07/09/14 14:57:23
だが連合のMAは彼に攻撃を直撃させ、迎撃の350mmガンランチャーが追従する前に目の前を通り過ぎて無駄弾
を使わせた上で後方から彼が狙い撃ちした94mm高エネルギー収束火線ライフルを避わして飛び去ってしまったのだ。
「シィィィット……ふざけるな!」
敵ながら天晴れな機動や攻撃と自分のMA1機落とせない無能っプリに次第に焦りを募らせるディアッカ。
そのMAはそれまで相手したどんなMAよりも狡猾であった…速度を利用して一撃離脱に徹し、距離を離し
てレーダーが使えない事を利用して向こうの好きな方向から…ある時は高空からの撃ち降ろし、ある時は砂丘
に沿って超低空から接近して攻撃を加えてイザークとの連携を分断し、既に武器の間合いを把握されているの
かこちらに無駄弾を使わせ、バッテリーを消費させて飛び去る。
実際シローらはバスターの武器の射程を大体把握していた……AAに開発者が居るのだから当たり前だ。
これではどちらが狩人なのか判らない、焦りながらもどこか冷静な部分でそう考える。
イザークの居る方向に歩を進めながら周囲の警戒を怠らない、敵はどこからでも来られるのだ。
右を見て左を……と振り返ろうとした時に右の隅で何かが動いたと思った瞬間、スラスターを全開にして後
方に飛び退る、コーディネイターは伊達ではない。
その目の前を通り過ぎる機関砲とビームの火線、比較的距離のある右120度からの攻撃を避わした事で攻
撃のチャンスがディアッカに巡ってきた。
中距離以上離れての敵捕捉、これはひさびさに巡ってきた俺のターン!
ディアッカは瞬時に戦いを組み立てて勝利の確信に口元を釣り上げつつ、機体正面をその方向に向けるとロ
クに照準もつけずに両方のミサイルポッドからミサイルを射出。
照準を付けなかったものの12発のミサイルは扇状に広がりながら正面に弾幕を張る……本来ならある程度
誘導
する筈だがそれを機体を捻りながら上昇して避わすMAの下を直進して当たらない、だがそれは彼の思惑通りである。
MAの兵装は大抵機首の向きにしかないので今は攻撃は出来ない、そしてMAはその投影面積が一番大きい
機体上面(下面ではなく上面なのは機体を捻った結果こちらに向いたらしい)をディアッカに見せているのだ。
「!」
独り言を呟く暇も無く350mmガンランチャーをMAに向けて放……とうとした瞬間、MAからビームが伸び
て来てディアッカは目を疑った。
機銃もビームも機首を向いている筈…と見ると機体中央にあるビーム砲はその砲口を彼に向けていたのだ…
…砲口を上げ、砲塔を旋回させて微調整をしてまで。
最初は左肩の上を通り過ぎて当たらなかったビームだがそのまま砲塔を動かして火線を下げ、撃ち尽くした
ミサイルポッドを切り裂くように命中、小爆発を起した為にMAを捉えていた350mmガンランチャーはまたも
や外れてしまった。
「ブルシィィィッツ! あのビーム砲は砲塔式か! 今まで三味線弾いてやがって!」
「今だミケル、あれを使うぞ!」
「了解!」
そのまま機体を捻りバスターに機首を向け両側のウェポンコンテナを開き、ミケルは親指でスティックに付
いているカバーを跳ね上げ、発射ボタンを押し込んでまず左側から必殺の兵器を放つ……同時に機種を上げて
離脱する事も忘れない。
ミケルの放った必殺の兵器とはAAのミサイルの一種類である榴散弾頭ミサイルである。
本来は艦尾大型ミサイル発射管から発射するのであるが、マードック班長がスカイグラスパーのウェポンコ
ンテナから発射できるようにむりやり改造したのだ。
以前ナタル中尉がこれを使いミラージュコロイドにより視認不可能になったブリッツをあぶり出したのが記
憶に新しい(あくまで劇中の時間で)この榴散弾頭ミサイルは、無数の子々弾を周囲にばら撒く実弾兵器であり
PS装甲のG兵器には通用しない、だが……。
「うぉぉぉぉぉぉっ!」
その無数の子々弾の与える衝撃まではPS装甲では防げない。 激しくシェイクされるコクピットの中では
姿勢制御もままならず、同時に外れた弾が砂漠の柔らかい地面をえぐった事もありバスターは後ろへ転倒し…そして……。
105:『転移戦線』第四話―34―:53 ◆9898LdFFy2
07/09/14 15:00:03
「ノォォォッ! PS(=フェイズシフト)・ダウンだと!? バッテリーはまだあるのに……っ!」
「隊長、バスターが灰色に!」
「PS・ダウンだ! 戻る前に攻撃しろ!」
「艦長、バスターがPS・ダウンした模様!」
「計画通りね……自分らで苦労して作った物を追い詰めるっていうのも妙な感じだけど……」
「いいぞミケル、殺っちまいな!」
PS装甲を開発したのは連合側であり特に開発全般に携わっていたマリューは理解度も深く、故にその特徴
や利点…そして欠点も奪取し解析したザフトよりは知っていた。
マリューを初めとしたAAクルー達はG兵器が敵に奪われ、こちらに刃をひるがえした時点からその対抗手
段―特にPS装甲を持った敵に対して通常兵器でいかに戦うか―を考え続けており、そのマリューらの出
した結論の1つがMAや航空兵力搭載の榴散弾頭ミサイル使用である。
榴散弾頭ミサイルは前記の通り無数の子々弾をばら撒く実弾兵器でありPS装甲には通じない、だが無数の
子々弾をばら撒くと言う事に意味があるのだ。
G兵器こと連合製のMSもバッテリーで動く……これはMSを動かすのも、ビームライフルやサーベル等の
武装も、そしてPS装甲もそれで動いているに他ならない。
だがそれはそれぞれメインのバッテリーに直結している訳ではない、それぞれバッテリーから使用目的毎に
キャパシタ(蓄電器)に一時電力を蓄えてから使用している。
言わば水タンクに溜めた水を水道管を引いて直接飲料、炊事、洗濯、風呂等に使うのではなく、一度バケツ
に水を取り出してからそれぞれ使っているのだ。
何故このような方法を取るか…これは一気に電力を取り出すといろいろバッテリーに負担や不都合を与える
とかいろいろな理由もあるが、電力の使用優先順位に関連する。
すなわち、MSで一番優先するべき電力の使用目的は生命維持装置、そしてMSの動作、武器、PS装甲…
と順番が決めてあり、バッテリーの容量が減った場合後者から電源供給を停止する為だ。
この順番は理解できるであろう…まずパイロットが生きてなければMSは動かないし、手足を動かせなくて
は動けない、武器が無ければ戦えない……こうしてPS装甲はほぼ最後の方に回される。
ともかく、全ての電力を使う物はまずキャパシタに一時蓄えられた電力で動いているのだ。
そして今回のPS装甲付きMSに対しての榴散弾頭ミサイル使用であるが……マリューが指示しマードック
班長が手を加えたこのミサイルは悪魔のような正確さで丁度身長18mのMSを包み込む角度とタイミングで
炸裂するようになっており、正面にまんべんなく子々弾を当てたのである。
PS装甲の欠点としてマリューが指摘したのは『PS装甲は当たった物に対して必ず効果を及ぼしその都度
電力を消費する』と言う点であり、まんべんなく全身に当てられた数百もの子々弾に対してPS装甲はその一
つ一つに対してマリューらが作った通りに動作した……全てに電力を消費して!
