もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら10at SHAR
もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら10 - 暇つぶし2ch549:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 07:33:56
410 98 ◆TSElPlu4zM sage 2007/08/11(土) 17:05:45 ID:???
今回は以上です

皆さん、こんにちわー!
至らない点があると思いますが、何卒ご了承くださいまし
砂漠の話しもあと2、3回といった所で終わりですが、やっぱり長いなぁ(w
それにしても、もうお盆ですねぇ
夏休みの方々は良い休みを満喫してくださいまし |・∀・)ノシ ソイデワ!

550:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 07:36:31
410 98 ◆TSElPlu4zM sage 2007/08/11(土) 17:05:45 ID:???
今回は以上です

皆さん、こんにちわー!
至らない点があると思いますが、何卒ご了承くださいまし
砂漠の話しもあと2、3回といった所で終わりですが、やっぱり長いなぁ(w
それにしても、もうお盆ですねぇ
夏休みの方々は良い休みを満喫してくださいまし |・∀・)ノシ ソイデワ!

551:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 07:38:16
410 98 ◆TSElPlu4zM sage 2007/08/11(土) 17:05:45 ID:???
今回は以上です

皆さん、こんにちわー!
至らない点があると思いますが、何卒ご了承くださいまし
砂漠の話しもあと2、3回といった所で終わりですが、やっぱり長いなぁ(w
それにしても、もうお盆ですねぇ
夏休みの方々は良い休みを満喫してくださいまし |・∀・)ノシ ソイデワ!

552:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 07:43:06
98氏、いつも楽しく読ませて頂いております

今回の話も最高でしたよ!これからも頑張ってください!

553:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 09:30:08
ていうか口だけで実際に暴走レジスタンス&カガリを抑えられてない時点でサイーブもキサカも同罪なんだよな実は
説得しました、でもダメでしたですむ世界じゃないし
いやホントもうちょっと役目はたそうぜキサカ…
原作もだが、ウズミさんももうちょっと娘の蛮行を怒ったほうがいいと思う

554:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 10:34:06
キサカもなんかウズミのイエスマンだから使われてるだけの人な気がするよ
一国の姫がレジスタンスと一緒に行動しちゃまずいことぐらいまともなら分かると思うけど
あれってオーブの他国への不介入って理念を思いっきり破ってるから
理念だなんだって言いながら自分は破りまくってるのがカガリだな

555:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 11:26:41
アムロがいるんだ、今回は「オーブの理念のために国民も死んでください」
等と言われた日にはアスハ親子を修正してくれるだろう。
UCで一人の人間がエゴで地球を滅ぼそうとした現場にいたんだし、同じく
理念という名の響きだけはいいエゴを許容はできんだろうしな。

556:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 11:26:48
>>554
動いてるのはオーブじゃなくて私個人だからいいんですぅ><
って感じじゃね?wwwwwww

557:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 11:31:53
エゴだよ、それはっ!

558:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 12:15:27
>553
しかし、このカガリは口で言ってわかる頭してないからな。
殴って言うこと聞くならそれが早道だが、相手が上官の娘じゃそうも行くまい。
ウズミがキサカにゴリラの調教のためならムチを振るってもいいとお墨付き与えてたなら話は別だけど。


559:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 12:59:15
>殴って言うこと聞くならそれが早道だが、相手が上官の娘じゃそうも行くまい
よくある状況だよな。そのうちにキサカは胃を壊すんじゃないか?

560:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 13:13:18
オーブ戦の頃には、落ち武者張りのハゲ頭になっていても不思議じゃないなw

561:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 13:17:59
そしてアイスソードを手に入れるのですね?

562:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 13:18:16
今回の結果に鑑みて、今後は主君の娘だろうが反省するまで殴るのをやめないッ路線への
転換を決意した矢先にキサカが流れ弾でお陀仏となり、結局成長の機会を知らないまま
逸するカゴリ…というのもありそうだ。

563:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 14:14:44
それなんてガラハド?
    カガリハド


564:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 17:52:35
カガリが念願のストライクルージュを手に入れたぞ。
1.仲間になってもらう
→2.殺してでも奪い取る
3.ほっとく

565:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 18:15:20
明らかに1.は足を引っ張るだけだし、3.だと敵対してロクな事をしない。
2.を選んでストライクの予備パーツにでもした方が無難か……?

566:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 18:45:34
νが使えない場合のアムロの予備機とか。アグニを使った実績はあるから兵器の性能は知ってるし、慣れも早いはず。
ゴリラ用補助AIの開発という無駄な工程も省けるし。

567:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 19:14:53
>>549 >>550 >>551ってなんなの?

568:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 19:30:56
スルーしてくれ
でないと荒らしを喜ばせるから

569:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 19:47:03
>>566
『あるく』『とまる』『すわる』『はしる』『あそぶ』『ねる』等々の
基礎的動作の押しボタンしかないルージュのコクピット
アムロ「ぶ~~~~~~っ!?こ、こんなので戦えるか~~~っ!」
エリカ「ええっ戦うつもりだったの!?ダメよそれは知育お遊戯用に作ったのよ!?」

などと、それなんて奇面組?な連想をしてしまった奴挙手ノシ

570:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 19:55:07
>>569
鬼面組は知らないが何故か納得してしまったぜ

571:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 20:10:31
>569
一方、ドサクサにまぎれてキラのストライクに乗り込んだカゴリは、10個以上あるボタンを見て知恵熱を出していた。
(キラは自分の機体にプロテクトをかけていると思われるので、当然解除・起動は出来ない)

572:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 20:13:35
おまいらソレいい男スレのカガリじゃまいかwwwwwww

573:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 22:29:33 /vKrzAb7
>>572
あそこのカガリは好きだな
私にはウソついたことないんだぞ、とオーブにジブリールいません発言したユウナを信じてかばって
ユウナが思わず改心してたからなw

574:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 22:57:39
あのカガリは良い意味でも悪い意味でも真っすぐだからなw

575:通常の名無しさんの3倍
07/08/12 23:26:30
>>543-545
最新のDS版で使えるんじゃあない?

576:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 00:17:43
いい男スレについてkwsk

577:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 01:21:38
うっほ

578:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 01:23:59
つ「もしも種世界に阿部さんがいたら」
カガリとユウナ関連のくだりはクロスオーバー倉庫で読めるよ。

579:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 02:11:06
㌧!
スレタイから危険なかほりがするが読んでみるw

580:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 02:16:52
阿部www
その発想はなかったわ
thx

581:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 03:26:40
ちなみに新シャアでありながら18禁指定であるw

582:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 03:41:36
本編ではあり得ないボーイミーツガールっぷりにラストシーンをおもわず何度も読み返してしまったw
良いものを読ませてもらいました。98氏GJ!

583:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 03:48:32
アムロの隊長っぷりがカッコヨス。
指揮権委ねるシーンとか燃えた。
共同戦線と化かし合い、AAの意図に気づいたと見えるサイーブたち。
果たしてどう動くのかwktkするよ!
98氏GJ!!

584:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 06:29:14
某スレが埋め立てられたが・・・ここは避難所用意してなかったっけ?

585:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 11:51:41
議論・雑談スレならある

586:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 12:20:58
メビウス氏、今日来るの?

587:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 13:54:44
>>567
痛烈な揶揄

588:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 15:13:28
え、メビウス氏来るの?



そろそろ脱ぎはじめるか…

589:メビウス・リンク
07/08/13 17:12:57
三時間前・・・
プシュー
後ろで自動ドアが閉まる音を聞きつつ、疲れが澱のように溜まっている首筋を労わるように揉み解していると後ろから唐突に声を掛けられた。
「あ、アムロ大尉」
「ん?…アスランか」
声を掛けてきたアスランを振り返り見たアムロは、彼の顔に浮かぶ苦悩が見て取れ、軽く眉をひそませた。
「どうかしたのかい?」
「いえ、ハイネを見舞おうと思ったのですが…」
「大したことはないそうだ。軽い脳震盪と胸に打ち身を負ったくらいで、今は寝ているよ」
「そうですか…」
アムロの話を聞いてもアスランの表情は曇ったままで、どことなく覇気がない。
内心、彼にはもっと隊長らしく毅然としてほしいとは思うが、あまり面と向かって言うわけにはいかない。
「少し、話さないか?」
「え?」
「どうやらお互い、胸に溜まっているモノがありそうだからね。そういったモノは早めに吐き出してしまったほうがいい」
そう言うと、笑いつつ、少し先のほうにある休憩所を顎で示す。

自販機からコーヒーが入ったカップを取り出すと、片方をソファに腰掛けたアスランに手渡す。
「ありがとうございます」
「いや。……今日の戦闘のことだろう?」
自分はソファに座らずに、壁際に寄りかかる。
「……アムロ大尉はご存知ですか?ワタシがオーブの…」
「ああ、グラディス艦長からおおまかな話は聞いている。君が途中で割って入ったあの戦艦(アークエンジェルといったか?)とともに前大戦を戦ったことも」
「あの戦艦―いえ、フリーダムのパイロットとオレは―親友なんです。名前はキラ・ヤマト」
そして、アスランはポツポツと語り始めた……前大戦からのその親友との、血で血を洗う戦いの記憶を。
そしてその中で、自分はカガリ・ユラ・アスハと恋仲になり、戦後において彼女の役に立とうと決心したことを訥々と。

どことなく懺悔を思わせるアスランの独白を聞いているうちに、アムロは軽いデジャヴに襲われた。
かつての自分の境遇に似通った部分が、その少年―キラ・ヤマトと重ねあわされたからだ。
しかし、そんなことはおくびにも出さずにアムロはじっと聞き入っていた。
それから暫く後・・・
「大体の事情は飲み込めた」
おそらくアスランにしても全てを語ったわけではないのだろうが、それをするには時間が足りなかった。
「正直、アムロ大尉がキラを―フリーダムを抑えなければ、事態はどうなっていたかわかりません。あの最初の一撃だってそうです。チャージ中の主砲に直撃を受ければ最悪、撃沈だったことも」
まるで他人事のように言ってくれる……とアムロは思わないでもなかったが、押し隠しつつ洩らした。
「結局、彼らがもたらしたものは破壊と混乱だけだったな、意図はどうあれ」
「………」
そのアムロの言葉にクッと唇を噛み締めるアスラン。
「ひとつ、聞きたいんだが」
「はい」
「彼…そのキラ・ヤマトだが、いつもあんな戦いをするのかい?」
「それは、あの、敵機を落とさずにいることですか?」
「ああ、ああいう風にしているのはあの場だけなのか、それとも」
「キラは殆んど、ああしている筈です。もともと争い自体好みませんでしたし、戦場でも出来得る限り殺したくないと」
アスランのその答えにアムロは目を細めると、冷徹ともとれる声音で呟いた。

「サディストだな」


590:メビウス・リンク
07/08/13 17:14:45
「アムロさん?」

「ん?」
ハッとして声を掛けられた方に目をやると、息を嗅げるほど至近距離に立つルナマリアがこちらを窺っていた。

(しまったな、ぼーっとしてしまった)

つい二時間ほど前のことを反芻していたら、隣から掛けられた声に反応できなかったようだ。
「あ、ああ済まない。来たかい?」
「いいえ、まだです。まっっっったく余計な手間かけさせて!今度はウメボシじゃ済まさないわ!!」
そう言いつつ、自分の胸の前でぐりぐりと拳を突き合わせるように動かすルナマリア。
その血気盛んに、ある意味ハイになっているルナマリアからそっと目を離すと、反対側に座ってるシンと目が合った。

「はぁ…」

こっちは早く開放されたい、と表情にアリアリと浮かばせてながら溜息を吐く。
「それで、なんだってこんな物が本部から送られてくるんです?」
胡乱げにピラピラとそのミョーチキリンなモノが描かれた紙を振るシン。
「ばっかねぇ、聞いてなかったの?シン」
「聞いてないよ」
「だ・か・ら、よりにもよってこのワタシが、こんなモノを本部に書いて寄越したんじゃないかって副長に疑われたのよっっ!!」
更にヒートアップしたのか、ガーーッといきりたつルナマリアを少し引きながら見つつ、アムロは再び回想し始めた。



あれからアスランと別れて軽く腹ごしらえしようと食堂に立ち寄ったアムロは、ルナマリアが副長のアーサーに食って掛かるのを見つけた。
ほかに居た者が遠巻きに見つめる中、
「・・・・・!!」
「・・・・・!?」
「?」
気にはなったが、まずは空腹を満たそうと思い至ったのか、トレーに適当に盛り付けてテーブルに着く。
そして、栄養ドリンクに口を含んだところで…、
「だから知りませんってば!大体なんですか、この『ゾゴジュアッジュ』って!!」

ブゥーーー!!

