06/11/01 01:40:42
>>28
腐女子認定し合ったのが今回こじれた原因の一つでもあったな
向こうのスレのネタはどこが腐女子向けなのかさっぱりなのに
こっちも向こうも腐女子受けするのは同じ、とか言い出した奴がいたし
このスレは前スレの後半で既にそれっぽいネタがあったせいで
それに不満を持っていた人はちらほらいた
要はどっちのスレにも腐女子と腐女子認定厨がいなくなればいい
次からはテンプレに腐女子不要とか書いておけば、それで落ち着くと思う
32:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 01:43:31
先に外交儀礼を損ねたのは向こうじゃんw
同じ腐なのに自覚しないで腐を叩く奴が一番厄介。
>>自覚してない腐女子に向かって「お前らだって腐女子だ!」と真実を教えたら相手がフォビっただけw
これが正解だよ。本当の事を言ってあげただけ。
こちらの職人さんが人格者で謝ってあげたから調子に乗ってるんだよ。図々しい。
33:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 01:54:43
>>31
むしろ安置腐は(・∀・)カエレ!というテンプレにしたほうが落ち着くと思う
34:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 01:59:33
>>33
それだと腐歓迎みたいにも取れるから腐&安置腐(・∀・)カエレ!で
35:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 07:37:40
今回の発端は火種は中尉でもこんなに発火したのは
むこうのスレの>>966が原因だと思う
あれを書いたのがお互いに自分のスレの住人ではないと
思っているのでは?
36:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 07:46:53
職人が離れたからってよそのスレ攻撃引きずるの止めろよ
他スレの進行妨害しておいて、頭低くしてったお客さんなのにとか、人格者とか
白々しい擁護にも程がある
このスレの住人がこんな奴ばかりだと思われたらたまんない
職人本人は謝罪済なのに、ほんと信者ってのは
足引っ張ってそれを自覚しないよな
37:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 08:42:58
みんな、もうやめようぜ・・・・
38:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 10:48:04
>>32は向こうのスレの>>976を読んだ方がいいね
39:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 11:29:39
「ここもアムロと同居してるネタなんだから腐女子スレ。変態スレと変わらない」
なんて事を書き込まれて喜ぶ奴なんていないってこったな。
そもそも俺はココも腐女子スレでも変態スレでもないと思ってるんで
腐の人には大人しくROMってて欲しい。
40:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 11:36:53
あのね・・・シャア板にどれだけのスレッドがあると思ってるの?
その中の一つくらいは801的なネタスレがあってもいいと思わない?
男キャラにハァハァするスレだって数え切れないくらいあるんだから
ちょっと揉めたくらいで腐は(・∀・)カエレ!なんて言い出すのはおかしいよ
41:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 11:46:13
>>40
何か釣り臭いけど、そう思うならこっちじゃなくて801板にスレ立ててやればいいと思う
腐は自分の巣があるのにわざわざ関係ないところでそういう話するから
叩かれるっていう自覚がないのかな
キャラ萌えと801萌えっていうのは違うし、腐女子不要なキャラ萌えスレもある
42:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 11:49:06
>>41
南極条約にもわざわざ801お絵描き板があるのに?
43:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 11:56:32
南極にあるからここに801スレ立ててもおkっていうのはどうかと思う
801に限らずここに18禁エロネタ系スレが立つと「ぴんくでやれ」と叩かれてるしな
とりあえずここがどういう主旨の板か理解した方がいい
44:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:00:56
同居出来ないからわざわざ801だけ分けたんだぞ、あれ
更に同居出来ないから種を分け、801にすら一緒にしないでくれって女体化を分けた
いいか
同居出来ないんだから801板に行け
ここでは板違いだ
45:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:11:21
>>43>>44
じゃあ他の801ネタスレにもそう書いてきて下さいよ・・・
シャアとアムロだって同居してるのに今になってから同居出来ないなんて言われても・・・
ここの人達だって駄目親父シャアと世話女房アムロに萌えてたんじゃないですか?
>>1にもなんでもコイだと書いてあります
46:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:15:11
なんだ真性か
放置決定
47:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:15:38
ネタの内容を極力801にしなければ無問題だと思う
48:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:16:23
ちょっと匂わす程度なら大丈夫だよね
49:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:17:50
おーい何だこの状態は…
遊ばれてるんじゃね?釣り人に
50:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:19:09
>>49
そうゆう事言うとここぞとばかりに後釣り宣言してくるぞw
51:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:21:13
釣り人か真性か知らんが、こりゃスルーだな
52:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:22:54
黒歴史のこと、知らないんだな
腐女子論争はいつも腐女子とアンチ腐女子が始めるが、嫌悪感をもってやるからいつも過激な煽りあいにしかならない
けれど、楽しいネタレスもSSも論争の中に飲み込まれていくから、職人はそれを嫌ってスレ離れする
だったら!
53:携帯電話ネタその2 1/2
06/11/01 12:23:10
「ねーシャアぁ、靴買ってー、靴ー」
ソファで新聞を読む私に、クェスが甘えた声で背中におぶさってきた。
「先週服を買ったばかりだろう」
「そう!あのスキニーに合ういい靴を見つけちゃったの!いいでしょー、ねぇー」
アルテイシアにはこういう甘え方をされたことはなかったから、
クェスのこういう甘え方もたまにはいい。
「これこれ、こういうの。可愛いでしょー」
クェスは雑誌をシャアに見せて、モデルの靴を指差した。クェスには少し大人っぽいパンプスだった。
「こちらの方が似合うと思うが」
その隣のモデルの靴を指差して、そのモデルの少女の顔を見た。
顔は似ていないが、あの子と同じ、オレンジ色の髪の少女だった。
地球からはるか離れた場所へ送った、かつての上司の娘。
「…他のこと考えてるでしょ!もういいっ」
クェスは怒って雑誌を持ってシャアのそばから離れていった。
その背中を見ながら、あの子のことを思い出す。
同じ年だから、もうあのくらいに大きくなっているだろう。
私と同じ、血に呪われた道を歩ませたくなかった。
だが同時に、私の邪魔にならないようにしたかった。
あの子は私のことを知って憎むだろうか。憎んでいるだろうか。
54:携帯電話ネタその2 2/2
06/11/01 12:25:20
いや、カミーユが導き、ブライトの指示を受け、ハマーンの魂を救ったという
あの少年がそばにいるのなら大丈夫だろう。
直接会ったことはないが、私の知っている「ニュータイプ」ならば。
ガンダムのパイロットならば。
だからこそ彼の元へ託したのだ。
クェスはラグに寝転びながら、顔をしかめながらメールを打っている。
最近出来たという友達にでも送っているのだろうか。
あの頃とは全く違う風景。
「クェス」
欲しいだけで言っているわがままではないと、今ならば分かる。
頭をなでると、ぱぁっと明るい表情を向けてくるのを見て、自然と自分の顔に笑みがこぼれるのを自覚した。
クェスは携帯のディスプレイを向けて、
「ギュネイからなんだけど、この数字の写真って何だろうね?」
玄関から、アムロのただいまという声が聞こえてくると、クェスは玄関に走っていった。
あの子もこの子のように、子供らしさを持ち得ていてほしいと、心から願う。
その頃ギュネイは、ようやく握り締めた整理券と同じ番号が案内板に出たのを見た。
「間違いない、あれは俺の整理番号だ。あれをやりゃあ、ワンセグだろうがLISMOだろうが」
-----
(イボルブ10&友人のあう移行完了記念に。時間軸おかしくなった上にしつこくてすいません。
あとisp規制かかってて遅れましたが、感想くれてありがとう)
55:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 12:56:48
ギュネイw
良かったなwww
56:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 13:15:51
こういう、一生懸命普通になろうとしてるこいつらが好きだw
57:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 15:11:51
携帯ネタGJ!
ギュネイってパッと見あうの学割入ってそうだけど、ここじゃ主夫だから精々家族割か。
58:53
06/11/01 19:35:55
感想ありがとうございます。
「ではみなさまがおちつくよう、わたしが日本の舞を」(@岡田あーみん)
と書き逃げしたら、コピペミスしてました。すいません。
2-1の最後に
再びその名を掲げようとするのだろうか。
あってもなくてもあんまりあれですが。
自分は世捨て人Willcomなので(家族はドキュモ)、「割引のこと、知らないんだな」。
家族割は、家族の一員になる感じでいいかなと思ったんですが、学割もあるんですね。
サイト見たら両方入れるみたいなので、ユー、両方入っちゃいなYO!
59:通常の名無しさんの3倍
06/11/02 11:53:50
岡田あーみん懐かしいな。
「お父さんは心配性」だっけ
60:まあ永遠の29歳だとは思いますが
06/11/04 01:04:37
シャア 「ふふふふ、ははははっ」
アムロ 「何を笑ってるんだ?」
シャア 「私の勝ちだな。今計算してみたが、アムロは今日から地球の引力に引かれて30代になる。
このスレ住民らの頑張りすぎだ」
アムロ 「ふざけるな。貴様ももうすぐ四捨五入すれば40代になる」
シャア 「馬鹿な事はやめろ」
アムロ 「やってみなければわからん」
シャア 「正気か?」
アムロ 「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、年齢に絶望もしちゃいない」
シャア 「11月4日はもう来ているんだぞ」
アムロ 「νガンダムは伊達じゃない」
殴り合い宇宙から逃れてドアの隙間から中を覗く2人の影
ギュネイ「あれは・・・タコ殴り!」
クェス 「知っているの、ギュネイ!?」
ギュネイ「間違いない、サザビーを倒したνガンダムの必殺技だ。
噂には聞いていたが、実際にこの目で見ようとは・・・」
タコ殴り
数ある中国拳法諸流派の内、その苛烈さで知られる富野流拳法の必殺技。
タコのように、まるで八本の手で同時に殴られているような威力を持つといわれる。
「GジェネDS」のサザビーの項に「タコ殴りされて不甲斐ない」などとと書かれているのは、
この技より由来する。
民明書房刊
『知られざる秘拳』より
61:通常の名無しさんの3倍
06/11/04 01:32:00
アムロおめ~
62:通常の名無しさんの3倍
06/11/04 11:32:55
>>60
吹いたwww
GJ!
アムロ、永遠の29歳の誕生日おめっとさん
63:通常の名無しさんの3倍
06/11/04 16:53:22
何か29歳でストップってのが絶妙な気がww
64:通常の名無しさんの3倍
06/11/04 17:11:11
永遠の29歳ってことは永遠の20代ってことだもんな
羨ましいwww
65:牛日記2(標準)
06/11/05 00:10:49
>>60
11月30よりは前日
つい先日が文化の日だったというのに、今日大佐とアムロはGF顔負けの格闘を繰り広げた。言語と言う文化の基本がなってないな。
二人の周りには宇宙が広がっていた…様だった。クェスははっきり見たと言っている。
やはりこの三人程ではないにしろ、俺もニュータイプなのだろう。ふふ。
さて勝負の行方だが、アムロが秘拳・タコ殴りで快勝…と思われたが、一瞬の隙を突いて
大佐がかけていたグラサンをアムロの首に引っかけ、思いっきり締め付けて気絶させた(大佐曰く、○限流○殺術という流派の技らしい)。
死闘の後、大佐は
「画面の中の人間が加齢さえ恐れるのだ!現実世界はもっと恐ろしい…それを分かるんだよ、アムロ!」
と言って泣いていた。
熱い!熱いぜこいつは!つい興奮して叫んだ。
「ギュネイ、あんたちょっと寒いよ!」
クェスにドン引きされた…orz
66:65
06/11/05 00:54:02
人は同じ過ちを繰り返すとアムロさん言ってたし、またやっちまいました。なんか居間1…
前スレでネタ投下するみたいな事を言いましたが、練り直しを繰り返してる内に収集がつかなくなり断念しました。
今後はなるべく大人しくしますorz
67:通常の名無しさんの3倍
06/11/06 00:44:35
>>66
くじけないで、ガン( ゚д゚)ガレ!
68:通常の名無しさんの3倍
06/11/06 19:55:22
>>65に便乗
「アムロー」
「どうした?クェス」
「シャアが大通りで曲芸やってたんだけど。お金取って」
「何だって?」
「丁髷みたいな髪してボロボロの学ラン着て、番傘の上で鉄下駄回したり、剣玉をヌンチャクみたいに振り回したりしてたよ。ギュネイも一緒に…アムロ?」
「…そんな奴がライバルだったとは…死んでも死にきれるものじゃn…(ばったり)」
「ちょっと!どうしたのよアムロ!」
「猿!次はその刀で斬りかかって来るのだ!皆さん!この鉄下駄で刀を受け止められたら、拍手をお願いする!」
(ワーワー)
「…俺が猿と呼ばれてるのは、元ネタと関係ない気がするんだが…」
「何をブツブツ言っている猿!さあ来い!」
「くそ!こうなりゃあ、総帥だろうが塾生だろうが!面!胴!突きィィィッ!!」
ドスッ!