こうして全身に…しかも1つの榴散弾頭ミサイルは先頭から順番に子弾を、それから更に子々弾をばら撒く
ので数秒間は着弾が続き、例えばバルカン砲を連続して当てられる等を考慮して決められたキャパシタの容量
を軽く凌駕したのだ。
こうして一気にPS装甲用のキャパシタは空になり、その為メインバッテリーは残っていてもPS・ダウン
を引き起こしたのだ……今バスターの内部ではメインバッテリーからPS装甲用のキャパシタへ電力を供給し
ているがPS装甲を可動させるには数秒の間がある。
その数秒間はPS装甲が使えずそれまでの実弾に対しても無敵っプリは失われたのである。
上昇からループして再び機体をつるべ落としにしたミケル機は、止めを刺さんと砂漠に寝転んでいるグレー
のバスターに迫る!
電子戦パックを通じてミケル機の戦いを見守っていたAA艦内がバスター撃破の瞬間を期待し固唾を飲んで
静まり返る……その最中、突然マリューは立ち上がって顔を青くした。
「いけない、避けて!」
「ミケル、ブレイク(回避)!!」
「!!!」
「ファッキン! これで!」
106:『転移戦線』第四話―35―:53 ◆9898LdFFy2
07/09/14 15:02:44
照準機の中に映る寝転んだ状態で灰色のバスターが右手に握った350mmガンランチャーを持ち上げたと見え
た時、シローは嫌な予感―よりも激しい死の匂い―を感じてミケルに離脱を叫んだと同時にチャフ(金属片)
とフレア(疑似熱源火炎)をばら撒く。
シローとミケルはPS・ダウン中のG兵器は攻撃できないと聞かされていた。
榴散弾頭ミサイルが計算通りの効果を発揮した場合PS装甲用のキャパシタは空になり、まだメインバッテ
リーに十分な電力が残されている場合でも一時的に武器への電力供給を停止してもPS装甲用のキャパシタに
充電する為だ。
PS装甲のキャパシタが空になる時は少なくとも攻撃を受けている筈で、ならばそれへの充電を最優先にすべき。
マリューが手をかけていた時にはそうしていた……OSのかなり深い部分からそう作ったのだ、例えキラで
もその変更は難しく、ましてや奪ったG兵器を即座に戦場に投入し続けているザフトには変更不能とマリュー
は断言している。
そんな絶対的なチャンスにも関わらずミケルはその指示に素直に従った…それはシローへの絶対的な信頼が
そうさせたのだ。
砂漠で対立したものの、自分の気持ちを整理した後はMSを任せてくれたシローに、この世界に来てからは
混乱も無く適切な指示で孤立した部隊を引っ張り俺が必ず返してやると宣言したシローに、ミケルはUCに居
た頃以上の信頼を寄せていたのだ、だから回避した。
そんな絶対的なチャンスをシローが反故にする指示を出し…否、叫んだのは死の匂いを感じたからだ。
シローも数ヶ月前から戦場に出て戦い、危険な目にも何度も合っている……それこそ死ぬ思いも何度も。
だがそれでもカレンやサンダース軍曹から見ればまだヒヨッコの類であろう…それぐらいでは戦場に潜む死
神の匂いを感じ取るまでには達観しない、達観できない。
では何故シローにそれを感じ取る事ができたのか!?
それはシローが数年分以上戦場に立ったと同じぐらいの圧倒的な死と、絶望と、それでも戦わなければなら
ない状況を体験していたからだ。
―アイランド・イフィッシュ―
あの時の絶望とやるせなさと憎しみは、士官候補生だったシローを死神の気配を感じ取れる程にさせていた
のだ……あの絶望の宇宙(そら)に吹き荒れる嵐から生き残るにはそうなるしかなかったのだが。
果たして今だ灰色のバスターの持ち上げられた右手の350mmガンランチャーは鋭く砲口を発光させ、電磁
レールガンから散弾をミケル機に向けて放ったのである。
「「!!!」」
直前にブレイクしたおかげで散弾の集中する部分から外れる事はできたが機体にいくつもの衝撃が加わる。
実はバスターには短時間でのバッテリー切れを避ける為、本体用以外に左右の武器それぞれサブジェネレー
タが、両膝にもサブバッテリーが内蔵されていた。
これは砲戦仕様機が簡単に電源切れを起してしまうと支援攻撃に支障が出る事と、バッテリーやジェネレー
タを機外に露出させてもアウトレンジからの攻撃を前提とする機体であるから構わないとされていたからだ。
これはバスター固有の装備であり、故に例えPS装甲用のキャパシタに最優先に充電を行っていても射撃が可能なのだ。
マリューがシロー達に伝えた情報は嘘ではない、もしこれがデュエルであれば攻撃はされなかったであろう。
だが2人が相手したのはバスターである…マリューはこの事をもちろん知ってはいたが出撃が急であり、ま
た出撃1つ行うにも艦長としてやるべきことは多く、すっかり失念していたのだ。
この事は帰艦後報告され、その場でマリューは非を認め謝罪しそこでこの件は終わった…筈であった。
シローら08小隊の面子にとって戦場での連絡齟齬は日常的…とまでは言わないが、それが小隊の全滅に繋
がる重要な情報であっても無い訳では無い事であり、いわば戦場では良くある事として認識されていた。
だが一部のAA乗組員はそれでは終わらなかった……曰く『マリュー艦長は意図的に八小隊に情報を伝えず
抹殺を図った』との噂が艦内で囁かれ出したのだ。
ナタルを始めブリッジの要員やマードック班長等は信じなかったし、ちょっと考えれば直におかしいと気が
付くだろう……マリューが言い忘れていた人物にはキラやムゥも含まれているし、08小隊でもシローとミケ
ルしか出撃していなかったのだ…抹殺には程遠い。
107:『転移戦線』第四話―36―:53 ◆9898LdFFy2
07/09/14 15:06:09
だが噂とはそんな物であり、問題はそういう噂がはびこる状況に艦内がある―マリューは黒い噂が立つ程
度にしか乗員に信頼されておらずそんな規律の乱れを取り締まる人物も多くない―事なのだ。
これはAAにはマリューやナタルを含めて新人や経験の浅い乗員がほとんどであり、その辺を締めるべき塩
味の効いた(経験豊富な)士官や下士官が絶対的に不足している事に由縁する。
事実、マードック班長が君臨する整備部ではただのヨタ話程度と一蹴され、整備員達も信じはしなかった。
だがこれは一両日中に解決する問題では無い……故に根が深く、今後いろいろと問題となって行く。
逆に『ラミアス艦長はそんな重要な事を言い忘れる程の激務であり、休養と任務軽減が必要である』と進言
したのがシローら08小隊の面子だったのは皮肉と言えよう。
「ちぃぃぃっ!」
ディアッカは即座に第2弾を放とうとしたがシローのばら撒いたチャフとフレアに反応し、何かを把握して
無害だと判断するコンマ数秒の間にタイミングを外してしまった。
チャフはレーダー誘導ミサイルの探知を妨害しフレアは熱源に探知のミサイルに疑似熱源で欺瞞する物で350mmガンランチャー
にはまったく影響は無いのだが、コーディネイターの反射速度故にこれらに反応してしまったのだ。
更にフレアの光がディアッカの網膜とバスターのディスプレイに焼き、その煙と周りを乱舞する銀色の金属
片と相成って視界を遮る。
その間に薄い煙を引きながら上昇するミケル機は350mmガンランチャーの影響外に退避してしまった。
―だが。
「まだまだっ!」
ディアッカはバスターを膝立ちに起こし、右側の350mmガンランチャーを前に、そして左側の94mm高エネル
ギー収束火線ライフルを後に連結した。
これぞ“対装甲散弾砲”、バスターのバスターたる由縁、350mmガンランチャーと94mm高エネルギー収束火
線ライフルだけではバスター(=破壊者)とは言えない…この対装甲散弾砲と前後を逆にした“超高インパルス
長射程狙撃ライフル”があってこそ、真にバスターと言えるのだ。
この対装甲散弾砲は350mmガンランチャー以上の射程、散弾密度、そしてダメージを誇る……だが同時に1回
で両方の武器分のエネルギーを使ってしまう仕様故にディアッカは今まで雑魚であるMAに出し惜しみをしていた。
人生と言う名のゲームを楽しむディアッカは多少ギャンブラー的気質と言える…そんな彼は自分と相手の力
