らき☆すたのこなたとシンが知り合いましたPart12at ANICHARA
らき☆すたのこなたとシンが知り合いましたPart12 - 暇つぶし2ch550:愚者
07/12/24 02:00:20 FOk1PrPl
明日は恋人たちの日、クリスマスイブ。だけどわたしは明日は補習なの。でも、悲しくなんてないよ♪~なぜなら……
「お~い、お~いつかさ。」
「は!!やっさいもっさいか…」
「また、アンタどっかにとんでたわね…」
お姉ちゃんが少し呆れた感じでわたしに言うけど、でも、明日の事を考えるとついつい…
「だから!とんでいくな!!もう少しなんだから、しっかりやりなさい!!!」
「あ、あう、ご、ごめんね、お姉ちゃん。」今わたしはお姉ちゃんに明日の補習の宿題を見てもらってるの。1時間くらいで終わる量なのにもう3倍もかかってるよ~
「それは、アンタが10分おきにどっかとんでいくからだろ」
「はうっ!ど、どんだけ~」
さ、さすが双子。わたしの考えてることは簡単にわかちゃったみたい
「浮かれ過ぎじゃないの?いくら、あいつと一緒に補習、受けるからって」
「………お姉ちゃん、もしかして嫉いてる?」
「ばばばば、バカいっ、言ってんじゃないわよ!あ、あいつと一緒だって補習なんてう、受けたくないわよ!そ、そもそもわたしが、あいつといっ………ってなにをいわすのよ!!!」
クスクス。いつもしっかりしているお姉ちゃんも、あの人の話になると、かわいくなっちゃうな~と思うと笑いが込み上げてくるよ。
「も、もう終わりでいいでしょ!?それだけ出来てれば大丈夫よ」「うん、そうだね。ありがとうお姉ちゃん」「お礼は補習が受かってからいいなさいよね」
「は、はう~」
……もういつものお姉ちゃんだ……
「ほら、アンタは明日早いんだから、もう寝ちゃいなさい」
「うん、そうするね。おやすみ、お姉ちゃん」
「おやすみ~」
お姉ちゃんに挨拶して、わたしは自分の部屋のベットに入ったの。ライバルはお姉ちゃんを含めて多いけど、明日はわたしのハンターチャンス。一言でも多くあの人と話がしたい…………一歩でもあの人との距離を縮めたい………明日が待ち遠しすぎるよ~!!

………トホホ、結局ほとんど寝られなかったよ~。でも、今日あの人に会えるから大丈V!そう思うと準備も朝御飯を食べるのもいつもの10倍は早くなっちゃった♪
「いってきま~す」
わたしはイブの日の一歩目をふんだ


551:愚者
07/12/24 02:04:24 FOk1PrPl
「あれ~?シン出かけるの~?」
「補習だよ。わかってて聞いてるだろ」
玄関で準備をしてたオレに声をかけてきたのは、オレをゆる~くした張本人こなただ
「だめだな~日頃勉強してないからそうなるんだよ♪」
「歴史と家庭科以外はオレが勝ってるんだけどな」
「わかってないなぁ~補習してる時点で負け組なのさ!ハッハッハッ☆」
クソ!口喧嘩では全く勝てる気がしないな。しかし、やられぱっなしで引き下がるオレじゃないぜ!!!そして、オレはこなたの頭にパルマをみまかった。
「アイタタタタ!乙女に手を出すとは何ごとか!」
「乙女!?どこがだよ!!ちんちくりんのオタクのくせに!!」
「えっ?………ひどいよ………シン」
こなたは今にも泣き出しそうな顔と悲しげな声をオレに向けた。………落ち着け!ザフトレッドは動じてないぞ!悪いのはあっちであってオレじゃないはすだ!
「えっ!あ、いや、ご、ごめん!」
………アスランというなかれ男とはこんなもんだ
「アッハッハッハ」
笑い声はこなたのだった。当然ワタワタしてるオレにはわけがわからない
「いや~シンをからかうとおもしろいね~」
「ア、アンタって人はー!!!!!」
これ以上やってもこっちのストレスが上がるだけ、そう判断したオレはさっさと家を出ようとする
「あっ、シン!なるべく早く帰って来てね」「ん?お前、今日バイトじゃなかったか?」
「そうだよ~でも、今日は早抜けするから、クリスマスパーティしようよ」
「わかった、じゃあいってくる」
「いってらっしゃい~」

「シンちゃ~ん」
駅を出た瞬間オレは呼び止められた。呼んだのは補習仲間とでも呼ぶべきつかさだ
「オッス、つかさ」
「メッ~ス」
この世界にそんなにいないオレでもわかる死語のギャグに苦笑を浮かべる。そしてオレはつかさのほうに一歩ずつ歩を進めた

552:愚者
07/12/24 02:07:27 FOk1PrPl
あの人がこっちに向かって歩いてくる。しかもわたしに向かって、もう、心臓がバクバクいってるよ~
「つかさ、宿題やって来たか?」
「うん、もちのロンロン♪」
「へ~こりゃ今日は雪だな」
「はうっ、シンちゃん、ひどいよ~」
いつもどうりの日常会話、でも、今はいつもと違って2人きり………他愛ないおしゃべりしながら歩いていると鼻のうえに白い小さなものがのっかてきたの
「雪だ!」
「わぁ~ホントだ!めずらしいね~!」
「めずらしいのか?」「この時期ではスゴくめずらしいよ~。なかなかホワイトクリスマスなんてないんだよ」「じゃあこれもつかさのおかげか~」
「わたしのおかげか~照れちゃうな~」
わたしがそういうとあの人は笑った。わたしもつられて笑ちゃった
「つかさ、そろそろ行こうぜ。遅刻しちまう」
「うん!」
そういうとわたしはあの人の手を握った。あの人は最初不思議そうな顔をしたけど、すぐに微笑み、わたしの手を握り返し一緒に歩いてくれた
一歩前身………かな?

~fin~

553:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 02:11:43 Cmobotyf
なんというフラグGJ

554:愚者
07/12/24 02:13:30 FOk1PrPl
>>549
支援・感謝です!

ちょっと見にくいかも……だがおれは気にしない
みんな良いXmasイブをお過ごしくださいm(_ _)m

555:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 02:17:48 yy1H1Nmu
>>552
早速のクリスマスネタGJ!
手をつないでるところが絵になる二人だな!

556:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 16:38:40 djaO+uIU
URLリンク(sylphys.ddo.jp)
普段かなたさんがいるべきポジションにみゆきさんが

557:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 20:43:57 3bD0Fjnn
誰もいないのかな。
とりあえず21時あたりから5・6レスくらいで投下させていただきます

558:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:00:29 3bD0Fjnn
「はぁ~、今年も家族全員揃ってのクリスマスだったね~」
夕食後、柊家の居間で四姉妹の次女まつりが嘆息する。
「そうだね~、毎年みんな一緒にいられたらいいね~」
末っ子のつかさがいつもののんびりとした調子で言うと、まつりはヤレヤレといった感じで
首を振る。
「つかさ…… アンタはそれでいいだろうけどね…… 私たちはそれじゃあマズイのよ。
ううん、私はまだいいわよ。いのり姉さんなんかはそろそろ崖っぷち……」
「まつり? なにか言った?」
「ううん、なんでもない」
台所から飛んできた長女いのりの追求をかわし、まつりの愚痴は続く。
「やっぱりこう、クリスマスと言ったら世間的には恋人たちの為のイベントじゃない?
それを毎年家族とのんびり過ごしていられるほど私は枯れちゃいないのよ。」
「そんなに言うなら早く彼氏つくればいいじゃない」
三女のかがみがサラッと突っ込む。それは論理的には正しいのだがそう上手く事が
運ぶとは限らないのが世の中である。
「簡単に言ってくれるわね…… 本当にいい男ってのは中々見つからないのよ~?
運命の人というかデスティニー的な何かを感じるような……」
「ハイハイそうですか。それじゃちょっとコンビニ行ってくるから」
かがみは姉を適当にあしらうと立ち上がって出かけようとする。
「あ、そうだ! かがみ。アンタの友達のさ、あの子紹介してよ~。アスカ君だったっけ? 
彼、美形で可愛くていい感じじゃない? 仲良かったよね?」
「……いってきまーす」
「ちょっ、かがみ! 無視すんなー!」


559:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:01:31 3bD0Fjnn

「まったく男、男って。大学生なんだから他にやる事あるだろうに!」
雲がでているのか星の見えない寒空の下を妙にプリプリ怒りながらかがみは
コンビニへと向っていた。怒る理由は何なのか。学生のクセに学業に身が入っていない
態度にか。それとも同級生を、それもよりによってシン・アスカを紹介しろと言った事に
対してか。
「べっ、別に私はあんな男のことなんかどうでもいいんだけど!」
自分に言い聞かせるように呟いてみるが、その意志とは無関係に胸の奥が疼く。
なんとなく気になってしまう、気がつくとその姿を探してしまう。かがみにとってのシンは
そういった存在である。それは恋の初期症状とも言えるのだがそれを自覚するには
かがみはいかにも経験不足であった。

こなたはかがみとシンを似ていると評したがそれは少し違っていて。彼はどこまでも
真っ直ぐで理不尽を認めない、そして屈しない強さがある。保身よりも人を守ることを
優先できる勇気と優しさがある。それでいて、時に無鉄砲な程の行動力を産み出す
その生命力の輝きは堅実さを旨とするかがみにとって眩しいものだった。

そういえば今頃シンは何をしているのだろうか。冬休みに入ってからは会っていない。
学校で会って毎日のように口喧嘩していた騒がしくも充実した生活が少し恋しくなる。
彼は泉家の居候なのだから、今日はやはりこなたと一緒に過ごしているのだろうか。
なんだかんだで仲の良い二人だからそれも無理からぬことだ。
「そうよね……シンにはこなたがいるんだからね……」
胸の奥に妙なモニョリとした形容しがたい感覚が生まれる。
「ハァ……私は一人で何をやってるんだろ」
気がつくといつもコンビニを通り過ぎていた。



560:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:02:34 3bD0Fjnn
「いぃらっしゃいませぇぇぇ! ……って、かがみ?」
結局、少し遠くのコンビにまで足を伸ばしたかがみを出迎えたのは既に聞き慣れた、
今聞きたいと思っていた声だった。
「シン……? アンタここで何やってんの?」
そこは泉家の近所を避けてバイトを探したシン・アスカの働いているコンビニだった。
「いや、何って言われても……バイトに決まってるだろ」
「ううん、まさかこんな近くで働いてるとは思ってなかったから」
「確かに遠くはないけどさ、お前んちから一番近いのは確か……」
「あ、あそこには欲しいものがなかったから仕方なくここまで来ただけよ!」
シンの事を考えていたら行き過ぎてしまったなどとは口が裂けても言えないので適当な
ことを言って誤魔化した。
「そうか。何探してたんだ? おでんか、中華まんか? あ、そうだデザートか」
別段疑いもせずに店員モードに切り替えるシン。口調は普段どおりだが。
「食べ物ばっかりじゃない! アンタの中の私のイメージはそれしかないのか!」
「違うのか?」
本気で首を傾げるシンを軽くすり潰してやりたい気持ちになるが、かがみも既に何の為に
家を出てきたのか忘れていた。
「え、ええとそうね……あれよ、おでんでも食べながら散歩でもしようと思ったのよ!」
思わず適当なことを口走ってしまう。これではまるで家に帰りたくない中年サラリーマン
ではないか。
「なんだ、やっぱり食べ物じゃないか。それならさ、15分くらい待っててくれないか?
俺も夕飯まだだから一緒に食べようぜ」
「ホントに!? ……ど、どうしてもっていうなら少しは付き合ってあげてもいいわよ!」
予想外のところに食いついてきたシンに、できれば少しは不思議に思ってほしいと
思いつつも頬を染めソッポを向いて答える。トントン拍子に進む神展開に、もしもかがみが
乙女座であったならセンチメンタリズムを感じていただろうが乙女座なのはシンである。
「サンキュー、かがみ。まあ、後はタイムカード押すだけなんだけどな……ん?」
「……シン。お前はもうあがれ。タイムカードは俺が押しておく」
どこから現れたのか最初からいたのか、もう一人の店員がシンに声をかける。
「ハァ? でもあとちょっと……」
「問題ない。今日は暇だ」
「でも、なぁ…… ホントにいいのか?」
もう一人の店員は黙って首肯する。
「わかった! ありがとう、恩に着るよ! じゃ、おでんと中華まんは俺の分も頼む!」
「……了解」
シンもかがみも多少気が引けたがここは好意に甘えておくことにする。シンが着替えに
行き、出てくるまでの間につかさにメールを送る。知り合いと会ったので少し話してくから
遅くなるかも、と。嘘ではない。ぼかしているだけだ。そうしているうちに、ジャケットを
羽織ながらシンがロッカーから出てくる。
「悪い、かがみ! 待たせた! とりあえず近くの公園でも……っと、お疲れっしたー!」
「別にいいわよ。あ、すいません……ご迷惑をおかけしました」
シンとかがみは残った店員に挨拶をして店を出る。残された店員は拳を握り締め呟く。
「俺が……俺がクリスマスだ……!」


561:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:04:22 3bD0Fjnn

高台にある公園には誰もいなかった。例年よりも冷え込んでいるせいか恋人たちも
家でしっぽりを決め込んでいるのだろう。とりあえず、と手ごろなベンチに陣取る。
「で、なんでまたクリスマスだってのにバイトなんかしてたのよ。てっきりこなたと一緒に
過ごしてるもんだと思ったのに」
おでんをつつきながら気になっていたことを聞いてみる。
「こなたもバイトだぞ。なんでもサンタフェアがどうとか……まあそうじろうさん一人で
留守番にするくらいなら残っても良かったんだけどな。人足りないっていうからさ」
「色々と予定がある人が多いからね。社会人はともかく、こんな日にバイトなんて
寂しい独り者ってイメージあるからワザと休んでる人もいるんじゃない?」
「マジで? そんなトコで見得張ってどうすんだろうな。っていうかお前はどうなんだよ?」
肉まんを頬張りつつ、心底理解できないという顔をしたシンが問い返す。
「ウチは家族全員勢揃いよ。姉さんたちは文句たらたらだったけどね」
「なんで文句なんだ? 家族が揃うなんていいことなんじゃないのか?」
「そ、それは……まあ姉さんたちも年頃だから彼氏と一緒に過ごしたいとか……」
「ハハッ、そういうことか。それを言ったらかがみも残念だったな」
実際はそうでもない。偶然とはいえ想い人とささやかな夕食を共にしているのだから
むしろ思わぬクリスマスプレゼントと言えなくもない。
「アンタこそ、こなたと一緒にいなくてよかったの?」
「待てよ、それじゃ俺とこなたが恋人同士みたいじゃないか」
「え? あ、いや、その……ち、違うの?」
「こなたは俺の保護者の娘でこの町に来て最初の友達、ってところか。まあ、大事な人
だってことには違いないけどな」
屈託なく笑いながら言う表情から含むところは無さそうで、かがみは少し安心すると
同時に親友に嫉妬していたことに気づき軽い自己嫌悪に陥る。
「それにこうやってのんびりしながら夕飯ってのも楽しいし」
「か……感謝しなさいよ! せっかくこうして付き合ってあげてるんだからね!」
そう言いながらも思わず声が上擦ってしまう。昼間であれば、顔も耳まで
赤くなっているのがバレバレだったろう。
「いや、本当に感謝してもしきれないよ。かがみにも、こなたやつかさ、みゆきにも」
「……そ、そう。それならいいわ!」
そう言われて嬉しくないわけがない。普段は憎まれ口ばかり叩いている癖に時々妙に
素直な時があるのだ、この男には。厄介なギャップである。


562:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:06:41 3bD0Fjnn
「それにしても今日は一段と寒いな」
シンは空になった容器や袋をゴミ箱に捨てるとベンチとは反対方向へ歩き始める。
かがみも後を追って立ち上がる。夜景、と言っても都会ではないので明かりがまばらに
見えるだけだった。
「そういえば、雪が降るかもしれないって天気予報で言ってたわね。糟日部では数年振り
のホワイトクリスマスだって」
「……雪? 雪が降るのか。」
シンはあからさまに表情を曇らせる。
「シンは雪嫌い? つかさは楽しみにしてたみたいだけど」
「嫌いってわけじゃないけど。いい思い出は無いな」
「そ、そう……っていうか、アンタ自分の話しないから反応に困る時があるのよ」
「うーん……そんな昔のことじゃないんだけどな……」
シンの過去。どうやら天涯孤独であるということ以外は知らなかったがやはり辛い思い出
なのだろうか。話すべきか止めておくか逡巡するシンを見てかがみが無意識に身構える。
「あんまり楽しい話じゃないけど聞いてくれるか?」
かがみが頷くのを確認すると、深呼吸してからシンは話し始めた。

「家族が死んでから2年くらい経った頃、俺はあちこちを転々とする生活をしてた。
ある町で海にいった時に一人の女の子が溺れているのを助けたんだ。その女の子
っていうのがちょっと普通じゃなくて、なんていうか……精神的に、凄く不安定でさ。
何か辛い目に遭ってきたんじゃないかって、俺はそう思ったんだ。俺も似たような時期が
あったから、だから守ってあげたいと思った。なんだろうな、ひょっとしたら死んだ妹と
重ねてたのかもしれないけど」
「まあ、その時は保護者らしき人がいたからそのままお別れしたんだけどさ。しばらく
経ってから偶然再会した……前より酷い状態で。俺のことも忘れられてた。もう必死
だったよ。思い出してもらう為、助ける為に身体張って実際何度か死にかけた。周りにも
散々迷惑をかけた」
「でもその甲斐あってか俺のことは思い出してもらえた。あと一歩で助けられる……
って思ったんだけどな。駄目だった。目の前で彼女は死ぬことを何よりも怖がっていた
その子は死んだ……一年くらい前かな。雪が降ってたよ、その日は」


563:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:07:47 3bD0Fjnn
話し終えてシンは大きく白い息を吐き出す。涙を堪えているかのように、雲の向こうの
星を見ようとするかのように空をジッと見上げていたが、かがみの反応がないことに
気づきなんとか取り繕おうとする。
「悪いな、なんか暗い話になっちまった……ハハ、こんなんだからいつも空気読めって
言われるんだよな!」
明るく振舞ってみるがかがみは俯いたまま唇を噛み締めている。シンが困惑していると
ようやくかがみはか細い声を出した。
「辛いコト、思い出させちゃったね……」
「いいよ、別に……って、なんでお前が泣いてるんだよ」
「……え?」
気づけばかがみは涙を流しており、シンのほうが思わず慌てふためく。ハンカチも
ティッシュも持っていない己のだらしなさがこれほど恨めしいと思ったことはなかった。
仕方ないので手で涙を拭ってやる。なんとなく情けない。
「ゴメン……私、知らなくて……」
「いや、俺も黙ってて悪かった。隠したいわけじゃなかったんだけど、あんまり人に話す
ようなことでもないと思って……」
かがみは涙を流したまま無理矢理な笑顔をつくるとストレートな感情を吐き出した。
「そうじゃないわよ。私、今までアンタのことなんとなく解った気になってて。上辺しか
知らない癖に、浮かれちゃって。おかしいよね、私はシンの笑ってる顔のほうが
好きなのにね。そんな哀しそうな顔見たくなのにね」
言われてシンは思わず自分の顔を触ってみる。そういえば、涙は流れていないようだ。
「ゴメンね。シンのこともっと知りたいからってつい我儘言っちゃって……」
「そんな……そんなことはない」
彼女はきっと本気で自分のことを理解しようとしてくれていたのだろう。普段、喧嘩ばかり
している彼女の奥にある優しさがシンの心を溶かしていく。

―応えてやりたい―目の前で泣いている少女の為にそう思った。

シンは泣いているかがみに歩み寄り、そっと抱きしめる。恋人同士の抱擁とは違ったが
今は、今だけでもこの状況に甘えようとかがみもシンに身を委ねる。
「昔のこと話すとさ、いつも落ち込んで泣いてばかりいた。でも……それだけじゃ駄目
なんだよな。忘れることはできないけど、忘れちゃいけないけど。それでも今、目の前に
ある大事なものをちゃんと見ないといけない。そんなことに気がついてなかった。」
シンは言葉を一つ一つ、不器用ながらも素直な気持ちで重ねていく。

過去を背負うのと、過去に縛られるのとでは違う。縛られて今が見えなくなっていては
時間が止まっているのと変わらない。永久に嘆き続けるだけなのだ。その負の連鎖を
断ち切らなければならない。今、その覚悟ができた。

「失うのが怖いから大事なものを作らなかった。目を逸らしていた。でもそれは弱さだ。
俺はもう泣かない。強くなってお前たちの優しさに応えたい。」
一気に話すと腕の中のかがみを見る。目が合った。微笑んでくれている。
「ありがとう。俺、かがみに話せて良かった。おかげで大事なこと、思い出したよ。
……いや、お前には迷惑な話だったろうけど」
「ううん。私も嬉しかった。大事な話、してくれたんだから……ありがとう」
照れるシンの胸にかがみはもう一度顔をうずめる。

手に何か冷たいものが触れたのに気づいたシンが空を見上げ、かがみもそれに倣う。
白い結晶が夜空を舞っていた。
「……雪、降ってきたね」
「ああ。でも、もう大丈夫だ」
―雪はいつか融けるから―



URLリンク(imepita.jp)

~『異邦人の見る雪』~

564:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:11:14 3bD0Fjnn
投下終了。SSは難しいね


565:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:25:39 Kmwl6rMO
おじさんに言えるのは、これだけだ。
GJ!!!

566:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 21:33:00 ge79AMQy
>「俺が……俺がクリスマスだ……!」
この店員に全米が泣いた

567:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 22:19:05 FOk1PrPl
GJ!!!!!
絵もかけるうえに、SSもかけるとは…………
サ・ン・タはここにいた!

568:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 22:27:45 uk+uHbs3
店員に吹いたwww

569:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 22:35:40 kQv3+czt
店員さん実は異世界の人間ですか?www

570:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 22:44:02 s/fIyWeW
>>563
これはすごい・・・GJだ!
シンとかがみの二人に萌えたが、それより店員に笑ってしまったww

571:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 23:14:42 JOfKReI0
せっちゃんこんなところで何やってんのwwwwwwwwwww

572:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 23:35:50 BhkLZhvA
>>563
(〓ω〓.)「・・・」
つかさ「・・・」
みゆき「・・・」
みさお「・・・」
ゆたか「・・・」
みなみ「・・・」
ひより「・・・」
パティ「・・・」
ななこ「・・・」
まつり「・・・」
いのり「・・・」

かがみ「GJ!!!!!!!」

573:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 23:48:50 ovWY+KO8
絵にSSにと実に多才な神であらせられる十姉妹氏……!

で、話はガラッと切り替わるが、シンがクリスマスプレゼント渡すとしたら、これだと思う。

つ『木彫り』の運命

無駄にディティール細かい上に全ギミック駆動の一品。
勿論、シンの手作りである。

ものは兎も角、手間と愛情は篭ってるからもらった方は嬉しいだろう。

574:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 23:48:57 3vjPQ/Lc
>>563
最後のイラストに不意打ち食らった……ジュウシマツの癖にぃーー!!
GJ!!

575:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/24 23:49:56 3vjPQ/Lc
sage忘れスマソorz

576: ◆cUNFYVul.M
07/12/24 23:57:32 cHMBAXwr
そうじろ「幸せになりたいなァ。」
ただお 「幸せじゃないの?」
そうじろ「たっちゃんは?」
ただお 「そもそも男の幸せって何だろうねぇ?」
そうじろ「男の幸せねぇ。」
シン  「( ゚д゚)ジュワッ!」
そうじろ「地位とか、金とか?」
きよたか「あ、それ『チィ』です。」
そうじろ「ダジャレかよ。」
シン 「( ゚д゚)ジュワッ!」
ただお 「名誉とか、女とか?」
きよたか「幸せって、フツーでいることじゃないですかぁ。」
ただお 「どういうこと?」
きよたか「例えばこうして仕事帰りに、みんなで麻雀していることとか。」
そうじろ「確かにオレ、今幸せだぁ。」
シン  「( ゚д゚)ジュワッ!」
ただお 「そうかもね。」
そうじろ「いいね、何だか。」
シン  「あ、そうじろさん! それ『ロン』です!」
ただお 「お前、しゃべれんの!?」
シン  「メンタンピン! ドラ3! 1万2千です!」
そうじろ「いい。スゴクいいわぁ。」


577:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 00:05:16 RCzwnnU6
            / ̄ ̄ ヽ,
           /        ',
        _ {0}  /¨`ヽ {0}             >>572
       /´    l   ヽ._.ノ   i             …まあ、なんだ。一人分しかネタないんだ。
     /'     |.   `ー'′  |
    ,゙  / )  ノ         '、            正直スマンかった。
     |/_/             ヽ
    // 二二二7      __     ヽ         
   /'´r -―一ァ"i   '"´    .-‐  \
   / //   广¨´  /'      /´ ̄`ヽ ⌒ヽ
  ノ ' /  ノ   :::/      /       ヽ  }

578:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 00:17:50 ArvycLqL

シン「・・・クリスマスか」
(〓ω〓.)「・・・クリスマスだね」
シン「・・・暇だな」
(〓ω〓.)「・・・そうだね」
シン「よっこらせ」
(〓ω〓.)「どっか行くの?」
シン「いや、未消化のみんなのキャラソン聴く」
(〓ω〓.)「ちょwまだ聴いてなかったのかよ!」
シン「ってもやること多くて、全員分聴く時間なかったんだよな」
(〓ω〓.)「せっかくシンにロハでくれてやったのに」
シン「ああ・・・でも、こなたのは何回も聴いたぜ」
(〓ω〓.)「あまぅぁぁぁあぁい・・・」


579:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 00:51:45 ywfeUTZX
絵を描く。SSも書く。
両方できるのが和尚のすごいところだな・・・。
GJはいいか?俺はしてる・・・


GJ!!!

580:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 01:05:12 9FtjPYGr
( ^ω^)じゅうしまつスゲー。マルチクリエイターとはこのことか?