「…俺は…どうして…こんな事をしてしまったのだろう…」
ギュネイは、刻の涙を見た…
(シャアがどうなったかはご想像にお任せします。間違っても死んじゃいません。死んじゃいませんとも、ええ)
69:通常の名無しさんの3倍
06/11/08 13:13:18
猿wwww
70:NTのオーラ力1/4
06/11/09 21:31:49
ギュネイの部屋のドアが少し開いていたので、クェスが中をのぞくと、
ギュネイが難しい顔をして、PCのモニターを見ていた。
「何観てんの?」
「うわっ」
その驚きようにクェスはエロ動画を観ていたと勘違いし
「うわ、きんもーっ☆アムロー、シャアー、ギュネイがエr」
「ち、違う!」
慌てたギュネイがクェスの口を塞いでモニターを見せると、足元から翼が生えた金髪の少年と
少年にしがみつく黒髪の少女が映っていた。
(参考:URLリンク(www.rean-wings.net))
「これ何てエロg…」
「お前どこでそんなこと覚えてくるんだ!
違う、これは旧世紀のアニメだよ。面白いからつい夢中で…」
「それにしては、難しい顔してたよ?」
「難しい顔?・・・そうか、そうかもな」
ギュネイは楽しくこのアニメを見ながらも、自分がこのアニメのキャラクターならば
どのキャラに当てはまるのかと考えながら観ていた、とクェスに話した。
影の主人公である王は、総帥だろうか。
王を止める主人公の少年は誰だろうか。やはりアムロなのだろうか。
少年と王をつなぐ少女は、クェスなのか。
それとも総帥とアムロが囚われているというララァなのだろうか。
自分は、暴走していく、主人公の友達だろうか。
それとも王の下で戦う部下なのだろうか。
国をのっとろうとする王妃はナナ・・・
殺気を感じてギュネイは口をつぐんだ。
71:NTのオーラ力2/4
06/11/09 21:33:41
「ふーん、そんなこと考えてんだ。へー」
クェスは画面から目をそらさず、ギュネイの発言をスルーした。
「クェスはそういうこと考えたことないのか?自分がその立場だったらどう行動するかとか」
「ないよ。だってフィクションだし」
動画を再生してしばらくすると、背に蝶の羽のようなものが生えたMSのようなものが出てきた。
「きれい!αは壊れたし付けられないけど、私のヤクトドーガならつけられるかなあ?」
いやまあそりゃあ、フィクションだけどさ、とギュネイはため息をつくと、その時初めて
背後にアムロとシャアがいたことに気付いた。
「へぇ、きれいなもんだなぁ」
「しかしこのMSの動きは昆虫のようではないかね?私はもう少し・・・」
「うわ、いつの間に!・・・MSじゃなくてオーラバトラーですよ」
「さっきクェスが呼んだからさ。エロ系は見つからないようにしないと」
「そうだ、教育上悪いぞ、若さゆえの過ちは仕方ないが、気をつけろ」
「だから違いますって!」
こうして一緒に観てるくせにからかうのだから、まだ自分は子供と思われているのだろうか、
とギュネイは少し落ち込んだ。
結局4人は最後まで見てしまった。
「なかなか面白かった。オーラバトラーの動きがいいな。大気圏内でああも自由に動けるのは羨ましい」
「やり方はともかく、あの王はいい!どうせならああいう王の下でqあwせdrftgyふじこlp」
「『お父様が笑っていらっしゃる』か・・・」
シャアは、王とその娘と、父親と自分と妹を重ねていて、ギュネイの失言に気付かなかった。
クェスが潤んだ目元を隠すためか、わざとおどけるように
「ギュネイが自分はどのキャラかなーって考えながら見てるんだって。アムロとシャアはどれだと思う?
私はこの子がいいな」
羽が生えてて自由に飛べるんだよ!と指差したのは、羽の生えた妖精のような金髪の少女だ。
「そうだな・・・」
と考えるシャアの横で、
「俺はどれでもないな。王がシャアだとしたら、金髪の子は王をボコボコにしてないじゃないか」
「・・・そうだな、君はこの子ほど素直ではないし、第一この子はお金に困っていないな」
「困っているのはお互い様だろう!まあシャアはこの王ほどの迫力もないけどね」
「この子は敵の言いなりになっているふりができる冷静さと大胆さがあるが、君にはあるのかね?」
「・・・ちょっとギュネイ、まずいんじゃない?」
「ここ俺の部屋なのに・・・」
先日の壮絶な殴り合い宇宙を思い出した二人は、こっそり部屋を抜け出そうとした。
72:NTのオーラ力3/4
06/11/09 21:34:43
あの2人も大人気ないなぁ。比べるのはあのアニメのキャラに失礼だったな。
そうだ。それに俺は俺だ。
とりあえずまた総帥が悪事をはたらこうとしたら今度こそ止めよう。
そう心に誓ってギュネイがドアを閉じようとしたとき、
「この蝶の羽はサザビーにこそ似合う!真紅のMSから広がる美しい翼は絵になると思わんかね?」
「いやそれよりνにこの白く細長い翼をつけたら、機動性が高まるし、大気圏内での飛行も可能かもしれない」
何か会話がおかしくなってきていた。
「赤いヤクトドーガだって似合うよ!」
クェスもたまらず参戦だ。
「ちょっとあんたたち!・・・俺のヤクトドーガだって似合いますよ!」
「ギュネイ、貴様はこの王が私だと言ったろう。ならば、王にふさわしいMSに乗らざるをえまい!」
「この王のように世界を救ったνにこそその資格があると思うが?」
「アムロ、あんたちょっとせこいよ。あれはみんなの力じゃない。
それにやっぱり蝶の羽は女の子に似合うし!」
「いやあれは聖戦士たる王にこそふさわしい!第6話を見れば一目瞭然だ」
「脚部のスラスターの位置を変えて、推進剤が翼にみえるように出るようにすればいいのか。
しかし頭部からの翼は、頭部のバルカンを外すのは戦闘で不利になるし・・・」
「機動性が上がれば、νだってサザビーだって!」
「どうせ乗るなら可愛いMSの方がいいな!」
「・・・そうでもあるがああああ!」
突然シャアが大声を出して、自分を含めて4人の暴走を止めた。
「な、何突然似てないモノマネしてるんだ・・・」
「これではきりがない。勝負して勝った者に翼をつけるのはどうかね?費用は私のポケットマネーから出そう。
一機分なら作れるだろう。まあ付けることになるのは当然私のサザビーだが」
「やっぱりお金あるんじゃないか!・・・面白い。受けて立とうじゃないか。勝負は何でつけるんだ?
・・・ん?この本は・・・」
アムロがギュネイの本棚から見つけたのは、ギュネイの愛読書「民明書房大全」であった。クェスがぱらぱらとめくる。
「ねえ、戮殺颯球って面白そうだよ」
73:NTのオーラ力4/4
06/11/09 21:38:00
その後、アナハイムが(謎のスポンサー経由で)極秘で建造したガンダムに、
巨大な蝶の羽のようなものがついていたという噂がかけめぐった。
だがそれを知った連邦政府の役人が緊急視察をした時には、翼はついていなかった。
この件に対するアナハイムエレクトロニクス社開発責任者のオクトバー氏の証言
「誰ですかそんなありえない噂を流したのは!
あんなものつけませんよ。ファンネルをつけられないじゃないですか!
そもそも、オーラ力とかいうので無限に広がる翼なんて作れませんよ!
まったく何を考えているんだかあの人たちは!」
アムロ「なんでガンダムにあんな翼をつける?俺が指定したのとは違うだろう!」
シャア「アムロは自分のMSの事しか考えていない、だから変更するとアナハイムに宣言した。
取り外せばサザビーにつけられる。それを分かるんだよアムロ!」
アムロ「エゴだよそれは!」
大人になりきれていないのか、吹っ切れてああなったのか、
殴り合い宇宙を見ながらため息をつくギュネイとクェスだった。
いつの間にか消えた翼がどうなったか知る者はいない。
---------
見てない人分からなくてすみません。
オウカオーと迫水があまりにかっこよすぎるので、むしゃくしゃしてやった。今も反省していない。
戮殺颯球はググれば出てくる平和なスポーツです。
最初は「CMR(Char's Mistery Reportage)」ネタにしようと思ったんですが挫折しました↓
シャア「わかったぞ!光の翼と月光蝶はレジデントオブサンの陰謀によって生まれたのだよ!」
3人「な・・・なんだってー!(AA略)」
アムロ「しかし、のちに光の翼と月光蝶が世界を救ったことを考えれば、レジデ(ryではなく、
アナハイム内部にノストラダムスの予言を読み取った人物がいて、
未来に備えたと考えた方がいいんじゃないか?」
ギュネイ「ま・・・まさか、あの伝説の編集者達がアナハイムにいたというのか!?」
クェス「つまり最初から・・・ノストラダムスはすべてを予言していたのよ!」
シャア「よし、CMR、調査開始だ!」
74:通常の名無しさんの3倍
06/11/09 23:14:33
乙!!
リーンネタは詳しくは分からんが最後CMR噴いたwwwww
75:通常の名無しさんの3倍
06/11/09 23:39:08
いろいろと吹いたww
76:通常の名無しさんの3倍
06/11/09 23:42:11
俺にだってわからないことくらいある吹いた
77:通常の名無しさんの3倍
06/11/11 02:27:41 612M9NWQ
, ノ)
ノ)ノ,(ノi
( (ノし
┐) ∧,∧ ノ よしっ、νにリーンの翼つけるぞ!!
..|( ( ....:::::::) (
 ̄⊂/ ̄ ̄7 ) ヽ lヽ,,lヽ lヽ,,lヽ
(/ 川口 /ノ ( ) ( ) やめて!
 ̄TT ̄ と、 ゙i と、 ゙i
↑アムロ ↑チェーン&オクトバー
78:通常の名無しさんの3倍
06/11/11 19:45:01
せめてサザビーにブーメランとショットガンつけてやれよ
とACEパイロットの俺が言う
79:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 01:11:52
>>77
つか、椅子に川口さんの名前残ってるんですけどw
貴様はやぶさスレ住人だな?
ところで空気読まずに話を投下します。
80:三大痛い病 1
06/11/12 01:12:49
その日アムロは朝から調子が悪かった。どうにも腰の痛みが取れないのだ。
思えばいつもそれほど褒められた姿勢でデスクに座っているわけではない。そ
して重たい機械の部品を持ち上げる仕事を急に始めたり、そんなふうに腰を酷使
しているためだと思っていた。
しかしキリキリとした痛みが腰の辺りから徐々に下がってきていることを自覚
してからは、どうやら腰を酷使したせいでの痛みではないことに気がついた。
そして気がついた時には手遅れだった。
「アムロ、それは腰の痛みではなくて内臓が原因なのではないのか?」
座っても横になっても痛みが和らがないアムロは、日付の変わった夜更けまで
ずっと立っていた。動物園のシロクマのように部屋の中をただひたすらウロウロ
する姿は、誰が見てもうっとうしいものだった。市販の痛み止め薬など効きはし
ない。
「ああ……俺もそう思う。あ痛……これは病院に……行かないと駄目だな……」
「仕方ない、時間外診療になるが私が連れて行こう。上に何か羽織ってくるがい
い」
「すまない……シャア……いたっ……」
シャアの運転で一番近くの総合病院に到着したアムロは、たっぷり一時間待た
されてから診察室に通された。
待合室には急な発熱を起こした子供とあたふたとする若い親、書類を書いてい
る救急隊員や、神妙な顔で交通事故の相手が診療室から出てくるのを待つ加害者
などで雑然とする中、アムロはただ脂汗を流しながらじっと耐えていた。ちなみ
にシャアは病院の外で缶コーヒーと煙草を楽しんでいる。
幸いその日はベテラン医師が当番に立っていたので、簡単な検査と診察を受け
ることができた。医師はエコーの画像を見ながら言った。
「ああ、これは石ですね」
「石、ですか」
「きちんと検査してみないとわからないけど、腎臓で作られた石が降りてきた
か、尿管内で作られたかのどちらかでしょう。痛み止めを出しておきますので、
早いうちにもう一度来院して検査を受けてください」
痛み止めの注射を打ってもらったアムロだったが、いわゆる尿管結石や尿道結
石の痛みはそんなもので和らぎはしない。少しマシになったものの、アムロは帰
りのヨタハチ車内でもうめき通しだった。
81:三大痛い病 2
06/11/12 01:13:48
潜伏先のアパートに帰ってもやはり痛みは治まらず、むしろ痛みは増してい
た。この調子では、病院の一般診療開始の時間まで耐えられそうになかった。
「しかたがない。どうも嫌だがこれを使うか」
アムロは脂で滑る指先で少し苦労しながらも、銀色の包装を破いて白い薬を取
り出した。非常時とはいえ気になるのか、シャアの眠っている寝室を少し見やっ
てから、おもむろにズボンをおろし、薬を持った左手をパンツの中に突っ込ん
だ。
「アッー!」
「どうした、何事だアムロ!」
時ならぬ苦悶の声に跳ね起きたシャアは、様子を見やって驚いていいのか心配
していいのか笑っていいのかわからず、奇妙な顔つきのまま固まっていた。
アムロは長い座り仕事で「痔」を煩っていた。手が滑り、肛門ではなく痔瘻の
患部に座薬を突っ込んだアムロは、パンツの中に片手を突っ込んだそのままの格
好で、床に倒れて失神していた。
救急車がやってきて、意識は取り戻したものの立つのがやっとのアムロを病院
へ連れて行った。シャアはその様子を後の自伝にこう書いている。
「男同士の二人所帯で、片方の男が尻から血を流して救急車を呼ぶというのは、
いかにも世間体が悪かった。そのとき野次馬で集まったアパートの住人に、その
後三ヶ月間は白い目で見られたことを、私は一生忘れないだろう」
痛さと苦しさと情けなさで涙を流すアムロを救急車の中でなだめながら、シャ
アは救急隊員や病院スタッフの冷たい視線と戦っていた。シャアにとってこの戦
いは初めての経験だった。
82:三大痛い病 3
06/11/12 01:14:48
「で、様子はどうなのだ」
開け放った窓からは、色づいた銀杏の黄色い葉が見えていた。白いカーテンが
ふわりと動き、少し肌寒い空気をその四人部屋の病室に充満させた。
シャアからの見舞いの品のリンゴの皮を剥きながら、アムロはだいぶ落ち着い
た様子でまあまあだ、と答えた。
救急車で運び込まれた総合病院にそのまま入院となったアムロは、痔の治療と
腎結石の破砕術のために一ヶ月近くの入院生活を余儀なくされていた。図らずも
規則正しい生活とシャアのおもりという仕事から解放されて、アムロの顔色は
上々のものだった。
「ちょっとトイレに行ってくる」
朝から晩まで続けられる点滴のハンガーを転がしながら、アムロはベッドから
立ち上がって部屋を出て行った。シャアはアムロの剥いたリンゴをかじりなが
ら、ベッドの傍らにあった雑誌を手に取って、特に興味もなさそうにパラパラと
めくっていた。
「ふん、入院してまでこんな雑誌を見ているとは、つくづく機械オタクという人
種は理解できんな」
アムロがせっかく剥いたリンゴを食べ尽くしたシャアは、少々食べたりないの
か、まだ剥いていない皮付きのリンゴをかじった。そしてそのまま固まった。
「やったぞ、見てくれ。1センチくらいある石が出たぞ!……一体どうしたんだ、
そんなところにうずくまって」
トイレから戻ったアムロが晴れ晴れとした顔つきで病室に戻って目にしたもの
は、ベッドの上に転がったかじりかけのリンゴと、顔の片側を両手で押さえてう
ずくまったシャアの姿だった。
「まさか……虫歯か?」
アムロのその質問に、無言のままコクリとうなずくその姿に、威厳に満ちたネ
オジオン総帥時代のシャア・アズナブルの面影はなかった。
(fin)
83:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 01:15:52
世に「三大痛い病」と申しますが、
巷では「虫歯」「痔」「結石」と相場が決まっておりまして、
場合によっては「結石」の代わりに「偏頭痛」が入ったりいたします。
ちなみにあたくしは「虫歯」「偏頭痛」「腎結石」を患っておりまして、
自分の経験を元にこのお話を書いております。
いずれの病気も不摂生が原因となるものなので、はなはだ恥ずかしいお話でございます。
しかしシャアもアムロも人の子、少々恥ずかしい原因の病気もかかることでしょう。
まあそこは二人ともパイロット出身ということで、
モビルスーツに乗ると同時に、低きに流れる人の性にも乗ったということでしょうなあ。
これがホントの「パイロットサーガ(列伝)」ということで、お後がよろしいようで。
84:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 02:06:02
>>83
GJ!