量や差を感情抜きに正確に把握しようと努める側面もある。
自分や相手を正確に測る能力はギャンブラーには必須と言えよう…今の状況で勝ち負け、引くか引かないか、
そのリスク等々……それらを正確に天秤に掛けれないようではギャンブラーに…ゲーマーには成れないのだ。
ディアッカはこのMAをもう雑魚とは思わなかった…ナチュラルであろうが強い奴は強い、そして自分を殺す事ができる。
今は出し惜しみをするべきではない、そしてこいつらがその技量にあるのであればもう1機のMAとストラ
イクを相手にしているイザークはただならない状況にある……楽をしている状況では無い様だ。
こうしてディアッカはまだ射程内で撃墜に十分な散弾密度の中にいるミケル機に対装甲散弾砲を放ち、連結
した砲身から放たれた閃光はそれまでの物とは桁違いの速度と、散布量と、力強さをもってミケル機に迫る…
…最早回避も間に合わない。
「「!!!」」
108:『転移戦線』第四話―37―:53 ◆9898LdFFy2
07/09/14 15:07:32
とっさに機体を捻るミケル。
だが更に強い振動がシローとミケルを襲い、左側から砲撃ではない閃光と爆発の衝撃が連続的に起こった。
「スカイグラスパー2とのリンク切れました!」
「ストライク、及びスカイグラスパー1ともリンク切れました、攻撃隊との通信不能!」
「キラ!? ちょっと返事しなさい!」
「スカイグラスパー2はどうなったの!?」
「通信回復せず……向うからのパケット来ません!」
「呼び続けて!」
「おいミケル大丈夫か! シロー返事して!」
被弾し戦場離脱を図ったと思われるミケル機だったが、直後に再び攻撃を受けたようで突如として電子戦パッ
クを通じてAAに送られていたストライクとムゥ・ミケル機の通常回線やデータ通信も切断されてしまったのだ。
最後の情報からミケル機が被弾した事は間違いない、だがそれからどうなったのか……それに答える物は居ない。
静まり返るAAブリッジに、シローとミケルに叫び続けるキキの声だけが響いていた。
「電子戦パック破損! 左エンジンに火災発生! ミケル、機首を起こせ!」
「機体バランス保てません! コントロール不能! うわぁぁぁぁぁぁ…隊長ぉぉぉぉぉぉ……っ!」
「諦めるな! 諦めたらそこで終わりだ!」
ミケルが機体を捻ったおがけで射線に対して横方向からの攻撃となり、被弾面積を小さくする事ができたの
で一気に爆発四散するような事はなかった。
だが機体左側には何発か当たったらしく左側の電子戦パックは消滅、エンジンは破損、尾翼も穴が開き機体
のコントロールが出来なくなってしまったのだ。
もしもウェポンコンテナの榴散弾頭ミサイルを右から使い、左側が残っていればこの時点で誘爆、爆散して
いただろう…ミケルが咄嗟に使った側を死神に差し出した事で即死は免れた……が、即死はまのがれただけで
あって、2人は今だ死神の手の中にいたのである。
「グゥレイトォ! どうだ!?」
ディアッカは色を取り戻して行くバスターの中で、機体左側から黒煙と炎を吹き出しながら錐もみ状態にな
りながら砂漠の大地へ高度を落としていったミケル機を目で追いながら勝利の笑みを浮かべていた。
109:『転移戦線』第四話―投下終了―:53 ◆9898LdFFy2
07/09/14 15:10:09
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
『転移戦線』 第四話 「慟哭たる砂塵」 ―29~37、投下終了―
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
投下終了、今回はここまでです。
退院後に書いた初めての投下なのできちんとした物が書けたかドキドキです…審判は皆様にお任せします(汗)。
ちなみに作中のバッテリーとキャパシタの関係は私の想像というか捏造というか妄想です。
バッテリーの電力をどうやって各部に伝えているかの表現が見当たらなくて……しかしバッテリー直よりは
フェイルセーフを考えると一時別に移してからの方がより安全かと。
今後『転移戦線』ではこのような設定で進めていくと言う事でご了承ください。
……後ディアッカがヤンキー過ぎたかな……でも本編見ても結構叫んでいたし、『グゥレイトォ!』だけ言
うのも変かと思いましてこうなりました…こちらもご意見があればお聞かせください。
では今回もお付き合いいただきありがとうございました、ご意見ご感想がありましたら忌憚無くよろしくお願いいたします。
110:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 18:20:56
GJだ!
よくも荒らしの中で輝いてくれた!
111:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 18:39:34
転移戦線氏、GJです!
グラスパー2号機とバスターとの戦いが熱すぎる!
ミケル&シロー、撃墜されちゃいましたが、まぁ相手が悪かったといったことで^^;
ジン・オーカーとかPS装甲じゃないMSだったら、何機かは撃破してたと思います
バッテリー類に関しては、なかなか楽しませせていただきました
こういった考えもありかなと思います
次回も楽しみにしております
112:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 18:53:35
じつに乙ですなぁ
スカイグラスパー2対バスター、お見事。ギリギリの線上の戦いを堪能させてもらいました。
カガリに学習能力が?と思ってしまった俺は色々毒され杉かも試練orz
とにかく体にはお気をつけて。ご馳走様でしたー。
113:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 21:45:53
アツい、アツいよこの戦闘!!
なんと言う鮮烈なカンバック、これはとても美味しくいただきました
114:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 23:08:55
__ __ _
. _ , '"´ ,. _ ___`丶、
/ ` / /´-‐ァー-ヽ \
. / /下7 ..///.:.::/ .:.:ト、 ヽ ただの人間には興味ありません。
/ └イ_j/ .://;へ、/!.:.::/:.}ヽ ',
,' ///!l .::j.:lイ仔くヽ/,.イ,.ム:.', l
, '〈/f`| l ::l`' ゞゾ '´ rャjノ::.l:. | この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者、ニュータイプ、強化人間、コーディネーター、
| l:l :!:{、| l ::| マソハ: |:: | PS(この際PSの出来損ないの二ーヴァのおっさんでもいいわ)に異能生存体、メガノイド、
| l:l::i个| l ::l! l⌒ヽ′} .:}:.l:: l ファティマ、サイボーグ、ウィッチ、アルター使い、ギアス能力者、SS職人がいたら
| lハ:l::{::', ::::{、 ヽ.ノ /.:/::.l:: l 私のところに来なさい。
l !:|:::',::',::ヽ:::ヽ\._ /.:/::::/l::;!
. ',::{:{、:::ヽ\:\;ゝ `「:フ´!::::/;:::/ 〃
. ヾハj>''´ ヽ ト、_..上くイ::::{ {::{/ |ヽ | |_ 「 〉
/⌒ヽ、\ ` \-ー ̄\ヾ ⊥ 人_ _|_ |/
/ ヽ \\ \´ ̄`ヽ、 O
. l ', \\ \ __| \
. | ', \`ヽ、 ∨n| } ト、
115:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 23:10:01
つーわけで転移戦線氏、GJ!
116:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 00:56:50
同じくGJ!
