【新年】シン総合女難!?スレ 第25話【移転】at ANICHARA
【新年】シン総合女難!?スレ 第25話【移転】 - 暇つぶし2ch83:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/04 23:55:42 58YyytIU
まずは全ての職人さんにGJ!!!!を送りたいと思います。
諸事情でしばらく書き込めませんでしたが、ネタは書き溜めてあります。
投下しようと思うんですが、ここと避難所とどっちに投下すべきですかね?

個人的にはこちらに投下したいのですが、見れない人も居るらしいので迷っています


84:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/04 23:58:06 OGWRMuao
>>83
どっちでも大丈夫だと思うぞ?

85:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 00:15:22 nWKMWbiJ
URLリンク(www.edge-records.jp)

マジ、寝れなくなった・・・特に三人目orz

86:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/05 00:38:18 1vyHcGcZ
[壁]´・ω・) ではこちらに投下します。
       クリスマス編の続きなんだけど覚えている人いるかな?
       少々長くなったので前編後編に分けましょうか。

87:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/05 00:40:32 1vyHcGcZ
・聖王教会
シン 「やれやれ、ようやく着いたな」
スバル「そうだね。って、なんでみんなそんなに疲れてるの?」
エリオ「ぜぇぜぇ、お二人こそ・・・なんで・・平気なんですか」
キャロ「も、もう一歩も歩けません」
ティア「はぁはぁ、こ、この体力馬鹿どもに聞くだけ無駄よ! 」
 ティアナ達がへばるのは無理もない。町を越え、山を越え、森を越え、実に約四時間も歩きっぱなしだったのだ。これだけ歩いて息を乱さないこの二人がむしろ異常である。
ちなみに、こうなった原因は至極単純だ。ヘリを操縦できるヴァイスやアルトは二日酔いでダウン、今日は雪が降っていたのでバイクも快速レールウェイもお休み。
もちろん乗用車なんて持ってるわけないし、(免許も無い)
ミットチルダでは魔法で空を飛ぶにも許可が要るためこれも断念する。
結果、万里の長城並みの距離を黙々と歩く羽目になってしまったわけだ。
ティア「もう喉がカラカラよ。とにかく、中で水でも飲ませてもらいましょう」

ティア「で、カリムさんに紅茶を入れてもらったわけだけど・・・」
スバル「・・・なんで時間がとんでるの?」
ティア「特に書くことが無かったから。それでカリムさん、何故我々を呼ばれたんですか? 
    僭越ですが、護衛や重要事項ならあたし達より隊長たちの方が適任だと思いますが?」 
ティアナはこの任務を受けたときから考えていた疑問を真っ直ぐカリムにぶつけた。
戦闘の腕なら隊長たちのほうが上だし、聖王教会の手に負えない難題を自分達が解決できるとも思えない。
お茶に呼ばれたという線も、プライベートでは知り合いですらなかったから可能性はゼロ。
なら、隊長たちに言えないような事態が起こったのだろうか?
カリム「・・・・実はね」
ティ・スバ・エリ・キャ「「「「実は・・・!?」」」」
カリム「遅くなったけどクリスマスプレゼントを渡そうと思って?」
ティ・スバ・エリ・キャ「「「「はぁぁ!? 」」」」
盛大にずっこける四人。この場にシンがいれば即座に「あんたって人はー!散々引っ張っておいてこんな落ちかよ!」と叫んでいたことだろう。
カリム「あら、嬉しくなかったかしら?」
スバル「い、いえ、嬉しいには嬉しいんですが・・・」
キャロ「ちょっと想像していなかったもので・・・」
カリム(まぁ、物のついでなんだけどね)
ティア(この人、やっぱり何か隠してる)
このメンバーでカリムの真の目的に気付き始めていたのはティアナのみだった。


88:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/05 00:43:04 1vyHcGcZ
 
 綺麗な包装が施された箱が、修道女さんたちの手によってティアナ達に渡される。
どれも大きさは違っても中身はずっしりと重かった。
カリム「さ、開けてみて。気に入ってもらえるかは自信が無いのだけれど・・・」
 カリムに促され箱を開けて、みんな一様に驚いた。
カリムからのプレゼントは、いずれも普通のルートでは手にはいりそうに無い代物ばかりだったからだ。
中にはロストロギア指定ギリギリのものまで混ざっている。
これだけの代物を用意できるとは、さすが聖王協会といったところか。
カリム「戦闘用の装備ばかりでごめんなさいね。あまり時間を裂けなくて、このくらいしか見つからなかったの」
スバル「すごい、このホイール本局にも売ってないよ! ありがとうございます、カリムさん」
エリオ「でもよかったんですか? 八神部隊長ならまだしも、僕達がこんなに重要なものを貰っちゃって・・・」
カリム「気にしなくても良いわ。お礼ならあなた達が出世したあとに、いくらでも便宜をはかってもらうから」
ティア「(ぶほっ)って、それ賄賂じゃないですか!」
カリム「ふふっ、うそうそ冗談よ。 はやてがいつもお世話になっているお礼だと思っておいて」
 カリムの本音にしか聞こえない冗談に、ティアナは飲んでいたコーヒーを盛大に吹いた。
いままで接触がなかったからわからなかったが、この人もやっぱり八神部隊長の友達なのだと彼女は直感で悟る。
類は友を呼ぶと言うが、昔の人は真理を理解していたようだ。
スバル「それにしても、八神部隊長も教えてくれればよかったのに、何で黙ってたんだろう?」
カリム「折角だから驚かそうと思って私が頼んだのよ。予想通りの反応で嬉しかったわ」
 『相手をからかった時の反応を見て楽しむタイプ、人心を掌握する術を持っていることからある意味YAGAMIよりも危険』と、
ティアナは心のブラックリストに追加で書き込んでおく。
キャロ「そういえばここに着いてから姿が見えませんけど、シンさんはどうしたんですか?」
カリム「彼へのプレゼントは大きすぎて部屋に入らないのよ。裏の倉庫にあるから後で見に行ってみると良いわ。
 たぶん、彼は迎えに行ってあげないと帰ってこないだろうしね?」
意味ありげに微笑むカリムに、まったく意図が掴めないスバル達は顔を見合わせた。

 

89:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/05 00:45:28 1vyHcGcZ

・倉庫
 一人だけ別に連れ出されたシンは、シスターシャッハに教会裏の倉庫に案内されていた。
目の前にそびえる巨大な門は、ただの倉庫にしてはあり得ない位厳重に魔法で封じられている。
現に、シンが不用意に門に触れたときなど、有無を言わさず空気でできた右ストレートが顔面に飛んできた。
なんとかかわしたものの、直撃を貰えばシンといえども昏倒していただろう。
彼女の説明によれば、特定の人間以外は触れることもできないようになっているらしい。
シン  「シャッハさん、俺に見せたいものって何なんですか?」
シャッハ「あなたなら、いえ、あなたしか価値を見出せないものですよ」
 シャッハはそう言うと、自分の三倍もある格納庫のドアをゆっくりと開け始めた。
その常人離れした光景を見ても(この人のパンチはアスランの何倍も痛いだろうなぁ)ぐらいしか思い浮かばないあたり、
どうやらシンも相当六課に毒されてきたようだ。
強さの基準が、いや、人間の基準そのものが大きく歪んでしまっていた。
シャッハ「ふう、少々立て付けが悪いようですね。シン君は先に入っていてください」
立て付けが悪いとかそんな問題じゃないだろ、と突っ込みたいのを我慢しながら、シンは古ぼけた格納庫の中に入って中を見回してみる。

魔力を持たないシンには、両端に綺麗に陳列されているロストロギアも意味を成さない。
だが、真ん中に無造作に置かれている物体だけは・・・そう確かにシンにしか価値がわからないものだった。
シン「これは、ZGMF-X56Sインパルス!!」
 腕や足ももげているし、塗装も所々剥げてボロボロになってはいたが、それは間違いなく昔のシンの愛機インパルスガンダムだった。
見間違えるはずがない、自分が戦場で何度も命を預けた機体なのだ。
初めてシンが手にした力だけに、その思い入れも並ではない。
シャッハ「やはり、あなたのものでしたか。ある次元世界でたまたま発見されたのですが、あまりにデスティニーに似ていたので輸送してもらったんです」
 目撃者によれば、なんでも突然何もない空間から落ちてきたらしい。
シン  「そうだ、パイロットは! シャッハさん、コクピットに誰かいませんでしたか! 俺のほかにも別の世界に跳ばされた人間がいるかもしれない!」
シャッハ「それなんですが、どうもコクピットらしき場所には最初から誰も乗っていなかったようなんです」
シン  「誰もいなかった?」
シャッハ「はい。それどころか登録してあるデータも全てデリートされていました」
 とりあえず、ルナマリアが巻き込まれていないことを知り、胸をなでおろすシン。
しかし、どうして? 中破した衝撃でこっちに来たのならパイロットが必ず乗っているはずだ。


90:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/05 00:46:49 1vyHcGcZ
いったん投下終了です。それにしても久々に投下した気がする。
後編はまた、今日のうちに。

91:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 00:51:57 TnrOFPIO
GJ
後半もwktkしながら待っています

92:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 00:56:08 oP4RNBkj
つまり、これはイン子登場ってことデスね!?
……語呂が悪いな。何て呼ばれてたっけ、インパルス娘って……

93:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 01:13:00 BuzwqLem
パル……子?

94: ◆7XTyrhgppY
08/01/05 01:40:01 +kg3ucAJ
>>90
GJ!新たなるMSフラグにwkdkです。

95:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 02:10:32 oP4RNBkj
風呂に入っている間に閃いた。

Force Impulse=F I=フィー子
Sword Impulse=S I=シー子
Blast Impulse=B I=ビー子

……うん、何も言わないで。もう大人しく寝る。

96:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 04:12:01 PW/KYQDP
デスティニーに似てるってことはデスインパだろうか
まあMSに疎いシャッハ達なら、ガンダムは皆同じに見えるかも知れんけど

97:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 05:59:47 gmn+9M5Z
>>96
オカンがPSもWiiもX箱もみんなファミコンなのと同じ理屈かと。
後は、あれだ、角が付いて目が二つありゃ何でもガンダム理論。 

98:朝倉さんとシン君 ◆7XTyrhgppY
08/01/05 06:52:35 +kg3ucAJ
皆、 久しぶりね!
恋する銃使いティアナ・ランスターよ。
あれから(同棲宣言してから)結構時間が過ぎたわね……。
実はあれから同棲生活の準備や一部私達を認めない人達(つまりはyagamiや冥王達ね)の妨害なんかで同棲出来てなかったのよ。
……でもね? 遂に(まぁ、 多少の障害は残っているけど)二人の生活が始まる事になるのよ!
ティアナ「そして今日が、 二人で住む部屋への引っ越しの日よ。」
シン「……お~い。」
ティアナ「ここまで来るのに散々な目にあってきたわ……。
でもそれも今日この日の為にあったのよ!」
シン「……聞こえないのか?」
ティアナ「これからは、 今までの分までいっぱいイチャイチャしてやるんだから!」
シン「おい! 聞いてるのか?」
ティアナ「何よ! うっさいわ……って、 シ、 シン?
……どうしたの?(笑み)」
シン「さっきから何言ってるんだ?
見ていて気味が悪かったぞ?」
ティアナ「なっ……!(赤面)
なっ、何でも無いわよ!」
シン「本当に何でも無いんだな?
何かあったらすぐに言えよ?
べっ、 別に心配してないからな。(赤面)
ただ、今倒れられると俺が困るからな。」
ティアナ「何よそれ! ……取り敢えず、 荷物を運ぶ事にしましょ。」
シン「そうだな。
……所で、 新しい部屋ってどんな所なんだ?
俺、 良く知らないんだよ。」
ティアナ「防音がしっかりしていて、 景色もまぁまぁ良い場所よ。
……さてと、 荷物はこれ位にしてそろそろ運びましょ。」
シン「そうだな。
……で、 さっきから何うずうずしながらこっちを見てるんですか? ……フェイトさん。」
フェイト「え? ……勿論、 便乗したくてうずうずしてたんだよ。」
シン「……。(なぁ、 フェイトさんをどうすればいいと思う?)」
ティアナ「(そうね……。
フェイトさんだけなら無害だしほっときましょ?
下手に関わってyagami部隊長達に知られたら大変だし。)
それじゃ、 改めて荷物運びを始めましょ?」
シン「……そうだな。
ちゃっちゃっとすませようぜ。」
……と言う訳で、 私達は新しい愛の巣(言ってて恥ずかしいけどね(赤面))に荷物を運び始めたのよ。
ティアナ「……何だけど、 何で隊長達がいるんですか!」
はやて「[たまたま]、 私の部屋が住めなくなったんや。
それで替わりにこの部屋に住む事になったんよ。
これからは、 お隣同士やし仲良うしよな?」