しかし君は、本当にかがみが好きなんだなァ。

581:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 01:30:23 9FtjPYGr
( ゚Д゚)「ひより、月が綺麗だよ」
ひより「うん……」
( ゚Д゚)「おいおい、いつもの元気が無いじゃないか。変な物でも食べたか?」
ひより「……先輩」
(*゚Д゚)「えっ? ……あ」ギュッ
ひより「胸、凄いドキドキしてるでしょ……?」
(*゚Д゚)「うん……ドキドキしてて……柔らかい」
ひより「あ、ん……っ、先輩……」
(*゚Д゚)「ひより……」
ひより「先輩……」
(*゚Д゚)「ひより……」
ひより「先輩……」
(#゚Д゚)「カンバァァァァァァック!!!」


ドカーン


こう「ひよりぃぃぃ! 寝るな! 寝たらオチるぞー!!」
ひより「あれ……ロマンスは……?」
こう「ウチらにそんな物があるはず無いだろ!」
ひより「ですよねー! 私にあんな展開ありませんよねーチィクショォォォォォォ!!!」

582:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 02:46:16 2aFBbYwV
十姉妹GJ!

店員は最初軍曹かと思ってたらせっちゃんかいww

かがみスキーには素敵なクリスマスプレゼントでしたぜ!


>>581
ダメだこのひよりん……
早く何とかしないと……

583:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 02:51:41 AjoyDt8P
かがみよかったな。
いいクリスマスプレゼントだったよ。

なんとなく思ったこと、このスレってこなたとシンが知り合いましたなのにかがみネタのほうが印象深いのだけど……
いや問題はまったくないよ、むしろもっとかがみネタも書いてください?

584:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 03:05:17 xuBQsSxg
もう、なんというか。クリスマスに素晴らしい物を読ませて頂きました。
十姉妹氏には足向けて寝られません。GJであります。


585:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 03:21:52 qCbIF0sv
>>573
消しゴムでフル可動完全変形の勇者王造ったヤツ思い出したwシンもあのノリで…

>>582
俺も上で仲良くなってたからてっきり軍曹かと…油断してたから最後で思っきり吹いたwww

586:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 03:50:13 vwwlAoPQ
>>583
今は柊一家やゆかりさんにフラグが来てるな。初めらへんはみゆきが独占していたのに………

個人的にはこなた系統の話が印象に残ってる

587: ◆cUNFYVul.M
07/12/25 11:33:08 3drquMts
シン「ハーレムエンド抜かりなし!!」
レイ「道徳的にどうなんだろうな」

588:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 13:07:17 DLHS4kQr
みなみ「(ほけーっ)」
シン「あれ、みなみじゃないか。こんな所でどうしたんだ」
みなみ「あ…先輩。ちょっとクリスマスツリーを見ていて…」
シン「クリスマス…ああ、コレか。こういう店先に飾るようなツリーってでっかいよなあ。
   この迫力はちょっとしたモンだよな、大きさならモビルスーツにも負けてない気がするぜ」
みなみ「……私も」
シン「え?」
みなみ「私もこれぐらい大きくなりたい…(胸的な意味で)」
シン「いや、流石にクリスマスツリー並にデカくなるのは無理があるだろ…
   そもそも、無理して大きくなる必要なんてないんじゃないか?
   今のみなみの大きさでも、俺は充分だと思うけどな(背的な意味で)」
みなみ「え…先輩……
    (先輩は胸が小さい方がいいのかな?だったら…私でも…)」
シン「俺も変な風に背伸びしてた時期があるからわかるけど…人間、無理し過ぎるのは良くないんだ。
   理想を追い掛け過ぎて、今の自分を否定しても何にもならないだろ?
   もしみなみがもっと大きくなりたいって言うなら、これから少しずつ頑張って行けばいいんだよ。
   ……まあ、こーゆーのをどう頑張ればいいんだって言われたら、俺もよくわかんねーけどさ」
みなみ「…………」
シン「って、俺ってば何熱くなってるんだろうな……ゴメンな、なんか説教臭い話になっちまって。
   でも、これからみなみが頑張るって言うなら、俺はみなみのことを応援するよ。
   みなみの頑張る姿は俺が見ていてやるから、例えどんな結果になっても心配しなくていいぜ。
   もしそれでどーこー言うような奴がいたら、俺が出て行ってやっつけてやるさ」
みなみ「……だったら」

 ぎゅっ

シン「み、みなみ?」
みなみ「だったら…せ、先輩にも協力して欲しいです。私…先輩に手伝って欲しいです…」
シン「い、いや、俺も協力すんのはやぶさかじゃないけど……ちょっとみなみさん?
   どーしてあんたって人は自分の胸に俺の手を押し付けとるのですか?」
みなみ「わ、私の胸が大きくなるように…先輩の力を貸して欲しいんです。
     これが今の私の……背伸びしてない、本当の気持ちなんです……」
シン「む、胸……背のことじゃなかったのか…」
みなみ「(こくん)」
シン「………俺で、いいの?」
みなみ「は、はいっ」

みなみ「(今日…私は初めて思った。胸が小さくて、良かったって……)」

589:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 13:10:10 DLHS4kQr
みなみスキーの俺がみなみの出番が少ないのを嘆いて書いてみた
二人のキャラクターを掴めてるかどうかは良くわからない。でもやってしまった

590:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 13:45:25 LtgNrrl7
>>589
畜生!なんて物書きやがる!!GJするしかないじゃないか!!

591:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 14:31:11 FDeDZSC6
あなたに、GJを…

592:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 18:49:06 Sv273qPZ
銀魂でシンの姉がかなたさんだった・・・

593:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 19:20:38 OV1eCwEi
kwsk

594:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 19:32:50 1A0z+k4S
沖田の姉か?

595:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 20:25:20 Sv273qPZ
>>594
yes

もろかなたさん声だった・・・

596:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/25 23:47:51 RCzwnnU6
>>588
亀だがGJ! みなみ意外と大胆だなw
これを機にもっと書いてしまえw

597:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:01:25 08tsrERw
つかさ「クリスマス終了ぐ~ん」

598:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:05:10 ghq18V1F
いい思いしたのはかがみつかさ、みなみだけか…………

599:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:05:16 SuhHDVSz
URLリンク(www.nicovideo.jp)
これはwwww
どっちかっつうと、すぱ☆ろぼ って感じだが

600:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:25:54 WXKKyfMj
>>599
あ、もう出たのか

601:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:30:23 mI9HCEbQ
>>598
各自の妄想で補完すればおk。できれば投下してくれw

602:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:51:00 Cpq4AY4j
シン「ようやく本スレを見つけれたぜ」
いのり「更新ボタン押しても一向にスレ数変わらないから避難所にいて小ネタ
    出しても人がいないなんて嘆いていたなんてシン君もうっかりものだね~」
シン「まぁ、それより俺が知りたいのは本当の君なんだけどね」
いのり「///甘~~~い///」

603:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 00:55:40 XfqPuJX9
>>602
 どんまいw
 そしてひさしぶり。

604:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 01:39:07 CkfIXL6e
>>599
JAMの無駄遣いwww

605:簿記入門 ◆rxZFnGKLCg
07/12/26 02:28:33 /loZfL3d
一足先に正月ネタを
シン「おっす、ひより。そういいえば今年のお年玉どうだった?
   いいよなー、高給とりは」
ゆたか「あ、田村さん。いいよねー、田村さんはお年玉たくさんもらえて」
パティ「OH、ひよりは今年からお年玉倍でうらやましいネ」

ひより「おっかしいなぁ、皆私のお年玉が去年より増えたと思ってるみたいだけど。
    確かに人によっては何千円かプラスしてくれた人もいた・・・は!
    確かにおでこキャラかもしれないけれど!ひちょりじゃ、ひちょりじゃないッス!!」

606:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 03:36:48 sVkO9GGS
>>599
残念ながら俺の魂には響かなかった

607:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 10:55:58 CkfIXL6e
>>605
(〓ω〓.)「(パフォーマンスも)でかいことをしたい。今から頭の中にはそのことしかない」
ひより「そうっすねー突然ジョジョになったりねーってゴルァァ!!」

608:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 11:21:05 V2pXz7B/
サザエさんが2008年4月にビデオ&DVD化することが決定したそうだ。
アニメ6000話達成記念活動の一環らしい。
ついでにらき☆すたについても触れられてる。
↓ソース
URLリンク(ja.uncyc.org)

609:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 13:50:51 CkfIXL6e
銀ギツネとっ たぬっきの ばかしあーぁいさぁー♪

なぜにかりあげクンなんだよサブちゃんよwww

610:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 17:24:57 6cuWFeMB
このモテっぷりをみてるとペルソナ3の主人公を思い出す

611:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 17:38:08 azw4oKew
キタローの声はデコ助野郎だがな

( ゚Д゚)「どうでもいい」


612:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 17:47:37 nG49yfJR
なにげに種声優多いんだよな

613:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 17:57:14 ghq18V1F
>>601
おk。なら流れぶった切って妄想垂れ流すぜ!

614:1/2
07/12/26 18:00:56 ghq18V1F

シン「ただいま~」
ゆたか「あっ!おかえりなさい………。」
シン「ん?ゆたか元気ないな。どこか具合でも悪いのか?」
ゆたか「ううん、そういうわけじゃないの……。大丈夫だよ、お兄ちゃん」
シン「そうか?ならいいけど…そうじろうさんとこなたは?」
ゆたか「お姉ちゃんはバイトからまだだし、おじさんは酔いつぶれて寝ちゃいました」
シン「寝た、ってまだ10時だぞ?」
ゆたか「うん、そうなんだけどね………。」

シンがリビングに行くと、そこにはパーティが準備されてた後が………
シン「これ…」
ゆたか「おじさんもわたしも、お姉ちゃんとお兄ちゃんのバイトがこんなに長くなるなんて知らなかったから………」


615:2/2
07/12/26 18:02:35 ghq18V1F
シンが机をみると、そこには、お手製と思われるローストチキンがおいてあった………
シン「…これ、ゆたかが?」
ゆたか「うん……。」
シン「……………」
ゆたか「き、気にしないでね、わ、わたしが勝手にやったことだから…」
そういって、片付け様とするゆたか
シン「まった、ゆたか。一緒に食べよう」
ゆたか「えっ!?でも…冷めちゃっておいしくないよ?………」
シン「冷めてるんだったら暖めて食べようぜ。それに…」
ゆたか「それに?」
シン「ゆたかが一生懸命作ってくれたんだからおいしいに決まってるさ」
ゆたか「………お兄ちゃん」
シン「もう少ししたらこなたも帰って来るだろうし………パーティの続きだ!」
ゆたか「うん!」


こうしてこの夜、シン・ゆたかそしてこなたは遅めのクリスマスパーティを楽しんだ。
翌日それを聞いたそうじろうは涙を流して悔しがったとか………



616:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 18:15:07 0dVnKSHl
有史以来、鈴村は数々の作品に出演し、現在の地位を掴んだ。
では、種死ほどの作品が導く鈴村の未来とはなんだ?














降板だよ。


617:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 18:18:49 0dVnKSHl
らき☆シン的に改変しようと思ったが、
なかなかいいのが思い付かなかったから
原文そのままでやってしまった。

正直、反省している

618:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 18:50:06 2i+Xz9aL
>>615
クリスマスネタGJ!
ゆたか可愛いなぁ。

619:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 20:31:00 3Il5Rcw7
>>615
GJ!
なんというほのぼの家族w癒されるなぁ

620:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 22:23:09 08tsrERw
こなた「もうすぐコミケだから頼むよ」
シン「何だ、また戦力か・・・」
こなた「いやそうじゃなくてひよりんの本の売り子でこれを着て欲しいんだよ」
つ「新しいコスプレ衣装(女物)」
シン「もう勘弁してくれよ!!!」

621:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 23:13:50 nGZdPkNd
>>620
勘弁してやれよww

622:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/26 23:37:29 mI9HCEbQ
シン「俺もギャグ漫画日和の世界だったら主役はれるかな・・・・」

623:名無しさん@お腹いっぱい
07/12/26 23:38:50 998EMzNv
こなたの部屋で一緒に『仮面ライダーSPIRITS』1巻を読んでたら、
こなた「ね~ね~、シンってさ~。」
シン「ん~?」
こなた「仮面ライダーV3に似てるよね~。」
シン「………ハイ?」
こなた「いや、だってさ、・両親と妹を理不尽な暴力で失う。・復讐心から戦う力を求める。・復讐じゃなく、平和を護る為に戦う決意をする。
    ね?設定とか境遇とか風見志郎と同じだよ?」
シン「…けど、V3と違って俺は護りきる事が出来なかった…。大切な人も、平和も…。」
こなた「(やばっ!ど、どうしよう…。!!そうだ!こうなったら…。)」
こなた「で、でも!最近のライダーは別に平和を護る為じゃなくても、たった1人の大切な人を護る為だけに戦う仮面ライダーとかも増えてきてるしさ~。
    そ、その…。」
シン「その…?何だよ、こなた?」
こなた「あ、あたしだけの『仮面ライダー』になってくれてもいいよね?(///)」
シン「え!?…ん!!(とても柔らかくてあたたかいナニかで唇をふさがれる)」
こなた「答は聞いてない♪(頬をピンクに染めながら)」


「SPIRITS」1巻のV3編読んでたら、こんな妄想が浮かんでしまった。
正直、反省している。  

624:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 00:42:21 2K4S8JI5
>>623
思わずニヤニヤしてしまったw 外で見なくて良かったw
GJ!

625:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 01:00:39 uCdZHxzQ
>>615
そう君カワイソスwww

626:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 01:12:15 uCdZHxzQ
(〓ω〓.)「しーんー、スマブラやろー」ガチャ

( -Д-)

(〓ω〓.)「寝てるのか……」



そうじろう「シン君、俺のアッガイ知ら」ガチャ


Σ( 〓3〓)-Д-)


そうじろう「アネ"……デバミ?」


627:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 01:19:56 eIBOll2s
>>623
こなた積極的で可愛いなwGJ!

>>626
起きた後いきなり殴られるシンの姿が浮かぶw

628:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 01:22:51 uCdZHxzQ
( ゚Д゚)「うーっ、さむさむ。日本は好きだが、"冬"だけは勘弁して欲しいよ」
つかさ「だよねー、寒いよねー」
( ゚Д゚)「ハー、手が冷たい。手袋はめて来れば良かったなぁ」
つかさ「……ねね、ホッカイロ使う?」
( ゚Д゚)「お、使う使う!」
つかさ「じゃあねー……はいっ」ズイッ
( ゚Д゚)「あ? ……なんで手を差し出すんだよ」
つかさ「……私の手、凄く暖かいんだよ?」
(*゚Д゚)「あーなるほど握れと。恥ずかしい奴だな!」ニギッ
つかさ「えへへっ」



つかさ「やっぱり放してぇー、凄く冷たいのー」ヒエヒエ
( ゚Д゚)「やだ」ヌクヌク

629:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 03:04:46 tCQw6NcN
めちゃくちゃ和むなこの二人w
やっぱり、つかさにはほんわかが似合う。

630:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 04:30:51 Ro0bTTrd
>>626
アネ゛デパミ゙とは懐かしいモノを

631:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 08:17:06 KLo+G8vH
( ゚Д゚)「冬……雪か……」
( TДT)「……ステラァァァァァァァァァッ!!」
(〓ω〓.;)「シン、落ち着いて!落ち着いてー!?」

632:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 09:10:04 uCdZHxzQ
『この肉汁! ソーセージのスターリングラードやー!』
ゆたか「わー、おいしそー」
( ゚Д゚)「おや、何を見てるんだ?」
ゆたか「あ、お兄ちゃん」
『以上、ソーセージの本場ドイツ、ベルリンからデブ麿がお送り致しましたー!』
( ゚Д゚)「ベルリン……ソーセージか……」

( TДT)「ステラァァァァ!」ガクガク
ゆたか「まっ!?」

633:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 09:28:16 uCdZHxzQ
(〓ω〓.)「出た……クラウザーさんの1秒間に10回レイプ発言……」
( ゚Д゚)「何読んでるんだ?」
(〓ω〓.)「あ、シン。これだよ」
( ゚Д゚)「なになに……『デトロイド・メタル・シティ』?」
(〓ω〓.)「面白いよー、いろんな意味で」
( ゚Д゚)「デトロイド、デトロイ……デストロイ!?」

( TДT)「ステラァァァァ!」
(〓ω〓.)「はいはいワロスワロス」



『シン……殺す……!!』



(;゚Д゚)「!? 今懐かしいんだが恐ろしい声がしなかったか!?」
(〓ω〓.)「はいはいワロスワロス」
(;゚Д゚)「今度はネタじゃないよ! マジでk」

『私がこんなぁーッ!!!』パリーン

(;゚Д゚)「キャアァァ! 黒いワンコの幽霊がァァァ!!!」

634:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 09:50:57 kWs2Rf+3
なんかwドロロですww

635:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 14:03:20 AO8C04gd
>>633
だめだ。種死+DMCとくるとどうしてもラクスザーさん(中身巨乳)が出てきてしまう。

636:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 14:12:57 hSciIJ2Q
伝説のラクスザーさん!キラを一撃で倒しアスランを公開レイプした あのお方ですな

637:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 19:23:21 C8+/VLGm
( ゚Д゚)「盗んだガンダムで走り出すゥ!」

638:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 19:51:50 35RIEY5G
>>637
それはステラのことか?

639:名無しさん@お腹いっぱい
07/12/27 21:54:41 qbOQBqrM
>>623
シン「ゴメンな・・・・。マユ・・・・。」
  「俺はまだ、いけないよ・・・・。」
  「変身・・・・デスティニー!!」

(ナレーション)「仮面ライダーデスティニー=シン・アスカは改造人間(コーディネイター)である。
謎の宗教軍団『ラクシズ』に主役の座を奪われたが、らき☆すた世界に召喚され、モテモテ主人公として蘇った!!」

(〓ω〓.)「つまり~、こんな感じかな?」
シン「お前な・・・。(でも、なんかカッコ良いかも…!)」


640:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 22:26:36 JJ/xhUB4

シンの好感度
1位こなた
2位ゆたか
3位かがみ
4位みゆき
・・・
13位あきら
14位ひより

ひより「・・・」
つゲームパッド+↑↑↓↓←→←→×○

1位ひより
2位こなた
3位ゆたか
4位かがみ
・・・
13位ゆかり
14位あきら

ひより「よしっ!!」

641:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 22:29:13 aqmSGz7U
>>639
ゆたか「なんかここ最近、ヒーローが増えたよね」

変態仮面
スパイダーマ
仮面ライダー

ゆたか「まだいたかな?」
シン「これからさらに増えそうだよな」
こなた「変態仮面はイヤ、変態仮面はイヤ……変態仮面は、いやぁぁぁぁぁあ!」
シン「うお! こなたがいきなりステラ並の発狂を!」
そうじろう(こなた。まだ立ち直ってないんだな……)

642:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 22:38:02 eIBOll2s
>>640
みんながそのコマンドを連打して好感度順位が激しく入れ替わるところを想像して噴いたw

643:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 22:45:35 B7CCX/qX
こなみコマンドwww

644:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 23:20:12 zwvXk6D3

コスプレ喫茶店長「いやー、アスカくん。きょうも売り上げ一位だよ」
アスカ「どうも」
コスプレ喫茶店長「とてもじゃないが、男には見えないね~」
アスカ「そ、そうですかね?」
コスプレ喫茶店長「・・・アスカちゃん、ブログをしないかい?もっとお客さんも集まるだろうし」
アスカ「ブログ・・・ですか。ちょっと、面倒そうですね」
コスプレ喫茶店長「頼むよ!この通りっ!!!」
アスカ「まあ、そこまでいうなら・・・ちょっとくらいは」

(〓ω〓.)「ってわけでシンは『アスカちゃん』としてブログをしてるんだよ」
かがみ「へえ・・・」
みゆき「おもしろそうですね」
つかさ「そうだね~」
(〓ω〓.)「まあ、ほとんどウチの宣伝みたいなもんだけどね。でも、シン贔屓のお客さん増えててさ。
ちょっとした追っかけまでいるんだよ」

シン「お疲れーす」
コスプレ喫茶店長「お疲れー」
白石「どこだ・・・アスカちゃんは・・どこだ!?シンどいてアスカちゃん探せない」
シン「毎日毎日よくやるなw」


645:1/2
07/12/27 23:41:11 EE3eo2FA
シン「ようし、新しいバイトだ。頑張るぞ」

デパートのプラモデル売り場でアルバイトをすることになったシン。
そんな彼の前に、「ザクはありませんか?」と聞いて来る主婦のお客さんが現れた。

シン「ザ、ザクですか?色々と種類がありますけど…」

そのお母さんが言うには、子供に頼まれてザクを買いに来たらしい。
子供自体はあまりガンダムを知らないらしいが、子供の友達にガンダム好きが多いらしく
それでザクのプラモが欲しいという話になったのだとか。

シン「(俺が一番オススメしたいのはやはりMGデスティニーガンダムだ…
   インパルスでもいいけど、しかしこのお客さんの子供が欲しがっているのはザク。
   となると、やはり元ザフト所属の俺としてはザクウォーリアのどれかを
   選ぶべきなんだろうが…しかし俺は問題の子供やその友達がどーゆー風に
   ガンダムにハマってるのか知らない。何より、SEEDシリーズの世間的な評判は
   悲しいけどあまりイイもんじゃない……もしここでザクウォーリアを薦めて
   万が一、このお母さんの子供が
   『わー、ザクウォーリアなんてファーストのザクのパチモンじゃーん。ダッセー』とか
   言われてイジメられたり、それが原因でこのお母さんまで
   自分の子供に文句を言われる羽目になったとしたら
   それはつまり全部俺のせいってコトになっちまう…!)」

シン「そ、そうですねえ!やっぱりガンダムは一番最初の奴が人気ありますから
   ここはこのファーストのザクを現代の技術で作り直した1/144HGザクなんていかがでしょう!?
   MGほど複雑じゃないですし、サイズ的にもお手軽ですからきっと作りやすいですよ!」

646:2/2
07/12/27 23:42:53 EE3eo2FA
結局、シンの説明に納得してくれたお母さんは、シンにお礼を言ってHGザクを買って行った。
その姿を見送った後、得も言われぬ悲しみに包まれたシンは一人、涙する。

(=ω=.)「……シン」
シン「見てたのか、こなた……なあ、俺、正しかったか?間違ったこと、言ってなかったか?」
(=ω=.)「いや…シンは何も間違ってなかったよ。少しぐらいなら胸を張ってもいいと思うよ」
シン「ありがとう…でも俺の中で、もう一人の俺が叫んでいる気がするんだ……。
   『お前はザフトのモビルスーツを大事にしない不忠者だ、お前はザフトの裏切り者だ』って…」
(=ω=.)「いや、それは考え過ぎだよ。うん、色々な意味で考え過ぎだよマジで」
シン「だけど俺は…ルナやレイの機体を…ザフトの仲間達が乗ったモビルスーツを…」
(=ω=.)「ああほら、泣かない、泣かない。まあ、このザクウォーリアもイイプラモだよ。
     当時の最新技術の結晶、バンダイ脅威のメカニズム!
     プラモとしてのクオリティなら、ファーストのザクにだって劣る所は全然無いよ」
シン「こなた……そう、そうだよな。こんだけ出来のいいプラモなら、もっと皆が買ってくれるよな!」
(=ω=.)「よしよし、やっと元気が出て来たね。そうだよ、その意気だよ、シン」
シン「と言うワケで!こなた!俺の為、ザフトの為、そして店の売り上げの為に!
   お前も是非とも、このザクウォーリアのプラモを買ってくれ!
   勿論、クリスマス商戦に合わせて再入荷したMGデスティニーのEBモードと一緒に!」
(=ω=.)「それはイヤ」
シン「………ちくしょおおおおーーー!!(泣)」


※この物語は事実を元にしたフィクションです。

647:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/27 23:50:58 XKQ3Ktxy
>>646
シン考えすぎお馬鹿ww
まぁアッガイとか薦めなかっただけマシかw

648:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 09:46:23 AdqSxxO1
白髪『早くザクウォーリアを売るんだよこのキョシヌケェェーッ!!』

天パ『お前の判断は正しいぜ! はやいとこザクIIを売り付けるんだグゥゥゥレイト!ォ!』

きっとこういう天使と悪魔がぐるぐると周っていたのだろう。

649:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 09:49:14 AdqSxxO1
>>642
つかさだけ自爆コマンドと間違うところを想像して吹いた。

650:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 11:02:00 +Clt0sBm
>>649
それはそれで可愛いw そして容易に想像できるw

651:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 13:57:18 mE04c7Tz
>>650
つまり…………

・シンとのバーチャル好感度UPのコマンドがわからず泣くつかさ

・それをあやすシン

・シンとのリアル好感度
UP


こうですか!
わかりません!!

652:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 15:00:11 Dc9Bka+g
>>649
コマンド失敗してたねきゃらのメイリンみたく黒こげになったつかさ想像したw

653:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 20:59:12 SJVtAlEK
保(=ω=)守

654:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 22:03:09 AjEN1+6g
年末年始はみんな忙しいから人がいない

と思いたい

655:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 23:00:03 nEz+zoKc
きっと正月SSや正月絵を準備してwktkしてる・・・はず

656:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 23:38:31 AdqSxxO1
ゆたか「あうあう……」
(;゚Д゚)「大丈夫か、ゆたか?」
(〓ω〓;)「まさか、ちょっと雪合戦しただけで風邪引くなんてヌェー……」
ゆたか「ごめんね、お姉ちゃん……」
(〓ω〓.)「いやいや、謝んなきゃならないのはこっちさぁ。どれ、葛湯でも作るのよさ」

トテトテ バタン

(;゚Д゚)「ゆたか、寒くないか? お腹減ってないか? 制御棒が折れたりしてないか?」
ゆたか「……ごめんなさい、少し、辛いかな」
(;゚Д゚)「エエーッ!? だだだ大丈夫だザフトレッドが付いてる付いてるから生きてくれぇーっ!!」
ゆたか「殺さないでよぉ……ケフッ、ケフッ」
( ゚Д゚)「ほら、ポカリだよ」
ゆたか「ありが、ケフッ」
(;゚Д゚)「あー! 起きちゃダメだ! 体が冷えちゃうよ!」
ゆたか「あう、そんなこと言っても、起きなきゃポカリ飲めないよぉ」
( ゚Д゚)「わかった! 口移しだな!!」
ゆたか「えっ、ちがムっ!? んは……ゴクッ、ゴクッ」
( ゚Д゚)「よし、大丈夫か?」
ゆたか(/////)ボーンッ
(;゚Д゚)「ゆたか? ……ッ! ゆたかァーッ!!!」

657:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 23:45:22 AjEN1+6g
>>656
ちょうど原作読んでシンはゆたかが風邪ひいたら過保護になるだろうなーって思ったらネタ来てたw
普段無愛想なシンが過保護になって焦りまくるところを想像するとニヤニヤしてしまう。

658:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 23:53:34 4YPSn/OF
>>656
その後、風を伝染されたシンが逆に看護される・・・と

659:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/28 23:55:00 AdqSxxO1
白石っぽいの「ミノール」
白石っぽいの「シライーシ」
ひより「ひぃぃ! 助けてー!」

( ゚Д゚)「まてぃ!」バァーン!

