07/08/29 03:22:10
とりあえずｷﾞﾘｷﾞﾘまでは書いて見たぜ！
>>543
続き
ティエリアの意志を確認した俺は、腕の中の軽い体を抱き抱えて、隣の部屋へと場所を移した。
粗末な応接セットのみが配置された小さな部屋。
ソファにティエリアを下ろした後、じっとりと汗をかいていたシャツを脱いで床に放った。
俺が服を脱ぐ瞬間、ティエリアの体が一瞬強張った気がして、安心させる為に優しく頬を撫で、音を立ててキスをしてやった。
「まだ…怖い？」
眼鏡の奥の潤んだ瞳を覗くと、
「………ぃぇ、は…はずかしくて‥」
更に目を伏せて、湯気が出そうなほど顔を真っ赤にするティエリア。
「っとに…君は……」
(可愛い過ぎる…!!!)
たまらなくなって、
「んっ、んふ…ｸﾁｭｸﾁｭ､…ﾁｭﾙﾙｯ…、ｯ!」
薄い白桃色の唇を貪るように塞いだ。
唾液を流し込み、逃げないように舌先を強く吸い上げて拘束する。
滑らかで柔らかいティエリアの舌は、今まで味わった事が無い甘いフルーツのような味わいで、俺は無我夢中でそれを甘咬みした。
そうして激しいキスにティエリアが気を取られている間に、手早くカーディガンとブラウスのボタンを取り去った。
両手をスルリと差し込み、小振りな膨らみを手中に捕らえると。
「んんんんッッッ!?」
ルビー色の瞳が大きく見開き、目蓋を瞬かせた。
唇の自由を奪ったままなので、ティエリアは震える手を俺の背中に回す事しか出来ない。
でも、胸を押し返したりはしない。
拒絶はされていないのか。
そう信じて、俺は更に愛撫の手を進めた。