07/04/03 09:22:07
「フレイ!」
「サイ!」
ガロードが拾ってきた救命ポットのなかに、サイ達の知り合いが居た様で、
それを見たガロードは嬉しそうに笑った。
「お~い坊主! ちょっと来てくれ!」
「はいはい、何だ?」
「おめえがポットと一緒に持ってきたこのマシンガンな、弾はそんなに無いが使えるってよ」
「よっしゃ!」
マードックが言うようにガロードは救命ポットのほかに流れてきたジンの装備も持って帰って来た。
バルチャーの面目躍如という所である。
ガロードはまだ何かありそうだと勘が継げているが、あいにくそれを探す暇は無く諦めるしか無い。
「それとこれ、おめえとあの嬢ちゃんの宇宙服だから、渡したぞ?」
「ん、あんがとさん」
ガロードはそう言うと部屋で休んでいるティファの元へ飛んでいった。
ティファはミリアリアからブリッチにコクピットの中の様子が駄々漏れだと言う事を教えられ、
顔を真っ赤にして部屋に閉じこもっている。
1年前トニヤやパーラ等にも冷やかされたが、
別れてからは特にあっていないので免疫が低下していたようだ。
なお部屋はヘリオポリス組みの男子に二部屋、女子に一部屋貸し与えられている。
今はティファと一緒にミリアリアも部屋の中にいて何やらやっているが…まあ気にしないで置こう。