アムロには、これからコレだね。
つ◎ 円座
自分は、結石・偏頭痛はない。虫歯は、痛む前に治療できた。
だが、うちの家系は、代々大腸が弱いらしい。
生まれたての頃、確かに大腸の病気で死に掛けた事があるが、んなことすっかり忘れてた。
・・・深酒した次の日に、発症(というのか?)した。
どうしていいか分からず、大慌てで、バイト休んで病院行った。
友達に「昨日休んだけど、どうしたの?」と聞かれたが、肛門科にかかってました♪とは言えなかった。
痔って、軽く済んでも精神的ショックが意外とでかいという事を、しみじみ感じた21歳のある日。
85:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 10:13:05
>>77>>80
つリポD
そういえば最近はやぶさ追い掛けてないな。
イトカワに投下するのがハロだったら、とか妄想してみたり
86:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 11:01:30
【SSまとめサイトについて】
・なんとか目途が付きまして、今月中には公開できそうです
・職人別にSSを検索できるようにしてます。
なので、SSを投下した職人さん方、できましたらペンネームなど
をお考え頂けたら大変助かります。
こちらにレスしてくれたら、そのPNを元に設定に掛かります。
※レス番号と混同しないようなPNでお願いします。
>>80
Gjです。ワロいました。
こちらも職人名を教えていただけたら助かります。
注文が多くて申し訳ないです。
流れを切ってすみませんでした。
87:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 11:09:44
続き
NTのオーラ力を投下してくれた職人さんも
どうかPN付きでノシして下さいませ。
88:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 11:37:12
>>84
それって痔じゃなくて大腸からの出血?
余計ヤヴァい気が・・・
俺の仕事は座りっぱなしの仕事なんだが、
タバコ吸わない奴はいつまでも座りっぱなしだから
痔主になって悪化させて密かに入院ってパターンが多いぞ。
俺はタバコ吸いにしょっちゅう立ち上がるから痔じゃないけど、
果たしてどっちがマシかというと微妙。
89:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 12:10:14
痔は初期症状の内に治すのがよろし
後でいいや、なんて思ってると手術が必要になる
90:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 12:30:23
痔苦痔ON!
91:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 13:11:08
>>86
初代スレ464、前スレ150、今スレ79です。
ペンネームっていわれてもなあ。
初代スレ98さん、江馬中尉の次にSS書き始めたから
3番目とか3号とかでいいっすよ。
92:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 13:13:53
そーいえばファントム無頼で、虫歯が気圧の違いで破裂するって話があったな。
MSのコクピットも気圧が低いんじゃないのかな。
大丈夫か? シャアの虫歯とアムロの痔。
93:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 14:17:43
>>86
只今営倉にて謹慎中の江馬です。
HP作成作業お疲れ様&ありがとうございます
自分のペンネームはそのまんま江馬(中尉)でおkです
では、もう暫く静かにしておきます
94:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 20:27:17
>>91
じゃあ格好よく、サードでいいですかね。
>>93
了解しました。階級つきで登録しておきます。
回答ありがとうございました。
95:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 20:35:23
>>80-82
乙です。
痛みにもだえるアムロって、セクシーだろうなあと…。
MSパイロットって水分制限してそうな人たちだから、
石の一つや二つあってもおかしくなさそう。
96:通常の名無しさんの3倍
06/11/12 21:32:47
石を出すために昼間からビールをガブ飲みするアムロと、
ほっぺたに冷えピタ貼ってスープをストローで飲んでいるシャア。
なんだかただれた生活になってきましたな
97:通常の名無しさんの3倍
06/11/13 13:00:22
>87
オーラ力とかケイタイとか書いた中の人です。
まとめサイトはスレ住民としてはとてもありがたいのですが、
今まで他のスレでも名無しで書いてきたので
名無しじゃだめですかね?
書き逃げに近いので名乗るのもおこがましいっていうか。
一般兵とか量産機とかそういう扱いでいいです。
すみません。
98:通常の名無しさんの3倍
06/11/13 18:19:03
アッーー!でフイタ
99:通常の名無しさんの3倍
06/11/14 18:27:58
>>86
SSまとめサイト、とても楽しみにしています。
開設についてはゆっくりめでいいと思いますので、のんびり
ペースで作業を楽しまれて下さい。遠くから応援しています。
自分は初スレの98です。
今まで二つしか投下していないので、>>97氏と同じ心境です。
ですが検索機能搭載らしく、wktkしております。なので……
アルファベット大文字の一つ、『T』でお願いします。
100:通常の名無しさんの3倍
06/11/14 21:08:26
>>99
うわ、神光臨
この一ヶ月メルでもできないかと悶々してたとこっす
なんとか書いて下され
サイトでもここでもどこでもいい
いつか必ず続きを!
101:通常の名無しさんの3倍
06/11/14 21:27:13
サイトってなにさ?
102:通常の名無しさんの3倍
06/11/14 22:12:13
>>101
前スレで
話が長くなったら投下しづらいので、URLにあげるかもしれない
と98氏本人が言ってたような。
ロダにうpという手もありまっせ
個人的に、8をこえるSSは目が疲れるんでロダが助かります。
>>97>>99
了解です。
103:通常の名無しさんの3倍
06/11/14 23:23:43
>>100
『エントリーインターフェース』でしょうか。
ほんと、すいやせん・・・・・・・・。
善処します。11月中はちょっと苦しいので投下活動は
12月からになりそうです。
104:GMカーナ2! 1
06/11/15 01:30:49
白地に赤と青の放射状ストライプが入れられたジェガンが、ノズルからの青白
いバーナー炎を長く引きながら、漆黒の宇宙を駆けていた。前方に直径百メート
ルの黄色く光るリングが出現すると、そのジェガンはくるりと一二〇度近く機体
をZ軸回転させ、減速とベクトル変更を同時に行った。黄色いリングの手前でそ
こから逆方向へ三〇度Z軸角度を修正し、その結果リングをギリギリ通る、理想
的な立ち上がり重視のドリフトラインを描き、ジェガンは次のリングの方向へと
吸い込まれていった。
同じように見えるがそれぞれ微妙に角度や速度の違うカーブを描くこと二十二
回、ジェガンはおよそ一分少々でスタート地点の隣にあるゴールリングに飛び込
んだ。ゴールした直後、スタートから吹かしっぱなしだったメインエンジンを
カットし、ジェガンはくるりと一八〇度回転しつつ保持ネットに突っ込んだ。自
力で移動ベクトルを相殺するだけの推進剤が残っていないこの機体にとって、保
持ネットは無事ゴールした機体を壊さず回収するために必須の設備だった。
「ふんふん、調子いいぞ。GM IIIのセッティングのままでこのタイムとはな」
「やっぱりGM IIIとはフレームの剛性感が違いますね、トレーナー」
「ああ、何故今までジェガンを使わなかったのかが信じられないほどだ」
『そのぶん本体もパーツも手に入り辛いんだよ。数年前にロールアウトしたばっ
かりの新型なんだぞ。無事機体を止められたのならさっさと戻って来い』
「了解」
シャアとメインドライバーの通信回線に割り込むように、チーム監督の指示が
入った。母艦との相対速度がかなり落ちた後、ジェガンからのリモート操作によ
りドライバーは保持ネットのアポジーモーターを操作して母艦へと帰還した。
着艦するなり、ジェガンはノーマルスーツ姿のメカニックによって外装を外さ
れ始めた。とはいえジェガンの外装は全てシルエットだけを似せたポリカーボネ
イト製のハリボテなので、ピンを外すだけで簡単に取り外せるようになっていた。
着艦から一分足らずで外装をはぎ取られたジェガンには、各所に特殊コーティン
グのされたピカピカ光るスペシャルパーツや、マットブラックのカーボンパーツ
が投入されていた。さながら「百式」と見紛うばかりの外観のゆえか、シャアが
思いのほかこの機体を気に入っているのは、アムロだけは知っていた。
操縦タイミングの話をしていたドライバーとシャアに、データロガーからのア
ウトプットを手にしたアムロが近づいて、話しかけた。
「ご苦労さん。で、操作感覚での問題点はどこかあったか」
「えーと、元々同じGM系列なんで操縦感はほぼ一緒ですね。でもフレームの剛
性が高すぎて、いい意味でのしなりが足りないように感じました。それとメイン
ノズルが小口径4ポッドから大口径シングルになってるので、角度変更モーメン
トが大きくてワンテンポ遅れているような感覚がありました」
「ん、ノズルのほうは軽量パーツに交換しておくよ。でもフレームのしなりはま
だ無理かな。それじゃ休んで、15分後にもう一本行ってから昼休みだ」
「了解です」
休憩後、再び宇宙空間に飛び出していったドライバーとシャアは、昼休み前の
最後の一本をその日のベストタイムで締めくくってみせた。
105:GMカーナ2! 2
06/11/15 01:31:49
「お疲れさん。いいタイムだったわね!」
「やあ、ありがとう。でもこの間の優勝チームのタイムと較べたらまだまだだよ」
午前中の練習兼セッティングが終わって、シャワールームからデッキに出てき
たドライバーに、スポーツドリンクを放ったタイムキーパーの女の子が言った。
二人が楽しげに会話をしている向こうでは、シャアとアムロを中心としたメカ
ニックたちの、より機体とドライバーを追い込む算段が続けられていた。彼らの
膝の上にはランチのサンドイッチが広げられていた。
やれドライバーの反応速度がどうとか、機体の慣性バランスがどうとかといっ
た専門的な話をしているその集団に、初老のやせた男性が空中を漂いながらやっ
てきた。このチームの監督だ。
「おう、ここにいたのか」
「ああ、監督、お疲れさまです」
「新しくウチのスポンサーになってくれる企業がいくつかあってな、そのリスト
を届けにきたんだ」
「言ってくださればこっちから取りに行くんですがね」
「ま、それはついででな、あっちの若造に話があってきたんだ。目を通しておい
てくれ」
「了解です」
スポンサーのリストを受け取ったアムロは、地面を蹴った監督の足を押し上げ
て、ドライバーのいる方向へはずみを付けてあげた。監督は「おう、すまんな」
という言葉を残して漂い去った。
監督を目で追うアムロが手にしていたリストを、軽い調子で奪い取ったシャア
は、ざっと目を通して小さくうなった。
「おい、この会社……」
「どうかしたのか?」
「アナハイム出身の人間が作った会社で、ネオジオンと繋がりのあったところだ」
「本当か?」
それを聞いたアムロは少しきな臭い顔をしてから、リストをシャアから取り返
して読み始めた。アムロのその行動にかまわず、シャアは口を開く。
「株価は高いが、あまりいい噂を聞かない会社だ」
「その会社が今度のメインスポンサーになるのか」
「ふむ……結構楽しかったが仕方ないな。辞めどきか」