しかしミケルが活躍すると、死亡フラグにしか見えなくて困るw
117:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 10:43:46
>だが、その目撃者は妖艶な笑みを浮かべ
普通にクロスオーバーに留めりゃいいのに何でこうも頭の悪い厨房設定のオリキャラいれるかねぇ
よくわからんがオリキャラ=自己投影?
118:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 10:45:03
>「判るのヨ、狩りの神に愛されるた射撃の天才である私には……ネ」
きめえ
119:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 11:19:18
>>117-118
( ´,_ゝ`)プッ
荒しならいいんだが…マジだとしたらよっぽど頭悪いか本編見てねぇナ
これが本編で出てきたキャラと見抜けない厨房はあっちいってなwww
120:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 12:07:06
わざわざカタカナ表記してるんだからアイシャじゃないの?
121:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 13:32:36
>>119
ヒント:例のアレは08だけじゃなく種・種死本編も見てないらしい
新旧シャア板のSSやスレから知識を適当に拾っているだけのようである
要するに叩けそうならなんでもいいらしい。
122:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 13:44:13
アイシャだろうネ、どう読んでモ
4話の最初でアイシャがタッシルに行く描写と、長老の家にアイシャが入る描写があったから、長老の家の屋上で見ているのは確実にアイシャ
SS同人痛にしてはレベル低い難癖の付け方だから……難癖付けたがるただの荒しが脊髄反射で
「俺が知らないからオリキャラだ~この職人頭の悪い厨だ~」ってか、きめえwww
それはさておき、GJ!
シロー&ミケルの運命やいかに!?
123:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 14:17:11
また三■目の出現か?
124:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 15:01:22
もうやめてェっ!みんな!!
>>117-118のライフはとっくにゼロよ!!?
125:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 22:17:25
>>124
自演だろうか?
…だろうな、キモい。
126:通常の名無しさんの3倍
07/09/16 02:12:50
>>124
;゚д゚)<0になったら気絶で更に攻撃を加えれば死んじゃうらしいよ
Σ(゚Д゚;TRPGのデモパ設定!?
127:通常の名無しさんの3倍
07/09/17 22:19:02
まあ三人目だろうがなんだろうがどうぞ勝手に暴れてくださいだな
SSスレなんて投下がなければどうしようもないし
128:通常の名無しさんの3倍
07/09/18 00:18:15
三人目などもういない
いるのは人外に堕ちた三◆目のみ
所業無常なり
129:通常の名無しさんの3倍
07/09/20 20:28:20
ほしゅ
130:通常の名無しさんの3倍
07/09/22 01:25:59
保守
131:通常の名無しさんの3倍
07/09/23 13:43:10
保守
132:通常の名無しさんの3倍
07/09/24 17:58:39
保守
133:通常の名無しさんの3倍
07/09/25 14:17:47
保守
134:通常の名無しさんの3倍
07/09/26 14:38:27
保守
135:通常の名無しさんの3倍
07/09/26 15:04:39
上げ
136:通常の名無しさんの3倍
07/09/27 18:06:02
保守
137:通常の名無しさんの3倍
07/09/28 20:26:22
保守
138:通常の名無しさんの3倍
07/09/29 23:34:59
ほしゅ
139:通常の名無しさんの3倍
07/09/30 01:42:29
保守
140:通常の名無しさんの3倍
07/10/01 18:26:33
ほしゅ
141:通常の名無しさんの3倍
07/10/02 09:44:54
保守
142:通常の名無しさんの3倍
07/10/03 15:50:05
保守
143:通常の名無しさんの3倍
07/10/03 22:56:56
保守
144:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:09:04
暇だからシン死亡スレのSSおくわ、もういい加減過去ログ削除したいし
28 :death or die ◆26fvVAiDE. [sage前の鳥に戻してみました] :2007/05/21(月) 22:29:09 ID:???
「なんじゃぁぁっ……こりゃぁぁぁ!」
シン・アスカは自分の腹を見て叫んだ。赤服が自分の血で地の色以上に赤く鮮やかに染まっている。
言葉を発すれば発する程にえぐい血の味が口の中に広がる。腹を押さえた手は鮮血によって紅葉の様だ。鈍痛が走る腹部がやけに熱い。
鼻孔を擽る微かな硝煙の臭いが自分が銃撃を受けたことを知らせる。
体中から力が抜け、地面に前のめりに倒れた。視界は次第にぼやけていき、聞こえる音もノイズ混じりになっていく。
「……俺は死ぬ……のか?」
冷たい地面は温かくなっていく。いや、シンの体が冷たくなりつつあるのだ。
「君は死ぬ。君はラクス体制下のプラントには必要ないんだよ」
「ええ。貴方が私に従順な態度を見せつつ反プラント活動に携わっていたという事も解っています」
「あの世で君が殺したアスランに謝るんだね。巧妙な手口で惑わされたよ。ユーリ・アマルフィの手記が無ければ君へとたどり着けなかった……。大したスリーパー、静かなる復讐者だよ、君は」
被さってくる声は誰のものだろうか。暗転していく意識を握り締めて記憶の糸をたぐり寄せても答えは浮かんで来ない。
下卑た嘲笑が振りかかるが、もはやなんの感慨も湧かない。ただ、プラントのラクス・クライン体制を覆えす事が出来なかったのが悔しいだけだ。
ニコル・アマルフィの墓に細工を施しアスランを憤死させた事が僅かに溜飲を下げる。
もはや何も聞こえず、何も見えない。痛みすらなく、口からは声の代わりに空気が漏れるのみだ。
ぼやけて黒い靄のかかった視界の奥でマユとステラが楽しそうに手招きをしている。
俺もすぐにそっちに行く。だから待っ
─All over with him.
私が書くとこんな感じでしょうか。
145:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:14:54
先に高畑のSSをおくわ、種蒔きは一気にやるから
40 :cross GR ちょっとだけ ◆YqJJJk6AAw [sage] :2007/05/22(火) 22:25:53 ID:???
いかな栄えあるザフトの赤備えの一員であろうが多勢に無勢では勝負にはならず、善戦虚しくシン・アスカは虜囚の辱めを受けた。
捕えられたシンは古の例に習い戒められて裁きのお白洲へと引き出される。
「シン・アスカよ。そなたは良く戦った。天の時を知るならば我が前に膝を折り、我等が歌姫、ラクス・クラインに降るが良い」
ラクス・クラインの側近が一人である麗しきよし子の厳かな声がお白洲に響き渡る。
「忠臣は二君に使えず……士は己を知る者の為に死すと言う。このシン・アスカ、斬られる首はあっても奸賊なぞに下げる頭など持ってはおらぬわ!」
シンは堂々とした態度でよし子を見据える。その姿は嘗てウズミを諌めて死した王累の姿を彷彿とさせる。
「シンよ。そなたの忠義は認めよう。しかし民の事を思うのであれば、速やかに降るべきではあるまいか。世界を再建する為に力を振るう事を考えられい」
よし子はこんこんと仁義を説くが、シンは首を縦に振らない。
「なればこそよ!耳を澄まして見よ!民草の声を聞いてみよ!怨みに満ち溢れているではないか!ラクス・クラインとは倶に天を戴けぬ!」
シンは眥を吊り上げよし子を睨み付けて唾を吐き捨てる。しかしよし子はシンに理を説く。しかしそれでもシンが首を縦に振る事はない。その時新たなる声がお白洲に響いた!
「よし子よ、やめるが良い。これ以上は忠義の士に恥をかかせる事となる。素直に忠義を全うさせてやるが良い」
声の主は誰であろうか?よし子が振り替えれば、なんと!声の主はクライン旗下にその人ありとうたわれた捨て童子・松平忠輝その人である!