99:朝倉さんとシン君 ◆7XTyrhgppY
08/01/05 06:54:10 +kg3ucAJ
大方部屋を魔法で壊したんだろう。
だからと言って左側が八神部隊長で、 右側が……。
なのは「今の部屋にね……、 幽霊が居るんだよ。
おかげで夜が怖くて眠れないからこの部屋に住む事になったの。
宜しくね? ティアナ。」
……少なくとも、 なのはさんに比べたら幽霊なんて全然怖く無いわ!(断言)
あの第八話の顔となのはさんにされた事に比べたら……ね。
……こうして、 天国になる筈だった同棲生活は、 三人の邪魔者達によって、 地獄になったわ。
だけど、 私達は負けない。
必ず最後には幸せになってやるわ!
シン「……またぶつぶつ言ってるよ。
……俺、 早まったかも。」
yagami「なら、 今すぐにでも一緒に住まへんか?
私は何時でも歓迎するで!」
なのは「冗談はよしなよ?
そうなの! 代わりにフェイトちゃんと一緒に住んで欲しいの。
……だって、 シンが私と一緒に住む事になるからね。」
フェイト「二人共、 シンと一緒に住むんだったら私だよ。
二人の内どちらかと住んだら間違いなくシンがもたないよ。」
yagami「なら、 シンに決めてもらおか?」なのは「そうだね。
それが一番なの!」
フェイト「そうだね、 そうだね!
さぁ、 シン! 誰と一緒に住みたい?」
シン「……一人暮らしは、「「「入ってるて思う?(入っとる思うか?」」」……ですよね。」
ティアナ「って! 何勝手にシンと一緒に住もうとしてるんですか!
……シン、 何処に行こうとしてるのかな?」
シン「ぎくっ! ……時間がかかりそうだからジュースでも飲んでこようかと思って……。」
ティアナ「……すみません隊長達。
私、 この女の子の事を考えない彼氏にお仕置きしたいのですけど。」
はやて「彼氏なんは、 否定するけど、 女の子の事を考えないのは、
頂けないな~。」
フェイト「そうだね、 そうだね!
女の子が大事な話をしている最中に逃げるなんて酷いよ? シン。」
なのは「ねぇシン。
………頭冷やそうか。(凍える笑み)」
シン「~~~~!(声にならない悲鳴)」
シンの取り合いは、 取り敢えずうやむやになったし、 これから同棲生活が始まる事になるわ。
それにしても……まったく!
女の事をもっとよく勉強しなさいよ!
……でも、 そんなシンが私は好きよ。(言ってて恥ずかしい)
そ、 それじゃ! これで今回は終わり!
さよなら! またね。

100:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 07:02:23 mL5VP4S0
なんという刺されるかなGJ

101:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 12:14:17 oP4RNBkj
さり気に同棲相手はティアナじゃなくてフェイトさんな気がする。
ティアナはあくまで、同居相手というか……
ああ、前に便乗を続けて結婚までした小ネタがあったなぁ。

102:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/05 22:42:54 KJ12oXnM
ポッポッポパーン
シン「はい始まりました、シン・アスカの子供相談塾。
   TVの前の皆、お正月どうだったかな?たくさん食べたかな?お年玉いっぱい
   もらったかな?お兄さんは新年早々気づいたら始末書書かされてたよ。
   それじゃあ、新年最初のお悩みはっとP.Nシンと結婚して新世界の神になるんやさん
   あけましておめでとうー、えー『シンお兄さんは一体誰がす』(ビリッ)
   はい、次のおはがき行きますよ。はいP.N遅刻少女ちゃん、あけましておめでとう。
   『シンお兄さんはなんでなのはさんの砲撃や魔理沙さんの弾幕やらを喰らっても生きてる
    んですか?それとお仕事から帰ってきたら今日はカレーにしておいて下さい』
   んーそうだなー、カレーの件はそっちの俺に頼むとして砲撃とか弾幕をどうしてるかねー…。
   そうだね、口でしゃべるよりVTRを見てもらった方が早いかな?それではVTRスタート!」

なのは『シン、ちょっと頭冷やそうか…』
シン『ヒィッ!た、助けて!』
バシュウゥゥゥゥゥッ……ズガーン!!タタタタタ、タタタタタ、ドバァーン、チュドーン
タタタタ、タタタタ『よく逃げまどうシンを撃てるな』タタタタ、タタタタ
『逃げないシンは訓練されたシンよ!逃げ惑うシンはよく訓練されたシンよ!本当機動六課は地獄なの
 フゥハーハーハーハー』

シン「はい、わかったかな?まだわからない子達の為にちょっとスローで再生して解説してみようか。」

キュルキュルキュルキュル
シン『なのはさん、あぶない』(ガシッ)
なのは『きゃぁっ』
シン『なのはさん、大丈夫ですか?』
なのは『うん、それより…両手を早くどけてくれないかな?』
シン『え?わー、す、すいません!』
なのは『シン、ちょっと頭冷やそうか…』

シン「カメラさーん、戻しすぎ戻しすぎ!」
(早送り中)
シン「はい、ストップ!あ、ここですね。今正になのはさんのSRBが俺を貫こうとしていますよね。
   これがなんと…!どうでしたか?一瞬直撃に見えてすり抜けているように見えましたよね。
   これ分身とかではなくて俺の必殺技『空気化』という技なんですね。本編で影が薄かったように
   直撃の瞬間にこうして影を薄くして防いでるわけなんですよ、これでダメージの半分はカットで
   きます。え?今お兄さん泣いてるって?いーえ、これは泣いていませんよ、ええ、決して。
   それでは時間がきたので、今日は終わりにしたいと思います。それじゃあ、よい子の皆、さよならー」

103: ◆7XTyrhgppY
08/01/05 22:48:44 +kg3ucAJ
>>102
GJ! シンお兄さんにはこれからも沢山の相談にのってほしいな。


104:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/05 23:43:39 9/hUgD4o
[壁]´・ω・) 昨日の続きを零時から投下します。
      ・・・予想以上になげぇなぁ

105:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 23:46:19 6Bt5sJlW
支援の準備をしとこか

106:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/05 23:48:42 SUuyWZWn
>>104
前から思ってたが、それだとsageになってないぞ
sageは全角じゃなくて半角でなければいかん

107:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 00:01:50 BMQZlA5J
>>106
[壁]´・ω・) すまない。不覚にもeが一文字だけ全角になっていた。
       では、時間なので投下! 

108:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 00:02:45 r9xs83nQ
支援

109:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 00:03:29 BMQZlA5J

可能性を少しずつ消していくと、答えはあっさり思い浮かんだ。ようは月面での戦闘の後回収されずに廃棄されたのだろう。
戦争によってMSが発展を繰り返していく中で、整備性も維持コストも高いインパルスはミネルバの中でも次第に影が薄くなっていっていた。
元ザフトの最高機密といっても、唯でさえ性能はフリーダムを下回っているのだ。CEの世界では既に対抗勢力も残ってないし、使える機体など他にいくらでもある。
それならわざわざインパルスを修理するより、量産機を回したほうが効率がいい。
どうやって世界を渡ったかなど、シンにはどうでもよかった。
捨てられて、逃げ出してきた。ぼろぼろになったインパルスの姿が自分の姿と重なる。
シン 「・・・そうか、お前もあの悲しい世界から逃げ出してきたのか。大丈夫、この世界はあっちよりもずっと暖かい。俺を受け入れてくれたぐらいだからな」
シャッハ「・・・私はしばらく席をはずしています」
 シンがお礼を言うと、シャッハは照れくさそうに倉庫の外へ歩いていった。
シン 「・・・そういえば、お前には助けられっぱなしだったな。そのくせ、俺は戦いの道具としかお前を見ていなかった」
 デス子と違い、ロストロギアを取り込んでいないインパルスは物言わぬ機械だ。
それでも、シンにはインパルスが自分の言葉をじっと聞いてくれているような気がしていた。
シン(MSに話しかけるなんて、ヨウランにでも見つかったら精神病院直行だな)
 デス子の事もあり、いつの間にかシンは唯のMSでも道具として見ることができなくなっていた。
これは別におかしな考えではない。日本でも八百万の神と言って、どんな物にでも神が宿ると信じていた。物にやどるツクモガミがいい例だろう。
まして、当の元MSに『あの時もう少し粘れば勝てた』だの『冷静さが欠けていたから負けた』だのと過去のことで愚痴られ続ければ、誰でもこう思うはずだ。
例え、機械の塊でも魂が宿ることがあるんじゃないかと・・・
シン「帰ったらすぐにお前を元通りにしてやる。そしたらお互いの命を預けあうパートナーとして何度でも空を飛ぼう」

 そんなシンの様子を、新人組みとカリム達はそっと眺めていた。
エリオ 「シンさん、嬉しそうですね~」
ティア 「そうね、前の世界での愛機みたいだし、きっと思い入れも強いのよ」
スバル 「へ~、あたしとマッハキャリバーみたいなものかな」
カリム 「どうやらプレゼントは気に入ってもらえたようね。嬉しいわ?」
キャロ 「あの、シャッハさん。あれって一応教会の所有物なんじゃ・・・。個人でどうこうしても大丈夫なんですか?」
シャッハ「・・・・・・言わないでください」


110:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 00:05:01 BMQZlA5J
・機動六課 
 迎えに来てくれたカリムから、クリスマスプレゼントとして正式にインパルスを受け取ったシン。
ヘリで機動六課に輸送してもらい、すぐさま修理に取り掛かろうとしたのだが、とんだ伏兵に邪魔されることになった。
デス子「お、オネ―サマーーーーッ!!!!」
キャロ「で、デス子ちゃん落ち着いて」
 先程からデス子がインパルスにくっついて離れないのだ。
溶接やパーツの取替えなどもするのだから、これでは危なくて作業が始められない。
デス子「お、おいたわしや、お姉様!! こんなボロボロのまま捨てられて、さぞや寂しい思いを・・・ううっ」
 ヘリの整備場所の一角にインパルスを置かせてもらっているのだ。
このままでは隣で作業にいそしむ整備員達のいい笑いものである。
シン 「・・・スバル、ティア、修理の邪魔だからそいつ連れてってくれないか?」
ティア「しょうがないわね。さ、行くわよ、デス子」
デス子「ちょっ! 何するんですか! マスター絶対に直すんですよーっ!!! 」
シン 「あ~もう、作業に集中できないだろ! 二人とも早く連れてってくれ」
デス子「絶対ですよ! もし直らなかったら、ヴァイス陸曹に借りたマスターの秘蔵コレクションを全部ばらしますからねー」
 ティアナとスバルがぴたりと止まる。エリオとキャロもぴたりと止まる。
シンにいたっては、冷や汗プラスでぴたりと止まった。
面白半分で修理を手伝っていた整備員などは、既に緊急避難シェルターへの退避を完了している。
日頃騒ぎを身近で味わっている彼らは、これから起きる惨劇の気配も敏感に悟ったのだ。
デス子「・・・さよならです、マスター。呪うなら自分の女難を呪いなさい」

シン(やばい、やばい、やばい、やばい。きっと来る! あの人たちがきっと来る!! )
 予想通り、赤い服ではなく、赤く燃え上がる闘志を背負った季節はずれの鬼さんが
金棒ならぬデバイスを引っさげて飛んできた。
はやて「デス子ちゃん? ちょっとお話聞かせて貰おうやないか?」
 壁を破っての最短距離だ。これって経費で落ちるかな~と現実逃避を試みるシンだったが
反対側からの壁抜きが目の前を通り過ぎた瞬間、彼の試みは儚く散った。
なのは「そんなくだらないものは全て焼却処分なの。さあ、隠し場所まで案内してくれるかな?」
 続いて完全に鬼の目になったツインテールがシンに銃口を向ける。
ティア「シ~ン~? あたしもその話詳しく聞きたいわね」
はやて「私というものがありながら、他の女に走るなんて浮気者やな~シンは?」
フェイト「そうだね、ここに美少女がたくさんいるのにね?」
 止めにどこから現われたのか、はやての妄想にフェイトが見事な便乗をかました。
後門は壁、前門には女難、すでに彼には後がない。
シン(くっ、このままじゃ確実にやられる。・・・こうなったら)
シンはこの絶望的状況を打破するため、未だ成功率半分の技を使う賭けに出た。



111:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 00:06:25 BMQZlA5J
はやて「土下座しても、許さへんで。私の気を静めたければ情熱的なあっついKISSを・・・・あれっ?」
なのは「きえ・・・た?」
 先程まで恐怖に怯えていたシンの姿が、一瞬のうちに消えている。
シンが唯一会得できた奥義之歩法『神速』。恐らく御神の歴史上もっともあほな使われ方だろう。
ティア「え? シンどこ行ったの! 姿を見せなさい!」
キャロ「エリオ君! 今の見えた?」
エリオ「ううん、全然見えなかった・・・」
 階段を上る足音で、後ろに回られたと気付く四馬鹿だっだが、そのころシンは自分の部屋への階段を上りきった後だった。
シン(俺は今日ほど御神流を習っといて良かったと思う日は無い! 感謝します、士郎さん)
 当初の目的を忘れ、女からの逃走劇に使われる御神流。世の中も末である。
士郎さんも草葉の影でさぞや嘆いていることだろう(注 なのは世界では生きています)

 その後、なんとか逃げおおせたシンは(初めての快挙)、某スネーク並みのスニーキングミッションをこなして無事に部屋へ帰還。
コレクションの全てをヴァイス陸曹に預けることで事なきを得たのだった。
(四馬鹿娘は何とかごまかしきった。あ、ヴァイス陸曹ならその後行方知れずです)
無論、彼の女難がそれだけで終わるはずがない。
後に神速の発動現場を見られていたため、バトルマニアのシグナムに、散々訓練相手をやらされる羽目になった。
当然のごとく、デス子とのユニゾンはない。
シグナム「ふふ、まさかこれほど高度な技を覚えていたとはな。やはりお前は主の見込み通りの男だったようだ。私をこれほど燃え上がらせるとは嬉しいぞ、シン!」
シン 「ごふっ・そろそろ・・・休ませ・・。だ、だれか・・・助け・・」

リインⅠ「なるほど、毎度のことだがこれがお約束という奴か」

続く

112:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 00:07:00 r9xs83nQ
デス子可愛いw
支援

113:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 00:08:20 BMQZlA5J
[壁]´・ω・) 次はいよいよパル子の登場です。それと電波が届いたので
       小ネタも書いてみました。
  ・・・本編も頑張りますね。

114:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 00:17:30 BMQZlA5J
投下終了といいわすれてました。すいません

115:朝シン ◆7XTyrhgppY
08/01/06 00:42:07 1mKgf4F6
>>114
GJ!です。
パル子誕生にwkwkしながら待ってます。
最後に、 ヴァイス兄貴のコレクションの内容が知りたい。
内容によっては、 四馬鹿に大きな影響を与えるだろうし。

116:AC ◆LZI2Anj6qo
08/01/06 02:45:00 ZvjbhFoD
矢向性氏GJ!
インパルスに自分を重ねるシンに全俺が泣いた。
その後のデス子で台無しになったが、ってかデス子空気嫁


117:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 08:50:26 9I3XVXW7
>>114
全体的にはGJだけど一つ指摘したいところが、シンはどうやって神速を会得できたのですか?
いくらコーディーでスーパーエースだとはいえ、あんな短期間で奥義を一つでも習得できるものなのでしょうか。
そんな簡単に習得できたら幼少から何年も修行してきた恭也や美由季の立場がないのでは?
とらハの恭也なんて無理な修行をしすぎて膝を砕くほどですしね。
ちょっと都合が良すぎるのが気になりました。

118:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 09:40:36 85E2GdgO
>>117
お前ここは、ほぼなんでもありのネタスレだぞ?

119:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 11:03:52 DppaMsXX
ただの中学生から一年半位でザフトのスーパーエースになって半年後にキラを倒したシンに何を言っているのだ?

120:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 13:07:38 I+Vc//e4
夜行性氏のネタで御神流習ってた。
その時にネタ補正がかかってなければ死んでるような修行してたから、
それでじゃない?

121:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 14:20:20 Xpuhc3qz
まぁそんなこと言ったら神速以前にシンが御神流を習うこと自体(ry

ネタはネタ、と言うやつで

122:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 14:55:39 i4aonOzB
>>117
確かにこれが戦闘能力が重要なファクターとなるSSで、単にシンTUEEEやりたいだけというなら問題かも知れん
でも、ここではあくまでネタの為の小道具程度にしか使われんから、まああまり細かく言う程の事ではないんではないかと

123:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 15:20:44 rbdOrWxr
>>117
美由紀が怪我をせずに恭也だけが膝を砕いたことから、恭也の大怪我の原因は体が出来上がっていないのに
無茶な修練を繰り返したためと推理しました。(実際、美由紀は遅く始めたにも関わらず奥義を使え、大怪我もしていない)

元々今よりはるかに進んだ軍の訓練を受けていますし、ナイフ戦でもトップの成績を取っていることから
肉体面での問題はないはずです。
一ヶ月近く持ち前の女難で奥義を食らい続けて、奥義の基本的な仕組み?は覚えまし、
後は体を奥義が使えるように作り変えるだけでした。
戻ってからも修行は続けているんですが、成功率は五分五分のようです。
付け焼刃ではうまくいきませんね。

さて、ここから本音
[壁]´・ω・) 疑問 毎回逃げ回ってるけど、どれだけ走っても砲撃のほうが早いよな。
       ワンパターンになるのもなんだし、何か逃げ切るための策は無いものだろうか?

      アンサー なのはの実家は御神流の道場だった!
           神速を使えば逃げられるんじゃね!?
 
      結果 無理だった 奴の女難に 逃げ場なし


124:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 15:46:33 1mKgf4F6
>>123
>>美由紀。
たしか美由希だった筈。
流石リアル空気と言った所か。

125:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 15:55:28 oh7wrtrj
GJ
それにしてもデス子の空気の嫁なさすぎだよ
まあ、デス子から食い気と空気の読めなさ取ったら……え~と、六課ではかなりまともな存在になるかな?

126:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 15:57:21 UY2gLptF
あれだ、きっと女難>>>>>(越えられない壁)>>>>>神速なんだよ。
それと
シン「ここまでくれ・・・!!」
なのは「シン、忘れてたかな?私も『高町』なんだよ?」
ウワァァァァァ

みたいなことだって考えられるしな

127:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 16:09:07 tCyCpXif
寧ろ、このスレの女性陣はまともな人間は一人もいないと思うから問題なし
ん?誰か来t(ry)

128:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 16:43:52 9GDGq7A8
そういやなのはが妙に好戦的なのは御神…というか不破の血を継いでいるからとか
なんとか絞殺されていた時があったな

129:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 18:29:29 1mKgf4F6
皆さん、 美由希さんの事もたまには思い出してあげて下さい。

130:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 18:51:03 Xpuhc3qz
>>129
名前が出てるだけまだマシ
他の作品に至っては…

131:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 19:14:18 1mKgf4F6
話題と言うか、 今まで出番が殆ど無い人を名前だけでもだしてみる。
SHUFFLE!より、 カレハ ツボミ姉妹
とらいあんぐるハートより、 フィアッセ フィリス リスティ
DCより、 月城アリス 水越眞子


132:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 19:44:12 9I3XVXW7
>>123
わかりました。
シリアスではなくネタということで納得することにします。
返答ありがとうございました。

133: ◆o77ehnrsws
08/01/06 21:59:26 fL5JW3Bx
>>131
ななことかピンクのクマとか幽霊とか、DCはけっこう出てないような

え~突然ですが、しばらく学園ネタ休みます
なんといいますか、自分に三つも掛け持ちは無理でしたというか……すいません
しばらくはアイマスと悠久(どっちも最近全然進んでないですが)に専念します

134:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/06 23:20:56 tCyCpXif
画力は無くて書けないんだけど・・・
このスレの設定で同人誌書いたら需要はあるのだろうか?

135:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/06 23:48:39 BERfdGZ6
>>134
大人買い決定。さて、ちょっとした小ネタを考えたんだが投下OKかね?
いやまぁ、いつものように長いんだけども・・・。



136: ◆o77ehnrsws
08/01/07 00:07:17 oBpKOpbr
>>135
支援します

137:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 00:08:27 EXhvSydo
投下すると思った時には、もう投下を済ませておくものだ。

138:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:27:32 rLrou3/D
>>137
了解! 確認せずに書いたので既出だったらすいません


139:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:32:00 rLrou3/D
逆転! 女難裁判
主人公は平穏が欲しい若き弁護士『シン・アスカ』。
度重なる女難から逃れるために、八神法律事務所に就職したところからお話は始まります。
次々と舞い込んでくる裁判をこなし、無実の依頼人を救いましょう。

第1話:CEの逆転
八神法律事務所所属の新米弁護士、シン・アスカの初弁護。アパートで殺人事件が発生し、被害者の親友でシンの元同僚ルナマリア・ホークが逮捕された。
シンは彼女の無実を信じ、弁護を引き受けることを決意する。
しかし、目撃者として証言台に立ったのは同じく元上司のアスラン・ザラだった。
はたしてシンは彼の鉄壁の証言を崩し、見事無罪を勝ち取ることができるのか?

第2話:リリカル逆転劇
「八神法律事務所」でシンの師匠、八神はやてが襲われた(頭を殴られ重傷)。その犯人として、被害者の親友で弁護士であるフェイト・T・ハラオウンが逮捕される。
留置所での会話から彼女が犯人ではないと確信したシンは弁護を引き受け、真相を調べ始めるが、浮かび上がった容疑者は「時空弁護士管理局」の最高権力者だった。
はたしてシンは権力の壁を乗り越え、彼女の無罪を勝ち取ることができるのか?

第3話:逆転のAC
人気テレビ番組『アーマード・コア・ネクサス』のヒーロー・デュアルフェイスが怪人ナインボールを倒した! テレビではごく当たり前のことが現実に殺人事件として起こってしまう。
デュアルフェイスファンのデス子に引っ張られ、留置所を訪れることになったシンだが、そこに捕まっていたのはジナイーダの兄、ジノーヴィーだった。
はたしてシンはモリ・カドルの鉄壁のアリバイを崩し、ジノーヴィーを救うことができるのか?

第4話:逆転、そしてまた明日
近所の公園の湖で殺人事件が発生。容疑者として逮捕されたのは、ライバルであり旧友でもある天才検事・レイ・ザ・バレルだった。シンはレイを弁護するため、留置所へ向かうが、
彼はシンの弁護を一向に受けようとしない。調査を進めるにつれて、31年前のある事件との関連性が浮き彫りになってくる。
『DL43号事件』 アル・ダ・フラガが殺害され、容疑者として上がったラウル・クルーゼは無罪放免。犯人は現在に至るまで捕まっておらず、迷宮入りしている未解決事件だ。
DL43号事件 レイの出生の秘密 シンの家族の事故死 
全ての事件が繋がったとき、シンは自分の過去に隠されていた真実を知ることになる。
はたしてシンは過去の呪縛を乗り越え、真相を暴くことができるのか?



140:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:33:30 rLrou3/D
主な登場人物

新人弁護士 シン・アスカ
愚直なまでに依頼人を信じ、熱い心と真っ直ぐな信念で真実を暴き出す新人弁護士。
子供の頃に家族が事故で他界しており、そのときのトラウマが元で弁護士になった。
まだまだ腕は未熟だが、種割れ状態になると恐ろしく洞察力が高くなる。
相変わらず女難に遭っているようだが、偶にそれがいい方向に向くことがあるらしい。(なお、本人は全力で否定している)
「なんでいつもこんな目にあうんだーっ!!」
「また、嘘なのかよ! あんたって人はーーーっ!!!!」
「大丈夫だ。俺がきっと無実を証明して、君を守って見せる!!」
「異議あり!!!」

弁護士助手その1 デス子(デスティニー)
元MSだが色々あって人間モードになった。まぁ、細かい突っ込みは無しで・・・。
常にシンの影となり日向となり、支えられている居候。
余談だが、シンの給料の大半は彼女の胃袋に消えている。
軽い天然だが、彼女の一言が逆転の発想をもたらす・・・かもしれない。
本人はデス子でなく、ティニーと呼んで欲しいらしい。
「ちょっとマスター、おなかが減りました~」
「あの~マスター、またはったりですか?」
「マスター、あんまりふざけたこと言ってると、ビームライフルで撃ち抜きますよ」

弁護士助手その2 パル子(インパルス)
デス子と同じく元MSで、何故か弁護士としての腕ははやてより上。
料理や家事全般もでき、同じ居候でもデス子とは雲泥の差である。
もっとも、たいていは家で寝ているので探偵パートで絡んでくることはめったに無い。
本人はパル子ではなく、イルスと呼んで欲しいようだ。
パル子「弁護士に必要なことは二つあります。依頼人を信じること、そして冤罪なら必ず無実にすることです」
パル子「またなの、デス子? もう少しでお夕飯ができるから大人しく待ってなさい。
    主様、お皿を頼みます」
パル子「その程度の偽証で誤魔化そうとは呆れてものも言えませんね? 主様を舐めているのですか?」
シン(俺、全然分からなかったんだけど・・・)


141:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:34:59 rLrou3/D
弁護士事務所の所長 八神 はやて
シンの師匠にあたる凄腕?の弁護士。若くして独立し八神法律事務所を開く。
妄想と虚言の王「YAGAMI」と誠実と真面目の王「はやて」をたくみに使いこなし
シンに迫っていく。
が、いつも詰めが甘いので肝心なときに逃げられているらしい。
はやて「シ~ン~、初日から五分も遅刻やで! 罰として今度の日曜日は付き合ってもらうで~」
はやて「どうしたんや? 資料を読んどくんは弁護士の基本やで?」
はやて「なんや、私のポジションがパル子さんに食われとる気がするんよ」

シン「はやてさん、しっかりしてください!」
はやて「シン、私が・・・死んでも・・・・。あれ、もし私が死んだら? あかん! 他の女にシンを盗られる! まだや~!まだ死ねんで~!!!」
シン(ああ、心配なさそうだな。この人はどうやっても死にそうにない)


立ちはだかる個性的な検事達

ライバルであり親友でもある氷の天才検事 レイ・ザ・バレル
学生時代からの親友で、立場が分かれてもその友情に変わりは無い。
出生に関して重大な秘密を持っているらしいが・・・?
レイ「証人に明確な発言を願いたい。・・・正直困ります」
レイ「確かにあの証人は手ごわい。発言も的確だ。だが、奴のアリバイには決定的な矛盾がある」

シン「どう見てもそいつが犯人だろ!」
レイ「気にするな、俺は気にしてない」
シン「ごまかすな!」



142:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:36:30 rLrou3/D
元祖「キレデレ」、鞭ではなく羽を飛ばしてくる第1ドール
ローゼンが殺された事件を追うために検事になった。犯人は『真紅』と思い込み、激しい憎悪をたぎらせている。
シンに気があるもののまるで気付かれていないようだ。

水銀燈「ふふふ、怒っちゃ駄目、血圧上がっちゃうわよ 。乳酸菌取ってるぅ?」
シン 「そういえば最近取ってないな。昨日も確か・・・」
パル子「主、私達は昨日何も食べていません。ちなみにおとといも素麺だけでした」
シン 「そうだったな。デス子のせいで食事代が足りなくなったんだった」
デス子「・・・・・・・(お腹が減りすぎて、機能停止している)」
水銀燈「・・・この裁判が終わったら何か奢ってあげるわぁ」

歩く常勝無敗、生きた不敗伝説、検事局の白い冥王 高町なのは
弁護士である八神はやての最大のライバルであり親友。若くして検事局のエースオブエースの地位を勝ち取り、数百の裁判を経ていまだ無敗。
そのため、恋愛経験は少なかったらしく、シンにベタ惚れ(?)してはいても接し方がわからないようだ。
なのは「その木づちをたたいて“有罪”と言いなさい。それがあなたのすべきことよ」
なのは「・・・犯罪者さん。少し・・頭冷やそうか・・・」

なのは「ねぇシン、この裁判が終わったらどこか美味しいものでも食べに行かない? あ、答えは聞いてないから」
シン 「裁判所でレイジングハートを出さないでください。なんで、持ち込めたんですか、それ」
アティ「・・・・まあ、いいでしょう。あまりやりすぎないでくださいね?」
シン (いいのかよ!!!)


143:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:37:14 rLrou3/D
妙に濃い脇役
警視庁のエリート女刑事 ジナイーダ
シンの学生時代の女友達の一人で、警視庁でも将来を嘱望されているエリート。
刑事部長だった兄を尊敬しており、なぜ警察をやめたのか疑問に思っている。
ジナ「あいかわらず、また事件に巻き込まれているのか。ほら、検死の結果と被告人の供述書」
シン「いつも悪いな。今度何か奢るよ」
ジナ「断る。お前に奢られると汚職になるからな。ただ・・・その・・私が奢るのなら問題ないんだ。だから、また一緒に食事にでも行かないか? も、もちろんお前が嫌じゃなかったらでいいんだ」
シン「嬉しいけど、それって本末転倒じゃないか?」

普段は温厚だが切れると抜剣覚醒 アティ裁判長
持ち前のおっとりした雰囲気で、裁判の殺伐としがちな空気を和ませている。
天然で一見頼りなく見えるが、最後は必ず正しい判決を下すのは有名な話。
シン「そんなこともわからないのかよ、あんたって・・・」
アティ「アスカ弁護士、私は口の悪い子は嫌いですよ(無言で抜剣覚醒)」
シン「・・・すいませんごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
パル子「はぁ、情けないです」


144:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 00:47:16 URZSfgjJ
炒飯検事ディアッカは?

145:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:55:28 rLrou3/D
シン 「これは・・・何なんですか?」
スカリ「私が発売した裁判アドベンチャーゲームだよ。キラ君に依頼されて作ったんだが、既に予約は三ヶ月先までいっぱいでね。
    私としても研究費用が増えて何よりだよ」
シン 「・・・・・・(相変わらず死亡フラグばかり乱立させる人だな)」

その後、多くの女性達から何故私の出番が無いのかと散々クレームが来たため
このソフトは2,3と続いていくのだった。
(スカリエッティは製作に追われてぶっ倒れたらしい)

シンに対するアプローチまで過激になっていったのは、彼の女難という特性ゆえだろう。
はやて「シ~ン~、一緒に法律事務所開かへんか~?」
なのは「駄目だよはやてちゃん。シンは私と一緒に検事局へ入るんだから」
ジナ 「その・・食事の件だがな。ゲームの中とはいえ約束は約束だと思うんだ」

シン「なんで、いつもこうなるんだぁぁぁぁ!!!!」


146:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
08/01/07 00:55:54 rLrou3/D
とりあえず終了。え? オチ? まるで考えてません(笑)
配役に不満がある人は逆転裁判をやってもらえれば納得できると思います。

でもなんでだろう、キャラの立ち居地がなぜかすんごくしっくり来るんだけど・・・。

147:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 01:07:10 qB4YpeI4
ちょwwwこれはマジで商品化希望www
つかアスラン・ヅラwwwハマり過ぎだろ

148: ◆o77ehnrsws
08/01/07 01:11:19 oBpKOpbr
>>146
乙でした、なんという逆裁w
3までプレイしてるんで元ネタは分かるんですが、検事が多くて思わず吹いたw

こちらの弾薬もあるにはありますが、明日まで取っておきます

149:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 01:31:19 3NmxYcOQ
>>146
GJ!
すげえやってみたいw
みんな役にはまりすぎててワラタ

150:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 01:38:55 EXhvSydo
吹いたよ。
ああ、俺の負けだ。GJ!!
ってか、度重なる女難から逃れる先が八神のトコじゃダメだろwww

151:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/07 03:13:55 N8KZEij9
これあれだろ?3あたりの最後のライバル検事がグラサンかけた議長で
「若さゆえの過ちだな」
「坊やだからさ」
「そんな推理!そうそう当たるものではない!」
とかいうんだな!

それよりもなのはさんwwwwその位置じゃあDL事件のwwwww犯wwww人

152:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 05:56:47 XCOtLf6h
なんとなく、『どきどき魔女シン判!』という電波が来たが、ゲームをやったことない私にはうまく受信できなかった。

153:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 08:22:30 URZSfgjJ
女性の身体を触りまくって、変態と言われるシンということではすか(間違い誇張ではない)
ルル役はやっぱデス子かな空気読めないから

154:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 09:55:49 KX+JHMcO
このスレ的には言いがかりつけられて女性陣から身体を触られまくるシンだろ

155:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 12:50:37 ocw95Pa9
ただ今避難所にてまとめ人の引き継ぎを募集しています
我こそは、という方はぜひ申し出てください

156:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 14:03:26 0gj2+28K
>>146  GJ!
    機能停止デス子にフイタwww
    水銀燈の影薄いことは決定で。ん?チャイムg

157:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 17:22:03 7qkgVVHp
シン「ギンガさんあけましておめでとうございます。」
ギンガ「あけましておめでとうございます、シン君。今年もよろしくお願いします。」
スバル「ギン姉、あけましておめでとう!」
ギンガ「あけましておめでとうスバル。ヴィヴィオちゃんやヴィータ副隊長は元気?」
スバル「元気だよ。今も二人してお年玉でお買い物に行ってるし。」
ギンガ「すっかり娘さんになってるね。」
シン「まぁ、なんかもう違和感がなくなってきましたよ。」
スバル「慣れって怖いよね。」
三人「「「アハハハ。」」」

スバル「そうだ!ギン姉、羽根突きしない?」
ギンガ「いいわよ。そうだ、シン君もどうですか?」
シン「いいですね、やりましょう!」

シン「そりゃ!」
ギンガ「てい!」
シン「おっと!」
ギンガ「シン君上手ですね。でも負けませんからね!」
シン「俺だって負けませんよ!」
テイ! ヤー! ナンノ! アハハハ ウフフフフ
スバル「………。」

シン「よし!俺の勝ち!」
ギンガ「う~、負けてしまいました。」
スバル「次は私とだよ!シン!」
シン「お、おう。」
スバル「いっくぞ~!」
シン「ちょ、早ッ!」

ヴィータ「ただいま~……ってええぇえ!?」
ヴィヴィオ「ただい……パパ真っ黒さんだ~!」
シン「……おかえり。」
ヴィータ「なんかあったの?ママ。」
スバル「別に~。羽根突きしただけだよ♪」
ヴィータ(なんかあったな絶対。)


158:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 18:03:04 o5WwP2E0
>>157
まぁ筆で黒く染められた程度ならまだマシだな
スバルの力で真っ赤に染められる可能性もあるわけだしw
だが、顔面真っ黒で目だけ赤いってそれどんなホラー?w

159:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 18:04:12 0gj2+28K
>>157 GJ!やっとギンガさんが出てきてくれてうれしいぜ!
それにしてもこれはもうシンスバスレをたてるんじゃなく、
   「StrikerS からの新なのはキャラ×シンスレ」
   ・・でいいんじゃね?

160:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 18:13:58 URZSfgjJ
駄目だ過疎る

161:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 18:19:35 vJf4vnVd
>>159
立てたら立てたで変なのが沸いてでくるから無理

162:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 19:27:32 YJQi4D+W
>>159
そうしたら使えるキャラが制限されてネタも少なくなるんじゃない?
制限すると過疎るだろ、原点女難みたいにさ。

あとなんで別にスレ立てようって言うの。
もしかして前にスバシンスレ立てようって言った人?
例え違ってもそういう事を言うのは控えたほうが良いんじゃないかな?
職人さん気にして避難所に書き込みしてたし。

163:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 20:14:37 ocw95Pa9
まぁ、現状でなのはネタ多いのも確かだわな
使いやすいってのもあるだろうけど
>>131とかでも挙げられてるけど出番ないキャラも結構いるし、そっちでも膨らまないかなぁ

164:名無しさん@お腹いっぱい
08/01/07 21:23:09 DE8XxON5
>>134
破産する位、買い漁る覚悟はあるぜ?

>>146
超GJ!!
爆笑しすぎてお腹いたいっすwww

>>157
こちらも超GJ!!
ほのぼの一家って感じでマジ和みますw

他の女性陣が仁義なきシン争奪戦を(シンそっちのけで)激化させてる間に
スバルがいつの間にかシンの嫁さんになっていそうw

おんや?誰か来t(ry)

165:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 22:08:29 YJQi4D+W
>>164
あれスバシン時空ではカプ成立してなかったっけ?
前のネタでお互い好きとかいってたような。

166:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 23:26:23 Z4hdL+FQ
>>165
スバシン時空の中でも細かい枝別れが会ってだな…

167:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/07 23:28:04 Z4hdL+FQ
>>157
ギンガさんに嫉妬するスバル可愛いよ
スバル可愛いよスバル

168: ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:15:08 ZH2dvAWh
投下してもよろしいでしょうか?

169:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 00:19:38 eZPDiN3C
おk

170:アイマスネタ ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:25:01 ZH2dvAWh
「はぁ……」
 事務所のデスクに突っ伏して呻く。今日の分の報告をまとめなければならないというのにその気力が湧かないのだ。
 今日のレッスンもいつもと同じだった。着実に千早はダンスのスキルを磨いてはいるものの、美希と並んで踊れ
るレベルまでは至っていない。美希の方はここ最近でかなり上達しているのだが、それでも千早と比べると差が
出てしまう。
 美希のダンスは元からの才能もあってのことだろうし、千早の歌は今日までの積み重ねがあってこそのものな
のだ。互いに秀でているものに差がありすぎたのがここに来て響いてきた。特に千早は歌以外のことにはほとん
ど眼もくれず今日まで活動してきたというのだから、この短期間で美希と同等になることを求めるのは酷というもの
だろう。
 ―たしか、あと二週間だっけ。
 そう、明日からは秋スペのために用意された曲のレッスンが始まるのだ。もはや残された時間はわずかだった。
 自分が彼女たちのために何ができるのか、そんな思考のループに陥ったシンは他の仕事に実を入れることが
出来ないでいた。

「お疲れ様でー……ってシン、まだ終わってないの?」 
 のっそりと顔を上げると、呆れ顔でこちらを見る律子さんの姿があった。今日はアイドルとしての仕事は入って
いなかったはずなので事務仕事で遅くまで残っていたのだろう。
「まったく、そんなに大した量でもないでしょ? 仕事が入ってたわけじゃないんだから」
「すいません……」
 そう、ここ最近はレッスンしか行っていないので報告書自体はすぐに書き終わる程度のものなのだ。
 だというのに、うまくまとまらない。気付けば秋スペの―正確に言えば千早の―ことを考えてしまい、この程
度の仕事ですら手間取るほどになってしまっている。そんな自分が情けなかった。
「千早のこと、そんなに気になる?」
「そりゃ……気になりますよ」
 レッスンの不調を目の当たりにしているだけではなく、おぼろげながら彼女の家庭事情にも触れたのだ。気に
ならないわけがない。
「ふぅん、そうなんだ」
 キラリと眼鏡の奥で瞳が光った。初めて見る反応だってので少し面食らった。

「あの、何か?」
「ううん、いいの。気にしないで」
「はぁ」
 どう見ても気にせずにはいられない反応だったのだが、とりあえず下手に突っ込むのは避けたほうがいいような
雰囲気だった。
「それはともかくとして、早く報告書仕上げないとね。私はもう上がるから」
 もっともな指摘に何も言うことが出来ず、ぐったりしつつ真っ白な報告書と再び向き合う。
「そうそう、言い忘れてた。千早のことで分からないことがあったら彼女に直接聞いたほうがいいわよ。千早の
場合、面と向かって正直に接したほうがいいから」
 それじゃ、と言って律子さんは事務所を後にした。
「……直接、か」
 その手段を取るにはいろいろと覚悟がいるだろう。
 何よりの問題は、もし話を聞けたとしても千早の力になることがでいるかなのだが……
 溜息を吐き、先程までピクリとも動かなかったペンを走らせた。

171:アイマスネタ ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:26:16 ZH2dvAWh
「じゃあまずは一通り合わせてみよう。二人とも準備はいいか?」
「……はい」
「美希はいつでも大丈夫!」
 二人の返事に頷き、プロデューサーはスタッフに指示を出す。ブースの中で曲が流れ始め、二人のアイドルが
それぞれリズムを取りながら歌を歌い始める。
「夜の駐車場で、アナタは何も言わないまま……」
「ラジオから流れるメロディ、私は今日を振り返るの……」
 サビが終わったところで思わずプロデューサーに耳打ちする。
「いったいどんな魔法使ったんですか?」
「俺だって驚いたよ。ま、美希には元から才能があったってことかな」
 軽く通しただけだというのにかなりの完成度だった。千早はもちろん、美希も以前とは比べ物にならないほどの
歌唱力を発揮し、そこかしこからスタッフの感嘆の声が上がった。
「ここまでは予想通り、あとは……」
 しかし、プロデューサー―そしておそらくは自分も―の表情から険しさが取れることはなかった。


