07/10/14 21:05:47
>>272
「お父様、話し合いによって、我が国の安全を確保はできないのですか」
だからと言って、マリナは頑固な間でに同盟反対の姿勢を、貫く事に決めていた
「無理だな……」
「無理!? 何故です」
「それはねマリナ、人類革新連盟が一方的な独占採掘権を、要求してきたからなの」
それまで黙っていた母親が重たい口を開いた
「そんな……」
マリナは父親の鎮痛な表情を見て、母親の言葉は嘘でない事を確信した
「それだけではない、人類革新連盟への参加と現国家体制の、全面解体と武装解除もな……」
「…………………」
「もし、応じぬ場合は、武力侵攻も辞さぬとの姿勢だそうだ」
自分が知らぬ間に、そこまで事態が悪化していたとは、マリナに取っては想像外であった
「AEU、ユニオンに頼っても、我が国の足元を見られるだけだ。ならば、三大列強を牽制可能な武力を持つ、ソレスタルビーイングを頼るしかないのだよ……」