「……そうだな」
その日の夕方、仕事終りに二人は監督のところに赴き、退職することを告げた。
二人が監督やスタッフに引き止められたのは予想されたことではあるが、二人の
決意が固いことを見ると、監督は惜しみながらも承諾した。
二人は確かに腕が良かったが、ことレースに関してだけなら二人並みの腕前を
持つ人間は他にいくらでもいた。世界は広いのだ。
106:GMカーナ2! 3
06/11/15 01:32:49
そんなことがあった日から数ヶ月が経過したある日のこと。シャアとアムロは
一般客としてスペーティ・クロスのスタンドにいた。カタログでチーム・GM
カーナを見かけた彼らは、ちょっと冷やかしのつもりでピットスペースに赴いた。
レース情報雑誌によると、チーム・GMカーナはシャアとアムロが抜けた後成
績を落としてしまったらしく、それに腹を立てたメインスポンサーが、マシンの
交換やドライバーの入れ替えなどを行い、チーム名も変更していた。
現在エントリーしているチーム・GMカーナは新チームの人選にあぶれた連中
でやり直している、同じカテゴリーではあるもののもっと弱小のチームに変貌し
ていた。
そんな中二人を見かけて親しげに挨拶をしてきた青年がいた。元のチーム・G
Mカーナでもドライバーをやっていた青年だった。
「お久しぶりです、トレーナー。工場長もご一緒ですね。ご無沙汰しています」
「ああ、久しぶりだな。私たちが抜けた後、残念だったな」
「いや、それはいいんです。お二方とも事情があったと聞いていますし」
「元気でやっているみたいだな。エントリーは以前使っていたGM IIIかい」
「ええ。ジェガンの経験も盛り込んでありますよ」
そのような話をしているうちに、元のチーム・GMカーナだったチームの出走
順がやってきていた。その後スポンサーの意向でレース出場マシンはギラ・ドー
ガ、しかもどこかで見覚えのある「ピンク」と「あずき色」に塗られた機体で、
チーム名も「マーズ・エキスプレス・レーシング」という企業名を前面に押し出
したベタベタなものに変えられていた。
「なんという色を使うのだ、あのチームは!」
「おさえろシャア……」
誰にも聞こえないように小声で話しているものの、シャアが不機嫌になったの
はドライバーの青年にもわかった。もっとも、シャアが腹を立てているのは愛着
のあるチームをズタズタにされたものである、と都合のいい誤解をしてくれてい
るようではあったが。
しかしその「赤い彗星」カラーのジオン機に対する観客のウケは上々であった。
人目を引くには最適なカラーリングであった上、タイムも確かに良かった。だか
らこそ現チーム・GMカーナの連中は腹立たしかった。
「くそう、俺たちのチームを乗っ取ったくせに」
「ふむ、だがターンバーニア無しの機体であのタイムは立派だな」
「そうですけど……暫定順位は八位か。せめて俺たちのベストタイムを上回って
鼻を明かしたいなあ」
「やってみるがいいさ。手伝おうかい?」
「え?」
不敵な笑みを見せるアムロがシャツの袖をまくり上げてそう言った。レースを
実況していたモニターから振り向いたシャアも、口元に笑みを見せていた。
107:GMカーナ2! 4
06/11/15 01:33:49
「本当に大丈夫なんだろうね?」
「ルールブックでは禁止されてませんでした。テストでも壊れませんでしたし」
「まあこれでエントリーしちゃったんだからしかたないけど、心配だな」
久しぶりに見るGM IIIは、シルエットこそノーマルのままだったが、中身は別
のものに改造されていた。それはまさに魔改造と呼ぶにふさわしいものだった。
その改造というものは、ムーバブルフレームを膝で切断してそこから先をトラ
スフレーム構造に変更し、空いたスペースにロケットタイプのエンジンをねじ込
むというものだった。重力下での歩行性を完全に捨てた仕様だった。
ノーマルでは熱核反応ロケットエンジンが装備されていた部分を、燃費や耐久
性に劣るものの比推力の高い化学燃料ロケットに換装することは、レギュレー
ションでも認められていたし、普通に行われていた。しかしこのGM IIIは違った。
「固体燃料ロケットなんて、よく手に入ったな」
そう、普通は液体燃料ロケットを使うところ、クラシカルな固体燃料ロケット
を使っていたのだ。
固体ロケットは液体ロケットに比べて構造が簡単で重量が軽い反面、推力を稼
ぐためには一定以上のスペースが必要だった。そのため使える場面が限られるの
だが、脚部の膝から下をただの筒にしてしまえば、ノーマルシルエット・カテゴ
リーでも使って使えないことはなかった。
さらにその固体ロケット仕様は脚部だけにとどまらず、胸部を貫通して背部の
バックパックまでをも固体ロケットにしていた。
このアイディアにはさすがのアムロも舌を巻いたが、同時にこの固体ロケット
仕様と自分のアイディアの意外な食い合わせの妙が見えてきていた。
「実はチームで働いていた時から、このアイディアを温めていたんだ」
アムロの提案したアイディアは、手足の末端に可動ウェイトを配置するという
ことだった。このことによって回転慣性をあげ、AMBAC機動の効率を高める
という考えなのだ。レギュレーションの重量合わせのために頭部を完全にハリボ
テ化することもセットで行われる。
「私にも話してなかったアイディアだな。シミュレーションはどうだった?」
「このままだとうまく行ってもタイムアップ率は一%未満。だけどきっと固体ロ
ケットとの相性はいいと思う。そのかわり操縦の難しさは三割増しだけどな」
「まさに最後の手段だな……レギュレーションには合致するのか?」
「それは確認済みだ」
その後たった一時間ほどの突貫工事により、アムロのアイディアを盛り込まれ
たGM IIIが完成した。時間の余裕がないことからテストフライトはシミュレー
ションのみとなった。
そしてぶっつけ本番のレース出走順番がやってきた。後は神に祈るだけだった。
108:GMカーナ2! 5
06/11/15 01:35:06
時間となった。シミュレーターの座席でつきっきりでコーチしていたシャアが、
ドライバーの背中を少々強めに叩いた。ドライバーが輝いた瞳をシャアに向け、
強くうなずく。
シャアとアムロ、そしてメカニックたち、さらにはチームの監督代理となって
いたタイムキーパーの女の子の「グッドラック」サインの親指に見送られ、GM
IIIはタグボートに曳航されてスタートラインへの列に並んでいった。
スタッフ全員がそろって、ピットスペースの実況モニターの前に並んでいた。
その輪の中にはシャアとアムロもいた。全員が固唾をのんで見守る中、チーム・
GMカーナ自慢のGM IIIはスタートラインに立った。
ルール上、スタートが告げられるまでは一切の推進剤の使用は禁じられている
ので、いかにスタートのコールとともに全てのエンジンを動かすことができるか
が、各チームが苦心するスタートダッシュの鍵となった。
「オンユアマーク、レディセット。……ゴー!」
ボッ、ボボウ!
右足と左足で点火時期がたっぷり一秒は違ってしまった。ピットクルーの短い
声が上がった。しかしドライバーはその不規則なベクトルにうまく対応して、文
字通りのロケットスタートで機体をまっすぐ前方に進ませていた。
固体ロケットに使われる酸化アルミニウム独特のホワイトスモークを後に残し
ながらのスタートは、観客の喝采を浴びた。
「よし、いいぞ。スタートさえ無事乗り切れたらこっちのものだ」
第一チェックリングが迫り、GM IIIは体操選手のように腕を振って勢いを付け、
火を噴いたままの脚部を大きく振った。一三〇度近くの鋭角的な姿勢変化のあと、
背部エンジンやターンバーニアも総動員しての軌道変更を行い、あわやチェック
リングに接触するかというほどのロケットスモークのシュプールを描いて駆け抜
けた。
続いて第二、第三のチェックリングをくぐり抜けてから、再び第一リングに
戻って三六〇度ターン。ドライバーはコースミスを起こすこともなく、華麗に、
そして豪快にコースを駆け巡った。
残り四つのチェックリングをこのままのペースで通過すれば、自己ベストタイ
ム更新は確実と思われていた時だった。
「おい、脚部が火を噴いてるぞ」
「ああ、心配していたことが的中したようだ」
心配な点はいくつかあったが、固体ロケットが燃焼していくために起こる、重
量バランスの変化による機体重心の移動がその一つだった。それをアムロのアイ
ディアの可動ウェイトで和らげていたのだ。
しかしさらに心配な点がまさに脚部だった。さながらロケット花火の周りを紙
で覆ったようなその造りは、燃えるなという方が無理な注文だった。しかし燃え
方が思っていたよりひどかった。
109:GMカーナ2! 6
06/11/15 01:39:49
ズボボボ、ドドゥン!
音の伝わらない宇宙空間ではあったが、誰もがそんな音を聞いた気がした。異
常な加熱によって破断した膝関節から先が脱落し、あさっての方向に飛んでいっ
て爆発四散した。
レースアナウンサーの絶叫が耳をつんざいた。誰もがこの後の目を覆うような
大惨事を予感したが、チーム・GMカーナのスタッフだけは……少なくともシャ
アだけは望みを捨てていなかった。
「まだだ、まだ終わらんよ!」
「馬鹿な、大惨事になるぞ。リタイヤさせたほうがいい」
「足など飾りだ!そんなことも分からんほど貴様は偉いのか!」
その言葉通り、ドライバーは奇跡のようなマシンコントロールで、脚部のなく
なったGM IIIを前へ前へと進めていった。しかし脚部がなくなったハンデは明ら
かで、途中までは入賞ペースのタイムであったが見る見る順位を落としていった。
ゴールラインへと飛び込んだ時点で、タイムは1分42秒03。出走三十六機中
三十四位となってしまった。しかしそのファイティングスピリットに観客は惜し
みない拍手を注ぎ、チームはそのレースでの敢闘賞を受賞することとなった。
「残念だったな」
「ああ。だが、これで課題ができてしまったな」
「うん、俺はいかに燃えない固体ロケットシステムを考えるか」
「そして私は、脚部のない機体の操作方法の、教授方法の整理だ」
負けたとはいえ晴れ晴れとした表情の二人を見て、機体を壊して沈んでいたメ
カニックの一人が話しかけた。
「あれ、お二人とももしかしてチームに戻ってくれるんですか?」
「なあに、道楽さ。本気で俺たちを雇うとなったら、ちょっと高いぞ」
「……ちなみにおいくらですか?」
「そうだな、私達が辞める前に使っていたジェガンを買い戻せる程度かな」
「頑張って稼ぎます!」
「ははは、そうしてくれ。買い戻したらまた呼んでくれよ。待ってるからさ」
その後彼らチーム・GMカーナは、そのファイティングスピリットに感じ入っ
たスポンサーが付き、「マーズ・エキスプレス・レーシング」の監督をやってい
た元々の監督も戻ってきた。
彼らは徐々に成績を上げつつ、二年かかって再びジェガンを手に入れた。
さらにその後チーム・GMカーナを年間チャンピオンチームに押し上げたメイ
ンドライバーの青年は、その足使いの巧みさから「赤い彗星の再来」とまで呼ば
れ、長く語りぐさとなる「GM乗り」の仲間入りを果たしたという。
(fin)
110:通常の名無しさんの3倍
06/11/15 01:43:19
以前書いた「GMカーナ!」の続きです。
ボツネタ墓場からなんとか復活させてみました。
どんな話が喜んでもらえるか、未だに模索中。
111:通常の名無しさんの3倍
06/11/15 20:10:28
GJですね!
自分は、メカニックが絡んだ話しは燃え死ぬ
ので大変嬉しいです。
112:通常の名無しさんの3倍
06/11/15 21:18:54
GJ!
熱いお話ですね…
>「足など飾りだ!そんなことも分からんほど貴様は偉いのか!」
ワロイました。こういう使い方もあったんですねえ。
113:通常の名無しさんの3倍
06/11/15 22:23:13
ここの職人さんは子ネタをちりばめているからスキだ。
ガンダムとは関係ないネタや、大昔に使い古されて忘れ去られたネタ
を、さりげなく入れているところがいい。
ギャグネタをシリアスに盛り込んだのも良いね
114:通常の名無しさんの3倍
06/11/17 14:08:29
GJ!
メカものとか燃い話とかすごい好きなんで面白かったっス
痔・歯痛話もかなり好きであります
115:通常の名無しさんの3倍
06/11/17 22:36:01
総帥誕生日おめ
116:通常の名無しさんの3倍
06/11/18 18:09:42
アムロ「ハッピバースデートゥーユー」
クェス「ハッピバースデートゥーユー」
ギュネイ「ハッピバースデーディーア」
「キャ「「シャアー」」」
シャア「キャシャーン!?」
117:通常の名無しさんの3倍
06/11/18 19:47:59
>111-114
感想どうもです。
これ、実は今年の夏頃に書きかけて続きが思いつかなかったんだけど、
題材は好みのものだったのでなんとか仕上げたいなと思ってたんです。
やっぱメカ物って燃えるよね。
裏設定ですが、SS中出てきた「マーズ・エキスプレス」社は
火星のジオン残党軍(後のオールズ・モビルス)に
物資を搬入していた会社である、なんてことを考えてました。
118:通常の名無しさんの3倍
06/11/18 20:05:41
>>117
コンボイレースで有名なカイ・シデンさんもちょこっと顔を出してほしかったり。。。
119:通常の名無しさんの3倍
06/11/18 22:48:06
みなさん、GJです。サードさん(ですよね?)GMカーナの続編復活乙です
このスレの場合、どんな話題がウケるのかリサーチするの正直むつかしいで
すよね。幅広く色んなこと知ってたり興味のある方が多いから。
あと、「年をとるってのは悪いことばかりじゃないよ、総帥」
と、自分自身に言い聞かせている漏れがいたりする
120:通常の名無しさんの3倍
06/11/19 13:04:35
ア「水が流れない!トイレが壊れてるのか?」
クェ「あたしが買っといたケーキがないの…」
ギュ「お・俺の髪が…寝てる間にパンチパーマに…」
「「「シャア、お前の」」」
シャ「やめい!スレ違いだ!全く証拠もなしに…私が何をしたというのだ…TVを観させて貰うぞ」
ピッ!
N○K特番『地球環境と政治』
ナレーター「…では、ネオ・ジオン軍によるフィフス・ルナやアクシズ落としはどう思われますか?アクシズは落ちませんでしたが」
政府高官「あれには呆れましたよ。私はグリプス戦役が始まる前に連邦議会議員として初当選したのですが、ブレックス准将の派閥にいて、戦中はエゥーゴの支援に尽力したものです。
その時『地球を休ませるべきだ』という演説をした男があんな事をやらかしたんですからねぇ。議会で協力した自分が呪わしいですよ。全くもってシャ」
プツッ
シャ「…三人共すまん、全て私がやった」
アムロ達に〆られながらシャアは思った。自分はこれ以上、どんなに些細だろうが罪を犯してはならない人間なのだと
シャ「しかし、ギュネイのパンチパーマは一目見たかっ…グ!」
ギュ「まだ言われますか!」
ア・クェ「…確かに」
ギュ「…え?」
121:通常の名無しさんの3倍
06/11/19 15:08:33
>パンチパーマの牛
一瞬DJオスマが過ぎったんだが・・・(;´Д`)
122:通常の名無しさんの3倍
06/11/20 00:16:31
>>121
俺的にはDJ OZUMAはむしろパツキンに染めてちょっとロン毛にしたアムロの
ような気が・・・・
パンチな牛はむしろ湘南爆走族か多胡西応援団の他校のキャラやろw
123:通常の名無しさんの3倍
06/11/20 10:16:05
>>86
まとめサイト製作お疲れ様です。無理せずまったり頑張ってください。
一応、『2畳半』で、『A conference of a full moon』を書かせていただいた者です。
ってか、今のところこれ一つなんで、一番端っこに『通りすがりのK』でお願いします。
皆さんすごすぎて、自分が作者と名乗るのもおこがましいのですが…orz
124:通常の名無しさんの3倍
06/11/23 04:22:45
>>123
了解です。
今回も面白かったですよ
またまた是非とも投下して欲しい・・・w
125:通常の名無しさんの3倍
06/11/23 18:38:48
保守。
しつつ、>>86氏へ
自分、A conference of a full moonの作者です。
これしか投下していないので、それこそ名無しとかでよろしくお願いします。
作者と名乗るのもおこがましいので…orz
開設、無理せず頑張ってくださいー。
126:通常の名無しさんの3倍
06/11/24 19:55:52
>>125
すまん・・・orz>>124は無視して下さい
通りすがりのKを採用しました。
127:通常の名無しさんの3倍
06/11/24 21:29:05
こいつら音楽聴いてたらどんなのだろう
宇宙世紀の音楽事情は全く想像付かないが、
クェスなら普通にポップスか又はNT修行と家出時代を思い出してインドの民族音楽?
牛皿並はいつの時代もあるだろう片思いソング(男性歌手)で
シャアはシャルル・アズナブールでアムロはテクノとか、もう適当に言ってみる
128:通常の名無しさんの3倍
06/11/24 21:46:00
>>127
こいつらでカラオケ行ったらカオスだな…
129:通常の名無しさんの3倍
06/11/24 23:59:34
子供は嫌いだ!なクェスは今で言う70年代ニューミュージックに該当するような、
ちょっと大人な世界にあこがれたりR&Bなんかを背伸びして聞いてそう。シャアは育
ってきた環境からあまり音楽などのアート系に興味なさそだけどジャズとかフュージョン
なんか聴いてそうかな?それかご幼少時代の教育の影響でクラシック一辺倒とか、オリジン
でクラブシンガーだったオカンの影響でR&Bやテキサス育ちなんでカントリーウェスタンなん
かも聴くかも?何にしろダイクン兄弟はあまり俗な流行系歌謡は聴かなそう。
ギュは強化されちゃってるからどんな芸術的感性してるかが想像不能なんだけど
案外普通の男の子並に流行のバンドや弾き語りユニットなんかにハマってギター
とか始めちゃうタチかも「俺は総帥よりギターがひけるんだぁっつ!!」。
アムロは・・・音楽ヲタの自分の想像からすると前衛的テクノやらハウスやら
極端なものを聴くか、逆にシャアと同じようにジャズやらR&Bやらのいぶし銀系の
渋い音楽を好むかいずれかだろうかな?
オケ箱ではみんな無難にまったりと懐メロ歌ったりしてw
すべて自分の妄想的独断やけど・・・
あとまとめサイト作って下さっている方、ありがとうございます。
ただ、内容の凡ミスや設定の記憶違いなどで幾つか修正したい雑文が
あるのですが、そのあたりのご連絡はどうしたらよろしいのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします
以上、もうそろそろ誰も気にしてないかな?まだやっぱり早いかな?と復活の
機会をさぐっている江馬でした
130:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 00:10:32
>>129
君はいつも一言多いな
本当に復活したいなら、ただ黙っておもむろに作品を投下し
いつのまにか雑談に加わってればいいのに
131:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 00:44:16
とりあえずまとめの人はまとめサイトに関する連絡用捨てアドか掲示板取ったらいいんじゃないかな。
あまり連絡事項だけでスレが埋まるのもアレだし
132:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 00:50:54
音楽ね。自分のイメージだと、
アムロは何となくロック。でもメジャーなのしか知らない。
ビートルズとかエアロとかBON JOVIとかニルヴァーナとか。
でも音楽自体にそれほど興味はなさそうだから、現実的には歴代の彼女が
好きだった曲しか知らなさそうだ・・・
シャアはジャズとかブルースとかそんな大人な曲かな。ベタだけど。
あとはエルトン・ジョンとか、一人のときにしみじみ聞いてみたり。
この4人の中じゃ一番音楽の造詣が深そうだから、基本的に何でも聞きそう。
曲名が分からないときに、「この曲何?」って聞いたら、たいてい教えてくれる。
クェスはやっぱり今時の女の子みたいに、流行の曲。
でも、ブルースとかジャズとかロックにも、一応興味はある。アムロとシャアが聞くから。
インド修行時代は、仲間から教えてもらった懐メロ。
ギュネイはヒップホップ。
自作のラップを口ずさんでるところを、家族に見つかってネタにされる。
牛「俺はニタ研出身 HIP HOP育ち~♪MS乗りは たいがい友達ぃ~♪」
アム「あぁ、ギュネイ、帰ってたのか。それ、何て歌だい?」
牛「 _| ̄|○ "カエッテタノカ"ハ コッチノセリフダYo!」
133:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 01:06:27
ここまで馴れ合いがウザったいネタスレも珍しい
134:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 12:52:02
>>133
じゃあ来なきゃいいだけだろ
135:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 13:14:41
>>133
そこまで自分の意見言ったんだったらどんなスレなら自分は居心地がいいのか
きっちり意見書いてみろよ、参考にするから。意見言うことは自由だけど何言
うのにも言い方ってもんがあるだろ?
136:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 19:34:29
>>135
なら言おう
まとめサイトの利便性のためなのはわかるが
匿名掲示板でコテ強制しないでくれ
137:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 20:42:59
僕は、スレまとめサイトをやってるヤシです
他にやりたいという人もいなかったし、仕事の関係で夜かなり遅いので
作業効率は芳しくありませんが、人に押し付けるよりはいいと志願しました
以前のスレでいろんな要望があり、このスレ独特のものでも
それなりに完成度を高くしようとログを整理したり、他のまとめサイト
を参考にして努力して来たのですが、辞退させてください
この今のスレの状態ではホームページ作成初心者の僕には荷が重過ぎるようです
反省してます。
もう決めた事なので引き留めるようなレスは無用でお願いします。
それこそスレがもったいないので。
138:133
06/11/25 22:00:05
>>134
馴れ合いが嫌な奴はスレッドを覗くなと。どこの同人サイトだよここは。
>>135
・やたら職人職人うるさい
特定の話書きとその信者の二極化になりやすい傾向。
・空気がどうこうと言い出し、必死にスレ(=自分を含む住人)を賛美する
褒めれば褒めるほど見苦しいオナニー。
・まとめサイトなんて黙ってサッと作るもの
いちいち確認取り合ってまで作品を残したいんなら自分の創作HPでやってくれ。
・話書きがウpの前後に長レスをつける
ウp作の言い訳や説明をする、自分語り、次回(今後)予告モード
必然的に、そういったものを作品の中で消化出来ないレベルの作品陣となる。
前々から排他的な雰囲気で身内同士での馴れ合いがウザいなと思ってたんで適当に思いつく限り書き連ねた。
>>135の言う「言い方ってもんがあるだろ?」はシラネ
「ネタスレなのに妙に馴れ合うのがウザったい」だけじゃ足りないみたいなんで長文。
要約して「匿名掲示板のスレッドなのに、なんで腐女子のサークルみたいになってんの?」でも可。
139:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 22:25:08
そもそも荒れる原因でもある馴れ合いを嫌う2chでコテっていうのが向かないんだと思う
続きをやりたい人はサイトつくるなりしてやればいいんじゃないかな
馴れ合いを嫌う>>133の気持ちは分かるが、スレの住人のノリなんて様々だし
ウザいなら華麗にスルーすればいいのにマイルールを押し付けるお前ももまた2chに向かないタイプだな
140:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 22:27:49
>>139は2chに向いてるタイプ
141:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 00:17:06
>133氏は要するに作品やネタだけさくっと投下して、そのあとの雑談イラネって
方向がいいワケ?ただ、このスレが完全に嫌いでなく、なんか好きな所がある
から>>133や>>188のカキコしたわけだよな?
しかし前スレ後半から「腐女子腐女子」ってやたらと書いてるけど本当の意味の
腐れなネタなんてわずかだし(せいぜいちびまる子、逆シャアファミリー位で
シャアとアムロの妙なからみやお互い惚れた晴れたなんて話出てきたことねーだろ?)
このスレが立ち上がった時の方向が「議論、雑談、ネタ、SSなんでもアリ」
なワケだったんだから多少住人同士があれこれ言い合うのはしゃーないんでない?
あと職人職人うるさいっての嫌ならそう言ってる連中や職人とやらのこと影で鼻
で笑っときゃいいじゃん。
それか一回自分が「職人」とやらになってみたら?うれしいと言うよりあんまり
言われて気分いいもんでないよ、正直。雑談や議論してる、いち住人がたまにネタ
もって来る位の受け止め方が職人とやらにも読んでる側にもほどよいんでね。
>>139のコテ方式が良くないってのも一部うなずける。ただ、成り行きでそう
なっちゃった所あるから「じゃあ今日からみんなコテはずしましょう、但し
まとめサイト作って下さる方が必要というのなら捨てアドでも使うなりサイトに
板立てるなりして職人とやらとサイトまとめ人さんが個人的に相談、連絡するように
しましょう」って方式か?それも悪くないかも知れんが他の意見も聞きたい。
あと排他的だと>>133が思うのは雑談なり、話の輪の中に自分で入ってこようと
しないからでない?俺自身内容には興味あるけど輪に入るのは抵抗あるな
ってスレでは他の人たち盛り上がっててもROMに徹してるし、それが「排他的」と
感じたことは個人的にはないぞ。>>133が思うよりこのスレの住人って程よく自分の
好みの話題に合わせて距離感取りながら参加してるように思うけどな、俺はだけど。
自分が「この話題やネタは正直苦手だな」と思うときは黙ってる。
100%自分の思い通りに回ってくれるスレなんて何処にも無いんじゃない?
それが可能だと思うんなら一回自分で理想のスレ立てて管理してみたら?
