06/10/29 23:55:36
今回の戦いは意外と長引いてしまった。
魔女とシャーマン、地獄の鎧との死闘が終わったときにはもう日は落ちて、かすかなオレンジ色しか残っていない。
シン「このままだと夜になりそうだな」
アビー「やっぱり休憩せずにそのまま進んでた方がよかったんでしょうかね?」
シン「ともかく日が暮れたらモンスターももっと増えるだろうし、早めに進もうか」
ルナ「レイが行って帰ってこれた距離だし、急いで行って宿にとまりましょ?」
レイ「しかしあの村は…」
もう魔物たちの手によって滅ぼされてしまった。と、依然いえなかった事実を言おうとした時、
またしても邪魔が入った。
*「あんたたちここで何してるんだ?」
武器を持った青年が後ろから話しかけてきた。
シン「テドンへ向かう途中だったんだけど、さっき魔物に襲われてさ」
ルナ「今ちょうど倒したところ」
*「なるほど!なんかドンチャン聞こえてきたから魔物が襲ってきたのかと思って冷や冷やしちまった。
アンタたち倒してくれてありがとな!なんだったら村まで案内するぜ?」
レイ「村……とはテドンのことだろうか?」
*「ああ、そうだけど?」
アビー「レイ、どうしたんですか?」
ルナ「顔色悪いわよ?」
レイ「いや……なんでもない。
(まさか…いや、そんなはずはない……)」
青年に案内されるまま一行はテドンの村へ向かった。
向かう途中には特に敵との遭遇もなく、安全に向かうことができた。
*「着いたぜ。ここがテドンの村だ」
着いた村は、昼間の光景とは打って変わって普通の、なんのへんてつもない光景だった。
壊れていたはずの教会も、朽ち果てた死体も、すべて嘘だったかのように、村としてそこは機能していた。
アビー「わざわざありがとうございます」
*「じゃあ俺はまた見回りにに戻るから」
そういって青年はまた村の外へ消えてしまった。
シン「さて、村に着いたわけだし、とりあえずオーブについて情報集めようか」
ルナ「やっぱりここは個人行動で散ったほうが早いわよね」
アビー「じゃあ宿の前で待ち合わせということでいいですね?」
レイ「ではそうしようか」
4人はそれぞれ情報を集めるために散らばった。
シンの向かった先>>675
ルナの向かった先>>680
アビーの向かった先>>685
ずいぶんと待たせましたorz
ちなみにレイの名前がないのは故意ですので。