白石っぽいの「カムチャッカ!?」
白石っぽいの「ココイチッ!」
( ゚Д゚)「同人少女の腐った心を利用し、ついうっかりア○ルを犯そうとしてしまうアンタなんか……」

キュピィィン

(#゚Д゚)「乳に代わって、おしおきよっ!!」

風にたなびくセーラー服!
恥にも負けないアイアンハート!
股間のもっこり裏腹に、誰もがときめくプリティフェイス!

新番組『美少女兵士 セーラーパルマ』

ご期待ください。



(*゚Д゚)「見てよこなた! こないだ出たVシネマがテレビシリーズになるんだよ!」
(〓ω〓.)(こいつ、ザフトの誇りを忘れたか?)

660:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 00:32:00 19fIf/7F
アスカ・ラングレーならマーズですねw
黒髪だし炎だし。

ムーンはかがみかな。
ちびうさはゆたか。
マ-キュリーはつかさ。
ジュピターはみさお(性格的に)
ヴィーナスはみゆきかあやのかな、まぁお好みで。

タキシードはシンにでもやってもらおう。

あれ、一人主人公級の奴がいないような……



661:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 02:05:43 tS9ymX30
>>656
制御棒ってなんだwゆたかは原子力で動いてるのかよwww

662:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 02:11:24 rFABgTQ0
鉄腕ゆたか

663:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 10:28:57 f2CK6JB/
フリーダムゆたか・・・

664:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 11:06:01 npBIhhfX
>>662
頭から蒸気を出しながら動くダルマ体型ロボですか

665:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 12:32:17 pEYt+pr6
鉄人ゆたか号

666:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 12:42:04 ovTyFrJT
この忙しい年末にシンがやることってなんだろう。
クリスマスみたいにバイトかな?

667:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 12:44:16 19fIf/7F
機動戦士ゆたか~逆襲のマユ~

マユ「兄から主人公を奪ったキラを、この私、マユ・アスカが粛清しようというのだよ、ゆたか!」

ゆたか「エゴだもんそれは! そんな事しなくたって、お兄ちゃんは立派にこれから主人公していけるんだよ!」

マユ「キラ派に影響されているだけだと、何で気付かないの!」

ゆたか「血が繋がってるというだけで安心しきっているあなたに言える事!」


シン「ああ! 俺は一体どっちの味方をすればいいんだ!」
こなた「いや、止めさせなさいよ。今すぐに……」


668:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 13:39:29 /IM2EoSE
>>666
考えられるのは……
1.無難にバイト
2.泉家でまったり
3.女性陣の誰かと        フラグ立て
4.デスティニー量産

こんなもんか?


669:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 15:21:49 iiqN/rXz
ゆーちゃんがわりと積極的なときはマユが取り憑いてるからだ・・・

ん?なんか物音が?

670:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 16:27:16 NXDgYlOe
>>668
5.柊さんちの鷹宮神社でいつのまにかに年末年始の手伝いやってる

これもあるはずだ。
かがみがなんだかんだと文句言いながら暖かい飲み物やら色々と甲斐甲斐しく用意しながらやってるかも

671:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 17:35:54 CF8jWTjN
>>670
どうも最近俺の脳内情報が流失しているようだ…

672:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 18:07:09 pGebZ3My
>>671
脳内共有ソフト入れてないか?
最近、よくそれで情報流失とかニュースになってるしそれかもよ?

673:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 18:43:38 FfGeyQsn
>>666
6.こなたに冬コミに連れて行かれる
7.ひよりのサークルで売り子として手伝う
8.パティに冬コミに連れて行かれ801本で精神に大ダメージを負う

コミケを忘れちゃいかんでしょ

674:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 18:53:11 k9KfyGSC
>>673
甘い。

9.田村家で3日目合わせの修羅場真っ最中

 が抜けてるぞ。

675:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 21:41:24 lvutygA6
>>670にインスパイアされて書いてみたんだけども・・・
明日あたり投下してもおkでしょうか?

676:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 22:07:17 CF8jWTjN
いいですとも!

677:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 22:19:09 W2vAoykl
支援だ!

678:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 22:41:42 F4kuLMft
後三時間待てば良いのだな支援そして俺のID花より団子

679:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 22:55:51 /IM2EoSE
ただ待ってるだけのもあれだし、小ネタ投下

ゆたか「もうすぐ年が越えるね~」
シン「……こんなに穏やかに年を越せるなんて、少し前まで考えられなかったな………」
(〓ω〓.)「シ~ン、そうやって遠い目するの禁止だよ」
シン「悪い、悪い。オレもまだまだゆる~くなれてないな」
そうじろう「まあ、今年は例年にはない正月だな。(ゆーちゃんも加わったし、オレの正月は勝ち組だな!)」
(〓ω〓.)「確かに正月イベント増えそうだね~(シンとのフラグGETチャンスだよ!)」
ゆたか「アハハッ!楽しみだよね。(シンお兄ちゃんと一緒に年が越せるなんて………!)」

ピンポ~ン

(>ω<)「ゆたか~迎えに来たよ~!」
ゆたか「えっ?」
(>ω<)「お父さんとお母さんがいろいろ心配してるから、帰ってこいってさ~!」
ゆたか「え~!!!」
(>ω<)「さっ、いくよ~。お邪魔しました~!よい年を!」

バタン!!!

そうじろう「世の中そんなにうまくいかないな~(ガッカリ)」
(〓ω〓.)「ゆーちゃん、かわいそうにね………」
シン「確かに寂しいけど、家族と正月を迎えれるんだし、かわいそうではないだろ?」
泉親子「相変わらず、空気読めない子だね君は!!!」
シン「え?なんで??」



680:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 23:13:31 W2vAoykl
GJ
そしてそうじろう自重しれwwwwwwww

681:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/29 23:51:25 Rm0qt2KK
>家族と~
はシンが言うと切ないものがあるな

682:名無しさん@お腹いっぱい
07/12/29 23:52:34 3PUe5FP9
>>679
GJ!!
ゆーちゃん不憫w;
だが、こなたにとってはシンを独占&フラグGETチャンス到来だw

683:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 00:04:52 iiqN/rXz
シン「ひよりの髪は長くて触り心地がいいな」
ひより「あ、ありがとうございますッス」
   (い、言えないっス、実は3日位髪洗ってないって・・・)

684:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 00:07:38 feLyQkKH
さすがに三日も洗ってなきゃ分かるだろ……

いや、待てよ。もしかしてシンはそういう趣―

日記はここで途切れている。


685:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 00:45:46 +p/3igFH
かなりいっぱいあがった年末年始イベントだが・・・やはりシンなら全部こなしてくれる・・・!

686: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 00:47:30 dgrVrNRs
12月22日終業式、この日シン・アスカは悩んでいた。
 
先日、いつものようにアニメイトで買い物をしたら一枚の紙を渡された。
 
シン「これは…福引き券?」
命斗「クリスマスも近いことだ、いつもひいきにしてくれてる君へこの俺からのプレゼントさ!!」
シン「は、はぁ...じゃあ一応頂いていきます」
命斗「うむ、福引き会場は商店街でやっているから帰りに寄るといい」
 
カラーンカラーン
 
係員「大当たり~3等の画集展ペアチケットだよ」
シン「……まさか当たるとは」

687: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 01:01:11 dgrVrNRs
12月22日終業式の朝、さすがにペアチケットをもらって一人で行く気にもなれず誰かを誘うことにした。
 
シン「それにしても…日にちが微妙だな……12月29日か、誘うにしてもなぁ」
こなたはあの戦場に旅立つだろうから却下として、高良やかがみにはこの追い込みの時期誘うわけにもいかない。
シン「誘うとなるとつかさかゆたか…みなみかパティ……ひよりか」
もう一度チケットを見直す
シン(この画集展がせめてまともだったらなぁ……)
チケットには大きく『荒木宏彦jojo対バオー対ビィト!!大画集展覧会』と書いてあった
シン(つかさ達が知るはずないか…)

688: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 01:36:30 dgrVrNRs
シン(パティにjojoでも進めるかな)
 
シン「おーいゆたか、パティ見かけなかったか?」
ゆたか「あっシンお兄ちゃん、パティさんなら今日はお休みしてるよ」
シン 「風邪でもひいたのか?」
ゆたか「それはわからないけど最近たくさんお休みしてたよ。」
シン 「そうか……しゃあひよりでも誘うかな」
ゆたか「あっ!田村さんは…て、行っちゃた」
 
シン 「おっいたいた、今ちょっと時間平気か?」
ひより「ぇぇ…一応は……」
シン 「実は福引きで展覧会のチケットもらったんだが12月29日にいっしょに来てくれないか?」
ひより「12月29日…」
ひより(シン先輩からデデデートの誘いっっっっ!!けど12月29日って……)
シン「他のやつ誘ったんだけどみんな忙しくてなあ」
ひより「…………」
シン「それで29日大丈夫か?」
ひより「……っす」
シン「えっ?」
ひより「29日は忙しいっす!帰って下さいっす!」
シン「お、おい大丈夫か!?顔色悪いぞ」
ひより「うるさいっす!早く帰れっす!!」

689:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 01:59:31 BQrzvZNE
みさお「いいんだ、いいんだ……どうせ私、背景だし……」

690: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 02:09:04 dgrVrNRs
シン「ひよりのやついったいどうしたんだ……?」
白石「よ~アスカ、狐に摘まれたみたいな顔してなにしてんだ~」
シン「お、ちょうどいいところに」
白石「?」
 
シン「と言うわけなんだよ、だからお前にこれくれてやるよ」
白石「本当か!?いや~タダじゃなんか悪いから一応お金渡しとくわ」
シン「そうか?じゃ、少しだけ頂くよ」
シン(また12月29日はコミケか……)

691: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 02:19:42 dgrVrNRs
12月28日夜、ひより宅

ひより「ゃ…ゃっと出来たっす…今年の新作……」
トゥルルルルル トゥルルルルル
ガチャ
ひより「はい田村」
こう 『八坂です、今下についたよ』
ひより「あ、こーちゃん先輩……こっちもやっと出来ましたよ……今降ります……」

692: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 02:38:52 dgrVrNRs
12月29日早朝、ビッグサイト前
 
こなた「いや~悪いね、電車代まで出させちゃって」
シン 「ビッグサイトまで自転車はさすがにもう無理に決まってんだろ…それに臨時収入があってな」
こなた「じゃあその臨時収入も頂戴させて……」
シン 「なら帰りは歩きだな」
 
その頃
 
こう 「ひよりん今回のコスプレかなりいいかんじだね~」
ひより「そうっすか?そう言われると少して…照れるっすね…けどコンタクトレンズはヤッパリまだ慣れないっす……」
こう 「メガネ無しに慣れたほうが世界が広がるらしいからねえ」
ひより「やはりそうっすか……」
こう 「それじゃあ行こうか、ごめんなあ売り子頼んじゃってさ」
ひより「並ばないで入れるからこっちこそ感謝です…よ……」

693: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 02:47:31 dgrVrNRs
こなた「アスカ隊員、それでは手筈どおり頼んだぞ」
シン 「また今年もあの中に入るのか……」
こなた「そうだそうだ忘れてた、はい、これね」
シン 「メガネ…って高良のじゃないか!!」
こなた「お金がねぇなかなかなくなってさ~シンに付けるっていったらすぐに貸してくれたよ」
シン 「あんたって人は……」
こなた「そのコスにメガネ無しはナンセンスだよ!!諦めて付けといてね」

694: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 03:01:45 dgrVrNRs
ビッグサイト内
 
ひより「ぅちのサークルの新作ですょ……」
ヲタクA 「しゃ、写真一枚い、いいですか」
ひより「は…はぃ喜んで」
カシャッカシャッ
 
こう 「ひよりん大丈夫?少し後ろで休んだら」
ひより「ま…まだまだ大丈夫っすよ……」
ヲタクB 「こ、こ、これ下さい」
ひより「はぃ800円になります」
ヲタクB 「あ、あ、ありがと うわ」
バサバサバサ
ひより「ぁぁ売り物が……今拾います」
こう 「私も手伝うよ、ひよりは休んでて」
ひより「これくらい…大丈夫です」
 
ヲタクC 「は、早くどけよ」
ひより「す…すみません…キャ」ドンッ
ポトポト
ひより(コ、コンタクトが)
パリパリ
ヲタクC 「は、早くどかないのがわ、わ悪いんだかからな」
 
ドサッ

695: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 03:36:49 dgrVrNRs
シン 「これとこれ2枚ずつ下さい」
売り子「2600円になります」
シン 「はい2600円」
売り子「あざ~す」
 
シン 「最後はあそこか、」
 
ヲタクC 『は、早くどかないのがわ、わ悪いんだかからな』
ドサッ
 
シン 「お、おい君!大丈夫か!?」
ひより「はぁはぁはぁ……だ、大丈夫です……」
シン 「熱ッ、すごい熱だ…ちょっとあんた!医務室はどこにあるんだ!!」
こう 「一番向こうに…」
シン 「くッかなり距離があるな…」
ひより「大丈夫ですから……今立ち上がります……ャッ」バタ
シン 「どこが大丈夫なもんか!今医務室に運んでやる」
ヒョイ
こう (えぇぇお姫さま抱っこぉ!!)
ひより「そそそそんな、だだ大丈夫ですから//////」
シン 「ますます顔が熱くなってんのにどこが大丈夫なんだ!!」
ひより「違っこれはあなたが……//////」
シン 「俺?」
耳まで真っ赤にしながら顔を伏せるひより


696:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 03:43:29 3/yrT9Li
できることなら全部書いてからまとめて投下していただけないだろうか・・・
携帯からなのかもしれないが、メールかメモ帳に書いてからコピー貼り付けなら携帯でもできると思うんだが・・・

697: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 07:55:57 dgrVrNRs
もう少し早く終わるつもりが長引いてしまって……
 
揚げ句に寝落ち

698:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 09:00:16 FJHHcYYr
がんばれ!

699: ◆cUNFYVul.M
07/12/30 09:01:09 dgrVrNRs
>>695

医務室
 
係員 「じゃあここに名前を書いといて下さい、書き終わったらとりに来ますんで」
ひより「わかりました……」
 
ひより(とわ言ったものの)
ひより「全然見えない……」
シン 「ふぅ仕方ないな、度がかなり違うと思うけど良かったらこれ使ってくれよ」
っ【高良メガネ】
ひより「あ、ありがとうございます……」カキカキカキ
 
トゥルルルルル トゥルルルルル
ピッ
 
シン 「はいもしもs(ry」
こなた『アスカ隊員!そちらの任務は終了したのか!!』
シン 「いやそれがな急患を運んでたら買えなくて」
こなた『それはつまり任務失敗とゆうことだね』
シン 「仕方ないだろ!あの状況ではああするしか…」
こなた『口を動かす前に行動しろ!!』
シン 「サ…サーイエスサー!!」
 
ピッ
 
シン 「じゃあ俺は行くな、体に気をつけて。じゃあな」タッタッタッタッタッ
ひより「あのメガネ…って、行っちゃった……」

700:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 12:29:00 I9NonTSE
終わりなのかな?それとも、寝落ち?

701:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 14:02:26 0nHhlvjb
保守

702:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 14:47:28 feLyQkKH
終わりなのかどうかなのだけは、しっかり知らせてくれないと、迂闊に書き込めないよ…


703:別な人ですが
07/12/30 15:45:28 3OZEKsZj
オタA「わーアスカちゃーん」(パシャパシャ)
オタB「こっち向いてーーー」(パシャパシャ)
こなた「出店を出して、さらにアスカを看板娘にして一儲けしようなんて
    店長も悪ですのう」
店長「商魂たくましいといった方が正しいね、それよりあなたもいきなさい。
   バイト代分きっちりね!」
こなた「はいはーい」
アスカ「こなた、タイが曲がっていてよ」
こなた「お姉さま・・・」
ひより「きゃーーー、お姉さまーーーー」

704:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 20:21:30 I9NonTSE
ひといないな~
オレもだけど、みんな大晦日や正月投下予定かな?


705:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 20:38:15 +p/3igFH
じゃあ新年初パルマは誰かとか考えてみようか

706:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 20:55:35 I9NonTSE
該当者がいすぎて予想がむずかしすぎるww
初パルマはかがみで、初キスはこなただな。おれの妄想だか………


707:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 21:00:45 Pa4AQdGF
>>704
一応正月SSを書いてみた。
が、いつ投下するべきか・・・やっぱり正月の方がいいよね?

708:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:02:54 cmmv/4SL
URLリンク(up2.viploader.net)
とりあえずみゆきさんの隠しコスがピンクのトラウマの人じゃなくてよかったぜ

709:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:03:17 I9NonTSE
>>707
そこらへんは個人の自由じゃね?
少し前にも季節外れのバレンタインネタ投下されたしな。愛があればいいんじゃマイカ?

それにさっきからオレばっか書き込みしてなんかスマソ

710:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:06:19 Z8pGBgl1
>>708
なんぞこれ?

711:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:15:06 vqcYchT4
今度出るゲームじゃね?

712:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:18:22 BQrzvZNE
最強のコラボ。以上表示されない携帯の俺涙目……

713:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:30:34 +p/3igFH
>>709
別に一人でいっぱい書き込んでても気にすることなくね。
ID出るから気になるのはわかるけど気にするな

714:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:48:11 Pa4AQdGF
年末ですね・・・来年はどうなるのか・・・。


23:15あたりからSS投下してもよかですか?
たいしたもんじゃございませんが。

715:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 22:49:18 cmmv/4SL
>>714
どうぞどうぞ

716:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:02:20 I9NonTSE
>>713
いや、ヒマ人と思われてないかなと、まあ実際ヒマ人だがなwwwしかし、そういってもらえると助かる。トンks

>>714
おk!いつでもいいぜ!


717:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:04:53 uXZ3Ak2k
どんと来い!

718:スピ覚
07/12/30 23:13:16 Pa4AQdGF
では僭越ながら、投下させていただきます。
誤字脱字は大目に見てください・・・。



「ちがう、学業御守りはこっちよ!」
「そんな事言ったって…」
「似てるから仕方ないよね~」
 元旦。シン・アスカは鷹宮神社で売り子のバイトをしていた。
 …女装して。
「しっかし、ほんと女に見えるわねー」
「あはは、シンちゃん可愛いよ」
「なんか嬉しくない…」




 なぜこんな事をしているのか。遡ること一週間。
「え、バイト?俺が?」
「そうそう、なんでもかがみん達の神社、最近急に参拝者が増えたらしいんだよ」
「で、俺が助っ人ってわけか」
「さっすが!ザフトの赤は話が早い!」
 親指を立てながらこなたがウインクする。
「まぁ…普段世話になってるし俺は構わないけど。」
 たしかに、何だかんだで二人には世話になっている。
 こう言う恩返しもありか。シンは頷いた。
「でね、衣装なんだけど」
「あーおじさんが着てるような神主の?」
「むふふ…」
 シンは嫌な予感がした。言うなれば第六感…SEEDを持つものの力だろうか。
「おい、お前何を…」
 満面の笑みのこなた。
 その手には、よく見慣れた服が…
「喫茶店の衣装だよ☆」
「な、何を言ってるんだあんたは!」
「あは♪きっと売上も伸びるよ~☆」
「断固拒否する!」
 いかにこなたの言い付けでも、ザフトレッドのプライドが許さなかった。
「ダメだったらダメだ!」
「ねぇー、お願いぃ~ん」
 色っぽく頼んだつもりだろうが、シンには効かない。
「着ない、着れない、着たくない!」

719:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:14:38 Pa4AQdGF
 しばらくの沈黙――。

「うっ…うぐっ…」
「!!」
 最終兵器。いつかのかがみよろしく、ストフリミーティアなぞ足元にも及ばない
 、女の武器がシンをロックオンしていた。
「ひどい…あたしにはあんな格好やこんな格好を求めてくるのに、あたしのたっ
 た一つのお願いも聞いてくれないなんて…うぐっ…あ、あんまりだぁーHERYY」
 最後の言葉は訳が分からなかったが、取り敢えずこの場を収めないとまずい。
「え、ちょ!いみわからない!」
 いくら鈍感なシンでもそれくらいわかる。
「分かった!分かったから!なくな!着るから、着させていただきます!」
「うっうっ…まだたりない…」
「なにがだよ…」
 もうわけがわからない、早くこのばを脱したかった。
「前教えたでしょ…だっこしてぎゅっなのだよ☆」
 ガッシ、ボカ。
「いだっ!何をするだー!」
 アホ毛にチョップ。
「調子に乗るな。」
「あは♪」

720:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:15:14 Pa4AQdGF
「ほら!御神籤も補充して!」
「わー、なんかお客さん多いよ~」
「なんて数と熱気だよ、こいつら!」
 冗談抜きにかなりの人。
「おっかしいなぁ、そんなに限定レア御守りが欲しいのかな~」
 そういって休憩から上がってきたのは柊家の長女、いのりである。
「だからあたしは反対したのよ!あんな物で釣るような…」
「でも…大切にしてくれるなら御守りも嬉しいんじゃないかな」
 つかさが両手をもじもじさせながら言う。
「まぁ…そうかもしれないけど」
 妹に諭されてバツが悪そうなかがみであった。
「さて、ここはあたしとまつりで見てるから、あんたたちも休憩行ってきなさい」
 嬉しい事である。正直シンはさっきから動きっぱなしでヘトヘトになっていた。
(こんな仕事を毎年…かがみもつかさも凄いな)
 心で感心して見せる。
「あ、それと」
 いのりが付け加える様に言った。
「二人で取り合いっこしちゃダメよ~!もし喧嘩したら…お姉様が没収します、
 ホホホホ…」
 そういうと、いつからいたのか、まつりと一緒に売り子に戻っていった。
「取り合いって…しないわよ!」
「取り合うなんて、ど…どんだけ~…」
 二人は少しだけ恥ずかしそうな、困ったような顔で言った。
「取り合う…?なんだ、振舞い酒の事か?」
(この鈍感バカ…)
(シンちゃんらしいな…)


 かがみの睨みとつかさの苦笑いを見つつ、人ごみから少し離れた場所へ。
 三人は本殿脇の石段に座った。
「ハァー!疲れたー!」
「確かにね…いつもよりずっと多いわね。」
「御守り…一種類だけやけに早く売れたね~」
 三人三様の感想を吐く。

(でもなんか…こう言うのもありかな…)

 あちらでの生活と対比させて、決してどちらがいいなどとは言えない。

(今が充実している…それが明日なのか?…レイ)

721:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:16:22 Pa4AQdGF


「……シン、シン!」
「…え?」
 ぼーっとしていたらしい。かがみの声にようやく気付いた。
「なにボケッとしてんのよ!飲み物もらいにいくわよ!」
「え…ああ…悪い。」
「シンちゃん…疲れてる?大丈夫?」
「大丈夫、ちょっと考え事してた。」
「アンタ、学校でもそうだけど、時々そういうところがあるわよね」
「お姉ちゃん、よく見てるね…」
「え!?いやったまたま!たまたまよ!たまたま…」
 妹の指摘に顔を赤くするかがみ。教室の前を通るたびに覗いているなんていえたものではない。
「ごめんな二人とも。心配させて。でも俺は大丈夫だから。」
 元気に笑ってみせるシン。
「そう、ならいいけど…」
「無理しちゃだめだよ…」
「ああ、ありがとう。さっ、飲み物もらいにいこうぜ」

 
 かがみは温かいお茶。
 つかさは甘酒。
 シンは振舞い酒。
 それぞれキャラ通り?の飲み物を飲む。
「苦い…」
「バカねぇ」
「あはは…」

 お茶を飲み干すとかがみが口をひらいた。

「さて」
「どうしたかがみ、おかわりか?」
「アンタはどうしていつもそう私をそんなキャラに…」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ
 い」
 ちょっとしたほろ酔いのシンのボケは、いじられた当人によってつぶされた。
「まあまあ…絵馬と御守り…だよね、お姉ちゃん?」
「その通り!」
 そう言うとかがみは懐から三枚絵馬を取り出した。
「準備がいいな」
「さすがおねえちゃん」
「ツインテールは伊達じゃないな。」
「なにがよ…とにかく、さ、書くわよ!」
 妙に張り切っているかがみ。何がそこまで神頼みを楽しくさせるのか。
 シンにはまだわからなかった。
(シンとラブラブ…って誰かに見られたらやばいわね…
 じゃなくてえっと…あいつの鈍感が治りますように…うーん、まだ弱いわね…それじゃあ――)
(シンちゃんのお嫁さん…わっわたし何書いてるんだろ…
 じゃなくて、シンちゃんが、もっと私を見てくれます様に…いやいや――)
(二人とも、笑ったり照れたり、何を書いてるんだ?…まぁ覗くのも野暮か。さて俺は…――)

722:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:17:38 Pa4AQdGF




「さて…奉納も終わったし、売り場に戻るわよ。」
「はいはい…って御守りは?」
「えっとね、先にあたしたちが買う分だけ抜いておくんだよ」
「そーゆーこと。私は自分の分と…」
 かがみがチラリとシンを見る。
「今年運勢が悪そうな人に渡す分よ」
 フンと腕を組みながら顔を背けるかがみ。教科書通りである。
「あたしは自分の分とこなちゃん、ゆきちゃん、それにシンちゃんの分だよ。」
 ニコニコしながらつかさが言う。こう言うことをサラリと言えるのはキャラの違いなのだろう。
 かがみは少し悔しかった。
「そっか。じゃあ俺もみんなの分買っとくかな。」
 そう言うと三人は元いた場所へと戻っていった。


――早朝。


「お疲れさまでした」
「お疲れさま~」
「お疲れさまー」

三人の長い戦いは終わった。

723:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:19:28 Pa4AQdGF
「さてと、じゃあ御守りも買ったし今日は帰るな。」
「あ、まってシンちゃん」
 つかさはシンに駆け寄ると持っていた袋から御守りを渡した。
「はいこれ。友情の御守りだよ。今年も仲良くしてね。」
「あ、お守りか。ありがとうな、つかさ」
 シンが微笑んだ。赤い、やさしい瞳がつかさをとらえる。
「わっ…ううん、いいよいいよ!」
 つかさは真っ赤になった顔を見られまいと下を向く。
 なーんかいい雰囲気…に耐えられないのはこの人。
「はいはい、それじゃこれは私からね」
「これは…学業御守り?」
「いい加減アンタに日本史教えるのも飽きたしね。さっさと覚えなさい。」
「確かに。ありがとう。かがみ。」
 再びシンの微笑みである。ギ○スの様にそれはかがみの心を射抜いた。
(ばっ、こいつなに正直にお礼いってんのよ…しかもこの笑顔…反則じゃないの!)
「どした、顔赤いぞ二人とも、疲れてるんじゃないか?」
『ちがう!』
 声を合わせる二人はやはり双子である。
「おわっ…元気ならいいや。じゃあこれは俺からのお礼だ。まずつかさ」
 そう言うと、シンはつかさに翠のストラップ型御守りを渡した。
「これ…学業御守り?」
「ああ、俺たちいつも補修ばっかだろ。いつかは抜け出せるように、な!」
「うん、ありがとう。」
 つかさにとって数少ないシンとの接点が補修だった。
 しかしそれ以上にシンに御守りをもらったことが、つかさを嬉しくさせた。
「ほんとにありがとう」
 満面の笑み。シンも嬉しくなるような笑顔である。
「んで、こっちがかがみのだ」
 スッと手渡されたそれは…
「あっ…つかさと色違い?」
「ああ、そのほうがいいかなって思ってな。」
「そっか…でも赤…赤?」
「健康長寿だ。」

 シンは胸をはってこたえた。
「ちょっと!なんで私が長寿なのよ!」
 いまにもつかみかかりそうな勢いで迫ってくるかがみ。
「うわ、話を聞けって!」
「フー!フー!」
「お姉ちゃん…」
「前から思ってたんだ。かがみは無理なダイエットをしすぎ!体壊すぞ!」
「だって、それは…それは」
「何のためにやってるのか知らないが…かがみは別に太ってなんかない。今のままで充分だ。」
「うぅ…そうかしら…」
 嬉しいような、恥ずかしいような。複雑な言葉である。
「ああ、だから、あんまし無茶するなよ、な。」
 シンはかがみの肩に手を置き言い聞かせるようにいった。
(バカ、顔が近いわよ!)
 かがみの焦りをよそに、シンは続ける。

「まぁそういうわけで…二人とも、今年もよろしくな!」
 敬礼の様なポーズで二人に言葉を送るシン。
 二人にはそれが、とても頼もしく、愛しく、輝いて見えた。
(あたし…やっぱりシンちゃんのこと…)
(シン…)
 お互いに姉・妹がいなければすぐにでも声に出していたかもしれない。
 そんな空気だった。
 …シンが叫ぶまでは…

724:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:20:11 Pa4AQdGF
「アッーーー!」
『!?』
「こなたとそうじろうさんに頼まれてた限定御守り買うの忘れてた!!」
「ばか…」
「シンちゃん…ひどいよ…」
「どうしようどうしよう…あれを買うまで家に入れないとか言ってたし…やばい
 、やばいぞ!」
(いっそこのまま)
(うちにきちゃえばどんだけ~)
 そう思ったその時。
「これでいいかしら?あたしからのお礼よ」
 そこに現れたのは…第三の女、いのりである。
「え…あ!これは!限定100名様のフルコンプ版!?」
「記念に取ってたんだけどね。アスカくんならあげちゃうわ」
 ウインクしながらそれを差し出す。
「でも…こんなレアなもの…」
「お礼だって言ったでしょ?それに、二人の面倒も見てくれたしね」
(あたしらは子供か!)
(おねえちゃん、いいとこどり…)
「すいません、ありがとうございます!えっと…」
「いのり。名前は覚えて帰ってね」
「いのり姉さん、ありがとうございます!本当に!」
 そう言うとシンは停めてあったバイクの方へ走り出す。
「かがみ!つかさ!それじゃあまたな!」
「ちょ、ちょっと!」
「もう帰っちゃうの~?」
「アスカくん、またね~。」
 三人の見送りを背に、シン・アスカは走り出す。

725:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:21:01 Pa4AQdGF


「シンちゃん、行っちゃったね。」
「そうね・・・」
「うーん、やっぱりいい子ね」
「お姉ちゃん!?」
「冗談よ、冗談。ところで・・・」
 ニヤニヤしながら二人を覗き込むいのり。
 姉がこの表情をするときは何か企みを持っているときであることを、二人は知っていた。
「二人は絵馬になんて書いたのかな?かな~?」
『え!?』
 例年と違うことを書いたのはわかっている。では一体何を?
 いのりはそれをふたりの口から言わせたかった。無論言えるはずも無いが・・・
「べ、別にいいでしょ!関係ないじゃない!」
「あたしもあんまり・・・見てほしくないなぁ・・・」
 一人は顔を赤くしながらプンスカ。
 もうひとりはモジモジ。
 見る人が見たらさぞ萌えるのだろう仕草をナチュラルに繰り出す二人。
「そういうと思ったわ。ま、答えづらいこと書いてるってのが分かっただけでよしとしますか」
『!!』
 してやられた。亀の甲より云々とはよく言ったものである。
 まんまと作に陥れられた。言いたくない絵馬の内容を、言わされたも同然だった。
(ぐぐぐ・・・はめられた・・・)
(お姉ちゃん・・・やっぱり勝てない・・・)
 悔しがる二人をよそに長女いのりは続ける。
「さーってと。あたしはちょっと仮眠を取るわ~。今夜もあるしね~。」
 そう言うとさっさと家に戻ってしまった。
 残された双子姉妹。
「はぁ・・・うまくやられたわね・・・」
「あはは、そうだね・・・でも」
 つかさは少し間を置いて、笑顔で続けた。
「お願い、叶うといいね!」
「・・・うん、そうね」
かがみも笑顔で返す。

去年は色々あった。前年以上に笑った。泣いたこともあった。
そして・・・大切な人も出来た。
今年は一体どんな年になるのか。それは誰にも分からない。
しかし、去年よりは絶対楽しい一年になる。そんな予感がしてならない二人であった。



終わり

726:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:22:30 Pa4AQdGF
乱筆乱文失礼しました。


727:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/30 23:35:39 +p/3igFH
>>726
大作GJ!
新年の最初に女装かいw
そういやシンはプラントでは成人だから酒飲めるのか

728:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:00:31 cLtXem78
( ^ω^)ふふふ、やはりこなシンスレはこうでなくちゃね、GJ!!


>>709
なぁに、5回くらいたいしたことないさ。
わたしならその2倍……いや3倍は書き込んで見せる! 意地でも!

729:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:05:41 FJHHcYYr
>>726
GJ! エクセレントだ! いのり姉さんはちゃっかりさんだなw 
つかさとかがみも可愛いw ニヤニヤが止まらんw
色々とネタが被ってしまったが自分も完成次第投下させていただきたい

730:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:21:33 2hdiBAA4
>>726
GJ!!!!
かがつかに萌えてたら、いのり姉さんの大人の魅力にやられたぜ!

731:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:24:21 9slMNFXd
GJ やっぱこの双子良い

732:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:27:02 9slMNFXd
で、いちゃもん 「苦い」ってなんだ。ビールか!

733:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:30:07 JLg2jsL+
GJだウォルターw


734:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:31:12 8bamHohL
つかさ「今日で今年も終わりだね」
かがみ「あー、31日は疲れるのよねー」
(;゚Д゚)「かがみ」
かがみ「ん?」
(;゚Д゚)「……死ぬなよ」
かがみ「は?」

――

ただお「私が神主の柊ただおであるッ!!」
『オスッ!!!』
ただお「知っての通り、我らが神道ではブッティストに対抗して、毎年大晦日には216回、大鐘をならすッ! これを破夜の鐘と言うッ!」
『オスッ!!!』
ただお「ブッティスト共は108しか鳴らさんッ! 我々はその倍を鳴らすっ! これにて体面に置いて奴等を打倒したと言えるっ!」
『オスッ!!!』
ただお「だが、それだけでは足りん! 支那印度の悪法を打ち倒し、八百万が住み得る霊気を取り戻すためには何が必要か! 二等兵! 人体に於いて最も霊的な場所はどこだ!」
まつり「頭であります!」
ただお「そうだ頭だ! 頭を以て、鐘を打ち鳴らす!! 頭を以てすれば霊気が広がり、家内安全! 大願成就!」
『オスッ!!!』
ただお「打ち人は柊つかさ!」
つかさ「オスッ!」
ただお「そして人槌は柊かがみ! お前である! 以上! 各員、命を散らす覚悟で行え!」
『オスッ!!!』

――

( ゚Д゚)「ってこなたが言ってたんだよ」
かがみ「あの野郎……」
( ゚Д゚)「……かがみ」
かがみ「なによ!」
( ゚Д゚)「こなたは女の子だから野郎じゃなくて女郎だよ」
かがみ「うるさい黙れ!」

つかさ(お姉ちゃんを鐘にゴーンゴーン……楽しいかも)

735:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:46:03 roVEnZJI
                    ,,-'''" ̄~`''‐、
                  /   {0}  i' '`ヽ    まさか配役まで被るとは思わなかった
                    /-----‐、   `~ン'
                /ヽ、     i   /     URLリンク(imepita.jp)
                 /   ヽ,    `'-‐/
             /       lヽ      i      >>718-725の幕間に滑り込みそうだぜ
               /        i "'''-.,,_  i
           /       ノ     "‐-i       それでは良いお年を、皆の衆
          /       ノ         i
         /‐---_,,..-‐'''"~フ          i
.        / ヽ,ヾ、  ̄~フ"        ノ
       /   `‐‐`'''ソ           ノ
       ,i    ,,.-‐'"        ,,‐"
      /  ,,-"     、    ,,-i;'
.     /  ,-'        \,-''"  |
     /  /       ,,.-‐'"~\__,,,,,.i__,,,,         _,,,..--─==--
.    / //  _,,..-─‐"─'' ̄ ̄ ) ) ) ),),)─...-─''' ̄,.--─‐''"" ̄
.   // /-‐''"_,,...─‐‐'''''" ̄ ̄""''─、_,,,..-‐'''""~~ ̄
   ,-‐'"~,..‐'"/
‐'"~,,-/"~  ./
_,‐'" / /  /
   / / /
  / / / ./
../ / ./ /
く_/ ./ /
  ~"'‐''

736:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 00:53:51 JLg2jsL+
一コマ目と二コマ目と四コマ目のかがみに萌えた!
三コマ目はアスカに萌えた!

737:スピ覚
07/12/31 00:53:59 R25Nd1Rh
>>728-733
ありがとうございます。
今後はもっと精進します。

苦いってのは、お神酒=振舞い酒のつもりです。


>>和尚
さすが和尚。GJさせていただかざるをえない。
ていうか、ホントに配役まで一緒ってw

738:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 01:10:20 9TAeMHLt
おお、ジュウシマツ氏GJ!
シンは何すんなりと女装を受け入れてるんだw

それにしてもジュウシマツ氏、ずいぶん立派に成長して・・・
手足が生えるのはいつかなー(´∀`)ワクワク

739:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 01:31:28 2hdiBAA4
>>735
お、和尚!!!!
GJ!!!!
こちらを眠らせない気か~!!!


740:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 08:46:00 8bamHohL
>>735
相変わらずGJですねぇ、これ売れますよ、マジで。



しかしそのAAはメジロに見えてしかたない。

741:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 09:26:26 p+O5NjLd
シンって南斗聖拳のシンかとオモタorz
なぜこなたとシンのスレが立ったのかと不思議で見に来てしまったw

742:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 10:01:40 8bamHohL
>>741
残念ながらKINGではなくZAFTなのですよw

743:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 10:16:20 8bamHohL
みゆき「あ、あのっ! 良かったら大晦日の日に一緒に夕飯を食べませんか!」
( ゚Д゚)「ダメ」

(〓ω〓.)「しーんー! 冬コミ行くよォ、泊まりがけの強行軍だよォー!」
( ゚Д゚)「やだ」

つかさ「あのね、31日に家で巫女をやって欲しいんだけど……」
かがみ「べっ、別に無理はしなくていいわ、アンタが来なくたって人手は足りてるんだから!」
( ゚Д゚)「うん、行かない」

~~~~~

ゆかり「ほーらシンちゃん、飲んで飲んで、もーっと飲んでー」
( ゚Д゚)「はっはっは、ゆかりさんのシャンパンは美味しいなぁ」
みき「シン君、こんなおばさんと年を越すなんて、勿体ないんじゃなぁい?」
( ゚Д゚)「やだなぁみきさん、年なんて関係ないですよ、(みきの髪を弄りながら)貴女が欲しいんですから」
みなみ母「私だけ名無しって不公平だと思うの」
( ゚Д゚)「バカ言っちゃいけない、貴女と言う唯一無二の存在を、『名前』なんかで縛りたくないんですよ」
ゆかり「シンちゃ~ん」
みき「シンく~ん」
みなみ母「被らない呼び方が思い付かな~い」
(*゚Д゚)「はっはっは、はーっはっは!」



ガバッ

つかさ「なんだ夢かぁ」

744:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 10:19:40 CtEbWep3
>>743
つかさかよwww

745:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 11:03:42 8bamHohL
( ゚Д゚)「で、そこで俺は言ってやったんだよ、お前の愛したオーブは死んだ! 何故か! ってな」
つかさ「うんうん、それ凄く分からなくもないよー」
( ゚Д゚)「それから俺はしゅべすた、む!? ガガガッ ピー」
つかさ「し、しんちゃん!? どうしたの!」
( ゚Д゚)『ガガッガッペムカツク……柊つかさよ、私はスレ住人である』
つかさ「はぁ」
( ゚Д゚)『最近、やたらとオチに使って済まない』
つかさ「分かってるならやめてください」
( ゚Д゚)『わたしの良心も痛みまくっている……それでだ、日頃の感謝を込めて、君にプレゼントをあげたい』
つかさ「プレゼント!? もしかして……!」
( ゚Д゚)『さあ、好きなものを選べ』
つかさ「うん!」


・バルサミコ 酢トラップ
・小島よしおの海パン
・言葉さんの等身大フィギュア


( ゚Д゚)『さあ選べ』
つかさ「あ"ーッ!!」バコォ
( ゚Д゚)『ベブッ』
つかさ「私をっ 私を何だとっ」
(#)Д゚)『ガガガッ OVERS強制切断……』
つかさ「私だって、フラグっ! フラグっ! フラグっ!!」
(#)Д(#)「イタッ!? 顔がっ! つかさ! つかっ」
つかさ「私が一番、シンちゃんが好きなんだからーっ!!」
(#)Д(#)「おまw」
つかさ「あれ、シンちゃん?」
(#)Д゚)「ああ、俺だ」
つかさ「あ、えっと、その」
(#)Д゚*)「べ、別に嫌いじゃない」
つかさ「えっ?」
(つД゚)「嫌いじゃないって言ったんだ! もう!」
つかさ「……シンちゃん」
(つД゚*)「ああ、こうボコボコじゃ格好付かないな」
つかさ「ごめんね……えへへ♪ ちょっと公園で休憩しよっ! それから、薬局で傷薬買って、それから、それから……」



 ・バルサミコ 酢トラップ
 ・小島よしおの海パン
 ・言葉さんの等身大フィギュア
ヒア・シンとのフラグ


今年一年ありがとう! つかさ!

746:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 11:26:39 2hdiBAA4
>>741
せっかく来たのだから是非2828していってくれたまえ!!!

>>745
つかさはここ最近では1番フラグ立ているとうのに………恐ろしい子!!!



747:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 11:30:29 eIFwDYqs
アルファシステム使って介入してくるとはスゴクイイ

748:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 12:49:22 l322ikFc
>>746
つかさ・・・スレ初期から長くに渡ってフラグがたたないなど嘆いていたのが嘘のようだ。

749:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 13:06:27 xq4WtIdH
このスレ見てたら今年一年いい年だったな・・・と改めて思う。来年もシンをよろしく

( ゚Д゚)「ん?レイ、なにしてんだ?」
霊「いや。なんでもない」

750:愚某
07/12/31 13:18:57 2hdiBAA4
>>749
 レイのお陰(?)でこのスレが出来たようなものだし、レイに感謝!そして来年もよろしく!!


さて14:30に今年最後の投下よろしいでしょうか?


751:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 13:29:57 l322ikFc
>>750
投下は支援するが14:30は遠すぎね?

752:愚某
07/12/31 14:30:09 2hdiBAA4

「~でね、くさいのよ。そうそう、あんた初詣は来るの?」
「いくよ~。というかお父さんが行く気マンマン」
「アハハッ!あのおじさんらしいわね。そ、それであ、アイツもく、来るの?」
「シン?行くよ~よかったね~かがみん☆」
「なんで、わたしがよかったn(ry……」
「こなた!いつまで電話してるんだよ!」
 かがみのツンデレっぷりを楽しもうとしたわたしに、シンの声が飛んで来る
「トホホ~シンに捕まったからきるね」
「ハイハイ、それじゃまたね」
 わたしはかがみとの現実逃避手段であった電話をきり、大掃除に戻った



753:愚某
07/12/31 14:32:09 2hdiBAA4

「いや~ゴメンゴメン」
 悪びれもせずにこなたがオレの部屋に小一時間ぶりに戻って来た
「おまえなぁ、ちょっとじゃなかったぞ、電話!」
「そんなに、怒らなくてもいいじゃない~」
「お前が戻ってこないと、部屋が片付かないんだよ!」
「1人で部屋の片付けもできないの~☆?」
 こ、こいつ………当然普通だったらオレ1人で片付けできる。
 しかし、今オレの部屋はこなたの部屋に入りきらないアニメ系のグッズが置かれてるのだ
「じゃあ、このメイドのフュギィア捨てるか」
「ち、ちょっ!み●るちゃんはら、らめぇ!」
「じゃあ、やるよな?大掃除?」
「はい」
 久しぶりに口喧嘩で勝ち、ちょっと機嫌がよくなるオレ
 よし!やる気がでできたし、一気に終わらせてやるさ!


754:愚某
07/12/31 14:36:56 2hdiBAA4

「こなた、これは?」
「それは残し」
「これは捨ててもいいだろ?」
「それ手に入れるのにメチャクチャ苦労したんだよ!だからダメ!」
「今年のカレンダーはさすがにいいだろ?」「よく見てよ~サインつきを捨てるわけないでしょ」

プチッ
パリィーン(種割れ)
「………片付くかー!!!!!」
「だ、だって仕方ないじゃん。みんな思い入れがあるんだよ~。シンもこの気持ちわかるでしょ?」
「ハァ!?思い入れがありすぎだろ!!?」
「ううっ」 
 覚醒したオレに圧倒されたのか、ようやくこなたは、捨てるのを考え始めたらしい
「そうだ!シンのものを捨てたらいいんじゃん!」
 ドンガラガッシャン
 オレは思わず散らかった部屋にダイブした
「ふ、ふざけるなー!!!!!」

「答えは聞いてないっ、てね。アハッ☆」
 肩で息するオレを尻目に捨てれる物を物色するこなた
 こ、こいつをどげんとせにゃあかん!!そう思っているとき、こなたは1つのダンボールを手に取っていた
「なに?この大きさ?場所取り過ぎだよ~。なにいれてんの?」
 そういうとこなたはダンボールの包装を解いて行く。
 確か、あの中味は………


755:愚某
07/12/31 14:39:01 2hdiBAA4
 ダンボールの中に入ってたのは、赤いヘルメットとスーツだった
「これ………!」
 そう、これこそはシンがC.E.で戦って来た証であり、シンがわたしの前に初めて現われた格好である
「みつかちゃったか~」
 シンはそう言いながら笑って頬をかいた
「こなたのこといえないよな~。オレも思い入れありすぎて、それを残してるし………」
 それを聞いたわたしは自分の軽率さと自分が行なおうとしていた重大性に気付いた
「シン………ゴメン………ゴメンネ……」
 気付いたらわたしは泣いていた
「えっ?ちょっ!なにも泣かなくていいだろ!?こなたは中味を知らなかったんだし」
 そんなことは言い訳にもならない!
 何であろうとわたしは、シンの思い入れを捨てようとしたのだから………そう思うとまた涙が出て来てしまう

ギュッ

え?…シンがわたしを抱き………な、なんで?



756:愚某
07/12/31 14:44:16 2hdiBAA4
 過去に出会った少女を思い出したのか、こなたの泣き顔を見たくなかったのか、あるいはその両方か、理由はわからなかった
 ただ気付くとオレはこなたを抱き締めていた

「シ………ン……?」
「…そんな顔するな」
「………でも、で、でもわ、わたしは………」
「オレもこなたの思い入れのものを捨てようとしたんだし、おあいこだ」
「違う、違うよ!わたしとシンの思い入れじゃ………重さが違うよ!!」
 そう叫ぶと再び泣き出すこなた
 ………違うぞ、こなた………
 オレは手をこなたの頭の上にゆっくり置いた
「思い入れに軽いも重いもないさ。悲しい事はどんなことでも悲しいし、楽しいことはどんなことでも楽しいんだ」
「………シン………」
「だから、もう泣くな。オレにこれ以上悲しい思いさせないでくれ」
「…………………………………………うん」
 こなたが泣きやむのを確認して、オレはこなたを放す
「……でも~シン」
「ん?」
「さっきの思い入れってところ、相当クサいよ♪」
………切替えの早い奴!…………
「なに?なに?どのアニメのセリフ?」
「う、うるさい!は、はやく片付けろ!」
「うひゃー!シンが怒った♪」

「教えてくれたのはお前たちだろ」
オレは渋々片付けをしてるこなたに心の中で答えた


~fin~

757:愚某
07/12/31 14:47:38 2hdiBAA4
>>751
確かに予定が早すぎたな………今後気をつけます。申し訳ないm(_ _)m


 みんなよい年を!
また来年お会いしましょう\(^o^)/

758:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/31 14:54:10 LyARRudn
神社にて
シン「うーっす」
かがみ「シン、あれ?こなたは?」
シン「UNOやっててボロ負けしてさ、俺一人できてんの」
かがみ「へ、へぇ~、あんたも新年早々大変ねぇ」
シン「とりあえず、これとこれとこれくれ」
かがみ「はいよーっと、って安産祈願なんていらないでしょ」
シン「ああ、それこなたのだからな。気にするな」
かがみ「そう、じゃあ・・・円になります」
シン「ほい、じゃぁな」
かがみ「はいはい」



かがみ「ってこなたが安産祈願ってちょっとシン!シーーーーーン!」

759:時候関係なしで投下。皆さん良いお年を。
07/12/31 15:23:11 JLcV+y5n
「そうじろうさん、こなた見ませんでした?」
こなたを探していたシンがそうじろうの部屋を覗き、そこでアルバムらしいものをみていた彼に声をかけた。
「こなたなら近所まで何か買い物行くって言って出かけたぞ」
そうじろうは見ていた何かから目を上げると部屋の入り口に立っているシンにそう答えた。
「そうですか」
「どうしたんだい」
「こなたの携帯が鳴っていたんでどこか家の中にいるのかなって思ったんですが」
「また、携帯忘れて出かけたのか」
「ですね」
しょうがない奴だと顔を見合わせて笑う二人。
「電話はゆたかからだったんで出ちゃったんですけどね」
「それでゆたかちゃんなんだって?」
「今日はみなみの家にお泊まりだっていってました」
「ふ~~ん」
そうじろうは彼の手元にあったアルバムを指さした。
「ああ、そうだちょうどいい、シン君、君もいっしょに見ないか」
「なんですか」
「いや、片付けものをしていたら昔の写真が出てきたんでね、懐かしくなって見ていたんだ」
「いいんですか?」
シンは何か家族の大切なものを他人の彼が覗くようで遠慮がちになる。
「ああ、いいよ」
シンのことを家族と等しい存在だと思っているそうじろうは気安く答えた。
そうじろうの隣に座り彼と一緒にアルバムをのぞき込むシン。
そこにはこなたに似た、こなたよりも軟らかい表情を見せる少女の姿が何枚もうつっていた。
「これ、かなたさんですか?」
「ああ」
そこには様々な仕草のかなたがいた。照れたり、むくれたり、笑っていたり……
シンはその中にある共通点に気がつく。
そうじろうと一緒に写っているもの以外での彼女のその表情。
それは完全に信頼している相手に対して見せる安心しきった表情だった。
「これ、全部、そうじろうさんが?」
「ああ、当然、僕が写っているものはそうじゃないけど。
 それ以外はたぶんほとんど全部僕が撮ったんじゃないかな」
「かなたさん、そうじろうさんのことをすごく好きだったんですね」
「いや、まあ、なんか照れるな」
アルバムの中では次々とかなたさんのオンパレードが続く。
「やっぱり、こなたってかなたさんに似ているかな」
「そうだな、最近になって特に似てきている気がするな」
そして……
「うわ~」
「いや、なんかこれなんかすごく照れるな」
そのページにあったのはウェディングドレスを着たかなたと似合わない正装をしたそうじろうの写真。
「こなたもたぶん、こんな感じなんですかね」
「ああ、そうだな……」
「まあ、あいつもいつになったらこんなもん着るようになるんでしょうね」
「さあね、ずいぶん先なんじゃないかな。まだ高校生だしな」
「そ、そうですよね」
隣で何故か赤くなっているシンを複雑な表情をつくりちらりと視線を投げるそうじろう。

  いや、少し残念だけどあまり遠くない将来、こなたの花嫁衣装が見られるような気がするんだ。
  その隣にいるのはたぶん、この少年なんだろうな。……ちょっとしゃくに障るけどね。
  だって端で見ていてこの少年とこなたの間に最近は、何か通い合うものを感じるんだ。
  僕とかなたの間にあったのと同じような、でも誰かのそれとも全然違う彼らだけの何かをね。
  おそらくこの少年とこなたは二人で幸せな家庭を築くんじゃないかな。
  ま、僕の希望、いや願望だけどね。
  ……キミもそう思うだろう、かなた。

アルバムの中で微笑むかなたに心の中で語りかけたそうじろう。
彼は隣の少年にわからぬように瞳の中にあふれてきた涙を拭いた。
結局二人は帰ってきたこなたにその姿をとがめるまでずっとその数々アルバムを眺めて時を過ごすのだった。


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