07/07/26 02:00:15
単独で宙域を飛行するインパルス。
強奪された三機の姿を見つけようと躍起になっているシンにレイとフェイトからの通信が入る。
『シン、一旦引こう。こっちもパワーが危ない。』
『やみくもにでても…』
フェイトとレイがシンを引き留めようと何度も言葉をかけるが、聞く耳持たず、どんどん潜行していってしまう。
プラントの外壁の陰に身を潜めるエグザスとエクシード。
『無事、脱出、出来たみたいですね…。』
ネオへと入るナノハの通信。
そして三機が出てきた穴から再び三機が出てくる。
内、二機はアンノウンだ。
「ふ~ん、なるほどねぇ~。確にこれは…俺のミスかな。」
ネオは口元に笑みを浮かべ、母艦であるJPジョーンズへと必要事項を連絡。
そして、カオス、ガイア、アビスの三機が無事帰艦したのを確認すると、動き出した。
「さて、では見せてもらおうか、エクシードの力…。」
スラスター全開でインパルスらへと向かうエグザス。
「…了解しました。」
抑揚なくナノハは言う。
黒のラインが入る赤い翼、左右合計十枚を広げ、白に赤、金のラインの入ったモビルスーツ、エクシードはエグザスのあとを追った。
第二話、投下終了です。
楽しんでいただければと思います。