドレスに脳内を回り始めた
954:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:27:05 vOha09au
立てるぞ
955:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:27:39 adtb72hM
>953
7万人が全滅するまで回しててください
956:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:28:32 vOha09au
スレリンク(anichara板)
957:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:29:54 lwo9XP0y
>>953
エルダ・タルータ
958:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:31:32 idzwxEO6
サムライレンズマンからシン・クザク召喚
959:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:32:51 LNlmlSgD
>953
百合百合三部作の主人公か。書くならば応援するぜ?
スティーブン・ハンターではお馴染みのスワガー・サーガよりボブ・リー・スワガーを召喚。
最新作では日本刀でバッサバッサとヤクザを斬り捨てているから、デルフも扱いこなせるだろう。
960:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:34:28 L9E0oPm6
>>958
ブラックロッドのシリーズにゃほれたねえ
しかしあんなダークなのからシスマゲドンまで多才だよな、古橋先生は
961:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:40:10 Hlf/UNwR
>>956
乙
962:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:40:38 TG5WZyfk
>>959
パソコンが壊れてて書けないんだ、直ったら書こうかね
小ネタでフライデーマンデーを召喚するって手もありだと思うんだが
963:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:59:24 +oyRt+kG
>>958
モーガン姉弟召喚考えたことがあったけどさ。
これならパッと見亜人の集団だから当たりっぽいよな。上二人除いて。
だがルイズがキャット姉ちゃんから「頭の良くなる薬」をしこたま食らうことになりそうだ。
964:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:01:44 phU3vZ6P
エルカザドのナディ
965:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:03:11 VkkzQsgg
第61魔法分隊よりキキノ・ローデルを召喚
もれなくお母さんがついてくるという恐怖
966:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:07:12 KuYSMyAI
>>958
小ネタならありかなぁ。
7万の軍勢に一人まっしぐらに切り込んで、本陣を「切り」崩した上でクロムウェルの前
で座礼して「ドウモ」というクザクの姿は一瞬で想像できる。
967:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:22:02 5A9bjgyF
水瀬葉月 原作『ぼくと魔女式アポカリプス』のヒロイン 砧川冥子を召喚。
生き残るために『闇滓(アンシイ)』と呼ばれる魔法的要素を、同族たる
代替魔術師を奪い合わなければならない存在だけど、
ハルケギニアのメイジたちに『根源闇滓』があると仮定すると面白い話になるかも。
968:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:31:22 idzwxEO6
>>960
そういや、ルイズも妹だったな
>>966
フーケを取り逃がして腹切りしようとする所とかな!
>一瞬で想像
969:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:31:38 wxoX0g7F
ルイズにキュルケ、タバサがみつどもえの三つ子を召喚。
おっぱいでっかいっす、とキュルケに懐くふたば。
お互い無視してずっと本を読んでるタバサとひとは。ひとははエロ本だが
ルイズとみつばは・・・すげえ修羅場になりそう
教室爆破後のシーンでルイズを泣かしそうだ。
970:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:40:51 nOXrst6X
いっそのことよつば召還でいいよ
なんの役にも立たないけど
971:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:42:52 mhnw7qnz
>>968
むしろギーシュに不手際を責められて(言い掛かりつけられて)
ノータイムで腹に刀を突き刺した辺りでルイズに止められて
「いくら相手が平民だからってそこまでやらせる……?」
「ま、まちたまえ!? 何もそこまでやれとは!?」
みたいなギーシュなら見えた
972:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:52:52 +4ldHgNs
>>971
なんという決闘イベントなしで人間的に敗北者になるギーシュ
これは間違いなく見てみたい
973:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:55:08 M8qoA2QL
パトレイバーだと太田が人気だろうが、あえて野明を召還とか?
知恵と勇気で戦うお姉さんという事で。
974:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 20:56:52 VkkzQsgg
野明はメカがあっての存在だと思うんだよな……
975:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:02:37 xkSdo4GE
パトレイバーなら後藤さんとかいいなあ
976:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:05:05 idzwxEO6
>>975
二つ名は『昼行灯』
977:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:09:32 n/sZKCPG
進士幹泰巡査は?
ルイズの行動に従順に従いながら―越えてはならない一線を越えた瞬間に!!
978:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:15:01 M8qoA2QL
>>977
いいかも。
ルイズに召還されてタミコさんに会えないと泣き叫ぶ進士を想像した。
979:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:15:04 bK50W0kJ
>>965
確か2,3年くらい前に完結したよな?>61
うお、内容ほとんど覚えてねぇw
980:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:15:57 adtb72hM
後藤さんは官僚機構がしっかりしててなおかつほどよく腐ってるときに役立つ人だしな……トリステインで活躍の場はあるだろうか。
981:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:21:17 M8qoA2QL
マザリーニを理詰めで追い詰めてアニエスにほれられる後藤さん
982:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:24:23 i/J0XpSK
寧ろ内海課長を召喚・・・
983:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:25:35 IJtxoJ7p
もうすぐ100スレ目も終わりか・・・・・
ここまで一年経ってないよな?
と、記念書きこみ
984:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:27:47 n/sZKCPG
ゆうきまさみ作品つながりで、千川つとむを召喚。ただしその正体はバーディー・シフォン・アルティラで……
985:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:29:00 Pm9bljZy
>>1000ならうちにある漫画の中からなんか召喚してみる
>>984
んじゃゆうきまさみつながりでアッセンブル・インサート…ごめんなさいなんでもないです
986:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:29:59 adtb72hM
鉄腕バーディー……だめだ、男と女に変わるというキモが失われると面白くない。
987:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:31:20 bgfntOWx
ゆうきまさみ作品なら鳥坂先輩がいいな~
988:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:32:47 7wt42DcL
ゆうきまさみと微妙につながりで水ッ球さん召喚とか。
989:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:34:46 Z9lh1o4C
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part101
スレリンク(anichara板)
990:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:36:20 N1qGmYxb
>>984
ゆうきまさみ作品つながりで、
灰皿をアポーツするしか能の無い超能力者、って知ってる奴おらんがな
991:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:40:37 +4ldHgNs
そういえば趣向はちがうっぽかったがあ~るが召喚されてたような
992:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:49:11 5A9bjgyF
最新刊の『とある魔術の禁書目録』はいっぱい能力者が出てバタバタ死んでいったから、
それらを召喚する話を書いたら面白いと思う。
993:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:54:01 aUu2tRsm
>>992
姉妹スレもそうだが、なんで死んだ人間が召喚されると生き返るんだ…
せめて理由が欲しいぜ
ゆうきまさみならアクロバンチ
994:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:56:40 yfmb5sgo
>>1000なら漢祭
995:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 21:57:50 aUu2tRsm
>>990
編集長だろ? あの人なにしてんだっけ?
1000なら遺跡になった状態のマクロス召喚
996:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:01:59 5A9bjgyF
実際召喚されたのは、死んだ本人ではなく召喚の鏡がコピーした複製だという説があるね。
>>993
召喚の呼び出し側が対象をくぐる事でデータを読み取り、
ハルケギニア側で再生するのかもしれない。
997:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:05:01 Q3X1kwKx
>>1000なら金剛番長を召喚
998:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:05:13 ryBczQFZ
>>996
それなんてGANTZ?
999:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:05:44 mhnw7qnz
>>1000なら人修羅召喚
1000:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:06:13 CIISayyG
1000ならガリレオ召還
1001:1001
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