思わず飲み込みかけたものを霧状に吐き出してしまったアムロは激しくむせた。
「ゲホッ、カッホ、ゲホッ!」
その挙動不振なアムロに食堂全員の視線が集中し、ルナマリアとアーサーも口論(といってもルナマリアが一方的に食って掛かってアーサーは防戦一方だったが)をやめてアムロを見つめる。
己に視線が集中しているのを自覚しつつ、アムロは器官に入った液体にむせる呼吸を涙ながらに必死に整えていった。
「だ、大丈夫ですか?アムロさん」
すかさずルナマリアが布巾を持ってきてテーブルを拭いながら、アムロの背を擦ってやる。
「(ゲホゲホ)…す、すまない、ルナマリア。もう大丈夫だ、ありがとう」
手を挙げてもう大丈夫だと言うと、こちらをポカンと見つめているアーサーを見やる。

591:メビウス・リンク
07/08/13 17:16:27
「副長、よかったらちょっと見せてくれないか?」
「え、ああこれですか」
アムロが近付き、そのプリントされた用紙を受けとると…其処には、

ほぼ胴体の前面を覆うモノアイ(睫毛装備)に、その下部にどう見ても口紅をつけた唇にしか見えない物体
その左右には三対の触手状のモノが生え、脇にはご丁寧に<必殺三段突き!>と書かれてあった
なにより、ニョキっとがに股風に生えた足にハイヒール装備
しかも、赤くてつの付き

といったなんとも奇妙な、子供が書くより下手なMSもどきが描かれてあった。
しかも親切なことに、それはCGで描かれ、内蔵火器の詳細なデータまでもが付けられていた。

幻通でもなくキリキリと痛むコメカミを指で押さえつつ、アムロはゆっくりと、噛み締めるようにアーサーにいった。
「すまない、副長。ぼくの方に心当たりがある。責任もって当事者にはお灸を据えるからこの件は任せてもらえないだろうか?」
「え?あ、ああ別に構いませんが。報告だけはしてくださいよ」
「了解だ」
そう返事すると、
「え、ちょ、アムロさん?」
傍にいたルナマリアの腕をぐぃっと掴むと戸惑う彼女に構うことなく食堂を連れ立って後にした。


「と、まあこういうわけよ」
「……」
シンにしてみれば、なんでそれだけであのペットロボットがやったと分かるのか、何より何時になったら自分は解放されるのか等、聞きたいことはまだあったが怒りに燃えながらもどこか嬉しそうににやけているルナマリアを見てると言う気も失せようというものだった。
ふうぅと若干あきらめながらシンがこっそり廊下を窺うと・・・、
「あ…」
「来た!?」
「……」
下から、シン、ルナマリア、アムロといった順でそ~~っと廊下を覗く。
トラップ(笑)を挟んで反対側からこちらにトコトコ向かってくる、例の『赤いハロ』と…メイリン・ホークの姿があった。
「メイリンじゃん」
「あっちゃ~、あの子ったら相変わらず間の悪いところに…」
「そうなのかい?」
アムロがどことなく愉快そうにルナマリアを見下ろすと、
「そうなんですよ。あの子、昔っから間の悪いタインミングで転んだり、喧嘩に巻き込まれたりしてたんです。だから、そのうち事故に巻き込まれないかと心配で……」
まるでお母さんみたいに妹のことをぼやくルナマリアを優しげに見つめるアムロだったが、
「ルナマリア、まるでメイリンのお袋みたいだな」
と悪戯っぽく言うシンに対し、
「……どういう意味よ」
と目下のシンのどたまに拳骨を振り下ろすのを見て「言わなくてよかった」と思った。
そうする内に、むこうからなにやら話し声が聞き取れるようになってきたのでシンもルナマリアも押し黙った。


『ライラ~♪ ライラ~~♪ ライリ~リラ~~♪』


592:メビウス・リンク
07/08/13 17:20:32
ヘンテコな歌?を唄いながらテーンテーンと跳ねるハロを横目で見ながらメイリン・ホークは、
(このコって時々ミョ~にオジン臭いのよねぇ)と、本人?が聞いたら落ち込みそうなことを考えつつ一緒にテクテク歩いていた。
「ねえねえ、さっきの件だけど……って、あら?」
『ハロ?』
二人してやっと目の前のブービートラップ(笑)に気付いたのか、ピタリと足を止める。
「な、なにこれ?」
と奇しくも先ほどのシンと同じことを言いつつ、ソレに近付こうとしたら…。

『ハローーーーー♪』

ザルの中の小瓶に気付いたのか、赤いハロが猛然と飛び跳ねながらソレに近付いていった。
「あ、ちょっと!まってよっ!」
慌てて追おうとするが、時すでに遅し。

『ゲッチュウッ♂』―とその小瓶にパックリ。
そして、待ってましたと言わんばかりに倒れるザル――『ハロ!?』―まさに飛んで火にいるナントヤラ。

「(ガッツポーズ)やったわっ!」
「(驚愕の顔)フツーかかるか?」
「(大いに落胆した表情)…ふぅ」
三者三様、感情を露にしつつ呆気にとられるメイリンの前に集まる三人。
「お、お姉ちゃん?」
「メイリン、話は後よ。さあてどうしてくれようかしら」
と爛々と目を輝かせつつ、指をこきこきと鳴らすルナマリアに、
「小瓶ってなんだったんすか?」
とさっきから気になっていたことをアムロに訊ねるシン。
「何考えてるんだ、貴様は」
と逃がさないように慎重にザルの中からハロを掴み出すアムロ。

『ナ、ナメラレタモノダナッッ!! ッツカザルノジテンデッッ!!!!』

などと掌のなかでもがく赤いハロだったが、「引っかかっておいて偉そうなこと言ってんじゃないの」とビシッ!とルナマリアからデコピンされ沈黙。
「ん?」
一歩離れた位置のシンが床に転がっている小瓶に気付いてソレを拾い上げる。
「………プラカラー:赤(半光沢)」
「ああ、すまないシン。それはヨウランから借りたモノなんだ」
「あ、じゃあオレが返しておきますよ。用事もあるし」
「そうか、すまないな……さて、話は食堂でゆっくり聞こう。まだ食事の途中だったし、今はそんなに人もいないだろう」
「そうですね♪んみっちりと聞かせてもらわないと」
「ねぇ、お姉ちゃんってば。どういうことか説明してよ」
『・・・・・』

歩き去る三人を見送りつつ、シンにはふと疑問に思うことがあった。
「・・・オレたちって、いま戦争してるんだよな」
こんなことでいいのか、と疑問に思いはするが不思議と不愉快ではなかった。
むしろこういったドタバタが、戦場でささくれ立ったシンたちの心をほんの少し癒していることに本人たちが気付くのは、もう少しさきの話だった。

(続く)

593:メビウス・リンク
07/08/13 17:22:25
毎度毎度、遅くて本当に申し訳ない。
今夜半過ぎにはもうちょっと続きをUPできるかと思います・・・た、多分。
用事が入ったもので失礼します。

草々

594:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 17:28:35
GJっす!

>プラカラー:赤(半光沢)
赤い人自重www

595:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 18:16:01
GJ!
ゾゴジュアッジュまじワロタ
赤い人おもしろ杉っすw

596:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 18:36:10 VTgIH6Ok
最近age厨が活発化してるねwww

597:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 18:51:02
GJ!!!
赤い人が相変わらず過ぎるw
前半が結構シリアスなのに完全に食われてしまったぜ!

598:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 18:54:47
>>593相変わらず盛り上がりに掛ける駄文GJ!
叩き甲斐があるよ。

599:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 18:57:19
>>598欠ける、だろ?

職人サンGJ!

600:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 19:00:25
出たな夏厨!

601:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 19:03:38
ここまでくると流石にネタでやってるようにしか思えなくなってくる。

602:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 19:28:53
出だしのシリアスとの落差が激しすぎWWW
GJ!!

603:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 19:37:21
GJ!
ってかアーサーの中ではルナマリアがゾゴジュアッジュ考えそうな人なのかwww

604:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 20:12:55
GJでございます

>プラカラー:赤(半光沢)
抹茶ミルク噴いちゃったよ?(´;ω;`)キーボードトディスプレイガエライコトニ・・・

605:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 20:19:00
アスランは頑張れ、超頑張れ!
赤い人は自重汁w

何はともあれGJ

606:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 20:44:31
アスランの出番、回想のみって事か!
赤い人に完全に食われてるぞ、しっかりしろwww

607:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 20:57:34
GJ!
サディスト発言に対してアスランはどう反応したんだろう?
それとも聞こえなかったのかな?

608:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 20:59:08
メビウス・リンク氏GJ!
まさかゾゴジュアッジュを出してくるとは…

>>604
…イキロ。

609:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 21:08:55
でも、赤い人が馬鹿やっているからアムロも孤独やっている暇なくなっている。
ガンダムさんのシャアなのか道化やっているのか判断に迷うな

610:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 22:39:10
何故か赤ハロがストフリ強奪して、腹ビームを思う存分撃つ光景が浮かんだ。

「パワーダウンナドアリエンヨ!!」

611:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 22:51:20
そんなの確実にタコ殴るよアムロWWW


612:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 23:01:54
タコ殴りにされて飛び出してくる、救命ポッドサイズな赤ハロの姿を見た。

613:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 23:24:00
>>612
そして岩塊に埋め込まれる訳だな

614:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 23:44:46
それは落ちるユニウスセブン
もうないし無理か

615:通常の名無しさんの3倍
07/08/13 23:45:16
メビウス氏GJ

>>613
それアムロの帰還フラグじゃね?

616:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 00:07:14
>>610
なんかミーティア共々サザビーのように真っ赤に塗ったくられたストフリが浮かんだんだが

617:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 00:20:51
このスレ観てたらSEEDの素材のよさがいまさらながら
理解できるけど・・・
あと1カ月半でダブルオーが始っても職人さん投下してくれるのか疑問?

618:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 00:27:20
今度はOOと種のクロスオーバースレが立つさ、きっと!

619:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 00:30:09
400氏はマダー?
そろそろ周期なのだが・・・

620:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 00:45:34
>>618
化学反応起こしてヤバイものが出来そうなんだけどw

621:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 04:42:16
赤いビン・・・プラカラーかよ!
赤い人マジ自重ww

メビウス・リンク氏、GJ!!

622:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 07:48:12
       ∧_∧     ドンテテッ♪ドンテテッ♪
    .〇ミ( ・ω・ )....〇ミ <機動戦士ガンダムSEED side A 第10話(前編)
  (〇  .〇    .〇  〇)
    〇彡 (    .) ..〇彡
       ∪ ̄∪
    まわして  まわして


623:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 07:49:47
≪コンディション・レッド発令!!モビルスーツ搭乗員は―≫

 ヴェサリウスを旗艦としたザフト艦隊は連合軍第8艦隊を捉え
 戦闘空域にモビルスーツ部隊を送り込む準備を始めていた。

「ミサイル射程距離圏に突入!!発射準備いいな!?」
「対電波粒子、散布!Nジャマー出力上げ!!」

 戦場における標準装備とまでなったニュートロン・ジャマーの登場により
 戦争の形態は有視界・白兵戦闘へと退化していた。
 もっとも、そうなったからこそ防御力・運動性に優れ様々な戦場に柔軟に対応できる
 モビルスーツが戦闘における花形の地位を確立しつつあるのだといえる。
 今、第8艦隊へ向け発射されんとしているミサイルも猛烈な電波障害の状況下にあっては
 誘導など殆ど意味をなさないため、いわゆる撃ちっ放しといった具合だ。

「ミサイル、第一波!テーッ!!」

 ヴェサリウスの垂直発射セルから数発のミサイルが発射される。
 そして、僚艦からもそれに倣ったかのように次々とミサイルが吐き出された。
 第8艦隊へ向けた牽制攻撃である。

≪ミサイル、第二波投入後、モビルスーツ第一波発進。各員の健闘を祈る!!≫

 カタパルトデッキから次々とジンが放出される。
 
「アスラン・ザラ、イージス出る!!」

 共に、GAT-X303 イージス、GAT-X103 バスター、GAT-X207 ブリッツも戦闘空域に突進していく。
 ザフトの主力モビルスーツであるジンを遥かに上回る火力と装甲を持った"G"は
 今回の会戦において先鋭を務める事になるだろう。


624:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 07:52:28
 ―『知将』ハルバートンか。フッ。

 クルーゼは嘲りを含んだ笑みを浮かべる。
 ハルバートンにとっては己が時間と労力を費やして造らせたモビルスーツをザフトに利用され
 自身の指揮する艦隊にその鋭い牙が剥かれるのだ。
 その余りにも滑稽な構図には同情すら禁じえないくらいだ。

