07/04/20 19:10:45
漫画Blackは作品以外の所で功績がある。
角川などのメディアミックスが認知されてきた80年代後半に、
石ノ森が例の如くテレビと全く違うストーリー展開なヒーロー物とは思えない救いようのない最終回を迎える作品を、
テレビ放送と連動して全国的な少年誌で連載したということだ。
あの頃に漫画Blackが石ノ森本人によって描かれていなかったら、
今の20代30代の特撮ファンに石森作品は全く浸透していなかっただろう。
平成ライダーのプロデューサーが石森作品についてインタビューなどで触れても、
その真意は理解され難かっただろうし、
特撮ファンの間で「萬画」などという単語が出てくることもなかったのではないか。
なんてことを書いてみるが、どうだろう。
けっこう自分でも信じてる部分あるんだがね。