シャアのスウィートウォーター日記at X3
シャアのスウィートウォーター日記 - 暇つぶし2ch6:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 01:59:10
 朝鮮はむかし毎年毎年3000人の美女を宗主国に献上してきた事実がある。
結果、女性不足となり性の対象として家族姉妹にまで手を出す男が大勢いた。
しばらくして、劣性遺伝子が表面化し、現在においてもなお日本人の2倍以上の奇形児が
生まれてしまうという悲惨な結果をもたらした。
当時、性欲の処理に困った配偶者のいない朝鮮男は、大量の美女を宗主国にとられ、
残りの 醜い女、奇形、白痴まで強姦し妊娠させてしまう。
これを属国であるが故の悲劇としてだけでは語れない部分がある。何故なら、
現在においても、韓国における強姦の発生率は突出して高いのである。
単純に過去の問題としてのみ捉えることはできないのである。
また、韓国朝鮮人の倫理感の欠如は、奇形を多く発生させてしまうという事実、
つまり遺伝的要素を無視して理解する事は決してできないのである。

 朝鮮人は遺伝子レベルで劣等種である。これは遺伝学的には事実だが
研究者の間では表だって言うことはタブーになっている。


7:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 02:18:39
白飯が無かったので、辛子明太子のみを二腹食した。
途中からちょっと辛くなった。

8:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 02:22:08 5zQZTNQa
宇宙世紀0088、3月某日、地球の天気=おおむねはれも花粉多し

ふとア・バオア・クーでキシリアの息の根を止めた時を思い出した。
唾棄すべき仇敵をすべて葬り去り、これで自分の使命も終わったと
なかば死を覚悟したものだった。

われながら、よくもあんな状況下を二度も生き延びたと感心している。

敗走するネオ・ジオン艦艇に拾われ、今日で十日目。
追撃する連邦艦隊の姿はなく、惨敗に沈みきっていた艦内の雰囲気が
徐々に和んできている。艦内の通路やモビルスーツデッキで挨拶を交わす
クルーたちの顔にも、笑顔が見えはじめてきた。

不憫でならない。

かれらを救ってやりたい。このまま、反逆者の烙印を押されたまま、かれらを
宇宙の流浪民としてはならない、決して。

連邦を、地球圏を牛耳る俗物どもよ。しばしの勝利に酔うがいい。
ジオンの志は私が貫く。貫いてみせよう。



9:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 02:54:02
宇宙世紀0088、3月某日、スィートウォーターの天気=快晴

キグナンの手引きで何とか、スィートウォーターに落ち着くことができた。
そのキグナンの情報によると、このコロニーにはナナイ・ミゲルという女がいるらしい。
なんでも、NT研究所所長をしており、このコロニーの政治家たちも良く知っているという。
この女を引き入れれば、道のりは確実に近くなるであろう。


10:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 04:04:08 5zQZTNQa
宇宙世紀0088、3月某日、スィートウォーターの天気=雨のちはれ

キグナンの手配でナナイ・ミゲルと面会する。
場所は港湾施設に隣接するホテルの一室。ホテルのオーナーは
ネオ・ジオン寄りの資産家だとか。

ナナイ・ミゲルは清楚なブルーのスーツに身を包み、整った顔立ちに
始終やわらかな表情を浮かべていた。そして、彼女には連れがあった。
黒い髪の少年。名をギュネイ・ガスという。強化人間の候補生の一人だということだ。

ギュネイは将来貴重な戦力となる。それは間違いないだろう。ナナイが持参した、
かれのパイロット訓練生としての評価は、驚異的と言ってもよいほどのものだ。

「ずっと、ずっと少佐に憧れていました!」

疑うことを知らないかれの純粋な瞳が、心のどこかに鈍い痛みを残した。

そしてナナイ・ミゲル。良くも悪くも有能の一言に尽きる。女性ながら、
参謀としてこれ以上の人材は望めないのではないだろうか。


11:9
05/05/30 04:32:55 85SKtxNm
宇宙世紀0088、4月某日、スィートウォーターの天気=晴天

キグナンの手配でまたもナナイ・ミゲル、ギュネイ・ガスと面会する。
彼女は、どうやら私を気に入ってくれたようだ。
30分ほど話したのち、ギュネイを訓練所に返す。
ナナイ・ミゲルと話すと、ギュネイは今は安定しているものの、まだ不安定になるときが多いという。
抑えればいい人間のリストをもらう。

追記
アーガマがラビアンローズを出たようだ。
ブライトもよくやる。

12:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 05:02:18 5zQZTNQa
宇宙世紀0088、4月某日、スィートウォーターの天気=くもり

ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍の動静がチラホラと
耳に入る。かれら親ミネバ派(あるいは親ハマーンとでも呼ぶべきか)は、
実質的にわれわれとは袂を分かつ形になってしまったが…
作戦士官級の接触はどうやらあるらしく、強化人間やニュータイプ部隊
に関する情報が、不確定ながら入手できたようだ。

カミーユ・ビダンが廃人同然になってしまったということを、今日はじめて知った…
自分の力のなさに憤りを覚える。あれほどエゥーゴに貢献してきた若者が、
このような報いを受けるなど…!

あるいは、せめてアムロ・レイさえ宇宙に上がっていれば、最悪の事態は避けられた
のかもしれない。いまさらこんなことを言ったところで、失ったものは還っては
こないが。

キグナンとともに、新生ネオ・ジオン軍の中核を成す新造戦艦の設計思想に関する
初の打ち合わせに出かける。主だった出資者が数名と、アナハイム・エレクトロニクスの
役員・艦船開発局の技術者も出席するという。


13:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 05:15:00 5zQZTNQa
>9
シャアのスィートウォーター占拠は0092の12月みたいだよ…orz
あとスウィートウォーターが正解みたい…orz


14:9
05/05/30 05:16:25
宇宙世紀0088、4月某日、スィートウォーターの天気=曇り

キグナンへカミーユへの援助を頼む。
一週間後アナハイム、スィートウォーターの人間らと合同で会うことになった。
場所はスィートウォーター迎賓館。
ナナイ・ミゲルも出席予定。
ライルという、新しい戦艦の艦長候補としてつれてくるらしい。

RGM-86RジムIIIが近くロールアウトするらしい。
アナハイムにデータをもって来るように連絡しておかねば。

15:9
05/05/30 05:20:21
>>13
>>シャアのスィートウォーター占拠は0092の12月みたいだよ…orz
いちおう、根回し、面通しの段階って事で。

16:13
05/05/30 05:23:30
>15
ラジった!

17:8
05/05/30 05:37:43
宇宙世紀0088、4月某日、スウィートウォーターの天気=はれ

予定通り、スウィートウォーターのコロニー公社役員、出資者、
A.E.役員を迎賓館に招いてのパーティーを開いた。
今回の宴の華は、なんといってもナナイ・ミゲルであろう。
真っ赤なイヴニング・ドレスに包まれた彼女のたおやかな肢体は、
会場中の男性の視線を一身に集めていた。
堅物のライルですら、鼻の下を伸ばしていたほどだ。

おそらく、私がナナイに対して女を意識するようになったきっかけこそ、
この宴であったのだろう。彼女の、あのやわらかな表情の下に潜む
狡猾さに気づいてはいたが…所詮私も雄に過ぎないということか。




18:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 05:53:53
宇宙世紀0088、5月某日、スウィートウォーターの天気=晴天

先日のパーティで、ナナイを手に入れたが、それ以外にもアナハイムがMSZ-010ガンダムZZのデータを持ってきた。
近日AEUGへ納入の予定らしい。
カミーユ、エマ、カツがいない今、ファが操縦するしかないと思うが・・・

メールシュトロームの一件からから、アクシズ艦隊の動きが小さいのが気にかかる、あと各コロニーにアクシズの存在をアピールしているというが、ハマーンめ何を考えている。
まさか、平和裏に各コロニーを支配しようというのか?

今後の動静を見極めるため、一度アクシズに探りを入れなければ。

追記
ララァ・スンの夢を見た。

19:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:19:31
宇宙世紀0088、5月某日、スウィートウォーターの天気=はれ

新生ネオ・ジオン軍宇宙艦隊の象徴とも呼ぶべき旗艦の名称が
「グワンルーラ」に決定した。旧ジオン軍のグワジン級戦艦の流れを
汲む大型万能艦とする予定だが、どうなるかはまだ未定といったところだろう。

キグナンの計らいにより、ナナイと二人で半日だけの休暇を過ごすこととなる。
ダウンタウンを適当にブラつこうかと思っていたが、なんとナナイ手製の
ランチを持ってのピクニックとあいなった。ふだんカッチリとしたスーツ姿しか見せない
ナナイが、あまりにもありふれたワンピースを着てきたのには、正直驚いたものだ。

自然区画の、下草に覆われた水辺の丘に腰を下ろし、ランチをいただく。

「お味はどうですか、少佐?」
「うまいな…さすが私の副官だな」

水辺から涼しい風が吹き抜けて、ナナイのプラチナ・ブロンドを梳いていく。
ジオンの家系に生まれなければ、こういう生き方もあったのだろうか。

20:19
05/05/30 06:22:12
この時代って大佐だっけ…? 教えてエロい人!


21:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:38:33
ナナイとの絡みが多すぎるのがワロタ
シャアってたしか、あくまでもナナイの権力をつかうためだけに取り入ったはずだし。
だからCCAで、「言い子だ」って子供をあやすように言ってる描写がある。

22:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:45:14 5zQZTNQa
>21
妄想だから勘弁してちょ。おれナナイ好きなんだよ。
20の答え知りませんか?


23:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:49:16
>>22
クワトロ大尉のもか、シャア大佐のものか、それともタダのシャアか・・・
誰もわからんでしょ。軍も立ち上げてないし、エウーゴからは抜けてるし。

24:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:54:03 5zQZTNQa
すまんこ聞き方が悪かった。
一年戦争終了時点の階級がそのまま通ると思う
のだが、あんときって大佐だったっけ?

25:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:55:22
>>24
大佐だよ。
Zのときにみんなわざとらしく大佐といってるしな。

26:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 06:57:21 5zQZTNQa
25ありがとう! すっかり忘れてたよ…orz


27:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 07:10:32
宇宙世紀0088、5月某日、スウィートウォーターの天気=晴天

どうも、あの後ブライトが新たにNTと思われるパイロットを獲得したそうだ。
あのアクシズとも何とか、ぎりぎりの均衡を保っている。
最悪私がアクシズへ乗り込みハマーンを止めなければならなかったので、ブライトには感謝しておこう。
願わくばこのままハマーンを抑えてくれれば・・・
あまり、他人へ期待しても仕方の無いことだ、今は軍を整えるしかない。

しかし、先日ナナイ・ミゲルと付き合ったとき、少佐と呼ばれたが、私は大佐で今は無官だ、あのままでいいものか・・・

ララァの夢を見続けている。
私は、彼女のことは吹っ切ったはずなのに。

28:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 07:18:53
眠い…27すまんあとは任せたよ…

29:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 07:19:11
今日は特売日だな トイレットペーパーお一人様二つまで125円だから 朝から並ばないとな…

30:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 07:20:36
>>28
マジか、俺も寝そう・・・
他の人に任せるか・・・

31:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 07:50:11
あれから履き続けているパンツのゴムがダルダルだ もう八年か 長いな

32:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 12:27:38
天候=雨
今日の昼飯はすき焼き丼だったが、
醤油味が濃くて喉が渇いた。
先日の健康診断で血圧が高いと言われたし薄味にしなければならないのだが。

33:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 14:05:58 E9Qfe7Kh
今まで三回も改名している私
スウィートウォーターの占い師ホソーキに名前を見てもらった所 あなた私の考えた名前を変えないと地獄におちるわよ!と脅された
どうしたらいいんだか…

34:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 17:39:11
オシッコ・シャア

35:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 23:00:19
昨日ロンドベルのガサ入れが来た
パンツ一丁で屋根伝いにからくも逃げて ようやく難を逃れたが 愛用のサングラスを忘れてしまった…

36:通常の名無しさんの3倍
05/05/30 23:26:15
パンツ一丁で逃げたはいいが、私のパンツは八年ものなものでゴムがダルダルだ。
うっかりするとイチモツが見えてしまう代物だ。
気を付けねば!
これではうっかり買い物にも行けぬ。
仕方ない、ナナイに頼んで買ってきてもらうとするか…気が重い。

37:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 01:28:48 Abqek5qy
しかしナナイが買ってくるのは キャラクターもののブリーフばかりだ
困ったものだ

38:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 01:34:44
そこで今までの自分を振り返ってみたら、パンツとナナイのことしか考えていないことを気付いてしまった。



39:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 02:06:22
前から思ってたんだが ハマーンは老け顔だな そんなものだ

40:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 05:21:36
今日、ギュネイを連れてお気に入りのランジェリーパブに行った。
周りをランパブ嬢に囲まれたギュネイは顔を真っ赤にしてうつむいていて
そこで私は、ギュネイ君、君は童貞かね? 童貞なら一週間に何回ぐらいオナニーをしてるのかね? と、恥ずかしい質問を浴びせた。
ギュネイは、ますます顔を真っ赤にして恥じらい私の質問に返答に困っていた。
ガルマ、カミーユの時もそうだが、純朴な青年に大人のどぎついセックスを見せつけ戸惑うさまを肴に飲む酒は、本当に美味い。

41:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 05:32:29 pTKTBmJY
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=なし