「これほどの忠義の士を殿の配下にと望むそなたの心は解るが、このシン・アスカという男、変節はせぬであろう。否、変節するような男であればわが君に推挙する事など出来ぬ」
忠輝は腰の物を引き抜き、シンの背後へと立つ。
「思い残す事はあるか?」
「貴殿程の男の手にかかるは武人の本懐……。感謝いたす」
シンの言葉が終わるや否や、白刃が閃きシンの首が落ちた。
人々は忠義の士の死を悲しみ、町には三日三晩明かりが灯らなかったという。そしてオーブのシンの生家にはシンを偲んで小さな祠が建てられた。
俺はこんな感じだな。カケラっぽいのはネタが浮かんだら投下するかもね。
146:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:19:41
53 :自分もちょっと書いてみた [sage] :2007/05/23(水) 11:58:27 ID:???
「復讐の方法? 簡単だ、自分が合わされたと同じ目かそれ以上を味わせてやればいい」
偽りの結婚式からカガリを救い出し、コクピットの乗せてキラはAAに向かっていた。
白と赤のザク―主に白い方―に多少梃子摺った…特に白い方はこちらの弾道を予測したかのような回避力だったが、
赤い方の射撃をフリーダムと白い方を同じ軸線に乗せた状態で誘い上手く白を落とす事が出来た。
「カガリ、AAが見えてきたよ…あそこにはラクスも皆もいるから…」
『あーっはっはっはぁ! キラ=ヤマト、見えてるか!?』
突如AAの真下の海中からフォースインパルスが飛び上がってAAに取り付く。
『レイとルナは上手く時間を稼いでくれたみたいだな、見ていろ!』
「君は…誰だ!」
『お前に復讐を誓う者だ、キラ=ヤマト!』
AAの対空砲かをかいくぐりそのMSはブリッジの正面に立つ。
「…止めろ、何をする気だ!」
『お前が俺にした事と同じ事さ! よく見ていろ、一瞬たりとも見逃すんじゃないぞ!』
その右手をゆっくりとAAのブリッジに差し込んだ…その瞬間から妙にゆっくりと風景が見える。
妙にゆっくりと飛び散る破片、念入りに米ぬかを混ぜるように、そのMSは差し込んだ腕を、ぐりぐりと動かし、引き抜く。
その後小さな爆発が、AAのブリッジだった所から、赤い炎を吹き出しつつ、黒煙を空に向かって吹き上げる。
『くくくく…あはははははっ! 見たか、見ていたかキラ=ヤマト!?
死んだぞ…お前の仲間は、お前の恋人のピンクの毒電波は死んだぞ! あははははははっ!!』
突き付ける様に所々に赤い色の付いた掌をキラに向けるそのMS。
「君は…君って奴は~~~っ!」
キラの頭の中で何かが弾ける感覚と共に視覚が一気に開ける…いや、これまで以上に感情が爆発的に相手を倒す事に先鋭化する。
「おい…キラっ!」
カガリが何か叫ぶがもう聞えない、キラは相手に攻撃を貫く事だけに…ただそれだけに集中していた。
「なんて…なんて事をしてくれたんだぁっ! ラスクは…この世界の希望なんだぞ!!」
『あーっはっはっはっはぁ! どうしたキラ=ヤマト、怒っているのかい?』
「君は何でこんな事を!」
『決まってるだろ、された事をやり返しているだけさキラ=ヤマト。 どうしたい、攻撃が当たらないよ?』
「僕はこんな事はしていないっ!」
『してないだって? はっ、さすが綺麗事が得意のはアスハの姉弟だけあるね!
所詮素人の付け焼刃か、攻撃が直線的でワンパターンだ…正式な訓練を受けた俺にはまるで通じないよ』
ゆっくりと海面に向けて落下して行くAAを背景に超高速で飛び交う2機のMS…常識を遥かに超えたその速度はナチュラル
には捕らえられない程の物であるが、それでも2機は武器を放ち回避し寄っては離れ強烈な光を放つダンスを踊る。
『どうしたい、スーパーコーディネイターの君が俺一人殺せないのか? それとも恋人が恋しいか?
この右手を良く探せばピンク色の毛一本ぐらい見つけられるかもよ? ひゃーっはっはっはっはぁ!!』
「君は…君だけは許せないっ!!」
ビームライフルを手放して右手を開いてストライクに向けるインパルスに、“ラケルタ”ビームサーベルを引き抜いて突貫するキラ。
その切っ先は寸分違わず、避けようともしないインパルスのコクピットを貫いていた。
『俺の復習は始まった…愛する人も居らず、復讐する相手もいない無限の苦しみを味わうがいい……』
最後にインパルスのパイロットの声がそう聞えた…その後に“父さん、母さん、マユ”と呟く声も……。
「……どうしようカガリ……皆が…ラクスが……」
思い出したように涙を流してカガリを向くと、カガリは口から血を流して息絶えていた…ナチュラルでは戦闘機動のGに絶えられる筈も無い。
「僕は…どうして…こんなところへ…来てしまったんだろう…」
呆然と立ち尽くかのように空中に留まるキラとフリーダムを、オーブの部隊が包囲しようと集まって来て居た。
「何、相手を殺すって?
……シン、お前は慈悲深い奴だな。 わざわざ相手を楽にしてやる事もあるまい」
147:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:24:53
それにしても以外にSSがあるもんだな、なんかいまみてるとおかしくなってくる
114 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/31(木) 20:33:34 ID:???
○月4日
インパルスのパイロット、シン・アスカが戦死した。
ユニウスの破砕をギリギリまでやった挙句アスランのザクを助けにいって大気圏で燃え尽きたらしい。
誠に痛ましい事件ではあるが、聞くところによるとなぜか帰還したアスラン・ザラは薄笑いをしていたらしい。まさか………
×月17日
ミネルバがインド洋で撃沈した。
タリア艦長にレイやルナマリアなどのパイロット………いやミネルバのクルーは1人の例外もなく全員戦死したという。
さすがにウィンダム30機にセカンドステージの3機相手では戦力差がありすぎたのだろうか。
ミネルバが消えた今となっては、ガルナハンの極秘要請に応じられる地上戦力は今のザフトにはない。
遺憾ながら連合のローエングリンゲート破壊作戦は無期延期とする。
▽月22日
ミネルバとともに戦死したはずのアスラン・ザラが生きていた。
戦況の不利を悟りミネルバが撃沈した瞬間、足の速いセイバーで戦場を離脱したらしい。
が、なぜだろうか。コイツの面を見ていると胸のあたりがムカムカしてきやがる。レイすら戦死したというのに………
だが戦力にとぼしい今となっては優秀な戦士は1人でも多く欲しい。アスラン・ザラに戦艦を一隻任せることとする。
◎月9日
連合・オーブ同盟軍はおもいのほか手強い。
こんな時せめてタリア達がいてくれれば……いやこれは政治家としてしてはならない思考だな。
アスラン・ザラはよくやってるようで、そのおかげもあってか今のところなんとか戦況は四分六分といった所だろうか。
だがこの苦戦している戦況に正直、先が不安になってきた………
●月19日
連合のエクステンデットを捕獲したという知らせを受ける。
ただちにプラントに移送を命令し息を引き取る直前に徹底解剖した。
連合め。これほどの強化人間を作る技術があるとはなんと羨ましい……いや非道な。
こいつを世間に公表して連合、ひいてはロゴスを貶めてやろう。
148:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:30:35
誰かライブドアのアカウント持ってる奴いないか?etcにシン死亡エンドがのってるからUPしてもいいと主運よ
115 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/31(木) 20:34:35 ID:???
△月26日
エクステンデットの存在を暴露することでロゴスを追い詰めることには成功したが……奴等め。
ベルリンに化け物みたいなMAを投入しやがった。
なんとか撃破はできたがザフトの戦力がかなり削られてしまった。どうしたものか………
□月15日
そろそろ邪魔な連中にはまとめて退場してもらおうと思い、テレビ放送でロゴスのメンバーを全員暴露。
愚民どもを煽動し、ついでにアスランに命じてアークエンジェル撃破を命令した。
苦戦するかと思ってたのだがあっさり撃沈したとの報告が。うーむ何かひっかかる。
◎月1日
あちこちから反ロゴスの連中が集まってきた。
これなら疲弊したザフトの戦力をカバーし、さらにヘブンズベースをも落とせるだろう!
そう思って戦いにいったらデタラメな対空掃射砲とバケモノMA大量投入で無残に敗退した…………泣いた。
おまけにアスランの野郎は作戦前に脱走したらしく行方不明。泣き面にハチとはまさにこのことか
◇月6日
もはや大勢は決した。
連合・ロゴスは息を吹き返し地球上のザフト軍掃討作戦を開始、
オーブはエターナル・アークエンジェルを旗艦に軍を宇宙に派遣、プラント侵攻を開始した。
それにしてもアスラン・ザラ!あの裏切りヤローめ………アークエンジェルを撃破したとか言ってたくせに密かに見逃していやがったな!
まったく腹の立つことではあるが、ともあれ我がプラントもこれでもう終わりだ。
ザフトはほぼ壊滅状態、残ってるのは少数の宇宙軍のみ。
しかも本国に連合のレクイエムを喰らって大混乱してるところへこれじゃあメサイア程度では対処の仕様がない。
しかしな……最終的に私が負けるのは、まあ仕方ないとして。
もう少しくらい良い形での勝負になるかと思っていたのだが……
いつの頃からかやる事なす事すべてが上手くいかなくなったのはどういう訳だ?
なにか重要な歯車が、どこかの時点で抜けたせいでこうなったような気もするが………
おっとこんな事をのんびり書いてる暇はもうないようだ。誰かがここに来たらしい。
私はキラ・ヤマトと対決して死ぬことに決めた。私が自らこの手記を書くことはもうあるまい。
それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら・……………
民明書房刊 「ギルバート・デュランダルの憂鬱」より抜粋
149:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:38:26
確か次はメスト、ついでに批評レスも出すわ
140 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/06/13(水) 21:23:37 ID:???
「いいか勇士を苦しめるな。各自尊敬をもって初弾でかの者を楽にしてやれ!」
「ハッ!」
「構え――ッ!」
「………」
「撃ェ――ッ!」
パパパパ…………ッ!
「シン……うっうう……」
「ルナマリア……しょうがなかったんだ。シンはどうしても戦犯として処刑されなければならなかった」
「………勝っ手なことを!すべては戦勝側であるあなた達のエゴの為でしょうに!」
「シン1人の命で大勢のザフト兵の命が救われるんだッ君もそのひとりだろう!」
「………」
「で、これからどうする気だ君は?」
「どう、て?」
「仕事がほしいのなら俺が世話してやってもいい。俺なら新政権にかなり顔がきくし………」
「…………ふっ……・・ふふふ……はははっ!」
「何がおかしい?」
「くすくす………白々しいわよアスラン・ザラ。あんた私に未練があったんだ?」
「なッ!」
「私を愛人として囲おうってわけ?でもお生憎さま、私は1人で生きていくわ。いえ………彼が授けてくれた新たな命とともに生きる」
「ッ!まさか妊娠してるのか?」
「そうよ。もちろんシンと私の子」
「………」
「私を殺す?それとも子供を強制的に堕胎させる?いいわよ……私に少しでも手を出したらとたんに舌を噛み切ってやるわ」
「……産む気、か?」
「もちろん………そして私とシンの子がいずれあんた達を滅ぼすわ。いえ……この子の代ではダメかもしれない。
でも数百年、数千年かかって必ず……私達の子孫がシンのレイの、議長の艦長のいえあの戦いで敗れたみんなの無念を……必ずはらす。」
「……ルナ……マリア………」
「さようならアスラン・ザラ」
ルナマリア・アスカはそう言い捨てるといずこへと去っていった。
150:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:45:29
間違えた、この次がメストだが・・・転移宣戦復活、か・・・・・・
151:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:47:39
張り忘れるとはなんて迂闊で残念な炒飯職人
147 :シンの末路 [sage] :2007/06/24(日) 09:30:55 ID:???
夏の陽射しが刺す様に降り注ぎ、シンの体力をジワリジワリと奪っていく。
全身至る所に汗が滲み、衣服が肌にベッタリと張り付き不快感を加速させる。
「み……水……」
乾きにより言葉を発する事に痛みを覚える。
霞む視界の果てに一件の民家が見え、シンは最後の力を振り絞り駆け込む。
「……すみません……水を一杯……」
玄関に倒れ込んだシンをみすぼらしい格好をした農夫が出迎える。
農夫はシンの纏っている赤服に眉を潜め、水をなみなみと湛えた水瓶を倒す。
「さっきまで水はあったがもうないね。NJを落としやがったザフトに飲ませる水なんてない」
シンはその言葉を聞くと血を吐き地に崩れ落ち二度と動く事は無かった。
議長の寵をかさに悪行を重ねたシンに対し、民の怨みは止まる事を知らなかったのである。
この後、晒されたシンの亡骸は腹に芯をさされ、ともされた火は三日三晩燃え続けた。
位人臣を極めた男から人心が離れるとはなんとも皮肉な事であろうか。
152:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:49:52
166 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/07/01(日) 07:39:46 ID:???
涙で霞む視界にルナマリアが見える。顔をクシャクシャに歪めて泣いているようだ。
何かを言っているようだけど、何も聞こえない。ただ、穏やかな静寂だけが俺を支配している。
今までの事が走馬灯の様に蘇ってくる。
平和だった時の思い出父さん、母さん、マユは笑っている。俺はその笑顔を守りたかった。
俺の手の中で冷たくなっていったステラ。その温もりはまだ俺の手に残っている。
本当に守りたかったものは全て水の様に手から溢れていった。
運命はまるで残酷な砂時計だ。落ちていく砂の様に人の命が失われていく。
力ある人間の都合で力無き弱い者が虐げられる世の中を変えたかった。
でも、それは俺には出来なかった。
一生懸命頑張っても、なにもかもが報われない。俺の人生は空虚そのものだ。
いや、ルナマリアが俺の為に泣いてくれている。その涙だけで少しは報われたのかも知れない。
ルナマリア、泣くな。笑顔でいてくれ……。俺はお前が笑顔でいてくれたらそれだけで満足だ。
次第に視界が暗くなり、ルナマリアの輪郭がぼやけ始め、口の中に鉄臭い血の味が広がっていく。
手足が段々と冷たくなっていくのが分かる。ルナマリアの温かい腕の中で終りを向かえるのも悪くない。
……お休み、ルナマリア。俺はもう眠いんだ。静かに眠らせてくれ……。
私の腕の中でシンが冷たくなっていく。
ねえ、守ってくれるって言ったじゃない。あれは嘘だったの?
お願いだから返事をしてよ……目を開けてよ。笑ってないで目を覚ましてよ。
冷たくなったシンは笑っている。微笑んでさよならなんて許さない。アンタの柄じゃ無いじゃない。
私を一人にしないでよ。お願いだから……。
関○宏「シン・アスカは静かに眠りにつきました。。その想いを果たせぬまま、絶望を胸に抱いて笑顔で死んでいった彼の生涯とは一体どんな意味があったのでしょうか。我々には伺い知ることが出来ませんが、最後の微笑みは彼の人生を表しているのかも知れません
」
「やべぇ、ゼリーマンが憑いちまったぁぁぁぁぁっ!!」
167 : ◆JOaW6wYxoc [sage] :2007/07/01(日) 07:41:15 ID:???