なんかクソ長いうえに物の言い方ウザくなっちまったが>>133が>>138で
そんだけマイルール言うんだったらこっちもいち住人として言わせても
らったったまでだよ。
142:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 00:32:22
>>138は
このスレを早くつぶしたい釣り氏だから気にするなよ
スルーしておこうぜ
143:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 00:33:23
馴れ合いと雑談はチガウとおも
馴れ合いが激しくなるとスレが死ぬのは2ちゃんの摂理
144:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 00:49:30
流れを気にせずレスする
>>128
ギュネイが精魂込めて浸って歌っているとき、
聞いて欲しいクェスはスルーして曲選びに夢中
145:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 00:51:26
>>143
その境界線を何処で引くのかこの際、はっきりさせるか?
コテ廃止とかSS投下前後にはSS書いたヤツは何も言わず黙ってろ!とか?
146:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 00:53:37
>>145
そんなもんはっきりさせんでも、馴れ合いすぎれば自然に人が去っていくからモウマンタイ
147:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 01:57:57
皆の衆、保守ご苦労。
ところでにくちゃん閉鎖だってね。
いよいよ2ちゃんも終わりなのかな。
148:私の愛馬は凶暴です 1
06/11/27 12:02:51
冬も間近の秋の午後。細く開けた窓から入るちょっぴり肌寒い風が、少女の頬
をくすぐった。細い栗色の髪をふわ、となびかせながら、しかし憂鬱げなその瞳
は窓の外の銀杏の木に向けられていた。
「わたし、白血病なんですってね」
窓の外に視線を向けたままの少女はそう一人ごちたようにも見えた。しかし彼
女の座っているベッドの傍らには青年が座っていたので、それが彼に向けた言葉
だということはかろうじて理解できた。
ハイネックのセーターを着た青年は、その本来の快活さを発揮できないまま、
心持ち哀しげな表情を少女に向けた。しかし少女は窓の外を見つめたままだ。
「ああ」
たっぷり30秒近くの間をおいてから、青年は少女の問いに返答した。今さら
隠したところで何もならない。そういった覚悟が聞いてとれる声音だった。
小高い丘に立つ、木造のノスタルジックな病院。日差しは暖かいが確実に冬の
足音の聞こえてくる陽の高さ。少女のいる病室は薬品のにおいとひからびた枯れ
葉のにおいに満たされて、メランコリィな雰囲気を醸し出していた。
「きっとわたしも、あの窓の外の銀杏の葉が落ちる頃に、天国へ行くのね」
「……何を言い出すんだ、きっとお医者さまがいいお薬を処方してくれるさ」
「いいの。わたし、貴方と出会えて本当に良かった。悔いなんてないわ」
そう言うと少女は、浮世離れしたほどの優しい笑顔を青年に向けた。
「ああ、枯れ葉よ、おまえがそこに付いている限り、わたしはこの人と会ってい
られるわ。どうか一日でも長く、そこにいて頂戴」
銀杏の葉に向かって指を組む少女を見て、込み上げるものを押さえきれなく
なった青年が、少女の細い手にそっと触れたその時だった。
ガギャギャギャ、キーッ!
「うわーっ!」
ドン!ガラガラ……
ハラリ。
「あ、枯れ葉が……」
「落ちた……」
「……もう駄目なんだわ……さよなら……」
「ああっ、しっかりしろ、看護婦さん、来てください!看護婦さん!」
青年は気を失った少女を片手に抱きながら、ナースコールのボタンを秒間16
連射の速度で連打していた。
149:私の愛馬は凶暴です 2
06/11/27 12:04:01
「へたくそだな、シャア。そのくらい乗りこなせないものなのか?」
「ええい、無茶を言うな、こんなひどいじゃじゃ馬は手こずって当たり前だ」
擦りむいた肘をさすりながら、クリーム色のセーターを着たサングラスの男
は、そう言って栗毛の男に毒づいた。
栗毛の男は銀杏の木にぶつかって地面に横たわっている小さなバイクを起こ
し、壊れている箇所がないかざっと目を配りながらもぶつぶつとこぼした。
「アクセルを一気に開けすぎるんだよ。本来だったらヨタハチに積もうと思って
いたモーターを積んでいるんだから」
「そんな仕様にしてくれとは、私は一言も言ってないぞ」
「せっかくレストアするんだから、どんなバイクにも負けないものを作りたい
じゃないか。大は小を兼ねるとも言うし」
そこには旧世紀に東洋で作られた、赤いボディの小さなスクーターがあった。
チョイノリ。本来は50ccの4サイクル・ガソリンエンジンが搭載されたバイク
だった。しかし元々廉価品である上に、既に骨董品となっていたこのバイクはす
でに腐り果てていた。これはアムロが苦心して複製したレプリカである。
しかしある意味いつも通りというべきか、ノーマルなのは外見だけで、中身は
別物にいじられていた。特に心臓部はアムロのモーターコレクションのひとつ、
ゴールド狼モーターが積んであった。最高回転数80,000回転、トルクは18キロ
グラム・メートル。出力は100キロワット。乗り味は凶暴の一言に尽きた。
シャアは体に付いた枯れ葉を払い落とし、かぶっていたジェットヘルのあごひ
もをゆるめながら言った。
「やり過ぎだ、と言っているのだ。パーシャルが全く効かないではないか」
「そうかな」
「まあいい。セッティングを少しマイルドな方向に変えてくれ」
「ああ、そのくらいならすぐできる」
アムロが座り込んでセッティングを直している間、シャアは地面に置いたヘル
メットの上に座り、ジーンズの尻ポケットからラッキーストライクを一本取り出
して火をつけた。
秋風がざわ、と吹いて、シャアの吐き出した煙を空へと舞い上げた。コロニー
の中とはいえ充分高い秋空を見上げながら、シャアはゆっくりと紫煙を味わった。
シャアはかつての好敵手に語りかけた。
「そういえば何度目の秋だろうな」
シャアとアムロが出会ったあの日も、ちょうど今ぐらいの季節だった。
「そうだな、何度目だろうな」
リラックスした様子でセッティングを直しているアムロが、手を動かしながら
呑気な様子で返答する。こんなひとときも何度目だろうか。
150:私の愛馬は凶暴です 3
06/11/27 12:05:08
そんな二人のセッティングは終り、潜伏先のアパートへと戻ってきた。シャア
はチョイノリをアパートの駐輪場に停め、自室への階段をカンカンと上がってい
く。その様子を見ていた三人分の眼があった。これが連邦政府捜査官だったりネ
オジオンがらみの興信所だったりしたらかなり面倒なことになっていたが、その
目はシャア自身ではなく、彼が停めておいたチョイノリに注がれていた。
夜中の0時。三人の人影が潜伏先のアパートの駐輪場に集まってきた。
「おいレオニード、お前ビビってんのかよ」
「やっぱやめようよ、オイ。バイク盗むなんて」
「何いってるんだ、今さら。俺もオーティスも準備してきたんだぞ」
「わかったよ……」
ヒソヒソ話で口論をしている影は、十三・四歳程度の少年たちだった。彼らは
どうやらシャアのチョイノリを盗もうとしているらしい。彼らの目にはそれほど
罪の意識はなく、むしろ悪いことをすることが格好いいと感じているようでも
あった。そして辺りを見回した後、三人のうちの一人がチョイノリのハンドル
ロックを足で蹴って壊し、持ち去った。
三人の少年はチョイノリと共に、夜の公園にきていた。ずっと走り詰めだった
ので全員息が弾んでいる。
「ハア、ハア、ここまでくれば大丈夫だろ。オーティス、直結してみてくれよ」
「ああ、ちょっと待ってなよ」
「レオニード、お前は向こうを見張ってろ。俺はこっちを見てるからさ」
五分ほどすると、チョイノリのライトが点灯した。直結に成功したらしい。
「へへへ、やったな。んじゃ乗ってみるかぁ。悪いなレオニード、お前はまた見
張りだ。次に乗せてやるからさ。オーティス、後ろに乗れよ」
「おう。一丁ぶわっと行こうぜ」
そういって、リーダー格の少年が不用心にもアクセル・グリップをいっぱいに
ひねった。チョイノリは二人の少年を乗せたまま、激しいホイール・スピンで公
園の土をえぐりながら、フロント・タイヤを持ち上げていた。
そこでアクセルを開けたまま体を硬直させてしまったのが、リーダー格のオイ
少年の不運だっただろう。後ろに乗ったオーティス少年を地面に落としながら、
ある意味絶妙な体重移動で走り続けていた。ふらふらと蛇行しながら。
少年の不運がまさに起こっている時、公園の隣に立っている病院の四階では、
一人の少女が眠りにつこうとしていた。彼女はカーテンを細く開けて、窓の外の
銀杏の葉に語りかける。
「おやすみなさい、枯れ葉さん。昼の騒ぎでだいぶ落ちてしまったけど、あなた
が木についている間は私の命も繋がれているわ。どうかそのまま……」
うわーっ、助けてくれー! ズザー、ドカン! ハラリ・・・
151:私の愛馬は凶暴です 4
06/11/27 12:06:09
さて、その騒ぎをシャアとアムロの二人は少し離れたヨタハチの車内から眺め
ていた。少年たちの行動は駐輪場に仕掛けてあった隠しカメラによって、最初か
ら全て筒抜けとなっていた。
しかし盗まれる段階で騒いでしまうと、逃亡生活を送っている自分たちに注目
を集めてしまう。それは捜査の目を逃れる二人にとってはなんとしてでも避けた
い事態ではあった。それに盗みを叱るよりは、彼らが自分自身で痛い目にあった
方が教育上いい、という意見もあった。頃合いを見て痛い目に遭わせるために、
彼らはチョイノリに仕掛けてある発信器をたよりに、ヨタハチで後をつけていた
のだった。
バイクを盗んだ少年がぶつかった銀杏の木は、奇しくも昼間シャアがぶつかっ
た木と同じものだったが、昼間と違ってその騒ぎによって病院の窓全てに明かり
がともり、懐中電灯を手にした職員が騒ぎの元にわらわらと駆け寄ってくるとこ
ろだった。
ちなみに少年はどこかを強く打ったのか、その場にのびていた。幸いにも病院
の近くなので、命が危険にさらされる事態にはならないだろう。のびたオイ少年
の元にようやく駆けつけた、見張りをしていたレオニード少年と振り落とされた
オーティス少年は、ピクリとも動かない少年に動揺しているところを病院の警備
員に取り押さえられた。
「まったく、人のものを盗むからこうなる」
ヨタハチの車内で、シャアは腕組みをしたままそう言った。それにハンドルの
上で指を組んでいたアムロがそれに返答した。
「まったくだな。しかしシャア、あれじゃチョイノリを取り返すのは諦めた方が
いいな」
「うむ、ああも人がたくさんいると、無理だな」
「ま、これに懲りてあの少年も盗みはしなくなるだろう」
そう言うとアムロは伸びをする体勢でシートにどさりと背中を預けた。
「まだやり残した部分があったのにな」
「おいおいアムロ、あれ以上凶悪なマシンに仕立てようと思っていたのか」
「そうじゃないよ。ブレーキ周りがノーマルのままだったから、キチンと停まれ
るように強化しようと思ってただけさ」
「頼むからそういう部分は真っ先にやってくれ」
「まあ、警察沙汰に巻き込まれずに済ませるには、しょうがない」
「ああ、ここは退散の一手だ」
ヨタハチは静かにその場所を後にした。遠くからパトカーのサイレンの音が近
づいてきていた。
「次はベスパなんてどうだ?まだいいモーターが残ってるんだ」
「もう勘弁してくれ……」
(fin)
152:通常の名無しさんの3倍
06/11/27 12:21:20
>>148-151
GJwwwwwwwww
153:通常の名無しさんの3倍
06/11/27 13:35:07
最初何かと思ったwwww
154:ブルー・クリスマス 1
06/11/27 23:31:04
とある比較的平穏ななコロニー。
「逃亡中だってのに、一ヶ月も前からクリスマス・イベント三昧なんて結構
な身の上だな」
相変わらず博打やら何やらで朝帰りが続くシャアに年末近くのアルバイトが
ぼちぼちと増え始め、忙しいアムロはそれとなくぼやいてみる。
「クリスマス・イベントって言ったってカジノじゃボーナスつぎ込んで負ける
下手糞から儲けを頂くチャンスだし、商売のお姉さんたちだってかき入れ時で
サービスが普段より数段いいんだよ。まぁ、その分サービス料は高いがな。私は
子供時代から追われる身の上で楽しいクリスマスの思い出なんてあまりないんだよ。
隠居の身の上となった今、少々はじけてみたっていいじゃないか」
そう言いながら脱いだトレンチコートにブラシをかけながら答える。
「それだったら俺だって同じだよ。シンから楽しいクリスマスの思い出なんて
ありゃしない。俺もたまには貴様みたいにはじけてみたいもんだな」
本心とも皮肉ともとれない口調でアムロがボソッとつぶやく。
「本当に楽しい思い出、ないのか?例えばハイスクールの頃とか・・私よりは
セイシュンしてたんじゃないのか?」
今度はシャアの方が皮肉交じりに言う。
「ハイスクールの頃の思い出なんて・・・」
そう言いかけたアムロはルウム直前のクリスマスの事をふと思い出す。
スクールの帰りに「手作りケーキを持ってくから」というフラウ・ボウ。
始まりつつある戦争の情報に怯えながらも好奇心が捨てられず、ネットに
噛り付いて情報収集をしては引きこもる俺の元に手作りケーキを持ってきて
くれたフラウ、そして相変わらずネットに噛り付きっぱなしで無関心に手作り
ケーキを食べている俺をみて怒りながら泣いてたあの時のフラウ・・・。
155:ブルー・クリスマス 2
06/11/27 23:32:19
義理の息子でありながらも実の子供のように可愛がっていたカツを無くし、夫である
ハヤトまでも無くしてしまったフラウ・・・彼女は今も夫の面影を求めて
彼のルーツであるニホンにいるのだろうか?最後にあった時、お腹にいた子供は
幾つになったんだろう?