月面都市フォン・ブラウン市へ出かける。連れはキグナンと
ナナイ。A.E.役員の計らいにより、連邦軍向けに生産されて
いる新型GMの製造ラインを見学できるという。

月に向かうランチの中で、私は酷い腹痛に襲われた。原因は
ハッキリしている。今日の予定のおかげで気が緩んだせいか、
昨夜遅くまでナナイと酒を酌み交わしたのだ。彼女の恐ろしさを
改めて思い知らされた。うわばみというかざるというか、もうほとんど
底の抜けたジョッキのような女であるのだ。

あまりの下腹の痛みについに耐え切れず、私はシートベルトを
外し、音をたてないように船室後部のトイレに向かった。
キグナンは昼寝、ナナイも静かに寝息をたてている。
ここで直撃させねばもうチャンスもなかろうと思った。

半ば液体の大便を心ゆくまで放出し、さてパンツをはこうとしたのだが、
その時になってはじめて私は気がついた。私は、朝からずっとガンダムの
プリントが施されたブリーフをはいていたのだ。 きっとナナイの仕業に違いない。
やるなあの女…





42:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 07:34:06 TcV+cIqV
こないだのガサ入れの模様が「密着ロンドベル24時」みたいなTV番組でやってた
私がパンツ一丁で逃げる姿が モザイクはかかっていたが おどおどしいナレーションとともに放送されていた
連邦の陰謀だと思うが やはりあれはあれで恥ずかしい


43:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 11:48:58
今日 ふと気になって今のカミーユの動向を探らせた
そして来週部下の報告を待つ

明日はまた 朝一から会議だ 軍団の仮編成 試作のMSのプラン 人材のスカウト…
今日の夜は ナナイの供もしなければいかん また今日も寝れそうにない…

44:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 12:09:27
今朝嫌な夢を見た。
夢の中でハマーンがあまりにしつこく迫ってくるので
「やめろ!ハマーン!あっ」
と叫んだら
隣のナナイにモロ聞かれていたらしい…
機嫌が悪いらしく、モーニングコーヒーは薄い上に塩味がするし、

トーストだってパンの耳だけし
か出なかった。
帰りに薔薇でも買ってご機嫌とり、
今夜は可愛がってやらねばならぬかと思ったが
夕方になったらもうどうでもよくなり
つい呼び込みに釣られて「キュベレイ女学院」に行ってしまった。
なかなか良かった。又行こう。

45:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 18:11:21 TcV+cIqV
伝え聞く所によると 私の百式が ジャンク屋の子供が乗ってるみたいだ


46:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 18:15:24
まぁそれはよしとしよう。
しかしだ、真っ黒い乳首を書いたり、ま◎こマークを書いたりへんないたずら書きをするのはやめてもらいたいものだ。








47:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 20:01:45
先週部下に頼んだカミーユの現在の動向報告が来た。現在は意識も回復し医者を目指しているらしい…。

しかし、不思議なことにカミーユの意識の回復はネオ・ジオン崩壊、ハマーンの死とほぼ同期なのらしい…。ニュータイプ同士でなにか共鳴でも起こったのだろうか…?しかしつくづくハマーンは恐ろしい女だった…。
ナナイといいレコアといい私は女性運にはあまり恵まれていないようだ。

48:通常の名無しさんの3倍
05/05/31 20:55:21
最近生え際が後退してきた気がする…

49:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 00:44:37 RSGoqlf+
ハマーンの部下が反乱を起こしたみたいだ
詳しい報告は明日くる

50:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 06:07:21 6dnpOPWk
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=気象など存在しない

昨日の反省から、昨夜はホテルにチェックインするや就寝。
目覚めると隣にナナイの姿はなく、寝乱れたシーツと残り香のみ。
まだ下腹部に違和感が残っていたため、これ幸いとトイレに駆け込み、
思う存分欲求を満たす。新聞も雑誌もないため、新造戦艦のプランに
ついてあれこれと思考を巡らせてみた。
「ン…やはり艦名はレウルーラとするか…」
無意識に言葉に出したとたん、それ以外はあり得ないような気がしてきた。
やはりトイレが一番落ち着くということか。

用を足してトイレから出たところで、きちんと身支度を整えたナナイと鉢合わせ。
「おはようございます、大佐」
朝のナナイはとくに美しい。気がつくと、彼女の腰を抱き寄せてくちびるを
奪っていた。かすかにコーヒーの香りがする。キリマンジャロか。

午前中からアナハイムのモビルスーツ工場見学へ。新型GMの製造ラインに
とくに見るべきものはなく、退屈な数時間を過ごす。担当者に「つまらない」と
ダダをこねたら、昼食後、エゥーゴ向けに開発中の試作モビルスーツを見せて
もらえることになった。いろいろと言ってみるものだな。

試作モビルスーツは、Z系列のなにかだろうと思ったものだが、果たしてそれは
ZZガンダムのプロトタイプであった。分離合体変形などと、えらく無骨な印象を
受けたものだが、キグナンが小躍りして喜び、写真を撮りまくっていたことのほうが
印象的だった。 
ハイメガ・カノンか…また大型のMAでも造るとしよう。



51:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 06:18:40
名前はあぽん・ジールがいいな

52:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 09:54:52
ナナイが生理が三日遅れていると言ってきた…。
少し様子を見守る事にしよう…。

53:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 18:20:07
ナナイに要らぬ不安を与えぬように平静を保つようにはしているが
もしも妊娠していたとして、本当に私の子なのだろうか…。

54:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 23:22:21 RSGoqlf+
ナナイが四日遅れて生理が来たみたいだ 我ながら聞いた後 小さくガッツポーズしてしまった ナナイには見えない所でだか

55:通常の名無しさんの3倍
05/06/01 23:34:08
そういえばハイストによるとシャアの軍事的拠点はスウィートウォーター建造のときに使っていた島一号型
コロニーらしい。あのリング状のコロニー。
建造拠点に利用した島一号コロニーは廃棄されたはずだが、それをシャアはひそかにパクって軍事拠点にし
ていたとのこと。レウルーラやムサカ級などはそこで建造したっぽい。
政治的な拠点はスウィートウォーターで正しいだろうが、このネタも取り入れて欲しい今日この頃。

56:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 00:13:02 rlXZDJG8
昨日 AE会長からの具体的な資金提供の話がきた
あのウォンさんは意図的に 交渉担当から外されたみたいだ

57:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 07:47:09 u6up9or1
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=しいて言うならばはれ

月面都市フォン・ブラウン滞在3日目である。
朝っぱらからキグナンが、昨日撮影したZZガンダム・プロトタイプの写真を自慢げ
に見せびらかしてきた。たしかによく撮れており、自慢するだけのことはある。
が、いったいなにに使うのかと問いただしたところ、「季刊モビルグラフィックス」
に投稿して小遣いを稼ぐつもりでした、などと白状したものだ。
粛清と称してグーで殴りつけ、ハマーンの艦隊へ電送するよう指示を出した。

引き続きアナハイムの工場見学。またGMⅢか…と気が重くなる。いかに新型とは
いえ、既存モビルスーツの製造ラインの見学では得るものが多いとはいえない。
どうしたものかとナナイに相談してみたところ、「赤い彗星」の直筆サインを
賄賂として担当者に渡してみては…などというトンデモな答えが返ってきた。
一瞬耳を疑ったものだが、まあ減るもんじゃなし…と言われたとおりにしてみると、
意外にも担当者は狂喜して、機密度がばつぐんに高い試作モビルスーツを
見せてくれたのである。やるな、ナナイ。つくづくやってみるものだな。

「絶対に内緒ですよっ!」と何度もしつこく念を押されて研究・開発ブースを出た
あと、私の頭の中は巨大MAの開発プランでいっぱいになっていた。
すでにレウルーラの建造計画など忘れている。全高50メートル、全高50メートルと
ひたすらブツブツつぶやいていたと、あとでナナイが教えてくれたものだ。
新生ネオ・ジオンを象徴する巨大モビルアーマーの名は…

あぽん・ジール…?





58:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 07:49:19 u6up9or1
>55
エロい人、情報ありがとん。
ハイストなんて小説が出てたのはじめて知ったよ…orz

59:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 09:48:10
というわけで この小さな破棄されていたコロニーは我々家になっている 連邦の役人どもが宇宙に関心を示さないおかげで。
工場等生産ラインとかは少し手を加えなきゃいけないが今もって現役だ。

しかし 1番の問題は ここ全体がカビ臭いことだ クシャミが止まらん。

60:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 11:22:54
またララァの夢を見て夢精してしまった。
こっそりベッドを抜け出してイカ臭いパンツを風呂場で洗っていたら
ナナイに見つかってしまった。
全く気配を感じなかった。
やるな、ナナイ。

61:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 15:31:27 5XqwGqVl
しかも当て付けで買ってきたパンツは 今度はスケスケ紐パンだ。 しかもバックプリントに 日本の漢字で→忍 て書いてある。どういう意味なんだろうか 気になる。

62:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 21:38:35 B4prhSrv
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=みぞれ

ナナイと些細なことで口論になる。
どうやら差し歯を洗面所に置きっぱなしにしておいたことが気に食わないらし。
でもナナイもあんな言い方しなくてもいいのに。



63:通常の名無しさんの3倍
05/06/02 22:17:40 B4prhSrv
n

64:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 00:39:24
>62
>差し歯
そうか、カミーユに修正されたときに・・・そうだったのか!!

65:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 06:01:56 RIl3PdTG
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=昼白色の天井照明

フォン・ブラウン市滞在最終日。
本日の日程は工場見学ではなく、A.E.役員との打ち合わせである。
私の頭の中は、依然として巨大MA「あぽん・ジール」のことでいっぱい
であり、じっさいのところ、打ち合わせはナナイとキグナンによって進め
られた。あとで聞いたところによると、連邦軍とエゥーゴによる兵器受注が
殺到しているため、アナハイムの戦艦建造ドックやモビルスーツ製造ライン
には、わが新生ネオ・ジオン軍を請け負うだけの余裕がないという話であった。
もっとも、技術研究・開発部門に関してはその限りではないということである。
どこかに兵器製造の本拠地を用意せねばなるまい。なんともままならぬものだな。

せっかく月に来たのですから、とナナイに誘われて街にでる。スウィートウォーター
のピクニック以来、二人きりで出かけるというのは初めてであると気がつく。
ショッピングモールをぶらぶらしていると、ジャンク屋の店先に置かれていた1/10
スケールのヒートホークが目にとまった。むろんレプリカだが、細かい部分まで
異常なほど丹念に造り込んであり、見ているうちに、アムロのガンダムと闘って
いた頃を思い出した。あの頃は私も若かったものだ。いかにカスタム機とはいえ、
ザクⅡでガンダムに挑むなどと…いま考えると正気の沙汰ではなかったな。
若さゆえのあやまちというやつか。

感慨にふけって足が鈍ったのか、ナナイがそっと腕を組んでくる。
乳房の感触とぬくもりが心地よい。アムロの生意気な面などどこかへ吹き飛んだ。
明日から、またスウィートウォーターでの日常が始まる。


66:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 15:19:47 5g4zjVjm
ハマーンがコロニーを地球に落とすとの情報が入った
その時 私は無意識のうちに なぜアクシズを使わん!とつぶやいてた
はっ!?と我に返り これもいいアイディアかもしれないと すぐに部下に指示し検討をすることにした

67:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 18:13:08
ハマーンも素直になればいい女なのだが…
だが「だまれっ俗物!」などと罵倒されながらハマーンとたわむれるところを想像すると
股間が熱くなるのを感じるのだ。なぜだ?

68:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 19:28:55
私は無意識に女という性に母性を求めているのだろうか…
サハリン家のギニアスとかいう技術畑の将校のことをふと思い出した。
確か奴にも妹がいたな…
アルテイシアよ、人類の地球への業はやはり私が背負うべきなのだろうか…


69:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 20:19:47 mtvFSRAq
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=強い嵐

最近ナナイが口うるさいので、気晴らしにホビーハイザックで連邦の戦艦に
冗談で威嚇発砲したら、2時間あまりジェガン20機に追い回された。
一瞬ララァの所に本当に行くと思った。結構やばかった。



70:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 20:27:05
>>69
大佐、UC88年はまだジェガンは配備されておりません!

71:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 20:31:28 mtvFSRAq
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=強い嵐

そうなんですか?!
てっきりあると思ってました。ありがとうございます。
ジムⅡですか?

72:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 20:35:29 WrIBtZwX
「当たらなければ(ry」
だろ?大佐www

73:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 20:36:46
>>71
GMⅢもありかと

74:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 21:39:36
ふと思ったのだが、何故私は「赤い」彗星 なのだろうか。
確かに嫌いな色ではない。しかしなぜ「赤」なのか。青でも黄色でもドドメ色でもよかったはずだ。

そんな訳でナナイが買ってくるパンツやシャツは必ず赤だ。
柄モノでもベースは赤だ。
もう飽きた…


75:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 21:53:07 Q3YbV7Mx
あまりにヒマなので旧世紀のDVDを見た。古代のサムライがサンバを踊っている。
あまりにバカバカしいのですぐ見るのをやめたが....

金色も良いかもしれないな。ララァの服も金色と言えなくもないし。


76:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 21:56:57
シャアがサッカーやってると思ったら中田だった。

77:通常の名無しさんの3倍
05/06/03 23:50:58 mtvFSRAq
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=晴天

今日はスウィートウォーターのテレビ局、ジオンめんこいテレビの
生放送にゲスト出演をした。朝の5時からの出番だったのに
たくさんの激励のFAXが届いて、たぶん無理だと思うけど
やるだけやってみようと思いました。



78:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 00:14:09 XNs4DIZK

何気なくニュースを見ていたら ニューストップは今年の長者番付の話題だった
私は 一位の名前に驚いた
セイラ マス

アルテイシアだ!