鳥付け忘れ
153:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:51:00
アカウント餅だが、これはどこのスレにあったやつ?
あと、タイトルの無いやつがあるけどどうすれば良い?
154:通常の名無しさんの3倍
07/10/04 21:56:03
あ、すまん。
シン死亡SSスレの単発だったのか。
過去ログみたら出てた。
編集してまとめに入れておくよ。
155:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 10:58:04
>>144-154
>>1読め、ここ『第08MS小隊の人たちが種、種死世界に居たらどうなるかを語るスレ』だから
高畑一派の本拠地じゃないからシン死亡スレのSS置かれても扱いに困るから
つーか>>146は高畑さんのSSじゃないだろwww
それに……どうせなら職人向上スレの種蒔きさんのSSを(ry
156:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 19:31:29
種まきさんが向上スレに投下したSSは読んでみたいな。
このスレが落ちる前に誰かうpしてくれないかな。
157:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 20:36:40
お前馬鹿?明らかに高畑のSSじゃないだろ、それに向上スレの過去ログがあるならとっくに出してる
29 :名も無き花散る頃 [sage] :2007/05/21(月) 22:48:36 ID:???
1/2
あれから季節は幾つ巡っただろう。
彼がプラントへと旅立った時は肩に掛かる位だった私の髪は、気が付けば腰まで伸びていた。
私の周囲の環境も変わっていた。妹が産まれ、すぐ下の弟は戦場に散った。
私自身も飛び級でカレッジに入学し慌ただしい毎日を送っている。
少し前までは空を見上げる度に彼の事を思い出していた筈なのに、今は彼と過ごした日々は夢のように思える。
「大人になるってこういう事なのかしら?」
「あら、急にそんな事をいうなんてどうしたのよ?」
昼下がりのカフェテラスで私は親友と他愛の無いお喋りをしている。
彼女は法学部で私は医学部。お互いの進む道は離れてしまったが、暇を見付けるとこうやって会っている。
「何となく言ってみただけよ。他意は無いわ」
私はティーカップに視線を落とした。ゆらゆらと揺れる私が映っている。
―カズミ・アマダ。貴女は幸せ?
私は紅茶を飲み干し親友に別れを告げた。
そろそろ次の授業が始まる。
「―休講なんだ。」
教室の黒板に大きな字で書かれている。私は拍子抜けしたように教室を後にした。
今日の授業はこれで終わり。男の子達からお茶をしないかと誘われたが丁重に断りを入れた。
向かう先は慰霊碑。途中の花屋でカサブランカを一輪買い、散歩がてら歩いて向かった。
慰霊碑には先客がいた。見慣れない紅い服を来た女性だ。彼女は一心不乱で慰霊碑の名前を探しているようだった。
私は彼の亡くなった家族の名の下にカサブランカの花を捧げた。
しゃがみ込み手を合わせる。彼の分も祈りを捧げる。
「きゃっ」
先客の彼女が私にぶつかって来た。私は転ばなかったものの彼女は尻餅をついている。
「大丈夫ですか?」
とっさに私は彼女に手を差し延べた。彼女は私に会釈をしながら私の手を掴み立ち上がった。
―月の聖母。
私は彼女の事を知っている。彼から届いた手紙に添えられていた写真に映っていたのだ。間違いない。
彼の肩に手を置き微笑む彼女の姿に当時の私はちょっぴり嫉妬したものだ。
心臓の鼓動が高鳴って行く。何故かは判らないけれど、私は何となく虫の知らせのような物を感じていた。
158:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 20:40:01
アカウント持ってる奴がいるならまとめに置いてやれっていってるだけ立っての、どうせ転移戦線しかSS書く奴はいないんだし
31 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/21(月) 22:50:34 ID:???
2/2
私は何となく気まずさを感じ慰霊碑を立ち去ろうとした。
彼女はきっと私の事を知っている筈だ。私が送った写真を彼女がみて、私と彼が付き合っていると勘違いしたと彼からの手紙に書いてあったからだ。
「貴女、もしかしてカズミ・アマダさんですか?」
彼女は私に気付いたようで、声を掛けて来た。透明感のある声。ルナマリアと云う名前にふさわしい素敵な声だった。
「はい、そうですが?」
私は彼女に振り返った。まじまじと彼女を見つめると、写真と比べて心なしか頬が痩けやつれているように見えた。
「良かった。私、貴女に会いに来たんです。アイツの遺言を果たしに慰霊碑を訪れたのだけれど、貴女にも会えるなんて思っていませんでした。偶然って怖いですね」
―アイツの、遺言?私は思わず眉を潜めた。
「シン・アスカをご存知ですよね?アイツ、いつも貴方の事を話してました。手紙が届いて嬉しい、とか色々とね。私、貴女の写真をアイツに見せられたりしたんですよ?とっても嬉しそうに笑っていました」
彼女は沈黙を嫌がるかのように喋り続ける。だが、私は何も喋れずにいた。
「……アイツ、死ぬ間際に貴女の名を叫んでいました。だから、貴女にこれを渡したかったんです。」
彼女は紙袋を私に差し出した。私は呆然としながら受け取った。
「中身はザフト入隊時に書いた遺書と書き掛けの貴女宛ての手紙、そして遺品です」
「遺書と、遺品……」
「はい。アイツは自分の任務を果たそうと頑張っていました。結局、任務を果たす前に亡くなってしまって、でも、アイツの望んでいた戦争の無い世界は実現したんじゃ無いかと……」
最初に泣き出したのはルナマリアさんだった。大粒の涙をポロポロとこぼしていた。
「ごめんなさい、カズミさん。アイツは私をかばって死んだんです。本当なら私が死ぬ筈だったんです。ごめんなさい……」
ルナマリアさんは途中で声を上げて私にすがりついてきた。何度も何度も謝って来た。 先に泣かれてしまったせいか、私は泣けなかった。
確かに哀しいのに、今はルナマリアさんの方が気掛かりだった。
きっと彼女はずっと自分を責めていたのだろう。彼女の哀しみや苦しみが伝わって来るようで、私は胸が苦しかった。
青い空。今は見上げる気になれなかった。
自分が書くとこんな感じですね。ちょっとだけ続きます。
159:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 20:45:01
>>157-158
種まきさんはこのSSを手直ししたものを以前新人スレに投下しているんだけど。
君の行為は無意味だったねwww
160:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 20:52:15
アティーの人たちもシン死亡スレで批評レスを出したから批評レスも全部出すわ
42 :名も無き花咲く頃 ◆FUs75gJ6A2 [sage 胡散臭いらしいので鳥を付けてみました。] :2007/05/22(火) 22:38:05 ID:???