ちらと時計を見て、時間を確認したアムロは作業机の前のイスの背にひっかけ
てあったブルゾンを着込み、ジーンズのヒップポケットに財布をねじ込むと
「悪いがシャア、ちょっと出かけてくるから朝飯は自分で適当に食べてくれ。
貴様だってパンと目玉焼き位は焼けるだろう」
きょとんとしているシャアを尻目にアムロは部屋を出ていった。
「よぅ!久しぶりだな、フラウ」
時は12月24日。温暖化が進んだとはいえ北海道の冬はまだ厳しい。
クリスマスと年末の休暇で遠方の学校に通っている子供たちとのささや
かなクリスマス・パーティーの支度に忙しいフラウの元に紙袋を下げたカイ
が現れる。
「カイさん!お久しぶりです。今色々といそがしいでしょうに、わざわざ
こんな所まで・・・」
「ん、いや、アジア方面でも色々調査したいことがあってね。こういっちゃ
悪いけどついでというか、わざわざ来たわけじゃないから気にしないでくれ」
そう言いながら手に持っていた紙袋の中身をひとつづつフラウに渡す。
「これは俺から。ヨーロッパ方面に行ったときの土産もかねて。これが
子供達・・・といってももうレツもキッカもチビもいい年になったから随分悩ん
だけどね。で、これがフラウに」
わざわざすいませんと言うフラウを他所にもう1つの紙袋の中身をさぐり
ながら
「これはセイラさんから。これが子供たちとフラウに。そしてもう1つ、
なんか特別なプレゼントらしいんだけどフラウにって・・・」
「特別の?」
「ああ。なんかどっかから出てきたらしいんだけど・・・詳細は俺も詮索
しにくい雰囲気だったからよくは聞かなかったんだけどね。俺も気になる
から・・・もし迷惑でなかったら中、見せてくれよ」
フラウはその「特別なプレゼント」の封をあける。そこには小さなケースに
入ったハロをかたどったペンダントが入っていた。どうやら銀粘土細工らしく、
シルバーの専門店で売っているようなものと比べると少々不恰好で、目の部分は
小さな人工ルビーだろうか?赤く輝いている。
「へぇ、ハロのペンダント。こんなのどこでセイラさん見つけてきたんだろ?」
「・・・まさか、アムロが・・」
「いや、アムロは機体さえ見つかっちゃいない状態だからな。でも、あるいは
まだ生存してた時期に器用なヤツのことだから手慰みに作って、どっかのマーケット
にでも売りに出してたのか、誰かに贈ったものが偶然見つかって、それをセイラさんが
買い置きしておいたのかもな・・・まぁ、俺が思うにそれは御伽噺のように低い確率の
話だけどね」
156:ブルー・クリスマス 3
06/11/27 23:33:11
もうすっかり日の暮れた空から雪が舞い落ちる。それを見上げながら言いにくそうに
カイが聞く
「それよりフラウ。ずっと「ここ」に居続けるつもりなのかい?」
「え?」
「あ・・・、うん。ノアファミリーが宇宙(そら)での暮らしを望んでいることはもう
知ってるだろ?条件が整えばすぐにでも移住するだろう。俺も色々と依頼されてる調査
や自分自身で興味のあるリポートのネタの裏取りの関係で地球を離れることが多くなるか
もしれない。セイラさんも今後のことは分からないそうだ。もしコバヤシ一家が取り残され
るようなことになったら・・・やっていけそうなのかい?」
フラウは少し考えた後
「本当は彼のルーツであるニホンに居続けたいのが本心なんだけど・・・
レツはまだ具体的にどこに就職したいかは決まってないようだけどカツとハヤトのこと
があってか『軍には絶対入らない』って言ってるし、キッカはエレクトロニクス関係の
仕事に憧れてるみたい・・・一番下の子はまだ中学生だから、少なくともこの子の将来の
進路が決まるまでは・・・出来ることならニホンにいたいの」
「・・・そうか。離れても出来る限り力にはなるから・・・遠慮なく連絡して
くれよな。じゃあ、水入らずのホームパーティーの邪魔しちゃ悪いから」
そう言うとカイはうつむき加減にフラウたちの住む小さな家を後にした。
「この間までせっせと作ってたアレ。どっかのオネエサンへのプレゼントじゃ
なかったのか?」
「残念ながらね。ところでクリスマス前までは散々遊んでたのに、イブ当日は予定は
ないのか?」
「まあな。今日はどのコとデートしても角が立つ。そういうもんだよ」
「ああ、そうかい!俺は今から出かけるからたまには貴様が留守番してろ」
「ほぅ、イブにお出かけとは・・・君も捨てたもんじゃないな」
「残念ながら商店街のイルミネーションの管理だよ、じゃあ」
(江)
157:通常の名無しさんの3倍
06/11/28 00:58:58
エエ話や。・゜・(ノД`)・゜・。
158:通常の名無しさんの3倍
06/11/28 17:58:49
>>154-156
乙です。いい話だねえ。
そうか、もうクリスマス間近なんだ・・・
隠居スレ始まったのがゴールデンウィークなんだよな、
早いなあ・・・
159:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 23:42:14
保守
160:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 23:07:40 r4dUQ+qO
hosyu-age
161:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 12:40:26
遅まきながらGJ
162:名無しさん@お腹いっぱい。
06/12/03 12:56:32
gggggggggggggggggggggjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjj
163:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 00:02:47
しかしなんだな。
やっぱり「無駄な雑談イラネ」ってのは良くないっぽいかもな。
164:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 08:37:03
そうか?過剰な馴れ合いはキモイだけだがな
165:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 11:30:57
「何故こんなものに金を注ぎ込む!これでは生活費を圧迫して年賀の品々が買えなくなる!おせちの無い正月が来るぞ!」
「博打にのめり込む人々は自分達の事しか考えていない。だから私も…」
「暮れと正月にひもじい思いを強要するなど!」
「この私、シャア・アズナブルが一山当てようと言うのだ!アムロ!」
「無茶だよそれは!」
「しかし、年末ジャンボは既に購入済みだ!」
「くっ!」
「私の勝ちだ!アムロ」
「…宝くじの事。知らないんだな」
「何?」
「高額当選した人は銀行で身分証の提示が必要になる。でも、俺達みたいなお尋ね者は策をこうじなくては受けとれないから面倒臭くなる。だったら!」
「私は…高額当選など考えてはいない!」
………
「また一手先が見えてなかっただけだろうがぁぁぁ!」
「グハッ!」
「どうする気だ!」
「二手、三手先は見えていたんだが…」
「ごまかすな!」
おわり
166:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 12:39:32
>>165
シャアお得意の偽IDでおk(w
しかし大佐は博才はあってもクジ運はなさそうだな
167:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 22:07:25
>>164
いやあ、雑談と一緒にネタ投下もなくなるからさぁ
そこがね
168:165
06/12/05 00:21:43
教えてくれ>>167…
俺は後何回…
微妙なスレの雰囲気を変える為に自分で駄文だと思いつつ小ネタを投下すればいい?
いったい何回…
蒸し返される度に小ネタを作らねばならないんだ…
ZEROは何も教えてはくれない…
教えてくれ!>>167!
169:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 00:40:27
余計な事書かずに放置が一番
170:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 13:00:25
別に雑談するのは構わんと思うが
考察スレでもあるんだろ?ここ。当初は
171:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 13:30:52
当初の住人の間では考察やら雑談やらでネタ
を広げていくのがガノタ的に面白かったが
今の住人の間ではSSスレになっているらしい。
そう変えたいと思っているのは極一部の住人だとも思うがどうだろう
そういう本気SSが読みたい人はサイトを探せばいいと思うけど。
このまま放置しとけばそのうち元にもどるか
新しい住人が新たな方法で盛り上げてくれるかもしれないよ
>>168
ごめ、宝くじネタ大いに楽しめた
こういうの好きだ。GJ
172:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 15:16:21
>>137氏の意思をついで
137氏が考えていた程イカスサイトじゃないと思うが
URLリンク(f3.aaa.livedoor.jp)
とりあえず過去ログ庫として使ってくれたら嬉しい
173:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 16:06:59
SSやりたいなら南極に投稿するかサイト立ち上げてやりゃいいじゃん。
174:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 18:33:41
>>172
乙
青畳か・・・奥が深いな
175:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 23:37:58
>>171
確か初代スレが立った時はマターリ考察ってことで始まって、初代スレ98氏のSS
投下で話題の幅が広がって2畳半からは「なんでもこい!」ってことになった
んだよな。そう考えるとそもそも話題作りの為に投下されたSSも邪険に出来ん
しマターリ雑談議論もないがしろにはできんと思うんだが。
要は特定の住人ばかりが変に馴れ合わず、誰でも入りやすいように間口をひろげ
つつSSやら議論やらは流れにまかせて投下すりゃいいだけでないの?
「あれは駄目、これはウザイ」ばかり言ってたらスレ成り立たなくなるぞ。
SS嫌いならスルーして議論や雑談ネタ振ればいいだけだし。
まぁ、特定の住人ばかりが馴れ合ってた時期ってのは冷静に考えると少々
排他的であったとなか?と同意できる所もあるから要はバランスのとり方
だろうね。長文すまん
176:171
06/12/06 00:31:48
>>175
俺も同意見だよ
SSとかネタとか雑談とか全部ひっくるめてのこのスレ
だとも思ってる
ただ最近の流れでいったら、ss投下だけして雑談
するなといってる香具師がいたから吃驚しただけだよ
馴れ合いの問題はあれだよな。
結局固定メンバーしかネタふりしてくれないじゃん?
このスレ
だから自然とそうなってしまうのも仕方ないと思う
対決スレとか人が集まるスレじゃないしなそもそも
俺も長文すまん
177:通常の名無しさんの3倍
06/12/06 22:57:11
>>172
乙
まあ気張らんとまったりいこうや
178:通常の名無しさんの3倍
06/12/09 19:55:05
CCA後の公式では存在しない(行方不明 or 死亡)ふたりを想像しようとすれば、必然的にssになるんじゃないか?
179:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 00:08:01
>>178
妄想すればSS,その後あの2人ならどうするんだろうということを理詰めで
考えれば議論でないかな?
どっちも俺は好きなんだけど、どちらに傾いても排他的に感じる人が不満爆発
させてる最近の流れじゃぶっちゃけ議論もSSもやりにくいよなぁ・・・
180:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 02:10:22
>>179
そうか、SSは妄想か。納得したよ。
初期の頃の、議論と妄想との絡みが最高だったと思う。
181:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 02:32:40
漂流スレのロリコンになってる総帥が好きじゃないので
こっちに頑張っていただきたい
アムロはともかくシャアは顔が売れすぎてるので
最低でも髪の色変えるとかしないとつらいよね
182:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 03:39:16
>>181
隠居スレのホモになってるアムロとシャアが好きじゃないので
こっちに頑張っていただきたい
なんて他スレに書き込まれてたらどう思うか考えてみるのも一興。
183:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 07:04:29
いいかげん粘着しつこい
このスレが良スレだからひがんで荒らしてるの?
184:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 09:06:12
>>179は>>180と同じこと言いたかったと思われる
俺はここのスレはウホスレだとかアムロとシャアがホモになってるとか
思ったことないよ。
ネタは家族ネタだったしな。
ホモとか文句言ってるヤシとか>>138のほうが萎える
腐女子っぽい
185:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 09:19:51
スレ名は明かさないが、他のスレの方が俺にはつらい
186:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 10:57:47
ぶっちゃけ絵馬うざい
187:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 16:13:33
ここの真面目なSSと闇鍋ギャグネタのギャップがいいと思ってたんだけどな
家族ネタ俺は好きだったぞ
このスレでギュネイのキャラが好きになったしな
188:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 23:42:40
はいはい、荒らしは通常の三倍放置ね。
この時代、個人用の宇宙船ってものは存在するのかね?
1stのカムランさんもレンタルみたいだったし、
よっぽどの金持ちじゃないとマイシップなんて持てないんだろうな。
189:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 23:59:49
とんでもない金持ちなら持ってるんじゃ?
190:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 00:59:10
デギン・ザ・グレートはマイシップに入るんかな?
191:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 03:11:04
>190
あれはジオン軍のだろw
アメリカの空母の名前がエイブラハム・リンカーンとかそういう感じ。
ミライさんはスペース・シップの免許を持ってるらしいけど
それは自分ちのなのかなあ?
192:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 12:10:10
趣味に走る奴多そうだな<マイシップ
1/10ホワイトベースとか
193:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 16:32:21
>>191
ミライさんの実家はヤシマ重工だからスペース・シップくらい保有してただろう
>>192
民間保有の船については規制がうるさそうな気がする
194:190
06/12/11 18:01:26
今更自分の素ボケに気付いた挙げ句ツッ込み無しなんて羞恥プレイにも程がある…!