ニュースによると我が組織の年間活動費を株だけで稼いでいる…
多分 資金の元手は私が一年戦争時に送った金塊じゃないかと思う
我が妹ながら 有能だな…

ちなみに 世間ではアルテイシアが買う株は マス株と言って 必ず値上がりするようだ

79:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 05:57:47 dxfFGdYq
今日は休み ナナイは所用で留守 部下からもらったエロ立体TVをこっそり鑑賞 けど好みじゃなかったが スッキリする所はスッキリさせた ビールをビン五本で酩酊 お腹下して 最悪な休日だった

80:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 06:59:09 W9Xqztv6
宇宙世紀0088、6月某日、スウィートウォーターの天気=うすぐもり

月からの帰り道、ランチの中が緊張に包まれた。われわれのいる航路上で
連邦軍の哨戒部隊が網を張っているという情報が、スウィートウォーターより
もたらされたためだ。平文通信を装った特殊な暗号のため、連邦に解読される
恐れはまずないものの、むやみやたらと航路を変更できないのが宇宙空間で
ある。わき道はゴミが多すぎて危険ということだ。
「大佐どの。ヘタに動くよりは、素直に検問を通ったほうがよろしいのでは…?」
ランチのキャプテンが、明らかに「面倒はごめんだ」といった顔で指示を仰ぐ。
例によってキグナンは昼寝。ときどき本気で殴りたくなる男だな。ナナイは
起きてはいたが、なにやら思案顔で黙りこんでいた。そうやって眉間にしわが
寄った顔もまた、美しい。

べつにわれわれの素性に怪しいところはない。われわれは全員、スウィート
ウォーターのコロニー公社社員という身分である。月に出張した帰りというわけ
だ。ではなにが問題かというと、公社社員が絶対に持っていないはずの持ち物、
すなわちキグナンが小遣い欲しさに撮影したプロトZZガンダムの写真である。
万が一、こんなものを連邦軍に見つかった日には、エゥーゴのスパイと
間違われて、ランチごとハイメガ粒子砲で撃沈されかねないというものだ。
「こまったものだな…」
昼寝中のキグナンの鼻と口をつまみ、私はつぶやいた。だんだんキグナンの顔が
赤くなる。苦しそうな表情になったところで手を離し、息を吸い込んだところでまた
つまむ。なんだかクセになるおもしろさだな。


81:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 07:00:15 W9Xqztv6
80のつづき

「おやめください、大佐」
ナナイが微笑しながら止めに入り、私はしぶしぶ手を引っ込めた。キグナンの
額はヘンな汗でテカテカしていたものだ。
「この近くに廃棄コロニーの集積スポットがあります。多少危険をともないますが、
そこに身を隠して連邦軍をやりすごしましょう」
ナナイが、よどみのない口調で言った。さすが私の副官だな。才色兼備とはまさに
彼女のための言葉であろう。キャプテンは難色を示したが、場合によってはランチ
が撃沈される可能性をほのめかしたところ、血相を変えてナナイの案を承諾した。

さて、デブリの吹き溜まりである。一年戦争で破壊されたコロニーの残骸が
ほとんどだが、連邦・ジオン・エゥーゴ・ティターンズ所属の沈艦やらMSの
スクラップやらも混じっていた。戦争が産んだ哀しき副産物というものだ。
キャプテンが細心の注意を払って操縦しているおかげで、ランチは亀のように
のろのろと進んでゆく。ふと舷窓に目をやると、巨大な皿に似たコロニー基部の
向こうに、ヘンなものが見えた。
「ナナイ、あの輪っかはなんだ?」
思わずナナイにたずねてしまった。それは薄汚い灰色をしたリング状の建造物で
あった。周囲のコロニーなどと比べても遜色ないほどのサイズである。ドーナツ…
いや、あのフォルムはイカリングだな…
「あれは島一号型と呼ばれている旧式のコロニーです。スウィートウォーター建設
のさい、ベースとして使われたという話を聞いたことがありますが…」
ナナイが教えてくれた。要するに、用済みになって捨てられたということか。

廃棄コロニーの陰に隠れて3時間あまり。なにをしたか知らんが、シャトルが2隻
ほど拿捕されたすえ、連邦軍の哨戒部隊はいずこかへと去っていった。これでは
まるでネズミ捕りの交通警邏隊だな。連邦軍もヒマなものだ。




82:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 10:51:14 DTJCYZoS
ひとしきりの緊張から開放された途端に私はもよおしてきた。
ここ数日、腹を下すことが多いが、前線から離れた魂はここまで衰弱するものか・・・。
いや、アコギな行為とランジェリーパブ通いといった鬱積とした日々。
シャアらしからぬ行為への怒りが腹を下すという形で具現化されたのではないか?

私はシャア・アズナブルである。
ナナイが赤いブリーフしか買ってこないというのは、原点を忘れないための配慮なのだろう。
・・・いい娘だ。

ちょうど人気のない廃棄コロニー、ノグソでの度胸試しも良い。
そのような思念にとらわれていたら、いっそう激しいもよおしが私を襲った。
「ナナイ、私は廃棄コロニーの調査に出ようかと思うが・・・どう思う?」
「お一人で?」
「あぁ・・・」
私は、多少頬を赤らめながら返答した。
「わかりました。」
私の微妙な表情の変化に彼女は無表情に答えた。

我慢できない私は、通常の三倍のスピードで廃棄コロニー内のノグソ・エリアを発見。
その刹那、常人の三倍の量のクソを放出した。
戦場では一瞬の心の迷いが命取りになるからだ。出す時に出す。
その時の感触は、戦場でアムロとやりあった時の躍動するあの感じに匹敵するものであった。

「大佐・・・あなたの肛○は完璧です。」
私の愉悦の瞬間をナナイのデジタルビデオは確実にキャッチしていた。
その証拠映像が、後々に私を苦しめることになるのは、この時点では知る由もなかった・・・。


83:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 12:57:47
思った以上に、連邦の再編が進んでいることが分かった月のアナハイム見学。私はふとミネバの事を思いだした。
おそらく、アクシズは敗れるだろう。そして唯一のザビ家の生き残りであるミネバはどうなるのだろうか?
私はかつて青春時代、復讐の対象であったザビ家の唯一の生き残りを心配している自分に気がついて、自分自身のあまりの身勝手さに苦笑した。


84:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 13:17:37
昨日ふと思った

我が父ジオン ダイクン

決してダイクン公国とは呼ばず ジオン公国なのか?
そんな私も 世間的にはシャアて呼び捨てだ 上官ですらアズナブル大佐と一度も呼ばれた事は確かない
馴れ馴れしいもほどかあると思い 気付いたらバーボン七杯飲んでいた
明日も下痢だな

85:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 18:53:19
まるで道化だなと書いてみる。

86:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 18:53:45
まるで道化だなと書いてみる。

87:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 18:54:27
まるで道化だなと書いてみる。

88:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 18:55:32
まるで道化だなと書いてみる。

89:マララー( ・∀・) ◆uAUwMARaRA
05/06/04 19:00:11
専用ブラウザ入れろよ

90:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 20:32:38 dxfFGdYq
日めくりカレンダーを一気に一ヶ月分くらい破ってしまった…

91:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 21:32:00
そういえばカミーユは元気だろうか…
ララァは母になってくれるかもしれない女性だった。

カミーユは弟になってくれたかもしれない男の子だったのに…

92:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 21:51:33
>>85-88
ほんとに道化だよw

重かったんだろうがワロス

93:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 23:01:03
宇宙性木0088 6月某日 スウィートウォーター
宇宙TVKのzakuzakuという番組のゲストに招かれた。
司会の増田ジゴローにナナイとの夜の生活について質問されてたので、
それほどでもないと答えたらナナイにグーで殴られた。



94:通常の名無しさんの3倍
05/06/04 23:49:33 R9qPWLoV
宇宙世紀0088、6月某日、フォン・ブラウンの天気=晴天なり

最近もビルスーツの設計に興味を持ち、一度図面に描いてみた。
結構強そうなモビルスーツが描けたので、ナナイに見せにいくとすっごく誉められた。
アムロやカミ-ユにも見せてやりたいぐらいだ。
とりあえず、明日アナハイムに持っていくことにしよう。みんなびっくるするぞ!!


95:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 00:00:55
ふと 連れて来た シンタとクムを思い出した
まだ アーガマにいると思うが 今思えばある意味無責任な事をしてしまったんだなと反省して 酎ハイを二本空けてしまった

96:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 01:35:17 VyhB+BcL
正直に今日は書く。















戦艦 五隻撃沈なんてありえなーい うそうそ

97:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 01:46:35
  , -v-、
 (_ノ.ヾ )☆.。.:*・゜
○σ_ σノ)
ヽ ̄^ ¥ ^ ̄ノ        
 7     ヽ ☆.。.:*・゜
  '~~~'    
   U U  
☆.。.:*・゜

98:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 02:02:02 1EfZLmDK
宇宙世紀0088、6月某日、スウィートウォーターの天気=はれ

ハマーン艦隊の地球侵攻作戦決行日が近いという情報を受け取る。
アクシズ育ちの彼らが、果たして重力下でどこまで戦えるものか…適切な
アドバイスができればよいと思う反面、いまの私は、実質的に彼らを見捨てて
いる。見捨てているどころか、彼らを踏み台にして次の時代をにらんでさえいる。
ハマーンとの確執ごときも乗り越えられんとは…われながら情けない。
あこぎなマネとは、こういうことをいうものか。

昨日デブリ・スポットで発見したイカリングが気になってしかたがない。キグナンに
頼んで詳細な資料を手に入れ、トイレで目を通してみる。鉱石の精錬施設に
始まり、合金の精錬設備、大規模な金属加工施設、宇宙戦艦の建造にも使えそう
な大型のドックなど、さすがコロニー建設のベースとして機能していた施設である。
核融合炉の燃料は抜かれていたものの、ちょっと手を加えれば十分に使い物に
なりそうだ。わが新生ネオ・ジオン軍の旗揚げには、大規模な兵器生産施設、
それも秘匿性の高いものが必要不可欠である。デブリ・スポットなど、コロニー
公社さえ抱き込んでしまえばブラックホールのようなものだ。兵器生産の秘密工場
としてはうってつけではないか。

善は急げとばかりに、手も洗わずナナイのところへ行く。ニタ研の難しそうな資料
とにらめっこをしていたナナイだったが、どうだろうかと私が問うと、まぶしいほどの
笑顔を見せてほめてくれた。
「すばらしいプランです、大佐。さっそく手配いたしましょう」
ナナイが言い、即座に受話器に手を伸ばした。私はニヤけ顔を見られないように
窓辺に立ち、一人悦に入った。ときどき自分の才能が怖くなる。やはり、人類を
正しい方向へと導く業は、この私、シャア・アズナブルが負わねばなるまい。
見ているがいい、地球連邦の俗物ども。やってみせるさ。



99:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 11:04:47 ofw6du5u
昨日部下が 新しいMSの開発を提案しにきた。プランを見てみると 新しいザクレロタイプだ。 あんな出来ぞこないを提案してくるとは 情けない。

100:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 11:14:54
100ゲトc

101:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 11:16:07
昼寝の後、プランはスケルトンだったので良くわからなかったのであるが、
立体モデルをCGでもう一度見た。感動した。

赤いボディに角がきちんと生えている。これを量産しなくてどうするというのだ。
工廠担当に直接電話しようとしたら、ナナイにグーで殴られた。

もう一眠りするとしよう。

102:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 12:45:04
宇宙世紀0088、12月某日、コロニー間移動用ランチ内

フォン・ブラウンにいるナナィから、ハマーン率いるネオジオンから一人の研究者がロンデニオンに亡命してきたとの報告を受けた。
何故かその男はナナイとの面会を求めているらしい。
ナナイ自身、一面識もないネオジオンの研究者の突然の面会希望に、ひどく動揺しているようだった。
スウィートウォーターのキグナンに、すぐにハマーンの所に送ってある諜報員にその男の情報を探らせるよう指示し、ナナイには男の身元が判明するまでは接触しないように伝えておいた。

まったく…
内部の人間が亡命とは、ハマーンは一体何をやっているのか?
一人でここまでよくやってきたとはいえ、この辺りが彼女の限界なのかも知れんな…


…しかし気になるのは、その男が何故ナナイとの面会を要求しているのかだ。
こんな事で、ナナイが連邦にいらぬ疑いをかけられるような事にならなければいいのだが。

103:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 14:24:02 Mdqvp2Ze
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーターの公園の公衆トイレのなか

私は今トイレの中で眉間にしわを寄せながら大便をしている。
近くにいるなら感じてみろアムロ!!



104:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 17:22:08 VyhB+BcL
最近気になる事がある。

そう 私が乗ってたザク。俗に言うシャア専用ザクだ。 赤い彗星の異名を得るきっかけになった我が愛機。
ガルマをはめたのは 良かったが そのかわりにあの愛機を失う事になった。

戦中 戦後いろいろ手を尽くしたが 見つからなかった…。
今 一度あの愛機に乗ってみたいものだ。

105:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 18:17:55
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーターにて。
以前より実行成し得なかった包茎手術を敢行。
生前キシリアも、大分気に掛けておられた。
ようやく私は大人の体を手に入れたぞ。
今夜はこの体で…ガルマ見ていてくれ。

106:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 18:33:13 eUUXPSve
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーターの天気=あめ

なんだか6月が異常に長かったワリに、あっという間に12月とは、私は
夢でも見ているのだろうか。イカリングのメイン核融合炉のオーバー
ホールも無事終了し、モビルスーツの製造ラインもある程度形になって
きている。やれやれこれで一息つけると肩の力を緩めたとたん、一通の
置手紙を残してナナイが私の前から姿を消した。文面はこうだ。

「大佐、このような形でお傍を離れる無礼をお許しください。できるだけ早く、
長くとも今年中には大佐のお傍に戻れるよう努力いたしますが、もし、
それが叶わぬときは、この手紙がわたしたちの今生の別れとなりましょう。
いつ、いかなる場所にあっても、ナナイ・ミゲルは大佐をお慕いしております」

…ワケがわからない。いったいナナイの身になにが起きたのか。それとも私が
なにかマズいことをしたというのか。

深酒ですぐに腹をくだすだらしなさに愛想を尽かしたのか。
ギュネイをチェリー呼ばわりしてバカにしたことが耳に入ったのか。
そもそもキュベレイ女学園に通ったのがマズかったかな…
ララァの夢を見たときに、なにかトンデモな寝言をほざいちゃったのかも…
仮性包茎の分際でフェラチオを強要したのはいくらなんでも…

なにやら胃が痛み出したので、考えるのを止めてキグナンを呼ぶ。
「お呼びでしょうか、大佐?」
ナナイが消えたことを告げると、キグナンはたいして驚きもしなかった。
「昨夜遅くに発ちましたよ。急用で実家に帰るとか…聞いてないんですか?」
なんだと、実家ってどこだ。
「知りませんよ。ナナイ大尉の経歴は大佐のほうがよくご存知でしょう?」
ニヤニヤしながらキグナンが肘鉄をかましてくる。つくづく本気で殴りたくなる
男だ。こぶしを固めてにらみつけると、危険を察知したキグナンは風のように
去っていった。

ああ…ナナイのいない生活など…パンツはどうすればよいのだ…



107:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 19:07:29
アムロに憧れて 頭からピキーン∑を出したくて 出したくてしかたなかった。
先日 テレビを何気なく見ていたら クレヨンなんたらていう旧世紀のアニメーションに目を奪われた。

アイスクリームを食べたら 頭にピキーンて来るてニュータイプみたいだ言っている。

これだ!!

早速やってみる事にしよう。
王様は裸だ!て言うのも子供だ。 時に子供は真理をつく。
夢が叶いそうだ。

108:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 21:08:56 Mdqvp2Ze
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーターの天気=空気漏れ

家の近くの駅前にキュベレイ女学園part2がオープンすることをかぎつけた私は、
早速ギュネイを連れて新装オープンの店にいつもの3倍の速さで歩いていた。
店に向かう途中「今夜わたしは、メガ・バズーカーランチャー!!」と、さんま風に
一人で叫んでいたら、警察に職務質問され、危うくしょっぴかれそうになった。
でも、ガンダムにライフルで狙われた時ほど、びびったことはないねっ!!




109:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 21:59:45
ナナイが去って早一週間、結局いなくなった訳は分からずじまいである。
あと思いつくのは私が通常の3倍の速さで逝ってしまうことで
ナナイを満足させてやれなかったからか?
若さゆえの過ち…とはもはや言えん歳だ。
今夜はギュネイも当直士官だし、
昔カミーユと地球に降りた時に買った3DAVでも見て自慰にふけるとしようか。

110:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 23:11:58 Mdqvp2Ze
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーターの天気=空気漏れまくり

昨日侵攻したキュベレイ女学園part2は、私の作戦ミスだった。
待合室で2時間も待たされたあげく、(ギュネイは指名しなかったから10分ぐらいで奥に入って行きやがった)
パネルで指名した顔とは全然違う子がでてきた。正直「えーい!この店の女の子は化け物か!」
「冗談ではない!!」と叫んでしまいそうだった。終わったあと名詞をもらったがすぐに捨ててやった。
ギュネイのやつは満足顔だったので、ムカついた私はニュータイプ研究所に連絡して、いつもよりハードに
強化しておくように命令しておいた。

111:通常の名無しさんの3倍
05/06/05 23:50:09
「昨日はドムを相手にてこずったそうですね」だと?

ギュネイごときに馬鹿にされて黙っているわけにはいかない。


112:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 00:30:36 OL5kKgeE
私はカレーライスは宇宙一うまいと思っている。 しかしスウィートウォーターにはカレーライス専門店がない…。そこで戦艦作るの止めてカレーライス屋をだそうかな?て冗談で言ったのに またナナイに拳で殴られた

113:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 00:43:43
ナナイたんは何時帰ってきたんだ?

114:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 01:00:30
シャア大佐生活感ありすぎw

115:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 01:16:26
捜し求めていた私の専用ザクが見つかった。
しかしながら残念なことに、オリジナルは上半身だけとのこと。
早速、ギュネイを回収に派遣した。地上だという。
隠密行動も強化に役立つだろう。

しばらくしてギュネイからどうにも的を得ない連絡があった。
いったい何が問題だというんだ。さっさと回収して来い。私の愛機だ。

HLVに載せられて回収されてきたそれを見て、私は声を失った。
・・・・・真っ赤なザクタンクがそこにはあった。
腕部分はどうやらアッガイとズゴッグのものになっているようだ。
ペイント弾らしい弾痕が大量についている。

ドズルの仕業だろう・・・。死してなお、このような形で意趣返しをされるとは。
ザビ家の恐ろしさに慄然とした。

試乗してみたが、通常の3倍の速度が出た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・壁に激突して入院する羽目になった。

116:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 02:00:46 JoBtzm2x
シャア大佐は私生活でも大変ですね

117:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 03:04:56
ナナイが帰ってきてくれた訳は生理も終わりイライラ感もなくなったて 私を許してくれたみたいだ。

それはさておき 私の仕事上 いろいろな情報がもたらされる。
それは軍事 政治 謀略等 連邦のトップシークレットを含むあらゆる情報が上がってくる。
もちろん アングラな情報もだ。

昨日私は 仕事も一段落し そんなアングラの情報誌をペラペラめくっていて 仰天した!
発禁されたエロ雑誌の巻末に 「伝説ララァスン専用ダッチワイフ発売!」て書いてあるじゃないか!
私は 気付いたら即座に注文していた。ああやばいナナイ見つかったら…

118:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 03:15:32
突然キグナンが地球に下りるといってきた。
なんでも探していた人物が見つかったという。
ギュネイがキグナンの通信を盗み聞きしたらしいが
なにやら、テム、人造人間以外、意味不明だったようだ。
キグナン・・・なにを考えているのだ。

ピキッ

痛みが思考を止めさせた。
またペニスが痛む。傷がふさがっていないようだ。
まだまだ本調子とはいかないらしい。
無理せず寝るか

以前は自分の身体の一部だった分厚い黒ずんだ皮をながめつつ・・・

119:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 03:36:08 v/Di2DEx
宇宙世紀0088、12月某日、地球の天気=北半球はおおむねはれ

依然としてナナイは家出状態だ。ニタ研の強化人間やその予備軍たちが、
鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに遊び呆けていると報告を受ける。普段ならば
激怒して直接乗り込むところだが、いまの私にそんな気力があるはずもなく…
キグナンに事態の収拾を命じるだけに止めてしまう。
「強化人間の扱いなどわかりませんよ!」
露骨に嫌そうな顔でキグナンが言う。いいから適当に薬でも注射しておけ。
「ほんとうに知りませんよっ!」
捨てゼリフを残してキグナンが去る。ああ、それでいい。私が行ったところで
きっと同じことだろうさ。

ナナイ…おまえが恋しい。おまえのぬくもり、体臭、気配を常に感じていたい。
大切なものは失ってはじめてわかるというが、まさにソレダ。愛…私がナナイを
愛しているということなのか。この私が…?
そう自覚しはじめたとたん、眉間のあたりになにか閃くものを感じた。モビルスーツ
に乗って戦っているときによくあるアレだ。ン…これは…この感じは…ナナイ…? 
ナナイなのかっ?

あたり一面雪に覆われた世界。灰色の空から重たげな雪が舞い落ちる。遠く
かすかに見えるあの建物は…あれはモスクワのクレムリンではないか…?
石畳がかすかに顔を覗かせる街路を、分厚いコートに身を包み、寄り添って
歩く二人連れ…その一方が、なにかに気づいたように振り返る。毛皮で
縁取られたフードの中に見えるあの顔は…ナナイではないか!



 






120:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 03:37:02 v/Di2DEx
119のつづき

目が合った。たしかにナナイと、ほんの一瞬だったが視線が絡み合ったのだ。
幻影はそこでふっつと消えてしまったが、その瞳の中にあったもの…あれは
哀しみなのだろうか…? しばらくはなにも考えられず、私はなかば放心状態で
宙空に視線を彷徨わせていた。突然、ノックもなしにドアがバタンと開いた。
「た、たいさぁ~っ!」
悲鳴のような声をあげて、キグナンが部屋に転がり込んでくる。なにごとか。
「き、強化人間どもが…」
見れば軍服はぼろぼろ、顔面中が腫れあがり、髪の毛もだいぶむしられている。
だいぶ男らしくなったな、キグナン。
「わたしじゃ手に負えません! モビルスーツでもなきゃムリですよ!」
ほう。そこまで手ごわいというのなら…私の出番というものだ。
「ま、まさか素手で行かれるつもりじゃないでしょうね?」
キグナンが慌てて止めに入るが、構うことなく私は部屋を出た。ナナイはモスクワ
にいるのだ。是が非でも連れ戻す、この私の手で。

ぎゃーぎゃーわめくニタ研のサルどもを蹴散らし、キグナン暴行事件首謀者の
ギュネイをふんづかまえた私は、大人しくなったサルどもの前で、ベソをかくギュネイ
のかわいい尻に容赦ない平手打ちを食らわせた。ふるえあがったサルどもに改めて
ネオ・ジオンへの忠誠を誓わせると、その足で地球行きのシャトルに乗り込む。
ナナイ、いまゆくぞ。

121:120
05/06/06 03:38:50
>117
ぎゃーナナイ帰ってきちゃったのか!
すまん…orz

122:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 03:46:12
キグナンの地球行きの訳がだいたいわかった。  
オフィスの奴の机の上に 近くにあるレンタルショップでキグナンが借りていた「水曜スペシャル ニューギニアに幻の人食い人種は存在した!!」が置いてあり デスクの上のメモ帳にはニューギニアにいるツアーコンダクターと連絡をとっていたような事が書いてあった。   
あいつめ帰ってきたらどんな罰を与えてやろうか と深酒しながら考えてたら 夜が明けてしまった…。

123:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 03:50:08
>>119-120 
ナナイが帰ってくる少し前の出来事という事で よくね?

124:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 04:00:02 v/Di2DEx
>123
いーのかな? まだ先があるんだが…

125:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 04:05:46
>>124
いいんじゃないかな? 小説でも話の流れの前後が代わるのはよくあることだし。

126:124
05/06/06 04:12:01
125ありがとん。つってもすぐには投下できんのだが…

127:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 04:17:38
FSS的でいいんじゃん

128:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 04:24:04 v/Di2DEx
>127
そういやそうだね。ありがとん。
がんばってもう一本落とすか…

129:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 05:06:16
前々から思っていたミネバの救出作戦を実行に移そうと思った。
さっそくキグナンに「準備は出来ているか?」と聞くとキグナンは忍者装束に赤い仮面を用意してきた。
仮面の忍者・赤影か…………?。私はキグナンに「冗談はよせ」と一言たしなめる。
するとキグナンは顔を真っ赤にして「冗談ではありません」とちょんまげ頭で必死に言い返してきた。
ミネバの救出作戦はまた今度の機会にしようと思った。

130:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 05:24:13
昔話だが ア バオア クーのジオングに乗った時に 「足なんて飾りです 偉い人にはそれがわからんのです」とか言ってた整備兵  見付けたら殴る蹴る撃つだな やはり足は必要だったと確信しているよ
だって80%の出来だもんね
色だって赤じゃないしさ

131:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 06:54:57
彼はアナハイムで今、赤い新型MSの調整に没頭しているのだが
それをシャアは知らない。
「足なんて飾りだよな・・・中見抜いて軽くしとけ。融合炉出力も抑えられていい感じ♪」

足を使うとパワーダウンが早くなるのだが、彼は黙っておくことにした。

132:128
05/06/06 07:01:29 v/Di2DEx
爆撃開始しまつ♪

133:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 07:02:28 v/Di2DEx
宇宙世紀0088、12月某日、モスクワの天気=ふゆしょうぐんというやつか

カラバによるティターンズ本拠地キリマンジャロ襲撃と、それに続く
ダカールの連邦議会制圧。あれ以来、およそ1年ぶりの地球である。

モスクワ郊外の宇宙港に降り立った私は、エントランス前のロータリーで早くも
途方に暮れていた。さむい。あまりにもさむすぎる。この常軌を逸した気温は
いったいなんなのだ。
周囲を行き交う人々は、みな毛皮や厚手のコートに身を包んでいる。
かぶっている帽子もあたたかそうだ。それに比べ、私の格好はごくフツーの
冬用スーツ。首から上にいたっては丸裸である。
5分ともたず宇宙港の中に引き返す。暖房の効いたロビーのソファに腰を下ろし、
頭を抱えて今後について考えてみるが、冷静になればなるほど、自分の行動が
空恐ろしいものに思えてきたものだ。

とりあえず着るものは買えばいい。
ロシア語はサッパリわからんが、この時代に標準英語が通用しないのは、
日本の田舎くらいのものだろう。
地酒のウォッカはほとんど純粋なアルコールと聞くが、まあ飲みすぎにさえ気を
つければ問題はナイ。
キグナンの傷は浅いし、ニタ研のサルどもも、しばらくはナリを潜めているはずだ。
ここからクレムリンのある市街中心部まではかなりあるが、タクシーで行けば
すぐに着く…が、はたしてほんとうにそこに行けばナナイに会えるのか…?

私は、かつてジオンの赤い彗星と呼ばれた男だ。グリプス戦役においても、あの
出来損ないZガンダムで強烈にDQNなニュータイプどもと互角に戦ってみせた。
あそこでハマーンにやられてみせたのは、ああでもしなければ、あの基地外に
このさき一生つきまとわれると思ったからだ。つまり、私のニュータイプとしての
能力に疑いの余地はない。ないハズなのだが…

とりあえず、宇宙港内の免税店で暖かそうな毛皮と帽子を買う。会計を済ませて
いると、隅の薄暗い一角にアダルトコーナーがあることに気づいた。ロシア女性の
丸出しファックのポスターがかすかに見える。もう長いことご無沙汰だ。包茎手術
の痕もだいぶ目立たなくなっている。

レジの若い女性店員がロシア語でなにか言った。はっとなって正面を向く。赤い
髪をしたかわいい娘で、笑いをかみ殺しながらカードを差し出していた。冷静さを
装って、ありがとう、と英語で礼を言うと、娘はニッコリして私の手に触れてきた。
すべすべとした、ちょっと冷たい手の感触が心地よい。いったいどういう展開か。




134:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 07:03:32 v/Di2DEx
133のつづき

「お一人ですか?」と娘が聞いてくる。もちろん答えは一つしかない。
「モスクワははじめて?」あたりまえだ。さもなくば防寒着の現地調達
などという道化はせんよ。
「わたしヒルダといいます」ああ、よろしく。シャ…き、キグナンだ。ン…
ヒルダってどこかで聞いた名だな。だれだったか…

他にも客はチラホラいて、当然レジにやってくる。だが、ヒルダという娘は
私とおしゃべりしつつも、器用に接客をこなしていた。やるな、この娘。
彼女は19歳の大学生だということだ。モスクワ工科大学に通っていて、
専攻はモビルスーツ工学、それもムーバブル・フレームについて勉強している
らしい。将来はアナハイム・エレクトロニクスに就職し、ガンダム・シリーズの
フレーム開発に携わったうえで、パイロットの男と結婚したいのだそうだ。
見かけによらず、典型的なガノタである。末恐ろしい女だな。

連邦の陰謀によってなかったことにされているGPシリーズについて、ちょっと
だけ触れてみると、案の定、釣堀の飢えた魚のような勢いで食いついてきた。
観艦式の最中に3分の2の艦艇が一度に撃沈されているのだ。なにをどう
したって隠し通すにはムリがあるというものだ。2号機ばかりか4号機まで
ジオン残党の手に渡っていたことをほのめかすと、ヒルダは、もう仕事など
そっちのけになってしまった。

気がつけば免税店の閉店時間。ディープなガンダム話に花が咲いてしまった
ためか、なんだかこのままヒルダと別れるのが惜しくなってしまった自分がいた。
わかっている。私はナナイを連れ戻しにきたのだ。その目的だけは必ず果たして
みせよう。

135:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 08:17:26
免税店を出ようとしたら、とたんにシャッターを閉められた!

「むう。何をする気だ!」振り返ると銃を構えるヒルダと、屈強な
ひげ面の男たちに取り囲まれていた。
ここはロシア。宇宙世紀に入って尚、秘密警察だけには事欠かない土地柄である。
それを忘れていた私が迂闊だったのだろう。

銃把でしたたかに殴られ、気がつくと私は雪に閉ざされた収容所らしきところにいた。
これが噂に聞くシベリアであろうか。

ナナイ探しにきたつもりが、とんだ茶番を演じてしまったものだ。
赤い彗星も地に落ちた、というところか。
とりあえずどうすることもできず、わたしは食事に出された冷たいボルシチに
むしゃぶりついていた。何が入っていようが食事は食事だ。
ありがたくいただくことにした。

そしてまた眠くなった。




136:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 09:39:59
ガンダムAのがんだむさんみたいになってきたな・・・
いや、なんとなくだけど

137:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 10:41:31
私が一年戦争時ノーマルスーツを着なかった訳をここに書こう。

ズバリ 皆様ご存知の「下痢もち」だからだ。
ノーマルスーツを着るといざていう時に 訓練生時代だが何度も一線を越えてしまったことがある。 これでは赤い彗星の名折れになる。
対外的には また必ず戻ってくるからと風潮していたが 物事の核心はこれだ。
今は 良い薬とめぐりあい 戦闘中は安心できる。 だが いざ日常生活に戻るともうグダグダになってしまう。
私はネオジオンを束ねる男だ。 なんとかせねば。

138:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 12:20:51
カレーライスは大好きなのだが、つい調子に乗っていつも吐きそうになるくらい食べてしまう。

するとたいがい次の日はトイレと友達♪になってしまう。
誰も試したことはないらしいが、
カレー味のうんこ なのか うんこ味のカレー なのか
私の好奇心をくすぐってやまない問題だ。

ま、私の場合は今日本の札幌というところではやっているというスープカレー状だが。

139:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 13:10:25
>>137->>138のようなことを毎日壁にスプーンの柄を使って必死に書き込む
ことが多くなってきた。私ももうダメなのだろうか。

あの赤い彗星が、こんな最果ての収容所でうわごと書き散らして逝ったというのでは
私が倒した幾多の敵に申し訳が立たないではないか!

そう思っているうち、冷たいボルシチがまた運ばれてきた。
あれを食べると記憶が失われていくような気がする。
しかし、食べないわけには行かない・・
ああ、ナナイ!私を感じてくれ!



140:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 13:17:08
宇宙世紀0088、12月某日、シベリアの天気=雪嵐

強化人間育成のため、極限環境を持つこの土地にしばらく来なければならなかった。
大佐を放置しておくのは不安だったが仕方が無い。

追ってきた。追ってきたのはいいが、これまでに何人女性にちょっかい出してきたことか。
すべて10代というのが大佐の異常な趣味を表しているのか。
スペースノイドの未来を背負うお方が、このような異常な嗜好をもっていていいのだろうか。
私は悩んだ。

そして決断した。大佐の人格を矯正しようと。

-------------------------------ナナイ・ミゲルの日記

女はこえー((((;゚Д゚))


141:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 17:33:57 zi88He0/
地球の重力の底 シベリアの辺境の地で私は幽閉されている。
そこで ここの所長に取り入って見ることにした。
時には体を使って取り入る事に成功した私は 相手を油断させる事に成功した。
私の頭中では いろいろな脱出プランを考えて 時を待った。
その時が来たようだ。 覚悟を決めて まずは 収容所のコントールルームを制圧し 武器を奪い 所長を人質を取ろうと走り出した。
その時だ。 警備兵にあっさりと見つかってしまった私は ああもう終わりかも知れん。と覚悟をした。

「キグナンさん 釈放ですよ」。

ああ骨折り損だ……。

142:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 17:57:14
極寒のシベリアで失われかけた私のNT能力も
少しは取り戻せるかと思ったが
どうやら関係なかったようだ。

私は焦っている。
他のスレでは「赤い衰勢」よばわりされていますなどと
とキグナンから報告を受けているし
このままではネオジオン喪衰などと言われかねない。

早くナナイを探し出して精力をつけねば。

143:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 19:21:09
しかし私はやはり ニュータイプ端くれなんだと実感した事があった。
今はロシアの名もなき街にいる。が やはり私は人の子だ。 腹は減っては戦さができぬ。と思い 気の向くままぶらり途中下車の旅に出た。
思いつきに街を歩きある路地の先で 大好きでしかたがないカレーライスショップを発見!
しかも美味ときた。 何度も何度もお代わりした。 満足満足と楊枝を加え意気揚々とでてきた時 私は過信してた事に気付いた。


帰り道がわからん。

144:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 19:56:45
・・・というところで目が覚めた。やっぱりここには冷たいボルシチしかない。
とりあえず何が入っていようが食事は食事だ。ありがたくいただくことにした。

そしてまた眠くなった。

「大佐の様子はどうだ?」
「はっ!ボルシチを食べては寝たりおきたり・・時々暴れます。」

ロリを矯正する方法が見つからないのでとりあえず監禁を続けるナナイであった。
異常なほど性欲が強いのに、すさまじいプライドの強さが邪魔をして
大人の女を口説くことができず、ロリに駆り立てていたとは、ナナイも気がつかなかった。

繰り返すがシャアは真性ロリではない。ただの色魔だ。
他人がどうであろうと、ピンク色や赤色が趣味なのは、その現れである。

この欲求不満の果てに、隕石落としを思いつくのだから困ったものだ。


145:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 20:13:14
帰り道もわからない上にカレーライスを調子に乗ってたべすぎた。
急に便意を催したが公衆便所の場所も分からない。
なにせ私はロシア文字が皆目分からない。

何とか平静を保ってトイレを探していたが、もう阻止限界点だ!
あああああああ~


次の日のゴシップ誌に「逆噴のシャア」などと書かれたらもうおしまいだ。

146:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 20:56:46
帰り道がわからなかったので モスクワまでヒッチハイクをすることにした。
そうしたら巨大なコンボイが止まってくれて つたないロシア方言を交えたら ドライバーはOK! OK!との返事。
安心て疲れたのもあるが 寝てしまった。
朝 着いたぞみたいな感じで揺すられて起きてみたら… どこだここは?

147:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 21:58:26
オデッサ? あのオデッサか? またまた遠くまで来てしまったようだ。
ナナイにはいつ会えるのだ?

148:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 22:22:06
いや、違うな。ダカールか?いや、キリマンジャロ?


あれ、壁画があるな。
…モヘンジョダロなのか、ここは?

149:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 22:22:56 NmJQeHjT
宇宙世紀0088、12月某日、場所=不明 天気=砂嵐

わけのわからないままオデッサにきてしまったので、なんとかここから脱出しようと
山道を歩いていたら、旧ジオン残党に襲われ身包みをはがされてパンツ一枚にされてしまった。
「私はシャアー・アズナブルだ」と言ったら、マ・クベ派だったみたいで、さらに
集団リンチにあってしまった。私の最後の砦であったパンツまでめくられて、あらわな姿をさらしてしまった。
そしてこのとき私は地球寒冷化作戦を決めた。

150:通常の名無しさんの3倍
05/06/06 23:02:36 3goApEEZ
マ・クベの壺に入りたい気分だ…




151:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 00:17:00
こんな夢を見た。
私の大好きなインドカレー(中辛)のパッケージをふと見るとそこには
ターバンに髭ズラなララァの姿が…。
ふと目が覚めてみると身ぐるみ剥がされて辺境の地にただ一人…。
思えばララァが好きだからカレーが好きなのか…?
もしくはカレーが好きだからララァを…!?
そんなことは今はどうでもいい…ララァよ私をナナイの下まで導いてくれ…。

152:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 01:00:21
そうだ。
私のカレー好きの心の根底にあるのは やはりララァが関係あると思う。
オリエント風な所が共通だ。


しかし ロリコンな所はいまいち説明できん。

153:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 01:01:12
「大佐の様子はどうだ?」
「はっ!暴れ方がひどくなってます。それと所長の名をうわごとで・・」

赤面するほど子供ではないので、とりあえず監禁を続けるナナイであった。
「いっそ私の奴隷に強化するか・・??」
「なにか?」
「い、いやなんでもない、行動の解析を引き続き行ってくれ。記憶の複写もな。」

ずっと後になってこの記録の複写がメモリ・クローンの元になるのだが・・・。
ボルシチはやめてカレーにメニューを変えるかとふと考えるナナイであった。


154:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 01:06:27 YjdQ5h9x
宇宙世紀0088、12月某日、場所=不明 天気=見えません

私はあこぎなやつらに監禁されている。
近くにいるなら気づいてくださいアムロ!!



155:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 01:19:30
宇宙世紀0088、12月某日、場所=シベリア 天気=雪嵐

ナナイは悩んでいた。シャアを効果的に自分の理想の奴隷、いや指導者に
するため、ロリを排除しようとしたが方法が不明だったからである。

ニュータイプ研究の過程で、さまざまな人間の人格、記憶の複写が大量に
残されていた事に気がついたナナイであった。

「そうだ、あれだ・・」
最高重要機密の印がある、その記録をあえて彼女はシャアに移植することにした。
そう、女好きの稀代のカリスマ、ギレンザビのそれである。
作業は困難を極めた・・・。


156:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 01:23:48
「私にみ、道を示してくれぇ~」
「せっかく減った・・・」

親の敵と人格を融合させられるとはさすがのシャアも思わなかったであろう。
しかし、ナナイとスタッフによる不眠不休の努力で、それは完成した。
ネオジオンを統べる真のリーダ、キャスバル・レム・ダイクンがここに誕生したのだ。

すべてがうまくいったわけでは、なかった。目に見える副作用が残った。
そう、例のオールバックである。


157:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 10:06:51 zHR0uELb
んっ? 私は気がついた。体は汗でビショビショになっている。
ナナイがいる! 私は助かったんだと確信した。
マクベの元部下に捕まった時にはまたまた死を覚悟したが 結果オーライと言うことにしよう。
ここまでどうやってきたのかはわからない。ナナイは詳しい話は後でねとの事だ。



でも なぜ 私はベットの上でビキニパンツ一丁なんだ?

158:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 12:02:51
「お腹がすいてらっしゃるでしょ?ランチを用意してあります。一緒に食べましょう」
とナナイが言うと、下士官がランチを配膳しはじめた。

んん?この匂いは…


またカレーか…今日はウサギ肉のカレーらしい。
うまいのか?

159:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 13:05:02
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーター 天気=薄曇り

アイタタァ…クソッ、体のあちこちがまだ痛む。
先日のナナイ出奔騒動が、実は大佐の性癖矯正の為の狂言だったと、大佐の地球降下後にニタ研の副所長から説明を受けた。
ナナイ曰く、私に話すと大佐にすぐに悟られるからと、私は事前説明もなしに道化役を演じさせられた訳だ。
ニタ研の副所長から暴行の謝罪と、ナナイからの伝言として
大佐と自分の留守中の組織の運営を任せると伝えられ、
少し気を良くした。

…という訳で今、組織の実質的トップはこの私、キグナンである!


私は早速大佐の執務室に入り、次々と決済をしていく。
その中に、先日の亡命者に関する報告書があった。

この男は元フラナガン機関の研究員で、戦後もアクシズでニュータイプの研究に当たっていたとの事。
亡命理由は恐らくアクシズ内部の派閥抗争に嫌気しての事らしいと。

…派閥抗争!?
これは使えるかも!
アクシズを内側から混乱させて有能な人材を流出させ、こちらで確保させて貰うとするか。
大佐はこの手の汚いやり口はあまりお好きではないだろうが、
今の我々には、ジオン恩顧の優秀な人材は貴重な財産だ。
すぐさま私はアクシズの諜報員に派閥間の亀裂拡大工作と、
アクシズ各部署の人材リストを作成するよう指示しておいた。

例の亡命者の件は、こちらの事情で身柄保護したい旨を、副所長からナナイに報告して貰う事にした。
その亡命者から、是非とも派閥抗争の詳細を聞いてみたい。
大佐には申し訳ないが、ハマーンには我々の踏み台になって貰おう。

…そんな事を考え、ニヤニヤながら私は残りの決済を続けた。

160:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 14:07:49
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーター 天気=曇り

組織の実質的トップの私、キグナンはついに、旧公国派=ザビ家残党の
取り込みに成功した。ミネバの問題はあるが、大佐の人格にギレンの人格を
統合したことをデータを元に示してやったところ、ついに彼らも折れてきたのだ。

アクシズの連中はこのことを知らないが、連中はいよいよただのトリックスターと
して、我々の決起準備をカモフラージュする役回りを演じるだけになってきた。

残党の中にデラーズ派がまだいるらしいのが厄介なところである。
彼らにとって敬愛する総帥の人格を・・まあ、盗んだことになるからな。

オールバックに髪形を変えたことがこれほどインパクトがあるとは・・。
そういえば眉毛を剃りたがるのを止めるのに一個中隊が必要だったと
ナナイがいってきていたが・・。

大丈夫なのだろうか。まあ何とかしてくれるだろう。
…そんな事を考えると、まるで自分が世界を支配できるような気がするから
不思議なものだ。危ない危ない。

長生きしたければ黒子に徹さねば。責任は上司が取るものだ。

161:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:12:31
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーター 天気=晴れ

ここ数日大佐の執務代行をこなしながら、夜にはニタ研副所長と飲み歩いている。
支払いは勿論経費だ。
領収書の名も、キグナンではなく大佐の使っている名義にして貰ってある。
フッ、我ながら完璧な偽装工作だな。

今日も執務終了後に副所長に連絡を取り、いつものモノレール下の屋台で待ち合わせる。

先についた私は今夜は軽く飲んだ後、大佐行きつけのキュベ女にでも行ってみるか
…等とあれこれ考えながら一人ニヤニヤ飲んでいると、副所長がやってきた。

その後暫らくお互い日頃の愚痴を溢しながら飲んでいた所、例の亡命者の話題になった。
何でも、研究所宛に連邦閲覧済みのメールが何度か届いていて、この間の件のついでにナナイに送っておいた所、
その内容にかなり驚いた様子で、その男の確保に乗り気になったそうだ。
気になったのでメールの内容を聞いてみたのだが、サイコミュ使用下のニュータイプの戦場での精神波増幅がどうとかと、素人が聞いてもさっぱり分からない話を数式化したものらしい。

まぁ、早い話が使えそうな奴だから確保しようという事か。
明日にでもナナイの代理で身柄引き受けにロンデニオンに向かうよう副所長に依頼し、私は連邦と公社の役人に根回ししておく事を約束した。

小難しい話はこの辺りで切り上げ、おでんというアジアのライトフードをつまみながら飲んでいると、いつの間にか屋台の隣で流しのアコーディオン引きが演奏していた。
少しもの悲しいメロディーをしみじみと聴きながら飲む酒というのも乙である。
暫らくして屋台での払いを済ませ、アコーディオン引きにもチップをやりその余韻に浸りながら…
…私と副所長はキュベ女へと向かった。

162:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:33:51
カレーを口に運びつつ、ここ・・しばらくのことを思い返そうとすると
激しい頭痛が沸き起こってきた。しかも眉がとても痒い。
剃りたい。いやむしろ、永久脱毛したい。

なぜ優良種たるスペースノイドの統領の私がこんな地上でカレーなんぞくっとるのだ!
計り知れない憤りが私の心にわきあがってきた。
「貴様、なぜ私を地上などに!」
「お、落ち着いて大佐!、何をしている警護兵、当番兵!」
「は、はっ!」

その後のことは覚えていない。気がつくと私はシャトルに乗せられていた。
傍らにはナナイがいるものの、目つきがおかしい。
まるで動物を見るような目で見る。顔ばかりでなく手にも傷があるようだ。

「ナナイ、その傷は?」
「い、いえ大佐、たいしたことではございません。」

加速度というものは心地よいものだ。通常の3倍あれば尚いい。
ポマードの香りが心を和ませる。

ふと、サングラスがほしくなったシャアであった。



163:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:41:54
私はまだ地球にいる。
どうやら 私はナナイに一杯食わされたようだ。
宇宙の事は いつの間にか大蛇を捜してた地球から宇宙に上がってたキグナンが仕切ってるみたいだ。 どうやら遅延しないみたいでやってるみたいだ。
このような有能な部下に恵まれて私は幸せのようだ。
しかし 匿名の報告書に目が止まった。
キグナンが組織の金で キュベ女に入り浸ってるみたいじゃないか! 私でさえ僧侶みたいな禁欲生活してるのに。 うらやましい…
帰ったらどのような制裁を加えてやろうか 思案中だ。 ギタギタのメタメタにしなきゃ腹の虫が収まらん。

164:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:48:42
とりあえず、シャトルは月に向かうことになった。
・・・アナハイムで試作している新型各種も見ておく必要がある。

「大佐、その、申し上げにくかったのですが、ハマーン・カーンが面会を・・」
小娘に用事などあるものか。おとりはおとりらしくせいぜい時間を稼げばいい。
正当なるジオンは私が復興する。

「かまわんさ、ナナイ。無視しておけばいい。それより今夜・・・」

思わずニヤリと笑みがこぼれた。舌なめずりしているのがわかってしまっただろうか。
女は豊満なのに限る。
「・・・ひっ」
ナナイの顔から血の気が引いた。いったいどうしたというのだ。
眉毛が痒い。眉なしは大衆受けしないということだが、大衆などどうとでも
扇動してやる。これからのことを考えると胸が躍った。
「クックックック」
いかん、威厳を保つにはあまり軽薄に感情を出すものではないな。
ナナイの表情に一瞬、恐怖がよぎったように見えたのは気のせいだろう。
将来の人類の支配者たる私に恐怖するなどありえんことだ・・。


165:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:54:15
ようやく宇宙に上がってきた。
やはり私は 宇宙が好きだと実感した。 スウィートウォーターの港で キグナン達の出迎えをうける。
キグナンが「やはり 大佐は宇宙がお似合いですな。」と笑顔で近付いて来た所を カウンターで右ストレート一発。
「た、た大佐!?」キグナンは訳がわからないようだ。
しかし私は知っている。お前が私のお気に入りのキュベ女に組織の金で入り浸ってる事を。
まだまだ制裁は続く…。

166:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:58:05
・・・そういえば、我が拠点であるスウィートウォーターの風紀紊乱が甚だしいようだ。
以前・・なぜか今となっては奇妙な気さえするのであるが、若すぎる女性を
売り物にしている風俗店などに入り浸っていたような気がする。

あのような不道徳な施設は、すべて排除しなければならないな・・。

別種の不快な記憶がよぎったのか、苦い表情が一瞬よぎる。
キグナンのにやけ面がなぜか併せて心地よさとともに思い出されたが、
すぐに真顔に戻るシャアであった。

「・・強化しすぎではないようね・・怖いけど仕方がない・・」
そんなシャアを冷静に見つめるナナイは、手の震えがとまらないのに
気がつかなかった。


167:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 17:58:44
>>165
アナハイム経由スウィートウォーター行きだ。 訂正する

168:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 18:13:00
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーター 天気=大雨

 大佐が帰ってきた。事前に連絡があったが、これほどとは思わなかった。
出迎えに出たのに、いきなり殴りかかってきたのだ。
殴りながらニヤニヤしてる。殺されるのではと真剣に考えたが、反撃するわけにもいかない。
ナナイが割って入ってくれたので死なずにすんだ。

病室で意識を取り戻したが、あれはもとの大佐じゃない!
恐怖に駆られて、強化のための資料をもう一度読み返してみた。
「ギレン・ザビ」まあこれは聞いている・・・名前がたくさんある・・
「バスク・オム」!
人格モデルにティターンズ幹部のものが混ざっている・・・
ナナイは何を考えているんだ。
 私の楽しみがひとつ無くなった。大佐がパブ従業員を全員月の鉱山に送ったのだ。
大衆は綱紀粛正の例として声援しているようだが・・・。
 
 ナナイに問いただしたが、顔色が悪く足元がおぼつかないようだ。
疲れ切っているらしい。返答も当を得ない。理由は聞くまでも無いが。
大丈夫なのだろうか。

 


169:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 18:13:04
ほんとにささいな事から私はある疑念に捕われている。

キグナンとナナイはデキているのではないか、と。
キュベ女に入り浸っている上にナナイまで!

ヤツを信用しすぎたか…?

170:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 18:19:15
キグナンは少々弛みすぎだ。ナナイにまでちょっかいを出すようなら問題だ。
あの女は私のものだ。

いいアイディアを思いついた。
ニタ研副所長を呼び出し、簡単に命じた。
「キグナンを強化しろ。モデルはそのリストにあるとおりのものを使え。」

まじめに仕事だけしてればいいのだ。能力はあるのだから。

・・・ファイルには一人の士官の名が記されていた。「ブライト・ノア」
弾幕だけは厚くなるだろう。
自分も遊び歩いていた副所長は、火の粉がかかることを恐れて、隠密裏に
事を運んだ。アナハイムに調整に出かけたことにして、強化作業を行ったのだ。

もう、シャア=ギレンを止めるものはどこにもいない・・・。



171:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 18:38:00
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーター 天気=雨

 強化されると予告されての強化作業は地獄だった。ニタ研副所長のすまなそうな顔ばかり
頭に浮かぶ。飲み歩きたいのは変わらないのだが、行こうとするとものすごい罪悪感がこみ上げる。
ブライトという男、相当な石部金吉であるようだ。多分女房一穴主義だ。
おまけにナナイの顔を見られないようにしやがった!俺はオタ餓鬼か?
 
 おとなしく艦隊の調練などを指揮しているほうが落ち着くようになってしまった。
大佐が地球圏の主になった暁には元に戻してもらえるのだろうか?
 「ほらそこ! 弾幕薄い! なーにやってんの!」

パイロットのレズンにちょっかい出そうと思ったのだが・・これも無理だった。
何やってるんだ俺は・・ハァ。





172:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 19:39:39 PrBbNkxe
>>117
以前注文していた 伝説ララァスン専用ダッチワイフが届いてた。
地球に行っててすっかり忘れていた。
局留めにしてたため ナナイにはバレてはいないと思う。 しかも擬装商品名は 地球の自然大百科と手が込んである。
私は もうワクワクして 郵便局に行き 商品を取りに行った。
もうニヤケながら商品を開封する。
ああ この瞬間を十年待ったのだ! この肌の質感は本人そのもの。

アムロ! お前の叶わぬ夢 私は叶えたぞ!

しかし 終わった後 かたす姿は我ながら情けない。

173:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 20:18:23
時々しょうも無い夢を見るのはなぜだろうか。
・・・今日もナナイを責めて責めて責めて責めさいなんだというのに。

ララアも今では小便臭い餓鬼だったと実感する。今生きていれば
責め甲斐のある女になっていたろうにと思うとまた欲情してきた。

執務時間中だが、仮眠室にナナイを呼びつけた。
最近顔色がものすごく悪くなっている。愛し方が足らないのであろうか。
今日も気合を入れてやるとしよう。




174:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 20:26:52
宇宙世紀0088、12月某日、ロンデニオン 天気=曇り時々雪

先日のキグナン氏の要請とナナイ所長からの指示により、亡命者の身柄引き受けにロンデニオンまで来た。
このコロニーは未だ戦禍に巻き込まれた事がない為、富裕層が多いようだ。
宇宙港のゲートを出ると、あちこちにクリスマス用の3Dが映写されている。

しかし久しぶりに研究所を出て、改めて私の名は特殊なのだと思い知らされた。
私のフルネームは長い上に発音しにくいらしく、どこの宙港ゲートでも職員は読む事を諦め、最後は身分証明書の肩書き…副所長さんと呼称されてしまう。
…ひょっとして、ナナイ所長も私の名前を呼ぶのが面倒になって副所長にしたのでは!?

…と疑ってみたが、まぁいいそんな事を考えても仕方ない。

ゲートを出て、キグナン氏から予め指定されていた出口に着くと、公社の職員が迎えに来ていた。
私は公社職員との挨拶もそこそこに、公用車に乗り込む。
移動の車中、迎えの職員に彼の今までの様子を聞いてみたが、今の所連邦の尋問にも反抗もせず普通に応対しているらしい。
キグナン氏の裏工作の成果なのか、連邦も軍事情報は持たない民間人と大差ないという結論を出し、地球ではなく宇宙のニタ研でこき使えという実に大雑把な対応で済ませたようだ。
戦時にこんな判断をするようでは、連邦も危ういな…
その後はこのコロニーの自慢話を職員から聞かされてされうんざりしてきた頃、亡命者の滞在するホテルに着いた。
何でも、ニタ研への引き渡しが決まった時点で収容所からここに移されたと職員が説明してくれた。
普通なら金がかかるのでこんな事しないと言っていたので、これもキグナン氏の手回しだと気付き、思わずニヤっとしてしまった。

職員に亡命者の待機する部屋へ案内され亡命者と対面した。
職員が離席し盗聴器の有無を確認した後、彼と話す事小一時間・・・

クロ-ン・・・
ナノ素材・・・
サイコ・・・

…何かもの凄い事言ってるみたいなんですが、この人。
と、とにかく所長の所に連れて行こう。

そう判断すると、私は別室で待機する公社職員を呼び、幾つかの書類にサインをするとスウィートウォーター行の一番早い便への変更を依頼し、足早にロンデニオンを後にした。

175:通常の名無しさんの3倍
05/06/07 21:14:10 YjdQ5h9x
宇宙世紀0088、12月某日、スウィートウォーターに向かう途中 天気=酸素なし

スウィートウォーターに向かう途中、亡命者の言っていることが難しすぎて
ほとんど聞き流している又は半分寝ている感じであった。
しばらくして本当に熟睡していたみたいで、起きたときには、かばんと時計と財布が盗まれていた。
秋か年末に警視庁24時でつかってもらえるだろうか?





176:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 00:08:35
アクシズ劣勢の報を聞き、居ても居られなくなった私は単身ミネバの救出にアクシズへ向かう。
その道中、私は昔、よく幼いミネバと遊んでいた頃を思い出した。
私の知っているミネバは今のおとなしいミネバではなく木星圏の頃の、とても明るく元気な少女の時だった。
「シャア、ジャンケンしよ」
私はミネバにジャンケンせがまれた。そして勝負をした結果、ミネバはパーで私はグーだった。
ミネバは自分が勝った事に喜びはしゃぐが、私はグーをしていた手を開き、かねてより仕込んでいた握りっ屁をミネバにかました。
ミネバは私の握り屁をまともに食らい、鼻を押さえ涙目になって苦しんでいた。
「勝負とは一手も二手も先を読む物だ」
私はそう言ってミネバにジャンケンを通して勝負の厳しさを教えていると
ふと、そこで私とミネバの様子を眺めていたハマーンの存在に気がついた。
私はハマーンもジャンケンがしたいのかな? と思って声を掛けるとハマーンは伏せていた顔を上げ、強烈に私を睨み付けた。
そして、「よくも……ミネバ様に……この……俗物が……」と声を震わせ、なぜか怒りの臨界点に達していて、その後……………………。



とても大事な急用を思い出した私は次のシャトルステーションで降りスウィートウォーターに引き返した。ミネバの救出は、また今度にしよう。すまん、ミネバ、もう少しだけ待っていてくれ

177:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 00:17:34
2歳の子供ににぎりっぺをかまし、その後つかみかかってきた少女をレイプしたのだ。
獣といわれても仕方が無い。ハマーンは手なずけたが、周りの大人はそうは行かなかった。
一年戦争の戦功を傘に押し切ったが、アクシズを出奔せざるを得なくなったんだった・・。
しかし、彼女たちへの愛情は誰にも負けないつもり・・
つも・・頭が激しく痛い。

子供などに興味は無い。死のうが生きようが知ったことか。
ジオンは最も優れた人間によって統べられるべきなのだ。すなわちこの・・
この・・・




178:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 00:23:15
気がついたのはベッドの上であったが、とりあえずナナイを呼びつけた。
とりあえず行為に没頭した。

「強化したのは・・私・・・」青息吐息のナナイであった。


179:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 06:01:07 oEctGnRa
宇宙世紀0089、元旦、スウィートウォーターの天気=ゆき

新年あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話に
なりました。今年もよろ…と年賀状を書いていたところ、突然はげしい
頭痛に襲われた。失踪したナナイを追って地球に降り、モスクワの免税店で
赤い髪の少女と親しくなったあと、そこからの記憶がどうにもあいまいだ。

冷たいロシア料理をたらふくごちそうになった気がする…
カレーもいっぱいごちそうになったような…
オデッサ…? 壺野郎は大嫌いだが…
わが新生ネオ・ジオンに亡命者…ダレダ?
キグナンがニタ研の副所長と謀議のうえ、貴重な予算で豪遊だと?
つーかキュベ女パート2だと? 聞いとらんぞ!
いつの間にか傍にいるナナイが、どうも私によそよそしい気が…

…どうにも解せぬ。おかしいことといえば、TVでどこかの政治家が演説
しているのを見聞きすると、無性に血が騒いでしかたがない。知らぬうちに
コブシをにぎりしめている自分がいる。「国民」とか「立てよ」などという言葉を
聞こうものなら、高まる郷愁を抑えきれずに涙があふれるというありさまだ。

まあよい。このわしがトップに君臨しておる限り、ティターンズは不滅である!

ああ…また頭痛だ。なんだかサングラスか水中メガネが欲しい気分になる。
私はほんとうにシャア・アズナブルなのだろうか…

180:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 06:02:09 oEctGnRa
179のつづき♪

ようやく頭痛がおさまり、私は年賀状の残りを片付ける。

アルテイシア宛
キグナンの実家宛
ナナイの実家宛
イカリングの常駐管理者宛
キュベレイ女学院御中
ニタ研御中
アナハイム・エレクトロニクス御中
いやいやながらハマーン艦隊御中
ラサの連邦本部にハガキに見せかけた爆発物を一通

われながら律儀だと思う。返事は最初から期待していないが。
年賀状とはそういうものだ。

みかんをむきながらコタツでTVを見ていると、障子が開いて
ナナイが姿を現した。赤い振袖を着て、結った髪に華美なかんざし
を挿している。美しいことこのうえない。
「大佐、初詣に参りませんか?」
はつもうで、ってなんだ。まあいい、ナナイが行こうというのなら
どこにだって行ってやるさ。ニュータイプのカンを頼りにロシアにすら
飛んだ私だ。カミシモはちょっとさむい服装だが、あれに比べりゃ
どうということもあるまい。


181:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 06:38:05
とりあえず欲情してきたので、そのまま一回ことを済ませてから
初詣に出かけた。あまりにあたり前過ぎるので、記録されることは少ないが
コロニーには神社はつきものだ。

あのグリプスにすら、当然のごとくあったのだ。
何でも、ヤスクニとかいう古い神社の系列に連なるものらしい。

ここにも、ややこしい由来(エンギというようだが)の神社が
祭られており盛況である。鳥居をくぐり、手を清め、賽銭を投じて
拝殿に参拝する。願うことはただひとつ、ネオジオンの覇権確立である。

帰ってからの姫初めが楽しみだ。ん?なにか問題があるのか?

182:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 12:48:52
宇宙世紀089、1月某日、スウィートウォーター 天気=晴天

年末は皆忙しいのか、亡命者の所長への紹介も出来ずに年があけてしまった。
思いかえせば私も、帰りの機内で無重力飛行中の荷物浮遊を
盗難と勘違いして大騒ぎして恥をかいたり、キグナン氏の
強化を指示されたりと、かなり多忙ではあった。

年も明け、少しは落ち着いただろうと判断し、所長への挨拶に
彼を連れていこうと考え研究所へ向かった。
この男、研究所に着くなりここのデータベースへのアクセス許可を要求してきた。
私は研究員同席を条件に、過去の記録に関しての閲覧許可を与えた所
彼はずっと閲覧室に籠もってしまった。
少し前に、データを解析している時の彼の様子を覗いたのだが、
目が逝っていて、正直恐かった。
マッドサイエンティストとはああいう人種の事を指すのだろう。
普段はともかく、研究中は余り関わりたくない人物だ。

とにかく私は自分の責務を果たそうと、所長の今日の予定を確認した所
午後から研究所に戻って来ているという話だったので、
早速彼を連れて所長室に向かった。


…今回の事で気になった、私の副所長就任の理由を聞いていたい
気もしたが、本当に名前だけが理由だったら凹むので辞めておこう。


所長室に入り、私もナナイ所長と久しぶりにお会いしたのだが、
地球降下以前に比べ憔悴した様子だったが、年齢以上の
妖艶な色気を醸し出していた。

ナナイ所長が彼に席を勧め、自己紹介をしようとした所
いきなり彼は先程まで見ていたデータから得た強化資料を持ち出し
延々と演説を始めてしまった。
話の内容としては、人格転写式強化の精神耐久の低さや、
連邦型強化人間の精神崩壊危険性をデータ的に指摘していた。

その話に所長も妙に納得したようで、大佐とキグナン氏の
人格転写を少しずつ解除するように、私に指示した。
その為、他の研究員と入れ替わりで途中退席する事になったが、
話はまだまだ続くだろうと想像しながら、私は強化用ラボに向かった。

私の転写したキグナン氏なら、後遺症も残らず比較的短期間に解除可能だろうが、
資料で見た限り大佐は・・・何か後遺症残るだろうな。
ただ、綱紀粛正政策だけは何とか中止するようにしなければ。

183:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 13:20:10
初詣を終えて、コロニー外縁をリニアで移動する。生きるものを阻むような
宇宙の深遠たる深みに、ますます清廉なものを感じる。

省みるに、このコロニー内部の猥雑さはなんだ!
これこそ、一部の楽観論者、いや享楽主義者の仕業に違いない。
ここは、我が理想の聖地であり、大宇宙のシンボルたるべき場所
なのだ!この聖地をゆるがせにしないためにも、我々ネオジオンは起ったのだ!
・・・むう、頭が少々痛い・・。

綱紀粛正の第二段として、オデン屋台を禁止する命令を作成し、署名した。
即日彼らはあのような心温まる食物・・いや違う、風紀を乱す猥雑な食物の
販売を取りやめ、半合成レーションプラントで軍のために働くことになるだろう。

アフターケアもしっかり考える自分に感動する私であった。
気分がよくなったので、ナナイを呼びつけて今日4度目の姫始めを行った。
いくらやっても飽きがこない。さすがは私の見込んだ女だ。

眉毛が痒いのはどうにかならないものだろうか。

184:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 13:30:15
宇宙世紀089、1月某日、スウィートウォーター 天気=晴天

大佐からわけのわからん命令書が回ってきた。オデン屋台禁止??
あの色ボケ・・いや猿・・いやなんだ、やはり強化が危険なレベルに達していたのか。
私の強化も後日解除してもらえるらしいと、内内に副所長から連絡があった。
しかし、その決済書類は大佐が署名しないと発効しない・・。
・・・軍用のレーションってオデン缶詰工場なんだが・・。資金稼ぎに大好評の
輸出アイテムの筆頭だ。連邦軍にも今は納入してるのに・・・。

ナナイは自業自得だが、ほうっておいたらあれは死ぬな・・。顔色がやばすぎる。
とりあえず、イカリングほかで建造中の各艦の弾幕の厚みをチェックしなければならないな。

などと、一人スルメでカップ酒をあおりつつ考え込むキグナンであった。


185:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 13:35:57
宇宙世紀089、1月某日、スウィートウォーター 天気=晴天

日差しが黄色い。ひざががくがくして物が二重に見える。
心なしか蟹股でふらふら歩くようになっていると思う。はしたないがどうにもならない・・。

強化オタから指摘されたことは事実で、対策しなければいけないのは
わかったのだが、いまはどうにもできない。気力が沸かない・・・。
今は大佐の正体がわかったと実感している。あれはまさに英雄なのだ。
彼の王国で、自分に妃たる覚悟があるだろうか。

大佐からまた呼び出しを受けた。用事はわかっている。
最低限度の身支度をして、ふらふらと、執務室を後にするナナイであった。


186:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 13:38:42 Sa9RrdrP
キグナンが年始の挨拶に来た。
奴からのお年賀を受け取る。 新年の挨拶を済ませると キグナンが遠慮がちに右手の掌を上に差し出して来た。

「あっ こいつ お年玉をせがんでるな?」 と一瞬で理解した私は 旧世紀からのベタな洒落で返してやった。

みるみるうちに キグナンの頭の上に漫画みたいな タンコブが膨れ上がっていったのを確認する。
まるで餅みたいで縁起がいいと 我ながら心の内でほくそ笑んだ。
新年早々清々しい気分になった。

187:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 14:01:19
宇宙世紀089、1月某日、スウィートウォーター 天気=曇り

松の内、ほとんど実務は私とキグナンで仕切っていた。大佐と所長は結局、
年賀の挨拶を受けて後、さっぱり姿を見せなかったからだ。

何をしていたかは想像に難くない。
キグナンと今後について相談してみたが、猿に別の猿をあてがう、
いや、別の女性をもう一人二人あてがうことで落ち着いた。
政務も外交交渉も陰謀に類するものもいろいろあるが、まずは
あれを何とかしないと先に進めない。

候補者はもうあてがある。パイロットのレズンだ。
本人の意思を尊重したいが、そんな余裕はない。必要だったら
強化するということで意見の一致を見た。



188:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 14:19:32
宇宙世紀089、1月某日、スウィートウォーター 天気=雨

副所長の発案で、レズンをあてがった。気質的にこういう場合には
ぴったりの相手だということだった。本人は意外にも、乗り気だった。
強化する必要がないというのはよいことだ。あれはたまらん。

ナナイ所長はしばらく静養するとのことで、保養所のあるサイド6へ向かった。
体調は最悪らしい。吐き気や悪寒も頻発するとのことだ。
この期に及んで女らしい嫉妬めいた言葉も口に出したが、命あっての物種だ。

強化オタの亡命者が、大佐のサイコグラムの最新の検討結果をまわしてきた。
それによれば、もともと持っていた人格の問題な面を吐き出しつつあることで、
転写強化された人格からポジティブな面を残して再統合しつつあるとの
ことであった。これならばそのうち落ち着くかもしれない。
さすがニュータイプだ。常人とは精神の骨格が異なるらしい。

しかし、暴力嗜好なのはとまらないのだろうか。早急に。
お年玉とかべたなジョークにかこつけて、したたかに殴られた。
ほかにもコーヒーに入れる砂糖の数を間違えただけで、骨が砕けけるまで
殴り合いをさせられた部下もいる。
もみ消しに強化ラボをつかうというのもかなり心が痛い。

恐ろしいアイディアも、口にしているのを聞かされてしまった。
そんなことをしたら地球に人が住めなくなる。この上何億殺すことになるのだ。
さすがの私も、空恐ろしさを禁じえなかった。
まあ、正気に戻っていただけば、忘れてくれるだろうと信じる。

自分でつぶしておいてキュベ女に年賀はがき出してるし・・・。
返送されてきたはがきは、5等の切手シートがあたっているようだ。
今年のは大佐の愛機コレクションシリーズだったな。
・・・キュベ女は仕方ないにしても、オデン屋にはまた行きたいものだ。

レズンは無事だろうか。まあ、かわりはいくらでもいる。


189:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 14:40:38
ナナイが静養するとの連絡が副所長から来た。
私の深い愛情に耐え切れなかったと見える。理性は納得しているが
本能がおさまりどころを知らずに困っている。

この血の昂ぶりをどうしろというのだ!
コーヒーを持って越させたが、砂糖を1個しか入れてこなかった。
私はいつも2個入れることにしているのにもかかわらずだ!
当番兵、少年兵だったが3名を、気合を入れるために殴り合わせた。
私が直接修正していたらその程度ではすまないのだから
感謝してもらいたいものだ。

これまで、なぜためらっていたのかわからなかったが、戦争に勝つシビアで
効率的な方法に思い至った。キグナンはあまりよい顔をしていなかったが。
勝利してこその戦争だということが理解できないらしい。

 久しぶりに寂しく一人寝をするつもりだったが、寝室になぜかレズンがいた。
すこし疑念と、ナナイの顔が頭をよぎったが、据え膳くわぬはなんとやらである。
ありがたくいただくことにした。

むう、この女、やる!



190:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 15:21:56
宇宙世紀0089、1月某日、スウィートウォーター 天気=曇時々みぞれ

日に日に頭痛がひどくなってくる。
しかも頭痛が納まると女を抱きたくて仕方なくなる。
今日はナナイがくれた新しい薬が効いているのか、少し意識がはっきり
している時間が長く、久しぶりに仕事が出来そうだ。
キグナンを部屋から追い出し、執務室で様々な決済を行なっていると、
数人のパイロット士官が執務室の警護を引きずりながら
激怒した様子で怒鳴り込んできた。

余りに無礼な士官の態度にキレた私は、ドスの効いた声で一括すると
ようやく彼らも我に返ったようだ。
この無礼な士官共を纏めてその場で銃殺しようかとも考えたが、
貴重な戦力をむざむざ失うのは得策ではないと考え直し、
彼らに発言の機会を与えた。

彼らの代表が言うには、度の過ぎた綱紀粛正策は兵の士気に関わるので
即座に中止して欲しいと直訴しに来たらしい。

ちっ、愚民共が、この程度で士気低下とは話にならんな。
まぁ、そんな愚民共を理解し導いてやるのも真の指導者たる私の責任か…
…などと、心の中で呟きながら、その場で士官達には政策の緩和を
口約束して、自宅で暫らく謹慎するように命令した。

…士官達が退出する時、全員の顔を見ていたのだが、
その中の3人がまだ納得していないような表情をしていた。
まぁいい、偉大なる人類の指導者たるこの私を裏切るような事など、
愚民に出来る筈もない。
奴らには後で厳しい訓練プログラムでもやらせようと考えながら、私は決済を再開した。

191:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 16:03:38
宇宙世紀0089、1月某日、通称イカリング 天気=不明

今日は工場化の終わった島一号型コロニーの視察に来ている。
相変わらず頭痛や意識の混濁は起こるが、今の所はこの間の
薬のおかげでなんとかもたせている。

各施設を一回りして、MS設計部の担当者と新規汎用MSの
コンセプト案を話し合っている所に、キグナンが慌てた様子で駆け込んできた。

私がどうしたのかと問いただすと、私の留守中にキグナンがアクシズの諜報員に
指示した内部工作を止めるのを忘れていた為、派閥抗争が激化し内乱にまで発展
してしまったらしい。


コイツ・・・死ぬ程ブン殴ってやろうかと思ったが、
キグナン自身も強化の影響で若干記憶が混濁しているようなので仕方あるまい。

しかし・・・
頑張り過ぎたな、諜報員。

仕方あるまい、私は早急にアクシズへの非戦闘員の救助艦の準備を指示し、
設計部とは汎用MSの基本デザインに関するアンケートの実施を約束し、
スウィートウォーターへ戻る事にした。

192:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 17:30:24
アクシズの抗争は組織中の我が陣営にとってはポジティブな結果で
終わるようだ。大量の非戦闘員、多くは女性が補充されるに至ったからだ。
女日照りではなかなか士気もあがるものではない。

それらの報告を受けるうち、一部の士官の反抗の原因も納得した。
いまでは私の重要な・・・重要なパートナーであるレズンの個人的な
ファンだったというのである。

まあ、憧れのお姉さまを奪われた上、憂さ晴らしもできなければ無理も無いか。
しかしながら、軍は規律を持って成り立つのである。
我が軍は私の私兵ではないつもりだが、果てしなくそれに近いのだ。
崇高なる目的のためには仕方の無いことだ。

偵察をかねて、アクシズ抗争にそれらの士官を出撃させた。
表向きは双方の一般負傷兵の回収だが、自衛のための発砲は許可してある。
せいぜい憂さ晴らしをしてくればいい。帰って来れなければそれだけのことだ。
無駄なMSは無いので、鹵獲した廃ザック・・いやハイザックをあてがったが
問題は無いだろう。

とりあえず一通りの仕事を終えた私は、インターカムに手を伸ばして、
ふとにやりとして考え込んだ。・・・今日は2人とも呼んでやるか・・・。

やってることがあまりギレンと変わらなくなっているシャアであった。

193:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 17:53:55 iG9Kf+T+
宇宙世紀0089、1月某日、スウィートウォーター 天気=曇時々砂嵐

最近私は現場から離れていることに気づいた。「事件は現場で起きてるんだ!!」
とよく言われるので、久々にモビルスーツで連邦の戦艦を沈めてやろうと、キグナンに連絡を取り
「モビルスーツを用意しておけ」と命令しておいた。
ウキウキ、ワクワクした気持ちでモビルスーツを引き取りにいくと、キグナンがはにかみながら私を待っていた。
そこには、アッガイが置いてあった。「このモビルスーツ・・」と言いかけたところ、
「偉い人には、わからんのですよ!!」「大佐ならうまくやれますよ!!」と言ってキグナンが去っていこう
としたので、敬礼しながらヤツの顔をめがけてバズーカを放ってやった。


194:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 17:59:42
・・・また大佐がうなされている・・・
足腰が立たないのでどうにもならないのであるが、女2人は奇妙な連帯感で
シャアの凄まじいうなり声を呆然と聞いていた。
まさか、庶民の英雄シャアが獣に果てしなく近い行為の後、凄まじい
悪夢に襲われているなどと他人に知らせることはできない・・・。

この後どうなるか、二人にはわかっていた。
半覚醒状態のまま、また襲い掛かってくるのである。

こんな人間に人類の命運が左右されてもよいのであろうか。


195:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 18:16:09
・・・朝になり、目覚めた大佐がこんなことを言い出した。

「戦艦を沈めたい!」「MSに乗って実戦に参加するのだ!」

目が血走っている。公務もあるし、なによりこれ以上は体が持たない。
そう考えたナナイは、とりあえずシャアをシミュレータルームに連れて行った。

「新型の機動試験に使うプログラムが入ってます、これでとりあえず気をお静めください。」

中には、古いリックディアスのデータと、この間大佐が強引に回収させたザクのデータが
入っている。つまりクワトロと過去のシャアと三つ巴で戦えというわけだ。
戦闘猿であるシャアは、当然ながら没頭した。

ナナイはため息をつくと、仮眠を取りにタンクベッドへ向かった。
レズンはすでに眠り込んでいるはずである。
仮想であっても戦闘が終わった後の彼の恐ろしさは身にしみてわかっている。
休息は必要だった。

「そろそろ本気で軍の準備をしないと、体が持たない」
ぼーっとした頭でそんなことを考えているナナイであった。

キグナンがこのデータを闇市場に流して一儲けしたのは後日のことである。
一部のデータはCG化され、コンビニエンスストア経由で一般に流されることになった。
爆発的な人気を呼んだのは言うまでも無い。


196:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 18:37:49
昨年末から 私はスウィートウォーター浄化作戦というのを推し進めている。
その作戦は徐々に成果を現し 乱れていたスウィートウォーターの風紀も正常に戻りつつある。

昨日 私の所に一通の報告書が上がってきた。
スウィートウォーターの下町の地下に 大規模なポルノ密売施設が見つかったという報せだ。

しかもポルノジャンルの一つに シャア専用にっかつロマンポルノてコーナーがあるみたいだ。
私は頭を抱えてしまった。
そうだ 私はシャアアズナブルである!

後日摘発と名を借りて そのポルノを私のコレクションにしてやった。

197:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 19:03:56
実際はデータであるから、ネットを流れるものまでは止められない。
まあいちおう摘発したものだから、あとでレズンとでも観賞しよう。
ナナイはこの手のものを嫌悪する。プライドが高いからなあれは。

・・・確かにシャア専用であった。
出演者もシャアだったからだ。市内での御乱行が逐一記録されていた。

「むう、たちの悪いCG物だな・・」
さすがのレズンも呆れていたのだが(合成で性癖まで再現できるものか)
「はははははっ」
・・・・ほんと、普通じゃないみたいだね・・・

なに、あとで製作者探して鉱山送りにすればいいだけだ。
普段の3倍の速度で腰を動かしながらシャアはほくそえんだ。


198:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 22:20:02 1GQnU3bt
宇宙世紀0089、1月某日、スウィートウォーター 時間=昼の時間

「若、貴兄弟は泥沼やなっ!!ほんましかし~」
今日は、やっさんみたいな大佐であった。


199:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 23:11:34
ああ カレーライス食べたい…

200:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 23:12:44
200ゲトC

201:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 23:21:57
大佐の人格が壊れていきます・・・・・・

202:通常の名無しさんの3倍
05/06/08 23:31:09
大佐のちんこが吸われていきますぅ~

203:通常の名無しさんの3倍
05/06/09 07:09:58 NKnwpXgH
宇宙世紀0089、1月某日、イカリングの天気=気象は存在しません

ハマーンが死んだ…エゥーゴのニュータイプを、あと一歩という
ところまで追い詰めておきながら。つくづく、慢心とは綻びを生む
ものなのだな。かつて理想をともにし、ぬくもりとやすらぎを感じ合い、
そして憎悪さえも分かち合った者よ…けっきょく年賀状の返事は
もらえずじまいだったが、いいさ。のんびりあの世で返事を書くがいい。
いずれ私もおまえのところへ逝くであろうから。

敗戦によって瓦解したネオ・ジオン軍の残党が、かねてからの手引きに
したがって続々とスウィートウォーター宙域に集まってくる。
「だいぶやられておりますなぁ…」
キグナンが苦い顔でつぶやく。右舷に大きく傾いだエンドラ級宇宙巡洋艦が、
死にかけた魚のように、ゆっくりと目の前を流れてゆく。護衛に出ている
モビルスーツ部隊にも、心なしか元気がないような印象を受けた。

「お、おお…グワダン級ですぞ、大佐!」
うれしそうなキグナンの声につられて視線を向けると、ほとんど被弾の
見られない真紅の巨躯が、スウィートウォーターの放つ光をうけて鈍く輝いていた。
グワダン級がまだ生き残っていたとは…望外の喜びとはまさにこれである。
「頼もしいですなぁ。艦隊旗艦は、やはりこうでなくては…」
そのとおりだと私も思った。かなり距離があるはずなのに、視界全体が
赤い艦体で覆い尽くされる。ブリッジが正面にきてはじめて、乗員が舷窓に立ち、
こちらに向けて敬礼している姿に気がついた。軽いうなずきとともに、礼を返す。

レウルーラの起工を急がねばならない。あぽん・ジールのプランも煮詰めねば
ならんし、停滞している主力モビルスーツ開発にも力を入れる必要がある。
モビルスーツの数もあるていど揃ったことだ、パイロット候補生の訓練メニューも
いろいろ変更せねばならんかな。ひさしぶりにおでん屋台でものぞいて、ダイコンと
ちくわをつまみながらのコップ酒も捨てがたいしな、キュベ女のアイナたんと
マウアーたんは元気だろうか…



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