07/08/14 04:52:48
プレシアさんが時空管理局を支配してたのが脳味噌の漬け物だと知ってたらエライ事になってたな。
ある程度自業自得と思っててもジュエルシード集めて結果的に大量虐殺しようとしてたぐらいだし
時空要塞の中に唸ってた大量の戦闘ロボも自分で建造するタマには見えないからスカリエッティから買ったんじゃねえか?
301:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:01:37
まあプレシアがとことん道化だった事が判明したな今回は…
スカリの掌の上で踊ってただけってことか
302:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:46:58
実はアリシアを生き返らせる方法があったのも判明した品。
何もかも騙し取られてあんな最後に
303:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 08:53:19
>>297
なるほど。真面目に被管理側にとって悪いことをしているわけだな。
304:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 09:45:10
下っ端って消防士とか警察官とかレンジャーとかじゃん
305:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 10:00:02
食堂の椅子を引っくり返したりするんだよ>悪いこと
306:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 11:09:56
しかしスカリは出生とかに全然コンプレックスとか持ってなさそうだな
まさに欲望の為だけに生きる純粋悪って感じ
こういう敵キャラが欲しかったんだよ
307:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 13:15:25
>>306
確かに
まぁ、スカをそんな存在にしてしまったから最高評議会はあのようなツケ払いをされてしまったのだが……w
308:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:32:32
>>306
そうかあ?五博士のほうがMADだろ。
309:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:37:59
狂科学者なら切り札は自分の発明品で戦いを挑むべき。
310:通常の名無しさんの3倍
07/08/14 22:52:59
スカって後のオレンジだろ?
311:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 08:31:13
>>308
いや、別に他作品とは比べてないんで…
あくまで、なのは限定での話
そもそもマッドサイエンティストなんて、上には上がいくらでもいるぞ
五博士なんて全体で見れば下から数えた方が早いよ
312:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 08:46:50
>>311
ここは新シャア板だぞ?なにバカなことを言っているんだ?
あげくになのは限定だなんて、あんな唐突に不自然な解説をする純粋悪なんて存在するわけねーだろ。
だいたいなんで全体の話になるんだ、誰もそんな話はしてない、妄想もたいがいにしていただきたい。
訳の分からん方向に話を逸らすなよ。
いっぺんトールギスで特攻してこい!
313:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 09:27:51
>>312
こあだ訳い・・・?
314:通常の名無しさんの3倍
07/08/15 16:55:18
こ
げ
た
か
ー
暑すぎたんだな。
315:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 19:00:35
「もう! いいかげんおとなしくしてってばーっ!」
ある日、新たに活動を始めたジュエルシードの暴走体。
いち早くその動きをキャッチした新生夢者遊撃隊は
対象を海鳴市に程近い採石場跡地に追いつめ、封印すべく行動を開始していた。
しかしその暴走体は武者頑駄無、とりわけ斗機丸にとって天敵とも呼べる能力を有していた。
「なのは、後は俺達が接近戦で弱らせる! 君は最後の仕上げを……
な、何だ? 体が……動か……な……」
砲撃で足止めしていたなのはと攻守を入れ替わる形で斗機丸が斬りこみにかかる。
しかし、突然斗機丸の膝が折れバーニアは炎を失い、地に墜ちてしまう。
「斗機丸!? おい、一体何が……ゲゲッ、こっちもブースターが作動しねぇ!」
「武者丸! トッキーが敵の真正面に! このままじゃ踏みつぶされちゃうよ!」
「分かってる! けどな……えぇい、動けこのポンコツ!」
「じゃあ私が! ディバイィーン! バス……」
「だめだ、なのは! トッキーさんにも当たっちゃう! ここはシューターを……」
斗機丸のみならず武者丸の装備まで悲鳴をあげ始め、その混乱は隊全体に拡がる。
あやうし、斗機丸!
「貴様の思い通りにはさせんぞ、怪物!」
その一声とともに天空から白い翼が舞い降り、暴走体に二筋の刀傷を刻む。
倒れ伏した斗機丸の前にすっくと立ったその姿は、なのは達にとって印象深いものだった。
「ウイングゼロ……さん?」
「武者丸、あの怪物が逃げる!」
「何だって!?」
奇襲攻撃に動揺し、暴れる暴走体は光に姿を変えて結界内部から逃走を図る。
ユーノはチェーンバインドを放つが結局振り払われ、ウイングゼロは追うそぶりを見せるが、
胸の宝玉の点滅を見て躊躇している隙に結局逃げられてしまう。
「バカヤローッ!! 何寝ぼけた真似してやがるんだ、お前!?」
「…………」
みすみす敵を取り逃したウイングゼロを叱責する武者丸。
だが、ゼロは何も言わずその場を飛び去ってしまい、残された者はただ呆然と立ち尽くしていた。
316:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:02:51
巻之拾伍「二刀にかける男の誓いやでっ!」
『……原因は敵の発しとった強力かつ特殊な攻性ECM電波や』
「こーせーいーしーえむ? 何や、それ?」
斗機丸のメンテナンスのため、たまたま秋田から来ていた爆流頑駄無は
月村家に回収を依頼し、修理に回されたトッキーの調査結果を武ちゃ丸達に伝えていた。
ちなみにシンヤは彼らのそばでトッキーの処置の完了を待っている。
『大雑把に説明すると、この場合電子機器をメチャクチャにしてまう電波や。
あのバケモンは終始体内からそれを放出しとる。
機械の体の鉄機武者には一撃必殺の効果を持つっちゅうても言いすぎやないな』
「それで武ちゃ丸のブースターもまともに動かなくなっちゃったんだね」
「あの、それでトッキー君は大丈夫なんですか?」
敵の能力に関する話題が続く中、なのははトッキーの容態を心配する。
『うぅ~む……電装系の部品は総とっかえになるし、対ECM用の備えもせなアカン。
治るのは治るけど、ちょいと時間かかってまうな』
「そう、ですか……」
「あれ? けど名古屋のとき、トッキーの怪我はユーノが治してくれたんだよね?」
「鉄機武者は機械と言っても魂が宿っているようだから回復魔法もある程度有効だけど、
電子情報が狂わされたり、破損、欠損した分まではさすがに……
だから、ここは爆流頑駄無さんに任せるしかないんだよ」
「悪いけど、ぐずぐずしとったら堕悪とかに嗅ぎつけられてまう。
増援を呼んでる余裕はあらへん。つまり、今ここであいつに対抗できるのは
電波の有効範囲の外からあいつを狙えるなのはと機械は関係無いユーノ、
ただの重りにしかならんブースターやらを取っ払ったらワイもいける。それと……」
武ちゃ丸はなのはとユーノの顔を交互に見つめ、少し困ったような表情をする。
ユーノはその表情から彼が懸案事項としている人物の名を類推した。
317:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:04:08
「武者ウイングゼロ……ですね?」
『……冷たいようやけど、あいつは頭数の計算に入れへん方がええ』
「そんな!? どうして、そんな事……同じ武者頑駄無さんでしょ?」
仮にも「将」を名乗る者として、長く戦場を渡り歩いたベテランの武者として
爆流は客観的な見地に立ち、あえてウイングゼロを突き放す。
『斗機丸のデータによるとあいつはつい最近仕事先から行方をくらましとるらしい。
今回もいいとこまで追いつめといてさっさとどっか行ってしもたし……
疑ってる訳やないけど、行動が読めへん奴を戦力として考えるのは危険や』
「でも! ウイングゼロさんは私たちを助けてくれました! 今日だって……」
『100%来てくれるっちゅうんなら話は別やけどな。こっちから連絡とる方法とかあるんか?』
「そ、それは……」
痛いところを突かれ、口ごもってしまうなのは。
少し言い過ぎたと思ったのか、爆流は不器用ながらも言い聞かせるように持論を語り出した。
『ええか? 仲間を信頼する事と人に頼る事は似てるようで別モンや。
運も実力のうちなんは否定せんけど、不確定要素にばかり頼っとったら甘えが生まれる。
甘えはケアレスミスや取り返しのつかない大失敗につながる。
とにかく、己ができる最善の事をやってみ? 奇跡を待つんはその後や』
作業が佳境を迎えているのか、それだけ言うと慌ただしそうに通信を切り持ち場に戻る爆流。
すれ違うウイングゼロへの想いの違いにショックを受け、なのはは落ち込んでしまう。
「人を信じる事って……そんなに難しい事なのかな?
それに、何かとても大事な事を忘れてるような……」
誰に問いかけるでもなく、なのははぽつりと呟くが、
武ちゃ丸もススムも、そしてユーノもその問いに答える事は出来ない。
「なのはちゃん、元気だしなよ。なのはちゃんが頑張ってたら、
きっとウイングゼロも答えてくれる。とにかく今度出てきたらトッキーの分まで頑張ろう?」
「そうだよ、なのは! 逆に何にもしなかったらそれこそ呆れられちゃうよ」
「うん……ありがとう、ススム君、ユーノ君……」
だからただ、彼らにできる事は落ち込んだ彼女を励ますことだけであった。
318:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:05:30
「やぁっ! とおっ!」
「ホラ、また肩に力が入りすぎだ。もうちょっと自然に身を任せてみろ」
「はい、先生!」
凛とした空気の張りつめる板張りの道場に、羽丸の勇ましい掛け声が響く。
先日の一件でなのはともどもこっぴどく叱られた羽丸も、持ち前のガッツと才能で
次第に恭也の課す訓練に付いて行けるようになっていた。
道場で鍛錬に汗を流す羽丸とそれを見守る恭也。そんな二人の元をなのはが訪れた。
「おにーちゃん、羽丸君、頑張ってるね」
「ン……なのはか。何かあったのか?」
「何かあったってわけじゃないんだけど……何となく、足がこっちに向いちゃって。
おとーさんとおかーさんはお店だし、おねーちゃんはお友達とお買いものだし」
「そうか」
「……あのね、おにーちゃん?」
「なんだ」
「……やっぱり、何でもない」
「そうか」
今日に限って寡黙モードが発動しているのか、ろくに会話が成立しないこの兄妹。
そのじれったさに、真っ先に業を煮やしたのはずっと素振りを繰り返していた羽丸だった。
「あーっ! もー! 見てらんないよ、先生、なのは! 二人とも正座!
まず先生! なのはが何か困りごとを抱えてる気配なんだから、
少しは話を聞くとかしたらどーなんですか!?」
「む……とーさんから妹離れができていない事を指摘されてな。
それであえて冷たく接してみたのだが……」
「それとこれとは別問題! 次、なのは! 甘えたいときはハッキリと甘える!
家族に遠慮なんてしてちゃあ駄目! 気付いてほしい事にも気付いてもらえないよ!?」
「あうぅ……羽丸君、ちっちゃいのに厳しい……」
「一応、俺はお前より立場は上のつもりなんだが……」
その出所が不明の気迫でもってなのはどころか剣の師、恭也まで圧倒する羽丸。
「兄妹はもっと仲良く! おれにだって簡単にできる事ができなくてどーすんですか先生!
悪い事をしたらごめんなさい、助けられたらありがとう!
二人とも、いろいろ難しく考えすぎだよー!」
幼い子供らしく、単純で、それ故に最も核心をついた問題を羽丸は指摘した。
319:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:06:44
「……申し訳ない。だが、それはさておき剣の道を説くものとして、
口のきき方に対する指導はしないとな」
少ししゅんとなった後、師の威厳を保つためとほんの少しのいたずら心で、
どこからともなく取り出した発泡スチロールの塊をこすり合わせ、
一部の者にとっては不快極まりない、文字では表現しがたい音を発しながら
涙目で必死に逃げる羽丸を追いかけまわす悪ガキモードの恭也。
そんな大人げない兄の醜態がまるで目に入っていないかのような様子で、
なのはは喉の奥につっかえていたものが取れたと言わんばかりのさわやかな表情で、
結局捕まえられ耳元で発砲スチロールをぐりぐりされている羽丸の手を取って告げた。
「そうだよね、助けられたら素直にありがとうって言わないとね!
私、そんな事も忘れてたなんて! ありがとう、羽丸君!」
「? う、ううん、気にすること……せ、先生、もう生意気な事は言いません! ごめんなさい!
だからその音は、その音だけはやめてくださーい!」
そんななのはの様子を見て、柔らかい笑みを浮かべて恭也はなのはに話しかける。
ただし発泡スチロールをこすり合わせる手はそのままに。
「どうやら俺の助言はいらなかったようだな、なのは」
「そうだね。ごめんねおにーちゃん、余計な心配かけちゃって」
「なぁに、妹を心配するのは兄の仕事だ。それでいいんだろ、羽丸?」
「そ、そうですけど……おれの心配もしてー!」
羽丸がそう叫んだ瞬間であった。
突然爆音が外の庭から生じ、庭を遊び場にしている野良猫たちが悲鳴をあげて逃げ出していく。
なのははその異常事態から、記憶に新しい魔力の波動を感じ取り、一人この事態を想う。
(この感じ……ひょっとして昨日逃げられたジュエルシードの……!?