 大体ではあるが歌合せを完了させ、場所を移してダンスの練習が始まった。千早と美希もジャージに着替え、
真剣な顔で踊っている。
「千早、もっとスピーディに踊らないと曲のイメージに合わないぞ!」
「は、はい!」
「美希は美希でアピールが強すぎる! 今回は一人で踊るんじゃないってことを忘れるな!」
「はいなの!」
 傍から見た印象では、千早は美希になんとか付いていこうとして無理に踊っているようだった。しかし美希の方
もデュオで踊ることに慣れていないのか、いつものキレがないように感じる。
「本番ではこれを踊りながら歌わなきゃならないんだ、残りの時間全部使ってでもダンスの流れを身体に覚えさ
せるぞ!」
『はい!』
 こちらが口を挟む余地もなかった。いつもはどこか抜けているプロデューサーも意識を二人のダンスに集中さ
せている。
 徐々に激しさを増すレッスンの中、今の自分が出来ることは石のように静かに事を見守ること、そして水とタオルを持っていくタイミングを見逃さないことだった。


「5分間休憩に入る。ちゃんと水分補給するんだぞ」
 そう言ってプロデューサーはダンスのコーチと共にスタジオから出て行った。相変わらずプロデューサーの顔
には険が残っていたので気になったが、今はすぐに二人の元に行かなければならないと気を取り直した。
「二人ともお疲れ。これ、水とタオル」
「うん……ありがとうなの、マネージャー」
「…………」
 美希はいつもの態度とはうってかわっておとなしくなっており、千早に至っては無言のまま俯き加減で水を受け
取った。肉体的な疲労はもちろんあるだろうが、おそらくはそれ以上に思うように上手く踊れないことが響いてい
るのだろう。
「まぁまだ初日だし、これからきっとよくなるさ」
 自分でも気休めにしかならないことは分かっているのだが、そう言う他なかった。

172:アイマスネタ ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:27:20 ZH2dvAWh
「えっと、千早」
 嫌な沈黙に耐えられなくなり、つい千早に話しかけてしまった。そんな自分に驚いていると、少し不機嫌そうな
瞳がこちらを見据えた。
「……なんですか?」
 問いかけられるが返事に窮する。何を話すかも考えないままに声をかけてしまったのだから、誰よりも自分が
混乱していた。
「あ~、その、えっと」
 目の前でさらに千早の表情が険しくなっていく。早く何かを言わなければ、という焦りからさらに頭が真っ白に
なっていく。

 ―千早のことで分からないことがあったら……

 空白になった部分に昨晩のやり取りが浮かび上がってきた。今聞くべきことではないのだろうが、今を逃してし
まえばずっとうやむやのままになってしまうような予感があった。
「……あのさ、なんか悩みとかあるのか?」
「―、」
 わずかに乱れていた千早の呼吸が止まり、直後に攻めるような視線がこちらに向けられた。だがそれをあえて
無視して続ける。
「俺は詳しいことは知らないし、無理に知ろうとは思わない。けどさ、それでも何か力になりたいんだ」
 『知らない』ということがどれだけ幸福であり、罪であるかは元の世界で痛感している。だからこそ同じ過ちは
繰り返したくなかった。
 プロデューサーのように立ち回ることは自分にはできないだろうが、どんなことでも力になれるのなら例え雑用
だろうと全力で尽くすつもりだ。
「……私、は」
 千早の口が開く。しかし言葉は出てこない。
 ―あの夜の時と同じだった。
 美希がこちらと千早の顔を見比べながら心配そうな顔をしていたのが見えたが、今はただ千早の話を待つこと
にした。
 そのまま沈黙が続き、瞬く間に5分が過ぎようとしていた。
「……そろそろ休憩終わりだな、プロデューサー呼んでくる」
 汗を吸ったタオルを引き取って背を向ける。今の千早たちは例え一秒だけでも時間が惜しいのだ。
「あ……」
 千早の声に反応して足が止まった。しかしそれっきり何も耳に届くことはなく、再び歩き出す。今度は引き止め
られるものは何もなかった。

 結局何も聞くことができなかった。悩みがあることは確かで千早が何かをこちらに伝えたがっていることは知るこ
とができたが、結局そこまでだった。
 何もできないことが何よりも辛いということを久しく実感して、唇を噛み締めた。

173:アイマスネタ ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:28:20 ZH2dvAWh
「……あのさ、なんか悩みとかあるのか?」
 その言葉を聞いた瞬間、私は自分でも驚くほどの怒りを感じました。
 冷静に考えれば彼には何も落ち度はないはずなのに、その質問に対して反発してしまったことから理不尽な
感情が出てきてしまったのだと思います。
 ……原因は分かりきってます。両親の喧嘩が、ここ最近になってさらに激しいものになっていってること。私が
どれだけ殻にこもろうとしても聞こえてくる、罵声に怒声、それに泣き声。
 よりによってなんでこの時期に……そう何度訴えても収まることはありませんでした。
 そのことを話したところで何が変わるわけでもない。だから私は何も語らないつもりでした。
 だけど……
「俺は詳しいことは知らないし、無理に知ろうとは思わない。けどさ、それでも何か力になりたいんだ」
 さっきの言葉とは違って、今度は切実な思いを感じました。紅い瞳には真剣でいて、そしてどこか子どもっぽさ
が残っていて、なぜかあの子のことを思い出しました。
 ―あのときに話せなかったことを話してみてもいいかもしれない。
 そう思っても、私はあのことを話すことができませんでした。
 少し辛そうな顔をして去ろうとした彼を引き止めても、結局何も言えずに……

 ふと後悔から我に返って視線を上げると、美希が少し不満そうにこちらの顔を覗き込んでいた。
「美希……? どうかしたの?」
 そう聞いてみると、美希はしばらくの間腕を組んで何かを考えるように瞳を伏せて、やがて瞳を開いた。
「んとね、千早さんはマネージャーのことどう思ってるの?」
「どうって……」
 少し頼りないところもあって、基本的には真面目で、あれだけ着替えを覗いたり女性の胸を触ったりするのは
偶然ということにしても感心しないけど、容姿はそれなりに……
「って、別に意識なんてしてないです! えぇ、プロデューサーと一緒であくまで仕事の上の関係だけで!」
「? なんでそんなに慌ててるの? 美希はただどう思ってるのって聞いてるだけだよ?」
 ……くっ、真面目になったと思ったけど、掴み所のないところは相変わらずね。
 そんなことを考えている間に、美希はどこか嬉しそうに語り始めました。
「あのね、ミキはここに来たときは周りの人のこととか全然気にしてなかったの。アイドルに元から興味があったわ
けでもなかったから、ただ適当にトップアイドルにまでなれればいいなぁって思ってたの」

 今までの美希の態度から薄々そういうことは感じていました。そしてあの夜から、美希は驚くほど変わった。
「でもね、ハニー……じゃなかった、プロデューサーさんに助けられてから気付いたの。ミキたちはいろんな人た
ちに助けられながらアイドルだなぁって」
 それは自分でも分かっています。こんな歌うことしか取り得のない小娘がここまで来れたのはひとえにプロデュー
サーのおかげだし、懸命にサポートしてくれるマネージャーにも感謝している。
 だけど……それは美希が言いたいこととは、少し違う気がした。
「みんなでがんばろうよ。ミキは千早さんと一緒に歌ったり踊ったりできて嬉しいし、楽しんでやったほうがきっと
うまくいくと思うから」
 楽しんで、そういえばそんな風に考えることが最近ではあまりなかった。大好きな歌を歌っても、家では辛いこと
しかなかったからなのかもしれません。
「休憩終わり、続きをやるぞ!」
 プロデューサーが戻ってきてレッスンがまた始まりました。それからのレッスンは、いつもとは少し違って充実感
を感じることができました。

 そして、この頃から少しだけマネージャーのことを意識し始めている自分に気付いたのでした。

174:アイマスネタ ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:29:25 ZH2dvAWh
<おまけ:給料日>
伊織 「なっ、なんでこの私の給料がたったの3千円ぽっちなのよ!? おかしいじゃない!」
P   「い、いや……最初はこんなもんだし」
伊織 「冗談じゃないわよ! パパやみんなにあれだけ言ってこれだけなんて……こんなお金捨ててやるー!」
P   「って待った待った! それはマズイって!」
伊織 「う……じゃ、じゃあ募金してやるんだから! 今に見てなさいよ、今に大金が転がり込むスーパーアイド
     ルになってやるんだから!」

やよい「うえぇっ!? ぷ、プロデューサーさん! 3千円ももらっちゃっていいんですか!?」
P   「うん、やよいはそれだけ頑張ったってことだからね」
やよい「こ、こんなにいっぱいお金がもらえるなんて……わたし夢でも見てるみたいです!」
P   「あ、あはは……それはよかったね」
やよい「うっうー! これでウチは一週間はごうせーなご飯が食べられます!」
P   「……頑張ろうな、やよい」

小鳥 「えっと、亜美ちゃんと真美ちゃんのお菓子代の立て替え分、伊織ちゃんのお茶代の分、やよいちゃんの
    ジュース代の分、その他諸々を差し引いて……今月のお給料はこんな感じですね」
シン 「いち、に、さん……やった! 百円玉が4つも残ってる! 今夜のひさびさに卵入りのもやし炒めが
    食べられる!」
やよ・伊織『…………』
シン 「え? 何その哀れみの視線!? 幸せだよ俺!」
伊織 「……す、少しだけならこのお金分けてあげてもいいわ、よ?」
やよい「う~、あの、その、少しだけかもしれないですけどわたしも……」
シン 「え?」

 もちろんやんわりと断りました。

175: ◆o77ehnrsws
08/01/08 00:33:00 ZH2dvAWh
あい、というわけで久々の長編+αでした
最後のおまけはあまり出番がない二人にもということで突発的に浮かんだネタですが……
タイミングが悪かったかなと思いつつ反省はしておりません(ちょw
う~ん、しかしこれが終わったらどうすっかなーと思わないでもなかったり
いっそアンケ取ったりニコのネタ引っ張ってきた方がやりやすいかも

多分あと3回くらいで終わりです
でも多分次はこっちも久々の悠久ネタ

176: ◆XaYxKS9Ee.
08/01/08 01:03:21 lkJ6NbeD
>>175
投下乙ですー。ちひゃーフラグが立ちました、って展開ですね。
シンに対してどういったふうに打ち明け、態度が変わるのか。
次に投下するという悠久ネタともども、続きが楽しみです。
オマケネタ……シンはまだ極貧生活続行中かwww

>う~ん、しかしこれが終わったらどうすっかなーと思わないでもなかったり
リッチャントノフラグガマダデスヨ?と軽く要望を出してみるwww
GJでした~

177:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 01:59:27 SM89aF1v
いや、コノフラグヲハッテンサセルホウガイイデスヨ?
ああ、でもイオリガイオリガイオリイオリイオリ……

しかし、アイマスの世界観だとシンの殺し文句
「君は俺が守るから!」が使えないのでこういう時にもどかしいですね。
自分がやる訳でもないので種割れも出来ないし。
つまり、あれだ。なのはさんとかがスパロボ系なら、こっちはリアル系だね?

178:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/08 04:00:19 SdrtgMUV
>>177
そのセリフを使うとなれば・・・

ある日765プロ事務所に謎の手紙が一通届いた。
「きゃぁ!!」
「これは・・・」
脅迫文章、次のコンサートを中止にせよ。そうでなければ・・・
「どうするんですか」
「仕方ない、警察に連絡を」
最初はただの度がすぎたイタズラ、そう思い油断していた
「大変です!やよいの給食費が!」
「美希!苺ジャムはおにぎりの具じゃないぞ!」
「千早のファンからのプレゼントの中にパッドが!!」
「春香にはスタビライザーやら鞭やらが!」
迫るコンサートの期日、そして近づくにつれ過激になるいやがらせ
「あずささんの胸の上や律子の眼鏡に生クリームをつけていった犯人は誰だ!」
「大変です!真の衣装が全て乙女仕様に!」
「伊織が虚無の系統に目覚めました!」
「亜美と真美がコンサートで手品ネタを披露したらもう一人増えてました!」
怯えながらも意思を貫こうとするアイドル達、そして-
「私、負けたくありません!なぜなら765プロ代表のアイドルだからです!」
「わかった、お前がそういうんなら・・・俺が君を守る、この命に懸けて」
「プロデューサー・・・」
「よし、いってこい。派手にぶちかまして来い!」
「はい!アイドルなのは17時までよ!皆ーーーレェェェェッツパリィィィィィ」

劇場版アイドルマスター、星の鼓動は愛
新暦81年公開予定
同時上映 蒼き八神白き飛鳥

こうだな
>>175
シンwwww、頑張ってwwww。ワーキングプアに負けないで.

179:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 06:08:51 gudjy7Rd
レッツパリィ
つまり受け流せということか

180:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 11:57:20 HLnvZ0jG
>>177
もうシンは持ち前の体力と身体能力を駆使してバックダンサーでもしないと生きて行けないと思うんだ

あとバックダンサーならシンの決めゼリフだって
「俺が君を(ミスから)守るから!」

って感じで一つ……駄目?

181:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 12:55:20 rUBgEmpn
>>179
       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
     ((
   〃´   `ヽ      
   i .( (( ))ノ
   W ゚Д゚) <パリイ!

182:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 19:21:09 x46pkOpB
>>179
マジレスすると
メタルウルフカオスの主人公の決めゼリフ「レッツパーティー」だぜ
ただどう聞いても「レッツパリィ」なんだけどな

183:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 20:19:53 INhT/1WL
へ?あの六爪流の独眼龍じゃ無いの?「派手な戦になってきたZE!レッツパァァァリィィィィィ!」じゃ無いの?

184:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 20:24:02 sY7evfhO
このスレまだあったのか
懐かしいな

185:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 21:06:11 gudjy7Rd
あとアイドルなのは 17歳見えた


永遠の17歳教恐るべし

186:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 21:28:46 x46pkOpB
>>183
あの大統領のセリフにこんなのがある
「紳士なのは17時まで」

だからメタルウルフカオスからの引用で間違いないと思う

187:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 22:56:49 xyzcLDEg
「なのは」と言う単語を見るだけで、警戒するあまりビクンと反応してしまうぜ。

188:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 23:24:34 qX74spoD
クソスレ晒しage

189:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/08 23:24:39 mhWH8yBy
まぁ、その単語はこのスレじゃ日常茶飯事だからな・・・

190:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 00:52:07 MlhYQT7x
今日は投下なしかな…

191:AC ◆LZI2Anj6qo
08/01/09 01:12:02 vYoZatz3
誰も投下しないなら投下しようかな?

192:AC ◆LZI2Anj6qo
08/01/09 01:16:00 vYoZatz3
んじゃあ投下行きます。
随分前に投下したANUBISネタの続き(みたいな物)

激突! ジェフティVSデスティニー




暗闇を裂く朝の日差しの中、シン・アスカはジェフティのコックピットで目を覚ました。
(あれ? なんで俺、こんな所で寝てるんだ?)
首を傾げ、昨夜の事を思い出してみる。
ふと辺りを見渡すと、ボロボロになった毛布に包まれた抱き枕が一つ。
それをみて昨夜の記憶が、シンの脳裏に蘇った


残業(始末書)が終わり自室に帰る俺(デス子はすでに就寝済み)
疲れて眠ろうとシーツをめくると、そこには便乗ことフェイト隊長が!
「ウオーーーーーイ!」 思わず叫ぶ俺。
「どうしたの!  シン! 」
ジャンジャジャーン!
「げぇ! 冥王!」
隣の部屋の壁をぶち抜いて、なのは隊長登場。
「冥王? シンあた……」
「いい加減にせい! あんた達、今何時やと思ってるんや!」
以前の凸乱入の騒ぎでショックを受け、まともに戻った(なった)八神部隊長の砲撃魔法が!

機転を利かし、デス子にシン・アスカ変装セット(黒い男性用カツラ、赤いカラコン、つり上がった付け眉毛)を付け
身代わりにして、ボロボロになった毛布片手に華麗なる脱出。

誰もいなくて静かな場所……即ち格納庫へGO!
…………寒いからコックピットで寝よう。
デス子がいないとデスティニーは暖房きかないからジェフティで寝よう!

「エイダ。 悪いけど今日はコックピットで寝かせてくれ。 ……答えは聞いてない!」
「別に構いませんが、こんな所で寝たら風邪をひきますよ?」
「大丈夫。 俺コーディネーターだから。 んじゃお休み」
「あっシン。 いくらコーディネーターでも寒いのには変わりないでしょうに。 ……こうなったら仕方ありません」


193:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 01:31:38 lLqLgL93
……支援?

194:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 01:41:12 N84q3zPF
>>193
どうやら、AC氏のブラウザの調子がよくないらしい。
因みに氏は現在、避難所にいる。

195:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 01:49:49 lLqLgL93
あ、ホントだ。
代理投下、誰かよろ。
とりあえず、俺はGJを送っておく!
そういえば、何だかんだでデス子がフラグ立てることって、少ないよね?

196:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 03:05:53 AoeaiVH/
デス子の形態がいまいちハッキリしないからな
ヴィヴィオみたいな幼女なのかリィンⅡサイズなのか成人女性サイズなのか
俺はデス子は基本ボンキュッボンで、
時と場合によって妖精サイズやMSになれる特異な奴と勝手に脳内補完してるけどw

197:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 03:23:28 SAWw/Lrk
俺もデス子は基本ボンキュッボン派だな・・・キャラデザが吉崎観音みたいなイメージかな?カードビルダーの連邦秘書みたいな

198:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 13:31:30 9XbHjgC4
確かに・・・俺の中でもボンキュッボンキャラだな.
何せディスティニーはより人間に近い動きを可能とする機体で,
単機でありとあらゆる状況(萌)に適応される機体だしな.


あれか?ロリ巨乳というやつなのか?
・・・CVは川澄綾子さんを希望します.
腹ペコキャラだし.

199:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 13:54:18 xg3pAKEC
俺はどこかでみた擬人化イラストそのまんまだな
金髪ロング、目の下に赤いラインで大剣を振り上げてる。あと何故か白スクだったやつ

200:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 14:06:04 9XbHjgC4
>>199
自分も最初はそうだったんだけどな・・・
なんだか色々なSSを読んでいくうちにどんどん剣のサーヴァントに・・・
ミステリー

201:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 14:30:37 YJl0ZMYI
>>199>>200
確かに今のデス子は剣のサーヴァント臭がプンプンしやがるぜ。
使ってる剣の名前はかつての部下の物なのにねー……
謎だ

202:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 14:35:44 E1pGgOm2
つまりあれか、デス子はアホ毛が抜けるのではなく腹が減りすぎると黒(灰?)化するのか

203:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 14:48:14 CGJyRW09
MS時のデス子はOS起動画面にシルエット(A'SラストのリィンⅡみたく)で浮かび上がって、
あーだこーだとシンに口やかましく指図する迷惑(?)な相棒
そのくせルージュのような支援AI機能を持ってるわけでもなく、行動は完全にシンの操縦に依存
こんなどうでもいい勝手設定まで頭の中にある俺ってやべえww

204:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 14:52:31 AoeaiVH/
>>200-201
モデルがあるとイメージしやすいね
剣のサーヴァントさんが巨乳になった感じかなw
宝具がエクスカリバーだけじゃなくアロンダイトもあったなら正にピッタリって感じだったのに

205:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 15:41:51 SAWw/Lrk
PSダウンするのかwww

206:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 15:41:57 Saq50v+d
つまりこういうことか?

運命子「マスターお腹が空きました!ポテチを要求します!!」
シン「・・・お前ってさ、確か核動力とのハイブリットで基本的に燃料切れとか起こらないはずじゃないのか・・・?」
運命子「いえいえ、マスターの人使いが荒いのでお腹が空くんですよ」

207: ◆o77ehnrsws
08/01/09 20:08:08 8UjvMjYL
需要があるのかないのかサッパリだけど、勢いでやっちまった恥を晒してみる

URLリンク(www8.uploader.jp)
今回の「くっ」の部分
シンもいたけどあまりにも似てなかったので削除
……うん、明日の昼には消そう

208:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 20:35:38 uyd5CjX/
シン・アスカが女難のスロット機
大女難ボーナス:465枚以上の払い出しで終了
女難ボーナス:365枚以上の払い出しで終了
パルマボーナス:165枚以上の払い出しで終了
ボーナス終了後は女難チャンスへ移行

女難チャンス
開始時:yagamiの「逃がさへんで」の声とともにスタート、30Gのチャンスタイム
逃げるシンを捕まえるとそこから100G~200GのRTへと突入する。

演出
六課ステージ
始末書演出:始末書に描かれている図柄によるナビ告知。
訓練所演出:訓練で相手に勝利すればボーナス
期待度はティアナ<スバル<シグナム<三馬鹿

765プロステージ
給料袋演出:給料袋から出てくる図柄のナビ予告、給与明細の額の大きさで期待度UP
ステージ演出:ステージが成功すればボーナス、プレミアでアスカがでてくる事も・・・

突発演出
AC演出:ジナよりも撃墜数が多ければボーナス
パルマ演出:転びかけてる女性を救出しパルマしていればボーナス
デス子演出:食料を要求してくるデス子を説得できたらボーナス

プレミア
レバーオンと同時に家族演出(スバル時空)が始まる。

なんてのが浮かんでしまった。
ボーナス確定シーンが必死の形相で女性達から逃げ惑うシンの姿だから勝っても
勝った気がしない罠。


209:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 20:49:54 9tfwUt5H
>>207
すごくけりが似合いそうな人ですね

210:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 21:32:56 lLqLgL93
>>207
ははっ、そんなことをして、褒めて欲しいのか?
恥を晒してまで、GJって言って欲しいんだろう?

……言えばいいんだろう、言えば!!
ちひゃーらぶ。色がついてれば、もあベターだったな。
ってか、そんなうpろだがあったのか。知らなかった……

211:危険物 ◆1pEIfYwjr.
08/01/09 21:48:52 N84q3zPF
姉恋
7人の姉達に囲まれたアドベンチャーゲーム
主人公は、過去に家族を亡くした少年「シン・アスカ」
始まりは、彼が日本にいる姉達から招待を受け、プラント国から日本に来る事から始まる。

主人公 シン・アスカ
オーブ国に住んでいた平凡な少年。
過去に家族を全員亡くし、現在はオーブ国にて、一人で暮らしている。
何から何まで変わった生活環境に戸惑いが隠せずにいた。
誰とも親しく話すが、その心の中ではまだ家族を亡くした過去の傷が癒えずにいる。


212:酔っ払い ◆otMjeU4QDY
08/01/09 21:53:52 JaYeBO+Q
お久しぶりです、次から移転一発目の投下しま
避難所の本スレ109の続きで残ってたはやてのです。


213:酔っ払い ◆otMjeU4QDY
08/01/09 21:54:48 JaYeBO+Q
ふと廊下の窓ガラスから中庭を見ると、気持ち良さそうに寝転んでいるシンを見つけた。
まだ太陽は真上に来る少し前。 非番なのに隊舎に居るを見て、何でだろうって思いながらも嬉しい。
それに昨夜は珍しく早くに上がったから、お昼のお弁当まで作ってある。なんてタイミングがいいんやろ。
少し量は足りないけれど、私は少し早足で中庭に向かった。なんだか廊下に響く靴の音がいつもより軽いような気がする
のはきっと気のせい。

気持ち良さそうに寝転ぶ彼の横に腰を降ろして、リィンの変わりに入っているお弁当を出しながら、
冗談っぽく言ってみる。私のお昼に付き合わんか? これは隊長命令やで。

「部下に拒否権は?」

少し笑いながらの問い掛けに、やっぱり私も笑顔で返事した。
拒否権を行使しよったら私にお昼を奢ってな、食堂やないとこでな。

「了解です、八神隊長殿。」

うん、聞き分けのいい部下で助かるわ。
シートも引かずに二人で腰を降ろして、見上げた空は綺麗な青で、掌には土の感触が伝わってきた。
鼻をくすぐる草の匂いの中で、二人分には足りないお弁当箱を広げてつつき、流れる雲は真っ白で……

小さな画用紙に書かれた幼い夢は、いまこうしてささやかに実現されているのかもしれない。
いや、絵描いた本人はこの場に居ないのだから、これは予行練習。だから本番はきっとあるはずやね。

「いえ、本当になんとなくなんですよ」

頭でそう考えながら、非番やのに隊舎におった訳を聞いてみた。
ちょっとはカッコつけてもいいやんか、冗談でも私に会いたかったからなんて言ってくれてもいいやんか。

「なんとなく良い事がありそうな気がして…… なんとなく隊舎きて……
 そしたら良い事が有りました」

屈託無く笑いながら、そう話す彼は悪い男やと思う。
だって無自覚にこんな事言うんやから。おかげで私の心臓は鳴りっぱなしや。

「でもちょっと足りないですね、そうだ! まだ時間あるんで外で買ってきますよ。
 隊長はなにがいいですか? 俺が奢りますよ」

そうやね、なんだったら二人で買いに行こか。



214:酔っ払い ◆otMjeU4QDY
08/01/09 21:57:59 JaYeBO+Q
相変わらず短いですね、すいません。
つかあんな感じの小ネタからこんな感じの続きやるなんて思っても
いませんでしたw
久しぶりの日本酒うめえええええええ!!つまみのつぶ貝うめええええええ!!
んではまたいずれ

215:危険物 ◆1pEIfYwjr.
08/01/09 22:00:15 N84q3zPF
>>214
酔っ払い氏GJ!
プリムラ編とはやてデート編をwktkしながら待ちます。


しかし、何かブラウザの調子が悪いな・・・
出来たら、>>211の続き書きますが、無理なら避難所へ投下します。

216:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/09 22:29:40 CGJyRW09
>>214
酔っ払い氏お久~
yagamiもいいけど、やはりはやては可愛いなあw

>>215
専ブラの調子が悪いってこと?
再インスコしてみるか、違うブラウザ試してみるとかしてみてはどうか?

