07/04/28 22:32:55
感覚としては、子供のころ「暗がりにお化けがいるんじゃないか」と思えて廊下の隅にある陰が怖くなった時に近いものがある。
倫理や道徳は、明らかに偏狭で不合理な規範であって、到底信じる価値のないものだと考えてはいるんだ。
ただ、不在の証明が理論的に不可能である以上、それらに一切の価値が存在しないことを証明する方法もない。
どうしても心の片隅に、「倫理に意味がある可能性」に対する危惧が引っかかってしまうんだ……物陰が怖くなるように。
周囲の人間や歌や漫画のメッセージに押されてる、ってこともあるんだろうな。
善を疑い切ることも、悪を信じ切ることも満足にできていない。まだまだ未熟だ……