「隊長、敵艦隊の動きが奇妙に鈍く感じますな」

 ヴェサリウス艦長フレデリック・アデスの声にクルーゼはディスプレイを見やる。
 ヴェサリウスのディスプレイにはCGによって敵味方の艦艇の位置が表示されていた。
 これは、レーダー、レーザー測量、さらに人の手による光学観測によって得たデータを統合したものである。
 ニュートロン・ジャマーの影響下においては、これだけの手間をかけねば情報分析など出来はしない。
 それでも旧時代のレーダーにすら劣る精度であるのがニュートロン・ジャマー影響下の戦場なのだ。

「鈍い・・・というより艦隊の連動すらまともに出来ていないのではないかな・・・」
「ですが、仮にも相手は『知将』と呼ばれる程の者では?」

 クルーゼの言葉にアデスは一応の慎重論を唱える。
 彼はコーディネイターではあるがナチュラルをむやみに卑下する事は無い。
 この堅実さはクルーゼも高く評価するところだ。

「頭が幾ら動こうが手足が伴わぬのではどうにもならんという事さ。やはり、彼はここで退場という事だな」

≪ブリッジ、こちらカタパルト・デッキ!!≫

 カタパルト・デッキから慌てた声で通信が入る。
 確認すると先の戦闘で負傷したイザーク・ジュールが
 追加武装機構"アサルトシュラウド"を施したばかりのGAT-X102 デュエルに
 勝手に乗り込み出撃しようとしているのだという。

「いかがいたします?」
「汚名返上といった所か・・・かまわん、出してやれ」

 戦力としては確かに有用でもあるし、ここで戦死する程度ならどのみち先はない。
 クルーゼはそう考え出撃の許可を与えた。

625:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 07:54:19
 左右の空域から猛烈な勢いで接近するザフトモビルスーツ部隊は
 第8艦隊からの艦砲射撃を難なくすり抜け空戦隊と戦闘を開始する。

「まずいな・・・」
「ええ、これでは・・・」

 第8艦隊の本陣から離れた場所でその様子を見やるアムロの呟きにイレブンも抑揚のない声で同意する。
 メビウスは防御力・運動性の差からモビルスーツに対して不利であり
 突破され懐に潜り込まれれば艦船なとモビルスーツの良い的である。
 そのため、連合としては接敵前に出来うる限り艦砲射撃によって敵の数を減らし
 その後、モビルアーマー部隊によって突破を阻止するというのが基本であり鉄則である。
 にもかかわらず、第8艦隊から放たれる火線は纏まりを欠きあっさりと接近を許してしまい
 さらに空戦隊を出すタイミングが早すぎたために満足に数も減らせぬうちに交戦が開始されてしまった。
 アムロの予測の中でも最悪の展開だ。

「やはり許可はおりないか?」
「ええ、先程から返答は同じです」
「しかし、このままじゃあ何も出来ないまま全滅するのを見るだけになるぞ」

 アムロの懸念はそれだけではない。
 アークエンジェル補給の隙を突かれたためにメネラオスが収容されていた
 避難民を戦闘前に離脱させ損ねている事も気がかりだった。

「解かりました。再度、打電してみます」

 味方が不甲斐無いだけに止まらずザフトの部隊はクルーゼ隊を含めいずれも精強である。
 損害も殆ど出した様子も無いまま味方のを示すマーカーだけが次々と消えてゆく。

 ―酷い戦況、これならいっそ許可が降りないほうが良いのかも。

 『主任』も一応は申請を続けているが、正直に言えば乗り気ではなかった。
 確かにここでアムロ達がモビルスーツで戦果を挙げればモビルスーツの導入に
 未だに懐疑的な勢力の差し出口を黙らせる事が出来る。
 だが、彼女にはMk-Ⅱとソキウス達の初戦闘にこの戦場はリスクが高く思えるのだ。
 むしろ、ここはハルバートンの不甲斐無い惨敗を記録・報告し反ブルーコスモス派閥の
 発言権をさらに削ぐ事に止め、戦場を離脱するべきではないかという考えが頭をもたげていた。

626:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 07:56:02
「くそっ、なんで当たらねえんだよっ!!」

 ミサイルを容易に回避されメビウスの若いパイロットが毒づく。
 メビウスは最高速こそジンに勝ってはいるもののモビルスーツとの運動性の差は
 訓練生に毛が生えた程度のパイロットではそうそう埋められるものではない。
 直線的な動きはジンに容易く捉えられキャットゥス500mm無反動砲によって爆砕する。
 その様な光景がそこかしこで繰り返されていく内にメビウスは確実にその数を減らしていく。

「邪魔だっ!!」
「うわっ―!!」

 一瞬で三機のメビウスを屠ったアスランはイージスを変形させ
 580mm複列位相エネルギー砲"スキュラ"を放つ。
 直線状に位置していたメビウスは圧倒的な火力に巻き込まれ消滅する。

 ―お前らが、お前らがこんな物を造るから!!

 アスランの精神には怒りが満ちていた。
 今回の艦隊を指揮する男がヘリオポリスのモビルスーツ開発計画を
 推し進めていたと聞いたためである。
 ヘリオポリスでモビルスーツが製造されなければキラと戦う事も無かった。
 自分達の運命の責任がこの艦隊の指揮官にあるという想いがアスランの認識を支配していた。
 無論、これは若いアスランの独善なのだが、同時にアスランに力を与えているのも事実だった。

「敵の艦・・・見えたっ!!」

 四機の"G"は空戦隊を突破し前衛艦隊に向かって飛び込んでいく。
 それぞれに高い火力を有する"G"は艦の装甲を事も無げに貫き爆沈させていく。
 対空機銃もPS装甲の前では意味を成さず彼らは艦砲に当たるほど間抜けではない。
 元々、ナチュラルを上回る能力を持つコーディネイターの更にトップクラスの資質を有する彼らだ。
 "ザフト・レッド"は伊達ではない。

「オオオォ!!」

 イージスのビームサーベルがドレイク級戦艦のブリッジをクルーもろとも焼き払う。
 ビームの超高温の前では人の持つ肉体など一瞬で蒸発するのだ。

627:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 08:06:31
「貴様、俺達の船を!!」

 編隊を組むメビウスからイージスに向かい怒りと共にリニアガンとミサイルが放たれる。

「チィ・・・!!」

 アスランが回避運動をとりビーム・ライフルを向けると同時に
 横手からのブリッツのランサーダートがメビウスを刺し貫く。

「アスラン、油断は禁物ですよ」
「ああ、すまない・・・」

 ブリッツのパイロット、ニコルの声にアスランは自分が熱くなり過ぎている事に気付く。
 そうしている間にアスラン達が戦列に穿った空間に他の部隊のジンも一斉に殺到する。

「ニコル、足付きは見たか?」
「いえ、今のところはまだ・・・」
「そうか・・・」

 もし、ストライクが―キラが出てくれば撃たねばならないのだ。
 アスランは、キラが出て来る事を正直望んでいない。
 だが、それでも、あるいはそれゆえにアークエンジェルの動向が気になっていた。

「アスラン、分かっていると思いますが今回の僕達の任務は敵艦隊の掃討です。優先順位を間違えないでくださいよ」
「ああ、そんな事分かってるさ!!」

 ニコルの言葉にアスランはそれだけ言うとアスランはニコルからの通信を切る。
 ニコルが自分を心配してくれている事は分かっているのだ。
 ヘリオポリスの一件以来どうにも理解に感情が着いていかなくなっている
 自分自身に対してアスランは歯噛みした。

≪イージス、C-16空域が膠着状態です。援護に向かってください≫
「了解しました、援護に向かいます」

 アスランは復唱するとイージスを加速させる。
 眼前には光が明滅している。あたかも消えていく人の命の様に。
 母の悲劇を繰り返さぬため、こんな戦争を一日でも早く終わらせるために銃を取ったはずなのだ。
 なのに戦火は広がるばかりで、ついに連合軍はモビルスーツまで造り始めた。

「まだ・・・まだ戦争がしたいのかっ!!お前達は!!」

 アスランの咆哮とともにイージスは再び砲火の中に飛び込んでいった。

628:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:07:31
「クッ・・・イージスにバスター、ブリッツにデュエルか」
「確かに見事なモビルスーツですな。だが敵では厄介なだけだ・・・」

 ハルバートンの苦渋に満ちた声にホフマンは皮肉交じりに答えた。
 四機の"G"に良い様に戦陣に切り込まれ第8艦隊はすでに多大の出血を強いられている。
 さらに戦況がハルバートンのコントロールから離れてしまい統制が取れないのだ。
 いや、正確に表現するならば戦闘が開始された当初から
 ハルバートンの統制など殆ど効いてはいなかったのだが。

「クッ・・・前衛は何をやっているのだ!!これでは撃って下さいと言わんばかりではないか!!」

 ハルバートンはまるでチグハグな味方の動きに激する。
 開戦からの戦闘の経過とともに第8艦隊も当然の事ながら損害が増大し
 兵員の補充、再編成と共に兵の質は著しく低下していた。
 それこそ、開戦時とは比べようもないくらいだ。
 さらに優秀な人員を地球に引き抜かれ訓練もまともに行われなかった新兵を押し付けられた結果がこの体たらくだ。
 もはや連合宇宙軍でまともに機能しているのは最精鋭と謳われる第10艦隊くらいのものであろう。

「提督、輸送艦ブリギッドから再度、出撃の申請が・・・」
「待機せよと伝えておいたはずだ!!以後、ブリギッドからの通信を切れ!!」

 ブリギッドとはアムロ達がコーネリアス級宇宙輸送船を改修して
 モビルスーツ搭載艦としての機能を持たせた艦の名称だった。
 第10艦隊からのドレイク級宇宙護衛艦二隻を伴いアムロ達はこの宙域まで来たのだ。

「提督、ここは彼らに助力を求めるべきではないですか!?
 アムロ・レイと新型のモビルスーツ、精強の空戦隊をこのまま―」
「ホフマン大佐!!君は私にブルーコスモスの助力を求めろというのか!?
 それに君も搭乗員リストには目を通しただろう?私はあんな―」

 ハルバートンの言は三人の、いや、"三体"のソキウスの事を指していた。
 戦闘用に"製造された"全く同一の顔、パーソナルデータを持ちナンバリングされた名称で登録された者達。
 事情を表明的にしか知らなければ、それを利用せんとするブルーコスモス
 ひいてはアムロ達への生理的な嫌悪感を抱かずにはおれないのも無理からぬ事だった。
 そして、その嫌悪感こそがハルバートンの選択肢を狭め最悪の状況へと第8艦隊を導いていく。

 ―だが、このままでは全滅するぞ!!

 ホフマンは内心の焦燥を抑えながらディスプレイに再び目線を戻した。
 一つの選択を自らに課しながら・・・

629:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 08:09:32
 戦況はザフトに優勢のまま推移しクルーゼ等はついに第8艦隊本陣を捉える。

「ハルバートンはどうやら足付きを地球に降ろすつもりの様だな。
 大事に奥に仕舞いこんで何もさせんとは・・・」

 クルーゼは歯応えのなさを多少滲ませながらそう口にした。
 順調に行き過ぎて少々面白みに欠けるのだ。
 そのように感じる事自体が軍人としての救われざる側面なのかもしれなかったが。

「こちらは楽で良いですが・・・ストライクも出てきませんし」
「アスラン達もよく働いてくれているな。アレを造らせた彼はやはり良い将だということだよ」

 クルーゼは痛烈な皮肉を込めて"G"の開発を進めたハルバートンを評した。
 現にアスラン達の働きは見事なものだ。
 アスランは今回の戦いでは今までの鬱憤を晴らすかのようにその実力を十二分に発揮し
 ストライクへの雪辱に燃えるイザークも新兵装をうまく使いこなしエース級の働きを見せている。
 ディアッカ、ニコル両名も彼等程ではないが確実に役割をこなし多大な戦果を挙げている。
 先のアズラエルの懸念は第8艦隊にとって最悪の形で現実のものとなっていた。

「クルーゼ隊長、敵本陣左後方に艦影を確認。予備兵力と思われます。ドレイク級2、コーネリアス級1」
「フムッ、少数ではあるが・・・んっ!?」

 答えようとしたクルーゼだったが急に押し黙り手袋を外した。

 ―なんだ、肌が粟立っている・・・なんだというのだ!?

