07/10/09 11:55:40
【タイトル】 不明
【作者名】 不明
【読んだ時期】 80年代半ばあたり？
【掲載誌】 少年誌。おそらくメジャーな週刊
【絵柄】 平松伸二キャラの人相をもっと柔らかくした感じ。描線は力強い。
ある意味、70年代の男児向けヒーローアニメ風の顔立ち。
【その他覚えている事】
残酷でグロい描写がある。
主人公は、十代後半の少女の外観を持つサイボーグ。
前後する台詞によると、主人公は15年ほど前の火災で行方不明になり、死んだと思われていたらしい。
それが15年前の姿のまま、中年に差し掛かった許婚の前に現れ、許婚を仰天させる。
主人公の実家への放火に許婚も加担していたかと疑い、主人公は尋問する。
許婚は罪の意識と主人公への恋慕に引き裂かれたのか、廃人状態に陥って機密を漏らし出す。
悪の組織に唆され、財閥乗っ取りの一環として主人公の実家焼き討ちに消極的に加担していたことを告白。
退行を起こした許婚は主人公を求め、主人公は求めに応じて抱き合う。
抱き合ったまま、主人公は自己の体表を構成する生体組織を溶解させ、機械でできた内部を露出させる。
同時に許婚は、主人公の生体組織を全身に浴び、強酸に溶かされるように肉体が崩壊して死んでいく。
主人公の生体組織は液状化すると強酸性を発揮する物質だったようだ。