いけない! どうしてこんな所に……! まさか、私が尾けられて?)
ふと顔を上に向けると、いつのまにか壁に掛けてあった二振りの木刀を手にしていた恭也が
すっと前に歩み出て、外の様子を確認しに出て行こうとしていたので、
なのはは恭也にすがりついて出て行くのを必死で止めようとする。
「おにーちゃん、だめーっ! 今出て行ったら……えっと、その……
すごく危ない事になるの! だから、今は出ていっちゃ、だめー!!」
そんななのはの目線に合わせて恭也は膝を付き、その眼を見つめて語り出した。
320:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:07:58
「……妹や弟子を守るのは、男として当然の仕事だ。
危険だからと言って引き下がれば、取り返しのつかない事になる」
「でも!」
「大丈夫、とーさんから受け継いだ俺の剣は大切なものを守るための力だ。
なのはは何の心配もすることはない、すぐに戻るさ。羽丸、なのはを頼む」
「先生……お気をつけて」
「あぁ、行ってくる」
微笑みだけを残して外へと駆け出していく恭也。
その直後から、何かと何かがぶつかり合う激しい音が絶え間なく聞こえてくる。
兄の前で自分が魔法を使い、危険な事に身を投じている事を知られるわけにはいかない。
そう思い、武ちゃ丸とともにパトロールに出ているユーノに念話を送ったのだが……
(ユーノ君! 聞こえる、ユーノ君?)
(なのは! 何かあったの!?)
(昨日逃がしちゃったジュエルシードの暴走体が……今、家の庭に!)
(何だって!? ……けど、ごめん、今、そっちに行けそうにない……
こっちは堕悪闇軍団が襲ってきて、武ちゃ丸と一緒に迎撃している最中なんだ!
すぐに終わらせて助けに行くから……何とか持たせて!)
ユーノはこの状況下で最悪のシナリオが進行中である事をなのはに知らせた。
なのはは何もできない事に耐えられず外の様子をのぞき見る。
すると、そこには普段の兄からは想像もつかない、いや、
もちろん只者ではないと思っていたが、目で追えるか追えないかぎりぎりの、
人間の限界に挑むかのようなすさまじい速さで木刀を白昼の襲撃者に対して振るっていた。
少なくとも「疾さ」に関して言うなら武者丸の太刀筋を上回るかもしれない。
そうなのはは思ったが、よく見るとその斬撃は攻撃には使われていない。
すべて敵からの攻撃を捌くために用いられている。
何事においても達人は道具を選ばないと言う。事実、木刀と言えども
鈍器としては十分な殺傷能力を持つのだが、真剣と比較してどうしても強度で劣る。
そのために敵からの攻撃は受け止められないで、捌いてそらす程度のことしかできず、
思い切った攻勢に転じられないのではないか?
門前の小僧何とやら。なのははごく短い時間でそこまで判断するが、
結局このままでは自分には何もできないという結論にたどり着く。
魔法を使わない、ただの小学三年生の自分がどれほど無力なのかを思い知らされるなのは。
こうなったら背に腹は代えられない、兄を助けようとレイジングハートを握りしめたその時、
なのははふとある事に気づく。隣にいたはずの羽丸の姿が見えなくなっている事に。
321:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:09:19
「先生! やっぱりおれ、助太刀します!」
「その声、羽丸か!? だめだ、来るな! お前の歯が立つ相手じゃ……ない!」
恭也は敵の背中から伸びる副腕による連続打撃を叩いてそらし、
直撃を避けるのに精いっぱいのため振り返れずに言葉だけを返す。
「先生……先生の戦いを見てて、少しわかりかけてきたんです、おれ。
おれがここにいる理由……おれが剣を持ったその意味を……」
熱に浮かされたかのように虚ろな目をした羽丸はゆっくりと暴走体に歩み寄っていく。
その異常な状態を察知した恭也は何とか説得しようと試みる。
「いいから落ち着け、一時の感情に支配されれば、それは命取りになる!」
「だから、見てください……おれの戦いを!」
「よせ! やめろ、羽丸っ!」
恭也の制止も耳に入っていない様子で、羽丸は木刀を大上段に構え、跳躍する。
目の前の二刀流の使い手に気を取られ、羽丸の事など眼中になかった暴走体は
自分を襲った意表をついた攻撃で後頭部をしたたかに打ち、天を仰いで甲高い呻き声を上げる。
その隙を見逃さず、恭也は丸出しになった生物の急所の一つ、喉元に全力の突きを繰り出した。
呼吸困難と激痛にますます我を忘れ、暴走体は手当たり次第に周囲の物を壊し、
ほとんど棒立ちの羽丸に手をかけようとする。しかし、その凶刃は羽丸には届かない。
羽丸の胸の宝玉がかつてないほどの眩い輝きを放ち、現れた光の結界が攻撃を受け止めたためだ。
そして羽丸を包む光の結界はそのままふわりと浮きあがったかと思うと、
その光を白い鳥の羽のような余剰エネルギーの粒子とともに炸裂させる。
やがて閃光が収まり、眩しさに細めた目に映るさながら天使のようなシルエット。
そこにいたのは幼い羽丸ではなく、一人の雄々しい姿の武者頑駄無だった。
「羽丸……? いや、違う。お前はあの夜の!?」
恭也はその顔に見覚えがあった。自分でも夢で間違いないと断定したある夜の事件。
その時ともに戦った二刀の武者頑駄無、致命傷を負ったはずの自分、
そんな自分に「命」を分け与えたその男……忘れようとしていたわけではないが、
何となく頭にこびりついて離れないその姿。それが今、目の前に現実として存在していた。
「そうだ、高町恭也。アンタのおかげで羽丸……いや、
この俺、ウイングゼロは存在していられる。礼を言わせてくれ」
「今更礼など……お前の話が真実だと言うなら、俺が今こうしていられるのは……」
322:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:10:28
と、そこに、恭也の発言を遮るかのような暴走体の叫び声が届く。
「まだ……足りないか。話は後だ、今は奴を叩く!」
「ウイングゼロ……でいいのか? それなら俺も!」
「いや、この戦いは本来俺達武者の役目。お前は……妹を守ってやれ。」
そう言ってゼロはいつの間にか外に出て来て、一部始終を目撃していたなのはを指し示す。
「家族を、妹を大切にする気持ちは俺も痛いほどよく分かるからな」
「なのは!? 外に出るなとあれほど……」
「ごめんなさい! けど、ウイングゼロさんの姿を見たらいてもたってもいられなくて……
私、ずっとゼロさんに言い忘れてた事があるの! だから……」
「それも後だ! とにかく、ここは俺を信じてくれ……『先生』、なのは!」
ウイングゼロは己の力を確認するかのように二、三度空中で翼をはためかせたかと思うと、
矢のように暴走体に向かって一直線に飛び、そのまま体当たりを仕掛ける。
たまらずその場に倒れ伏す暴走体。しかし嵐のようなラッシュは収まらず、
倒れこんだ暴走体に対しマウントポジションをとり、拳を浴びせる。
一発、二発、そして三発!
痛烈な打撃にもがき苦しむ暴走体から跳ね退き、副腕による正確な攻撃を
バック転で回避しつつ距離を取る。怒りにまかせ策もなくウイングゼロを追って
突撃を敢行する暴走体。そのがら空きの胴体に対しゼロはついに背負っていた二本の刀……
「爆雷剣」に手をかけ、瞑目して次の一撃を必殺の域にまで高めるべく神経を集中させる。
「技を借りるぞヘビーアームズ! 『天地一閃』……ィイヤァッ!」
その名の通り天と地を貫く一条の稲光の如く、袈裟がけに右手の爆雷剣が振り下ろされる。
断末魔の悲鳴とともに暴走体の肉体は四散し、後にはジュエルシードが浮かび上がる。
ウイングゼロはそれを確保しようと手を伸ばす。しかし……
「まだだ、ウイングゼロ! ヤツはまだ……力尽きていない!」
その恭也の声の意味は最初、ウイングゼロには何のことか分からなかった。
しかし、即座にその言葉の意味を身をもって理解させられる事になる。
四散したはずの暴走体の肉体が、核を求めてジュエルシードに集まってくる。
その中心でジュエルシードを手にしようとしていたウイングゼロは敵の再生に巻き込まれ、
再生が終了するころには暴走体に片手で鷲掴みにされている格好となっていた。
323:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:11:45
「ウイングゼロさん!」
「な、何の、これ……しき……グアァァァッ!」
強くなる締め付けに耐え切れず、ウイングゼロは刀さえ手放して激痛に悶え苦しむ。
そしてその悲痛な叫びに対応しているかのように、胸の宝玉がまた明滅を始めた。
「だ……駄目だ! まだ、俺がウイングゼロでいられるうちに……
何としてもこいつを、こいつだけは……!」
「……!」
やっと自分を苦しめた武者が斃れる。そう思ったのか、
暴走体は喜びとも悲しみともつかない不気味な鬨の声を上げる。
だがしかし、あの兄妹はこんな事態を許すはずがなかった。
(俺の手元にはくたびれた木刀、そして鋭い刃は敵の足元……それでも、俺なら届く!)
(今、レイジングハートには頼れない……だけど目くらまし程度でも、
一発だけでもいい……私の魔力だけで放てる魔法を!
福音たる輝き、この手に宿れ……導きの下、鳴り響け……!)
恭也は木刀を逆手に構え、目にも留らぬ速さで懐に潜り込み、勢いに任せ木刀を振り上げる。
今までの戦いで酷使され、素材の耐久力の限界を超えた木刀は乾いた音を立てて
真っ二つに折れるが、その衝撃は暴走体をのけぞらせる。そしてのけぞった暴走体の顔面には
桜色に発光する小さな光球が直撃、炸裂し、その視界をホワイトアウトさせる。
とどめにウイングゼロが落とした一本の爆雷剣を蹴りあげ、その掌中に収めた恭也は
ウイングゼロを掴む敵の腕に刀を抉りこみ、その腕を鈍い音とともにねじ折る。
自由を取り戻したウイングゼロは恭也と目で合図を交わし、空いている手で爆雷剣を受け取った。
「すまないな、俺の不注意で余計に苦しませてしまって……今、楽にしてやる」
顔面に受けた軽いダメージと腕を折られた痛みにもがき苦しむ暴走体に
ウイングゼロは今度こそ最後にせんとばかりに刀を握る両手に力をこめて刃を閃かせ、
虚ろな肉体に宿るかりそめの命を忌まわしき魔道の肉体から解き放った。
不思議と、粒子となって消えゆくその眼は安らかなものであるようになのはには映った。
324:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 19:13:44
「……手品の種明かしは、この俺の胸の宝玉……『心の玉』の力だ」
すべてが終わり、ぼろぼろになった庭の中心で、ウイングゼロは恭也と居合わせたなのはに
自分と羽丸、そして恭也の因果関係について語り出した。
「この玉は俺が幼い頃、魔物に襲われた妹をかばって深い傷を負った時、
俺の命を救うためにさる旅のお方から頂いた生命力の結晶体なんだ」
激しく明滅を繰り返すその宝玉を見つめ語り続けるウイングゼロ。
心なしか早口なその語り口から察するに、あせっているようにも思える。
「先日、堕悪闇軍団の妖怪と戦った俺はあわやと言うところを高町恭也、アンタに救われた」
「あぁ、それは覚えている。尤も、さっき言ったかもしれんが夢だとばかり思っていたが」
「そう。そして俺はその旅の方のように心の玉の力を使えばアンタを救えると思った。
しかし所詮は借り物の力。ただかざすだけでは完全に傷を治すことは俺にはできなかった。
そこで俺は考えた。傷がいえるまで玉の持つ生命力を、そのまま移すことはできないものかと」
「じゃあ、俺がこうしていられるのは……」
恭也は半信半疑といった顔で質問をぶつける。
「そうだ。試みは成功し、アンタは今も玉の力で内側からゆっくりと傷を治している最中なんだ。
だが、心の玉がアンタに与えたのは生命力だけではなかった」
「生命力以外に……与えたモノ?」
「そうだ。一言で言うならば、玉を与えられてから俺の過ごした時間そのもの。
玉の力を与えたことでそんな思わぬ副作用が発生した俺は、
幼いころの姿に逆戻りしてしまった。体も技も力も、そして記憶も……何もかもだ」
「記憶も!? と言う事は……」
驚くなのはに、ウイングゼロは答える。
「そうだ。幼いころの俺の姿……羽丸は何も知らないただの子供と同じ。
しかし、俺は幸運にも心の玉を通して少しだが羽丸にメッセージを伝える事が出来た」
「じゃあ、羽丸の言っていた道を指し示す何者かの声……
俺の事を羽丸に教えたのはお前自身だったのか」
それを聞いて、納得した顔で恭也は頷く。
325:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 19:50:01
支援?それともGJ!していいのかな?
326:リリ武者@携帯
07/08/16 19:51:24
規制食らったので続きはもうちょっと待ってくださいorz
327:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 20:51:23
「そうだ、恭也。そして俺はそれでも生きねばならないし、堕悪とも戦わねばならない。
アンタの様子を監視する事と、羽丸に身を守るため剣の心得を体得させる意味でも
羽丸はどうしてもアンタの側に置いておかなければならなかったんだ」
「じゃあ、どうして今、ウイングゼロさんはその姿でいられるの?」
なのはは核心の一つとも言える重大な点について触れる。
「玉の力はその全てが傷の治療に使われているわけじゃない。余剰の力が少しは発生する。
その力を使えば、わずかな間とはいえ俺はこの姿を得る事が出来る。
とはいえ、まだ一日に大体180秒程度……だが傷の治療が進めばもう少し長くなるだろうし、
完治すれば俺は完全に元の姿を取り戻すことができる」
「そうか……それで、俺の完治にはどれくらいかかるんだ?」
残り時間が長くない事を理解した恭也は最後の質問として、自らの傷について訊ねた。
「それならおそらく後四ヶ月程度と言ったところだろう……そろそろだな。
これだけは覚えておいてくれ。恭也、俺はアンタに助けられた。だから何かがあった時、
今日のようにアンタとアンタの家族、そしてこの街を守る切り札としていつも見守っている。
堕悪闇軍団だろうと何だろうと、手出しはさせない。だから、無責任だが……
俺を、羽丸の事を頼む。生意気かもしれんが、まだまだ小さな子どもなんだ……」
「あぁ、まかされた。何しろ俺は『先生』だからな」
「安心して、私、羽丸君にさびしい思いさせたりしない!
だって、一人ぼっちの辛さは誰よりも知ってるつもりだから……
それと……今まで私を、私たちを助けてくれて……ありがとう、ウイングゼロさん!」
胸の宝玉の明滅が止まり、柔らかい光に包まれて目を閉じるウイングゼロ。
「そうだ。その心からの真っ直ぐな、素直な気持ちを忘れないでくれ……じゃあ、またな。
ありがとう、恭也、なのは……」
「あぁ」
「……おやすみなさい、ウイングゼロさん……」
328:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 20:52:43
「へぇー……そんな事があったんか! あの羽丸がウイングゼロやったなんてなぁ」
「その『心の玉』って、下手したらジュエルシードより強い力を持ったものかもね」
「けど今回はジュエルシードも無事手に入ったし、よかったねなのはちゃん」
後日、修理とバージョンアップの作業が終了したトッキーを迎えに行く道中、
なのはは新生夢者遊撃隊の仲間に事のあらましを話していた。
ちなみに荒れ果てた庭を見たなのはの両親の思考回路が停止したことは言うまでもない。
そうこうしているうちに一行はトッキーを預けた機械会社社長宅……
つまりなのはの親友の一人、月村すずかの自宅の玄関……と言うより門の前までたどり着いた。
「……なのはちゃんの家も大きな家だと思ったけど、これは……」
「ホンマモンのお屋敷って感じやなぁ……」
素直な感想を漏らす小市民二人がボソボソ言っていると、扉が開き
古式ゆかしいメイド服に身を包んだ使用人の女性がその姿を現した。
「なのはお嬢様とそのお友達の皆様ですね? 準備が整いました。どうぞお入りください」
「ハイ! ありがとうございます、ノエルさん。それでは失礼しま……」
「見たかシュシュム!? 今度はホンマモンの女中さんやで!」
「女中さんってなんだよ!? メードさんだろメードさん!」
挙動不審な小市民二名のおのぼりさん会話に顔を赤くしながら、なのはとユーノは奥に進む。
そこで待っていたのは、イライラしながら何杯も紅茶を飲みほすシンヤと、
おろおろしながらそれを見ているすずかの姿だった。
「なのはちゃーん!」
「あっ、すずかちゃん! ……ひょっとしてシンヤ君、ずっとあんな感じだったの?」
「うん……いつも機嫌悪そうにああしてて……私、ちょっと怖かった……」
「シンヤらしいと言うか、何と言うか……ごめんね、ボクらの友達が迷惑かけちゃって」
声を潜めて訴えるすずか。シンヤのようにちょっとヤンチャしてそうな外見の子は、
純粋培養箱入り娘のお嬢様なすずかには少々刺激が強かったのかもしれない。
329:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 20:53:59
「待たせたなそこでお待ちの御歴々! ようやっと我らが斗機丸君の治療が終了したで!」
そんな空気を読んだのか読まなかったのか爆流頑駄無が徹夜明けのナチュラルハイで
大きな音を立てながら地下室から出てきてそう告げた。
「トッキーは!? トッキーの奴はもう大丈夫なのかよ!」
「コラ、シンヤ! 相変わらず後先考えず周りの人に迷惑かけて……少しは反省しろ!」
「その怒鳴り声、やっぱりトッキーだな! へへっ、安心したぜ!」
爆流に続いて姿を現したトッキーはいつもの調子でシンヤを叱りつける。
そのあまりにも変わらなさすぎの様子に、改良もしたと聞いていた武ちゃ丸は
怪訝そうな顔で爆流頑駄無に伺いを立てる。
「……何やあんまり変わってへんみたいやけど、どこチューンナップしたん?」
「ECMカウンター対策は当然として、後はソフトウェアの最適化、防塵、防水加工、
さらには装甲素材の見直しにセンサー周りの強化、アブソーバの転換に
各関節のマグネットコーティング……要するに全体的なスペックの底上げや。
当然やけど見た目にまで影響があるようなモンとちゃうで」
「何や、ガッカリやなー。もっとこう……ハンマーがズガーン! とか、ミサイルボーン! とか、
変形合体バリバリー!! みたいなん期待しとったのに……」
「……お前が技術者の事をどう思とるかよう分かったわ、武者丸」
「でも、時間と予算の都合がつけばそっちも面白そうじゃありませんか、爆流さん?」
爆流の背後から澄んだ女性の声がする。二人が振り向くと、
ほとんど爆流の助手状態で作業を補佐していたすずかの姉、忍が二人を見下ろしていた。
「何にも面白ない! んな事するくらいやったら一から作った方が早いっちゅうねん!」
「えー、やっぱりそうですか。ちょっとガッカリ。
じゃあ追加装備で白バイ隊員型装備とか、ヘリの上からショットガンで狙撃型装備とか……」
「そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる! ……ってか?
忍はん、あんた顔に似合わんとおっそろしい事言わはるなぁ……」
そのぶっ飛んだ会話を耳にしたシンヤは、憤然と喰ってかかろうとする。が……
「オイ、そこのアンタ! トッキーをどこの大門団長にするつも……り……
なんで、ございます、で、しょうか……?」
330:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 20:55:32
忍が振り向いた瞬間、シンヤの様子が一変した。
「うふふ、ごめんね。ちょっと盛り上がっちゃって……冗談だから気にしないでね」
「ハイ、気にしません! 今後何があろうとも絶対に思い出しませんから安心してください!」
「あっはは、キミ面白い子ね。名前は?」
「ハイ! シンヤです! 漢字で書くと……」
姿勢は気をつけのまま硬直し、声は妙に上ずり、機関銃のように単語を並べたてる。
そのあからさまな姿を見て、一同はぼそぼそと内緒話を始めた。
「ねぇねぇ皆、あれって……いわゆる一目惚れってやつ!?」
「シンヤ……お前もついに大人の階段を登りはじめたんだな……!」
「う~む、若いなぁ。俺もブイブイ言わせとった十代の頃思い出すわ。
ヘイそこのねーちゃん、俺の自動牛車に乗って一緒に茶ぁしばかへんかってなぁ……」
「お姉ちゃん、あんな怖い人に……大丈夫かな?」
「忍お嬢様も意外な所でガードが甘かったり鈍感だったりしますから……」
「あのなすずか、シンヤはそんな言うほど悪い奴とは……」
「キュッ!」
ススムが、トッキーが、爆流が、すずかが、ノエルが、そして武ちゃ丸が(頭上にユーノ)
話し合っている中、ただひとり状況の意味が分からず置いてきぼりをくらっている
ザ・朴念仁クィーンがいた。その名は……
「……ねぇ皆、何の話をしてるの? ……ねえってばぁ~っ!」
高町なのは。
彼女の鈍感さが後に二人の少年と一人の少女の心をやきもきさせることになるのだが……
それはまた、別の話である。
331:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/16 20:57:08
次回予告(ねくすとぷれびゅう)
「読者の皆さん、残暑お見舞い申し上げまーす!
けど、ホントに毎日あっついよね~。私もどこか海とか行きたいな……」
「おねーちゃん、聞いて聞いて! 沖縄の武者頑駄無さんが私たちを招待してくれたの!
輝く白い砂浜、エメラルドブルーのきれいな海に新鮮な魚介類!」
「ホント!? 生きててよかったーッ!」
「本当はジュエルシード捜索のついでっていう話なんだけどね……
ちょっと変わった三人組とかもお待ちかねらしいし……」
「? なのは、何か言った?」
「う……ううん、何でもないよ!
次回、SD頑駄無対魔法少女 リリカル武者○伝、巻之拾六!」
「『敵はウリ科の植物なの』……って、敵って何? 何なの? 瓜!?」
「リ、リリカルマジカル! 頑張ります!」
「ちょっと、なのは? おねーちゃんにも教えてよぉ~!」
登場武者符亜意留(ふぁいる)
羽丸 [ハネマル]
出典:ムシャ戦記 光の変幻編
モデル:ウイングガンダムゼロカスタム
本来は武者ウイングゼロが妖術師ハイドラによって子供にされてしまった姿。
もしくは幼少時のウイングゼロ本人の事を指す。
この状態では戦闘能力はおろかウイングゼロとしての記憶も無い。
しかし、幼い頃に怪物に襲われ、生死の境を彷徨っていた彼を救うために
修行中であった旅の武芸者(後の大将軍)から渡された頑駄無結晶の半身、
「心の玉」の加護によって一時的にだがウイングゼロに変幻進化する事ができる。
ただし帰っ○きたウ○トラ○ンよろしく羽丸の思い通りに変身する事は出来ない。
事態を悟った大将軍直々の命により討魔光刃隊の一員になる事に。
生意気で無鉄砲だが直感に優れ、この頃からすでに剣の才覚の片鱗がうかがえる。
羽丸として数々の試練を乗り越え、ウイングゼロがこの姿に戻る事はなくなったのだが、
かつての自分と同じように致命傷を負ったなのはの兄、高町恭也を救うべく
心の玉の力を使ったため、心身ともに羽丸の状態にまで退行してしまった。
現在は半ば押しかける形で恭也の弟子となっている。
332:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 21:29:06
忍さんにふいた
メイドさんバトルは読めますか?
333:通常の名無しさんの3倍
07/08/16 22:14:19
>>331
GJ!! スイカ割り(゜∀゜)キター!!
334:通常の名無しさんの3倍
07/08/17 08:18:16
みゆきち!みゆきち!
335:通常の名無しさんの3倍
07/08/17 21:59:24
>334
陣内ですか?
336:通常の名無しさんの3倍
07/08/18 01:57:58
いいえ アルルゥの中の人です
337:通常の名無しさんの3倍
07/08/18 11:01:23
いいえ めがねです
338:通常の名無しさんの3倍
07/08/19 08:59:56
いいえ 御神です
339:通常の名無しさんの3倍
07/08/20 22:14:15
面白いが話題につながらない武者
その理由はズバリ漢字だとおも
340:通常の名無しさんの3倍
07/08/20 22:46:26
>>339
むしろ、ROMメンバーの多さだと思う
341:通常の名無しさんの3倍
07/08/20 23:33:55
>>332
スレリンク(shar板)
342:通常の名無しさんの3倍
07/08/21 08:18:08
今更気が付いた
兄の中の人、グリーンリバーライトで
組んでるキャラがウィングゼロ
343:通常の名無しさんの3倍
07/08/21 08:38:12
>>342
貴様には(中略)邪気眼が足りないッ!!!
344:通常の名無しさんの3倍
07/08/21 08:55:46
しかも二刀流でシスコンだぜw
345:通常の名無しさんの3倍
07/08/21 16:34:41
んで、小学校卒業と同時に武者修行の旅に出て、
実は高校3年なのに19歳
346:名無し
07/08/21 21:47:34 n0izfmYT
新西暦
「死ね」
ベルゲルミルのシックス・スレイブが発射される。
「イヤー」
ゼオラのビルトファルケンがビルトビルガ―を庇う。
「キャー」
「うわ-」
アラド達の視界が光に包まれる。
「アラド、ゼオラ」
ラトゥーニとシャインは必死に二人の反応を探す。
だが、その空間には2人の機体は存在しなかった。
AC
ヒイロは、シェルターへウイングゼロのツインバスターライフルを打ち込んでいく。
最後の一撃を加えようとするヒイロ、だが
「くっ」
自分が殺した少女が頭をよぎり照準をはずす。
ウイングゼロが、爆発する.。
その時
「な、なんだ」
ヒイロの視界が光に包まれる。
347:名無し
07/08/21 23:28:39 n0izfmYT
新西暦
「死ね」
ベルゲルミルのシックス・スレイブが発射される。
「イヤー」
ゼオラのビルトファルケンがビルトビルガ―を庇う。
「キャー」
「うわ-」
アラド達の視界が光に包まれる。
「アラド、ゼオラ」
ラトゥーニとシャインは必死に二人の反応を探す。
だが、その空間には2人の機体は存在しなかった。
AC
ヒイロは、シェルターへウイングゼロのツインバスターライフルを打ち込んでいく。
最後の一撃を加えようとするヒイロ、だが
「くっ」
自分が殺した少女が頭をよぎり照準をはずす。
ウイングゼロが、爆発する.。
その時
「な、なんだ」
ヒイロの視界が光に包まれる。
348:名無し
07/08/21 23:38:36 n0izfmYT
「う、うーん」
アラドは目を覚まし辺りを見回す。
あるのは、小さな町があるだけだった。
(俺は、日本海で戦ってたはず。そうだゼオラは、)
アラドは、もう一度辺りを見回す。
だが、ゼオラのファルケンの姿はなかった。
「くそ」
アラドは、自分の不甲斐無さに頭を立てた。
その時
突然の砲撃。アラドは何事かと砲撃のあった方向を向いた。
(何だアレ…?PT?…でも見たことが無いタイプだ…)
そこにいたのは傀儡兵の集団だった。
傀儡兵はアラドに攻撃を仕掛けようとしている。
「くそ、ここが何処だか分からねえのに、」
アラドは、左手の3連マシンガンで攻撃する。
3連マシンガンが、命中した傀儡兵は爆発する。
だが傀儡兵は怯むこと無くビルガ―に向かって攻撃をしかけてくる。
349:通常の名無しさんの3倍
07/08/22 00:56:42
書きながらの投下か?
350:通常の名無しさんの3倍
07/08/22 01:11:02
いちどメモ帳にまとめてから投下するのがおすすめ
351:通常の名無しさんの3倍
07/08/22 01:18:04
というか、sageて
352:sage
07/08/22 11:33:06 kUu7wEVd
そもそもスレ違い気味じゃね?
ってのは禁句?
353:通常の名無しさんの3倍
07/08/22 11:34:26
やっちまった!orz
354:通常の名無しさんの3倍
07/08/22 12:33:19
名前欄でさげてどうするwww
スパロボの人は、文末の母音のuの数を
少し減らしたほうが文章にリズムが出ると思うの
355:通常の名無しさんの3倍
07/08/22 20:20:42
文章がブツ切りすぎるのではないか
356:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:43:18
「……きゃっほーっ! 着いた着いた、沖縄よ、沖縄ー!」
「あぁっ、アリサちゃん! そんなに走っちゃだめだよ!」
「あー、子供達は元気だねぇ……私、飛行機は苦手かも……」
「だらしがないぞ美由希。そうやってへばってるのはお前だけだ」
「恭ちゃんひどーい! いいよ、私にはユーノがいるもん。ねー?」
「キュッ!」
青い空、白い雲! ここ沖縄は夏真っ盛り!
こんにちは、高町なのはです。今回は私達高町家とお友達のアリサちゃん、
すずかちゃんに、そのお姉さんでおにーちゃんの彼女さん、忍さんと
二人のメイドさんのノエルさんとファリンさん、
そして毎度おなじみ新生夢者遊撃隊の総勢16人(ユーノ君含む)は、
南海の楽園、沖縄県のとある島にやって来ています。
喫茶翠屋は年中無休ですが、連休などの時はお店を店員さん達にお任せして、
ちょっとした家族旅行に出かけたりもします。
今回は沖縄にやって来た武者頑駄無、獅頑駄無(ししがんだむ)さんのお誘いで、
とっておきのビーチに無料御招待されちゃいました!
けれどもこのお誘い、夢者遊撃隊的にはいろいろ「ウラ」があるお誘いで……
実のところ、私ちょっと心配です。けど、まぁ……それはそれとして、
なのはも年相応のお子様らしく、めいっぱい遊んでしまおうと思います!
巻之拾六「敵はウリ科の植物なの?」
「ハイサイ、ハイサーイ! みんなよく来てくれたねー! めんそーれ、おきなわ!」
能の連獅子のようなド派手な赤いたてがみを垂らした白いライオンの頭部を模した?
兜をかぶり、胡散臭さを演出するサングラスをかけて三線(さんしん)を手にした
この南国にふさわしいいでたちの武者頑駄無、獅頑駄無が
普段と違う空気に浮かれる一行を外のマイクロバスで待ち受けていた。
「おぉー、獅頑駄無! わざわざ出迎えおおきにな!」
「高町士郎です。今回はこんな素晴らしい所にお誘いいただき、本当にありがとうございます。
それもこんな大勢で押し掛けてしまって……」
フランクに話しかける武ちゃ丸と、丁寧に挨拶をして手を差し伸べる士郎。
獅頑駄無はサングラスを取って笑顔で握手に応じた。
357:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:45:04
「こんりゃどうもご丁寧に。ま、固い挨拶はこの辺にして、早速皆お待ちかねの海に出るさー!
さぁさ、みんなバスに乗って……あぁ武者丸と斗機丸はこっちさー、俺のリムジン」
嫌が応にもテンションが上がる一同をマイクロバスに乗せながら、後方を指さす獅頑駄無。
「おぉ、これは立派なリムジンだな。色も白いしこのへんなんかサビも浮いてる。
後ろ半分以上はオープンスペースか。これは斬新な……って、
ドコがリムジンだーっ!? どう見ても中古の軽トラだろ、これ!」
「自分の愛車にリムジンってあだ名つけて何が悪いね!?
あ、定員は二人だから一人は荷台に乗ってもらうさー」
「のっけから不安な滑り出しやなあ、今回……」
トッキーと獅頑駄無の漫才同然のやり取りが繰り広げられる中、
不安を隠せない武ちゃ丸のボヤキは千の風になって大きな空に吹き渡っていった。
30分ほどのバスの旅を終え、他の客は多くもなく少なくもなく、
程よく賑わっている海岸に到着した一行。女性陣の着替えが長引いているため、
手持無沙汰な男性陣はレジャーシートや日よけパラソルの準備を整え始める事にした。
「恭也さん、こっちはパラソル立て終わりましたよ」
「あぁ、ありがとうススム。準備はこれでよし……しかし遅いな、女性陣」
「恭也、女性の身だしなみには相応の時間がかかるものなんだ。
退屈ならお前も羽丸君を見習って海を満喫してこい」
「羽丸を?」
父士郎にそう言われ、ユーノを捕まえて波打ち際に遊びに行った愛弟子の姿を探す恭也。
だが、探すまでもなくその小さな好奇心の塊はあっさりと見つかった。
「うおーっ、うみだーっ!! すげーっ!! ザザーンとか言ってるー!
ぶわっ、しょっぺー! うみすげー!! うみやべー!!
ん? なんだこれー!? うわ、いってぇー! カニだーっ!!
お前食えるのか? あっ、逃げるな待てこいつー!!
いたち、お前も手伝え! こんやはカニ鍋だー!!」
以上の展開に要した時間、約10秒。使用したエクスクラメーションマーク、19個。
振り回されて被害に遭ったフェレット、一本。かけがえのない思い出、プライスレス。
全身全霊で砂浜を楽しみつくしている羽丸を見て、恭也が抱いた感想は……
358:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:46:56
「……いや、あれは……ちょっと、真似できそうにない」
「スマン、俺も無茶言った」
大学生が衆人監視の中でやるものではないなと言う極めて常識的な感想であった。
「えーっ、たまには弾けてる恭ちゃんも見たかったなー」
視界の外から見知った者の声がする。
それもこちらに声をかけてきた一人だけではない気がする。
心なしかビーチの男たちの視線がそちらに吸い寄せられているような気もする。
意を決してスローモーションのようにゆっくりとそちらに顔を向けるススム、シンヤ、恭也。
高なる心臓の鼓動だけが彼らの聴覚を支配する。
その瞳に映った物は夏の海と言う聖域が地上に使わした薄衣の天使たちであった。
「パラソルとか準備してくれてたからすぐ見つかったよー」
エントリーナンバー1、高町美由希。
日々、父や兄に付き従い鍛錬を欠かさない事によって引き締まった四肢のライン、
それとはアンバランスにメリハリの付いたプロポーションは溢れんばかりの健康美を感じさせ、
また身に着けているシンプルな黄色系統のタンキニはその素質を十二分に輝かせている。
「どうかしら、この水着? ちょっと派手だったかな」
エントリーナンバー2、月村忍。
肉感的な色香が漂うしっとりとした艶かしいその身体、そしてその魅力を強調するビキニ。
南国沖縄と言う事でハイビスカスの絵柄をあしらった華やかなパレオが
意外なほどのマッチ感を演出し、浜辺でひときわ美しく咲き誇っている。
「いえ、とてもよくお似合いです忍お嬢様」
エントリーナンバー3、ノエル=K=エーアリヒカイト。
彼女が仕える忍とは対照的に欧米系のグラマラスな魅力を存分に発揮していて、
その美しさは人間と言うより女神を模した彫刻像のような精緻な印象を見る者に与える。
シックな濃紫のハイレグを纏って、忍と互いを引き立て合っている。
359:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:48:48
「いいなぁ、皆さまとてもお美しくいらっしゃって……」
エントリーナンバー4、ファリン=K=エーアリヒカイト。
彼女はノエルの妹であるが、スタイルは同年代の美由希と比較して少々発展途上な印象がある。
しかし、可愛らしさを重視したポップな配色と胸元にあしらわれたリボンがアクセントの
コミカルなイラストプリントのワンピースタイプ水着との相性は決して悪い物ではない。
「そんな事ないよファリン、ファリンだってすっごくかわいいよ!」
「そーよ、だからもっと自信を持ちなさいよね?」
「そうですよファリンさん。私達、応援しちゃいますから!」
エントリーナンバー5~7、順にすずか、アリサ、なのは。
プロポーション的には特に語るべきこともないので割愛。
すずかは浅葱色で、端にフリルをあしらったワンピーススタイル。
アリサは性格同様アクティブにデニム地のセパレートスタイル。
なのははすずかのそれに印象が似てはいるが、装飾は控えめでその色も桜色である。
「みんなー、海に入る前は準備運動、忘れちゃダメよー?」
しんがりを務めるはエントリーナンバー8、高町桃子。
すでに九歳の子供もいるので、成熟した大人の魅力が……と、書くべきところだが、
鮮やかさを控え目にしたワンピースとアウターの白い薄手のケープ、麦藁帽子で隠し切れない
三十代とはとても考えられないような若々しいスタイルが異彩を放っている。
「おう、待ってたぞ。とりあえずこれで全員集合か?」
「あれ? おとーさん、武ちゃ丸君達はー?」
「ああ、獅頑駄無さんと用事があるらしくてさっき出て行った。なに、心配はないさ」
「そう、なんだ……」
全員集合と言いつつ、姿が見えない武ちゃ丸とトッキーの姿を探すなのはに与えられた
士郎の答えは、この島にやってきた本来の目的からすれば不安を煽るものであった。
それにつられるように、美由希も先程までそこにいたはずの人間がいない事に疑問を抱いた。
「武ちゃ丸君達もそうだけど恭ちゃんやススム君にシンヤ君もいないよ?
さっきまでここにいたと思ったのに……って、あー! あんな所に! おーい……」
「美由希、今はちょっとあっちの事は放っておいてやってくれるか? しかし、若いねぇ……」
360:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:50:30
……などと口走りつつ、遠い目をして水平線を見やる士郎。
その身体はかつての事故などにより傷だらけで、それを隠すためこんなところでも長袖だ。
美由希はそんな父の態度に疑問を抱きつつも、とりあえず好きにさせてやる事にした。
腰まで海に浸かり、なぜか前屈みで、暗算をしたりお経を唱えたりして精神統一に励んでいる
一言で言うなら「若さをもてあます」兄を含めた三人の青少年の事を。
(や、やばい……恥ずかしいよぅ……)
(忍さん忍さんしのぶさんシノブサンシノブサン……)
(……不覚)
女性にもいろいろ苦労はあるだろうが、男にもいろいろと下世話な事情があるのだ。
いっぱしの男として回避しえない現象を何とか自意識のコントロール下に置き、
ようやく沖縄の海を楽しむ事に集中できるようになった男三人を交えて
一行は思い思いの時間を過ごす。
シュノーケリングでサンゴ礁の海を極彩色の魚たちと戯れるなのはとアリサ。
ビーチバレーで激突する恭也・美由希ペアと忍・ノエルペア。
のんびりと砂の城造りに精を出すすずかとファリン、羽丸。
そんな羽丸にウォーターガンでちょっかいを出し、またすずかに怖がられるシンヤ。
タコ焼き職人の血が騒ぐのか、海の家の売店に口を出すだけでは飽き足らずに
ついには自分でタコ焼きを焼き始め、長蛇の列を築いたススム。お前何しに来たんだ?
やがて誰からともなく完成した砂の城の品評に集まり、
いつの間にやら全員で水を掛け合い、水遊び大会と化す波打ち際。
そして、楽しむ子供達を見て夫婦水入らずで何やら感慨深げに語り合う士郎と桃子。
……その脇で暑さ(と羽丸)にやられ、のびているユーノ。全身毛皮はつらい。
ともあれ、一行は南国の楽園をこれでもかと言うほど味わっていた。
そんな砂浜を一望できる高台で、別行動をとっていた三人の武者頑駄無が砂浜を見下ろしていた。
「ハァー、ワイもせっかく来たんやからちょっとは遊びたいなぁ……」
「文句があるならサッサと事を終わらせて合流するんだな。
しかし驚いたな、鎧丸……シャチョーがもうここまでサポート体制を整えているとは」
361:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:52:14
一旦双眼鏡から目を離し、隣で同じく監視を続ける獅頑駄無にトッキーは声をかける。
「そうだねー、ああ見えてシャチョーはタダ者じゃないさー。
ジュエルシードや堕悪闇軍団の早期警戒システム網に必要経費のバックアップ、
忍者部隊の近代ネットワーク化に 各地への物的及び人的支援の斡旋……
どれをとっても武者の国の民間レベルではまず考えられない潤沢な支援体制さー。
彼はある意味一番この天馬の国に適合した武者かもしれないねー」
「俺達の知らない間によくもまぁそんな事を……全く、抜け目のない奴だ」
トッキーはここにはいない戦友の意外な手腕に感心する。
「で、今回その早期警戒システムにジュエルシードが引っ掛かったと言う話だったな」
「そだよー、この島に運ばれた積み荷の中からそれらしい反応があったけど、
俺一人だけでは捜索も無力化も大変だし、米軍に協力を頼むのも大げさだし、
それでシャチョーに皆を紹介してもらって、こうして来てもらったってわけさー」
長時間の監視でぬるくなり始めたクーラーボックスの中の麦茶をあおりながら、
武ちゃ丸は脳裏をよぎった疑問を口にした。
「そやけど何でそんな回りくどい事をせなあかんのや?
正面から乗り込んだ方がずっと楽やっちゅうのに……」
「おいおい、今の俺達の仲間には小学生も多いんだ。そうやすやすと連れ回せないさ。
保護者も一緒に行動するなら言い訳する手間も省ける。敵を欺くにはまず味方からだが、
なのははその事をずいぶん気に病んでいたようだしな」
「ふぅん……ん?」
「どうした、武者丸?」
「いや、ちょっと……二人とも、ちょっと一緒に確認してくれへんか?」
何かに気づいた様子の武ちゃ丸に駆け寄り、トッキー達もその方向に双眼鏡を向ける。
ユーノが細工をして位置を確認しやすくしたなのは達のパラソル付近に、
明らかに異質な客が現れ、いきなり砂浜のど真ん中に陣地を設営し始めた。
「オイ、あれはまさか!」
「堕悪……うおぉっ!?」
「獅頑駄無!? って、わぁぁっ!?」
砂浜と背後。異変は静かに始まっていた。
362:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:53:34
沖縄の砂浜に突如として現れた戦国時代風の陣地。砂浜の客がその訳のわからない光景を
騒然と見つめる中、少々の事では動じない鋼鉄の図太い神経の持ち主、高町桃子は
とある物を取り出して次なるイベントの準備を整えていた。
「じゃーん! 途中で立派なスイカを売ってたから、思い切って買っちゃった!
ねぇみんな、これでスイカ割りしましょうよ!」
「お、おかーさん……」
「スイカ割りって……マジっすか? 隣にあんな異様なモノができてるってのに?」
周囲の不安な空気を全く読まないその行動にびっくりするやら何やら、
ジトっとした目で桃子を見つめるなのはとシンヤ。
「いいじゃない。ヨソはヨソ、ウチはウチで楽しめば。ね、シンヤ君?」
「ですよねー! やっぱ夏の海と言えばスイカ割りですよね!」
シンヤは忍の一言にあっさり掌を反し、ハチマキと木の棒をどこからともなく持ち出す。
半分やけくそでそのスイカ割りセットをひょいと手に取ったのは美由希であった。
「じゃあ一番、高町美由希いきまーす!」
一部を除いてやる気のない方向指示の声に戸惑いながら、
美由希は大体この辺りだろうと推測して棒を振り下ろす。結果、見事にハズレ。
照れ隠しにはにかみながら目隠しをほどき、パラソルへと帰ってくる美由希。
「あはは……結構難しいね、これ。次は誰がやる?」
「あ、じゃあボクが行きます。よーし!」
そして、ススムをはじめ入れ替わり立ち替わり何人かがスイカ割りに挑戦していったが、
誰もスイカに直撃を加える事が叶わないまま時は過ぎる。
だんだん最初は乗り気だった者もダレてきた頃、ついに謎の陣に動きがあり、
そこから三人の単眼の鎧武者が姿を現した。
363:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:55:06
「えぇい、さっきから黙って見ていれば……」
「何たる無様なスイカ割りでごザクか!」
「これではスイカに失礼と言うものでごザク!」
その姿を見た羽丸は、木の棒を手にその三人組に飛びかかる。
「あっ、お前らは堕悪闇軍団! ここで会ったが百年目、この羽丸様が成敗してやるぞーっ!
ちぇあぁぁぁぁーっ!!」
威勢だけは良いものの、首根っこをむんずと恭也に掴まれて持ち上げられ、
じたばた振り回す手足は空しく宙を切る。
「せ、せんせぇ! なんで邪魔するんですか!?」
「いいから落ち着け。お前には彼らが斬りかかってくるような姿にでも見えたのか?」
そう言われて改めてまじまじと三人組のいでたちを見つめると、
アロハシャツにサングラス、首からはハイビスカスの花輪を下げ、ホームビデオを携えて
肩にラジカセを担いでいる者までいる。これではどう見てもただの海水浴客だ。
「左様。今日の我等はブラボーなばかんすをえんじょいしに来たのでごザク」
「ぶ、ぶらぼぉなバカンス? それで、皆さん……一体どちら様ですか?」
その信条故、とりあえず素性を訊ねるなのはに「バカ! 関わり合いになるな!」と、
シンヤとアリサは切なる思いを目で訴えるも、その想いは誰にも届かず、
三人組は目を輝かせてそれに答えた。
「よくぞ聞いてくれましたお嬢さん、拙者は闇軍団が誇る精鋭、
殺駆三兄弟(ざくさんきょうだい)の長男、古殺駆(こざく)!」
「それがしは二男、今殺駆(こんざく)!」
「同じく三男、新殺駆(しんざく)でごザク」
「もはや勝ったも同然!!」
おめでたい決めポーズをとり、格好つける殺駆三兄弟を名乗る三人組。
何に勝つんだろう……と、脳裏をよぎる疑問は海に流して、つい忘れそうになっていた
この三兄弟がスイカ割りの現場に乱入してきた理由を改めて問いただす。
「えっと、無様なスイカ割りってどういう……?」
「当然、数人がかりで一度もかすりもしない下手糞なスイカ割りの事でごザク」
「何よ!? そこまで言うならアンタ達がやって見せなさいよ!」
364:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:56:30
殺駆三兄弟に喰ってかかるアリサに、してやったりと言う顔で彼らは答えた。
「無論そのつもりでごザク」
「兄者、女子供に美しいスイカ割りの手本を見せてやりましょうぞ! 新殺駆!」
「応! いざ、ミュージック・スタートでごザク!!」
ラジカセから流れるやたらムーディーな曲に合わせ、長男の古殺駆が目隠しをし、
腰の刀を抜いてスイカに向かってにじり寄る。
「スイカ割りっ! あ、それスイカ割り! あ、どしたスイカ割り! もいっちょスイカ割り!」
弟二人は音楽に合わせて踊り出し、その賑やかさは周囲のギャラリーの視線を集めだす。
「って、視線を集めてる場合か? 方向の指示とかはしなくてもいいのか?」
「我ら三兄弟流のスイカ割りは心の眼で見るのでごザク」
「……いや、今、お宅のお兄さん余所のお客のビーチボール一刀両断にしたんだが」
「心の眼でごザク!」
「でも」
「心の眼でごザク!!」
「人の話聞けよお前ら」
果てしなく段違い平行棒な会話を繰り広げる恭也と今殺駆。
さすがに真剣を当てもなく振り回すのは危険なので、
ユーノを除く夢者遊撃隊年少組はようやくぼそぼそと内緒話を始めた。
「……なのは、やっぱあいつら放置しとくの危険だわ。
さくっとディバインバスターとかで何とかならね?」
「うーん……人が多すぎだし、結界張れるユーノ君はのびちゃってるし……」
「武ちゃ丸達も一体どこに行ったんだか……」
などと半分ボヤキのような密談を繰り広げていると、ギャラリーの方から歓声が上がる。
何事かと思い人の輪の中心に潜り込む三人。すると、そこで繰り広げられていた光景は
スイカを正面にとらえた古殺駆が今にも刀を振り下ろさんとしているところだった。
「マジかよ!? ……心眼ってホントにあるんだな」
「と、とにかく! ここで古殺駆さんがスイカを割れば……」
「そうか! とりあえずこの問題は解決するね! 古殺駆、頑張れー!」
365:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/22 23:58:13
周囲の声援に確かな手応えを感じた古殺駆は、勢いをつけて思いきり刀を振り下ろす。
どっと沸き上がるギャラリーと、ほっと胸をなでおろす遊撃隊年少組。
だが、真の地獄はこの瞬間から産声を上げようとしていた。
「何と!?」
「どうした、兄者!?」
「スイカが切れてないでごザク!」
様子がおかしい三兄弟と、真剣が振り下ろされたはずなのに微動だにしないスイカ。
「本当だ。傷一つ付いてないな」
「それ、ホントにスイカなの?」
「えーっ、私ちゃんと道路脇でおばあちゃんが売ってたとれたてのを買ったのよー?」
「でも切れてないものは切れてないでごザク。ここの皆が証人でごザク」
「うっ……」
「ひょっとしたら角度が悪かったのかも。私、目隠ししないでやってみるね。
ハァァ……せやぁぁーっ!!」
その場に居合わせた大勢の人間が不気味なものを見る目でスイカを見つめていた。
そんな中、古殺駆の刀を借り受けた美由希は呼吸を整え、別人のような鋭い目つきで
獲物―この場合スイカだが―をとらえ、その心をめがけて刀を振るう。
かきん。
事態を静観していた新殺駆のわずか3センチ手前の地面に鋭い刃が突き刺さる。
少々耳障りな金属音を立て、真っ二つにはじけ飛んだのはなんと刀の方だった。
「せ、拙者の刀がーッ!?」
「折れ、ちゃった……」
ますます不気味さを増すそのスイカ。
その不気味さに、ある不条理な宝石の影を思い浮かべる少年少女がここにいた。
「おいなのは、これってまさか……?」
「うん……たぶん、そのまさか」
「ジュエル……シード?」
ススムの一言に無言で頷くなのは。
366:通常の名無しさんの3倍
07/08/23 00:05:36
支援
367:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/23 00:20:10
「……だよな、やっぱ」
「とにかく武ちゃ丸やトッキーに連絡を取らないと!」
「いや、それはさっきからやってんだよ。けど繋がるのは繋がるんだけどさ……」
「ひょっとしてトッキー君、電話に出てくれないの?」
「あぁ。あいつら、肝心な時に限って!」
「電波は繋がるのに電話に出ない……あ、なんか嫌な予感が」
先ほどから全く連絡が取れない武ちゃ丸やトッキーらを心配する三人。
そして、ススムのその予感は最悪の形で的中する事になった。
「あ、兄者ーッ!? スイカが、スイカが……!」
「のわっ!! な、何じゃこりゃぁーっ!?」
砂浜を埋め尽くす人々の目の前で、突如ふわりと宙に浮かぶスイカ。
ジャック・オ・ランタンのようにぽっかりと目と口が開き、ケタケタと不気味に笑いだす。
恐慌状態に突入する人々の前に、地中から無数のツタが伸びてきて逃げ惑う人々を
老若男女の区別なく、無差別に捕え始める。
そして、スイカの背後には先んじて捕えられていたと思われる三つの影……
武ちゃ丸、トッキー、獅頑駄無が磔にされたかのように力なく吊るされていた。
「武ちゃ丸! トッキー! 獅頑駄無!」
「あの野郎……おっかねー奴は真っ先に潰しておいて後はやりたい放題ってか!
ざっけんな、トッキーを離しやがれ!」
スイカ割りに用いていた木の棒を手に、矢も盾もたまらず飛び出していくシンヤ。
当然そんなシンヤにもツタの魔の手は忍び寄る。
「シンヤ!」
「シンヤ君!」
背後から迫るツタに気づかないシンヤをかばおうと、近くにいた恭也と忍がカバーに入る。
二人はシンヤを押し倒し、ツタをかわすことに成功したが、問題はその後に起きた。
シンヤを助け起こす忍。だが通過したツタの一部が彼女の水着の紐をかすり、
男性にとって永遠の憧れである二つの果実が一瞬、こぼれ落ちた。
忍は悲鳴をあげ、慌てて胸をかき抱いて顔を赤らめながらキッと恭也を睨みつけ、こう訊ねた。
368:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/23 00:21:54
「……見た?」
「い、いや……俺は見てないし角度的に他人にも見えてないと思うが、
その、何だ……忍の目の前にいたシンヤは……」
恭也の視線の先には噴水のように盛大に鼻血を吹き出しながらツタに捕えられ、
宙を舞うシンヤ。しかし、その顔はこの上なく満足げであった。
「男子って……男子って……!」
「なのはちゃん!」
「なのは、何ボーッとしてんのよ!?」
汚い物を見るような目でシンヤを一瞥するなのはに届く友の声。我に返った時はもう遅かった。
ツタは今度は無防備になっていたなのはを絡め取り、捕えてしまったのだった。
「きゃぁぁーっ!?」
「なのは!?」
「なのはちゃん! こぉんのぉーっ、みんなを離せぇーっ!!」
先ほど折れた刀を手に、仲間たちを捕えるツタを刈ろうと果敢に挑みかかるススム。
そのススムに手を貸したのは、これまた意外な人物達であった。
「えっ? 殺駆三兄弟!?」
「小童、見上げた度胸でごザクな! 助太刀するでごザク!」
「スイカ割りは我らがお家芸! 今日も奇麗に真っ二つでごザク!」
「袖擦り合うも多少の縁ナリ! いざ、尋常に勝負!!」
ススムは彼らにどこか他の堕悪武者とは違う何かを感じながらも
心強い味方を得て、老人や幼い子供を優先してツタを刈り始める。
どうやら本体とは違いツタ程度なら簡単に刈り取れるようだ。
それを見た士郎や恭也、さらには他の人々も子供に負けてたまるかと言わんばかりに
刃物を手に捕まった人々の救助に向かう。
その一方で、家族を守り棒きれを振り回す羽丸を視界の端に捕えながら、
恭也は非常事態に対する「切り札」である彼の事を考えていた。
(こんな時にウイングゼロが目覚めてくれれば……
それとも、これは単なる前哨戦でまだ隠し球があるとでも言うのか、ゼロ!?)
ウイングゼロは目覚めない。それはやがて来る第二の危機を意味しているのであろうか?
果たして捕えられた三人の武者頑駄無、そしてなのはとシンヤの運命は!?
―次回を待て!
369:リリカル武者○伝 ◆IsYwsXav0w
07/08/23 00:23:45
次回予告(ねくすとぷれびゅう)
南海の楽園は、突如として緑と黒の悪魔に支配されちゃった!
しかし、ジュエルシードの効果をうっかり漏らした新殺駆の一言により、
事態は誰もが予想もしなかった方向へ転がっていく!
人間の想いが解放される時、怪物も裸足で逃げ出す凄まじい力が目覚める。
武ちゃ丸、それに皆! じっとしている場合じゃない!
ジュエルシードは必ずボク達の手で封印するんだ!
次回、SD頑駄無対魔法少女 リリカル武者○伝、巻之拾七!
「ハチャメチャスイカ割り大戦争やでっ!」
リリカルマジカル、シリアスな空気どこに行っちゃうんだろうね……
登場武者符亜意留(ふぁいる)
古殺駆、今殺駆、新殺駆 [コザク、コンザク、シンザク]
出典:SD戦国伝 武者七人衆編
モデル:ザクI(古)、ザクII(今)、ザクIII(新)
闇軍団の誇る? 名物三兄弟。
長男の古殺駆は目的のためなら卑怯な手段も辞さないが、間抜けで自滅する事が多い。
次男の今殺駆は力押ししか能の無い単細胞の暴れん坊。
三男の新殺駆はのんびり屋でキザだが、怒らせると厄介。
全員スイカ割りをこよなく愛しており、たとえ戦場のど真ん中であろうと
ラジカセで歌謡曲を流しながらスイカ割りに興じている。
敵だが憎めない愛すべきバイプレイヤー。合言葉は「もはや勝ったも同然」。
必殺技も三人の心の目を用いて相手に切りかかるスイカ割り殺法。
なお、目隠ししながらのこの攻撃に当たる馬鹿は当然だがいない。
戦乱が収まった後は家老に出世するも軽んじられ、主の急な変貌に心を痛めていた。
ちなみに武者○伝の原作第一話に堕悪武者として登場した際は、
元キャラとのあまりの剥離っぷりに長年のファンから嘆きの声が囁かれたと言う。
370:通常の名無しさんの3倍
07/08/23 02:03:59
BGMやべぇwwww
だが一番ツボったのは千の風
371:通常の名無しさんの3倍
07/08/23 09:14:45
GJ!
>>スイカ割りっ! あ、それスイカ割り! あ、どしたスイカ割り! もいっちょスイカ割り!
懐かしすぎて涙が止まらねぇ
372:通常の名無しさんの3倍
07/08/23 18:15:06
スイカ割りねたって確かSDガンダム祭りだったっけ?(そんなものを知ってる俺は20歳
373:通常の名無しさんの3倍
07/08/24 20:30:02
最近A’des氏も見かけない・・・
374:通常の名無しさんの3倍
07/08/25 22:53:04
保守
375:通常の名無しさんの3倍
07/08/27 01:57:53
保守するくらいならネタをふれ、と
っデバイス開発にハマる紫豚
「私のデバイス~」
376:通常の名無しさんの3倍
07/08/29 10:04:28
保守としてネタ
つ6課にヤザン配属
377:通常の名無しさんの3倍
07/08/29 12:52:55
むしろオレンジ側じゃね?
378:通常の名無しさんの3倍
07/08/29 22:17:30
このスレの作品でアムロかシャアが出てきた奴ってあったっけ?
379:通常の名無しさんの3倍
07/08/29 22:19:02
無い・・・・・・かな?
380:通常の名無しさんの3倍
07/08/29 23:12:37
>>378
そろそろUCの代名詞であるこの2人の物語も見たいところだ
381:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 15:37:46
C.E.の連中がなのは世界に来てMSをデバイス化するのはさほど抵抗無いが、
シャアやアムロがそんな事やったら違和感バリバリだな
382:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 19:23:23
>>381
アムロたちなら自分で設計して作りそうだけどな、デバイス
383:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 21:57:24
なのはが酷すぎて過疎ったな…
384:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 22:28:32
>>382
いや、アムロやシャアがデバイスふりかざして魔法を使うという時点で違和感ありすぎる
385:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 22:31:04
なのはBJ姿のシャアを夢想して一人噴いたのは俺だけでいい
386:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 23:14:38
ララァに見限られそうだぜw
387:通常の名無しさんの3倍
07/08/30 23:19:38
まだカミーユやジュドーあたりならなんとか……アムロも一年戦争verなら。
それと、ドモンならデバイス無しでもノーヴェあたりなら勝てる気がしないでもない
388:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 11:09:47
小隊指揮官としてはCCAアムロが一番の気もするけどね。
Z時もカミーユがエースではなくクワトロがエースだしなあ。
>>384
UC世界を元々魔道兵器が発達した世界にでもしとくか?
ビームライフルなどは自身の魔力を増幅+自動圧縮して撃ちだす兵器とか・・・。
魔法ではなく兵器にしとけばある程度違和感減るかも?
デバイスと魔法もまあ科学技術が発達した魔力を使用した魔道兵器といえば
そのままなんだが・・・
389:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 20:21:34
>>382
ハロ型デバイスとか作ってみたりして。
390:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 20:28:44
>>389
デバイスじゃなくて、ガジェットだったりして
ハロ型ガジェット
391:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 20:35:24
某スレの赤い人が中に入ってるハロですか?
392:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 21:00:44
最近赤いプラカラーで捕獲されたあのハロのことかーー!!!
393:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 21:01:57
突然だが
このスレ的に、ガンダムさんのキャラはおkなのか?
394:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 21:08:04
>>393
オモロイならおk
受けなかったらドサ廻り行き
395:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 21:08:47
ギャグ限定なら本編のアムロやシャアよりは合うんじゃなかろうか?どれだけ壊しても苦情もなさそうだしなw
396:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 21:11:01
>>394
事務所に逆らったら仕事を干されるんですね?
397:通常の名無しさんの3倍
07/08/31 23:58:49
>>388
いいかもしれんが、でもそれだとフィンファンネルとかはどういう設定になるんだ?あとサイコフレームに
バイオセンサーとか設定を考えるのが大変だぞ。
398:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 00:11:56
>>397
それ以前にNTをどうするかで躓かないか?
399:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 00:48:58
>>398
NTは人類の革新というそのまんまの設定でよかない?
ほら、へたにいじると収拾つかなくなるし。
400:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 06:21:32
>>399
だな
でも、なのは世界だとNTであることの強みが無いよなぁ・・・
401:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 09:19:40
>>400
いやあると思うよ、先読みできる事、レアスキルとは根本的に違う事、人の心を
感じる事が出来る事、人の思いを力に変える事など魔法とかではできない事だらけだし
402:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 15:40:50
なるほど、アクシズ落としを成し遂げられなかったシャアが
今度はミッドチルダでゆりかご落としするんだな?
403:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 15:46:40
>>402
それは「撃墜」という意味か?それともアクシズと同じ意味か?
404:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 20:22:04
>>403
おそらく後者かと思うのだが・・
405:通常の名無しさんの3倍
07/09/01 22:14:40
俺も後者だと思うけど、正直ゆりかご程度の大きさだったらそこまで大きな被害は……
地上本部に激突くらいしか使い身になさそう……
……あれ?ゆりかごを押し出す二つの悪魔の姿が目に映った。
406:通常の名無しさんの3倍
07/09/02 01:01:44
>>405
その一つがなのはだとするとやはり二つ目はアムロかな?
407:通常の名無しさんの3倍
07/09/02 01:04:18
>>405
アクシズじゃなくて、リーブラが落ちてくると考えるんだ
408:通常の名無しさんの3倍
07/09/02 09:18:58
エピオン&ミリアルドだと押し戻すとかまどろっこしい事せずにバルジ同様叩き斬ってしまう希ガス…
リーブラの時は落とす側だったがゆりかごをわざわざ落とす必要性が見当たらないし。
409:通常の名無しさんの3倍
07/09/02 20:54:55
>>408
落とすなんてまどろっこしいことするより、エピオンで管理局叩き斬った方が楽だしな
410:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 19:50:23
大変だ!ヴィヴィオがスーパーモードのスーパーヴィヴィオになっちゃった!
ぶっちゃけ本編急展開すぎて着いていけない!
411:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 21:09:23
>>410
本編がどうなろうが、クロスには関係ないよwww
ぶっちゃけ、ついていけてるやつのほうが少ないお
412:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 21:12:24
>>411
声優さんたちもついて行けてません><
URLリンク(pc.webnt.jp)
413:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 21:46:49
>>412
なんだろうな最終回のアフレコメンバーのはずなのに、スバルとシャマルにザフィーラがいない
414:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 21:54:15
うかつな深読みは死につながる
415:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 21:55:42
>>413
ザッフィーは中の人の公式サイトで書かれてるよ。
>「魔法少女リリカルなのはStrikerS」
>ザフィーラ役 第3期シリーズとなる人気作品。
>なのはたちもいい歳になってw、教官の大任を担っていたw
>基本はその教義を受ける新米隊員たちの話。 てなもんだからオレらヴォルケンリッターは出番薄w
>オレに至っては犬形態のまま最終回を迎えた。 寡黙さに更に磨きがかかっていたw
>一度くらいはヒューマンタイプで戦闘したかったな。
416:748 ◆OFvYbY6.e.
07/09/03 22:50:27
えっと生きてますが「月に花 地には魔法」執筆は停滞中です。
PC環境が変化したため、もしかすると変わった部分があるかもしれません。
今週中には9話をあげるべく頑張ります。
ここで一つ質問。
現在、なのはA's本編4~5話辺りの時系列のストーリー。まだまだ本編と大差無い話が続きます。
ターンA起動から本編と乖離させる予定ですが、そこまでの話を回想という形で一気に進めてしまっても構わないものでしょうか?
平たく言えばRHエクセリオンとバルデッシュAが登場する戦いを回想で済ませても構わないか、という事です。
後の話でカバーするつもりですが、その辺の意見を聞かせてもらえると幸いです。
417:通常の名無しさんの3倍
07/09/03 23:20:42
内容が同じ事を書いても仕方ないと判断するか、
映像を文章化することで己の技術を磨くのだと判断するか。
それとも何らかの「If」を混ぜてみるという手もある。
スマン、かえって混乱させてしまったな
418:通常の名無しさんの3倍
07/09/05 00:12:53
さて、いつぞや「GジェネFオリキャラクロスのプロットを練ってる」とか書き込んだ者だが、みんな覚えているかい?
肝心のプロットは一向に完全しないクセに小ネタばかり思いつくんだが、ちょっと小ネタを投下してみても良いかな?
419:通常の名無しさんの3倍
07/09/05 00:36:43
面白ければいいとも~
420:418
07/09/05 01:24:24
シス「……現在、推敲及び誤字脱字チェック中……
……明日の昼頃から夕方にずれ込む確率、70パーセント弱……」
421:通常の名無しさんの3倍
07/09/07 17:33:48
hosyu
422:通常の名無しさんの3倍
07/09/07 22:46:12
本格的にXとのクロスを考えているのに設定と方向性が全然思いつかないorz
Gコンデバイス化とか、スターライトブレイカーVSサテライトキャノンとかやりたいネタはあるんだがな……
423:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 10:26:57
>>422
じゃこういうのはどうだ?
Gコンをユニゾンデバイスにして、ユニゾンインするとガロードがガンダムXになるという設定は
どうだろう?
424:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 14:08:48
いつものMS風BJか、思い切ってバイ○ンフーにしてしまうか。
DXの中にGXがパイルフォーメーションするとかw
425:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 14:21:03
>>423
なるほどユニゾンというのも有りか。でもガンダムXはゼロシステムみたいに意志持ってないから難しいかもなぁ……
>>424の言うガンダムX風BJっていうのに落ち着きそうだ
426:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 16:14:19
>>425
そこはドームの意思を入れて解決するというのは・・無理だな。
427:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 18:41:18
ガロードじゃなくてティファを変身させるんだ
428:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 19:14:54
フラッシュシステムの基幹構造が
デバイスのコアパーツに酷似ってネタをモクロンデマス
429:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 19:17:39
>>427
タイトルは「魔法新世紀リリカルティファX’s」だなww
430:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 19:35:47
ティファが率先して戦うか?
431:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 19:38:53
シャマルみたいにガロードのサポートに回るんじゃね?
それじゃあ主人公じゃないけど
432:通常の名無しさんの3倍
07/09/08 19:53:04
見所はティファの変身シーンだ
433:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 00:35:12
ティファがユニゾンデバイスでXに。
434:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 00:36:10
貴方に力を、ってな感じでガロードとユニゾンインするわけか
435:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 12:42:31
実際ガンダムXをBJにするとして、サテライトシステムはどう再現すればいいんだろうか?
AWなら施設あるからなんとかなるけど、ミッドチルダに行った場合マイクロウェーブ云々の問題があるんだよな……
436:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 18:00:48
>>435
ならこういうのはどうだ?
月に存在する魔力を地上に引き寄せて吸収し使用するシステムにすればいいんじゃないか?
437:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 18:03:31
>>436
それなんてガンデルヘル?
いや、いいとは思うがパッと浮かんだからつい
438:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 18:48:17
一般的な魔力なら、月の魔力はすごいが
なのは世界の月ってどうなんだろ
439:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 18:49:47
と言うか、ミッドに月ってあったけ?
440:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 19:00:05
あるよ、それも2つ。
441:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 19:02:29
>>440
なんてハルケギニアwww
442:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 19:19:08
>>436
それだっ!
でも昼間使えなくね?
いや、昼間でも月は出てることには出てるからやっぱり使えるのか?
443:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 19:28:58
>>442
そのときは大気中の魔力を吸収とかしたら良いじゃんか
まぁ、月2つあるんだし、片方バックアップとして魔力保存しとけばいいんじゃない?
444:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 19:49:45
>435
むしろティファがマイクロウェーブ施設の代わりをするとか。
ティファ→魔力は膨大だが戦えず
ガロード→魔力はたいしたことないが戦える
で、二人で1つのデバイスを共有して、サテキャ使用時はティファから魔力
送信して使用みたいな。
445:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 20:05:37
>>441
マジで2つあるよ
StSでも、ゆりかごを2つの月の魔力で云々~ってセリフがあったからサテライトキャノンは普通にできそうな・・・
446:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 20:11:04
>>445
じゃあ、リリカル世界におけるサテライトシステムは、月の魔力をレーザー回線で引き寄せて発射するでおk?
447:通常の名無しさんの3倍
07/09/09 20:39:17
>>446
ほかに良い案無いみたいだし、いいんじゃない?
448:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 01:42:45
Xでも、ガロードじゃなくティファがデバイスで戦ってほしいなー、お約束的に
449:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 01:46:11
力を引き寄せるから召喚魔法使いかな?
予知夢を見るから予言者?
死者の声を聞くので死霊術士の線も……
450:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 01:48:44
こんな流れなのに、ジャミルがやってきて戦うのを妄想したww
451:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 08:01:05
BJって服なら
パワードスーツやASやMSサイズでも作れるんだっけか?
452:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 12:22:35
クロスなカップリングは危険だが
某プロのメカマン×某六課の執務官補佐のメカトークは
ちょっと読みたいかもしれぬ
453:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 14:34:39
>>450
ジャミルはハモニカ砲で戦って欲しいな
あれは良いものだ
454:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 14:50:31
ふとこの流れでルチルデバイスと言う単語が頭をよぎった
455:通常の名無しさんの3倍
07/09/11 16:39:03
カレンデバイスみたいなもんですか
456:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 00:19:20
>>453
と言うか、ジャミルはサテライトキャノン撃てないだろ。
コクピット恐怖症はギリギリで克服したみたいだが、さすがにその原因となったサテキャはきついと思う。
結果、やっぱハモニカ砲しかない
457:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 02:45:53
普通に高速直射系のシャープシューターのが
ジャミルっぽい気がする
458:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 08:26:10
X世界の荒廃はどうなるんだろう、連邦軍と革命軍と管理局の三つ巴の結果とか?
459:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 10:50:01
>>458
原作どおりで良いんじゃない?
同一次元にしなければいいんだし
異世界、それで済ませばおkだとおもうが
460:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 11:01:12
>>458
闇の書によって荒廃しますた。
461:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 18:45:30
X本編終了後~エピローグな時間を使おうと思ってるが…
462:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 20:57:25
そういえば月軌道上で漂流しているDXは、
元(といっても中身のソフトウェアの幾らかだろうが)のGXが一度は崩壊した旧連邦製だから、
こじつければロストロギアと言えなくも無いのか…?
463:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 21:07:31
最後のサテライトキャノンとサテライトランチャーの衝撃で吹き飛ばされた、くらいが妥当なんじゃない?
飛ばされるのはがロードとティファ、そして変体兄妹の4人だけになってしまうが。
話をぶった切ってしまうが、Gガンとのクロスを少し妄想したが……ドモンがスバルを鍛えるのしか想像できない
464:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 21:08:48
>>463
それいいじゃん
465:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 21:22:54
>>463
Gガンとのクロス書くしかないな。
んで、エリオはサイサイシーが鍛えるとか
466:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 21:41:50
>>463
45話の顔だけ中の人仕様マスターガンダムに乗って仁王立ちしてるなのはさんの夢を見た。何でだ。
467:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 21:46:53
まぁ、なのははGガンのガンダムを動かすのは無理だろ、おそらく。
身体の鍛え方が足りなくないか?
しかもマスターとなればなおさら
468:通常の名無しさんの3倍
07/09/12 23:40:46
つーかさ、なのはって稀に見る極度の運動音痴だからGガンのガンダムを動かすのは
ほぼ不可能に近い・・いや不可能といって過言で無いでしょう!
469:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 00:57:40
Gガンダムに勝手に乗り込んで潰れそうになった子供みたいな目に合う希ガス。
470:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 09:11:49
モビルファイターってスポーツとかで
しっかり鍛えていないと大人でも身動きが取れない
(弱い人だと骨折の可能性も)っていう設定なんだよな。
レインみたいに何気にスポーツ万能っていうのならまだしも・・・
471:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 12:05:47
ベルカな人々ならいけそうだ
472:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 12:23:58
ネオベルカ代表レヴァンティンガンダム…
紫電一閃をフィンガー状態で白刃取りするドモン
473:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 12:38:40
レヴァンティンガンダムと聞いて某レヴァンティンさんが思い浮かんだ
474:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 12:54:15
お兄ちゃんお姉ちゃんならガンダムファイターになれそうなんだがな
475:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 21:43:51
流れをぶった切るようで悪いが、俺はZZガンダムとのクロスを妄想してみたぞ。
人の命を虫けら程度にしか見ないクアットロと人を実験体としてしか見ないスカリエッティ
に対して怒りを爆発させるジュドーと泣いてるヴィヴィオを上手にあやすジュドーが浮かんだ。
476:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 23:45:58
ここってガンダム以外の富野アニメはスレ違いなん?
477:通常の名無しさんの3倍
07/09/13 23:47:32
イデオンとのクロスとな?
478:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 01:17:45
キングゲイナーとのクロスとか?
479:通常の名無しさんの3倍
07/09/14 07:08:32
>>476
ここはガンダム専用だからな
クロス全般スレに行ったほうがいいかと
480:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 13:52:24
Gセイバーとかはここに入るんかな?
481:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 13:58:37
Gセイバーはおkだろうけどアベニールをさがしては駄目。
Gセイバーの俳優に搭乗機の祖先のMGキット配られてたそうだからまずおkかと。
482:通常の名無しさんの3倍
07/09/15 18:36:48
ところでリリカルオペレーションメテオの続きはマダー?
483:通常の名無しさんの3倍
07/09/16 22:07:20
>>481
フォーザバレルは?
484:新機動戦記ガンダムA's Destiny
07/09/17 11:37:56
え~と……皆さんお久しぶりです……
ここ数カ月アニキャラ板のクロススレの方でばかり投下してたので、A'des止まってました……orz
A'desはゆっくり投下していこうと思います。
あと、もしかしたらA'desとは別に同時進行で新作を書くかもしれませんが、ぉKですかね?
485:通常の名無しさんの3倍
07/09/17 11:51:04
>>484
了承
486:通常の名無しさんの3倍
07/09/19 20:43:41
ここのROM率と過疎っぷりは凄まじいなwww
保守ww
487:通常の名無しさんの3倍
07/09/21 11:04:15
保守
488:通常の名無しさんの3倍
07/09/23 18:02:42
保守
489:通常の名無しさんの3倍
07/09/24 06:44:36
なのは本編オワタwwwww
ありえねぇよ、あの終わり方wwwww
490:通常の名無しさんの3倍
07/09/24 06:55:11
「あと1クールあったら広げた設定もたたんで終われたんです!」
と言う製作者側の声が聞こえてきそうだ。
とりあえずスバルに萌えたから可。
第四期は第一期のリメイクでいいよ
491:通常の名無しさんの3倍
07/09/24 07:12:59
>>490
STSを見る限り、リメイクしたら前より悪くなりそうだww
492:通常の名無しさんの3倍
07/09/24 18:32:43
>>490
あほか無駄な訓練だの説明だの省けよ!キャラも減らせ!
493:通常の名無しさんの3倍
07/09/28 17:54:30
一クール足りないなら、第一話から数の子出してりゃ良かったのに。
一クールで十二人片付けるなんて殆ど無理でしょ、二期で守護騎士
四人ですら犬がほぼ空気だったのに。
494:通常の名無しさんの3倍
07/09/29 10:03:57 lMmwPQ0B
なんとなく保守
495:通常の名無しさんの3倍
07/09/29 13:44:50 2iKh9SE7
ゼストの最後がマスターの最後とかぶって見えるww
496:通常の名無しさんの3倍
07/09/29 13:57:56
>>470-474
Gガンなら人型ザフィーラが活躍できるな
497:通常の名無しさんの3倍
07/09/29 16:57:51
>>496
Gガンと言えばGガンのアニメのキャラデザインとかしてた人、お亡くなりになったんだよなぁ・・・orz
498:748 ◆OFvYbY6.e.
07/09/30 00:56:55
748です。
ようやく仕事が一段落したので、執筆を再開しようと思います。
とりあえず近所のレンタルビデオ屋が潰れてしまい
A's本編を見直せないという二次創作的に致命的な問題を抱えていますが
期待せずに待っていただけると幸いです。
表現方法変えようかなとか思っているので、要望とかあればお知らせください。
499:通常の名無しさんの3倍
07/10/01 00:00:04
>>498
おお……大変でしょうが頑張って下さい!
表現方法については
作者さんの自由なので
好きにしていいかと
500:通常の名無しさんの3倍
07/10/02 16:23:40
>>498
ごくろうさまです。期待して待つ所存であります。
本編見直しはニコニコとかでもできると思いますよ。
これからが楽しみダーー
501:通常の名無しさんの3倍
07/10/02 16:25:33
ニコニコ薦めんなよ
502:通常の名無しさんの3倍
07/10/02 18:57:06
DVDで見ることを薦めろよ…
503:通常の名無しさんの3倍
07/10/02 19:48:57
ニコニコは最近罰則が厳しくなってきたぜ
504:通常の名無しさんの3倍
07/10/02 20:24:01
クソスレ
505:通常の名無しさんの3倍
07/10/03 00:41:54
そういや、なのはさんのスターライトブレイカー×6って
スパロボRでやった、サテライト十五発(DX+Gbit13機)を思い出すよな。
506:通常の名無しさんの3倍
07/10/03 02:36:22
いや、ちっとも
507:通常の名無しさんの3倍
07/10/05 22:17:36
このスレ存在意義あるのか疑問だ
508:通常の名無しさんの3倍
07/10/06 18:44:24
00も始まったしなぁ・・・
509:通常の名無しさんの3倍
07/10/06 19:01:27
>>495
どうやっても見えねえよ。
510:通常の名無しさんの3倍
07/10/07 10:11:15
一週間も前のレスに噛みつくなバカ
511:通常の名無しさんの3倍
07/10/07 15:45:40
職人待ち&揚げ
512:通常の名無しさんの3倍
07/10/09 00:46:24
そろそろあれだな・・・このスレ、何のためにあるんだろうか?
保守
513:748 ◆OFvYbY6.e.
07/10/09 02:05:50
「月に花 地には魔法」の第9話が書きあがったので投下します。
名目上は前後編の前編ですが、分量的には短いです。
過疎を打開するため、何とかペースを上げなければと思いつつ。
誰が読んでくれているのかと、考えたりしています。
514:748 ◆OFvYbY6.e.
07/10/09 02:06:51
平穏というものは文字通り穏やかにやって来るが、去る時は一瞬らしい。
成人式の日にディアナ・カウンターのMSが空から降ってきたことを思い出しながら、ロランはそんなことを考えていた。
先ほどなのはとフェイトから彼女達のデバイスの修理が完了したと連絡を受けて、少し明るくなった室内の雰囲気が、一変している。
目の前ではエイミィが空中に浮かんだキーボードを忙しなく叩きながら、外から見た状況を現場の魔導師達に伝えている。
そんな彼女の後姿には普段の気楽さは微塵も無く、声をかけるような真似はできない。
大型モニターには以前なのはを襲撃した鉄槌の少女と、アルフと同じような特徴を持つ男性が管理局の魔導師と思われる人々に囲まれている姿が映っていた。
少女の手に闇の書の存在を見つけた時、初めてそれを見た時と同様の悪寒がロランの全身を貫いたが、
だからといって倒れるわけにもいかずモニターを見つめるしかできることは無かった。
モニターの向こうで繰り広げられる魔導師達の戦いの前に、ロランはただ無力でしかない。
(今の僕には何もできないのか…)
「月に花 地には魔法」
from Called ∀ Gundam & Magical Girl Lyrical Nanoha A's
第9話 12月12日 前編
515:748 ◆OFvYbY6.e.
07/10/09 02:07:56
そのモニターに映し出されているヴィータとザフィーラは、管理局の魔導師に包囲されている状況に焦りを感じていた。
いつものようにリンカーコア蒐集にあたっていた二人は、戻ってきた矢先に魔導師による包囲を受けたのだ。
「こいつらはただの壁役だ。恐らくエースが来るぞ、ヴィータ」
「わかってるよ!本命はどいつだ…」
周囲の魔導師は恐れるに足りない。一点を集中突破すれば脱出は容易い。
だが、管理局にも強力な魔導師は少数ながら存在する。こちらが仕掛ける瞬間に、そのようなエースに奇襲を受ければ拙い展開になることは明白だった。
周囲をけん制しつつ、本命の攻撃を待ち構えるという二重の警戒は二人の、特に防御を中心に受け持つザフィーラの集中力を削る。
そしてその警戒はすぐに意味を成す。
「スティンガーブレイド・エクスキューションシフト!」
ザフィーラは上空に大きな魔力反応を感じたその瞬間に、自分とヴィータを守るためのバリアを展開、同時に周囲の魔導師の動きを目と気配で追った。
「かなり強力な魔導師、こいつが本命か!」
降り注ぐ無数の魔力刃。数で攻められようともバリアを抜かれる気はしなかったが、何か特殊な効果を有している可能性もある。
だが、バリアに魔力刃が着弾して、周囲が魔力刃爆散による煙に包まれて。
「ザフィーラ、ありがと。ダメージは無いか?」
「ああ、問題無い。だが…」
何よりそれらに予想程の威力が無いことで彼は敵の真意に気づいた。
516:748 ◆OFvYbY6.e.
07/10/09 02:10:23
目標付近の視界は煙によってゼロに近い状態だが、一心にそこを見つめるクロノは相手のバリア出力に驚いていた。
「何本かは突破できたか。陽動とは言え、かなりの威力で撃ったんだが。」
自分の攻撃をほぼ完璧に防御されたクロノだが、その顔に悲観的な色は無かった。
「予定通り、包囲用強壮結界の設置完了。これで中からは脱出できないはずだ」
煙が晴れると、直前まで目標を包囲していた魔導師達が目標から距離をおいて強壮結界を展開していた。
自分の攻撃を囮にして、脱出阻止用の強壮結界を張る。これが作戦の第一段階であり、最も重要な段階でもあった。
あとはなのはとフェイトが新たな力を得てこちらに合流するまで、目標の相手をすれば良い。
だが。
(エクスキューションシフトでまともにダメージが与えられないとなると、少し骨が折れるな)
1対2で長期戦をするわけにはいかないという判断を下すと共に、不意に『ターンA』が復活すれば少しは戦況も楽になるかもしれないと思った。
「バカバカしい。ロランの助けを期待するなんて…」
悪態を口に出しながら、クロノは目標に向かって身構えた。
517:748 ◆OFvYbY6.e.
07/10/09 02:12:24
「すごい…」
ロランはモニター越しに映るクロノの攻撃に驚くと共に、それを防ぎきった相手の能力の高さに感心していた。
「うちのクロノ君もああ見えてカッコイイでしょ。あの歳で伊達に執務官をしてるわけじゃないからね」
目標の包囲が完了したからかエイミィにも若干の余裕が生まれたらしく、ロランの独り言に軽い口調で返してくれたがその顔に笑みは無い。
「まあ、いくらクロノ君でもあれだけの魔導師の相手をするのは正直辛いだろうね。二人が転送されるまで何とか頑張って欲しいけど」
「二人ってなのはちゃんとフェイトちゃんですか。デバイスの修理は済んだといっても、すぐ現場に?」
「うん。正直、新しいシステムのテストとかしてあげたかったんだけど、今は少しでも人手が欲しいし」
なのはとフェイト、それにユーノとアルフがクロノに合流すれば戦況は好転する。ロランにも簡単に予想できたことだが、
さすがに彼女達へ負担が大きいのではと考えてしまう。
その時、なのは達が最終中継地点に到着したことを告げるアラームが鳴り、エイミィは軽い安堵と共にクロノへ伝えた。
「クロノ君。今、助っ人を転送するから。頑張って」
なのは達を現場へ転送し終えて、ふいにエイミィはロランへ振り向いた。
「大丈夫、あの子達は強いよ。魔力がどうこうとかじゃなくて、心がね。色々あったけれど、それを乗り越えてきて得た強さがあるから」
それだけを言うと、彼女は再びモニターへと姿勢を直した。
9歳の女の子に宿る、強さ。それに期待する気持ちを感じたロランは自分自身に苦笑した。
現状ではやむを得ないとは言え自分の不甲斐なさを感じてしまう辺りが、ロランの性格を端的に現している。
やがてモニターに少女達の姿が映り。そして闘いは始まる。
518:748 ◆OFvYbY6.e.
07/10/09 02:15:57
以上です。
短すぎ…。
何だか、∀が動き出す前に違う要因で終わってしまいそうで怖いです。
内容的にここ以外だと書けるスレは無いと思うので、地道に書いていこうと思います。
期待せずに待っていただけると幸いですが、応援等が多数あると当社比1.5倍の速さで書けそうな気がします。
519:通常の名無しさんの3倍
07/10/09 03:39:08
どうせなら三倍と言いたまえ
GJを送る
520:通常の名無しさんの3倍
07/10/09 07:32:29
GJです。エイミィのこの認識が、strikersでなのはに起きた
悲劇に繋がるのかなと考えてしまいました。
521:通常の名無しさんの3倍
07/10/12 00:59:42
何度目になるかわからない保守
522:通常の名無しさんの3倍
07/10/15 00:57:25
ほしゅ
523:通常の名無しさんの3倍
07/10/15 19:24:48
前にXネタについて振った者ですが、皆さんにご質問があります
ガンダムXのサテライトキャノンの意匠についてなんですが……
元々のサテライトキャノンのギミックをそのまま利用するのか、リフレクターを魔力翼にするなどアレンジしてみるか、どちらが映えると思いますか?
どちらも捨てがたいのでアンケートをとりたいのですが
524:通常の名無しさんの3倍
07/10/15 22:11:58
>>>523
う~ん…それは好みが分かれますからね…
ちなみに自分のSSではギミックを使用していますけどね。
でもキャラによっては魔力翼の方が映えるかもしれない…
すいません、あんまり参考にならないレスで…orz
525:通常の名無しさんの3倍
07/10/15 22:18:09
魔力翼に1票
理由は、姉妹スレの方見てると、せっかく魔法使えるのにそこまでMSぽくする必要あるのか?って思ってしまうから
デバイスひとつ持ってたらそれでいいと思う。デバイスには変形機能あるんだし
526:通常の名無しさんの3倍
07/10/15 22:22:27
リフレクターからさらに巨大な魔力翼が伸びるってのは駄目か?
馬鹿でかい羽根が生えた!なんかヤバいのが来るぞ!って感じで。
527:通常の名無しさんの3倍
07/10/15 23:29:48
>>526
なるほど、併合案ですね!それは全然思い付きませんでした
なんだかそれもいい感じがしてきました
もうちょっと意見を聞いてから意匠を考えてみます
528:通常の名無しさんの3倍
07/10/16 20:09:33
リンディ提督がアースラから魔力供給受けるときに
そのままじゃ保持出来ない分を翼状に半実体化させてたんで
それをベースにしようかと思ってた。
サテキャチャージ魔力の外部保持時のみ魔力翼として展開みたいな
529:通常の名無しさんの3倍
07/10/17 10:48:36
ふと思ったんだが、月の魔力をサテキャに使うとして、それを送信する施設の名前は何にするんだ?
マイクロウェーブ送信施設じゃ「月の魔力は?」って話になるし
やっぱりムーンライト送信施設、とかになるんだろうか
530:名無しさん@お腹いっぱい
07/10/17 16:59:25
別に施設とかじゃなくてもいいんじゃね?
というかサテライトキャノンを使うときに月から魔力を引き寄せてつかうって
決まったような・・だから、施設が無くてもいいような・・
531:通常の名無しさんの3倍
07/10/17 20:57:58
ブルーツ波でいいよ
532:通常の名無しさんの3倍
07/10/18 06:20:15
たしか、ミッドって
月が2つあるから
マイクロウェーブの
発信施設とか2つあるんかな?
533:通常の名無しさんの3倍
07/10/18 19:35:55
>>532
そうなるとミッドチルダで第七次宇宙戦争が勃発したことになってしまうんじゃ……
マイクロウェーブ送信施設を出すかどうかはその人の作品次第ってことでいいと思いますよ。AW世界が舞台なら簡単に出せるし、ミッドチルダが舞台なら上に書いてある方法で出せますし。
D.O.M.E.も何かのシステムに組み込めば出せますし、あんまり必要性はないかと。
534:通常の名無しさんの3倍
07/10/19 20:24:46
GジェネFをクラックして画像データとテキストデータをなのはに差し替えることが出来たら
ずいぶんガンダム×なのはのクロスSSの妄想がやりやすく…
と思って、psソフト開発ツールとかいうのをダウンロードしたけれど自分には難解すぎて手が付けられませんでした。無念
OTL
535:通常の名無しさんの3倍
07/10/19 20:31:57
>>534
その心意気はお見事
次はその心意気を是非ともSSへ
536:通常の名無しさんの3倍
07/10/20 08:51:19
UCガンダムとのクロスを思いついたが、第二期と三期の時間経過でキャラの年齢が二、三歳位年上になってしまう
537:通常の名無しさんの3倍
07/10/20 09:31:59
むしろ漫画版ウッソで
538:通常の名無しさんの3倍
07/10/22 00:45:49
>>513
GJです。
私は期待しています。
539:名無しさん@お腹いっぱい。
07/10/22 19:35:56
>>536
UCガンダムとのクロスというが、どのガンダムだ?
ファースト? Ζ? ZZ? 逆シャア? F91? Vガンダム?
540:通常の名無しさんの3倍
07/10/22 23:33:17
>>539
Ζから逆シャアだな。
第二期でガンダムキャラはΖ、第三期で逆シャアって感じなんだが、年齢が合わなく
なってきた。
スパロボ的な感じで行けば何とかなるかもしれんが
541:通常の名無しさんの3倍
07/10/25 10:18:02
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................
........................................................................................................................