07/04/07 07:58:46
要は宇宙での核兵器がどのように設計されてるかによる。
直接艦体にぶち込むザクC型搭載の核バズーカの威力が十分なのは問題ないとして、
論題なのは広範囲殲滅を目的としたGP02のアトミックバズーカだよな。
これは設定的に核爆発で発生した超高熱を周囲に振りまくよう、媒体に工夫がしてあるらしい。
ここで生きてくるのが「宇宙での熱の伝わりにくさ」、宇宙では温度が下がりにくいので
周囲に拡散していく超高温の媒体がそのまま周囲の艦に届き爆心地に膨大な熱量の火球が生まれる。
とはいえ、あの弾頭に入る分の媒体しかないから、有効半径は存外に小さいと思われる。
そこで次に有効となるのが中性子、宇宙世紀の放射線防御がどのくらいのレベルなのか、アトミックバズが
発生させる中世子りょうがどのくらいなのかの双方がわからないが、兵器として有効と判断されて開発されてるから
有効と断定してもいいと思う。
つまり、アトミックバズーカによる観艦式襲撃の被害は、撃沈・爆沈等は爆心地の極限られた範囲にとどまり、その外周で
爆心地から飛来する艦の破片との衝突による被害、その外周部では中性子による電子機器の破壊が被害の真相であり、イメージ
されがちな艦隊の大半が蒸発・爆沈しちゃうということは無さそうだ。
とはいえ観艦式で密集していたとはいえ艦隊の3/4が航行不能以上のダメージってのはすごいよなぁ。