217: ◆o77ehnrsws
08/01/09 23:34:24 8UjvMjYL
>>210
そんなことな……くはない
まぁなんというか、いまいち勢いの足りない自分のネタへのブーストというか
SかMかと聞かれれば俺は(ry

>>214
GJ!
むむむ、短く良い文ってこういうものなのか…

218:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 00:43:13 b+GDryTy
規制の影響受けてるのが多いからか、避難所とこっちで職人と住人が分断されてるな…

そしてまだ残ってる新シャアのスレ

219:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 02:26:56 wFV2IHVl
>>218
何?お前知らなかったのか?
今荒らしは住人の手で積極的にBANされてる時代なんだぜ?
荒らしを見つけたら是非どうぞ♪ってなくらいに。

URLリンク(boo.2ch.net)
みんなも見つけたら温かい眼でBANしてあげようね?ッてな感じ

220:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 16:04:35 b+GDryTy
>>219
串焼かれても埋めてるのもまだいるみたいだけどな…

221:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 17:51:56 Dg2m0ALB
ヤガミで甘い話を作るとはGJ

222:デュエル氏 ◆vD6x1l/ZQQ
08/01/10 20:35:51 bjBq3Pa0
長らく投下してなかったんで忘れられてそうだけど投下します。
前にスーパー女難大戦シリーズネタの続き?が出来たんでそれをやろうかと。

色々と設定とか文とかおかしい所満載かも知れないけどそこはスルーでお願いw

223:デュエル氏 ◆vD6x1l/ZQQ
08/01/10 20:37:54 bjBq3Pa0
第2次スーパー女難大戦の最中、シン・アスカが行方不明になりyagamiが連れ去っていたもの
と思われていたが、実は時空の狭間を越え「極めて近く、限りなく遠い世界」に飛ばされていたのだ

シン「ここは……」

そこは数々の女難要因と男スレ住人達が通うというどう見てもカオスな学園がある世界であった。
要はシンとその女難の関係が学園モノギャルゲ風になっただけである。
シンはアナザータイムタイバーの「クォヴレー・ゴードン」により元の世界に戻る方法を教えられた。
久保「お前が元の世界に戻るには因子が足りない……、その因子は「この世界のシン・アスカ」として
学園に通い、友人達と過ごしていく内に因子が溜まり、元の世界に戻れるだろう」
こうしてシンは元の世界に戻るために学園へ通うことになる。

学園へ通う内に知り合っていくかつての仲間達。
そしてシンに好意を寄せる3人(+多すぎる数)の女性

近所の「翠屋」の小さい頃からの幼馴染で同じクラス「高町なのは」
なのは「ほらシン、早く起きないと遅刻するよ?」

違うクラスだが、シンへの便乗が趣味「フェイト・T・ハラオウン」
フェイト「私がシンに便乗している理由が分かる? 貴方が好きだからだよ」

謎の転校生、そしていきなりの「シンは許婚」宣言をした「八神はやて」
はやて「何をいっとるんや? シンが「私の嫁」なのは常識なんや!」

(ry これ以上は紙面の問題で書ききれません。

心優しき親友達。

最も自分が信頼し、唯一心の内を明かせられる「レイ・ザ・バレル」
レイ「自分がやりたいと思うことをすればいい、俺は邪魔はしないし邪魔はさせない」

少々皮肉だが頼れる生徒会長「ルルーシュ・ランペルージ」
ルル「全く、お前は……だがそこがお前の良い所なのだがな」

最後の詰めは甘いがいい兄貴分「ヴァイス・グランセニック」
ヴァイス「よーう、シン! 何か悩みでもあるのか?」

元の世界とは嘘の様に幸せな生活をしていたシン、だがそれは長くは続くはずも無い
シンは一つの決断を迫られる。この世界で平穏な日々を送り続けるか、元の世界に戻り女難の日々を送るか。
久保「ようやく因子が溜まってきたので元の世界に戻れる……が、お前にはこの世界に留まるという選択肢もある」

スーパー女難大戦外伝 -ヒトトキノユメ-

シン「ごめん、もう……戻れない」


スカ「ははは、ついに完成したぞ! これを六課の連中に売れば研究費がわんさかだ!」
シン「1人で笑ってなにやってるんだアンタは!」
スカ「何、長らくやっていなかった女難大戦を完成させた所なのだよ。シン君も一つ買っていくかい?」
シン「……嫌な予感がするのでいらないです……」
スカ「残念だ、君がプレイすると女性陣たちの反応が面白いのだが」
シン「ちなみに……攻略対象どれだけなんだ……?」
スカ「○○人だ」
シン「……えと……聞こえなかったんでもう一回いいですか?」
スカ「だから○○人だ」
シン「○○ってアンタわかってないのかよ!?」
スカ「仕方ないだろう!? 作者自身も分かってないのだから!」
シン「それはぶっちゃけないで下さい!」

224:デュエル氏 ◆vD6x1l/ZQQ
08/01/10 20:40:36 bjBq3Pa0
投下終了、女難大戦ネタでした。
この分じゃ続きが思い浮かんでしまうかもしれないw
てか、こういうゲーム的なネタが自分大好きなんでどんどんやって行きたいなぁ……
OG外伝クリアしたしそっちもやってもいいかなと思いつつw

225:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 20:52:31 Dg2m0ALB
さて、いくらですかGJ

226:朝シン ◆7XTyrhgppY
08/01/10 20:59:39 zQmHoJx7
>>214 >>224
両氏にGJ!です。
酔っ払い氏の作品には、
何も言えない位の素晴らしい出来に自分自身の作品が恥ずかしい思いです。
デュエル氏の学園ゲームネタは面白いですが、
俺はそろそろデュエルセイバーネタを書いて欲しいと思ってます。(俺だけでしょうか?)
皆さん頑張ってらっしゃるなか何も書けてない自分に色々情けなさを感じますが、
そろそろ何か書ける様にネタ練りを始め様と思います。

227:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 21:20:50 jswLr5mD
>>223
私的にこの設定の3人だと、迷わずなのはを攻略しそうだw

228:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 21:34:17 RyNSQC3O
>>223
私的にははやてルートを進めると楽しそうだと思えて仕方ないw

229:危険物 ◆1pEIfYwjr.
08/01/10 22:02:13 5qh10AtJ
>>224
GJ!
ってか、はやて、「私の嫁」って・・・
俺も1つ、いや3つは欲しいぜwww
他のナンバーズネタやOG外伝ネタを楽しみにwktkしながら待ってますwww

230:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 22:09:46 Dg2m0ALB
私ならハサハを選ぶな(犯罪です

231:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 22:11:12 ulm10gM/
とりあえず宮ちゃんを選んでシンの反応を見てみたいw

232:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 23:52:05 URvaaqLh
>>227やぁ俺
空気が読めない俺が小ネタを投下していい?

233:危険物 ◆1pEIfYwjr.
08/01/10 23:54:29 5qh10AtJ
>>232
支援支援www

234:名無しさん@お腹いっぱい
08/01/10 23:56:19 MWvctcTK
みんなに質問。

デス子のイメージは何となく分かったんだが、
シンのもう一つの愛機インパルスにはどんなイメージを持ってるんだ?

あと、パル子的にはルナの事どう思ってるんだろ?

235:酔っ払い ◆otMjeU4QDY
08/01/10 23:56:55 URvaaqLh
シン「風呂はいい……一日の疲れが流れてくな」
グレーテル「兄様、たまには一緒に入りましょう?」←設定年齢不詳、考察から10歳前後。つまり思いっきり子供
シン「ってもう入ってるけどな、まぁいいか。ほら、髪洗ってやるよ」←素早く腰タオル
グレーテル「ふふふ、兄様、くすぐったいわ。レディの髪は丁寧に洗ってね」←設定年れ(ry
シン「はいはい、ほらお湯かけるぞ(マユを思い出すな、小さい時は一緒に入ってたっけ)」
グレーテル「は~い」
シン(……体の傷跡……消えるといいな、グレーテル)

リースリット「私も入る」←見た目通り思いっきり子供
シン「ん、リースリットもか。ほら、座れ。洗ってやるから」
リースリット「ん……目に入った」←見た目通(ry
シン「おわ! ごめんな」
リースリット「お風呂の後のアイス増量でいい」
シン「はぁ……仕方無いな」
シン(猫は風呂を嫌がるものなんだけどな、まぁ猫じゃ無いけど)

グレーテル「兄様、そんな我が儘なんて聞かなくていいわ」
シン「グレーテルも増量希望か?」
グレーテル「そうじゃないわ、私が気に入らないの」
シン「こら、それこそ我が儘だぞ」
リースリット「子供見たい」
グレーテル「あら、あなただってタオル巻いてないじゃない」
リースリット「グレーテルだって」
シン「はいはい、喧嘩はやめろよ。ただでさえ風呂狭いんだから。ってかタオルぐらいしろ
   一応女の子なんだから」
グレーテル「あら兄様、女として見てるの?」
リースリット「…………ロリコン」
シン「…………二人共アイスは無しだな、プリムラと二人で食べるか」

グレーテル「!!! 冗談よ、兄様」
リースリット「!!! そう、本気にしない」
シン「お前らな……ほら、湯船に入れ。俺も体洗うから」
リースリット「背中流す」
グレーテル「それは私がやるわ」
シン「だから喧嘩すんなって……三人並んで前の人の背中洗えばいいだろ」

プリムラ「私も入る」
シン「…………プリムラは高校生なんだからちょっとは考えろ」
プリムラ「…………」←涙目
シン「…………」
プリムラ「…………」
グレーテル「…………」
リースリット「…………」

……………………………………………………

シン「…………今日だけな」
プリムラ「…………ニヤリ」
グレーテル「!!! 兄様なんて嫌い」
リースリット「やっぱりロリコン」

後日、なぜかこの話を知っている魔王と神王に散々からかわれたシンでした

236:酔っ払い ◆otMjeU4QDY
08/01/10 23:59:51 URvaaqLh
冬の熱燗の美味さは異常、ついでに俺の脳も異常
酒は脳をダメにしてくれるぜフゥーハハーAA(ry

237:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 00:11:03 7DcDHgKp
何故かキカイオーのポリンちゃんシナリオを思い出した。


サオリ「シン君の、ロリコンー!(号泣しながら走り去る)」
シン「待ってくれよー!サオリー!!」

238:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 00:11:25 IyQjExF7
GJ!
それにしてもシンをからかった後、
パイプ椅子より撲殺寸前な生ものっぽい神王と魔法直撃した上で娘と奥さんから当分家事禁止令がでた魔王が思い浮かんでしまった。

239:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 00:38:51 AZXf78Pq
GJ
このロリコ(グシ

240:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 00:45:59 JG/m2crs
GJ!
大丈夫だ、そいつら相手じゃしょうがない。
俺だってその面子相手ならロリコンどころかペドの看板張られても一緒に(ウボァーッ

241:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 02:39:28 UAtEumO5
シン「俺はロリコンじゃない!!」

住民「じゃあ、後ろの方々はなんなんだ!!」
東方時空においての一幕

242:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 12:23:28 izGR+J6X
>>234
遅レスだが,個人的には多重人格娘.
自分の能力の全てを引き出してくれたマスターのことが大切だが,
自分では逆にマスターの能力を引き出せることができないため苦悩しているとか?

ルナに関してはマスターから託された人だから仕方が無いとか思っていそうだ.
デスティニーが最初からシン専用で作られたのに対して,
インパルスはどちらかというと試行錯誤の末にシンとの信頼関係を結んでいったイメージがある.




・・・あれ?インパルスの方が物語的に面白そry(ここから先はクラッシュしている・・・)

243:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 12:53:11 bf4ZbOf9
コスプレで人格をスイッチするってイメージかな・・・

244:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 15:14:29 OrrArYXf
俺的にインパルスはは幼なじみのお姉さんなイメージ。
シンの事はマスターではなくシン君って呼んでいてそれをデス子は羨ましい思ってる。
ルナには知らない仲じゃないし、別に悪くは(腕は)無いけど射撃だけは何とかして欲しいと溜め息ついてそうだ。

245:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 18:38:25 ekF19ILj
そういやインパルスって今までどれくらい出てたっけ?
わりと出てたような

246:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:20:09 1VfTU9+/
この流れなら言える!!!
衝撃子は俺の義妹

247:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 22:23:33 knXwi5/c
グリーングリーンをプレイ中、シンを鐘の音に放り込んだらどうなるかと妄想してみた。


どう見ても女難より3馬鹿との絡みの方が面白いです、本当に(ry

248:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 23:22:48 F5Ly7HRE
エロゲといや、つよきす世界に放り込むのも楽しそうだなあ
以前乙女さんの話題が出たけどそれっきりになっちゃたし

249:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 00:41:58 wxrMyuE6
>>248
仮につよきすをおkにしたとして、セーフキャラって何だ?アニメは見ていないから分からんが・・・
とりあえず、原作はプレイ済みだけど。
更にそれに近い話をすれば、原作エロゲでクロスしているのは、シャッフルとDCに後、何?

250:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 00:51:33 Zb2AST/P
>>249
アニメなんて無かった。無かったんだ

よっぴーとかだとシンが漢見せてくれそうだが。
なごみんも心を許せる相手を無意識下で探してる同士いいんじゃない? というか俺が見たい。

251:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 00:55:03 yojKcWVt
>>249
アニメがイマイチ参考にならんからなぁ、ある意味でシャッフル以上にキャラが違うし
とりあえずアウト確定はよっぴーに蟹、微妙なのが素奈緒か
姫の場合はむしろすっと玩具扱いにしそうではある

原作エロゲはその二つと、酔っ払い氏のリースリットがキャべ……じゃなくてよあけなのキャラだったはず


252:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 01:01:37 4YZGIqf8
なのはだって元えろg(消滅

253:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 01:05:14 wxrMyuE6
>>251
なるほど、サンクス

>>252
あれも確かにそうと言えばそうだな・・・


254:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 01:21:49 wxrMyuE6
そういや、今日は投下ないな
新シャアに何か、立っているし・・・

255: ◆vD6x1l/ZQQ
08/01/12 02:31:18 NWRSFump
>>252
あれか、なのはの声がシャッフルのプリムラと同じだった頃のk(コキャ

256:絢爛女難祭 ◆bazt1ALICE
08/01/12 08:25:42 9JD8X3Jb
お久しぶりで御座います。

BAR 『びくとる』にて

リリス「ところでさ、何でシンの周りには女の人がいっぱいいるの?」
シン 「なんでって……そう言われてもなぁ? いつの間にかって感じだし
    あまりそういう事は考えた事、無いなぁ」
リリス「でもシンっていっつもみんなが引き起こす騒動に巻き込まれてるよね♪
    うーんでも大体はシンに関する事が発端で大騒ぎになるんだよねぇ~?」
インパルス 「概ねその通りで御座います」

シン 「だよな、どうして俺……こんなにも巻き込まれまくるんだろう……そりゃあ逃走はもう止めたけどさ……
    流石に毎日死にかけたりするのはどうかなぁ……」
ジェダ「ふん、まあ酒でも飲んで忘れたまえ」
シン 「俺飲めませんよ?」
ジェダ「酒が飲めない?それだけで君は人生の75%は損をしている
    酒とタバコとバイオレンスは人生を彩る華だぞ?」
QB 「(ガクランキテルヤツガイウセリフジャナイトオモウノ……)」
デミトリ 「ふん、そんなにも美女美少女美幼女美熟女が寄ってくるのであれば全部喰ってしまえばよかろう」
シン 「く、喰うってアンタ!?そんな――!!」
モリガン 「デミトリ、羽目を外すのもいいことだけれどもこの朴念仁がそんなことをするわけが無いでしょう?
       私がこんなにもモーションをかけているのにもコ・レ、上も下もてんで反応を示さないのにねぇ? 期待するだけ無駄よぉ
       大体私が相手をしたら大抵はおったてるしかないって言うのに無関心とか、私のプライド粉々よ?
       まあ腐っても男の子だからギリギリまで追い詰めたらそんな節操無しに成長するかもね♪」

フェリ 「だめーー!!! シンは今のままがいいのーーー!!」
レイ×2 「そうアルよ! でもそんな強引に攻めてくるシンちゃんもありかなぁ?」
バレッタ 「押して駄目なら撃ってみなってことわざでもあるしな!!」

インパルス 「恐らくそれは難しいかと、時間をかければあるいは……、ですが私は今のマスターで十分で御座います」
シン 「皆俺に一体何を求めてるんだorz」

257:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 08:46:44 4YZGIqf8
妖魔妖怪の格闘キターGJ

258:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 09:02:57 QthRMhti
これは新しいwww
つかモリガンに迫られて全く反応無しって、シン不能すぎるだろwww

259:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 09:50:49 uWBWXo5z
いいな~人外ズ、堪能しました。
>>258
シンの心理的には

女性に出会う
    ↓
パルマしてしまう→ボコ殴り

パルマしてしまう→砲撃

パルマしてしまう→斬撃

etc etc
恐らく先に恐怖心が出ているので、正常な反応ができなくなってるっぽいww

260:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 10:30:16 9D6/wZG+
不憫すぎるだろその仮定ww

261:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 12:03:45 zOC5znIE
恋楯をプレイしていて思ったんだ.
女装して潜入すればさらなる奇跡(パルマ)が舞い降りるんじゃないのか?


・・・すまん,疲れているんだ....


262:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 12:07:47 s6ZFvEFB
瑞穂お姉さま参戦フラグ?

263:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 12:22:56 zOC5znIE
>>262
いや,なんかマリ見てとかどうなんだろ?とか思ってたんだが.
しかし,その手もありか・・・

瑞穂「アスカさん,襟が曲がってますよ」
シン「お姉さま・・・」
瑞穂「ふふ・・・せっかちさんね」

あれ?


264:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 12:23:14 4YZGIqf8
過去に女装してアイドルやったり、マリ見てしてたりしてるぜ

265:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/12 15:53:09 8QMj6yby
惚れ薬シグナム完結編が出来上がりました。
難産に苦しみながらも問題がないようなら30分後投下いたします。

266:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/12 16:42:25 4YZGIqf8
支援だだだ

267:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/12 17:15:00 8QMj6yby
チュンチュンと雀の鳴き声が聞こえ、カーテンから外の光が漏れてくる。
シンはまだ眠りから覚めきってない目をうっすらとあけると規則正しい寝息をたてるシグナム
とまるで母親にしがみついているかのように同じく寝ているヴィヴィオが視界に入った。
シンは片手を伸ばしヴィヴィオの髪を軽くなでるとどうやらシグナムも目を覚ましたらしく「ん…」
と呻き声をあげてうっすらとその両目を開けた。

「あ、おはようございます」
「ああ、おはよ……な!!」

いつもなら(というかこの一週間程だが)シグナムは「ああ、おはよう。」と笑みを浮かべて朝の挨拶
をするのだが今日は違った。
「なんでシンがftgyふじこpl@」
がばっと飛び起きると顔を真っ赤にしながらとても声にならない声をあげた。その衝撃からかヴィヴィオ
も目を覚ましたようだ。

「んー、あーおはよーシグナムママー」
「ま、ママ!?」

ヴィヴィオの挨拶にも狼狽した声をあげ、さらに自分の着ているパジャマも確認すると

「な、なんだ。なんで私がシンとヴィヴィオと一緒に…しかもこの可愛らしくプリントされたうさぎ
 のパジャマは一体…、お、落ち着け、落ち着けシグナム!ヴォルケンリッターはうろたえない!!」

と騒ぎ始めたと思ったら急に素数を数え始めた、と思ったら急に顔を真っ赤にしどこぞのキーボードクラッシャーのような叫び声をあげながら
エイプマンのような動きをしつつドアから出る際に頭をぶつけ「モルスァ」みたいな事いいながらシグナムはシンの部屋から出て行った。

「という事があったんですよー」

朝のシグナムの奇行を朝食を取りつつ同僚達聞かせるシン。

「うん、今までのシグナムとは違う行動してるね」
「うーん、シャマルの話では10日くらいで切れるゆうてたから効果きれたんちゃうん?」

なのはとシャマルのフルコースを食べ病院送りになっていたはやてがシンの話を聞いてどうやらシグナム
の惚れ薬の効果が切れたのではと結論づけていた。

「やっぱ、そうですか?やった!俺はようやっと自由を得る事ができたんだ!」

晴れ晴れとした表情で万歳するシン、彼もなんだかんだで思春期の少年である。四六時中びっちりシグナムと
いると色々とあったのだろう。

「まぁ、これでシンも開放されたってとこだな」
「本当、お疲れ様だね。シン」

ヴァイスとスバルがシンに声をかける、それに対してシンは極上の笑顔で答える。

「(く、そんな表情されると喰いたくなってまう)」
「(シン、それは誘っているの?ねぇ、そうなの?)」
「(いつか、いつかその笑顔を自分に!)」
「(よ、よし。今のシンならさりげにデート誘ってもOKしそうだ、よし!)」

エリオやキャロも交えてほんわかムードをだしているシン達と裏目にさっそく自分の欲にかられる四馬鹿。

「しかし、シグナムのやつこねぇなぁ」
「そりゃそうじゃないんですか?あのシグナムさんですから、恥ずかしくって自室に引篭ってるんでしょうよ」

違いない、とヴィータとヴァイスが言うと笑い出す。そんな和やかムードが漂うなか、つんざめくシャマルの声が!

「シン君!逃げて!」

268:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/12 17:15:41 8QMj6yby
食堂内の空気が一瞬固まった、「何が起きたんですか!」とシンが食堂を出ようとした時。
ヒュンッ
刃物が目の前に振り下ろされた、急な殺気に気づいて後ろに転がりこんだが。少し遅ければアウトだった。
現に髪の毛が何本がかすったのか床に散らばっていた。

「ひぃっ、し、シグナムさん。何してはるんですか!」

そこには、白装束にレヴァンティンを持ったシグナムの姿があった。着込んでいる白装束に付いている赤い斑点は
おそらく赤インクがこぼれて染み込んでしまったのだろう、というかそう願いたい。

「ふ、ふふ……。私は…もう…だめだ……、これ以上生き恥を晒す事は…私の魂が許さない……。
 なぁ?シン……、せめてもの情けだ……、一緒に死のう?な?」

うつろな目でシンに語りかけるシグナム、その姿に皆ドン引きである。

「な、そんな?」
「つべこべ言わず、男なら責任をとって腹をくくれ!」

そんな勝手な!とぶんぶんとなりふりかまわず獲物を振り回してシンを追い回すシグナム。
もちろん、食堂内で暴れている為他のメンバーも逃げ惑う事になり場は一種の地獄絵図と化していた。
しかし、そんな混沌とした空気を救うヒーローが現れた!そう、六課の長八神はやてである!

「シグナム!ええかげんにせえや!」
「主よ、こればかりはいかに主と言えど!」
「正気に返りや!私のカミソリは二枚刃や!」

ゴシャァァァッっと勢いよくはやてはスライディングタックルをしかけてゆく。

「あ~っと、はやて君のカミソリタックルだぁー」
「どけ!今の私に近寄るんじゃない!」
「あ~っと、シグナム君のハリネズミドリブル!!」

相対する二人の様子をヴァイスが解説する!

「あっ!!、はやて君ふっとばされた~」

ドン!っといい音を響かせはやてが吹っ飛ばされていく。

「は、はやてちゃん!わ、私も!」
「それなら私も!」
「あ~っとなのは君タックルをしかける!あっ~っと吹っ飛ばされたー。フェイト君便乗タックルを仕掛ける
 あ~っとふっとば(ry」

六課の誇るエース達を次々とふっとばしていくシグナム、この一大事になんとかシグナムを止めようと食堂に居合わせた
局員達がティアナの「雪崩攻撃よ!」の言葉を合図に一斉にシグナムに挑みにかかった、が結果は無残なもので、シグナム
ゆく後は局員達は吹き飛ばされ累々と屍だけが積まれていった、唯一スバルがタックルを仕掛けた際、シグナムのソックス
をやぶいたといったという事があったもののどうやら降ろしたてのソックスだったようでそれがシグナムの怒りに油を注いだ
結果になってしまった。

269:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
08/01/12 17:16:16 8QMj6yby
「キャロ、後は頼むよ」
「え、エリオ!」
「エリオ、いっちゃダメだ!俺が犠牲になればいいだけなんだ」
「シンさん、あなたは…生きろ…」
「エリオーーーーー!!」

唯一生き残ったエリオも覚悟を決め、シグナムに特攻を仕掛ける。シンの悲痛な叫びが食堂に響いた。

「あ~っとシグナムのローズダンサーだー」

バックにバラの花びらを撒き散らせながら優雅にエリオを突破するシグナム、そんだけ格好付けたんだから
飛ばされろ、エリオよ。

「シン!貴様のどてっぱらを抉り取ってやる!!」
「そう!何度も斬らせてたまるかーー!!」

シグナムの抜刀をシンは覚悟して受け止めようとする。HIZIとHIZA、かの有名な英国の騎士王の一撃を受け止めたと
される伝説の白羽取り術…!!無論、そんなものを練習したこともないシンには使えるはずもなくシグナムの一撃はゆうゆうと
シンの横っ腹をぶったたいた。危うくシンの臓物が飛び散りむーざんむーざんとなってしまうところであったがそこは六課内、
きちんと非殺設定になっているのでそんな事にはならなかったのだが、非殺設定になった刃物はつまりは鈍器である。
確実にシンのアバラは二、三本折れた事であろう。
しかし、シンの悲劇はこれで終わらない。シグナムのこの一撃によって吹っ飛ばされるシンに予想もしえない回転が加わり、
ありえない軌道を描きながら食堂というフィールドの宙を舞っていた。
シンが分身しているかのように高速で左右にぶれながら左に大きくカーブするかと思ったら今度は右に大きくカーブし、今度は
下から上にホイップしたと思ったら上から下に急降下、そこから地を這うかの如く高速で直線に壁に向かって突き進んだ!

「あーっとコンクリートを貫いた!!」

というヴァイスの叫びとともにシンは壁を貫いた、文字通りな意味で。
結局、騒ぎは密かに解説役に回っていたヴァイスが本部に連絡をしてクロノらが駆けつけた事で収まった。
決まり手はユーノからのフェレットパスからクロノが繋いだブーストサイクロンとだけ言っておこう。
とにかく、これによる一連の惚れ薬騒動は幕を閉じた。この騒ぎの元であるシグナムは一週間の謹慎処分、シンは総合病院の方
に移され一命を取りとめた。

さて、その後の六課であるがシグナムのバグが修正されシグナムの力が隊長陣と同程度になった事やヴィヴィオがシグナムに対し
ても『シグナムママ』と呼ぶようになったり、シグナムの部屋や嗜好が少し女らしくなったりと騒動の傷跡をひきずりながらも概
ね平和に活動しているという。

「あ、シンにシグナム。今日も訓練お疲れさん、のど乾いとるやろ?飲みもん持ってきたでー。これがシンのでこっちがシグナム。
 あ、シグナム。そっちやない」

今日も機動六課は平和だ。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch