シャアのスウィートウォーター日記at X3
シャアのスウィートウォーター日記 - 暇つぶし2ch236:通常の名無しさんの3倍
05/06/10 23:34:20
>>233の続き…

私はその命令に従いながら上層部に隙が出来るのを待った。
一年戦争時代からの仲間も察して協力してくれた。

そしてチャンスは訪れた。
ハマーン以下主だった将官がミネバに随行して地球に降下したのだ。

私はこの好機を逃さずすぐに計画を実行に移した。
留守番役に提出する報告書の一部を改竄し、
この状態でのサイコミュ使用は使用者の負担が大きく、長時間の戦闘に耐えられず短期間での精神崩壊の危険性が高い
と、虚偽の報告をし半ば強引に子供達の強化を解除していった。
全員の解除作業が終わった頃、ハマーンが地球から戻ってきてしまいデータの改竄があっさりと発覚してしまった。

ハマーンの親衛隊が開発室を訪れた時、私は死を覚悟していた。


その時・・・
強化を解かれ、意志を取り戻した数人の子供達が私を助けくれたのだ。

ハマーン親衛隊を振り払いアクシズ内を逃走する途中、子供達に何故私を助けたのか聞いてみた。
すると…
お母さんに助けてあげてと頼まれたんだ。
そうか・・・私はまた妻に救われたのか。


子供達は親衛隊の追跡を巧みに躱し、私は事前に用意してくれていた脱出用シャトルに辿り着いた。
そしてその時、子供達はアクシズに残ると私に告げた。
一緒に逃げるように説得したが、自分達の事は気にしないで、と言って私を半ば強引にシャトルに押し込み遠隔操作で射出してしまった。
最後の通信聞こえた彼らの声が、今も耳に残っている


・・・さようならお父さん


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