× デギン・ザ・グレート
○ グレート・デギン
時々ごっちゃになるんだよ…
あんな魔合体超親父殿がマイシップなんて想像しただけでもウェー
195:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 21:11:43
>>193
ミライさんクルーザーのライセンス持ちだから当然持ってるでしょうなぁ・・・
あの時代のクルーザーライセンスがどの程度の大きさかはわかんないけど・・・
スタークルーザーのブライアンが乗ってるぐらいの大きさだと想像するけど・・・(ふるいw)
もしや巡洋艦クラスの!?だったら笑うw
196:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 23:37:42
宇宙は推進に使ったヘリウムでいっぱいだから、涙滴型の宇宙船の方が抵抗が少ないんだ!
とかいってコメット号や星詠み号みたいなヌルンとした船が流行ってると妄想。
197:通常の名無しさんの3倍
06/12/13 10:46:35
アムロ「シャア、新聞読んでる場合じゃないだろう!?」
シャア「ん?ああ、これはいかんなぁ・・・まずいことになるぞ。」
ふたりは端末を取り出して・・・
アムロ&シャア「保守、と。」
198:通常の名無しさんの3倍
06/12/13 18:18:39
おもろいw
199:通常の名無しさんの3倍
06/12/14 12:17:08
いやあ、マイシップてのは辛そうですな。
シャアとアムロのコンビでスペースオペラができるかなと振ってみたんだけどね。
キャプテン・コメットとルテナン・ディアブロが
宇宙を股にかけての大活劇!
なんてな。
200:通常の名無しさんの3倍
06/12/14 16:48:50
二百式(▼∀▼)ノシ
201:通常の名無しさんの3倍
06/12/14 18:42:28
>>200
アムロ「情けない…。シャアにやられるのを見ているだけだった」
202:通常の名無しさんの3倍
06/12/14 22:26:18
なんか可愛いな大佐w
203:通常の名無しさんの3倍
06/12/15 19:07:05
>>199
204:通常の名無しさんの3倍
06/12/15 19:14:48
>>199
コロニー間の輸送業はどうだろう
個人でするならマイシップも持てるだろうし、宇宙海賊対策に武装も出来そうな気がする
マイシップ購入時の借金返済の為にかなり危ない橋を渡りそうなふたり・・・
205:通常の名無しさんの3倍
06/12/15 21:24:02
ああ、それもアリだな。
コロニー間の貿易が儲かるかどうかだな。
となるとやっぱり密輸?
206:通常の名無しさんの3倍
06/12/16 00:03:16
>>205
もうかりまくりでしょうなあ。
島が点在しているみたいなもんでしょうから。
どっちかっていうと資源小惑星→コロニー間のが儲かりそうではあるけれど。
207:牛日記
06/12/16 20:20:05
最近、アムロとシャアは何処からか入手してきた小型船で闇の運び屋をやっているらしい
俺とクェスは二人で留守番…
とはならずハセウェイやらレズンやらが訪ねて来たり、クェスが二人に着いて行ったりするので二人きりになった事はない。ケッ!
ある時クェスは既に出発した船に生身で飛び移って、大佐から「ノーマルスーツを着て下さい >_< 」と言われたそうだ。大佐は泣いてたとか…因果だな
結構儲かってるらしく、この間外食に連れていってもらったが、そのレストランで俺がステーキを頼んだら三人共「えっ?」と一言。信じられないって顔だった
皆は蟹とか松茸とかで、俺が一番安いのに…ステーキの何がいけないんだ!?
208:通常の名無しさんの3倍
06/12/16 20:41:36
そりゃ、共ぐ(ry
209:通常の名無しさんの3倍
06/12/16 23:24:48
>>207
和食好きのアムロと総帥がなんだか笑えたw
でもこのスレ的にはそれがマッチか
久々のSS投下乙
210:通常の名無しさんの3倍
06/12/17 00:24:13
GJ!テンポよいな!
なんかほのぼのしたw
ギュネイの役どころにバロスw
211:通常の名無しさんの3倍
06/12/19 11:57:34
URLリンク(www.nttdocomo.co.jp)
まさにバカ兄弟
212:通常の名無しさんの3倍
06/12/19 23:20:58
がんばって投稿してるSS作者は別として、今の状況が100中盤あたりまでに散々文句
いってた奴らの望んだ流れなのか?特定の住人以外は傍観してるだけで面白いネタも
意見も全く投稿しないし。ちなみに俺は2畳半のスレタイ投稿した香具師なんだけど、
スレ変わってからは、しょうもない小ネタすらも爆撃するタイミングがねーよ
213:通常の名無しさんの3倍
06/12/20 00:51:15
いや上にどんな事が書いてあっても「流れ切って投下」と入れればみんなおkしてくれると思う
おいらは嵐以外ならなんでも何時でも歓迎する、気にせずマターリしようぜ
214:通常の名無しさんの3倍
06/12/20 12:52:05
雑談、もし・・・だったら系
ウホッネタ、長編
シャアとアムロの話なら何でも大歓迎だ。
嵐(多くは自覚がないけれど)だけはかんべんな。
215:通常の名無しさんの3倍
06/12/22 00:27:29
シャア「アムロ、またそんなおもちゃで小銭を稼いでいるのか?」
アムロ「おもちゃ・・?ん、まあそんなとこかな」
シャア「1/40νハイパーバズーカはアナハイム・バンダイがライセンスを持っているし、それを売り出すと睨まれるぞ?」
アムロ「やっぱりこの色はまずかったか・・・?」
シャア「まずいだろう。常識的に考えて・・・我々は逃亡者ということを忘れてもらっては困るな。」
アムロ「そうか・・・やっぱジオンカラーのジャイアントバズにしておけばよかったか・・・」
シャア「それもだめだぞ。ジオニック・MIPマッドのライセンス商品のはずだ。しかしこいつは意外と重いな・・・・まさか!?」
アムロ「あぁ、使い捨てだが実弾を撃てるぞ」
シャア「こんなものをどうするつもりだ?携行対MSロケットか?」
アムロ「単なる趣味さ」
シャア「・・・しかし、良く出来ているな。安価な材質を使っている割にはしっかりしているな。やるなアムロ」
アムロ「そうは言うがな、シャア。旧世紀にはこれよりも安価ではるかに耐久性の高いRPG-7という対戦車ロケットが存在したんだ。しかもそれで戦闘ヘリを打ち落としただとか、攻撃機や戦車まで仕留めたとかの逸話が残っているほどだ。さらに・・・」
シャア「わかった、もういい。わたしはバズーカなぞ興味はないが・・・アムロのバズーカ好きにも困ったものだ・・・」
言葉をさえぎられたアムロは不満そうな顔でバズーカをまたいじりだした。
シャアは呆れ顔でリビングに行きソファに腰掛けると目の前のテーブルに見慣れないディスクが置いてある。
シャア「旧世紀の光ディスクか・・・。メタル・ギア?子供用のゲームか。」
取扱説明書を眺めていくうちに次第に眠気に襲われるシャア。・・・どこからか声が聞こえる。
・・・ザザ・・ちら・・ザザ・・こちら・・・。大佐・・・・
216:通常の名無しさんの3倍
06/12/22 16:18:43
スネェェェェエェェェク!!!
217:通常の名無しさんの3倍
06/12/22 17:23:45
○○フォックス
218:通常の名無しさんの3倍
06/12/22 23:17:27
「こちらアムロ…。大佐、聞こえるか?」
「良好だ、アムロ。状況はどうだ?」
「そうか…。予定通り、エレベーターを使ってエアロックへ出るしかないか。くれぐれも見つからんようにな。なにかあれば無線連絡をくれ。周波数は140.85だ。こちらから連絡がある場合はコールする。耳小骨を直接振動させるものだ。敵には聞こえない。」
「わかった。ミッションに入る。」
・・・・・
「こちらアムロ。コロニー内の宇宙港前に到着した。」
「予定通りだな。ブランクがあるとは思えん。」
「VR訓練のおかげだ。潜水艦内の予習が役に立った。」
「アカハナ・スーツはどうだ?」
「隠密効果は高いな。だがこれでは道化だよ。」
「我慢しろ。そのスーツはジャブロー進入時に役に立った由緒あるものだ。」
「わかってる。感謝してるさ。おかげで無事進入できたからな。ところで陽動作戦の方はどうなった?」
「既にクラップが二隻、ルナ2からそちらに向かっている。今頃はネオジオンに捕捉されているはずだ。」
「ジェガン?大佐…、連邦のMSがなぜここにある?」
「わからん…。だが、奴等が陽動作戦に引っかかったのは確かなようだ。今のうちに潜入してくれ。」
- 完 -
219:通常の名無しさんの3倍
06/12/23 10:26:04
大佐!裏切ったな大佐!大佐ぁーーー!!!
220:通常の名無しさんの3倍
06/12/23 15:02:14
ヲイヲイ、シャアの夢なのに潜入するのはアムロなのかよw
221:通常の名無しさんの3倍
06/12/23 16:10:44
それはそれでシャアの夢らしいと言えなくもないw
222:通常の名無しさんの3倍
06/12/23 17:46:14
キャンベル役はやはり大佐の称号を持つものでないといけないんじゃね?ww
223:通常の名無しさんの3倍
06/12/23 20:51:44
佐官なら誰でもいいのさ
224:通常の名無しさんの3倍
06/12/23 22:25:29
つまんねぇ。
いつからここはMGSリレー場になったんだよ?
225:通常の名無しさんの3倍
06/12/24 12:01:03
アムロ「シャア、今起きたのか?」
シャア「…ああ、どうも朝は弱いみたいだ」
アムロ「今日はクリスマス・イヴみたいだな」
シャア「そうだな」
アムロ「去年はハマーンがミネバを連れてきて大変だったよな~」
シャア「…今年も来るのだろうか…?」
アムロ「…」
シャア「…やはりコタツにはミカンだな」
アムロ「そうそう、コタツにはミカンだよ」
シャア「今年ももう終りか……Σアムロ!」
アムロ「ごほっ、ごほっ、何だよいきなり、むせるじゃないか」
シャア「ハマーンから…」
アムロ「シャア…今年もなのか…」
シャア「わからん、だがこのまま放っておく訳にもいかんだろ」
シャア「ハマーンか?」
ハマーン「シャアか?今年もミネバ様がそちらに行きたいと申しておられる」
シャア「あ、ああ…ちょっと待ってくれ(アムロ、私はどうすればいい!?)」
アムロ「(なんとか誤魔化せないのか?)」
シャア「(それが出来ればとっくにやっている!)」
ハマーン「シャア、何か騒がしいな…誰かいるのか?」
なんか書いてみたけど、難しいな
226:通常の名無しさんの3倍
06/12/24 14:27:56
去年がどういう状態だったかわからんけど続き
シャア「ゆ、友人が遊びにきているんだ・・・」
アムロ「お久しぶりです」
ハマーン「テム・レイさんだったか。相変わらずアムロ・レイに似ているな」
アムロ「従兄弟ですからね。ケーキとチキン持ってきてくれたんですか。ありがとうございます」
シャア「ミ、ミネバ様、クリスマスプレゼントをどうぞ」
ミネバ「あっ!『ラブベリ』DSセットだ!欲しかったんだ!シャアの心遣いにはいつもありがたく思う」
ハマーン「どうせ今年も一人で過ごすのだろ」
シャア「・・・祝う理由がないものでね」
4人でほのぼのとケーキとチキンとシャンメリー(ミネバのため)食べる
アムロ「・・・さてと。俺はちょっと会う人がいるので出かけてきます。ごゆっくり」
ミネバ「恋人に会うのか?」
アムロ「ええ。セイラさんというんですけど」
シャア「ちょ・・・聞いておらんぞ私はそんなこと!」
ハマーン「楽しかった。セイラさんという方によろしく」
シャア「ゆ、許さんぞ、貴様にアルテイ・・・」
アムロ「メリー・クリスマス!」
ノア家にて
ハサウェイ「わーっ!アムロさんからのプレゼントはWiiだ!ボクシングやろー」
チェーミン「わたしもー」
アムロ「さすがにPS3は高いからね」
ブライト「楽しそうだな、アムロ」
アムロ「まあ、あいつも一日くらいクルシミマスな日があってもいいだろ」
227:通常の名無しさんの3倍
06/12/24 15:31:11
アムロどうせならミネバ様もノア家に連れてったれ
チェーミンたんはミネバ様の遊び友達にもいいぞ
それにその方がハマーンも(シャアも)喜ぶだろー・・・
228:通常の名無しさんの3倍
06/12/24 15:58:44
シャアは喜ばないだろー・・・wwwwww
229:通常の名無しさんの3倍
06/12/24 21:15:15
ハマーンと2人きり…究極の嫌がらせだなw
230:通常の名無しさんの3倍
06/12/24 23:14:50
>>227
続き書いてくれてありがとう、俺が考えていたのより遥かに良いですw
231:通常の名無しさんの3倍
06/12/28 22:00:53
保守
232:通常の名無しさんの3倍
06/12/31 00:39:09 xD/wOFE+
保守age
233:通常の名無しさんの3倍
06/12/31 11:00:50
まだ構想だけで何にも書きはじめていないんだけど
CCAでアクシズが離れていくことが確実になって
映像が終わった直後の戦場の様子とか
ここに妄想垂れ流しても良いもの?
それともチラシの裏にしておくのが無難?