「ジンを数機、差し向ける事も出来ますが如何いたしますか?」

 言い知れぬ悪寒を感じるクルーゼに怪訝しながらアデスはそう問いかける。

「いや、警戒は厳に行うべきだがこちらから仕掛ける必要はなかろう。
 ・・・下手に藪を突いて怪我をするのもつまらんからな」

 後半の台詞は呟きに近いものでアデスには聞き取れなかった。
 クルーゼの感覚はこの予備兵力から発せられるもの―プレッシャーに敏感に反応し彼に警告したのだ。
 このクルーゼの決断により、結果的にアムロ達は迎撃を口実に使う事さえ封じられた。

630:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 08:11:40
第10話前半終了っす。
ちょっと長くなりすぎたので前後編に分けて投下します。
出来れば今日の夜当たりに後半投下できるかもです。

631:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 08:13:34
ところどころ名前入れ忘れて名無しにorz
>>622->>630は全て自分です。

632:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:23:06
400氏キテルー
ハルバートンもっと兵士のこと思ってやれよ・・・
アムロ、独断で出撃かな?続きも楽しみっス

633:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:24:45
きゃーきゃーきゃーきゃー♪

朝一からGJ!GJでございますわ~
後半は今宵いただけるご予定ですのね
それを楽しみに お盆の帰省者たちのお世話がんばってまいりますわ

634:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:27:21
GJ!!全裸待機していたかいがあったぜw

それにしてもアスランTUEEEE!!
相変わらず400氏にかかると敵が強く感じるな。

635:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:36:46
ハルバートン、知将にはなれても智将にはなれずか…
戦場に私情を持ち込む責任者ほどたちが悪いものはないな
…最終的にはそんなやつらばっかりが勝ちを浚っていくんだけど

636:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:39:29
派閥の事情持ち出して死人出す時点で恥賞だよ

637:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:42:26
GJ!

戦場での派閥闘争で割りを食らうのは下っ端の兵士だもんな

638:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:43:37
ハルバートンよりクルーゼの方が将として長けているように感じるな。
NTとしての勘をも利用し確実に勝利を掴まんとしている。

相変わらず重厚だぜ、Great Job

639:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:44:24
ハルバートンはやっぱり恥将のままかw

640:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:47:56
たが、潔癖症な軍人がソキウス達見たら生理的嫌悪感だすのはしょうがないとも思う。

641:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:48:06
投下GJ!
ビリーブートキャンプを裸エプロン一枚で続けた甲斐があったぜw

てか痴将、自重しろ!
こりゃホフマンが頑張って恥将を『やめろ諸君っ!提督は錯乱している』とかなんとかで更迭しなきゃ、艦隊全滅まっしぐらだZE!?

そしてクルーゼの危機回避能力に感動。
まさに藪を突いたら蛇どころか、毒蛇数匹を従えたドラゴンが出て来る所だったもんな~
この運が続く限り、クルーゼは長生き(w)するぜ!


642:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:52:17
朝からGJ♪

お春さん(゚⊿゚)イラネ 理由は上で誰かが言ってるさ!

643:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:04:45
GJ!!
地味にNジャマーの解説が入っているから状況が分かりやすいな。

ハルバーサンのアムロへの嫌悪の決め手がソキウスって皮肉過ぎるな。
でも、なんとなく気持ちはわかるなぁ。

あと、アスランはやはりふっきれると異常に強いwww

644:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:08:59
まあ、政治を全く無視して行動する高級将官ってのもダメだから、ブルコス勢力伸張阻止に動くのも解るが
全滅という危機にでもそれを持ち出すのは、バランス感覚に欠けているなあ、おハルさん
しかしアスラン、逆切れ気味っぽいけど惑い無しモードに入ってるのか
いつも自爆気味に俺が悪いんだ、とか迷っててたまに吹っ切れた時だけ強いくせにw
こんな戦場で何をしたらいいんだろう、アムロは…

645:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:10:27
GJ!!!!
これで前編とか、今回はいつにも増して濃いぜ!

アデスやクルーゼ、こういう奴らが前線で頑張ってるからザフトの今の攻勢があるんだろうな。
こういう見識を持った人物を中央で生かせれば、もっと楽になるんだろうけど……組織の体質的に無理か。

ハルバートン、>>635さんが言うように知将であっても智将にはなれずか。
戦略的な物の考え方は出来ても、戦術的な物の考え方が出来てないや。(悪い事ではなくむしろ良い事なんだけど現場では憚られる)
命の取り合いなんだから、使えるものは何でも使ってもらわないと兵隊が無駄に死んでしまう。
このオッサンはどちらかと言えば参謀本部向きの人材かな?

クルーゼの感覚に磨きがかかってきた模様。
(自分にとって)危ないものを感じ取れるようになってる。
この力がクルーゼにとってどんな影響を与えるのか……願わくば救いを。

ホフマンが自らに課した選択とは?
後編も楽しみにしております。

646:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:27:40
メビウス氏も400氏もGJ!!。お二方共、続きをすぐに投下なされるそうで今からwktkです。
御先祖様と一緒に、全裸で正座してお待ちしております。

647:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:30:01
400氏、朝から投下GJであります!

あー、8艦隊予想通りの大苦戦ですな
最初からアムロ達も出撃させていればいいものを…
ハルバートン、気持ちはわからんでもないが今目の前で死んでいく兵たちの事を忘れてないか?
G強奪、兵の錬度低下、ブルコスへの感情すべてが悪い方向へと向かいすぎ
ハルバートンは実戦型の軍人ではなくて、官僚型なんだろうなぁ~
ホフマンの選択、ラコック同様無断で出撃要請を出しそうですね

後半も楽しみにしております!

誤字があったのでご報告。
>ドレイク級戦艦のブリッジをクルーもろとも焼き払う。
護衛艦かと

648:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:31:33
目が覚めたら400氏キテル~~~~~
しかも前編ですと?
なんて有意義な盆休みなんだ!

しかしハルバートン・・・
せめて直接会って話してればアムロがどんな人間か分かるだろうに
アムロが偏見に悩まされるのはCEでも同じなのか

649:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:32:24
なんか、あれだな。
何もかも噛み合わないってこういう事だと見せ付けられた感じだ。

それにしても『主任』は結構冷徹に戦況を見ているよな。
アムロが独断で出撃しようとしても止めようとするっぽ。

650:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 09:42:43
>>647
ご指摘ありがとうございます。

>>626
訂正っす。
×イージスのビームサーベルがドレイク級戦艦のブリッジをクルーもろとも焼き払う。
○イージスのビーム・サーベルがドレイク級護衛艦のブリッジをクルーもろとも焼き払う。

651:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 10:32:05
>630
GJです! 
夜には後半ですと!? 全裸で待機はさすがにまずいので海パンで待機!

ハルバートンに関しては既に↑で色々と書かれてるのでスルー
イザーク、ストライクと当たる前にMK-2と鉢合わせたらヤバいような気が…
汚名返上どころか汚名挽回(誤字にあらず)にならなければいいんですけどねww
ノーマルデュエルの派生機同士の戦いが今から楽しみです(あればなんですが)
アムロはアムロでデュエルASを見たら、「今度はFAガンダムか?」とか言いそうですがw

アスランの『まだ・・・まだ戦争がしたいのかっ!!お前達は!!』のセリフにはウケましたよ



652:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 11:22:38 FjW5yEzn
400氏さんGJ です
ふと思ったのですがイザークが「この腰抜けが!」とか言いながらアムロたち
にちょっかいかけるってこともあるのかな?


653:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 14:14:57
前編・・・じゃあ今は30分アニメで言えばCM中かw

今回の戦場、アムロが窮屈な立場なのは分かっていたがこれほどまでとは。
感情と打算が渦巻いていてピリピリしますな。そんな中、兵だけが関係なく死んでいく。
これはもうガンダムSEEDじゃねぇw

クルーゼ隊の猛攻、下りぬ出撃許可、ホフマンの選択、どうなる後編!!
最後に一言…GJ!!!!

654:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 14:20:45
すんません、修正っす。

>>627
×ニコルの言葉にアスランはそれだけ言うとアスランはニコルからの通信を切る。
○ニコルの言葉にそれだけ言うとアスランは通信を切る。

655:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 14:57:57
 アスランが馬鹿言っていますね。所詮は自分達がいかに恵まれているか、地球のナチュラルが苦しんでいるかを知らないガキです。
戦場で殺せば殺される、目には目を、歯には歯を、なんて常識でしょうに。

656:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 15:29:45
>「まだ・・・まだ戦争がしたいのかっ!!お前達は!!」
だけど凸が言っても説得力が無いよなと思える漏れ


…そういえば種死でシンが似たような台詞を言ってたような

657:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 15:37:04
長いなーこのCM

658:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 16:37:44
>>656
一応停戦状態にあって向こうから仕掛けてきたのだからシンの場合は正しいことを言ってるけど、
凸の場合は戦争中に自分達の不利を覆そうと頑張ってることをまるで
罪悪かのように発言してるんだから説得力以前の問題だ。

これが開発したのがNJ下でも使える核爆弾とかの大量破壊兵器ならまだいいんだけどね。
ってあれ?それやっちゃったの両方ともプラントじゃね?w

659:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 16:41:16
400氏GJ!!


後半を楽しみに今日の仕事を頑張れそうだ

660:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 16:48:39
まあ、ザフトの視点からは連合のMSなんて罪悪そのものなんだろうがな
凸の怒りも独善だかうじうじしてるよりゃ分かりやすくていい

661:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 18:46:33
アムロ達の艦、ずっと謎だったか改修輸送艦だったか。
流石に戦艦までは手がまわらなかったようでw

662:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 19:02:50
遅ればせながらGJ!
なんと言うか第八艦隊フルボッコの状態に鬱憤がたまってしょうがないw
アムロが後編でこれをカタルシスに導いてくれる事を信じてお待ちします。

そういえば今回でアムロたちの乗艦が判明したけど、
これって確かASTRYのリ・ホームと同型じゃ…
AA級との補給も考慮して作られた艦種だったはずなので、
今回の任務にはもってこいだったというわけか。

>>651
そもそもアムロはペーパープランで終わった筈のFAガンダムの事を知っているのだろうか?
Mk-ⅡやMk-Ⅲの方のFAのデータをアナハイムで見かけたという事ならありえるか?


663:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 19:18:56
>>662
アムロさんは設計もやるし、過去の機体のデータくらいは見てるんじゃないかなあ。

664:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 19:20:14
アムロ、避難民の乗ったシャトル助けて~(´・ω・`)

665:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 20:02:25
400氏GJ!!

666:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 21:00:48
ハルバートン、お前の面子もソキウスに対する嫌悪感も分からないでもない、だが!それで無駄に被害を増やすんじゃない!

667:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 21:08:03
この戦いで生き残った所で、ハルバートンの発言力が著しく低下する事は間違いないだろう。

668:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 21:22:20
全員GJ

669:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 21:47:44
あぁ、おハルさんや。あんた盟主に

>「―あなたは前線で死に逝く兵達のことを何も考えてはいないのですか!!」

てな事を言っといて

>「ホフマン大佐!!君は私にブルーコスモスの助力を求めろというのか!?
 それに君も搭乗員リストには目を通しただろう?私はあんな―」

とかなんとか自分の好悪とプライドを優先するのはどうよ?

これで
ブルコス嫌いなので、連中の助力を拒否して自分達だけで戦いました。
そうしたら艦隊が壊滅しちゃいました。
さらに、最優先防衛目標のAAまで破壊されました。

てな事になったら、MS量産計画はアズラエル側の開発データ中心になって
反ブルコス派の発言力やら勢力は大幅に低下しちゃいますよ?
艦隊将兵の犠牲も無駄死になりますよ。

670:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:05:42
G開発開始段階と低軌道会戦じゃあ、
お春さんの精神状態が同じだとは思えんが・・・
今の時点でのお春さんの状況考えるとなぁ

671:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:31:11
むぅ…、後半はまだか?
400氏がんばれ!!

672:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:35:14
自分が死んだらお終いのに…お春さん。

673:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:44:15
なんて長いCMなんだ!
後半まで遠いよぉ…

674:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:02:56
ああ、待ち遠しいよボクのアズラ坊

675:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:07:58
ヤバス、思った以上に長くなっている・・・急遽中編ってことでOKですか?orz

676:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:09:18
OK!
スレ住民は一向に構わん!

677:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:09:34
むしろ楽しみが増える

678:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:10:36
>675
ばっちこーーーい!!

679:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:12:01
   ..∧_∧ ドンテテッ♪ドンテテッ♪
   .( ・ω・ )  <機動戦士ガンダムSEED side A 第10話(中編)
(((⊂二   二つ ))
   ミノ   |
    し ⌒J
  スクウィィィーーズ!

680:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:12:34
べ、べべべ別にあんたのSSを待ってたわけじゃないんだからねっ!
全裸で待機してたのは、偶々おおおお風呂に入ろうと思っただけなんだから!

681:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:12:43
>>679
なんだとーー!早く投下してくれー!

682:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:13:19
 ついに本陣近くにまで踊りこんだアスラン達はその数に多少足をとられながらも
 確実にメビウスを、そして艦艇を屠り去っていく。

「グゥレイト!!数だけは多いぜっ!!」

 バスターに向かい一斉に放たれたミサイルをディアッカは弾幕を張って迎撃する。
 前方には突出するデュエルが戦艦を撃沈する姿が見て取れた。
 その鬼気迫る戦いは流石ではあったが同時に危うさも感じさせるものだった。

「イザークの奴、熱くなり過ぎてないか?まあ、気持ちは解からなくもないけど・・・」

 イザークには他の艦隊など眼中にはない。
 自分のプライドを傷つけたストライクを葬りさらねば彼の怒りは収まらないのだ。
 イザークの憤怒が乗り移ったかのように放たれるビーム・ライフルと
 115mmレールガン"シヴァ"によってその火線に位置するものは原型を留めず打ち砕かれる。

「出て来い、ストライクっ!!でないと―でないと傷が疼くだろうがぁ!!」

 暴走するイザークの情念は鋭い刃となり艦隊を確実に切り崩していった。


「提督、このままでは―!!」
「アークエンジェルと回線を繋げ!!」

 ハルバートンが指示すると直ぐに前面のディスプレイにマリューの姿が表示される。

「ラミアス大尉、貴官等は直ちに艦隊を離脱し降下準備に入れ!!」
「ハルバートン提督!!しかしっ・・・!!」

 マリューはその命令に対し思わず反論した。
 このまま、第8艦隊を見捨てて逃げ出せというのはあまりというものに感じたからだ。

「ラミアス大尉、事の軽重を誤るなよ。
 このままの位置ならアラスカは無理だが連合軍の制空権内に降りられるはずだ。
 貴官等は、なんとしてもアークエンジェルとストライクをアラスカへ届けるのだ」

683:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:18:06
 マリューは一息吸って吐くと表面上は迷いを打ち消す事に成功する。
 そうしなければ他のブリッジ・クルーに迷いが伝播するゆえだ。

「了解しました。突入限界点まで持ち堪えられればジンとザフト艦は振り切れます」
「よしっ!!限界点まではキッチリ送ってやる」
「はいっ!!」

 そうしてアークエンジェルとの通信は切れた。
 この遣り取りを唖然とした気持ちで眺めていたホフマンは、

「提督っ!!やはり、ブリギッドに―アムロ・レイ大尉等に出撃の許可を与えるべきです!!」

 ホフマンは先程よりもすっと強い口調でそう進言した。
 アムロ達は出撃の申請の際に自分達の作戦行動案を提示してきていた。
 そしてそれは、今の状況を出来うる限り防ぐための『負けないためのもの』だった。
 今となってはそれを使う余地は無くなり、戦う前から軟弱だと断じ
 にべもなく却下してしまった自分等の軽率をホフマンは心底後悔していた。
 連合の『白き流星』を、同じ旗の元で戦う者達を自分達は信じるべきだったのだ。

「もはや、派閥だ何だと言っていられる段階ではないでしょう!?提督!!」
「この局面だからこそ信に置けぬ者に任せるわけにはいかぬのだろう!!
 冷静になって考えたまえ、ホフマン大佐っ!!」

 ―冷静ではないのはどちらだっ!!ブルーコスモスの、ムルタ・アズラエルへの拘りに囚われているのは!!

 G強奪の失態、月で完成されたモビルスーツ、奪われるであろうモビルスーツ開発の主導権。
 さらにアークエンジェル、ストライクへの異常とも言える固執。
 これらの符号の意味するところをホフマンはようやく理解する。
 
 ―提督はもはや正常な判断を失っている!!

 己の提案を蹴り残存の艦艇への回線を開くよう指示するハルバートンを尻目に
 ホフマンは一人、気付かれぬようにブリッジを離れ第二通信室へと向かう。

 最早、一刻の猶予もない―!!

684:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:19:26
≪総員、大気圏突入準備作業を開始せよ。繰り返す―≫

「おいおい、降りるってこの状況でか!?」

 メビウス・ゼロのハッチから半身を出していたムウは思わず
 整備要員のコジロー・マードックに怒鳴りつける。

「俺に言ったってしょうがないでしょう!?まあ、このままズルズルよりゃ良いんじゃないですか?」
「いや、けどさぁ―」
「―ザフト艦とジンは振り切れてもあの四機が問題ですね」

 尚も納得できずにいたムウの横手から声が発せられる。キラだ。

「坊主っ!?」
「ストライクで待機します。まだ第一戦闘配備ですよね!!」

 ムウもマードックも信じられないものを見る目でストライクへ流れていくキラを見やった。

「アイツ・・・艦を降りたんじゃ・・・」
「サイ達も残ったっていうし一体どうなって・・・んっ!?」

 ムウはストライクに搭乗するキラの周囲に"赤い影"を見た。
 それは、眼を擦るとすぐに見えなくなったがムウに何かを警告しているようにも感じられた。

「どうしました、フラガ大尉?」
「いや、なんでもない・・・」

 だが、今はそれについて考える余裕など無くアムロとの接触から
 才能の蓋が開き始めている事の自覚も無かったためムウはそれを気のせいだと断じ
 今見た"赤い影"―フレイ・アルスターの想念が全ての答えであり
 キラを縛り始めている事に気付く事は無かった。

685:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:21:20
≪アークエンジェル、降下開始!!≫

 ハルバートンの声と同時にアークエンジェルの大気圏突入が始まる。

「降下開始!!機関40%、微速前進4秒後に姿勢制御」

 アークエンジェル操舵手、アーノルド・ノイマンは慎重に大気圏降下の手順を踏んでいく。
 徐々に降りゆくアークエンジェルを確認するとハルバートンは、

≪メネラオスより各艦コントロール、ハルバートンだ。
 本艦隊はこれより大気圏突入限界点までのアークエンジェル援護防衛戦に移行する。
 厳しい戦闘ではあるが彼の艦は明日の戦局のため決して失っては―≫

 この第8艦隊に所属する全ての艦に対しての通信をアムロ達にも聞こえていた。

「この状況で、援護防衛線だと!?間違いなく全滅するぞ!!」
「アムロ大尉!?どちらへ・・・」

 歯噛みしブリッジを出ようとするアムロを『主任』が呼び止める。

「Mk-Ⅱで出る!!あの人はどうやら第8艦隊を贄にしようとしている様だからな!!」
「アムロ大尉、冷静になってください!!こうなっては我々は一刻も早くこの宙域を離脱するべきです!!」

 『主任』の言葉は暗に第8艦隊を見捨てる事を指していた。

「弁解の余地の無い失態を彼等は犯しました。全滅は彼等の招く結果に過ぎない事です!!
 我々は今回、敵対派閥の失態という"成果"を得られたのです。ここで無用のリスクを冒す必要はありません!!」

 彼女の言葉はおそらくは正しい。正しさというモノは得てして冷酷に見えるだろう。
 だが、彼女がアムロの身を心から案じている事もアムロは感じ取っていた。
 そして、それでも許容できそうに無い自分をアムロは自覚している。

「あそこで、もうハルバートン提督の命令だからじゃない。
 ただ、生き抜こうと懸命に抗っている―仲間を・・・見捨てる事は出来ない!!」

686:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:27:59
 その直後、メネラオスより通信が入る。
 『主任』はある種の予感を感じつつもその回線を繋げるように指示する。
 前面のディスプレイにハルバートンではなく副官のホフマンが映し出された。

≪メネラオス副長、ホフマン大佐だ。諸君等もすでに察している事と思うが
 ハルバートン提督は第8艦隊を盾にしてでもアークエンジェルを地球に降ろすつもりだ≫

 ここでアークエンジェル降下のために第8艦隊はただでさえ崩されている布陣を更に歪めるのだ。
 それが引き起こす結果を鑑みるホフマンの声音は苦渋に満ち満ちていた。
 ハルバートンが冷静さを失っていた事に気付けなかった事
 そして、このような局面に到るまでアムロ達を有用に使えなかった事に対しても同様である。

≪アークエンジェル降下、そして直ぐに移行するであろう撤退のために貴官等に援護を頼みたい。
 出撃の許可は私が出す、責任も私が負おう≫

 ―今更、勝手なことを!!

 『主任』の怒りは当然のものだった。
 今まで、再三の出撃申請を拒み続けておいて、いきなり態度を変え死地に飛び込めというのだ。
 通信を今すぐ切断したい衝動を抑えるのに必死だった。
 だが、彼女と異なりアムロはホフマンの意を汲んだ。

「了解しました。我々は一人でも多く月に帰すため―出撃します!!」

 アムロはすぐさま了解し敬礼する。
 ホフマンはアムロに対する認識はやはり誤っていたのだと気付かされる。
 派閥だの風聞だのではなく先ず彼自身を見るべきだったのだ。

≪アムロ大尉、ありがとう。・・・すまなかった≫

 そのまま回線は切れ、ブラックアウトした。

687:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:31:51
「そういう訳だ、出撃する。君達はどうする?初陣にはキツイものになってしまったが・・・」

 アムロは振り向くとソキウス等に問いかける。

「僕達はこの日のために訓練を重ねてきました。出撃させてください」
「分かった・・・しかし、言っておくが・・・」

 アムロは言葉に一拍おくと、

「君達にはまだ教えていない事が沢山残っている。―勝手に死ぬ事は許可しない」

 そのアムロの言葉にイレブン達は今度こそ誰が見ても分かる静かな笑みを浮かべる。
 ソキウスのナチュラルのために存在するという概念は他者に刷り込まれたものではある。
 だが、決して間違ってはいないと確かにそう感じさせるものがあるのだ。

「分かりました。大尉の―大尉の命令に従います」

 彼等は敬礼すると自分達の乗機へと流れていく。

「すまないな、勝手なことをしてしまって・・・」
「もう、いいですよ。きっと、貴方のそういう所にあの人も・・・」

 『主任』は少し怒っている様な、それでいて喜んでいるような、そんな笑みをアムロに向ける。

「でも、無理はしないでください。我々には・・・ムルタさんには貴方が必要なんですから」
「ああ、分かった」

 唐突にドレイク級護衛艦から通信が入る。

「いけませんなぁアムロ大尉。我々の空戦隊を忘れてもらっては」

 ドレイク級護衛艦の艦長はシニカルな口調でそう口にする。

「連合最強と名高い『白き流星』と再び同じ宇宙を飛びたがっている連中は大勢いるんだ。
 この機会を逃したとあっちゃあ自分は袋叩きに遭いそうなんでね。無理矢理にでも支援させてもらう」

 遠慮してもついていきそうな勢いだ。そして、それはアムロ達の胸を打った。

「ああ、分かった。空戦隊の皆にアムロ・レイが感謝すると伝えてくれ」

 互いに敬礼すると通信は切れた。だが、回線が切れてもなお繋がるものは確かに存在する。

「よし、出撃だ。下駄を出しておいてくれ!!」

688:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:33:47
リアル支援

689:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:36:16
 第8艦隊の戦列を突破したデュエル、バスターがアークエンジェルに接近する。

≪イザーク、前に出すぎた!!俺達の任務はあくまで―≫
「うるさいっ!!」

 アスランの声を遮りイザークは言い放つ。
 アークエンジェルからは迎撃のためにストライク、メビウス・ゼロが出撃する。

「X-105 ストライク、メビウス・ゼロの発進を確認!!」
「この状況でか!?イザーク、ディアッカに対処させろ。アスランとニコルは戻せ!!」
「隊長、よろしいので?」

 他のモビルスーツ部隊が第8艦隊の布陣の外郭を削っているなかアスラン等が突出しすぎているのは事実だ。
 さらにデュエル、バスター二機はすでに奥に入り込みすぎており後退は難しい。
 しかし、アークエンジェルを墜とす好機である事も確かだった。

「戦いとは敵味方共に誤謬を犯しそれが少ない方に勝利が転がり込むものだよ。
 私は自分から結果の見えた間違いを犯す趣味は無い」

 イザークはおそらくは止まらない。
 今回は好きなようにさせる方がザフトにとってもプラスになる。
 だが、大気圏突入という極限状態でストライクの、キラの存在は
 アスランに対しては最悪の事態を引き起こすだけだとクルーゼは踏んだのだ。

「敵、予備戦力に動き―何かを射出している模様です!!」

 先陣の艦から送信されたノイズ交じりの映像からは薄っぺらい板の両側に巨大なブースターを
 取り付けたものとしか言えない物が二つ見て取れた。

「あ、待ってください・・・コレは!!敵艦からのモビルスーツ四機の発進を確認!!
 ジン・タイプと思われるものが三、それに"G"と酷使したモビルスーツ―新型です!!」
「なんだと!!やはり、ヘリオポリス以外でも・・・」

 ―これは・・・いよいよ来るという事か、プレッシャー!!

 来るべき時が来た事にクルーゼは己の戦慄と高揚を同時に認識した。


690:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:39:24
第10話(中編)終了っす。どうにも長いorz

後編は・・・明日には何とかなるかなってとこっす。

691:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:39:53
しえん!

692:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:40:44


後編でアムロとソキウスの活躍が読めるかな?かな?

693:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:40:55
おつかれさま、GJ!
書きたい事が沢山出来るのはよくある事だから、全然きにしませんよ。
むしろ嬉しいぐらいです。

694:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:41:46
ベースジャバーも用意してたのかアムロ
とにかくGJ!

695:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:43:19
GJ!やはりアムロは危機でこそ輝く男だ。
お春さん……正常な判断力は失ってるよなぁ。
続きも楽しみにしてますぜ!

696:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:43:26
GJ!
いいとこで切りすぎだw

697:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:43:31
GJ乙!
初めてリアルタイムで読んだが、1分1秒が待ち遠しかったな。
後編が楽しみだから早く寝る事にするぜ。

698:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:44:22
本日二回目のGJ!
やべぇ……クルーゼが完璧にライバルキャラになっとる。
世界の滅亡が二の次になる可能性も近いか?

だが、アムロとの戦いに高揚するのは良いが、逝き過ぎると某炉利大佐と同じネタキャラになっちゃうから注意が必要だw

699:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:44:29
GJです!アムロ出撃が見れただけでも満足です!

700:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:46:55
まさかSSで泣かされるとは思わなかったぜ。
明日が待ち遠しい。

701:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:49:15
空戦隊の熱い漢たちを忘れてはいけない。

702:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:51:22
しかし相変わらず頭のレスは和むなwww

703:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:53:51
本編が超シリアス展開になっているから余計に癒されるw

704:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:54:28
400氏、GJです!

遂にアムロ達が出撃ですか~
アムロとMS隊、空戦隊の活躍に大期待!
イレブン達のジンも何かしら改良されてそうで、オリジナルのよりも性能があがってたりして?

あと下駄(スペースジャバー?)が出てきたのにシビれました!
UC世界のMS戦術がCE世界でも実証されそうですね
2つということはロンド・ベルが使ってたMSが2機が乗れるタイプみたいですね

ホフマン、あまりにも遅すぎるがよくやった!
あと心の妄執にとらわれすぎたハルバートンは恥将確定ですね
せめてハルバートンが一回でもいいからアムロと会ってればなぁ…
ハルバートンの軍人としての人柄ならアムロと気が合ったかもしれないのに

明日も楽しみにしております!

705:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/14 23:57:19
すんません。>>687ですがコレと差し替えお願いしますorz(細かい事ですが




「そういう訳だ、出撃する。君達はどうする?初陣にはキツイものになってしまったが・・・」

 アムロは振り向くとソキウス等に問いかける。

「僕達はこの日のために訓練を重ねてきました。出撃させてください」
「分かった・・・しかし、言っておくが・・・」

 アムロは言葉に一拍おくと、

「君達にはまだ教えていない事が沢山残っている。―勝手に死ぬ事は許可しない」

 そのアムロの言葉にイレブン達は今度こそ誰が見ても分かる静かな笑みを浮かべる。
 ソキウスのナチュラルのために存在するという概念は他者に刷り込まれたものではある。
 だが、決して間違ってはいないと確かにそう感じさせるものがあるのだ。

「分かりました。大尉の―大尉の命令に従います」

 彼等は敬礼すると自分達の乗機へと流れていく。

「すまないな、勝手なことをしてしまって・・・」
「もう、いいですよ。きっと、貴方のそういう所にあの人も・・・」

 『主任』は少し怒っている様な、それでいて喜んでいるような、そんな笑みをアムロに向ける。

「でも、無理はしないでください。我々には・・・ムルタさんには貴方が必要なんですから」
「ああ、分かった」

 唐突にドレイク級護衛艦から通信が入る。

≪いけませんなぁアムロ大尉。我々の空戦隊を忘れてもらっては≫

 ドレイク級護衛艦の艦長はシニカルな口調でそう口にする。

≪連合最強と名高い『白き流星』と再び同じ宇宙を飛びたがっている連中は大勢いるんだ。
 この機会を逃したとあっちゃあ自分は袋叩きに遭いそうなんでね。無理矢理にでも支援させてもらう≫

 遠慮してもついていきそうな勢いだ。そして、それはアムロ達の胸を打った。

「ああ、分かった。空戦隊の皆にアムロ・レイが感謝すると伝えてくれ」

 互いに敬礼すると通信は切れた。だが、回線が切れてもなお繋がるものは確かに存在する。

「よし、出撃だ。下駄を出しておいてくれ!!」

706:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 23:58:49
あ、書き忘れましたが気になった点があったのでご報告

ドレイク級護衛艦の艦長のセリフですが、通信なので「」よりも
ホフマンの通信の時と同じ≪≫の方がいいのでは?

707:706
07/08/14 23:59:51
うあ、かぶった…orz

708:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:01:57
連合のだって人材はいるんだ!

709:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:03:17
GJ!
余り無理をせず、寝て下さいね。ただし、テンション落ちるようなら突っ走って下さい。そして、一回寝てチェックしてからの投下まで待ちます。

710:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:03:25
>>707
ドンマイ。だがあんたは間違ってない、胸を張っていいんだぜ

711:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:06:23
『主任』との舌戦、ハラハラさせられたぜ。
ブルーコスモス派閥な考えと情が同居する『主任』と戦士の思考を持つアムロ。
こういう演出すきだなあ。GJ!!

712:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:11:06
燃えた!!
なんか絶望と希望を見たような気がしたよ。
400氏GJ!!
だが、前編と中編と続き、いいところで切りすぎだ…!!
UC風味な種って感じだ。

713:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:21:49
皆が感動してる中、一人フレイの影を一瞬赤ハロと勘違いした俺が通りますよ

714:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:29:00
つまり、フレイが種死でハロになるフラグ?

715:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:40:13
400氏GJですよ!
アムロ、まさに満を持しての登場ですな。「主任」も複雑な内面を抱えているようで、素敵な人だ。
頭の中身が春満開なお春さんも相も変わらずのようで何よりですし。

>>回線が切れてもなお繋がるものは確かに存在する
これは泣く。感動の一言に尽きるなぁ。

716:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 00:42:05
ってか、種って言っていいのか、コレ?
なんか、もう、スゲー感動しているんだがw

717:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:00:29
>>713
俺も俺もw

718:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:07:01
400氏GJです!
逆シャアの『SALLY』が脳内BGMで再生されてきました。


ついでに遅レスですが、『メビウスリンク』のメイリンの
>>『ライラ~♪ ライラ~~♪ ライリ~リラ~~♪』
砂の十字架ふいた

719:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:07:20
誤字ハケーン

酷使→酷似だぁね

720:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 01:13:30
ご指摘ありがとうございます。修正っす。

>>689
× ジン・タイプと思われるものが三、それに"G"と酷使したモビルスーツ―新型です!!」
○ ジン・タイプと思われるものが三、それに"G"と酷似したモビルスーツ―新型です!!」

721:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:19:38
400氏GJです!
美味しいところで切り過ぎだ
あと1日しか休みが無いというのに夜が待ち遠しい!!

ドレイク級の漢達が熱くて泣いた

722:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:21:58
第10艦隊の名もない艦長いい味だしているなあ。
アムロの一年間の間に出来た立場はマイナスだけではないと
安心させられた場面だ。

723:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:24:19
>>718
> ついでに遅レスですが、『メビウスリンク』のメイリンの
> >>『ライラ~♪ ライラ~~♪ ライリ~リラ~~♪』
> 砂の十字架ふいた
それハロぢゃん、歌ってるの。た○じんの委員会見てそうだw

724:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:25:11
GJ!GJ!GJ!
お花畑でちーぱっぱのおゆうぎだった種が 熱い漢たちの戦いになってるよぉ(´;ω;`)エグエグ 

725:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:33:58
>>718
たか○んの黒歴史。そっとしておこう。
個人的にスターチルドレン好きだ。やっぱ作詞が井荻麟だからかな。
さっき聞いたら、なんとなく400氏のアムロを思い出した。

726:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 01:45:59
感動しちゃってる自分に戸惑ったが、
感動してるのが自分だけじゃなくて良かったw

アムロの存在が逆にハルバートンを追い詰めたのかもね。
皆熱くてカッコいいが、聞くまでもないソキウス達と第10艦隊に胸が熱くなった。

727:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 02:12:25
>どうやら第8艦隊を贄にしようとしている様だからな!!

本編ではマジに一人残らず生贄に差し出されました。
アムロ達はこの運命をどこまで変えることが出来るのか。
待ち遠しいぜ!!

728:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 02:38:00
400氏GJ!
クルーゼが感じ取ってる!
どんな戦いになるのかwktkっすよ
それにしてもホフマンエライ!
後編待ってまする

729:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 04:19:56
400氏GJ!
ところで《主任》さんは、これからもこのまま《主任》さんのままなのかな?

730:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 06:02:01
春満開の人もブルコスだなんだと言わずにちゃんと自身の目でアムロのことを確かめていれば
こんな酷い戦況にはなってなかっただろうに。
ドレイク級の人たちのように共に戦ったことのある人はそこらへんわかってるのだろうなぁ

731:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 07:49:53
お春さんもうダメだな、智将になれなかったかぁ。
ホフマンには是非とも生き残ってもらいたいものだ。
クルーゼ、ライバルフラグたちましたな、人類抹殺そっちのけになりそうな気がしなくもない。

732:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 08:24:48
原作じゃあキラを見て『コーディネーター』ではなく『キラ・ヤマト』を見た人なんだけどなぁ、ハルバートンさんは
これじゃあブルコスがコーディ憎しっていってるのと大差ないじゃないか…
そらアズラエルも呆れます
こうなってくると注目は避難船だなー

733:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 08:59:03
GJ!!!
なんという焦らしのテク!
400氏は間違いなくS!!

>ムルタさんには貴方が必要なんですから
ファーストネーム!?
謎の多い主任だが、この人、もしかしてアズラエルにかなり近しい人物(友人か、あるいは愛人……は無いかw)なのかな?
もしくはブルーコスモス内でアズラエルに近い地位を持ってるとか。
たった一言の台詞で妄想が膨らんでいくぜ……

後編も楽しみにしております!

734:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 09:00:04
ただ原作でも補充要員やられたのにキラつまりストライク無しで
アラスカ行けとか無茶言いやがったから
大局を見て憎まれ役かって出ることはできない人だよ
その点はやはりマリューの師匠だと思う

735:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 10:06:03
おハルさんは、CEのジョン・コーウェンという認識でおK?

736:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 10:09:51
いやグリーン・ワイアットだお

737:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 10:16:00
メッチャー・ムチャぐらいだな
ギニアスでもいいかな?

738:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 10:20:36
酷杉w

739:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 10:27:03
メッチャー・ムチャでおk
ギニアスはそもそも技術将校なんだから指揮能力高くなくても問題無いかと

740:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 11:24:36
>>729
名前が出たらもう死ぬ時な気がするよ≪主任≫さん

741:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:18:19
>>740
血塗れで倒れて
「主任っ!」「○○です」「○○ーっ」なやりとりかいな


742:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:32:23
>>735
TV版としてはレビル将軍かムバラク提督のつもりで描きたかったんだろうけど
ここで大気圏突入時に現実を見ようとせずメンツにこだわるだけの迷惑上官としては
1stのリード中尉を彷彿とさせられた。

743:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:40:50
初期のゴメス艦長とか、ジン・ジャハナム(偽)とか?

744:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:43:36
あの漢たちと一緒にするな!

745:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:51:32
最後のシーンの格好良さは異常だからな。あの老人や大人の方々。

むしろ自分は、ヘンケン艦長思い出したんだが……
手前勝手な理由で、クルー巻き込んで自爆同然の行動。いや、そのシーン限定で、他は似てないってことは分かるんだがね。

746:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:54:11
気持ちよくスレが伸びててほっとしたぜ。
みんなGJ!

747:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 12:57:27
結局、名もない兵士達を理解してるのはアムロだったか。
未来のための犠牲云々なんて知ったことじゃね~わな。

748:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 13:14:34
>>745
ヘンケン艦長は制止してたろwwwwww
暴走したのはクルーだwwwよく見ろwwwwwwww

749:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 13:21:22
マジで!?
俺もヘンケンがエマ中尉恋しさに吶喊したもんだとばかり思い込んでたw
人の記憶なんて当てにならんものだな~。

750:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 13:27:53
>>745
きちんと若い衆は脱出させてたしな。
ある意味大人のケジメの最上級。
あえて脱出しないジン・ジャハナム(偽)も○。
そして……

「遅かったな!」



どう思います?乗員FULLの空母を特攻させた某国一佐

751:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 13:28:03
>>748
え、そうだったか……。じゃあ、自分の勘違いだった訳か。正直スマン。
そういえば、本放送で見たっきりだったなぁ。もう一度レンタルで見直すか。

752:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 13:59:48
>>747
>ただ、生き抜こうと懸命に抗っている―仲間を・・・見捨てる事は出来ない

これは「兵」の思考で「将」の思考じゃない。
ある意味、アムロの限界でもあるな。だが、それがいい!!

753:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 14:00:21
そこで劇場版ですよ。フォウが美人だ(´∀`)

754:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 14:53:11
>>752
まぁお春さんも将の思考が停止してるからあれだが。トーキュロンにでも入院させた方が良い。

755:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 15:53:28
>>750
ラストを見る限りタケミカヅチですら殆どの乗員を降ろしたというのに
乗員満載で集団心中を行った空母って一体何?

ターンAを除くガンダムシリーズ全てを通して最もこれに近い行為をした艦艇では
Wのピースミリオンがあるけど、それを超える蛮行をやらかした空母を教えて欲しい

756:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 15:54:45 Ej3MOaJ/
ヘンケンの場合は、部下がアツすぎ。他人が惚れてる女を守る為に、旗艦を楯にするなんて・・・

757:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 16:35:55
ピースミリオンも乗員は脱出させたけどな

758:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 16:38:35
400氏GJ!!!!!
なにげに>>622>>679を後編にどうつなげてくるかも楽しみw


759:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 16:54:44
つかピースミリオンの艦載MSってガンダム5機とトーラス一機だけだし、
クルーもハワードの昔の仲間だけだから、もともとあんま人員いそうにないなあ。

760:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 17:14:38
というかピースミリオンのクルーはエンジンの一機が爆発したとき
「エンジンカットの手間が省けたゼ!」
突っ込む時も
「そ~れ景気良くイケ~」
などとノリノリなのでしたからね…

761:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 17:42:18
乗員が乗ったまま特攻したのってフリーデンがそうでしょ。 主役側補正で全員無事だったけどさ。

762:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 18:22:29
てか
ヘンケンが暴走…TV版Z
クルーが暴走…新訳Z

じゃなかったか?

763:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 18:28:31
>>761
乗ってたのはMS3機のみで乗員はたったと待避していたが?

764:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 18:33:55
>>762
TV版ではヘンケン艦長が私情との板ばさみになってるところへクルーが暴走(まぁ男気出した
とかどうにかとれん事もないが)してヘンケン艦長が決断(暴走?)じゃなかったっけか。
暴走とだけ書くと微妙かも。

765:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:06:13
400氏GJ!
後編は何時でしょう?

766:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:07:51
>>762
両方ともヘンケンは駄目だととめてる

767:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:12:16
>>748
おいおい。全クルーを一緒にするなよ
マークⅡに盾になる事を納得してたのは艦長ふくめてブリッチクルーだけ
ほかのクルーには連絡すらいってないんだぜ

768:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:18:17
>>767
まさかブリッチにいない 全クルーに連絡いってると思ってたのか?

769:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:51:11
まあなんだ。
味方の盾になる、という行為を咄嗟に行う場合現実でも乗員全てにそれを知らせる訳じゃない。
艦長に与えられた指揮権限でそれが許されているならば致し方ない事だ。
あとはその結果が無駄になるかどうかは残された者達次第、史実での良い例がエンガノ岬沖海戦の駆逐艦初月。

770:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:53:02
ところでブリッチってどんな意味なんだぜ?

771:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 19:56:49
艦橋

772:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 20:01:36
>>771
たぶん770はブリッジでは? と言いたいんだろうけど
2chでは・・・

773:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 20:04:13
艦が味方の身代わりになった例だと、CCAのラー・チャターを思い出す。
アクシズへの核ミサイル狙撃のために動けないラー・カイラムを作戦遂行のために
当然のようにかばって轟沈していく様は子供心にもの凄く格好良かったなぁ。
ブライト艦長の「すまんが、皆の命をくれ」を体現した象徴的なシーンだった。

774:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 20:29:09 Ej3MOaJ/
ラーカイラムは旗艦だろ。護衛艦は旗艦を守る為に存在するんだから、当然なんじゃないか?
ヘンケンは、旗艦がMSの楯になってるからおかしい訳で。

775:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 20:38:53
>>774
エゥーゴの旗艦はアーガマでしょ。
「戦艦がMSの盾になって~。」ってことですよね?

776:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 20:53:02
>>774
そろそろsageを覚えようか

単純にラー・チャターが(たとえそれが仕事だろうと)命はって旗艦を守ったのが格好良いと>>773は言ってるだけっしょ
ラーディッシュと同じケースだとかいってる訳ではない


777:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 20:57:17
ヘンケンにかんしてはそういう指摘もあってあたりまえ

だからもういいだろ?

778:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 21:01:24
むぅ、もう9時か…
後編の投下はまだかいな~?
楽しみで待ちきれないよ、ほんとw

779:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 21:35:03
俺が書き込むといつも投下に割り込んでしまう法則発動!!

780:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:06:17
689でアムロ達があっさり発進してくるのが残念
まぁ、ザフト側の視点だからしょうがないのかな?
後編の冒頭でアムロのMk-Ⅱがかっこよく発進する描写があると信じる事としよう
逆シャアのCDセットして待機、曲は当然SALLYだな!

781:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 22:20:40
>>780
輸送艦ゆえカタパルトので演出上あっさりとしたものになっちょります。
さて、最終チェックをと

782:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:22:41
総員臨戦態勢。

783:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:22:44
カタパルトないので、ですorz

784:780
07/08/15 22:23:28
>781
おおっ、400氏来た!!
わざわざご説明ありがとうございます!
投下たのしみにしてますね

785:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:24:05
wktk

786:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:25:02
後編クル━━━(゚∀゚)━━━!!!!

787:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:25:49
コンディション・レッド発令!! 総員待機!!

788:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:26:40
総員クロス・アウッ!!

789:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:29:10
脱~げ!脱~げ!脱~げ!脱~げ!

790:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:36:15
総員、対ショック体制を取れ!
全裸を忘れるなよ!

791:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:36:37
ちょうど風呂上りで全裸だぜ!!
フルーツミルクのみながら待機~!

792:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:37:42
アムロが来る!

793:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:38:43
これから風呂で全裸だぜ!
速攻で戻ってこなきゃ

794:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:39:21
この暑さだから全裸でもなんともないぜ!

795:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:43:30
自分はシャネル№5で待つわv

796:793
07/08/15 22:45:48
ただいまー

イヤーさっぱりした 

よし、待機開始!

797:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:47:36
>>796
速いなw
さて俺も全裸正座で待機開始

798:779
07/08/15 22:49:50
さあ来い!リベンジ!!

799:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:51:40
俺はSALLYを再生して、アムロの部屋で前で丸くなっているチェーンの心境で待つ

800:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:54:17
なんという連帯感いまなら俺達んの思いでアクシズを押し返せる、

  私も全裸待機

801:780
07/08/15 22:56:22
>799
同士よ! アムロの発進シーンはSALLYだよな、やっぱ!

802:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:57:43
じゃあ、戦闘シーンの曲は?

803:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 22:59:34
>802
戦闘シーンはMAIN TITLEかな
スパロボの影響もあるかもしれないけど

804:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:06:04
他にこれぞバトルというような曲なら"νガンダム"とか"Sacrifice"とか"Combat"とか

805:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:15:19
犠牲いいよね。

806:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:21:09
修正中・・・でも「今日中」はカタい。

807:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:21:15
>773
遅レスだけどこのシーンだよね
URLリンク(www.youtube.com)

808:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:30:47
やり杉た・・・
        .∧_∧
        ( ´・ω・)  <機動戦士ガンダムSEED side A 第10話(後編)
    _, ‐'´  \  / `ー、_
   / ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
   { 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
  /\ ̄ ̄ ̄ (;;゚;;) ̄ ̄旦 ̄\
/◇◆\_________\
\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\
  \(ニニニニニニニニニニニニニ)

809:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:33:24
wktk

810:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:33:49
カモーーン!

811:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:36:43
「よし―行くぞ!!」

 Mk-Ⅱとソキウスの搭乗する改修型ジン三機は前方に浮遊するベース・ジャバーに接触すると
 空戦隊のメビウスと共に一気にザフト艦隊を突かんと飛び立つ。
 ベース・ジャバーは、モビルスーツの長距離侵攻の脚となるプラットフォームだ。
 むろん、これもアムロの知識を元に造られたものだが何故アムロがこれを"下駄"と呼ぶのかは
 彼以外には解からない事だった。

≪アムロ大尉、アークエンジェルの方は?≫
「俺達の機体に大気圏突入の機能は無い。あの高度では、もう彼等に任せるしかないだろう。
 俺達は第8艦隊撤退のために可能な限り敵を崩す!!」
≪了解です≫

 ソキウス等と入れ替わりにMk-Ⅱにメビウス隊からの通信が入る。

≪アムロ大尉、ヒヨコへの指導も結構サマになっているじゃあありませんか≫
≪それが例の新型ですか。ついに『白き流星』までモビルスーツかぁ≫

 その言葉はモビルアーマー乗りとして時代が変革する寂しさを滲ませていた。
 アムロは元々モビルスーツのパイロットだが彼等の気持ちは解からなくもなかった。

≪ところで、アムロ大尉も一口どうです?≫
「また、やっているのか?」
≪ええ、一番撃墜数の少ない奴が一杯ずつ奢りで≫

 生命を掛け金とする不穏当な会話に聞こえるかもしれない。
 だが、彼等には生命を弄んでいるつもりは無い。
 いつの日か戦闘の中で愛機もろとも火球となるその時まで
 せめて陽気さを失わない生き方をしたいと思っているのだ。

「それに参加する気はないよ。趣味じゃないしな。だが、生き残った全員に俺のとっておきを開ける」
≪を、それって例の人からの?≫
「ああ、木箱入りの極上品だ」

 通信が歓声で埋め尽くされる。
 そうしている内にいよいよ戦闘空域まで僅かとなった。
 空気が変わる。全員がスイッチを切り替えたのだ。

「あれが、戦場の光か・・・」
≪ルーキーども、背中はしっかり守ってやる。生き残れよ!!≫
「はいっ!!」

 ソキウス達は迫り来る光に意識を集中させた。

812:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:40:29
 アムロ達の動きは当然の事ながらメネラオスにもキャッチされる。

「んッ、ブリギッドが出撃だと!?どういう事だ・・・まさか、ホフマン大佐っ!?」
「はい、私が許可を与えました」

 ホフマンの静かだが確かな声にハルバートンは眼を剥く。

「貴様・・・いったい、どういうつもりだ!!」
「敗退するだけならまだしも壊滅というのは軍人として最も恥ずべき事ですからな。
 手を尽くしてなお、渋々受け入れねばならんのならばともかく
 決して甘んじて受容するものではないという事ですよ、提督」
「なっ・・・」

 ホフマンの言葉にハルバートンは絶句する。

「このまま最強のカードを切らぬままで―終わるつもりはありません!!」
「最強の・・・カード!?」

 ハルバートンはホフマンの言葉の意味が解からなかった。
 もはや、表面上は取り繕っていた己の表層も剥げ落ち
 澱みが溢れかえっている彼には。

 ―アークエンジェルは、ストライクは連合の未来にとって必要なものだ。
 軍人として・・・そのための礎となる事に何の不満があるというのだ・・・
 それをブルーコスモスのムルタ・アズラエルの手下になど、あの男の、あの―

 G強奪の失態から擦り切れ、磨耗したハルバートンの認識は最期まで気付く事はなかった。
 "G"を強奪された自分と月でのモビルスーツ開発に成功させたアズラエル。
 兵を想う気持ちがアズラエルへの妬心と敵意に飲み込まれ
 いつしか、目的と手段までもがすり替わっていた事に。

813:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:43:34
「敵、ナスカ級接近!!これは・・・特攻です!!」
「!?、いかん!!すぐに避難民のシャトルを脱出させろ!!」

 猛進するローラシア級戦闘艦ガモフに気付きこれを阻止せんと攻撃を加えていたムウだったが
 高度が突入限界点に達し後退を余儀無くされる。

「メネラオス?まだ避難民を・・・くそ、限界か!!」

 アークエンジェルへ向けメビウス・ゼロにアンカーを射出させ着艦に成功する。

「坊主はっ!?第8艦隊も―」

 ふと、モニターの端に幾条の光の尾が敵に接近するのが見て取れた。

「アンタなのか、アムロ大尉!?・・・頼むぜ」
『ああ、なんとかやってみる!!』

 何故かそう返事が聞こえたようにムウには感じられた。


「ガモフ出過ぎだぞ!?何をしている・・・ゼルマン!!」

 無謀な突進を仕掛けるガモフ艦長ゼルマンに対しアデスは語気を荒げる。
 クルーゼ、アデス共に特攻などを命令した覚えは無い。

≪ここまで追い詰め―退く事は―我等―足付きを!!≫

 ノイズ交じりの通信ではあったが意図する事がクルーゼには読めた。
 ゼルマンはアークエンジェルを墜とせず第8艦隊との合流を許した事を恥じ
 その身命を投げ打たんとしているのだ。

「もはや、彼を止める事は出来んよ。行かせてやれ」

 クルーゼは感情の無い声を発した。
 軍事的ロマンチシズムに溺れた輩になど関わる時間すら勿体無いと言わんばかりに。

814:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:46:47
支援?

815:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:47:18
 特攻を仕掛けるガモフは目の前の駆逐艦を撃沈し、ついにメネラオスをも照準に捉えビームを存分に見舞う。
 メネラオスも応戦するが機関部にビームを被弾させその高度を落としていく。

「我等が・・・ザフトの意地を―!!」
「クッ・・・刺し違えるつもりか!!うわっ!!」

 直後、ガモフはアークエンジェルとの接敵も叶わぬまま爆散する。
 しかし、ガモフが断末魔の間際に放ったビームによってメネラオスのブリッジに火の手が上がる。
 機材は拉げ、クルーの生命も灼熱の炎に飲み込まれる。

「グッ・・・ウッ!!」

 ホフマンが霞む眼で横を見るとハルバートンは機材に胸を貫かれすでに絶命していた。
 ホフマン自身も両足を完全に潰されている。
 意識が朦朧し痛みを感じないのがせめてもの救いだった。

 ―この人も・・・間が悪かったのだろうな・・・まったく、戦争というのは・・・

 ハルバートンを責める気にはなれなかった。
 志の高い男だった。宇宙に散って逝く兵達の事を誰よりも考えていた。
 状況が彼から彼自身を奪っていったのだとホフマンはそう納得した。

 ―私も無責任に死んでいくのだ、責める事など出来ぬ。

 視界は暗くもう何も映さない。自分が流した血が沸騰している音だけが聞こえる。
 この無能な自分達につきあわせてしまった兵達には申し訳のしようが無いとそれだけが悔やまれた。
 最期にアムロ達が飛び立った時の光の尾がホフマンの脳裏を過ぎった。

 ―フッ、『白き流星』とはよく言ったものだな。

 そのまま、メネラオスは大気の摩擦熱に焼かれ―消失した。

816:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:47:51
支援。
最初のAAはビリーかw

817:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:49:34
 摩擦熱に機体を紅く染めながらストライクとデュエルは死闘を繰り広げていた。
 双方のビーム・サーベルの激突による干渉波が飛び散っていく。

「コイツーッ!!」
「お前なんかにー!!」

 いったん距離をとったデュエルのシヴァの火線を全て避け
 キラはシールドを前面に出したままスラスターを全開にしデュエルに体当たりする。

「グッ・・・!!」
「これで―!!」

 続けざまに蹴りを見舞いデュエルを突き放す。

「クソッ!!このままで・・・!!」

 再び、ストライクにビーム・ライフルを向けようとしたが
 メネラオスから脱出したシャトルに間に割り込まれる。

 ―ッ!!

 邪魔をされた。その認識は激憤となりイザークを支配する。
 その危険な思惟をムウは感じ取った。それが導く結果までもを。

「オイ・・・やめろ・・・、何をやっている!!」

 だが、分かるからといってどうなるというのだろう。
 今のムウには手の出しようが無いのだ。

「よくも、邪魔を・・・!!」
「!!―やめろーッ!!それには!!」

 キラはシャトルへ向けストライクを加速させる。
 飛び出してどうするといった考えは無かった。
 だた、護りたかったのだ。中にいる人達を。
 自分に今まで護ってくれてありがとうと言ってくれた、風車をくれたあの子を。

「逃げだした腰抜け兵がーーーッ!!」

 だが、無情にもシャトルはキラの目の前でデュエルの放ったビームに貫かれ炎に消えた。

818:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:51:53
支援

819:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:54:58
「敵部隊接近!!射程―入りました!!」
「よし、撃てーっ!!」

 アムロ達の警戒にあたっていた部隊は艦砲を一斉に放つ。
 直後、乗り捨てられたベース・ジャバーが猛烈なビームの奔流に消失した。

「ナチュラルがモビルスーツなど!!」
「タイミングが早いな、これなら―」

 放たれた銃弾を余裕を持って避け、その姿勢のままイレブンは改修型ジンに応射させる。
 ローレンツ・クレーター基地で改修されたジンはスラスターを強化し
 さらに頭部をモノアイではなくゴーグルにセンサーが覆われているものに
 取り替えられているため、与える印象もノーマルのジンとはだいぶ異なっていた。

「―そのまま・・・よし、つかまえた!!」

 エイトはイレブンに誘導されたジンに向かいミサイル・ランチャーを撃った。
 軽装なイレブンのジンに比べエイトは自機にかなりの重装備をさせている。

「やられた!?コイツラ・・・つよ―」

 ミサイルの爆風に飲み込まれた僚機に一瞬気をとられた敵の隙を逃さず
 イレブンは脚のホルダーからアーマーシュナイダーを抜き放ちコクピットを貫く。
 と、側面からイレブンに銃を向けていたジンの腕がメビウスのリニアガンに砕かれる。

≪こら、ボサっとしてんなルーキー!!前に出んならとにかく動きまくれ!!≫

 メビウスの編隊は見事な連携でジンを翻弄し、撃墜する。
 幾度も実戦を経験し新星ではアムロと共に戦った彼等だ。
 第8艦隊のメビウスとは動きがまるで違う。

 ―僕が彼等の足を引っ張るようでは話にならない。自分の性能をもっと発揮しなければ!!

 イレブンは次のジン目掛け機体を動かした。

820:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 23:56:39
支援

821:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/15 23:57:37
「ジン四機やられました・・・!!」
「この短時間で四機だと・・・!?」

 オペレーターからの信じがたい報告に部隊指揮官は絶句する。
 だが、現実に味方のシグナルはロストしている。

「クッ・・・なんという・・・」

 狼狽しながら拡大ディスプレイを睨んでいた彼はMk-Ⅱの姿が無い事に気付く。 

「敵、新型がいないだと!?確認いそげ!!」
「待ってくだ・・・高熱源体急速接近!!―真上です!!」
「何!?ぐっ―!?」

 直後、MK-Ⅱのバズーカに直掩のジンが貫かれ爆散する。

「時間をかけている余裕は無い!!一気に決めるぞ!!」
「ハイッ!!」

 MK-Ⅱとセブンのジン、そして対艦ミサイルを装備したメビウス隊は
 真下の艦艇に向かい急加速をかけながら各々の火器を撃ち放つ。
 ジンも応戦するが直撃され次々と大破する。

「対空、何をやっている!!敵を近づけるな!!」
「直掩部隊、壊滅!!こんな―」
「くそ、何故今頃になって―」

 彼が前に目をやった瞬間、艦のすぐ手前にMk-Ⅱが現れる。
 Mk-Ⅱはバズーカを手放し右腕をブリッジに向かって突き出す。

「――!!」

 躊躇無く至近から放たれたガトリングガンは嵐のようにブリッジを襲い
 機械であろうが、人であろうが、そこに存在した全てのモノは粉微塵になった。
 それを感情の読み取れぬ冷たい瞳で確認したアムロは宙を浮くバズーカを掴むと
 他の艦も無力化された事を確認した。

「よし、すぐにここを離脱。次のポイントに向かうぞ!!」

 ちょうど、この時デュエルによって避難民のシャトルが破壊された。
 一年戦争当時のアムロならば、おそらくはキラの叫びを感知していただろう。
 だが、現在のアムロにそれは届かなかった。戦いにそのような感覚は必要ないのだから。

822:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:00:08
支援。・゚・(ノД`)・゚・。

823:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/16 00:01:10
「エマー隊・・・壊滅!!」
「まさか・・・こんな事が・・・」
「奴等の脚を止める。カール、ロナルド、マクシムの隊に重囲させろ!!」

 もたらされた報告にアデスは驚愕し、クルーゼはすぐさま手を打つ。

「戦争だよアデス・・・戦争だ。どんな事でも起こりうる。
 我等、知らぬ間に驕り兵士ではなく狩人の気分でいたのではないかな?」

 クルーゼも危険を察知し準備はしていたが、それでもこの突破力は予想を上回るものだった。
 このまま切り込まれれば被害は黙止できぬものになるだろう。
 さらに兵の士気への影響も問題だ。
 なまじ勝っていただけに崩れれば収拾がつかなくなる可能性が高い。

「カール隊からの解析画像入ります!!」

 ヴェサリウスのディスプレイにMk-Ⅱが表示される。

「どことなくデュエルに似ていますが・・・」
「あの肩のマーク・・・やはりそうか。連合の『白き流星』、アムロ・レイ」

 クルーゼはMk-Ⅱのパイロットが新星の時の白いメビウス・ゼロと同一であると確信した。
 パーソナル・マークだけが理由ではない。
 これ程のプレッシャーを感じさせる者などそうそういるものではないからだ。

「マクシム隊突破されました!!」

 味方を示すマーカーが一直線に食い破られていく。
 ザフトにとっては正に悪夢のような光景だ。

「アスラン、ニコルをF-12に急行させろ!!
 それと私のシグーの準備だ。特火重粒子砲を無理やりでいいから持たせておけ!!」
「隊長自ら出るのですか!?」
「アレの相手は今のアスラン達には荷が重いよ。残念だがな。あと艦隊主砲を―」

 それだけではなくクルーゼには私的な理由もあった。
 自らのこの感覚は未だ不安定であり不完全である。
 これを完成させるにはアムロとの戦いが不可欠だと、そう考えたのだ。

824:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:02:21
支援

825:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/16 00:08:00
「何だ、何なんだよアレは!!」

 白いモビルスーツ―Mk-Ⅱにザフト兵士は戦慄し、恐怖した。
 他のメビウス、改修型ジンも高い技量を誇るがMk-Ⅱに関しては完全に彼等の理解を超えていた。
 回避の動きすら完全に読まれ吸い込まれるように直撃を受けるしか選択肢が残されていないと
 そう感じさせるほどの圧倒的な力の顕在がそこには存在した。

「モンスターだ・・・!!」
「怯むな!!あれはモンスターなどではない!!」
「しかしっ・・・!!」

 怯える仲間を諌めるがその彼自身の声にも恐怖が混じっていた。

「だが、いっそモンスターであった方がどれだけ救いがあったか・・・
 あの、肩のマーク。おそらく奴は連合軍最強と謳われる―」
「『白き流星』ですか!?アレは流星とかそんな優しげな代物じゃありませんよ!!」

 Mk-Ⅱのデュエル・アイがこちらを向きビーム・ライフルを構える。
 叫びを上げ機銃をフルバーストで撃つがまるで当たらない。
 すく横で爆光、僚機がやられた。
 Mk-Ⅱに対し、再び機銃を向けようとしたが結局はかなわなかった。
 気付かぬ間に機銃ごと右腕をやられていたのだ。
 すでにビームは放たれている。間違いなく直撃するだろう。
 
「アレは、アレは!!―くま・・・白い・・・魔・・・だ!!」

 恐慌する彼を凶悪な熱量が襲い一瞬で肉体を蒸発させた。
 彼だけではない、今後、ザフトに属する者はアムロ・レイを畏怖を憎悪を持ってこう呼ぶだろう。


 連合の『白い悪魔』と―

826:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:09:14
支援。

827:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:09:34
支援

828:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:10:50
redEyesきたー

829:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/16 00:10:59
第10話終了っす。
いや~長くなった長くなった。
アニメなら一時間スペシャルってトコですな。

―CEのビーム・サーベルは激突しない?
ハテ、ナンノコトヤラ?

830:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:11:24
ニュータイプ能力が戦う為にカスタマイズされた代償か・・・。

831:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:13:12
GJ
ウホッ!いいおやぢ多数w

832:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:14:10
400氏GJです!

アムロ……恐ろしいですね(((;゚д゚)))ザフトにとってはまさに悪魔に見えたでしょうな…

833:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:14:54
真上からの高熱源体キタ―(゚∀゚)―!!

834:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:15:30
GJ乙!
敵側に悪魔と呼ばれるのは既にアムロの宿命に近いな・・・悲しい事だが。

835:400 ◆4KdCTI1fDY
07/08/16 00:17:00
ちょっと追記っす。

以前絵師さんが描いてくれたソキウス用ジンを今回使用させていただきました。
感謝っすm(_ _ )m

836:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 00:17:30
そういえば、ハサウェイの「やっちゃいけなかったんだよっ!」もアムロは感じ取れなかったっけか。
CCAになると、アムロのNT能力は戦闘というベクトルに先鋭されてしまったんだろうな。
戦争に関わりすぎたNTの悲劇だなぁ。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch