シン総合女難!?スレその16at SHAR
シン総合女難!?スレその16 - 暇つぶし2ch577:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:30:07
>>575
しかもその時の名前は"ことり"ちゃん。
もうね、初音島のアイドル連れてワグナリア逝ってダブルことりネタ考えたけど挫折したのも今では良い思い出…orz

578:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 15:30:47
聞きたいんだが、みんなの中でリインⅠって
どんなキャラなんだ?

俺は天然+クール+キャロだと思うんだが・・・

579:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:33:45
なのは「夏休みも終わっちゃったか」
フェイト「帰省できたからいいんじゃない?」
はやて「まぁ久し振りに皆にあえたからええんちゃう」
ティアナ「シンはこの夏休み中どうしてたの?」
シン「スバルん家の実家にお世話になってたよ、いやーお義父さん酒強い強い」
スバル「うちのお父さん息子いなかったせいかシンをすっかり気にいちゃって」
ヴィヴィオ「おじいちゃんとおばあちゃん優しかったよー」

その日、機動六課の部署が大荒れになったのは言うまでもないだろう。

580:朝倉さんとシン君
07/10/13 15:34:57
>>578
俺の中では、はやて至上主義でグラマラスな体系でクールで以外に繊細な心をもっている存在

581:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:35:17
>>577
このスレだけで『小鳥』が三人も……
ないこともない名前ではあるがさすがに三人はなw

582:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:35:28
スバル一人勝ちってレベルじゃねーぞw

583:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:38:13
スバルにはお姉さんが居る事をたまには思い出してあげてください。

584:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:42:20
>>581
歌姫と小さい物好きと後一人だれだっけ?

585:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:49:11
765プロのお姉さん。

586:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 15:57:26
>>579
>お ば あ ち ゃ ん


!?

587:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:01:25
クイント・ナカジマ生存ktkr

588:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:02:46
24時間限定で頭に輪を付けてやってきた

589:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:03:08
>>584
この人
URLリンク(columbia.jp)

つかこのぬいぐるみ欲しいw

590:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:04:30
シンなら、シンならきっと熟女も落とす!!
たとえそれが昴とギンガの母親であってもだ!!


つかマジ生き返りそうなんですけど?ってか生きてそうなんですけど?

591:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:12:52
ゼノギアスはどうだろう? マリア、エメラダ、チュチュは、イケると思うのだが。
まぁ、あの世界は、エメラダの存在といい、マリアの父親のエピソードといい、コーディネーターやエクステンデッドが真っ青の様相を呈しているが……。シンも女難どころではないかも知れん。

592:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:18:20
おばあちゃんじゃなくておばちゃんって言いたかったんだよ、きっとヴィヴィオは
つまりギンガ叔母さんだ

593:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:20:17
>>591
問題は世界観が深すぎて、全部把握するのは困難だってことだなぁ

□+○ 魔神拳 とかなんか電波飛んできたぜ、アンタから

594:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:21:48
>>591
ゼノシリーズは基本ドロドロのグログロだから……
まあエリィとマルー以外はフリーというのは強みだが。
サーガ?いやほら、あれはメインが確定だし

595:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:22:12
いやいや、例えばだ実は他のやつに見えてなくてヴィヴィオにだけ見えたクイント・ナカジマ
だから「おばあちゃん」がいるとという線も考えられなくもないが実際のところは
クイントさんが死んでたなぁっていうのを気付かないで書いてしまっただけなんだすまない。

596:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:24:10
>>583
きっと、夜は四人一緒に寝たりするんだよ。

597:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:24:38
>>592
すみませんすみません「ギンガお婆ちゃん」なんて言葉が頭をよぎって本当にすみません

598:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:24:48
>>591
つまりゼノ世界のデスティニーはナノマシン郡体か戦闘用アンドロイドなんだな?

マリア、エメラダ、ミドリ、ゼファー女王と小粒が揃っておりますぜ

599:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:25:19
>>591
女難どころかいろいろとんでもない目に遭うだろうな、缶詰とか

600:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:26:15
待て。
誰か>>591のチュチュに突っ込め。

601:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:33:42
>>600
ばっかおめー、チュチュが一番平和そうじゃねーか

602:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:40:18
チュチュの主食ってクモだっけ?

603:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:41:06
それよりも誰か>>598のミドリに突っ込め


まだ五歳だぞ!

604:小鳥遊宗太
07/10/13 16:43:54
>>603
全然大丈夫じゃないですか

12歳を過ぎたらみんな年増ですよ!

605:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:47:55
>>604
かたなし自重しろwwww

606:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:49:49
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      ~〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 ~v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

607:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:52:01
>>604
名前丸見えwそんなに自己主張したいのかwww

608:魔法【少女】H・Y(19才)
07/10/13 16:56:16
>>604
それはなにか?私はオバンや言うんか?
私はぴっちぴちの美少女なんやで~!

609:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 16:59:07
    /// /   イ l  | |  | |   ヽ ヽ ヽ、
ィニニ〔ゝノ_ノ   / ヽ\ヽヽ  | l    |l  |l  ヽ
'´/ /| |7   r/'´ ̄ヽゝニヽ-ヽヽ  │ | | ヽ ヽ
イ/ / ! | |   ||-ャ─-,ニ、ミ‐`ヽ、ヽヽ / / /  | ヽヽ
/ / / j |   l| `ー='-ニゝヽ`   |ノメ、/l  │ l | l
./  / / ヽ   l|           ィ_ミヽ`リ ハ || |
'  / /   ヽ  l          l、'rヽj`ァ' メ | / リ
  `,´l    lヽ ヽ         /ノ `'’,イ  /イ
  /| |   |  `丶ゝ    ー、ー- 、    lノ  ,イノ
. /│|   |          ニ ´   ノ イ |
/  ! |   !  、           ィニィ | |lハ
  | !   |   _`ト_、 _     , イ    ! |ル'   ,イ
  ハ ヘ  |‐'  ̄,.ィ´ヘ` ー- イ  |    |l |    /│
ノ  ヘ ヘ   | <´ィ´ /介「`ヽヽ│   ハ l   / ノ      _,
ゞ、_ゝヽ  !  \ー´/ハ トニノノ !   / ハ ト、//,ィ _ ,.-ィ´
  ヾゝヽ.ヽ lー-、  ̄ 1 |│|ヽハ 」  / _ハ _/ イィニィ'´    <
    ヾゝヽ. l^ーィ- 、|│ ! ト、>-リ  イニィー '^ヽ、
     ヾヽヽゝ   ̄! | | lヽヾ/  /        ヽ
じゃあ、製造年月日が一年に満たない私はまさにうってつけだわぁ

610:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 17:01:13
>>608
やめといたほうがいい
アレは小さければミジンコですら愛せる男だぞ!
子供相手ですら
「あんな可愛い子が、これからどんどん年を取っていくかと思うと反吐が出るなぁ」
とか言う男だぞ!
「黙れ年増」と返されるのが席のやm(ry

あ、あれ? 光が、広がって……

611:H.Y(9歳)
07/10/13 17:03:51
>>608
オバハンは黙っとき

612:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 17:09:23
かたなしは小さいものを愛するというより愛でるといった方が正しいな。
つまりいつでも子犬モードになれるアルフは、あれ?なんか一杯光ったものが・・・

613:H・A(14才)
07/10/13 17:28:49
>>608>>611
あんたら落ち着きや。
同じ八神はやてやのになんで喧嘩しとるんや?
ちなみに私は婚約者のシン以外の男性の印象なんて興味無いけどな。
それに私の名前は、はやて・アスカやで忘れんといてな。

614:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 17:31:43
銀様スルーされて涙目w

はやて同士はそろそろウザイな

615:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 17:42:56
>>612
まあ宗太はちびアルフだと甘やかしまくるだろうな。
あと年齢じゃなく見た目ロリか小さければ誰でも(ry

……このスレなら白レンやハサハ、ベルフラウとアリーゼにチンク、リインⅡ辺りにはサービスしまくりだろう

シンを羨ましがるな、マジで

616:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:06:06
>>614
てゆーか銀様の台詞の意味がよくわからんのだが、ローゼンメイデンって何百年も前に作られたものだよな

617:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:08:22
>>614
少なくても何百才のオバ・(剣で切り裂かれました)

618:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:14:38
15を過ぎたらオバサンだな

619:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:25:02
知っている人がどれだけいるか分からんけれど遊撃警艦パトベセルというのはどうだろうか?
あれも一応ロボットものだし、あそこなら素晴らしいくらいの女難が・・・
すみません、言ってみただけです。
この作品18禁なんですがあの世界にシンが行ったら凄いくらいに女難に合うだろうなぁという電波を受信してしまった。

そんな妄想をしてしまった俺はちょっくら量子分解されてくる。

620:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:34:01
>>613のはやては今までで最強の妄想力なのだろうか。アスカ姓を名乗ってくるとは…

621:朝倉さんとシン君
07/10/13 18:34:22
雑談の最中に失礼。
今日の夜中に昨日自粛したデス子ネタを投下しようと思います。
良ければ見てやってください、ではから雑談に戻る

622:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:37:00
せめて18にしとけよ

623:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:38:21
少し前だが、ジオグラマトンはどうだ?
悪側にヒロイン達取られたりして シンが取り返そうと奮闘・・・・これは18禁だったよ。

624:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:42:05
>>623
どこに女難を盛り込むんだ?
嫌々助けに行くんなら、女難になるかもしれんが、そうじゃないわけだし。
自分の意思で助けに行くんならそうじゃないと思う。

625:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:45:04
>>616-617
確か一回目の戦闘の後、時空を飛ばされて現代に来たって設定だった筈(特別編参照)
まして、銀様は作られた(放棄されて動き出した)のが特別編だったから
それから時空を超えたとするとほんと数ヶ月位しか動いてないことになる。

626:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 18:54:24
>>624
言われてきずいた、
最初の方なら女難出来そうだが後半は無理だった。
スレ違いだったな。
あれの悪側のルートでの正側の主人公が凄く可哀想だったからな。
何か得体の知れないもんでもつまんで来る。

627:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 19:18:03
>>626
ショゴス料理はSAN痴を下げるからやめとけ。


ああ、窓に!窓に!


628:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 19:23:18
>>627
てけり・り てけ てけり・りー!(訳 SAN痴違う、SAN値)

そういえば飛翔出た時にショゴスゼリーって作られたんだよな……

629: ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:40:39
むう、思ってたより早く書きあがってしまった。
45分から投下おk?

630:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 19:43:51
>>629
おkよ、待っとるよ

631:悠久ネタ ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:45:13
 ……きっかけなんて偶然に過ぎなかった。
 だが今ではそれが当たり前のように側にいるようになった。
 それだけで、どこか身体が軽くなった気がした。
 この二週間で変わったことはそんなところだった。

「マスター? どうしたんですか?」
 夢想から覚め、シンは傍らを飛ぶデスティニーを見やる。
「いや、お前があんまりふてぶてしいもんだからたった二週間でずいぶん慣れちまったなぁと」
 そう答えるとデスティニーはむっとしながら赤い羽根を威嚇するように広げた。
「だからお前はやめてくださいって言ったじゃないですか!」
「あぁ、そうだった。悪かったなデス子」
「うぅ……結局それで通すつもりなんですか」
 だーと涙を流しながら萎びたように羽が垂れ下がる。元がMSだとは思えないほどに感情豊かだった。
「シン・アスカはここに、『永久デス子宣言』を表明します」
「イジメですかそれ!?」
 そんなやりとりを繰り返しながら、一人と一匹はイーストロットの旧王立図書館の前へとやってきた。
 五十年前、戦禍を被ったエンフィールドで唯一被害を免れた建物であり、この街の中で最古の建造物である。
「……戦争でみんな焼き尽くされて、ここだけ残ったのは偶然なんだろうかね」
 攻めてきた側に情があったのか、守る側が命がけで死守したのか、今となっては分からないことだった。
「マスター?」
「なんでもない。お前はどっかで時間潰しとけ、一人で行くから」
 そのまま図書館に向かうシンの目の前にデスティニーが立ちふさがった。
「いいじゃないですか! 私も図書館に入りたいです!」
「あのなぁ……お前が騒ぎまくってイヴから出入り禁止を食らいたくないんだって説明したろ」
「む~! 私だって本とか読みたいです! どうしても行くというのなら私を倒してからにあだっ!?」
 額にデコピンの直撃を受けてデスティニーは地面に落下した。
「これでいいか? じゃあ行ってくるな」
 そう言って、さっさとシンは図書館に入っていった。残されたデスティニーは閉じた扉に涙を溜めた瞳を向けて
叫んだ。
「マスターの鬼! ラッキースケベ! っていうかホントにこのまま放置ですか!? マスターーーーーー!!」
 扉越しにその声を聞いて、シンは溜息をついた。
「……お前が聞いても、気分のよくなるような話じゃなさそうなんだよ」
 詫びるようにそう呟き、シンは扉から離れていった。


「あ……シンさん」
 並べられた机を見渡していたシンは、控えめだがそれでも静かな図書館の中では大きく感じる声がした方へと
足を向ける。ほどなくして目の前に山と本を積んだ眼鏡の少女―シェリル・クリスティアを見つけた。
「よかった、まだいたんだ。迷惑じゃなかったか?」
「いえ、ちょうどよかったです。あれから調べて分かったこともありますから」
 その言葉にシンはわずかに目を細め、シェリルの真向かいの椅子に腰をかけた。
「タイミングはよかった、ってことか。それで、どっちの話?」
「デスティニーさんのほうです。違う世界への移動手段は今のところはまだ……」
 そっか、と落胆を胸の内に止めつつシンは先を促す。

632:悠久ネタ ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:46:18
「イヴさんにも協力してもらって閲覧禁止区分の資料を当たってみたんです」
「閲覧禁止って……やっぱり古代魔法ってやつだったから?」
 確認の問いかけにシェリルは頷く。
 ―古代魔法、詳細不明の技術ではあるのだがほんの五十年前の戦争では数多くの都市を滅ぼした魔法兵
器などというものまで実用されていたのだ。自然すらも制御するとされた古代魔法のポテンシャルはそれ以上の
ものであるということは容易に想像できる。
「古代魔法について記された資料の中に、マリアちゃんが描いた魔法陣とよく似たものがあったんです。効果も
似ていたからこれじゃないかと思って」
 差し出されたノートをシンは受け取る。要点だけをまとめたもので、魔法に関する知識がほとんど皆無のシンで
も混乱せずに把握できた。
「―レギオン、想像上の兵隊を召還する魔法……」
「その魔法を使う人間と兵士のイメージを具体的に固めるための人間がセットでないと使えないものだったみた
いです」
 確かにシンとマリアが行った魔法と状況が似ている。魔法陣も細かな違いはあれど同じものであることは明らか
だった。
「ちょっと待った。俺がイメージしたのと全然違って、妙にデフォルメされてる上に生き物になってるんだけど?」
「魔法陣の形とか、行程の違いが可能性として考えられるんですけど……こんな形で魔法が発動したなんていう
ことはさすがに載っていませんでしたし」
 そりゃそうか、とシンは納得した。同時にこんな形で魔法を発動させることができたマリアは才能があるのかない
のか、という疑問も浮かんだが。
「古代の戦争に用いられた特殊な魔法のようですし、使用例はかなり少ないみたいです」
「……そんなものをどこで知ったんだよ、アイツは」
「マリアちゃんの家はお金持ちですから。この資料と同じようなものがあったのかも」
 マリアの家はこのエンフィールドでも一番の規模を誇る会社であるショート財団である。科学製品関係を中心と
した経営でのし上がった会社であり、この街の治安を一手に引き受ける自警団の最大のスポンサーでもある。
 娘に甘いという噂が絶えない会長のモーリス・ショートのこともあるせいか、こういった貴重な文献を集めて娘に
与えているということは想像に難くないことだった。
「まぁ今はそんなことどうでもいいか。それで、この魔法って効果はいつまで続くとかは?」
 それはよく分からないんです、と一度言葉を切ってシェリルは言葉を続けた。
「資料に曖昧なところが多かったんです。効果の持続についても最大で一年、最短では一週間ってことくらいしか」
「なるほど……短いほうじゃなかったわけか」
「それでその、魔法の効果の詳細なんですけど」
 その言葉を聞いてシンは思い出した。さくら亭で働いていた、表情どころか人格もコロコロ変わる少女のことを。
「そうだ、さくら亭にもいたんだよ。デス子以外にももう一人」
 デス子のくだりでシェリルは首を傾げたものの、意味は伝わったのか複雑そうな顔で頷いた。
「やっぱり……一人だけじゃなかったんですね」
「や、やっぱり?」
 嫌な悪寒がシンの背筋を走った直後に、予感を現実のものと変える言葉が紡がれた。
「―レギオンが召還する兵士の数は最少で数百人、最大では……一個師団らしいんです」
 ぐらり、とシンの頭が揺れた。倒れそうなほど傾いたところでなんとか体勢を持ち直し、そして叫んだ。
「い、一個師団って……ようするに一万人ってことかよ!? なんなんだよそのふざけた数!?」
「いえその、古代の表記なんで多分二万人で……」
「どのみち万単位は確定かよ!」
 うがー、と頭を抱えて振り続けるシンの肩に手が置かれた。

633:悠久ネタ ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:47:19
「なんだよ!? こっちは今取り込み中……」
 そこでシンの言葉が止まった。彼の肩を叩いたのが誰なのかということを知ったからた。
「―シンさん、図書館では静かにするという常識を知らないのかしら? 周りの迷惑になるという配慮を知らなくて?」
 無機質な視線と言葉が真正面からシンに突き刺さる。この旧王立図書館のアルバイトである女性―イヴ・ギャ
ラガーは淡々と、だが的確に指摘を続ける。
「私はあなたの事情はある程度は理解しているつもりよ。でもだからといってこの場所で騒ぐことを許可した覚え
はないわ」
「わ、わかった。もうしません。すいませんでした」
 分かってくれたのならいいわ、と目を伏せてイヴは受付へと戻っていった。
「ふぅ、あ~驚いた……よくよく考えれば一万人だとかは確かな数字じゃないんだよな」
「はい。すいません、もっとやんわりと伝えるべきでしたね」
 いや表現を変えただけじゃ何も変わらないと思うが、と言いかけたが、シンは別の言葉を切り出した。
「一応、もう一回確認したいんだけど……この魔法って戦争のために使われてたものなんだよな?」
「え? はい、そうですけど」
「何か問題とかは? 突然暴れだしたりするとか」
 その言葉を受けてシェリルはわずかに考え込み、やがて顔を上げた。
「記録の上では、イメージ通りの姿を模した兵士はその能力を最大限に発揮して戦ったっていう記録がありました」
 その返答にシンの眉が歪んだ。イメージ通りとするならば、デスティニーもインパルスもあの姿でMSの武装を
扱えるということになる。もちろん、彼がイメージした他のMSも同様に。
「……元の世界に帰る方法を探すのは、一旦中止したほうがいいかもな」
 仮に他のMSが現れて、街中で暴れまわることがあったならばそれはシンにも責任があることになる。ただでさ
え厄介になっているこの街なのだ、これ以上迷惑をかけてしまっては申し訳が立たない。
(―ジョートショップの仕事をしながら情報を集めてみるか)
 今後の方針は決まった。とはいえほとんどいつもとやることは変わらないのだが。
「分かった。また何か分かったら教えてくれ」
「あ、はい。こんなことでしかお役には立てないですけど」
 十分助かってる、と言いながらシンは席を立つ。
「突然邪魔して悪かったな。お礼に今度飯でも……」
 奢ろうかと言いかけて、シンは己の懐の寒さを再認識した。
「……お礼に、今度ジョートショップに来たときはお茶でも入れるよ」
 アリサさんの買ったお茶だけど、と胸中で補足しつつシンは涙を流した。
「あ、それなら今度時間があるときにシンさんの世界の話を聞かせてくれませんか?」
「俺の?」
 聞き返すシンにシェリルは自分が小説家を目指していること、次の作品の参考にしたいので詳しく話を聞きた
いという旨を語った。
「まぁ……それくらいならいいけど」
「本当ですか? ありがとうございます!」
 顔をほころばせるシェリルの顔を直視できず、シンは顔を背けた。
「そ、それじゃあまたな」
 逃げるようにシェリルの前から立ち去るシンが受付の前を過ぎようとしたところで、珍しくイヴが自分から口を開いた。
「別にあなたが恥ずかしがることはないと思うのだけど」
 ぐっ、と呻きつつもシンは踏み止まり、図書館を後にした。

634:悠久ネタ ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:48:19
「……ふぅ」
 シンが図書館の外へ出たときには、すでに辺りは茜色に染まっていた。もうじきどこの家からも夕飯の良い匂い
が漂ってくる頃だろう。
「さて、ナイフ受け取って帰るかな」
 気持ちを切り替えてジョートショップへと足を向ける。その頭上でキラリと星ではない何かが光った。
「―マァスタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
 あん? と上を見上げたシンの眉間に、凄まじい速さでデスティニーの両足が螺旋の動きを描きながら叩きつ
けられた。あまりの衝撃にシンは回転しながら地面に倒れこむ。
「ごはっ!? き、きりもみキック!?」
「遅いです遅いです遅すぎます! もう暇で暇で暇すぎて大変だったんですよぅ!?」
 どこか舌ったらずな声を上げながらデスティニーはシンに詰め寄った。
「あ~それはなんだ、その、悪かった……ってなんで俺は派手に蹴りもらってるのに謝ってるんだ!?」
 理不尽な展開に謝ったり怒鳴ったりと忙しく感情を変化させるシンだったが、その様子を見てデスティニーは不
機嫌な態度を解いた。
「マスター、何かあったんですか?」
 シンはわずかに息を呑み、
「……別に、なんでもない」
 視線をデスティニーから外した。
「マスター?」
「あんまり喋らないでくれ、誰かさんに貰った一発が頭に響く」
 わざとらしく辛そうに頭を抑えながらシンは歩き続ける。それを見てデスティニーは「クラウド先生に見てもらった
ほうがいいですか!?」と騒いでいた。
(別にそこまで効いちゃいないんだけど……)
 軽く罪悪感を覚えたが、これはこれで別にいいかとシンは説明を投げた。
 ……そして、先程分かったことをもう一度頭の中で反芻するように思い出す。
 ―かつての戦争で使われた魔法でこの世界に呼び出された、コズミック・イラの兵器たち。
「大したジョークだよ、まったく……」
「マスター? やっぱり辛いですか!?」
「なんでもない。それと、明日からお前の仲間探しだ。とりあえず明日さくら亭でインパルスから当たるぞ」
 へ? とデスティニーの動きが止まる。
「お、お姉ちゃんがさくら亭に!?」
 ……どうやら今さら気付いたようだった。
「お前、ホントに食い気があるときは周りが見えないのな」
「だって聞いてないですし! っていうかマスターなんでお姉ちゃんだけ普通に名前で呼んで私はデス子なんです!?」
「いやだって『永久デス子宣言』が……」
 と言いかけたところで振るわれた拳を今度はなんとか避けきった。
「おわっ、危ないだろ!? 俺頭クラクラしてるのにっ!」
「マスターのぉ……バカーーー!!」
 涙目で繰り出される拳を避け、捌き、防ぎながらシンはジョートショップへの帰路を辿る。
 ……道中人々の白い目を集めたのはあえて気にしないシンであった。


635:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 19:48:51
連ザネタと保管庫のみつナイ見てたら空じゃない方のACとのクロス女難を書けハリー、ハリーハリー っていう電波が降りてきたんだが書いても大丈夫かな?

636:悠久ネタ~影~ ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:49:27
「……気に食わないな」
 陽が落ち、完全に街が漆黒に塗りたくられた時刻。エンフィールド郊外の小高い丘の上にその男はいた。
 ―異様な容姿の男だった。色黒の肌に真っ白な短髪というだけでも目立つのだが、さらに囚人服のような黒
い革製の服を着込み、同じく革製のアイマスクが両目を覆っている。
 だがそれでも見えているのか、その顔は広がるエンフィールドの灯を見下ろしていた。
「何がだ?」
 その傍らに浮かぶ影があった。背は男の腰より少し上程度、闇に紛れて全身が窺えないが、背中の赤い羽根
だけが黒の中に浮かび上がるように存在を誇示していた。
「この灯のすべてだよ。いや違うな、気に食わないのとはまた違う。それ以上に忌々しい」
 犬歯を剥き出しにしながら男は告げる。眼下に広がる人々の生活の光に対して噛み付こうとしているかのようだった。
「なら早く壊してしまえばいいだろう」
「あぁそうしたいさ。そうしたいところだが……物事には順序ってヤツがある」
 そうして男の顔がわずかに動く。その先にはセントラルロット―いや、ジョートショップがあった。
「アイツにはとことん味わってもらわなくちゃならないからなァ。いろいろと、よ」
 長い舌を垂らしながら男は喜悦に浸った声音で喋り続ける。それこそが自分の存在意義だと言うように、半分し
か露出していない顔で悦びを顕にしていた。
「……私には関係ないことだな。あの男への嫌がらせなら勝手にやってくれ」
「妬いてンのか?」
「興味がないだけだ」
 呆れたように言い切り、小柄な人影は闇の中に沈んでいった。
「……フン」
 鼻を鳴らし、男は再び街灯に顔を向ける。
「どうせお前も逃げられやしないンだ。俺にとってのアイツみたいにな」
 憎々しげにそう呟き、男も闇の中へと消えていった。

 ―いつも通りの静かな夜、エンフィールドの夜は平穏に包まれていた。
 ……少なくとも、今はまだ。

637: ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:52:06
投下終了
つかやっとこさ序章が終わった感じ
悠久本編は主人公が冤罪を晴らすために仕事をしつつ奮闘する話なんですが、
思い切ってブン投げてみました

つかよくよく考えりゃシェリルってほーこじゃん、こんなおいしいネタをスルーするなんて…orz
避難所のキャラ設定は後日まとめて貼っときます

638:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 19:52:07
>>635-636の流れに思わずフイタwww
大丈夫かな、って聞いて「気に食わないな」って読んでしまったwwww

支援

639: ◆o77ehnrsws
07/10/13 19:57:38
>>638
ちょwww今気付いたwww

>>635
俺はおkですよ、ACはどっちも知ってるんで
ACってひょっとして漫画版?

640:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 19:58:20
バトルの予感GJ

641:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:01:49
ACの漫画版ってあの、片腕が無いツインテールの整備士兼パイロットと
巨乳のねーちゃんが出る奴だっけ?

642:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:18:43
GJ!
デス子が完全に定着したw
なんか、やんちゃで落ち着きの無い子供みたいなキャラになったなw

643:朝倉さんとシン君
07/10/13 20:24:19
>>637
GJ!
>>642
まずいな、今日のネタ、デス子ネタだよ。
取り敢えず俺のネタのデス子は他人のそら似って事で宜しく。

644:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:25:32
>>643
いや、そもそもこのスレにはたくさんデス子がいるから気にしなくていいと
思うよ。書き手によって全然キャラが違うし。

645:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:26:11
取り合えずACネタと聞いてこっちの方を思い浮かんだ


ミッション:シン・アスカの救出

オペレーター「各地で内紛が勃発しています。nのフィールド、閉鎖空間も去ることながら強い魔法戦や惨殺があちこちで起こっています」
レイヴン「ふっ、この空域は本当に地獄ね。火星がまるで幼稚園みたい。全員コレが女だっていうの?」
オペレーター「右全貌から大量のエネルギー反応……いえ、コレは巨大な熱量をj検知。この熱量と速度人間が本当に乗っているの!」
レイヴン「だ、誰が来たの!?」
オペレーター「レイヴンズ・ネストから緊急通信。シン・アスカを目標とする女難アポカリプスに対してナインボールの投入を承認されました」
レイヴン「なんですって!」
ハスラーワン「今回任務を同行するコトになった。これより戦域へと突入する」
レイヴン「ちっ! たかが男一人の進退を決めるだけだと言うのにコレが世界を揺るがす自体に発展するなんて嘘でしょ?」
ハスラーワン「残念ながら現実だレイヴン。死にたくなければ手を抜かない事だ」
レイヴン「ちっ、解ってるわよ!」
オペレーター「多数のミサイル、ビーム及び魔法の弾幕来ます!」
ハスラーワン「ふんっ、やるな」
レイヴン「こちとら最高級のジェネレーターにブースターパーツ! カラサワにムラクモだってあるんだからぁあーーー!」
オペレーター「第二派及び射撃している本体たちが突っ込んできます!」
レイヴン・ハスラーワン「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


シン「……いやいや、そんな状況だったら俺死んでるから!」

646:635
07/10/13 20:26:12
やっちまったーorz
割り込んでしまって申し訳ない。
ACネタはドキッ!レイヴンだらけの女難大会~男難もあるよ~じゃなくてAC3ベースのオールレイヴン大集合な感じです。
割り込んだお詫びにちょっとkrswの直撃を受けて来るんで投下は少し待っててください

647:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:46:06
ACよりもJPのほうが女性キャラが多いと思う
誤射天国は伊達じゃない

648:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:50:37
>>647
違うとは思うけどJ-フェニックスのこと?確かに男よりも女のキャラが多かった。

そして誤射も・・・多かったw

649:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 20:52:25
シンって、サイバドール(リインフォースと同じ声優)の持ち主でしょ?

HAND MAID マイ

650:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:23:00
648
そのとおり
機甲兵団J-フェニックス(Phoenix)です
とりあえずリップス小隊にシンを突っ込んでr(デッキブラシ

651:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:25:35
いきなりだが、サガフロンティア2で女難ができないか考えているんだか、需要ありますか?

652:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:28:15
>>650
シンをコバルトリーダーにするのも面白そうだな。

ん、誰だry

653:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:28:32
元ネタわからないけど
期待してイイですか

654:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:29:07
FFX-2だって…

655:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:35:18
>>651
需要なんて気にしなくて良い
書きたい用に書いて投下してください

656:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:37:35
シン「クローディア様は何処ですか?」
吟遊詩人「アナタの心の中です」

657:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:47:18
需要があるっぽいことがわかりましたんで、完成次第書き込ませてもらいます。

658:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:58:18
サガフロ2か・・・フリーな女性はそこそこいるが
作中に恋愛関係が明記されてないだけなんだよなぁ。
レスリーでさえ、あれだし・・・


659:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 21:59:39
2ってやったことないな
1ならハマりまくったんだが

660:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:02:38
>>658
つ「恋愛の嫉妬だけが女難ではない」
たとえばどっかの小隊(シン以外は女性)とばされて
女性陣に振り回されて始末書漬でも十分女難になるぞ


661:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:04:33
俺。実はサルーイン様とデス様とシェラハ嬢しか知らないんだ

662:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:12:43
サガは全シリーズ、キャラを深く掘り下げたりせず、
プレイヤーの想像に任せるっていうスタンスだから
気をつけないと「作者のオリキャラ」っぽくなるのが怖いところ。
その点、サガフロ2は描写が多いからまだ楽なのかな?

663:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:13:42
\               ,. ‐,ニ=- 
 \  ,. - ' ´ ̄ ̄ ``ヽ. / /.‐¬=- 、
 Y |/              ' ´ ̄``ヽ、    /   |  | _|_   ―┐     _|_  | |   フ土  | |
>/ニ                   ‐ 、 、 ヽ   |   | |   |  ─   /  ヽ./   /  | |   .)羊  | |
イ ヽ /     / / /   、 ヽ.  \ヽ}.      /  |  .ノ      /  ア/   /|\  |  |/ ─ .・ ・
.|   /  / / / 〃 //1 l  ヽ  \.  i ,ィ-‐'´'" ̄´'‐- 、_ 
.|  ./  / / ̄/_Z_フ〃 ト!j1 l l l  ヽ ヽ } '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`~ヽ、
   /  / /,ィ´,ィぅ、ヽ ′/lムトj l l l   いV.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
   | l イ ヽ{ トッ::リ    ,fi }〃/ l   l:!:.:.:.:.:.:.:.、:/{ム<_{:人:.:.j:.、:.:.ヽ!
ヘ. ヽ| :l  |   `ー'′    トリ1 }} l  jゞ.:.:.:.:.:.:.:.:ト' r't:dミッ ,ソ_)ィ、:.:.N
 ヽ ヽl  l       __  ' ゙' j 〃/l / 〉:.:/ニ}:.:,'´,..:`ー'   ftテァ'}:.:.:!'  ,. ‐'"´ ̄ ̄ ̄三≧=-  
   \l  l    i´  ノ  ,.イイ/イ /イ '、:.l '(j、:.:} "     _`)゙´/:.ノ' , ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶、        __
- 、_,.ヘ. ト、_  `ー‐' _,. '´/ /      ヾ`ーz`′  , ―-、   l:.ノ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト,、_Nト、:.:.:.:.:.:ヽゝ、/l |ヾィ′: : : : ` ‐- 、
ヽ  `マ ヽヽ._7ー‐ '  / /       /`ヾン     '、二)ノ  /´ イ:.:.:.ィt:.:.:.:.:.y‐rミメiVjL:l:.:.:ヽ 丶v' : : : : : : : : : : : : : ` ‐ 、
l l   ',  ヽ ^1 ` ーrく /      ,/   \   、  ‐ ,. ´  'ノ}:.{f'リ:.:.:.:.卞‐゙'   ゙ti'リ,、:.:、:',/ : : : :/l: : 、: : : : : : : : : : : : ` 、
l l   ヽ===l    ll Y丁ヽ  ´ ̄::\   `丶-`干[´     ,」ノ:`ーf{:.:.:トl、  _ イ:.ト、ヾ!゙' |: : : : /__ヾ: : \: : : : : : : : : : : : \
l l    ヽ-- l    lj l l l い ヽ::::::::::::\ <二>/ //ハ`ヽ、   「::(レヘ:jヾト::'、 〈ヽソ/fi|    i: : :__ll`<ゞン\r;ュr:、: : : : : : : : : : :ヽ
l l___,...._! リ    〃//j ! い | 、 ',:::::::::::::::`'‐-、.L.Llノ::::ヽ l lヽ ノ::::::`丶、_`ヾト、__`ア`ヾl   | :/ヘl:!     〉 l)  ̄ `ー-、: : : : :.|
└─ '"¨¨><ヽ、_ / // / l  い!|ト----、:::::::::::|  |:::::, -| l l |´、`丶、:::::::::`7三彡)`丶、   ,' `-| ト、 -‐_- /l       \: : /
     ,.ィ7ハヽ \_// 〃 |  l/||    ヾ:::::::|  |:::/  lノノノ、::::\::::ヽ::::::::/   /L:::::::::ト、 /: : :.i | | \   /l |           }:/
    ゝク/ |ヽ〉、,、,{  l  / /  |l     l:::::::|  |:/  !ノノ ヾ:/:::::::><___ゝ、二二ノ/ : : :.! | |-― ゛-< i |__ _     /




664:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:14:20
>>661
ミニオンだけで十分だ!!
氏ねぇ!!羅・刹・拳!!明・王・九・印!!三・龍・旋!!

665:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:15:15
>>663は誤爆

666:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:18:05
サガフロ2か
女難よりシンとギュスターヴの絡みの方が妄想できた

667:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 22:25:07
流れを断ち切るようで悪いんですが11時から
投下おKでしょうか?

何度聞いてもこれが、はやてのテーマソングに聞こえる。
つ蜃気楼 長沢ゆりか

668:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:28:03
ok

669:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:33:04
おk

670:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:35:34
>>667
okだ
楽しみだ

671:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:38:34
>>蜃気楼 長沢ゆりか

これはやいテンポの格好いい曲だよな。

672:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 22:47:17
支援だ!!

673:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 22:59:46
昨日はすいませんでした。
それと亀レスですがご忠告痛み入ります。
今回は微妙なので、気に入らなければスルーでお願いします。

では、昨日の続き投下

674:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 23:01:31
・十年前 海鳴市 はやての家 シンの私室
シン「当事者をほっといて、どんだけ大ごとにしてんだ!あんたらって人達はーーー!!!」
デス子「うわわ! いきなり叫ばないでくださいよ~」
シン「はぁはぁ、ま、また夢か・・・・。」
 な、なんだったんだ今のビジョンは・・・・。唯の夢にしては、否定しようがないくらい現実的だったけど・・・。
ま、まさかこれは正夢?い、いや、俺一人がいなくなっただけで、世界崩壊の序曲が流れるはずがない!
そうだ、そう信じ込むんだ!!
デス子「マスター、顔が真っ青を通り越して土気色ですよ?そんなにこわい夢だったんですか?」
シン「デ、デス子、ハルマゲドンの始まりを見たって行ったらお前は信じるか?」
デス子「???」
シン「いや、いい。あの恐怖は見たものにしかわからない。」
忘れよう。今は気にしたらだめだ。

一階から階段を上がってくる音が聞こえた後、唐突に俺の部屋のドアが開いた。
はやて「シン兄、いる~?」
シン 「おう、いるぞ。って、答える前に開けるな」
 この時間にはやてが来るなら、用事はいつものあれだろう。
はやて「シン兄、また一緒にお風呂は入らへん?」
 この間の一件から、はやてとは本当の兄妹のように笑い合えるようになった。
それ自体は嫌じゃないんだが、今回のように時々どうも行き過ぎてる様な気がする。
俺自身はマユとよく一緒に入ってたし、ロリコンでもないからいいんだが・・・。
これって世間的にはかなりまずいんじゃないか?
とはいっても、散々心配をかけた俺がいまさら断れるはずもない。
シン「いいぞ。(う~ん、まあしかたないか) 」
 これは俺なりの罪滅ぼしでもあるからな。


675:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 23:04:30
デス子「コード:運命からコード:烈火へ。ターゲットはそちらへ行きました」
シグナム「こちらコード:烈火、了解した。ポテチは後日改めて送っておく。
     きたぞ!準備はいいな、ヴィータ!」
ヴィータ「いいわけないだろ! 何であたしなんだよ! 」
シャマル「私達じゃあ、絵的にかなり問題があるんです!ほら、ヴィータちゃんはその、色々ちっちゃいですし・・・。」
ヴィータ「全っ然、納得いかねー!」
リインⅠ「・・・・・(私は別にかまわないんだが)」
シグナム「ヴォルケンリッターの名誉はお前の双肩にかかっているんだぞ、鉄槌の騎士ヴィータ。いいかげん覚悟を決めろ!
     はやてがどうなってもいいのか?」
ヴィータ「う、わかったよ、やればいいんだろやれば・・・」
リインⅠ「・・・・・・(主はやてやシンと一緒にお風呂、楽しそうだな)」

以下、ヴォルケンリッター視点でお送りいたします。
シャマル 「暇ですね」
リインⅠ 「・・・・・・(うずうず)」
シグナム 「特にすることもないしな」
リインⅠ 「・・・・・・(うずうずうず)」
ザフィーラ「どうした、リインフォース?」
リインⅠ 「いや、私は主達と入ってみたいなどとは思ってないぞ!」
シグナム・シャマル・ザフィーラ「「「・・・・・・・・」」」
リインⅠ 「・・・あ」

以下、シンの視点でお送りいたします。
シン  「しかし、ヴィータが『あたしも一緒に入る』なんて言い出したときには驚いたぞ」
はやて 「最近かまってやれへんかったから、寂しくなったんかな~♪」
ヴィータ「な、きょ、今日はそんな気分だったんだよ!シンも笑うな!」
 ひとしきり皆で笑いあった後、シンは急に悲しそうな顔になった。
シン  「ははは、しかし懐かしいな」
はやて 「えっ?それってもしかして・・・・」
ヴィータ「お前の・・・妹さんのことか?」
シン  「・・・自分でも情けないと思うんだけどな。悪かったな、変な事言って」
はやて 「ううん、ええんよ。シン兄がマユさんのことを引きずってるのは、それだけ大切に思ってるからやもん」
シン  「そう・・・・なのかな」
ヴィータ「ああ、お前は優しすぎる。そんなんじゃ、いつか潰れちまうぞ」
 一瞬、レイの顔がシンの頭に浮かんだ。まさか別次元の十年前に来てまで、同じことを言われるなんて思わなかったな。
シン「似たようなことを、親友にも言われたよ。大丈夫だ、昔の俺ならまだしも、今の俺には支えてくれる人がたくさんいるからな。
   さて、湿っぽい話は終わりだ!お詫びに二人とも背中を流してやるよ!」
 ヴィータの目から見ても、その言葉に迷いは内容に見えた。今のシンはちゃんと信念をもって行動している。
彼女には、シンがはやてを傷つける姿など想像できなかった。
ヴィータ「いや、のぼせてきたし、あたしはもう上がるよ(これは、余計なお世話だったかも知れねえな)」


676:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 23:07:14
・十年前 海鳴市 はやての家 リビング
 一方、ヴォルケンリッターはシンとはやてがお風呂に入っている隙に、『第38回主はやてのための簡易守護騎士会議』を開催していた。
シグナム「ヴィータ、任務ご苦労だったな。二人の様子はどうだった?」
ヴィータ「とても楽しかっ・・・・い、いや、まあまあだったな」
シグナム「???」
ザフィーラ「意味がわからんぞ」
ヴィータ「う、うるせぇ。つまり、あたしが言いたいのは・・・」
そのときヴィータの頭に、一つの考えが浮かんだ。
シンは問題無しと報告する→自分が一緒に入る理由がなくなる→素直に一緒に入ろうと言い出せない
→シンとはやてはお風呂タイム→ヴィータ=寂しい_| ̄|○
ヴィータ「・・・・シンはその、あ、危ねえな。ロリコンかも知れねぇ。だから、まだまだ監視が必要だ。(ごめん、シン)」
シグナム「な、なんだと!それは本当か!だとすると主はやてが危ない!」
ヴィータ「い、いや、その」
 基本的にヴィータの嘘はすぐにばれる。今回もそのはずだったのだが、
はやての事を思うあまりシグナムだけは嘘に気付いていなかった。
シャマル「ヴィータちゃん、それ私の目を見て言える?」
ヴィータ「・・・ごめん、実は・・・。」
 さらに、状況を悪化させるように洗面所から悲鳴が聞こえてきた。
シグナム 「これは悲鳴!主、今参ります!」
 頭に血が上っていたのか、シグナムはすぐさま洗面所へ飛び出していく。
シャマル 「あ、ちょっと、シグナム。」
ヴィータ 「いけねぇ、止めてこないと・・・」
シャマル 「ほっときなさい。シン君はああみえて頑丈だし、あとで謝っておけば大丈夫よ。
      それからもうこんな嘘はつかないって、約束してね?」
ヴィータ 「・・・うん、わかった。」
ザフィーラ「ん、リインフォースはどこに行った?」


677:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/13 23:10:14
前半投下終了です。
後半は既に書きあがっているので、今日中には投下できます。
リインフォースがはじけてますが、マリアナ海溝より深い心で見逃してください。

678:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:11:51
気にするな、俺はGJと言う
そして、シグシグ暴走しすぎ

679:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:12:58
>>677GJ
あれだ、うん。リインフォースさんはっちゃけすぎだなw

680:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:16:57
GJ!後半にも期待してます。ヴォルケンズが楽しいw

681:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:17:11
>>677
GJ!ヴィータが良い味だしてるぜ!
後半が楽しみだぜ!


682:朝倉さんとシン君
07/10/13 23:39:51
今からネタを投下しようと思うけど良いかな?

683:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:41:35
SKILL歌いながら支援するぜ

684:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:45:55
おいおいまた今日は豊作だな

支援支援

685:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:51:03
なぜかなのはネタを読んでると
デスクリムゾンのBGMやコンバット越前の声が脳内再生で・・・wwww

686:朝倉さんとシン君
07/10/13 23:52:42
GJを送ってくれると嬉しい。
では、投下。
朝倉「さぁ、今日のご飯はカレーよ、沢山作って有るからいっぱい食べてね。」
デス子「は~い!ありがとうです涼子!」
シン「・・・なあ、一つ良いか?
一体(約200人分のカレーが入った大鍋を指して)これだけのカレーを作ってどうするんだ~!?」
デス子「いっただきま~す!」
朝倉「あら?少し作り過ぎたかしら。」
デス子「バクバク!」
シン「どう見ても作りすぎだろ!?
誰が食べるんだよ、このカレーライス!
食い終る前に腐って食べれなくなるぞ。」
デス子「美味しいです涼子!
おかわりを下さい!」朝倉「はいはい、慌てなくても沢山有るからゆっくり食べてね。
・・・でもね、シン君。
私、お料理はおでんとカレーとワカメ汁位しか出来ないし、今まで一人でしか食べてこなかったから分量が分からなかったの。
だから、だから許してくれない?(涙目)」
デス子「ムシャムシャ!マスター、こんな美味しいカレー何で食べないんですか?
早くしないと私が食べきりますよ~?」
シン「後で食べるから残しておけ。
・・・判ったよ、そのかわり今度からは量を考えてくれよ?
これからは俺とデス子が居るんだから、な。(照れ)」
デス子「(ゴクッゴクッ。)プハー。
ムシャムシャ」
朝倉「ありがとう、シン君。
・・・これで今月のお給料無駄にしなくてすむわ。」
シン「・・・はぁ?今月の給料って、・・・まさか、このカレーライスは!」
朝倉「そうよ?シン君の今月分のお給料を貰って来て其処から材料費をだしたの。(笑顔)」
シン「って事は、デス子もう食べ、
デス子「ご馳走様です!
マスター、もう全部食べてしまいましたよ?
あんなに美味しかったのに、勿体無いです。」る・・な・・って、もう空なのか?
デス子!お前食い過ぎだ!
今月は、まだ始まったばかりなんだぞ!
次の給料日まで、どうやって生きていくんだ?」
朝倉「そうね、大変だわ。
でも大丈夫よ、私に任せて。」
シン「まさか、何か手でも有るのか?」

結局涼子の[考えて]とは、デス子の大食い力を活かして大会荒らしをする事だった。
結果として俺達の懐は暖かくなったが、知り合いの目は冷たくなった。
仕方ないじゃないか、デス子が涼子と俺が一緒に来ないと食べないって文句を言ってくるんだから。
ちなみにその次の給料は隊長達の[ある理由](飲み代など)から引かれていたと言っておく。

687:通常の名無しさんの3倍
07/10/13 23:57:45
何と言うオオボケ一家Gじょb(ティルトウエイト)

688:朝倉さんとシン君
07/10/14 00:05:05
取り敢えず次の話が出来たらまた投下するよ。
次からは少し書き方をいじってみる。
では、また。

689:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/14 00:10:19
>>686GJ!
デス子の食いっぷりもすごいが、白朝倉さんもいい味出してます。
しかし、これはもはや夫婦・・・・

ま、まて、話せばわか・・アーーーー!!!

ちなみに後半は三十分ルールで零時半からです。
皆、前半より暴走してる。(;・ω・`)これはヤバス!

690:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:10:25
>>686
どんなサイズの鍋なんだwww

691:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:11:44
鍋って聞くとはやてのたぬき鍋の絵が思い出されるww

692:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:13:06
>>689
楽しみに待ってる
後半は誰が活躍するかなwww

693:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:14:44
>>691
なにそれ?

694:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:15:45
>>691
このスレ、かどうかは知らんが、毒されすぎだww

695:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:19:19
鍋は知らんが汁ならさっき見た
URLリンク(srwmx.dip.jp)
どこで見たのかはURLから察してくれww

696:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:19:57
>>689
支援支援!!

>>691
たぬき鍋…ぐつぐつととびかげ先生が入ってるイメージが出てきた
あと、ぽんぽこたぬきさん

697:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:22:56
>>695
ちょww方向性違っwww

しかし、鍋は今見れない状態だった、ってかなかった
保存ってしとくべきだな・・・

698:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:28:10
亀的かも知れんが、何ではやてが狸なんだ?
冥王と便乗はある意味納得だが・・・

699:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/14 00:30:54
以下、再びシンの視点でお送りいたします。
シン 「ふう、今日はちょっと長風呂になったな」
はやて「そうやね、皆も待ってるしそろそろ出ようか」
 シンは風呂の戸を開けようとして違和感に気づいた。
だれか脱衣所にいる?それにこのパーフェクトなプロポーションには見覚えが・・・・。
シン「え~と、ナニヲヤッテルンデスカ?リインフォースさん」
 脱衣所の影がピクリと反応した。
リインⅠ「その、あ、主はやて、シン。わ、私も二人と一緒に入ってみたいのですが!」
はやて 「う~ん、私はいいけど・・・・」
 問題はシンだ。青春真っ盛りの少年が、デバイスとはいえ大人の女性とお風呂に入るなどいろんな意味で普通はヤバイ。
だが、シンは仮にも従軍経験者。感情をコントロールすることなど慣れっこだ。(え、本編?知らないなぁ?)
シン 「ちょうど上がるところだったんだけど、まあいいさ。俺は構わないぞ、
    軍じゃ男女の差なんてあってない様なものだったからな」
はやて「大丈夫やて、リインフォース。遠慮せずに入ってきいや!」



700:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/14 00:32:05
慣れっこだった・・・・・はずだった。
シン  「・・・・・・・」
はやて 「・・・・・・・」
リインⅠ「・・・・・・?」
 シンの予想は甘かったといわざるをえない。お風呂に入ってきたリインフォースは水着どころか、バスタオル一枚身に纏っていなかった。
シン  「・・・・・我が生涯に一片の悔い無し! ぶほっ!(大量出血)」
はやて 「シ、シン兄! リインフォース早く前を隠し!」
リインⅠ「主、何故シンはデバイスである私に興奮しているのですか???」
 そこへ先程、興奮状態となったシグナムが到着する。
シグナム「主はやて!ご無事です・・か・・・・」
はやて 「あっ、シグナム!シン兄が、シン兄がぁ!」
(シンの)血がついた上、半泣きのはやて。(なぜか裸のまま)呆然と立ち尽くしているリインフォース。
そして、はやてに襲い掛かっている(ようにみえる)シン・アスカ。
事ここにいたって、シグナムの誤解は限界を超えた!
シグナム「申し訳ありません、主はやて。私は間に合いませんでした。」
はやて 「いやいや、まだ何も終わってへんて!とにかくシン兄を何とかせな・・・」
シグナム「それはお任せください。リインフォース、湯冷めしないよう主はやてをリビングへ。それと服は着ておけ」
リインⅠ「・・・・仕方がない、明日にするか。しかし、シグナム。お前は何か勘違いをしてないか?」
シグナム「なにも問題はない。早く行け」


701:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/14 00:35:19
はやてたちがリビングについた頃、シンはようやく目を覚ました。
シン  「・・・・うう、貧血でふらふらする」
シグナム「そうか、だがじきに何も感じなくなる」
 シンがただならぬ空気を感じ、一瞬で正気に戻ると、なぜか攻撃態勢をとったシグナムが仁王立ちしていた。
その身から放たれる殺気は、この前よりもはるかにどす黒い。
シン  「・・・・あれ、シグナム?(あ~、まさか、またアレか?)」
シグナム「主はやて、あなたを守れなかった我々守護騎士をどうかお許しください。
     その罪は私一人で償います。だからどうか他の騎士達にはご容赦のほどを」
 シグナムの独り言から、シンは大体の事情を察した。
さきほど大量の血を出したせいか、今回のシンはいつもよりも冷静だ。
というか出血しすぎで命が危険な為、さっきからずっと「種割れ」状態なのだが
肝心のシンに気づいている余裕はなかった。
シン  「・・・・・なあ、俺はたぶん(また)あんたの勘違いだと思うぞ。俺がどれだけはやてを大事に思ってるか、あんたも知ってるはずだろ」
シグナム「・・・・・・」
シン  「・・・・毎回吹っ飛ばされて、間違いでしたって事ばかりだからな。たまには魔法を撃つ前に俺の言葉も聞いてくれ!」
シグナム「・・・・確かに一理ある。だが、遅かったようだ。この体勢に入った以上、この技は途中で止められん。」
シン  「・・・・まあ、なんとなく予想はついてたけどな。(いつものことだし)」
シグナム「生きていたら、何かおごろう。いくぞ、シュトルムファルケン」
シン  「って全然、割に合わないだろ! あんたって人はぁーー!!!」
ご近所に毎度恒例となった、シンの断末魔の悲鳴が響き渡った。

702:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/14 00:36:42
デス子の日記
 次の日、何事もなかったように蘇ったマスターは、シグナムさんのおごりで皆と日帰り温泉旅行に行きました。
そのあとも時々、リインフォースやヴィータと一緒にお風呂に入っているそうです。(リインフォースは水着着用義務あり)
近頃は、シグナムさんやシャマルさんまで入ってくると嘆いていました。
シン 「何で皆まで入って来るんだ?」
はやて「さ~て、なんでやろね~♪」

ヴィータ「べ、別にいいだろ。理由なんて・・・(楽しいからに決まってるじゃねえか)」
リインⅠ「やはり主はやてやシンといると暖かいな」
シグナム「例えお前でも、やはり主と二人っきりでお風呂は認められん!」
シャマル「私だけ仲間はずれは嫌ですからね♪」
 今日も八神家のお風呂はにぎやかです。

ザフィーラ「何故私だけは駄目なのだー!!!」


703:夜向性 ◆pLz4u.wgPs
07/10/14 00:40:20
投下終了です。
・・・・はい、みんなハジケ杉ですね。ザフィーラを弄るのは面白いです(笑)

もうそろそろ、書くことも思いつかなくなってきたし
ラストに入りましょうか?

704:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:51:42
>>713
GJ、流石リィン1だシンのLP0だぜ
ザフィーラお前が一緒に風呂に入ると毛で汚れるからだめだ

705:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:53:14
>>703
GJです
大人フェイトが見たら絶対便乗してきそうな愉快なふいんきでした

706:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 00:56:20
シン「ん?何で俺は女湯にいるんだ?確か、男湯って看板があったのに…」

707:朝倉さんとシン君
07/10/14 00:56:27
>>703
Gj!GJ!GJ!面白かったです!
シグナムの勘違いは笑いました。
けどやっぱりザフィーラが一番でしょうね。
彼をもっといじっても面白いと思います。
さてそろそろこの世界も終わりに近ずいて来たみたいですね。
やはりあの暴走自演王の活躍をそろそろ見たいです。
後、1回位日常編やってからラストに行っても良いと思いますと俺の意見を書かせてもらいましたが、最終的には夜向性さんが決める事だと思いますので。
最後にこれからも応援してますので頑張って下さい。

708:704
07/10/14 00:59:48
痛恨のアンカーミス(吐血

709:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 01:00:01
>>703
GJっす!
リインが大胆すぐるwww



710:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 01:36:47
>>698
stsでナカジマ父がはやての事をチビ狸って言ったから


>>夜向性氏
GJ!
次回も楽しみだZE☆

711:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 01:45:19
>>703
GJ!!
しかし、某閉じ込めスレといいここといいシンのあそこは不能なのか?よくもまぁ持つものだ。
実際みたら取り乱しそうだな、ヴィータあたり。

712:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 01:56:38
>>695
この絵師…有葉か?

713:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 01:56:46
ぶっちゃけリインのスタイルだと水着あるなし関係ない気もするんだぜ

714:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 01:59:42
>>711
シンはCEでの戦争によって、人間に裏切られてきまくったから、潜在意識下で、他人は裏切る者、と思っていそうだ。
だから、致命的な隙は無意識に見せないように本能を理性が制御している、と夢想した

715:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 02:28:47
シン「おいおい…スク水着て濡らすだけでエロイぜ…リイン…」

716:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 02:35:25
恭也「そんなことより見てくれ、これ?どう思う?」
シン「すごい・・・速いです。」
そんなやりとりが行われる高町家道場。
なぜかその場面を見て顔を赤らめる美由希、なぜかドキドキしてくるシグナム。
ひそひそ相談している忍とシャマル。そんな一幕という電波をキャッチしたぜ。

717:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 02:56:21
シン「恭也さん。この本見てくださいよ」
恭也「これは素晴らしい本だ。ナイスバディな女しかいないじゃないか」
シン「これなんてシグナムさん並のスタイルっすよ」
恭也「……なぜ、知っているんだ?」
シン「……」
恭也「服を着ているのに分かるなんて…まさか…お前…覗…」

718:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 03:01:11
デス子「マスター! マスター、見てください!」
シン「ん?」
デス子「中国人の女の人がこれくれました! 似合いますか!?」
つGNドライブ
シン「……返してきなさい」
デス子「えー」
シン「いいから返して来い」

719:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 03:07:14
>>717
you、とらは初心者?
恭也はそういうことを言うキャラではないぜ

720:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 03:11:02
>>703
いやいや、ラストなんて言わずにもっと引き伸ばしてくれてかまいませんぜ
次回も期待しておりまする

721:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 03:15:46
>>719
まぁとらは自体あんま知らん人もいるだろうさ。
まぁ恭也は「なかなかいい壷だろう?北宋時代の・・・」みたいなキャラだ。

722:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 03:17:49
何か夜行性氏のおかげで、デス子=ポテチが俺の中でデフォになりつつある・・・
ポテチが好きといい空気の読めなささといいどこぞの金魚物語のピンクヒロインみたいだな

723:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 03:40:43
>>721
人生の9割を御神流に捧げてるような人間だしなぁ…
剣に関係あることと実家の手伝い以外にはほとんど興味ないしな

724:絢爛舞踏的異次元逃亡 ◆hXRpBM/MAI
07/10/14 05:07:02
投下おk?

>>599
やめて缶詰やめてやめて大貝獣物語のあのダンジョンやめて
今日唐突に仕事中にネタが舞い降りたので手の平に概要を書いてしたためてきた
ただ本編を見て無い為口調や性格に齟齬が生じても謝れない、見たいけど……時間が


725:絢爛舞踏的異次元逃亡 ◆hXRpBM/MAI
07/10/14 05:12:23
久々に休みが取れたのでぶらぶらその辺りを散策していたらナンバーズのセミロングで水色の髪の少女、セインと出あった
珍しいなと思い、逢ったのも何かの縁、話しかけてみるととんでもない事実が発覚した
なんと家出である。姉御肌で感情豊かな彼女が家出だなんて前代未聞、しかし理由を聞いて割りと納得した
どうやらスカリエッティが大事にとっていたプリンを食っちまいやがったらしい
「それで家出だなんていくらなんでも突飛というかいきなり過ぎないか?」
「うう……あれは翠屋10周年記念限定の特製プリンだったのです。楽しみに取っておいた私のプリンを!プリンを!!」
食べ物の恨みは怖いと言うが、きっとスカリエッティの奴今頃スター○○ーズのハン=○ロみたいに壁に貼り付けられているんだろうなと思った

「それでお前、家出ったって何処に住むんだよ?何処か行く当てがあるのか?」
「こっちに新居を見つけたんです、一人暮らしのマイホームですよ」
興味ついでに行ってみたら……甘かった
今俺物凄く軽率な行動してね?とかそんな感じで砂糖250杯の玉露より甘かった
「ここですよ」 「―って沼じゃないか!?」
紹介された家というのは10メートル四方の沼地だった
「結構じめじめしてて居心地がいいんですよねー、ボーっとしたいときに来るとリフレッシュできるんですよ」
「沼の中で息を止めてどうリフレッシュするんだよ……」
「じゃあ早速案内しますね?」とセイン
「無視かよ、しかも強制かよ、底なし沼にダイヴですかー!?」
「大丈夫ですよちゃんと底はありましたからー」
「そういう問題じゃねー!ッて逃げ出そうにもがっちりバインドされてるー!?」
             【「無機物潜行」ディープダイバー】
中は意外と快適でした
「いやー、空間固定装置って言うのを借りてきて沼の中に大きな気泡を作って固定させているんですよ」
「酸素とか大丈夫なのかこれ?」
「この透明な膜が沼に含まれる空気をろ過して空気を取り入れているんですよ、シンさんお茶入ります?」

家財道具とかそのまま住めそうな空間を別荘に仕立て上げて其処に住むなんて凄いなぁと思いつつ
茶菓子に呼ばれてあれこれ談笑してとりあえず明日はちゃんと帰る様にと説得しておいた
勿論食い物の恨みは早々晴れないだろうと今度の休みに一緒に翠屋に行ってシュークリームを奢ると約束した
そう言えば今日は女難らしい女難がなかったなァと帰路についた。帰ったらいつもどおりの喧騒なんだろうけどね
それにしても妙にセインのやつソワソワしてたけど、何かあったのかな?
「ううう……なんという鈍感朴訥朴念仁……。多少無理矢理に誘ったほうがよかったのかも……
 でも一緒にシュークリームを食べる約束をしたし、これで姉妹より一歩前進かな?(///)」

その後電話で連絡し、予定した休みの日に待ち合わせ場所の公園に行くと妙に着飾ったセイン………数子全員が揃っていた。
後ろでメガネが哂ってた。どうやら盗聴されてバレたらしい…みんなで翠屋に食べに行く事になった
財布がすっからかんになり、軽い財布片手に六課に戻ると・・・鬼がいた、たくさん。俺何か悪いことしたかな?(六課みんなの台詞は心の中で再生しようね?(藁)

助けてメー○ル!! 「「「トリプルブレーカー!!!」」」アー!!

元ネタ 銀河鉄道999 何話か忘れたけど泥の家に住む女性の話

726:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 05:58:47
GJ!!
うかつな約束は死を招く。
というか、いつのまに、銀河鉄道の乗ったんだ、シン?w

727:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 06:27:04 /bqnH7G0
GJWWWWWW
つーか、いつの間にあの御方ともフラグ立ててたんだ?

728:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 06:33:48
>>725
GJ!住もうと思えば何処でも住めるナンバーズに驚いた。


729:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 09:37:16
GN粒子を散布すればレーダーとか探索魔法かいくぐれるんじゃね?
つまり逃げられるんじゃね?

730:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 10:18:29
GJ流石ナンバーズだ沼の中に家を創ろうかがなんともないぜ

729
つ「遠くを見る魔法」
つ「レーダーに映らないないおかしな不自然な所」
目視できるし常に散布しないといけないからから以外とすぐみつかる


731:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 10:20:16
>>729
あれがどこまで有効なものなのかがイマイチ…まぁネタとしては使えるかもだが

それより戦況予報士の酒飲み艦長と逃亡したほうが分がありそうな……あれ? 空が光っ(ry

732:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 10:20:55
GN粒子とNジャマーとミノフスキー粒子併用しても無理だな

733:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 10:35:05
>>729
ソレダ。
ちょっくらHGデスティニーにHGエクシアのGNドライブ移植してくる。

ところで前にナイトウィザードの話題出てたからアニメ見てみたがあれ面白いな。
話し作りたくなったが、何か設定が複雑そうで難しい。

734:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 10:46:20
ふ、早くもHGエクシアをもう一体買う必要性が出たようだな……


シンが憧れる超接近戦仕様のエクシアに嫉妬する運命……なんて電波が来たが、流石にエクシア子は時期尚早だな

735:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 11:48:00
>>733
ナイトウィザードは世界観さえ把握しておけば元が自由度が高いから多分大丈夫だ。

興味あるならアニメ版ナイトウィザードのスレ行ってみるといいよ。
沼に引きずり込まれるかもしれないけどww

736:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 12:11:38
エクシア子は日常生活はうっかりちゃんで戦闘時は凛々しく活躍するような感じ
CVは小林ゆう

737:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 12:14:58
エクシア子の決め台詞
「私がガンダムです」

738:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 12:24:17
エクシア →騎士道精神に溢れているクールキャラ。しかしたまに抜けている
デュナメス→明るく活発だがいざ事を実行する際には冷徹。ハロ付き
キュリオス→「お前に足りないものはァーーー! 速さが足りない!」
ヴァーチェ→普段ぼーっとしているが冷めた性格
と現段階で妄想してる俺

うん、ちょっと樹海行き列車の時刻表調べてくる

739:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 12:31:03
OOをも取り込むこのスレの力に感動したwww

740:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 12:33:41
>>738
キュリオスwww
その発想は無かったwww

741:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 12:33:41
>>739
すでに先週から取り込む気マンマンだぜ!

特に中華のオパーイを

742:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 13:07:23
>>736
ネギま読者の俺はどうやらいらん邪推をしてしまったようだw

743:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 13:14:01
>>736
小林ゆうかよ!
よけい見たくなってきたぜ!

744:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 13:16:03
これはつまり女難大戦にCBが武力介入すると考えておk?

745:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 13:42:04
デュナメスは雪乃で
ヴァーチェは小林沙苗
の声で脳内再生された

746:Reinforce ◆W/0H52cNcE
07/10/14 13:52:06
/ ( ゚ - ゚)) 擬人化ヴァーチェの声は私が担当しよう

747:通常の名無しさんの3倍
07/10/14 14:03:46
デュナメス「過ち・・・その女難は過ち・・・」
すまん一文字違いだな、ギガントクラッシャーアームに貫かれてくるわ。


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