ルナマリアさんと慰霊碑で別れてからの記憶がない。何故か私は名も無き兵士達の墓に来ていた。
名前通り戦場で命を散らせた兵士達が悠久の眠りに就く墓所だ。
私はその名前が大嫌いだ。ここに眠る人達にはそれぞれに名前があり、その名前の数だけの人生があると思っているからだ。
死者を一くくりにし無個性化してしまうこの場所は、今の私の心に追い討ちを掛けるように静寂に包まれていた。
私は大きな大きな石碑の前でしゃがみ込んだ。
「ねえ、ジロー。そっちにシン君が行ったんだって。あんた、シン君に会えたかな?あんたはシン君に憧れて兵隊さんになったんだもんね。色々と話をしているのかな?」
私は弟に語り掛ける。けれど答えは聞こえやしない。弟の遺体は今もクレタ沖―タケミカヅチと共にある。
「シン君は小父さんや小母さんやマユちゃんに会えたかな?シン君は幸せになれたのかな―幸せだったのかな?ねえ、ねえ、答えてよ、ジロー!」
私の涙が地面を濡らす。それは滲んで広がって行った。
洋服が汚れるのを構わずに膝を突く私の姿はさぞかし無様だろう。
けれど、私は声を上げていなければ哀しみに囚われてしまいそうで、怖かった。
「やだよ、シン君。私、シン君に言いたい事沢山あるんだよ、やだよ、嫌ぁ……」
泣けば雨上がりの虹の様に心が透き通るなんて嘘だ。
泣いてもシン君は戻って来ない。私の気持ちは永遠にシン君に伝える事が出来なくなってしまった。
あの時ミホの言う通り告白していれば良かった。恥ずかしくても強がらずに自分の気持ちに素直になれば良かった。
けれどどんなに願っても時計の針は戻る事は無い。幾ら悲しんでも残酷に針は未来を刻むのだ。
空はさっきまで晴れていた筈なのに、今では私の心みたいに厚い雲が太陽を覆い隠している。
一粒、二粒。
雨粒が空から降りてくる。きっと空も哀しいのだろう。
今日は此処まで。人の死を書くのは非常に難しいですね。
では失礼致します。
161:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 21:01:40
23 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/21(月) 19:31:11 ID:???
>>7
悪いがこの程度のSSにはGJはつけられん。
句読点の使い方を覚えて、()を使わずに心理描写を出来るようになれ。
アニメ板ではどうだか知らんがこの板で鮪のぶつ切り文章は評価されんぞ。否、荒し扱いされてもおかしくない。
期待をしないで次の投下を待つ。
30 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/21(月) 22:49:35 ID:???
好みではある。結末までどんな描写をされるのか期待する。
しかし主部や修飾部、代名詞などを悉く読点で区切るのは読み辛い。改善を望む…
>>24
行末尾とはいえ「死亡したといわれている」後の読点は余計。
「責任を問う」「世論」間の読点も余計。加えて「世論の声」ってのはおかしい。
「ミネルバ艦長」前後の読点も余計。
「矛先が」の後の読点は明らかに不要。置くのは誤りと言える。
「ミネルバに」「新型モビルスーツ」間の読点も余計。
直後の「だが、」は文脈からして無いほうが適切。
「世論の認識は~」「世論につながった。」これでは重複なので
こうした報道が~世論を導いた、とでもすればどうか。
最後部分についても
シンがエースだった事が、ミネルバが議長肝煎りの尖兵的な位置だったという認識を助長したのか。
あるいは逆に
そういった位置に認められたミネルバの中でもエースだった事が、シン処刑を後押ししたのか。
どちらとも取れるので上手くない。恐らく後者なのかと推察するが…
>>25-26も同様で、とにかく主部を読点で区切って節にする手法は止めたほうが良い。
37 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/22(火) 19:33:33 ID:???
>>dod
硬質な文体でシリアスな内容なのに始まりが松田優作……。このギャップは流石としか言えない。アスランがどのようにして死んだのか凄い疑問。貴女のSSを再び読めた事を神に感謝。
>>名も無き花
蒔いた種は花を咲かせども実を結ばずに散ってしまうのか……。全編に漂うもの悲しさに泣けた。また貴女のSSを読める事を神に感謝。
>>シン死亡
とりあえずまともな文章を書いてくれ。
162:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 21:08:38
49 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/22(火) 23:45:35 ID:???
>>高畑さん
シン死亡なのにギャグにしてしまうアンタに脱帽。忠輝はともかくよし子ちゃんにはワラタ。あと王累はウズミを諌める為に例のごとく門に逆釣りになったのか?
とりあえず爆笑した。
>>種蒔きさん
ジローだけではなくシンまで……。悲しいけど温かい何かを感じました。カズミの悲しみが手に取るように解る描写は流石。
>>シン死亡
「~。」とはしない。小学生でも解る事だぞ。あと無駄に句点が多いのも気にかかる。
お前さんは知らんと思うがお前さんの文章はかつてこの板を荒らした三人目という荒しの文章にそっくりだ。
ここまでレベルの低い文章なら少し向上心があればかなり改善出来るだろ。期待しないで待つ。
70 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/24(木) 07:29:45 ID:???
例えば>>61ではシンは「…。」(原文ママ)と沈黙している事が多い。
この辺りが描写を増やすヒントになると思う。
比較するようだけれど名も無き花では>>31が良い例かな。
ルナマリアが喋り続けて箇所があるけれど、合間にカズミの仕草を描写したり
沈黙を嫌がるルナマリアと何も喋れずにいるカズミの対比がなされている。
そういう風に何かしら描写をする事は出来るよ。
勿論名も無き花にも欠点がある。
日常描写の細やかさが仇になって心情描写がおろそかになっているとかね。
何故カズミが喋れずにいたのかをちゃんと描写すれば悲劇性がもっと増したと思う。
まあ、受取り方次第ですがね。
85 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/24(木) 22:03:29 ID:???
まとめるて言うんだから、少しくらい待とうぜ?
>シン死亡
乙。
>>79や>>45にある(生まれ変わるなら…)の先の具体的な中身が
シンにはハッキリしていて且つ葛藤になっている、という描写なのに読んでいて推察出来なかったのが残念。
彼らが戦後世論に押されて、あるいはクーデター政権のスケープゴートや見せしめの為に銃殺刑になるのはあり得るので
後味が悪いとは思わないにせよ……逆に文章に後を引くものが無くて淡白にすら感じられた。
この一連の粛清がC.Eにどういう波及をもたらしたのか。
考えてあるなら、世情や新政権の描写も加えられたい。言葉が悪いが尻切れトンボに見える。
105 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/27(日) 05:40:07 ID:???
>>シン死亡エンド
向上心があるみたいなのが好感触。勉強しながらドンドン書いてみる事をお勧めする。悪意のこもったレスも多いが、的確な指摘もある。
経験を積めば良いSSを書くことが出来るようになるさ。
163:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 21:16:35
シン死亡スレを削除、しかし最初から専ブラ入れるべきだった・・・
112 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/31(木) 18:13:15 ID:???
まずは投下乙。
以前に格段に良くなってきているとは思う。氏の向上心とアティテュードは称賛に値する。
しかし内容は殆んどあらすじに近いものであり様々な描写がないのが残念。
シンプルにまとめられていているのは良いが文章が淡白過ぎて引き付けられるものがない。文章にアクがなく無個性であると言える。
少ない分量で投下するならば引き付ける事の出来る瞬発力が必要だ。
更なる精進を希望する。
蛇足ではあるがもう一つ。最初に設定を載せるのはやめた方が良い。SSで書けば良い事だ。
117 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/05/31(木) 21:18:52 ID:???
まずは投下乙。
日記風のSSとは恐れいった。意欲は称賛する。
しかし内容が面白くない。SSとして致命的だ。
更なる精進を希望する。
136 :通常の名無しさんの3倍 [sage] :2007/06/07(木) 00:27:57 ID:???
別におかしくはないと思う>シン死亡
SSのコンセプトは珍しいものだったが、中身は希薄に見えた。
毒にも薬にもならないってヤツ。
面白かったかどうかはともかく俺は興味深く読めたけれど
>>132のような形で語るなら「チラシの裏にでも書いてろ」と言われても仕方ないやね
164:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 21:33:13
三人目亜種がウザいな
165:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 23:20:06
どこぞのうpローダでも使って、ここにアドレスだけ張るとかどうよ
……と俺は思うんだが。